JP2743725B2 - 無線送信装置 - Google Patents

無線送信装置

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JP2743725B2
JP2743725B2 JP4202808A JP20280892A JP2743725B2 JP 2743725 B2 JP2743725 B2 JP 2743725B2 JP 4202808 A JP4202808 A JP 4202808A JP 20280892 A JP20280892 A JP 20280892A JP 2743725 B2 JP2743725 B2 JP 2743725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線送信装置に関し、特
に時分割多重無線通信において、隣接チャネルに干渉を
与えないバースト高周波信号を送信する無線送信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線送信装置は、図3に示すよう
に論理処理部1と変調部2と高周波増幅部3とから構成
されている場合に、論理処理部1には、入力データ11
の差分変換等を行なう論理処理回路14と、入力クロッ
ク信号12の分周器13とが含まれている。論理処理部
1には、入力データ11と入力クロック信号12であ
り、差分変換信号が出力される。なお、入力クロック信
号12は、分周器13でデータレートの速度まで分周す
る。この例では分周比は1/8とする。論理処理回路1
4では、入力データ11と分周されたクロック17を入
力し、時分割で送信する際の各タイムスロットのタイミ
ング信号を抽出する。なおこのタイミング信号は、外部
から与えられるものであってもよい。このタイミング信
号は、バーストタイミング信号15として後段の高周波
増幅部3と変調部2に送られる。変調部2には、デジタ
ルフィルタ21と変調回路22とが含まれている。デジ
タルフィルタ21は論理処理回路14の処理されたデー
タ信号16を入力し、送信スペクトラムの波形成形を行
なうもので、例えばガウスフィルタ機能を備えて、MS
K(Minimum Shift Keying)用の
変調信号に変換する等の波形成形を行う。またバースト
タイミング信号15は、各タイムスロットの初めにデジ
タルフィルタをリセットし、タイムスロット内でのデー
タとクロックとの同期をとっている。変調回路22はデ
ジタルフィルタ21の出力信号を変調信号として搬送波
に変調を施す。高周波増幅部3は変調部2で出力された
被変調搬送波23を増幅するとともに、ここでは各タイ
ムスロットの信号をバースト状に送信する際の立上り,
立下り時においてスペクトラムの不要な広がりを防ぐた
めにバースト状信号の立上り,立下り部分をスムーズに
する波形成形が行なわれる。バーストタイミング信号1
5はこの波形成形動作のタイミングを合わせるために用
いられる。
【0003】次にこの波形成形動作を図4により説明す
る。バースト状のデータ信号23が図4(a)とし、バ
ーストタイミング信号15が図4(c)のタイミングで
入力されると図4(b)のように高周波の出力信号24
は立上り,立下りにおいてなめらかに波形成形される。
これによって送信波の立上り,立下りの急激な振幅変化
によって生ずるスペクトラムの不要な広がりを防ぐこと
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の無線送信装
置では、バーストタイミング信号は、高周波増幅部のみ
でなく、デジタルフィルタのリセットも行っているの
で、デジタルフィルタをリセットするとデジタルフィル
タの出力は、そのリセット時点において不連続又はなめ
らかな変化が得られなくなる。図4のようにリセット点
即ちバーストタイミング信号15が高周波出力信号24
の立ち上がる前に位置している場合は、その時点で不連
続点の発生が生じてスペクトラムが広がったものとして
も、アンテナから放射されることはない。または放射さ
れても非常にレベルが小さいので隣接の周波数チャネル
に影響を与えることはない。
【0005】しかしながら、自動車電話システムの基地
局においては、隣接した各タイムスロットが共に使用さ
れることがありうる。このときは、図5のような状態と
なり、バースト状のデータ信号23のタイムスロット
A,Bが連続して送信されるために、タイムスロット
A,Bの境界においては、高周波出力信号24のレベル
が十分に下がらないうちにバーストタイミング信号15
によってデジタルフィルタ21にリセットがかかる。こ
のリセットで生じたデータの不連続による高周波出力波
形が、なめらかでない不要に広がったスペクトラムの高
周波信号24がアンテナから放射されるので、隣接の他
周波数チャネルに妨害を与え正常な通信が困難になると
いう欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の無線送信装置
は、入力されるバーストデータを外部からのクロックと
バーストデータとの周期に合うように分周された分周ク
ロックによりタイミングを合わせて論理処理する論理処
理部と、前記論理処理部の出力データを変調形式に合わ
せて波形成形するデジタルフィルタ回路を含む変調部
と、前記変調部の出力を入力して前記論理処理部から出
力されるバーストタイミング信号によって前記ディジタ
ルフィルタのリセット信号とするとともにタイムスロッ
トごとの立上りを平滑化した高周波出力信号を出力する
高周波増幅部とを有する無線送信装置において、時間的
に隣接する連続した2つのタイムスロットが入力された
場合に前記論理処理部が隣接するタイムスロットの連続
状態検出信号を送出し前記ディジタルフィルタに対する
リセット信号を通過させないゲート回路を有する。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。図1
において図3の従来例と同一の符号は同一の構成であ
る。すなわち、本実施例ではゲート回路19を追加して
タイミング信号15を後述する制御されたゲート回路1
9を通過させた後にディジタルフィルタ21に供給する
構成としている。図2は本実施例の動作を示すタイムチ
ャートである。
【0008】次に本実施例の動作を説明する。図1の実
施例は論理処理部1Aと変調部2と高周波増幅部3の3
つのブロックにわかれている。論理処理部1Aには、本
装置に入力されるデータ信号11に差分変換等の論理処
理を施すとともに、バーストタイミング信号15及びバ
ースト連続状態信号18を抽出する論理処理回路14A
と、入力のクロック信号12を分周してデータ信号11
の速度にする分周器13バースト連続状態信号18によ
ってバーストタイミング信号15を制御し、デジタルフ
ィルタ用リセット信号20を生成するゲート回路19と
がある。変調部2にはデジタルフィルタ21と変調回路
22とが含まれている。デジタルフィルタ21は、論理
処理されたデータ信号16を変調用のベースバンド信号
に変換するもので、例えばガウスフィルタの機能を持ち
MSK用のベースバンド信号等に変換する。変調回路2
2は、例えば直交変調器を構成したり、高周波帯へ変換
する周波数変換器も含んでいる。高周波増幅部3は被変
調搬送波23を増幅してアンテナ4から放射できるレベ
ルにする。さらにここでは、バースト状の送信信号がな
めらかに立上り及び立下りをするように包絡線の波形成
形が行なわれる。これは、振幅の急激な変化によって生
ずるスペクトラムの不要な広がりを防止するためであ
る。
【0009】ここでデジタルフィルタ24が正常に動作
するためには、図2のバーストデータ信号のタイムスロ
ットA,Bにおいてデータとクロックとが同期がとれて
いる必要がある。したがってバーストタイミング信号1
5を利用してデジタルフィルタ21にリセットをかけて
同期をとっている。なお、この同期は一度確立すればし
ばらくはずれることはないので、各タイムスロット毎に
リセットをかけることはせず、タイムスロットが連続し
て使用されていないときにのみリセットをかける。論理
処理回路14AはバーストのタイムスロットA,Bの連
続状態を検出し、バースト連続状態信号18を出力す
る。ゲート回路19はこのバースト連続状態信号18に
より制御される。すなわち、図2(a),(c)に示す
ように、隣接する2つのタイムスロットA,Bが共に送
信状態でないときにバースト制御信号15を通過させて
リセット信号20を出力し、タイムスロットが連続した
場合には、ゲート回路19を閉じるためにリセット信号
20を送出しない。したがってディジタルフィルタ21
は波形成形を継続する。こうすることによって従来のよ
うにタイムスロットの境界においてスペクトラムの不要
な広がりが発生することを防ぐことができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ゲート回
路の制御によりタイムスロットを連続して使用していな
い時にのみデジタルフィルタのリセットを行なうので、
変調データに不連続を生じることはなく不要なスペクト
ラムの広がりが生じない。したがって不要なスペクトラ
ムによる隣接チャネルへの妨害を与えることがないとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の動作を示すタイミングチャートの説
明図である。
【図3】従来例のブロック図である。
【図4】従来例のタイミングチャートの説明図である。
【図5】従来例の他のタイミングを示す説明図である。
【符号の説明】
1 論理処理部 2 変調部 3 高周波増幅部 4 アンテナ 11 入力データ 12 入力クロック 13 分周器 14,14A 論理処理回路 15 バーストタイミング信号 16 論理処理されたデータ信号 17 分周されたクロック 18 バースト連続状態信号 19 ゲート回路 20 リセット信号 21 デジタルフィルタ 22 変調回路 23 被変調搬送波信号 24 高周波出力信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるバーストデータを外部からの
    クロックとバーストデータとの周期に合うように分周さ
    れた分周クロックによりタイミングを合わせて論理処理
    する論理処理部と、前記論理処理部の出力データを変調
    形式に合わせて波形成形するデジタルフィルタ回路を含
    む変調部と、前記変調部の出力を入力して前記論理処理
    部から出力されるバーストタイミング信号によって前記
    ディジタルフィルタのリセット信号とするとともにタイ
    ムスロットごとの立上りを平滑化した高周波出力信号を
    出力する高周波増幅部とを有する無線送信装置におい
    て、時間的に隣接する連続した2つのタイムスロットが
    入力された場合に前記論理処理部が隣接するタイムスロ
    ットの連続状態検出信号を送出し前記ディジタルフィル
    タに対するリセット信号を通過させないゲート回路を有
    することを特徴とする無線送信装置。
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