JP2001506067A - 周波数変調器ならびに周波数変調器を内蔵した送信機および送受信機 - Google Patents

周波数変調器ならびに周波数変調器を内蔵した送信機および送受信機

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Abstract

(57)【要約】 変調データ信号に応じてキャリア信号を変調し、変調出力信号(RFout)を与える周波数変調器(50,150)は、変調データ信号を受信し、この変調データ信号に応じて変調された基準信号を発生するように結合された基準信号発生器(54,154),ならびに変調基準信号および変調データ信号を受信し、出力に変調出力信号を与えるように結合されたメイン・シンセサイザ(52,152)を備えている。好ましくは、変調基準信号は第1変調利得(Kr)を有し、変調出力信号は、第1変調利得(Kr)に実質的に比例する変調利得(KV)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 周波数変調器ならびに 周波数変調器を内蔵した送信機および送受信機 発明の分野 本発明は、周波数変調器ならびにデジタル無線通信機器用周波数変調器を内蔵 した送信機および送受信機に関するものである。 発明の背景 セルラ,コードレスおよびデータ送信システムのような多くのデジタル無線通 信システムは、FSK,GFSKまたはGMSK変調技法を用いている。これら の種類の変調技法は、実際には、単なる無線周波数(RF)信号エンベロープ定 数を用いた周波数変調(FM)である。 これらの種類の変調は振幅変調(AM)を伴わないので、送信機の電圧制御発 振器(VCO)周波数は、アナログ・セルラ・システムにおける等通常のアナロ グFM送信機において典型的なように、ベースバンド信号によって直接変調する ことができる。VCO周波数を直接変調することによってかなりのコスト削減を 得ることができるので、かか る構成は、低コストが最重要ファクタである、デジタルの用途において特に望ま しい。例えば、DECTのようなデジタル・ソリューション(digital solution) の全体的なコストは、CT0のような既知のアナログ・システムと競合するには 、非常に低くなければならない。 アナログ・システムでは、300ないし3000Hz以上の音声スペクトルは 、変調をVCOに適用した場合、PLLシンセサイザのロック・アップ・タイム (lock-up time)と適合性がある。ロック・アップ・タイプは、通常5または6m s未満には決してならない。しかしながら、この低コスト技法をデジタル・シス テムに適用した場合、VCOを変調するベースバンド信号は、送信機器の論理セ クションから来る、濾波後のNo-Return-to-Zero(NRZ)データ・ストリーム となる。このベースバンド信号は、そのスペクトル(数Hzから)において非常 に低い周波数コンテンツを有する。PLLシンセサイザに必要なロック・アップ ・タイムは約数ミリ秒であるので、これは、ベースバンド信号のスペクトルとは 適合性がない。変調の低周波数は、VCOドリフトのように考えられるので、P LLループによって補正する。この不適合性の問題は、ベースバンド信号の低周 波数コンテンツが失われること、あるいはチャネル選択の速度を決定するPLL ループの速度が低下することのいずれかを意味する。 したがって、この低コスト技法を有利にデジタル・シス テムに適用可能とするには、その前にPLLシンセサイザのロック・アップ・タ イムとの適合性を確保する問題を解決し、しかも更に他の要件についても考慮す る必要がある。 例えば、デジタル・システムにおいてアイ・パターンを変転させ、送信のビッ ト・エラー・レートを低下させる可能性があるシンボル間干渉を完全に回避する ためには、変調路上の群遅延は、ベースバンド信号の全スペクトルにおいて一定 に保持する必要がある。 更に、適用可能な無線機の仕様を満たすためには、送信すべきRF信号ソース のスペクトル上の純粋性は、位相ノイズおよび変調精度に対してはできるだけキ ャリア信号に近く維持し、しかも高調波,ノイズ・フロア,個別の疑似信号に対 してはキャリア信号からできるだけ遠く維持しなければならない。この最後の要 件を十分に満たせば、フィルタやデュプレクサはもはや不要となり、送信機のコ ストの劇的な削減がもたらされる。フィルタおよびデュプレクサを削減可能であ ることは、アナログ・ソリューションに比較してデジタル・システムの全体的な コストを低く保持し、デジタル・ソリューションの競争力を向上させるには重要 である。 デジタル・システムにおいてVCOを変調するいくつかの変調技法は既知であ る。 例えば、I/Q変調器が、直接アーキテクチャまたはヘテロダイン・アーキテ クチャに用いられている。この種の 変調器は、送信周波数(直接アーキテクチャ)または中間周波数(ヘテロダイン ・アーキテクチャ)上で同調させた、外部発振器から来る、直交する2つのRF 信号,およびデータ・ストリーム(IおよびQ信号)から計算される2つの複素 ベースバンド信号によって駆動される。かかるアーキテクチャによって、RF発 振器(群)またはシンセサイザ(群)は、変調プロセスとは独立するため、ベー スバンド信号スペクトルからは独立して、ロック・アップ・タイムを選択するこ とが可能である。しかしながら、かかるアーキテクチャは複雑であり、しかもベ ースバンドにおいて高価な「I/Q」インターフェースを必要とする。これは、 GSMのように非常に精度が高いGMSKシステムでは正当化することができる が、変調インデックスが大量に変動する可能性がありしかもコストが最重要であ るDECTまたはCT2のような規格では不可能である。これらの技法に伴う更 に別の欠点として、ノイズが多く、したがってフィルタやデュプレクサを除去で きないことがあげられる。 別の既知の技法に、固定変調ローカル発振器を用いたヘテロダイン構成を用い るものがある。ロック・アップ・タイム要件を満たすチャネル・シンセサイザを クリスタル発振器または非常に遅いシンセサイザと混在させることにより、変調 を処理可能とする。この種の構成は非常に効率的でしかもロバスト性が高く、チ ャネル・シンセサイザが非常に速いので、ゼロ・ブラインド・スロット(zero bl ind slot)が可能である。言い換えると、この種の構成を用いると、あらゆるスロッ トが使用可能となる。しかしながら、これは送信対象信号の帯域外の混成成分(m ixing products)を多く発生する。これらは強力に濾波しなければならないので 、送信路のコスト上昇を招く。 「オープン・ループ」技法と呼ばれる別の技法が、DECTまたはCT2のよ うなコードレス規格と共に用いられている。前述のように、変調をVCOに適用 する際の問題は、VCOの周波数ドリフトに対して行うように、FM変調の低周 波数部分をシンセサイザのループによって補正することである。これを回避する ために、オープン・ループ技法では、送信スロットの間ループを開放することに より、フィードバックを全く行わずにVCOを自走モードで動作させ、ループか らの補正を全く受けずに変調を可能とする。送信スロットの後、ループを再び閉 じ、VCOを再度同期させる。しかしながら、再び同期を取るのは困難である。 実際、これを行うのは非常に困難なので、VCOは典型的に最終周波数の半分で 動作しなければならず、これに続いて周波数ドブラ(frequency doubler)を配し て、過渡および周波数ドリフトに対して適正にバッファさせなければならない。 これには多くのフィルタが必要となり、送信機器の全体的なコスト上昇を招く。 オープン・ループ技法の更に別の欠点は、自走モードによる周波数ドリフトのた めに、ゼロ・ブラインド・スロットを考慮していないこと である。 加えて、オープン・ループ技法用シンセサイザの位相検出器は、洩れ電流が小 さいことを要件とするために、設計が非常に難しい。 実際に、オープン・ループ技法は、GSMまたはMOBITEXのように、そ れぞれの仕様によって自走モード期間による寄生ドリフトが許されない、「ハイ ・エンド」規格には用いることができない。オープン・ループ技法は、DECT やCT2のような規格には実施可能であるが、その再同期が困難であるために、 使用可能なスロットの半分が使えるに過ぎない。これは、公衆の基地局または範 囲の改善にとっては問題である。 したがって、上述の問題を克服する、デジタル無線通信機器用の改良された低 コスト周波数変調器を供給することが必要とされている。 発明の概要 本発明によれば、変調データ信号に応じてキャリア信号を変調し、変調出力信 号を与える周波数変調器が提供され、この周波数変調器は: 変調データ信号を受信し、当該変調データ信号に応じて変調された基準信号を 発生するように結合された基準信号発生器;および 変調基準信号および変調データ信号を受信し、出力に変調出力信号を与えるよ うに結合されたメイン・シンセサイザ; を備え、基準信号発生器は、メイン・シンセサイザよりも実質的に大きいロック ・アップ・タイムを有する補助シンセサイザを備えており、補助シンセサイザは : 固定周波数を有する固定基準信号を受信する第1入力,第2入力,および固定 基準信号と第2入力における信号との間の位相差を表す誤差信号を与える出力を 有する補助位相検出器;および 誤差信号および変調データ信号を受信し、出力に変調基準信号を発生するよう に結合された補助VCOであって、出力が前記メイン・シンセサイザおよび補助 位相検出器の第2入力に結合されている補助VCO; を備えている。 したがって、メイン・シンセサイザに供給される基準信号を変調データ信号で 変調することにより、更に変調データ信号をメイン・シンセサイザに印加するこ とにより、本発明は、変調出力信号を与える変調プロセスが、メイン・シンセサ イザの速度には独立することを保証する。これが意味するのは、変調データ信号 の低周波数成分が失われず、メイン・シンセサイザの速度も低下しないというこ とである。 好ましくは、変調基準信号は第1変調利得を有し、変調 出力信号は、第1変調利得に実質的に比例する変調利得を有する。その結果、変 調出力信号RFoutは、振幅および群遅延が平坦であり、変調周波数には独立 な応答を有することになる。 好適な構成では、変調出力信号を発生し、キャリア信号の周波数を制御するメ イン・シンセサイザは: 変調基準信号を受信する第1入力,第2入力,および変調基準信号と第2入力 における信号との位相差を表す誤差信号を与える出力を有する位相検出器; 誤差信号および変調データ信号を受信し、VCOの出力に変調出力信号を発生 するVCO;および VCOの出力と位相検出器の第2入力との間に結合され、選択可能な値で変調 出力信号を除算し、キャリア信号の周波数を変化させる可変ディバイダ; を備えている。かかる構成により、第1変調利得は、可変ディバイダの選択可能 な値で変調出力信号の利得を除算したものに実質的に等しくなるように構成する ことが好ましい。 図面の簡単な説明 これより、本発明による2種類の周波数変調器、本発明による周波数変調器を 内蔵した送受信機および送信機双方について、一例としてのみ、添付図面を参照 しながら説明 する。 第1図は、本発明による周波数変調器を内蔵した送受信機のブロック構成図で ある。 第2図は、周波数変調器のブロック構成図である。 第3図は、本発明による第1周波数変調器のブロック構成図である。 第4図は、本発明による第2周波数変調器のブロック構成図である。 第5図は、VCOを変調するPLLループの周波数関連構成部品を示す構成図 である。 第6図は、基準信号を変調するPLLループの周波数関連構成部品を示す構成 図である。 第7図は、本発明にしたがってVCOおよび基準信号を変調データ信号によっ て変調する、PLLループの周波数関連構成部品を示す構成図である。 図面の詳細な説明 最初に第1図を参照すると、本発明による周波数変調器3を内蔵した送受信機 器の部分2は、スイッチ4およびロー・パス・フィルタ8を介してアンテナ6に 結合された、送信路TXおよび受信路RXを含むものとして示されている。 周波数変調器3は、当技術では既知のFSK,GFSKまたはGMSKのよう な変調技法を用いてデータ・ストリー ムから発生した変調データ信号を受信する入力5を有する。データ・ストリーム は、音声情報を含む場合もある。GMSK変調では、変調データ信号即ちベース バンド信号は、GMSKアナログ・フィルタ(図示せず)によって発生するアナ ログ電圧である。周波数変調器3は、選択可能周波数を有するキャリア信号を発 生し、変調データ信号を用いてキャリア信号を変調し、出力において変調出力信 号RFoutを与える。変調出力信号RFoutは、次に、アンテナ6に結合す る前に、RF電力増幅器10によって増幅する。周波数変調器3の構造および機 能については、以下で更に詳しく説明する。 受信路RXは、第1バンドパス・フィルタ12,ロー・ノイズ増幅器(LNA )14,第2バンドパス・フィルタ16,ミキサ18およびIFフィルタ20を 含む。ミキサ18は、アンテナ6で受信したRF信号を、局所発振器(図示せず )または第1図に示すような周波数変調器3によって発生することができる基準 信号と混合し、中間周波数信号IFを生成する。周波数変調器3によって発生し た信号を用いて、追加の局所発振器の必要性を回避する。 本発明による周波数変調器3は、送受信機の一部として第1図に示したが、本 発明による周波数変調器3は、送信機においても使用可能であることは認められ よう。 次に第2図を参照すると、周波数変調器50は、メイン・シンセサイザ52お よび基準信号発生器54を備えている。 周波数変調器50の入力51において受信した変調データ信号を、メイン・シン セサイザ52および基準信号発生器54に結合する。メイン・シンセサイザ52 は、出力に変調出力信号RFoutを与え、基準信号発生器54は変調基準信号 Frを発生し、これをメイン・シンセサイザ52に供給する。 基準信号発生器54は、クリスタル発振器64および可変利得コントローラ6 6から成る。変調データ信号を直接クリスタル発振器に印加し、変調基準信号F rを得る。可変利得コントローラ66は、変調基準信号Frが第1変調利得Kr を有するように設定する。 メイン・シンセサイザ52は、典型的な位相ロック・ループ(PLL)構成に 配列した位相検出器56,ループ・フィルタ58,電圧制御発振器(VCO)6 0、および可変ディバイダ62から成る。可変ディバイダ62は、VCO60の 出力における変調出力信号RFoutを、選択可能な値nで除算し、分割変調出 力信号を与える。選択可能な値nは、VCO60が発生するキャリア信号の周波 数を決定する。言い換えれば、可変ディバイダ62は、メイン・シンセサイザ5 2のチャネル・セレクタである。 位相検出器56は、変調基準信号Frを受信する第1入力,分割変調出力信号 を受信する第2入力,および変調基準信号と分割変調出力信号との間の位相差を 表す誤差信号を与える出力を有する。誤差信号は、VCO60に印加さ れる前に、ループ・フィルタ58によって濾波される。 電圧信号である濾波誤差信号は、直接VCO60に印加され、周波数が濾波誤 差信号に依存するキャリア信号を発生する。 かかる周波数変調器50の欠点の1つとして、クリスタル発振器64自体が変 調されてしまうため、送受信機器の他の部分には使用できないことがあげられる 。したがって、周波数変調器50を組み込んだ機器では、余分なクリスタル発振 器が必要となり、そのためかかる機器はコストが上昇する。周波数変調器50の 更に別の欠点は、広帯域変調(即ち、高データ・レート)では、クリスタル発振 器を変調する技法は使用できないことである。 次に第3図を参照すると、本発明の第1実施例による第1周波数変調器150 は、メイン・シンセサイザ152および基準信号発生器154を備えている。周 波数変調器150の入力151において受信された変調データ信号を、メイン・ シンセサイザ152および基準信号発生器154に結合する。メイン・シンセサ イザ152は出力に変調出力信号RFoutを与え、基準信号発生器154は変 調基準信号Frを発生しこれをメイン・シンセサイザ152に供給する。 基準信号発生器154は、クリスタル発振器164に結合され、入力151に おいて変調データ信号を受信する補助シンセサイザ155を備えており、変調デ ータ信号が補 助シンセサイザ155の補助VCO170を変調する。補助VCO170の出力 は、変調基準信号をメイン・シンセサイザ152に与える。 メイン・シンセサイザ152は、典型的な位相ロック・ループ(PLL)構成 に配列した、位相検出器156,ループ・フィルタ158,電圧制御発振器(V CO)160および可変ディバイダ162を備えている。可変ディバイダ162 は、VCO160の出力における変調出力信号RFoutを、選択可能な値nで 除算し分割変調出力信号を与える。選択可能な値nは、VCO160が発生する キャリア信号の周波数を決定する。言い換えると、可変ディバイダ162は、メ イン・シンセサイザ152のチャネル・セレクタである。 位相検出器156は、変調基準信号Frを受信する第1入力,分割変調出力信 号を受信する第2入力,および変調基準信号と分割変調出力信号との間の位相差 を表す誤差信号を与える出力を有する。誤差信号は更に、VCO160に印加さ れる前に、ループ・フィルタ158によって濾波される。 即ち、電圧信号である濾波誤差信号は、直接VCO160に印加され、周波数 が濾波誤差信号に依存するキャリア信号を発生する。しかしながら、好適実施例 では、例えば、前述のようにアナログ・ベースバンド電圧である変調データ信号 を濾波誤差信号と結合することによって、濾波誤差 信号に加えて、変調データ信号をVCO160に印加し、アナログ・ベースバン ド電圧およびエラー電圧によってVCO160の出力を決定する。 濾波誤差信号および変調データ信号をVCO160に印加するために、VCO は2つの制御入力または1つの制御入力を有するとよい。好ましくは、濾波誤差 信号および変調データ信号を結合するには、変調データ信号をVCO160の変 調バリキャップ・ダイオードに印加し、濾波誤差信号をVCO160のチューニ ング・ダイオードに印加する。更に別の実施例では、変調データ信号および濾波 誤差信号双方を、ダイオード168のようなチューニング・バリキャップ・ダイ オードに印加してもよい。 クリスタル発振器ではなくVCO170を変調することにより、第1実施例は 、送受信機内の異なる目的のために、クリスタル発振器164が発生する基準周 波数信号Fr’の再利用が可能であるという利点を有する。これは、周波数変調 器50では不可能である。何故なら、クリスタル基準を直接変調するからである 。更に、同じ用途において、特に、DECTシステムにおけるように変調インデ ックスが高い場合には、クリスタル発振器の周波数を変調する際に問題となり得 る。補助シンセサイザを用いて、クリスタル発振器164からの信号のコピーを 作成することにより、この問題を回避する。 補助シンセサイザ154は、典型的な位相ロック・ルー プ(PLL)構成に配列された、補助位相検出器174,補助ループ・フィルタ 176,補助VCO170,およびディバイダ172から成る。ディバイダ17 2は、補助VCO170の出力における変調基準信号Frを固定値で除算し、分 割変調基準信号を与える。 補助位相検出器174は、クリスタル発振器164が発生する基準信号Fr’ を受信する第1入力,分割変調基準信号を受信する第2入力,および基準信号F r’と分割変調基準信号との間の位相差を表す誤差信号を与える出力を有する。 更に、誤差信号は、変調データ信号と共に補助VCO170に印加する前に、補 助ループ・フィルタ176によって濾波される。VCO160について先に説明 したとの同様に、これらの信号を結合する。例えば、変調データ信号および濾波 誤差信号を双方とも、VCO170のチューニング・バリキャップ・ダイオード 178に印加する。可変利得コントローラ166を介して変調データ信号を補助 シンセサイザ155に結合することにより、VCO170を第1変調利得Krで 変調し、VCO170の出力に変調基準信号Frを与える。 VCO160の変調利得KVは、好ましくは、第2周波数変調器150の入力 151とVCOの入力との間に減衰器(図示せず)を結合しておくことにより、 調節可能とする。 ここで第4図も参照する。本発明の第2実施例による第 2周波数変調器250は、メイン・シンセサイザ252および基準信号発生器2 54を備えている。第2周波数変調器250の入力251において受信したデー タ・ストリームを、メイン・シンセサイザ252および基準信号発生器254に 結合する。第4図に示す実施例では、GMSK変調を用いる。したがって、入力 251において受信したデータ・ストリームは、メイン・シンセサイザ252に 変調データ信号として結合される前に、GMSKアナログ・フィルタ253にお いて濾波される。メイン・シンセサイザ252は、出力において変調出力信号R Foutを与え、基準信号発生器254は変調基準信号Frを発生し、メイン・ シンセサイザ252に供給する。 第2実施例による基準信号発生器254は、Analog Devicesが 供給するAD9830DDSのような、直接デジタル・シンセサイザ(DDS) を備えている。DDS254は、発生した基準周波数を変調データ信号によって デジタル的に変調することを考慮して、濾波前のデータ・ストリームに直接結合 するデジタル入力,および変調基準信号Frをメイン・シンセサイザ252に与 える出力を有する。DDS254におけるこの変調は、補助参照テーブル255 によって行われ、各クロック周期毎に、Nビット上で変調軌道(modulation traj ectory)を計算する。Nはプロセスの精度を与える(Nが大きい程、精度は高い )。変調Nビット結果に加えた後に、メイン参照テーブル25 7の通常のNビット・アドレス・バスを通じて、チャネルまたはサブ・チャネル の増分を行い、必要であれば基準周波数Frの中心をごくわずかだけ変化させ、 結果として、変調出力信号Rfoutの中心値を変化させることができる。DD Sの動作は、従来技術では既知である。 メイン・シンセサイザ252は、典型的な位相ロック・ループ(PLL)構成 に配列された、位相検出器256,ループ・フィルタ258,電圧制御発振器( VCO)260および固定ディバイダ263を備えている。 メイン・シンセサイザ252の動作は、第3図を参照して先に説明したのと同 じである。第3図の構成部品と同様のものは、同じ参照番号に100を加えた数 で引用することにする。 本発明による周波数変調器の動作の基本原理は、変調データ信号をメイン・シ ンセサイザのVCOおよび基準信号に適用し、2経路間に正確なレベル・バラン ス得ることである。 この基本原理を完全に理解するために、これより第5図ないし第7図を参照し ながら理論的分析を行う。第5図は、VCOのみを変調するPLLループの周波 数関連構成部品を示す構成図であり、第6図は、基準信号のみを変調するPLL ループの周波数関連構成部品を示す構成図であり、第7図は、本発明にしたがっ て変調データ信号によってVCOおよび基準信号を変調するPLLループの周波 数関連 構成部品を示す構成図である。 最初に第5図を参照すると、VCO600のバリキャップ・ダイオードに印加 され、変調出力信号OUTを発生する電圧信号eは、以下の式で与えられる。 ここで、emは変調データ信号、 Fconstは一定基準信号、 KVはHz/ボルトで示すVCO600の変調利得、 KOはボルト/ラディアンで示す位相検出器560の利得、 F(p)はループ・フィルタ580(ロー・パス・フィルタ)の伝達関数、 nは可変ディバイダ620の分割比である。 式1から、、VCOループ上の変調に対する伝達関数は次のようになる。 この伝達関数は、ハイ・パスの挙動を表す。 ここで第6図も参照する。変調基準信号Fmodについて、位相検出器560 の出力における誤差信号Σは、以下の式で与えられる。 電圧信号eは以下の式で与えられる。 式(3)および式(4)を結合することにより、基準信号ループ上での変調に 対する伝達関数は、次のようになる。 これは、ロー・パスの挙動を表す。 次に第7図を参照すると、第3図のVCO160または第4図のVCO260 のバリキャップ・ダイオードに印加して変調出力信号RFoutを発生する電圧 信号eは、以下の式で与えられる。 位相検出器56の出力における誤差信号Σは次の式で示されるので、 ここで、emは変調データ信号、 Frは変調基準信号、 KVはHz/ボルトで示すVCO60,160の変調利得、 Kφは、ボルト/ラディアンで示す位相検出器56,156の利得、 F(p)は、ループ・フィルタ58,158(ロー・パス・フィルタ)の伝達 関数、 nは可変ディバイダ62,162の分割比、 Krは変調基準信号Frの第1変調利得である。 式(7)を式(6)に代入すると、次の式が得られる。 式(8)から、 このように、前述の理論的分析から、変調基準信号Frの第1変調利得Krが 、メイン・シンセサイザのVCOの変調利得KVをnで除算したものに等しい場 合、ロー・パス挙動もハイ・パス挙動もない。実際には、変調基準信号Frの第 1変調利得Krがメイン・シンセサイザのVCO の変調利得KVをnで除算したものに近い場合、即ち、変調基準信号Frの第1 変調利得Krが変調利得KVに比例する場合、ほぼ同じ効果が得られることがわ かった。 第1変調利得Krは、選択可能な値nによって、したがってキャリア周波数に よって調節されるが、システムは十分に広帯域であるので、100Mhz以上の 帯域幅内で、2GHzにおいて1つのトリミング点のみがあればよい。 前述のように、本発明による周波数変調器の動作原理は、変調データ信号をメ イン・シンセサイザのVCOおよび基準信号に適用し、2経路間に正確なレベル ・バランスを得ることである。正確なバランスは、変調基準信号Frの第1変調 利得KrがVCOの変調利得KVに実質的に比例するように変調利得Kr,KV の値を選択したときに得られる。この結果、変調出力信号FRoutは、振幅お よび群遅延が平坦で、変調周波数には独立した応答を有することになる。 第1周波数変調器150では、補助シンセサイザ155の帯域幅がメイン・シ ンセサイザ152の帯域幅よりもかなり小さいこと、言い換えると、補助シンセ サイザ155のロック・アップ・タイムがメイン・シンセサイザ152のそれよ りもかなり大きいことも保証しなければならない。このため、基準信号発生器1 54は低周波数変調プロセスを実行し、メイン・シンセサイザ152のVCOは 、高周波数変調プロセスに関与し、この組み合わせによって、変 調データ信号の全帯域がカバーされる結果となる。変調データ信号の低周波数成 分は基準信号を変調するので、メインVCOのみを変調する場合と同様に、これ らの成分はメイン・シンセサイザのPLLループでは失われない。次いで、これ ら低周波数成分を、メイン・シンセサイザ・ループの帯域幅外の変調データ信号 の高周波数成分と結合し、変調出力信号を得る。 メイン・シンセサイザ152よりも大きなロック・アップ・タイムを有する補 助シンセサイザ154を利用することにより、そして補助VCO170を変調デ ータ信号で変調することにより、メイン・シンセサイザ152は十分高速となる ので、チャネル・セレクタとして用いることができ、更に高周波数成分に必要な ロック・アップ・タイム仕様を満たすことができる。 このように、前述の分析から、メイン・シンセサイザおよび当該メイン・シン セサイザのVCOに供給される基準信号を変調データ信号で変調することによっ て、本発明は、変調がメイン・シンセサイザの速度に独立することを保証するこ とは明らかである。これが意味するのは、変調データ信号の低周波数成分は失わ れず、メイン・シンセサイザの速度も低下しないことである。更に、本発明は、 変調がメイン・シンセサイザの速度に独立することを保証するので、チャネル選 択に対する速度には実質的に全く制限がない。 本発明は、従来技術のシステムの場合のようなミキサまたはその他のノイズが 多い構成部品ではなく、電力増幅器を介してアンテナに結合されたメインVCO 160,260に直接変調データ信号を印加するので、本発明は、低ノイズおよ び直接合成プロセスを与える。これが意味するのは、送信路においてフィルタや デュプレクサはもはや不要であり、低コストの電力増幅器の使用が可能となるる ことである。これは、発明の背景においてそのいくつかを先に記載した既知のデ ジタル・システムと比較すると、大幅なコスト削減を表す。 本発明による周波数変調器の別の利点は、前述の第1周波数変調器150およ び第2周波数変調器250からわかるように、コストが低い構成部品のブロック で実現可能なことである。 更に別の利点は、メイン・シンセサイザが常にロックされていることであり、 これは、TDMAシステムにおいて全てのスロットが使用可能であり、データ送 信の改善または実範囲の改善(realrange improvement)を可能にすることを意味 する。 本発明は、周波数変調器のメイン・シンセサイザにおける速度の最適化を保証 するので、送受信機の受信路RXにも同じメイン・シンセサイザを使用すること ができる。前述のように、かかる構成により、受信路における余分なシンセサイ ザの必要性が回避される。 以上、デジタル無線通信機器を参照しながら本発明の説明を行ったが、本発明 の原理はアナログ無線通信機器にも適用可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.変調データ信号に応じてキャリア信号を変調し、変調出力信号(RFout )を与える周波数変調器(150)であって: 前記変調データ信号を受信し、該変調データ信号に応じて変調された基準信号 (Fr)を発生するように結合された基準信号発生器(154);および 前記変調基準信号(Fr)および前記変調データ信号を受信し、出力に前記変 調出力信号(RFout)を与えるように結合されたメイン・シンセサイザ(1 52); を備え、前記基準信号発生器(154)は、メイン・シンセサイザ(152)よ りも実質的に大きいロック・アップ・タイムを有する補助シンセサイザ(154 )を備えており、該補助シンセサイザは: 固定周波数を有する固定基準信号(Fr’)を受信する第1入力,第2入力, および前記固定基準信号と前記第2入力における信号との間の位相差を表す誤差 信号を与える出力を有する補助位相検出器(174);および 前記誤差信号および前記変調データ信号を受信し、出力に前記変調基準信号( Fr)を発生するように結合された補助VCO(170)であって、前記出力が 前記メイン・シンセサイザ(152)および前記補助位相検出器(174)の前 記第2入力に結合されている補助VCO(170); を備えることを特徴とする周波数変調器(150)。 2.前記変調出力信号を発生し、かつ前記キャリア信号の周波数を制御する前記 メイン・シンセサイザ(152)は: 前記変調基準信号(Fr)を受信する第1入力,第2入力,および前記変調基 準信号と前記第2入力における信号との位相差を表す誤差信号を与える出力を有 する位相検出器(156); 前記誤差信号および前記変調データ信号を受信し、前記VCOの出力に前記変 調出力信号を発生するVCO(160);および 前記VCO(160)の前記出力と前記位相検出器の前記第2入力との間に結 合され、選択可能な値で前記変調出力信号を除算し、前記キャリア信号の周波数 を変化させる可変ディバイダ(162); を備えることを特徴とする請求項1記載の周波数変調器。 3.前記VCO(160)は、バリキャップ・チューニング・ダイオード(16 8)を備え、前記変調データ信号および前記誤差信号が前記バリキャップ・チュ ーニング・ダイオードに印加されることを特徴とする請求項2記載の周波数変調 器。 4.前記VCO(160)は、バリキャップ・チューニン グ・ダイオードおよびバリキャップ変調ダイオードを備え、前記変調データ信号 が前記バリキャップ変調ダイオードに印加され、前記誤差信号が前記バリキャッ プ・チューニング・ダイオードに印加されることを特徴とする請求項2記載の周 波数変調器。 5.前記変調基準信号(Fr)は第1変調利得を有し、前記変調出力信号は、前 記第1変調利得に実質的に比例する変調利得を有し、前記周波数変調器は: 前記変調基準信号の前記第1変調利得を制御する可変利得コントローラ(16 6);および 前記変調データ信号を受信する入力と前記メイン・シンセサイザ(152)と の間に結合され、前記変調出力信号の利得を調節する減衰器; を更に備えることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の周波数変調器。 6.変調データ信号に応じてキャリア信号を変調し、変調出力信号を与える周波 数変調器(250)であって: 前記変調データ信号を受信し、該変調データ信号に応じて変調された基準信号 (Fr)を発生するように結合された基準信号発生器(254);および 前記変調基準信号(Fr)および前記変調データ信号を受信し、出力に前記変 調出力信号を与えるように結合された たメイン・シンセサイザ(252); を備え、前記基準信号発生器(254)は、前記変調データ信号を受信する入力 と、前記変調基準信号(Fr)を与える出力とを有する直接デジタル・シンセサ イザ(254)を備えており、前記変調基準信号は、チャネル選択信号に依存す る周波数を有することを特徴とする周波数変調器。 7.送信路を有するデジタル無線通信機器用送信機であって: 変調データ信号に応じてキャリア信号を変調し、変調出力信号を与える、前出 の請求項のいずれかに記載の周波数変調器; 前記変調出力信号を増幅する電力増幅器;および 前記電力増幅器に結合されたアンテナ; を備えることを特徴とする送信機。 8.送信路および受信路を有するデジタル無線通信機器用送受信機であって、前 記送信路が: 変調データ信号に応じてキャリア信号を変調し、変調出力信号を与える、請求 項1ないし6のいずれか1項記載の周波数変調器; 前記変調出力信号を増幅する電力増幅器;および 前記電力増幅器に結合されたアンテナ; を備えることを特徴とする送受信機。
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