JPH10150385A - フレーム同期方法及び受信機 - Google Patents
フレーム同期方法及び受信機Info
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- JPH10150385A JPH10150385A JP8308471A JP30847196A JPH10150385A JP H10150385 A JPH10150385 A JP H10150385A JP 8308471 A JP8308471 A JP 8308471A JP 30847196 A JP30847196 A JP 30847196A JP H10150385 A JPH10150385 A JP H10150385A
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- frequency
- frame
- hopping
- timing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の受信機では、高速ホッピング(FF
H)に適用できないという問題点があったが、本発明で
は、FFHに適用できる同期方法及び受信機を提供す
る。 【解決手段】 ホッピングタイミング誤差検出部22
が、送信周波数と受信周波数とが一致する場合に受信電
力が大きくなることを利用し、1フレーム時間毎にホッ
ピング周波数を切り替えて、その受信電力を受信電力分
布として検出し、これを各ホッピング周波数毎の受信電
力分布の大きくなる部分が重なり合うように配置して、
それぞれを加算し、当該加算結果が大きくなる立ち上が
りの点と受信基準タイミングとのずれをなくす信号を粗
調整信号として出力するフレーム同期方法及び受信機で
ある。
H)に適用できないという問題点があったが、本発明で
は、FFHに適用できる同期方法及び受信機を提供す
る。 【解決手段】 ホッピングタイミング誤差検出部22
が、送信周波数と受信周波数とが一致する場合に受信電
力が大きくなることを利用し、1フレーム時間毎にホッ
ピング周波数を切り替えて、その受信電力を受信電力分
布として検出し、これを各ホッピング周波数毎の受信電
力分布の大きくなる部分が重なり合うように配置して、
それぞれを加算し、当該加算結果が大きくなる立ち上が
りの点と受信基準タイミングとのずれをなくす信号を粗
調整信号として出力するフレーム同期方法及び受信機で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信におい
て、周波数選択性フェージングの影響を緩和する伝送方
法である周波数ホッピングにおけるフレーム同期方法及
びそれのための受信機に係り、特に、ホッピング速度を
高速化しても同期を確立できる周波数ホッピングにおけ
るフレーム同期方法及び受信機に関する。
て、周波数選択性フェージングの影響を緩和する伝送方
法である周波数ホッピングにおけるフレーム同期方法及
びそれのための受信機に係り、特に、ホッピング速度を
高速化しても同期を確立できる周波数ホッピングにおけ
るフレーム同期方法及び受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】陸上における移動体通信では、たまたま
搬送波周波数の近傍でのみ発生するフェージング(「周
波数選択性フェージング」と称される)によって、効率
的な伝送ができない場合がある。そこで、周波数選択性
フェージングの影響を緩和するために、周波数ホッピン
グ方式(Frequency Hopping )と呼ばれる伝送方法が知
られている。
搬送波周波数の近傍でのみ発生するフェージング(「周
波数選択性フェージング」と称される)によって、効率
的な伝送ができない場合がある。そこで、周波数選択性
フェージングの影響を緩和するために、周波数ホッピン
グ方式(Frequency Hopping )と呼ばれる伝送方法が知
られている。
【0003】周波数ホッピング方式では、送信すべき信
号を適当な狭帯域変調によって変調(一次変調)してか
ら、周波数変換して搬送波周波数を一定時間毎に異なる
周波数に拡散する変調(二次変調)を再度行うようにす
るものである。このようにすると、周波数選択性フェー
ジングによって劣化が生じている周波数に搬送波の周波
数が常にとどまっていないので、周波数選択性フェージ
ングの影響を受けにくくなる。
号を適当な狭帯域変調によって変調(一次変調)してか
ら、周波数変換して搬送波周波数を一定時間毎に異なる
周波数に拡散する変調(二次変調)を再度行うようにす
るものである。このようにすると、周波数選択性フェー
ジングによって劣化が生じている周波数に搬送波の周波
数が常にとどまっていないので、周波数選択性フェージ
ングの影響を受けにくくなる。
【0004】そして、受信機では、送信される信号と同
じタイミングで同じ周波数に切り替える(信号同期す
る)必要があって、そのための手段が必要とされてい
る。
じタイミングで同じ周波数に切り替える(信号同期す
る)必要があって、そのための手段が必要とされてい
る。
【0005】また、周波数ホッピング方式には、ホッピ
ング速度によって、高速ホッピング(FFH)と低速ホ
ッピング(SFH)の2つの方法があり、厳密な区別は
ないものの、一般的には、前者は周波数ホッピングが1
シンボル未満で発生するようにしたものを、後者は周波
数ホッピングが1シンボル〜数フレーム毎に発生するよ
うにしたものを言っている。
ング速度によって、高速ホッピング(FFH)と低速ホ
ッピング(SFH)の2つの方法があり、厳密な区別は
ないものの、一般的には、前者は周波数ホッピングが1
シンボル未満で発生するようにしたものを、後者は周波
数ホッピングが1シンボル〜数フレーム毎に発生するよ
うにしたものを言っている。
【0006】従来の周波数ホッピング方式の受信機にお
ける同期回路について図5を使って説明する。図5は、
従来の周波数ホッピング方式の受信機の構成ブロック図
である。従来の周波数ホッピング方式の受信機は、図5
に示すように、直交検波部1と、LPF2と、A/Dコ
ンバータ3と、検波部4と、判定部5と、フレーム同期
部10と、データ属性信号生成部11と、スイッチ12
と、周波数切替タイミング生成部13と、ホッピングパ
タン発生部14と、シンセサイザ15とから構成されて
いる。
ける同期回路について図5を使って説明する。図5は、
従来の周波数ホッピング方式の受信機の構成ブロック図
である。従来の周波数ホッピング方式の受信機は、図5
に示すように、直交検波部1と、LPF2と、A/Dコ
ンバータ3と、検波部4と、判定部5と、フレーム同期
部10と、データ属性信号生成部11と、スイッチ12
と、周波数切替タイミング生成部13と、ホッピングパ
タン発生部14と、シンセサイザ15とから構成されて
いる。
【0007】以下、各部を具体的に説明する。直交検波
部1は、外部から受信信号の入力と、シンセサイザ15
からローカル信号の入力を受けて、該ローカル信号によ
って受信信号を直交検波し、複素ベースバンド信号をI
相とQ相とに分けて出力するものである。
部1は、外部から受信信号の入力と、シンセサイザ15
からローカル信号の入力を受けて、該ローカル信号によ
って受信信号を直交検波し、複素ベースバンド信号をI
相とQ相とに分けて出力するものである。
【0008】LPF2は、ベースバンド信号の帯域を制
限するものである。特にLPF2aは、I相の複素ベー
スバンド信号の帯域を制限するものであり、LPF2b
は、Q相の複素ベースバンド信号との帯域を制限するも
のである。
限するものである。特にLPF2aは、I相の複素ベー
スバンド信号の帯域を制限するものであり、LPF2b
は、Q相の複素ベースバンド信号との帯域を制限するも
のである。
【0009】A/Dコンバータ3は、アナログ信号をデ
ィジタル信号に変換するもので、特にA/Dコンバータ
3aは、LPF2aの出力する信号をディジタル信号に
変換して、フレーム同期部10と、検波部4とにそれぞ
れ出力するものである。
ィジタル信号に変換するもので、特にA/Dコンバータ
3aは、LPF2aの出力する信号をディジタル信号に
変換して、フレーム同期部10と、検波部4とにそれぞ
れ出力するものである。
【0010】また、A/Dコンバータ3bは、LPF2
bの出力する信号をディジタル信号に変換してフレーム
同期部10と、検波部4とにそれぞれ出力するものであ
る。
bの出力する信号をディジタル信号に変換してフレーム
同期部10と、検波部4とにそれぞれ出力するものであ
る。
【0011】検波部4は、A/Dコンバータ3a,3b
からディジタル信号に変換された複素ベースバンド信号
を検波して判定部5に出力するものであり、具体的には
同期検波回路又は遅延検波回路等広く知られた回路で実
現できるものである。
からディジタル信号に変換された複素ベースバンド信号
を検波して判定部5に出力するものであり、具体的には
同期検波回路又は遅延検波回路等広く知られた回路で実
現できるものである。
【0012】判定部5は、検波部4から検波された信号
の入力を受けて、予め設定されたしきい値と比較してデ
ータを再現し、スイッチ12に出力するものである。
尚、ここで再現されたデータには、復号データと冗長語
データとがあり、後に説明するスイッチ12によって、
それぞれのデータを分岐して出力するようにしている。
の入力を受けて、予め設定されたしきい値と比較してデ
ータを再現し、スイッチ12に出力するものである。
尚、ここで再現されたデータには、復号データと冗長語
データとがあり、後に説明するスイッチ12によって、
それぞれのデータを分岐して出力するようにしている。
【0013】フレーム同期部10は、フレーム同期回路
で、例えば複素相関演算回路(マッチドフィルタ)で具
現化されるものであり、A/Dコンバータ3a,3bか
ら入力されるディジタル信号に予め設定されている同期
語(フレームの開始位置等を表す符号)を検出し、その
同期語が検出されると、フレームタイミング信号をデー
タ属性情報生成部11と、周波数切替タイミング生成部
13とに出力するものである。
で、例えば複素相関演算回路(マッチドフィルタ)で具
現化されるものであり、A/Dコンバータ3a,3bか
ら入力されるディジタル信号に予め設定されている同期
語(フレームの開始位置等を表す符号)を検出し、その
同期語が検出されると、フレームタイミング信号をデー
タ属性情報生成部11と、周波数切替タイミング生成部
13とに出力するものである。
【0014】また、フレーム同期部10は、フレーム同
期が確立されているか否かを表す同期フラグをホッピン
グパタン発生部14に出力するものである。つまり、フ
レーム同期部10は、例えば、同期語が検出されるまで
は、同期フラグを「L」の状態とし、同期語が検出され
ると、同期フラグを「H」の状態とするものである。
期が確立されているか否かを表す同期フラグをホッピン
グパタン発生部14に出力するものである。つまり、フ
レーム同期部10は、例えば、同期語が検出されるまで
は、同期フラグを「L」の状態とし、同期語が検出され
ると、同期フラグを「H」の状態とするものである。
【0015】データ属性信号生成部11は、フレーム同
期部10から一定の時間間隔でフレームタイミング信号
の入力を受けて、予め設定されたフレーム構成を参照し
つつ現在受信している信号が表すデータが復号データで
あるか、冗長語データであるかを区別する信号(以下、
「データ属性信号」と称する)をスイッチ12に出力す
るものである。ここでデータ属性信号は、例えば1ビッ
トのフラグであり、復号データであるときに「H」とな
り、冗長語データのときに「L」となるものである。以
下、そのように仮定して説明をするが、その論理状態を
反転させても以下の説明は何らの変更を要求されない。
期部10から一定の時間間隔でフレームタイミング信号
の入力を受けて、予め設定されたフレーム構成を参照し
つつ現在受信している信号が表すデータが復号データで
あるか、冗長語データであるかを区別する信号(以下、
「データ属性信号」と称する)をスイッチ12に出力す
るものである。ここでデータ属性信号は、例えば1ビッ
トのフラグであり、復号データであるときに「H」とな
り、冗長語データのときに「L」となるものである。以
下、そのように仮定して説明をするが、その論理状態を
反転させても以下の説明は何らの変更を要求されない。
【0016】スイッチ12は、データ属性情報生成部1
1からデータ属性信号の入力を受けて、また、判定部5
からデータの入力を受けて、データ属性信号が「H」で
あるときには、判定部5から入力されるデータが復号デ
ータであるとして外部に出力し、データ属性信号が
「L」であるときには、判定部5から入力されるデータ
を周波数切替タイミング生成部13に出力するものであ
る。
1からデータ属性信号の入力を受けて、また、判定部5
からデータの入力を受けて、データ属性信号が「H」で
あるときには、判定部5から入力されるデータが復号デ
ータであるとして外部に出力し、データ属性信号が
「L」であるときには、判定部5から入力されるデータ
を周波数切替タイミング生成部13に出力するものであ
る。
【0017】周波数切替タイミング生成部13は、スイ
ッチ12を介して冗長語データの入力と、フレーム同期
部10からフレームタイミング信号の入力を受けて、冗
長語データに含まれる周波数切替語が周波数の切替を行
うものであれば(以下で、例えば「1」であれば)、次
に、フレーム同期部10からフレームタイミング信号が
入力されたときに、トリガ信号(THCY トリガ信号)を
ホッピングパタン発生部14に出力するものである。
ッチ12を介して冗長語データの入力と、フレーム同期
部10からフレームタイミング信号の入力を受けて、冗
長語データに含まれる周波数切替語が周波数の切替を行
うものであれば(以下で、例えば「1」であれば)、次
に、フレーム同期部10からフレームタイミング信号が
入力されたときに、トリガ信号(THCY トリガ信号)を
ホッピングパタン発生部14に出力するものである。
【0018】また、周波数切替タイミング生成部13
は、冗長語データに含まれる周波数切替語が周波数の切
替を行わないものであれば(以下で、例えば「0」であ
れば)、トリガ信号を出力しないものである。
は、冗長語データに含まれる周波数切替語が周波数の切
替を行わないものであれば(以下で、例えば「0」であ
れば)、トリガ信号を出力しないものである。
【0019】ホッピングパタン発生部14は、フレーム
同期部10から同期フラグの入力を受け、また周波数切
替タイミング生成部13からトリガ信号の入力を受け
て、同期フラグが「H」である(同期が確立している)
ときに、トリガ信号の入力を受けると、予め定められた
ホッピングパタンに従って、次の周波数を表す周波数情
報をシンセサイザ15に出力するものである。
同期部10から同期フラグの入力を受け、また周波数切
替タイミング生成部13からトリガ信号の入力を受け
て、同期フラグが「H」である(同期が確立している)
ときに、トリガ信号の入力を受けると、予め定められた
ホッピングパタンに従って、次の周波数を表す周波数情
報をシンセサイザ15に出力するものである。
【0020】また、ホッピングパタン発生部14は、同
期フラグが「L」(同期が確立していない)である間
は、予め決めれられた周波数の周波数情報をシンセサイ
ザ15に出力するものである。ここで、予め決められた
周波数とは、同期を確立するために特別に設けられた周
波数を指している。
期フラグが「L」(同期が確立していない)である間
は、予め決めれられた周波数の周波数情報をシンセサイ
ザ15に出力するものである。ここで、予め決められた
周波数とは、同期を確立するために特別に設けられた周
波数を指している。
【0021】シンセサイザ15は、ホッピングパタン発
生部14から入力される周波数情報に示された周波数で
振動するローカル信号を直交検波部1に出力するもので
ある。
生部14から入力される周波数情報に示された周波数で
振動するローカル信号を直交検波部1に出力するもので
ある。
【0022】次に従来の周波数ホッピング方式の受信機
の動作について説明する。まず、受信機の電源が投入さ
れた直後は、同期が確立されていないので、フレーム同
期部10が出力する同期フラグが「L」となり、ホッピ
ングパタン発生部14が同期を確立するための周波数
(以下、例えばf1とする)を表す周波数情報を出力す
る。
の動作について説明する。まず、受信機の電源が投入さ
れた直後は、同期が確立されていないので、フレーム同
期部10が出力する同期フラグが「L」となり、ホッピ
ングパタン発生部14が同期を確立するための周波数
(以下、例えばf1とする)を表す周波数情報を出力す
る。
【0023】そして、シンセサイザ15が当該周波数の
ローカル信号を出力し、直交検波部1は、当該周波数で
伝送される受信信号を直交検波してI相とQ相とに分け
てそれぞれ出力するようになり、フレーム同期部10が
同期を確立するまで、f1の周波数が受信されているよ
うになる。
ローカル信号を出力し、直交検波部1は、当該周波数で
伝送される受信信号を直交検波してI相とQ相とに分け
てそれぞれ出力するようになり、フレーム同期部10が
同期を確立するまで、f1の周波数が受信されているよ
うになる。
【0024】やがて、フレーム同期部10が同期を確立
すると、同期フラグを「H」とする。そして、データ属
性部情報生成部11と、スイッチ12との働きによっ
て、冗長語データが周波数切替タイミング生成部13に
出力されるようになる。
すると、同期フラグを「H」とする。そして、データ属
性部情報生成部11と、スイッチ12との働きによっ
て、冗長語データが周波数切替タイミング生成部13に
出力されるようになる。
【0025】そして、周波数切替タイミング生成部13
が、入力された冗長語データから周波数切替語を抽出し
て、それが「1」であると、トリガ信号を出力する。す
ると、同期フラグが「H」であるので、当該トリガ信号
の入力を受けたホッピングパタン発生部14が予め定め
られたホッピングパタンで周波数切替を行うようにな
る。
が、入力された冗長語データから周波数切替語を抽出し
て、それが「1」であると、トリガ信号を出力する。す
ると、同期フラグが「H」であるので、当該トリガ信号
の入力を受けたホッピングパタン発生部14が予め定め
られたホッピングパタンで周波数切替を行うようにな
る。
【0026】尚、冗長語データが1フレーム当たり1つ
づつ付加されているとすれば、周波数切替を行うべきフ
レームでは周波数切替語を「1」とし、そうでないとき
には周波数切替語を「0」としておけば、SFH(低速
ホッピング)を実現することができるようになってい
る。
づつ付加されているとすれば、周波数切替を行うべきフ
レームでは周波数切替語を「1」とし、そうでないとき
には周波数切替語を「0」としておけば、SFH(低速
ホッピング)を実現することができるようになってい
る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の受信機では、冗長語から周波数切替語を抽出し、そ
れに対応して周波数切替を行う同期方法としているた
め、1フレーム当たり複数回の周波数切替を行う高速ホ
ッピング(FFH)に適用できないという問題点があっ
た。
来の受信機では、冗長語から周波数切替語を抽出し、そ
れに対応して周波数切替を行う同期方法としているた
め、1フレーム当たり複数回の周波数切替を行う高速ホ
ッピング(FFH)に適用できないという問題点があっ
た。
【0028】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、FFHに適用できる同期方法及び受信機を提供する
ことを目的とする。
で、FFHに適用できる同期方法及び受信機を提供する
ことを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、送信周波数と受信
周波数とが一致する場合に受信電力が大きくなることを
利用し、各受信周波数のフレームにおける受信電力分布
の大きくなる部分が重なり合うように配置して、これら
受信電力分布の加算結果をもってホッピングタイミング
を形成することを特徴としており、高速ホッピングにお
いても容易にホッピングタイミングに同期させることが
できる。
決するための請求項1記載の発明は、送信周波数と受信
周波数とが一致する場合に受信電力が大きくなることを
利用し、各受信周波数のフレームにおける受信電力分布
の大きくなる部分が重なり合うように配置して、これら
受信電力分布の加算結果をもってホッピングタイミング
を形成することを特徴としており、高速ホッピングにお
いても容易にホッピングタイミングに同期させることが
できる。
【0030】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、送信周波数と受信周波数とが一致す
る場合に受信電力が大きくなることを利用し、前記受信
周波数のフレームにブロック番号0〜nを付加し、前記
受信周波数における電力分布をブロック番号分の受信周
波数のフレーム数とブロック番号分の送信周波数のホッ
ピング数個分先進させるシフトを行ってブロック番号0
のフレームに各電力分布を配置し、前記ブロック番号0
のフレームからはみ出した電力分布の部分について1フ
レーム分遅延させるシフトを行い、前記ブロック番号0
のフレーム内に配置された各電力分布を加算し、前記ブ
ロック番号0のフレーム内で、当該加算の結果が大きく
なる時間をホッピングタイミングの始まりとすることを
特徴としており、高速ホッピングにおいても容易にホッ
ピングタイミングに同期させることができる。
項2記載の発明は、送信周波数と受信周波数とが一致す
る場合に受信電力が大きくなることを利用し、前記受信
周波数のフレームにブロック番号0〜nを付加し、前記
受信周波数における電力分布をブロック番号分の受信周
波数のフレーム数とブロック番号分の送信周波数のホッ
ピング数個分先進させるシフトを行ってブロック番号0
のフレームに各電力分布を配置し、前記ブロック番号0
のフレームからはみ出した電力分布の部分について1フ
レーム分遅延させるシフトを行い、前記ブロック番号0
のフレーム内に配置された各電力分布を加算し、前記ブ
ロック番号0のフレーム内で、当該加算の結果が大きく
なる時間をホッピングタイミングの始まりとすることを
特徴としており、高速ホッピングにおいても容易にホッ
ピングタイミングに同期させることができる。
【0031】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、送信周波数と受信周波数とが一致す
る場合に受信電力が大きくなることを利用し、前記受信
周波数のフレームにブロック番号0〜nなるBを付加
し、送信周波数のホッピングの切替時間をTH と、受信
周波数の1フレームの時間をTHCY として、各ブロック
を(B・THCY +B・TH )だけ先進させてシフトさ
せ、前記シフトにより−B・THCY −B・TH <0とな
った部分については、THCY だけ遅延させるシフトをさ
らに行ってブロック番号0のフレーム内に配置し、前記
ブロック番号0のフレーム内に配置された各ブロックの
電力分布を加算し、前記ブロック番号0のフレーム内
で、当該加算の結果が大きくなる時間をホッピングタイ
ミングの始まりとすることを特徴としており、高速ホッ
ピングにおいても容易にホッピングタイミングに同期さ
せることができる。
項3記載の発明は、送信周波数と受信周波数とが一致す
る場合に受信電力が大きくなることを利用し、前記受信
周波数のフレームにブロック番号0〜nなるBを付加
し、送信周波数のホッピングの切替時間をTH と、受信
周波数の1フレームの時間をTHCY として、各ブロック
を(B・THCY +B・TH )だけ先進させてシフトさ
せ、前記シフトにより−B・THCY −B・TH <0とな
った部分については、THCY だけ遅延させるシフトをさ
らに行ってブロック番号0のフレーム内に配置し、前記
ブロック番号0のフレーム内に配置された各ブロックの
電力分布を加算し、前記ブロック番号0のフレーム内
で、当該加算の結果が大きくなる時間をホッピングタイ
ミングの始まりとすることを特徴としており、高速ホッ
ピングにおいても容易にホッピングタイミングに同期さ
せることができる。
【0032】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、直交検波手段と、検波部と、判定部
と、フレーム同期部と、信号タイミング誤差検出部と、
ホッピングタイミング誤差検出部と、しきい値判定部
と、切替部と、信号タイミングを示すTH トリガ信号と
ホッピングタイミングを示すTHCY トリガ信号とを出力
するタイミング生成部と、第1のスイッチと、第2のス
イッチと、ホッピングパタン発生部と、シンセサイザと
を備え、前記直交検波手段が、受信信号と前記シンセサ
イザからのローカル信号の入力を受けて、受信信号を直
交検波し、帯域制限し、ディジタル信号に変換して出力
する直交検波手段であり、前記検波部が、前記ディジタ
ル信号から複素ベースバンド信号の検波を行う検波部で
あり、前記判定部が、前記検波部が検波した複素ベース
バンド信号からデータを再現し、判定データとして出力
する判定部であり、前記フレーム同期部が、フレームが
同期していれば「H」の信号を、同期していなければ
「L」の信号を前記切替部に出力するフレーム同期部で
あり、前記信号タイミング誤差検出部が、前記ディジタ
ル信号の入力を受けて、信号タイミングと受信基準タイ
ミングとを一致させる微調整信号を前記第1のスイッチ
を介して前記タイミング生成部に出力する信号タイミン
グ誤差検出部であり、前記ホッピングタイミング誤差検
出部が、送信周波数と受信周波数とが一致する場合に受
信電力が大きくなることを利用し、1フレーム時間毎に
ホッピング周波数を切り替えて、その受信電力を受信電
力分布として検出し、これを特定のフレームに各ホッピ
ング周波数毎の受信電力分布の大きくなる部分が重なり
合うように配置して、それぞれを加算し、当該加算結果
が大きくなる立ち上がりの点と受信基準タイミングとの
ずれをなくす信号を粗調整信号として前記第1のスイッ
チを介して前記タイミング生成部と前記しきい値判定部
とに出力するホッピングタイミング誤差検出部であり、
前記しきい値判定部が、前記粗調整信号が予め設定され
たしきい値よりも小さいならば、「H」の信号を前記切
替部に、大きいならば「L」の信号を前記切替部に出力
するしきい値判定部であり、前記切替部が、前記フレー
ム同期部から入力される信号が「H」であるか、又は前
記しきい値判定部から入力される信号が「H」であれ
ば、前記第1のスイッチを微調整信号側に、前記第2の
スイッチをTH トリガ信号側に切替えて、また、前記フ
レーム同期部から入力される信号と前記しきい値判定部
から入力される信号とが共に「L」であれば、前記第1
のスイッチを粗調整信号側に、前記第2のスイッチをT
HCY トリガ信号側に切替える切替部であり、前記タイミ
ング生成部が、前記第1のスイッチを介して粗調整信号
又は微調整信号の入力を受けて、THCY トリガ信号又は
TH トリガ信号の信号タイミングとを調節して前記第2
のスイッチに出力するタイミング生成部であり、前記ホ
ッピングパタン発生部は、前記第2のスイッチを介して
TH トリガ信号又はTHCY トリガ信号の入力を受けて、
前記シンセサイザの周波数を切り替える周波数情報を出
力するホッピングパタン発生部であり、前記シンセサイ
ザは、前記周波数情報に示される周波数のローカル信号
を前記直交検波手段に出力するシンセサイザであること
を特徴としており、高速ホッピングにおいても容易にホ
ッピングタイミングに同期させることができる。
項4記載の発明は、直交検波手段と、検波部と、判定部
と、フレーム同期部と、信号タイミング誤差検出部と、
ホッピングタイミング誤差検出部と、しきい値判定部
と、切替部と、信号タイミングを示すTH トリガ信号と
ホッピングタイミングを示すTHCY トリガ信号とを出力
するタイミング生成部と、第1のスイッチと、第2のス
イッチと、ホッピングパタン発生部と、シンセサイザと
を備え、前記直交検波手段が、受信信号と前記シンセサ
イザからのローカル信号の入力を受けて、受信信号を直
交検波し、帯域制限し、ディジタル信号に変換して出力
する直交検波手段であり、前記検波部が、前記ディジタ
ル信号から複素ベースバンド信号の検波を行う検波部で
あり、前記判定部が、前記検波部が検波した複素ベース
バンド信号からデータを再現し、判定データとして出力
する判定部であり、前記フレーム同期部が、フレームが
同期していれば「H」の信号を、同期していなければ
「L」の信号を前記切替部に出力するフレーム同期部で
あり、前記信号タイミング誤差検出部が、前記ディジタ
ル信号の入力を受けて、信号タイミングと受信基準タイ
ミングとを一致させる微調整信号を前記第1のスイッチ
を介して前記タイミング生成部に出力する信号タイミン
グ誤差検出部であり、前記ホッピングタイミング誤差検
出部が、送信周波数と受信周波数とが一致する場合に受
信電力が大きくなることを利用し、1フレーム時間毎に
ホッピング周波数を切り替えて、その受信電力を受信電
力分布として検出し、これを特定のフレームに各ホッピ
ング周波数毎の受信電力分布の大きくなる部分が重なり
合うように配置して、それぞれを加算し、当該加算結果
が大きくなる立ち上がりの点と受信基準タイミングとの
ずれをなくす信号を粗調整信号として前記第1のスイッ
チを介して前記タイミング生成部と前記しきい値判定部
とに出力するホッピングタイミング誤差検出部であり、
前記しきい値判定部が、前記粗調整信号が予め設定され
たしきい値よりも小さいならば、「H」の信号を前記切
替部に、大きいならば「L」の信号を前記切替部に出力
するしきい値判定部であり、前記切替部が、前記フレー
ム同期部から入力される信号が「H」であるか、又は前
記しきい値判定部から入力される信号が「H」であれ
ば、前記第1のスイッチを微調整信号側に、前記第2の
スイッチをTH トリガ信号側に切替えて、また、前記フ
レーム同期部から入力される信号と前記しきい値判定部
から入力される信号とが共に「L」であれば、前記第1
のスイッチを粗調整信号側に、前記第2のスイッチをT
HCY トリガ信号側に切替える切替部であり、前記タイミ
ング生成部が、前記第1のスイッチを介して粗調整信号
又は微調整信号の入力を受けて、THCY トリガ信号又は
TH トリガ信号の信号タイミングとを調節して前記第2
のスイッチに出力するタイミング生成部であり、前記ホ
ッピングパタン発生部は、前記第2のスイッチを介して
TH トリガ信号又はTHCY トリガ信号の入力を受けて、
前記シンセサイザの周波数を切り替える周波数情報を出
力するホッピングパタン発生部であり、前記シンセサイ
ザは、前記周波数情報に示される周波数のローカル信号
を前記直交検波手段に出力するシンセサイザであること
を特徴としており、高速ホッピングにおいても容易にホ
ッピングタイミングに同期させることができる。
【0033】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項4記載の受信機において、ホ
ッピングタイミング誤差検出部が、受信電力演算部と、
第1のメモリと、受信電力分布演算部と、第2のメモリ
と、タイミング誤差検出部とを備え、前記受信電力演算
部が、ディジタル信号の入力を受けて、その電力を演算
して、受信基準タイミングの1フレーム分を受信電力分
布として前記第1のメモリに格納する受信電力演算部で
あり、前記受信電力分布演算部が、前記第1のメモリに
格納されている受信電力分布をブロックに分割し、各ブ
ロックに0〜nなるブロック番号Bを付加し、送信周波
数のホッピングの切替時間をTH と、受信周波数の1フ
レームの時間をTHCY として、各ブロックを(B・THC
Y +B・TH )だけ先進させてシフトさせ、前記シフト
により−B・THCY −B・TH <0となった部分につい
ては、THCYだけ遅延させるシフトをさらに行ってブロ
ック番号0のフレーム内に配置し、前記ブロック番号0
のフレーム内に配置された各ブロックの電力分布を加算
して前記第2のメモリに格納する受信電力分布演算部で
あり、前記タイミング誤差検出部が、前記第2のメモリ
に格納された受信電力分布からタイミング誤差を検出し
てそれを粗調整信号として出力するタイミング誤差検出
部であることを特徴としており、高速ホッピングにおい
ても容易にホッピングタイミングに同期させることがで
きる。
項5記載の発明は、請求項4記載の受信機において、ホ
ッピングタイミング誤差検出部が、受信電力演算部と、
第1のメモリと、受信電力分布演算部と、第2のメモリ
と、タイミング誤差検出部とを備え、前記受信電力演算
部が、ディジタル信号の入力を受けて、その電力を演算
して、受信基準タイミングの1フレーム分を受信電力分
布として前記第1のメモリに格納する受信電力演算部で
あり、前記受信電力分布演算部が、前記第1のメモリに
格納されている受信電力分布をブロックに分割し、各ブ
ロックに0〜nなるブロック番号Bを付加し、送信周波
数のホッピングの切替時間をTH と、受信周波数の1フ
レームの時間をTHCY として、各ブロックを(B・THC
Y +B・TH )だけ先進させてシフトさせ、前記シフト
により−B・THCY −B・TH <0となった部分につい
ては、THCYだけ遅延させるシフトをさらに行ってブロ
ック番号0のフレーム内に配置し、前記ブロック番号0
のフレーム内に配置された各ブロックの電力分布を加算
して前記第2のメモリに格納する受信電力分布演算部で
あり、前記タイミング誤差検出部が、前記第2のメモリ
に格納された受信電力分布からタイミング誤差を検出し
てそれを粗調整信号として出力するタイミング誤差検出
部であることを特徴としており、高速ホッピングにおい
ても容易にホッピングタイミングに同期させることがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。本発明に係るホッピング同期方法及
び受信機(本方法及び本機)は、送信周波数と受信周波
数とが一致する場合に受信電力が大きくなることを利用
し、各ホッピング周波数にて受信した信号の受信電力の
時間的分布(受信電力分布)を演算して、ホッピングタ
イミングのずれを検出するものである。
しながら説明する。本発明に係るホッピング同期方法及
び受信機(本方法及び本機)は、送信周波数と受信周波
数とが一致する場合に受信電力が大きくなることを利用
し、各ホッピング周波数にて受信した信号の受信電力の
時間的分布(受信電力分布)を演算して、ホッピングタ
イミングのずれを検出するものである。
【0035】本機を図1を使って説明する。図1は、本
機の構成ブロック図である。本機は、図1に示すよう
に、直交検波部1と、LPF2と、A/Dコンバータ3
と、検波部4と、判定部5と、フレーム同期部10と、
ホッピングパタン発生部14と、シンセサイザ15と、
信号タイミング誤差検出部21と、ホッピングタイミン
グ誤差検出部22と、しきい値判定部23と、切替部2
4と、タイミング生成部25と、第1のスイッチ26
と、第2のスイッチ27とから構成されている。
機の構成ブロック図である。本機は、図1に示すよう
に、直交検波部1と、LPF2と、A/Dコンバータ3
と、検波部4と、判定部5と、フレーム同期部10と、
ホッピングパタン発生部14と、シンセサイザ15と、
信号タイミング誤差検出部21と、ホッピングタイミン
グ誤差検出部22と、しきい値判定部23と、切替部2
4と、タイミング生成部25と、第1のスイッチ26
と、第2のスイッチ27とから構成されている。
【0036】以下、各部を具体的に説明するが、直交検
波部1と、LPF2と、A/Dコンバータ3と、検波部
4と、判定部5と、フレーム同期部10と、ホッピング
パタン発生部14と、シンセサイザ15とは従来と同様
のものであるため、ここでは説明を省略する。ただし、
以下で、生成されたホッピングフレームのタイミングを
「受信基準タイミング」と称することがある。
波部1と、LPF2と、A/Dコンバータ3と、検波部
4と、判定部5と、フレーム同期部10と、ホッピング
パタン発生部14と、シンセサイザ15とは従来と同様
のものであるため、ここでは説明を省略する。ただし、
以下で、生成されたホッピングフレームのタイミングを
「受信基準タイミング」と称することがある。
【0037】また、以下で、周波数の切替時間をTH
と、ホッピングの後、元の周波数に戻ってくるまでの時
間(1ホッピングフレーム分の時間)をTHCY とする。
従って、THCY =n・TH となる。ここで、nは、ホッ
ピング周波数の数であり、例えば、f1→f2→f3→
f4→f1→…と変化する、いわゆる4波ホッピングで
あればn=4である。
と、ホッピングの後、元の周波数に戻ってくるまでの時
間(1ホッピングフレーム分の時間)をTHCY とする。
従って、THCY =n・TH となる。ここで、nは、ホッ
ピング周波数の数であり、例えば、f1→f2→f3→
f4→f1→…と変化する、いわゆる4波ホッピングで
あればn=4である。
【0038】直交検波部1と、LPF2と、A/Dコン
バータ3とを除く各部は、ディジタル回路であって、図
示していないが、いずれも、基準クロック信号に同期し
て動作している。そして、信号タイミング誤差検出部2
1は、A/Dコンバータ3a,3bからそれぞれディジ
タル信号に変換された複素受信ベースバンド信号の入力
を受けて、特定の信号タイミングを抽出し、受信基準タ
イミングと比較して、その誤差を検出し、該誤差が消失
するように受信基準タイミングの位相を調節するタイミ
ング位相制御値を出力するものである。
バータ3とを除く各部は、ディジタル回路であって、図
示していないが、いずれも、基準クロック信号に同期し
て動作している。そして、信号タイミング誤差検出部2
1は、A/Dコンバータ3a,3bからそれぞれディジ
タル信号に変換された複素受信ベースバンド信号の入力
を受けて、特定の信号タイミングを抽出し、受信基準タ
イミングと比較して、その誤差を検出し、該誤差が消失
するように受信基準タイミングの位相を調節するタイミ
ング位相制御値を出力するものである。
【0039】ここで、信号タイミングとは、FFHの場
合はチップタイミングを、SFHの場合は、シンボルの
タイミングを意味しており、つまり、信号タイミング誤
差検出部21が出力するタイミング位相制御値は、周波
数切替のタイミングの微調整に用いられるので、以下、
「微調整信号」と称する。尚、信号タイミング誤差検出
部21は、PLL、DLL回路等広く知られた回路で構
成できるものである。
合はチップタイミングを、SFHの場合は、シンボルの
タイミングを意味しており、つまり、信号タイミング誤
差検出部21が出力するタイミング位相制御値は、周波
数切替のタイミングの微調整に用いられるので、以下、
「微調整信号」と称する。尚、信号タイミング誤差検出
部21は、PLL、DLL回路等広く知られた回路で構
成できるものである。
【0040】ホッピングタイミング誤差検出部22は、
ホッピング同期を確立するための手段であって、本発明
の特徴部分であり、A/Dコンバータ3a,3bからそ
れぞれディジタル信号に変換された複素受信ベースバン
ド信号の入力を受けて、ディジタル信号からホッピング
タイミングを抽出し、受信基準タイミングと比較して、
その誤差を検出し、それをしきい値判定部23と、第1
のスイッチ26を介してタイミング生成部25とに出力
するものである。
ホッピング同期を確立するための手段であって、本発明
の特徴部分であり、A/Dコンバータ3a,3bからそ
れぞれディジタル信号に変換された複素受信ベースバン
ド信号の入力を受けて、ディジタル信号からホッピング
タイミングを抽出し、受信基準タイミングと比較して、
その誤差を検出し、それをしきい値判定部23と、第1
のスイッチ26を介してタイミング生成部25とに出力
するものである。
【0041】ここで、ホッピングタイミングとは、ホッ
ピングフレームの同期のタイミングをいい、つまり、ホ
ッピングタイミング誤差検出部22から出力される誤差
は、ホッピングフレームの大まかなタイミングの調整に
用いられるので、以下、この誤差を「粗調整信号」と称
する。尚、ホッピングタイミング誤差検出部22につい
ては、後に詳細に説明する。
ピングフレームの同期のタイミングをいい、つまり、ホ
ッピングタイミング誤差検出部22から出力される誤差
は、ホッピングフレームの大まかなタイミングの調整に
用いられるので、以下、この誤差を「粗調整信号」と称
する。尚、ホッピングタイミング誤差検出部22につい
ては、後に詳細に説明する。
【0042】しきい値判定部23は、ホッピングタイミ
ング誤差検出部22から粗調整信号の入力を受けて、予
め設定されたしきい値と比較し、粗調整信号に表される
誤差が、しきい値を超えている場合には、「L」の信号
を判定値として、また、しきい値を下回っている場合に
は、「H」の信号を判定値として切替部24に出力する
ものである。
ング誤差検出部22から粗調整信号の入力を受けて、予
め設定されたしきい値と比較し、粗調整信号に表される
誤差が、しきい値を超えている場合には、「L」の信号
を判定値として、また、しきい値を下回っている場合に
は、「H」の信号を判定値として切替部24に出力する
ものである。
【0043】切替部24は、フレーム同期部10から同
期フラグと、しきい値判定部23から判定値との入力を
それぞれ受けて、それらの状態によって第1のスイッチ
26と第2のスイッチ27とをそれぞれ切り替えるもの
である。
期フラグと、しきい値判定部23から判定値との入力を
それぞれ受けて、それらの状態によって第1のスイッチ
26と第2のスイッチ27とをそれぞれ切り替えるもの
である。
【0044】具体的には、例えば同期フラグが「H」で
あるか、或いは同期フラグが「L」であってもしきい値
判定部23の判定値が「H」であると、ホッピングタイ
ミングへの同期が確立されていることを意味しているの
で、切替部24が第1のスイッチ26を微調整信号側に
切り替え、第2のスイッチ27をTH トリガ信号に切り
替えるようにする。ホッピングタイミングには同期して
いるので、タイミングを微調整して信号タイミングに同
期させるためである。
あるか、或いは同期フラグが「L」であってもしきい値
判定部23の判定値が「H」であると、ホッピングタイ
ミングへの同期が確立されていることを意味しているの
で、切替部24が第1のスイッチ26を微調整信号側に
切り替え、第2のスイッチ27をTH トリガ信号に切り
替えるようにする。ホッピングタイミングには同期して
いるので、タイミングを微調整して信号タイミングに同
期させるためである。
【0045】また、同期フラグが「L」であり、且つし
きい値判定部23の判定値が「L」であるとホッピング
タイミングへの同期が確立されていないので、切替部2
4が第1のスイッチ26を粗調整信号側に切り替え、第
2のスイッチ27をTHCY トリガ信号に切り替えるよう
にする。ホッピングタイミングに同期するためである。
きい値判定部23の判定値が「L」であるとホッピング
タイミングへの同期が確立されていないので、切替部2
4が第1のスイッチ26を粗調整信号側に切り替え、第
2のスイッチ27をTHCY トリガ信号に切り替えるよう
にする。ホッピングタイミングに同期するためである。
【0046】タイミング生成部25は、第1のスイッチ
26を介して、微調整信号又は粗調整信号の入力を受
け、また外部から基準クロックの入力を受けて、受信基
準タイミングの位相を調節する回路であり、具体的に
は、平常は基準クロックを分周して、図3(c)に示す
ようなTHCY を1周期とするTHCY トリガ信号と、図3
(d)に示すようなTH を1周期とするTH トリガ信号
とを受信基準タイミングとして出力するものである。
26を介して、微調整信号又は粗調整信号の入力を受
け、また外部から基準クロックの入力を受けて、受信基
準タイミングの位相を調節する回路であり、具体的に
は、平常は基準クロックを分周して、図3(c)に示す
ようなTHCY を1周期とするTHCY トリガ信号と、図3
(d)に示すようなTH を1周期とするTH トリガ信号
とを受信基準タイミングとして出力するものである。
【0047】また、タイミング生成部25は、微調整信
号に従ってTH トリガ信号のパルスの位相を、粗調整信
号に従ってTHCY トリガ信号のパルスの位相をそれぞれ
変化させて、受信基準タイミングを調節するようにして
おり、PLL回路で構成できるものである。
号に従ってTH トリガ信号のパルスの位相を、粗調整信
号に従ってTHCY トリガ信号のパルスの位相をそれぞれ
変化させて、受信基準タイミングを調節するようにして
おり、PLL回路で構成できるものである。
【0048】従って、同期が確立していない間はホッピ
ングパタン発生部14は、THCY トリガ信号の入力を受
けるごとに、周波数のホッピングを行っており、同期が
確立すると、TH トリガ信号の入力を受けるごとに周波
数のホッピングを行うようになる。尚、図3では、THC
Y トリガ信号とTH トリガ信号とは、負論理(「L」が
トリガとなるような信号)となっており、その立ち上が
り時にホッピングパタン発生部14が周波数のホッピン
グを行うようになっている。
ングパタン発生部14は、THCY トリガ信号の入力を受
けるごとに、周波数のホッピングを行っており、同期が
確立すると、TH トリガ信号の入力を受けるごとに周波
数のホッピングを行うようになる。尚、図3では、THC
Y トリガ信号とTH トリガ信号とは、負論理(「L」が
トリガとなるような信号)となっており、その立ち上が
り時にホッピングパタン発生部14が周波数のホッピン
グを行うようになっている。
【0049】ここで、ホッピングタイミング誤差検出部
22について図2と図3とを用いてより詳しく説明す
る。図2は、ホッピングタイミング誤差検出部22の構
成ブロック図であり、図3は、ホッピングタイミング誤
差検出部22の動作を表すタイミングチャート図であ
る。尚、説明を簡略にするために、図3では、4波ホッ
ピングの例を示し、周波数は、f1→f2→f3→f4
→f1→…のように変化するとしている。また、ここで
ホッピングタイミング誤差検出部22は、同期が確立し
ていない時に動作しているので、受信周波数は、THCY
ごとに周波数が変化するとしている。
22について図2と図3とを用いてより詳しく説明す
る。図2は、ホッピングタイミング誤差検出部22の構
成ブロック図であり、図3は、ホッピングタイミング誤
差検出部22の動作を表すタイミングチャート図であ
る。尚、説明を簡略にするために、図3では、4波ホッ
ピングの例を示し、周波数は、f1→f2→f3→f4
→f1→…のように変化するとしている。また、ここで
ホッピングタイミング誤差検出部22は、同期が確立し
ていない時に動作しているので、受信周波数は、THCY
ごとに周波数が変化するとしている。
【0050】図2に示すように、ホッピングタイミング
誤差検出部22は、受信電力演算部31と、第1のメモ
リ32と、受信電力分布演算部33と、第2のメモリ3
4と、タイミング誤差検出部35とから構成されてい
る。
誤差検出部22は、受信電力演算部31と、第1のメモ
リ32と、受信電力分布演算部33と、第2のメモリ3
4と、タイミング誤差検出部35とから構成されてい
る。
【0051】以下、各部を具体的に説明する。受信電力
演算部31は、複素ベースバンド信号の入力を受けて、
受信電力を演算して出力するものである。ここで、受信
電力は、複素ベースバンド信号のI相の信号とQ相の信
号との二乗和である。受信電力演算部31は、予め各数
の2乗を演算して格納してあるテーブルを備えていれ
ば、容易に実現できるものである。
演算部31は、複素ベースバンド信号の入力を受けて、
受信電力を演算して出力するものである。ここで、受信
電力は、複素ベースバンド信号のI相の信号とQ相の信
号との二乗和である。受信電力演算部31は、予め各数
の2乗を演算して格納してあるテーブルを備えていれ
ば、容易に実現できるものである。
【0052】そして、受信電力演算部31が出力する受
信電力は、THCY の時間のうち、TH の時間だけ周波数
が合致するため、図3(e)に示すようにそのタイミン
グで、立ち上がるパルス状の出力となっている。
信電力は、THCY の時間のうち、TH の時間だけ周波数
が合致するため、図3(e)に示すようにそのタイミン
グで、立ち上がるパルス状の出力となっている。
【0053】第1のメモリ32は、書換可能なメモリで
あり、例えばRAM、DPRAMなどである。第1のメ
モリ32は、受信電力演算部31が出力する受信電力の
値を格納するものである。尚、第1のメモリ32は、ホ
ッピングする周波数の数をnとすると、n・THCY 個だ
け受信電力の値を格納できるようになっている。つま
り、受信基準タイミングの1フレーム分だけ格納するの
である。以下、THCY 個の受信電力の値の組を「ブロッ
ク」と称することがある。従って、第1のメモリ32に
格納される1フレーム分の信号波形は、nブロックとい
うことになる。
あり、例えばRAM、DPRAMなどである。第1のメ
モリ32は、受信電力演算部31が出力する受信電力の
値を格納するものである。尚、第1のメモリ32は、ホ
ッピングする周波数の数をnとすると、n・THCY 個だ
け受信電力の値を格納できるようになっている。つま
り、受信基準タイミングの1フレーム分だけ格納するの
である。以下、THCY 個の受信電力の値の組を「ブロッ
ク」と称することがある。従って、第1のメモリ32に
格納される1フレーム分の信号波形は、nブロックとい
うことになる。
【0054】受信電力分布演算部33は、図4(a)に
示すように、各ブロックをB=0〜3の4ブロックに分
割して、(B・THCY +B・TH )だけ先進させてシフ
ト(図中で左にシフト)させて図4(b)〜(d)の波
形を形成し、このシフトにより、−B・THCY −B・T
H <0となった部分(図中縦軸より右側となった点線で
表された部分)については、THCYだけ遅延させるシフ
ト(図中で右にシフト)を行うと、図3(fa )〜(f
c )のようになる。尚、図4は、図3(e)から図3
(fa )〜(fc )を形成する過程を表すタイミングチ
ャート図である。従って、図3(e)と図4(a)とは
同一のものである。
示すように、各ブロックをB=0〜3の4ブロックに分
割して、(B・THCY +B・TH )だけ先進させてシフ
ト(図中で左にシフト)させて図4(b)〜(d)の波
形を形成し、このシフトにより、−B・THCY −B・T
H <0となった部分(図中縦軸より右側となった点線で
表された部分)については、THCYだけ遅延させるシフ
ト(図中で右にシフト)を行うと、図3(fa )〜(f
c )のようになる。尚、図4は、図3(e)から図3
(fa )〜(fc )を形成する過程を表すタイミングチ
ャート図である。従って、図3(e)と図4(a)とは
同一のものである。
【0055】つまり、周波数f1は、受信信号のホッピ
ングタイミングと、受信基準タイミングとの誤差(以
下、「タイミング誤差」)がΔtであり、周波数f2で
は、Δt+TH であるようになっているので、上記のシ
フトによって、各周波数でのタイミング誤差が図3(f
a )〜(fc )に示すように、Δtに揃うようになる。
ングタイミングと、受信基準タイミングとの誤差(以
下、「タイミング誤差」)がΔtであり、周波数f2で
は、Δt+TH であるようになっているので、上記のシ
フトによって、各周波数でのタイミング誤差が図3(f
a )〜(fc )に示すように、Δtに揃うようになる。
【0056】そして受信電力分布演算部33は、図3
(fa )〜(fc )に示した各受信電力をそれぞれ加算
し、図3(g)にあるような信号波形(以下、「受信電
力分布」と称する)を出力するものである。
(fa )〜(fc )に示した各受信電力をそれぞれ加算
し、図3(g)にあるような信号波形(以下、「受信電
力分布」と称する)を出力するものである。
【0057】受信電力分布演算部33は、複雑な演算を
要するので、CPU又はDSPによって実現されること
が適しているが、論理回路によっても実現可能である。
論理回路によって実現した場合には、動作を高速にでき
るという効果がある。
要するので、CPU又はDSPによって実現されること
が適しているが、論理回路によっても実現可能である。
論理回路によって実現した場合には、動作を高速にでき
るという効果がある。
【0058】第2のメモリ34は、書換可能なメモリで
あり、例えばRAM、DPRAMなどである。第2のメ
モリ34は、受信電力分布演算部33から入力される受
信電力分布(図3(g)の波形)を格納するものであ
る。タイミング誤差検出部35は、受信電力分布を微分
するなどして、タイミング誤差を検出して、それを出力
するとともに、タイミング誤差が消失するように受信基
準タイミングの位相を調整する粗調整信号を出力するも
のである。
あり、例えばRAM、DPRAMなどである。第2のメ
モリ34は、受信電力分布演算部33から入力される受
信電力分布(図3(g)の波形)を格納するものであ
る。タイミング誤差検出部35は、受信電力分布を微分
するなどして、タイミング誤差を検出して、それを出力
するとともに、タイミング誤差が消失するように受信基
準タイミングの位相を調整する粗調整信号を出力するも
のである。
【0059】次に、本方法及び本機の動作について説明
する。尚、受信信号は、図3(a)に示すように、f1
→f2→f3→f4→f1→…とホッピングする4波ホ
ッピングであり、ホッピング時間はTH であるとする。
する。尚、受信信号は、図3(a)に示すように、f1
→f2→f3→f4→f1→…とホッピングする4波ホ
ッピングであり、ホッピング時間はTH であるとする。
【0060】また、本機は、同期を確立していないの
で、図3(c)のTCHY トリガ信号に従って、図3
(b)に示すように、ホッピング時間THCY で、f1→
f2→f3→f4→f1→…と周波数の切替をしている
とする。ここで、THCY は、受信信号が4波ホッピング
であるので、THCY =4・TH である。またタイミング
誤差(本機が最初にf1の周波数を出力し始めてから、
受信信号のホッピング周波数がf1となるまでの時間)
は、Δtであるとする。
で、図3(c)のTCHY トリガ信号に従って、図3
(b)に示すように、ホッピング時間THCY で、f1→
f2→f3→f4→f1→…と周波数の切替をしている
とする。ここで、THCY は、受信信号が4波ホッピング
であるので、THCY =4・TH である。またタイミング
誤差(本機が最初にf1の周波数を出力し始めてから、
受信信号のホッピング周波数がf1となるまでの時間)
は、Δtであるとする。
【0061】直交検波部1が周波数f1にて受信信号を
THCY の時間受信して、複素ベースバンド信号を出力
し、LPF2がその帯域を制限し、A/Dコンバータ3
がそれをディジタル信号に変換して、検波部4と、信号
タイミング誤差検出部21と、ホッピングタイミング誤
差検出部22とに出力する。請求項にて直交検波部1と
LPF2とA/Dコンバータ3とをまとめて、直交検波
手段と称する。
THCY の時間受信して、複素ベースバンド信号を出力
し、LPF2がその帯域を制限し、A/Dコンバータ3
がそれをディジタル信号に変換して、検波部4と、信号
タイミング誤差検出部21と、ホッピングタイミング誤
差検出部22とに出力する。請求項にて直交検波部1と
LPF2とA/Dコンバータ3とをまとめて、直交検波
手段と称する。
【0062】そして、検波部4が複素ベースバンド信号
の検波を行って、判定部5がデータを再現しようとする
が、ホッピングタイミングと受信基準タイミングとが同
期していないので、正しいデータは再現できない。従っ
て、フレーム同期部10が出力する同期フラグは「L」
となっている。
の検波を行って、判定部5がデータを再現しようとする
が、ホッピングタイミングと受信基準タイミングとが同
期していないので、正しいデータは再現できない。従っ
て、フレーム同期部10が出力する同期フラグは「L」
となっている。
【0063】そのため、切替部24が第1のスイッチ2
6を粗調整信号側に、第2のスイッチ27をTHCY トリ
ガ側にそれぞれ接続して、タイミング生成部25が粗調
整信号の入力を受けるようになる。
6を粗調整信号側に、第2のスイッチ27をTHCY トリ
ガ側にそれぞれ接続して、タイミング生成部25が粗調
整信号の入力を受けるようになる。
【0064】粗調整信号は、ホッピングタイミング誤差
検出部22によって出力されている。具体的には、ホッ
ピングタイミング誤差検出部22の受信電力演算部31
が、受信電力を算出して出力する。この受信電力は、図
3(e)に示すように、受信信号の周波数(図3
(a))と、シンセサイザ5が出力する周波数(図3
(b))とが一致したところで大きくなり、それ以外の
部分では小さくなっている。
検出部22によって出力されている。具体的には、ホッ
ピングタイミング誤差検出部22の受信電力演算部31
が、受信電力を算出して出力する。この受信電力は、図
3(e)に示すように、受信信号の周波数(図3
(a))と、シンセサイザ5が出力する周波数(図3
(b))とが一致したところで大きくなり、それ以外の
部分では小さくなっている。
【0065】そして、第1のメモリ32が、この図3
(e)に示された信号波形を受信基準タイミングの1フ
レームに亘って格納する。そして、受信電力分布演算部
33は、第1のメモリ32に格納された信号波形をブロ
ック毎に分解し、第1のブロック(図3(b)におい
て、周波数f1で受信する部分)はそのままとし、第2
のブロック(同じくf2で受信する部分)は、TH 分だ
けシフトさせて、受信電力の波形が大きくなる部分を一
致するようにさせる。
(e)に示された信号波形を受信基準タイミングの1フ
レームに亘って格納する。そして、受信電力分布演算部
33は、第1のメモリ32に格納された信号波形をブロ
ック毎に分解し、第1のブロック(図3(b)におい
て、周波数f1で受信する部分)はそのままとし、第2
のブロック(同じくf2で受信する部分)は、TH 分だ
けシフトさせて、受信電力の波形が大きくなる部分を一
致するようにさせる。
【0066】さらに、第3、第4のブロック(f3、f
4で受信する部分)についても同様とし、シフトさせた
結果ブロックのサイズからはみ出した部分をTHCY だけ
遅延させて(時間分折り返しさせて)図3(fa )〜
(fc )に示すように、各受信電力の大きくなる部分を
一致させる。
4で受信する部分)についても同様とし、シフトさせた
結果ブロックのサイズからはみ出した部分をTHCY だけ
遅延させて(時間分折り返しさせて)図3(fa )〜
(fc )に示すように、各受信電力の大きくなる部分を
一致させる。
【0067】そして、受信電力分布演算部33が上記一
致させた受信信号のブロック毎の信号波形を加算し、図
3(g)に示すような波形を第2のメモリ34に出力
し、第2のメモリ34がこれを格納する。
致させた受信信号のブロック毎の信号波形を加算し、図
3(g)に示すような波形を第2のメモリ34に出力
し、第2のメモリ34がこれを格納する。
【0068】そして、タイミング誤差検出部35が第2
のメモリ34が格納する波形を解析して、その立ち上が
り時間を検出し、この時間をタイミング誤差として、し
きい値判定部23に出力するとともに、この時間を粗調
整信号として第1のスイッチ26を介して、タイミング
生成部25に出力する。
のメモリ34が格納する波形を解析して、その立ち上が
り時間を検出し、この時間をタイミング誤差として、し
きい値判定部23に出力するとともに、この時間を粗調
整信号として第1のスイッチ26を介して、タイミング
生成部25に出力する。
【0069】そして、タイミング生成部25が粗調整信
号の入力を受けて、粗調整信号の時間だけTHCY トリガ
信号のパルス幅を伸ばし(Δtだけ遅延し)、受信基準
タイミングを調節する。そして、ホッピングパタン発生
部14が第2のスイッチ27を介して、THCYトリガ信
号の入力を受けて、Δtだけ遅延して周波数を切り替え
るようにするので、受信基準タイミングがホッピングタ
イミングに同期するようになる。
号の入力を受けて、粗調整信号の時間だけTHCY トリガ
信号のパルス幅を伸ばし(Δtだけ遅延し)、受信基準
タイミングを調節する。そして、ホッピングパタン発生
部14が第2のスイッチ27を介して、THCYトリガ信
号の入力を受けて、Δtだけ遅延して周波数を切り替え
るようにするので、受信基準タイミングがホッピングタ
イミングに同期するようになる。
【0070】すると、次のフレームでは、ホッピングタ
イミング誤差検出部22が出力するタイミング誤差が小
さくなるので、しきい値判定部23が「H」の信号を判
定値として出力するようになり、切替部24が第1のス
イッチ26が微調整信号側に切り替え、また第2のスイ
ッチ27がTH トリガ信号側に切り替えて、信号タイミ
ングを同期させるように微調整するようになる。
イミング誤差検出部22が出力するタイミング誤差が小
さくなるので、しきい値判定部23が「H」の信号を判
定値として出力するようになり、切替部24が第1のス
イッチ26が微調整信号側に切り替え、また第2のスイ
ッチ27がTH トリガ信号側に切り替えて、信号タイミ
ングを同期させるように微調整するようになる。
【0071】本方法及び本機によれば、冗長語を用いず
に、送信周波数と受信周波数とが一致する場合に受信電
力が大きくなることを利用し、各ホッピング周波数で1
フレームを受信した際の信号強度の時間的変化である受
信電力分布のピークから受信信号のホッピングタイミン
グと受信基準タイミングとのずれを検出し、それらを同
期させるようにしているので、冗長語を挿入することが
困難なFFHに適用できる効果がある。
に、送信周波数と受信周波数とが一致する場合に受信電
力が大きくなることを利用し、各ホッピング周波数で1
フレームを受信した際の信号強度の時間的変化である受
信電力分布のピークから受信信号のホッピングタイミン
グと受信基準タイミングとのずれを検出し、それらを同
期させるようにしているので、冗長語を挿入することが
困難なFFHに適用できる効果がある。
【0072】
【発明の効果】請求項1〜3記載の発明によれば、送信
周波数と受信周波数とが一致する場合に受信電力が大き
くなることを利用し、各受信周波数にて試験的に数フレ
ーム受信し、その受信電力が大きくなるところが一致す
るように配置して加算し、当該加算結果が大きくなると
ころをホッピングタイミングの始まりとするフレーム同
期方法としているので、同期語の検出を要せず、1フレ
ーム当たり複数回のホッピングが発生する高速ホッピン
グにおいても容易にホッピングタイミングに同期させる
ことができる効果がある。
周波数と受信周波数とが一致する場合に受信電力が大き
くなることを利用し、各受信周波数にて試験的に数フレ
ーム受信し、その受信電力が大きくなるところが一致す
るように配置して加算し、当該加算結果が大きくなると
ころをホッピングタイミングの始まりとするフレーム同
期方法としているので、同期語の検出を要せず、1フレ
ーム当たり複数回のホッピングが発生する高速ホッピン
グにおいても容易にホッピングタイミングに同期させる
ことができる効果がある。
【0073】請求項4,5記載の発明によれば、直交検
波手段が受信信号の1ホッピングフレーム毎に周波数ホ
ッピングするローカル信号の入力を受けて、受信信号を
直交検波し、帯域制限してディジタル信号に変換して出
力し、ホッピングタイミング誤差検出部が送信周波数と
受信周波数とが一致する場合に受信電力が大きくなるこ
とを利用し、1ホッピングフレーム時間毎にホッピング
周波数を切り替えて、その受信電力を受信電力分布とし
て検出し、これを特定のフレームに各ホッピング周波数
毎の受信電力分布の大きくなる部分が重なり合うように
配置して、それぞれを加算し、当該加算結果が大きくな
る立ち上がりの点と受信基準タイミングとのずれをなく
す信号を粗調整信号として出力し、タイミング生成部が
粗調整信号に従って、THCY トリガ信号を調整して出力
し、ホッピングパタン発生部と、シンセサイザとがホッ
ピングタイミングを調節したローカル信号を出力してホ
ッピングタイミングに同期する受信機としているので、
ホッピングタイミングに同期する際に同期語の検出を要
することがなく、1フレーム当たり複数回のホッピング
が発生する高速ホッピングにおいても容易にホッピング
タイミングに同期させることができる効果がある。
波手段が受信信号の1ホッピングフレーム毎に周波数ホ
ッピングするローカル信号の入力を受けて、受信信号を
直交検波し、帯域制限してディジタル信号に変換して出
力し、ホッピングタイミング誤差検出部が送信周波数と
受信周波数とが一致する場合に受信電力が大きくなるこ
とを利用し、1ホッピングフレーム時間毎にホッピング
周波数を切り替えて、その受信電力を受信電力分布とし
て検出し、これを特定のフレームに各ホッピング周波数
毎の受信電力分布の大きくなる部分が重なり合うように
配置して、それぞれを加算し、当該加算結果が大きくな
る立ち上がりの点と受信基準タイミングとのずれをなく
す信号を粗調整信号として出力し、タイミング生成部が
粗調整信号に従って、THCY トリガ信号を調整して出力
し、ホッピングパタン発生部と、シンセサイザとがホッ
ピングタイミングを調節したローカル信号を出力してホ
ッピングタイミングに同期する受信機としているので、
ホッピングタイミングに同期する際に同期語の検出を要
することがなく、1フレーム当たり複数回のホッピング
が発生する高速ホッピングにおいても容易にホッピング
タイミングに同期させることができる効果がある。
【図1】本機の構成ブロック図である。
【図2】ホッピングタイミング誤差検出部22の構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】ホッピングタイミング誤差検出部22の動作を
表すタイミングチャート図である。
表すタイミングチャート図である。
【図4】図3(e)から図3(fa )〜(fc )を形成
する過程を表すタイミングチャート図である。
する過程を表すタイミングチャート図である。
【図5】従来の周波数ホッピング方式の受信機の構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
1…直交検波部、 2…LPF、 3…A/Dコンバー
タ、 4…検波部、5…判定部、 10…フレーム同期
部、 11…データ属性信号生成部、 12…スイッ
チ、 13…周波数切替タイミング生成部、 14…ホ
ッピングパタン発生部、 15…シンセサイザ、 21
…信号タイミング誤差検出部、 22…ホッピングタイ
ミング誤差検出部、 23…しきい値判定部、 24…
切替部、25…タイミング生成部、 31…受信電力演
算部、 32…第1のメモリ、33…受信電力分布演算
部、 34…第2のメモリ、 35…タイミング誤差検
出部
タ、 4…検波部、5…判定部、 10…フレーム同期
部、 11…データ属性信号生成部、 12…スイッ
チ、 13…周波数切替タイミング生成部、 14…ホ
ッピングパタン発生部、 15…シンセサイザ、 21
…信号タイミング誤差検出部、 22…ホッピングタイ
ミング誤差検出部、 23…しきい値判定部、 24…
切替部、25…タイミング生成部、 31…受信電力演
算部、 32…第1のメモリ、33…受信電力分布演算
部、 34…第2のメモリ、 35…タイミング誤差検
出部
Claims (5)
- 【請求項1】 送信周波数と受信周波数とが一致する場
合に受信電力が大きくなることを利用し、各受信周波数
のフレームにおける受信電力分布の大きくなる部分が重
なり合うように配置して、これら受信電力分布の加算結
果をもってホッピングタイミングを形成することを特徴
とするフレーム同期方法。 - 【請求項2】 送信周波数と受信周波数とが一致する場
合に受信電力が大きくなることを利用し、前記受信周波
数のフレームにブロック番号0〜nを付加し、前記受信
周波数における電力分布をブロック番号分の受信周波数
のフレーム数とブロック番号分の送信周波数のホッピン
グ数個分先進させるシフトを行ってブロック番号0のフ
レームに各電力分布を配置し、前記ブロック番号0のフ
レームからはみ出した電力分布の部分について1フレー
ム分遅延させるシフトを行い、前記ブロック番号0のフ
レーム内に配置された各電力分布を加算し、前記ブロッ
ク番号0のフレーム内で、当該加算の結果が大きくなる
時間をホッピングタイミングの始まりとすることを特徴
とするフレーム同期方法。 - 【請求項3】 送信周波数と受信周波数とが一致する場
合に受信電力が大きくなることを利用し、前記受信周波
数のフレームにブロック番号0〜nなるBを付加し、送
信周波数のホッピングの切替時間をTH と、受信周波数
の1フレームの時間をTHCY として、各ブロックを(B
・THCY +B・TH )だけ先進させてシフトさせ、前記
シフトにより−B・THCY −B・TH <0となった部分
については、THCY だけ遅延させるシフトをさらに行っ
てブロック番号0のフレーム内に配置し、前記ブロック
番号0のフレーム内に配置された各ブロックの電力分布
を加算し、前記ブロック番号0のフレーム内で、当該加
算の結果が大きくなる時間をホッピングタイミングの始
まりとすることを特徴とするフレーム同期方法。 - 【請求項4】 直交検波手段と、検波部と、判定部と、
フレーム同期部と、信号タイミング誤差検出部と、ホッ
ピングタイミング誤差検出部と、しきい値判定部と、切
替部と、信号タイミングを示すTH トリガ信号とホッピ
ングタイミングを示すTHCY トリガ信号とを出力するタ
イミング生成部と、第1のスイッチと、第2のスイッチ
と、ホッピングパタン発生部と、シンセサイザとを備
え、 前記直交検波手段が、受信信号と前記シンセサイザから
のローカル信号の入力を受けて、受信信号を直交検波
し、帯域制限し、ディジタル信号に変換して出力する直
交検波手段であり、 前記検波部が、前記ディジタル信号から複素ベースバン
ド信号の検波を行う検波部であり、 前記判定部が、前記検波部が検波した複素ベースバンド
信号からデータを再現し、判定データとして出力する判
定部であり、 前記フレーム同期部が、フレームが同期していれば
「H」の信号を、同期していなければ「L」の信号を前
記切替部に出力するフレーム同期部であり、 前記信号タイミング誤差検出部が、前記ディジタル信号
の入力を受けて、信号タイミングと受信基準タイミング
とを一致させる微調整信号を前記第1のスイッチを介し
て前記タイミング生成部に出力する信号タイミング誤差
検出部であり、 前記ホッピングタイミング誤差検出部が、送信周波数と
受信周波数とが一致する場合に受信電力が大きくなるこ
とを利用し、1フレーム時間毎にホッピング周波数を切
り替えて、その受信電力を受信電力分布として検出し、
これを特定のフレームに各ホッピング周波数毎の受信電
力分布の大きくなる部分が重なり合うように配置して、
それぞれを加算し、当該加算結果が大きくなる立ち上が
りの点と受信基準タイミングとのずれをなくす信号を粗
調整信号として前記第1のスイッチを介して前記タイミ
ング生成部と前記しきい値判定部とに出力するホッピン
グタイミング誤差検出部であり、 前記しきい値判定部が、前記粗調整信号が予め設定され
たしきい値よりも小さいならば、「H」の信号を前記切
替部に、大きいならば「L」の信号を前記切替部に出力
するしきい値判定部であり、 前記切替部が、前記フレーム同期部から入力される信号
が「H」であるか、又は前記しきい値判定部から入力さ
れる信号が「H」であれば、前記第1のスイッチを微調
整信号側に、前記第2のスイッチをTH トリガ信号側に
切替えて、また、前記フレーム同期部から入力される信
号と前記しきい値判定部から入力される信号とが共に
「L」であれば、前記第1のスイッチを粗調整信号側
に、前記第2のスイッチをTHCY トリガ信号側に切替え
る切替部であり、 前記タイミング生成部が、前記第1のスイッチを介して
粗調整信号又は微調整信号の入力を受けて、THCY トリ
ガ信号又はTH トリガ信号の信号タイミングとを調節し
て前記第2のスイッチに出力するタイミング生成部であ
り、 前記ホッピングパタン発生部は、前記第2のスイッチを
介してTH トリガ信号又はTHCY トリガ信号の入力を受
けて、前記シンセサイザの周波数を切り替える周波数情
報を出力するホッピングパタン発生部であり、 前記シンセサイザは、前記周波数情報に示される周波数
のローカル信号を前記直交検波手段に出力するシンセサ
イザであることを特徴とする受信機。 - 【請求項5】 ホッピングタイミング誤差検出部が、受
信電力演算部と、第1のメモリと、受信電力分布演算部
と、第2のメモリと、タイミング誤差検出部とを備え、 前記受信電力演算部が、ディジタル信号の入力を受け
て、その電力を演算して、受信基準タイミングの1フレ
ーム分を受信電力分布として前記第1のメモリに格納す
る受信電力演算部であり、 前記受信電力分布演算部が、前記第1のメモリに格納さ
れている受信電力分布をブロックに分割し、各ブロック
に0〜nなるブロック番号Bを付加し、送信周波数のホ
ッピングの切替時間をTH と、受信周波数の1フレーム
の時間をTHCYとして、各ブロックを(B・THCY +B
・TH )だけ先進させてシフトさせ、前記シフトにより
−B・THCY −B・TH <0となった部分については、
THCYだけ遅延させるシフトをさらに行ってブロック番
号0のフレーム内に配置し、前記ブロック番号0のフレ
ーム内に配置された各ブロックの電力分布を加算して前
記第2のメモリに格納する受信電力分布演算部であり、 前記タイミング誤差検出部が、前記第2のメモリに格納
された受信電力分布からタイミング誤差を検出してそれ
を粗調整信号として出力するタイミング誤差検出部であ
ることを特徴とする請求項4記載の受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8308471A JPH10150385A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | フレーム同期方法及び受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8308471A JPH10150385A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | フレーム同期方法及び受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10150385A true JPH10150385A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17981426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8308471A Pending JPH10150385A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | フレーム同期方法及び受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10150385A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197375A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Sony Corp | 受信方法及び受信機 |
JP2007159100A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Samsung Electro Mech Co Ltd | Oqpsk復調器のタイミング推定器 |
CN114039627A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-02-11 | 中国空间技术研究院 | 一种跳频同步的方法及电子设备 |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP8308471A patent/JPH10150385A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197375A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Sony Corp | 受信方法及び受信機 |
JP2007159100A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Samsung Electro Mech Co Ltd | Oqpsk復調器のタイミング推定器 |
US7792216B2 (en) | 2005-11-30 | 2010-09-07 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Timing estimator in OQPSK demodulator |
CN114039627A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-02-11 | 中国空间技术研究院 | 一种跳频同步的方法及电子设备 |
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