JP2743438B2 - 密閉形鉛蓄電池 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池Info
- Publication number
- JP2743438B2 JP2743438B2 JP1045584A JP4558489A JP2743438B2 JP 2743438 B2 JP2743438 B2 JP 2743438B2 JP 1045584 A JP1045584 A JP 1045584A JP 4558489 A JP4558489 A JP 4558489A JP 2743438 B2 JP2743438 B2 JP 2743438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- acid battery
- sealed lead
- silica powder
- glass fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/40—Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
- H01M50/409—Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
- H01M50/44—Fibrous material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/40—Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
- H01M50/409—Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
- H01M50/431—Inorganic material
- H01M50/434—Ceramics
- H01M50/437—Glass
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2300/00—Electrolytes
- H01M2300/0002—Aqueous electrolytes
- H01M2300/0005—Acid electrolytes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Cell Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は密閉形鉛蓄電池に係り、特に電解液の成層化
が生じ難く長寿命でかつ廉価な密閉形鉛蓄電池に関す
る。
が生じ難く長寿命でかつ廉価な密閉形鉛蓄電池に関す
る。
[従来の技術] 密閉形鉛蓄電池は、密閉容器内にセパレータと極板と
が積層配置された構成のものであり、電池内の電解液は
このセパレータ及び正・負両極の孔内に流動することが
ないように保持されている。この密閉形鉛蓄電池は、耐
漏液性に優れ、補水を必要とせず、また自己放電が少な
いといった特徴を有している。
が積層配置された構成のものであり、電池内の電解液は
このセパレータ及び正・負両極の孔内に流動することが
ないように保持されている。この密閉形鉛蓄電池は、耐
漏液性に優れ、補水を必要とせず、また自己放電が少な
いといった特徴を有している。
ところで、特公昭63−27826号公報に記載されている
如く、極板高さが高い大容量の密閉形鉛蓄電池にあって
は、注液時は均一であるにも拘らず充放電をくり返すと
セパレータ及び極板の多孔内に保持された電解液の濃度
は上下方向で差が出てくる。即ち、セパレータの下部ほ
ど電解液濃度が高くなる成層化現象が生ずるのである。
この成層化現象は主としてセパレータ部分で生じ易いた
めこれを防止するためには、セパレータの保液化を高め
ること及び、セパレータの上下においても保液性に差が
ないようにすることあるいは電解液にケイ酸微粉末を添
加することによってその粘度を高くすることが要請され
る。
如く、極板高さが高い大容量の密閉形鉛蓄電池にあって
は、注液時は均一であるにも拘らず充放電をくり返すと
セパレータ及び極板の多孔内に保持された電解液の濃度
は上下方向で差が出てくる。即ち、セパレータの下部ほ
ど電解液濃度が高くなる成層化現象が生ずるのである。
この成層化現象は主としてセパレータ部分で生じ易いた
めこれを防止するためには、セパレータの保液化を高め
ること及び、セパレータの上下においても保液性に差が
ないようにすることあるいは電解液にケイ酸微粉末を添
加することによってその粘度を高くすることが要請され
る。
従来より、前記セパレータとしてはガラス繊維を主体
としたものが主として用いられている。そして、この成
層化現象が発生するのを防止するために、用いるセパレ
ータの保液性(液保持特性)を向上させることに関して
種々の改良が試みられている。
としたものが主として用いられている。そして、この成
層化現象が発生するのを防止するために、用いるセパレ
ータの保液性(液保持特性)を向上させることに関して
種々の改良が試みられている。
例えば、特開昭62−133669号、同62−136751号には、
SiO2、TiO2又は希土類元素酸化物などの粉末を塗布ない
し混合したセパレータが記載されている。特開昭63−15
2853号、同62−221954号、同61−269852号には粉末とし
てシリカ又は発泡パーライトを用いることが記載されて
いる。
SiO2、TiO2又は希土類元素酸化物などの粉末を塗布ない
し混合したセパレータが記載されている。特開昭63−15
2853号、同62−221954号、同61−269852号には粉末とし
てシリカ又は発泡パーライトを用いることが記載されて
いる。
また、特開昭63−143742号、同63−146348号には中空
細管状のガラス繊維よりなるセパレータが記載されてい
る。
細管状のガラス繊維よりなるセパレータが記載されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、電解液中にシリカ粉末を添加すること
は容易ではあるが、工程上複雑になり、結果的には得ら
れる電池は高価になり、一方、セパレータ中にシリカを
混抄することは、次のような理由から実用化に到ってい
ないのが現状である。
は容易ではあるが、工程上複雑になり、結果的には得ら
れる電池は高価になり、一方、セパレータ中にシリカを
混抄することは、次のような理由から実用化に到ってい
ないのが現状である。
即ち、シリカ粉末のみではセパレータとして抄紙する
ことはできず、従って、ガラス繊維を主体とするものに
シリカ粉末を加えて混抄することになるが、シリカ粉末
の割合が少ないと成層化現象の防止効果が低く、逆にシ
リカ粉末の割合が多いと抄紙が困難になる。
ことはできず、従って、ガラス繊維を主体とするものに
シリカ粉末を加えて混抄することになるが、シリカ粉末
の割合が少ないと成層化現象の防止効果が低く、逆にシ
リカ粉末の割合が多いと抄紙が困難になる。
このように、従来においては、成層化現象の防止効果
に優れ、しかも製造が容易な密閉形鉛蓄電池用セパレー
タは提供されていなかった。それ故、従来の密閉形鉛蓄
電池は成層化を生じ、寿命が短いものであった。
に優れ、しかも製造が容易な密閉形鉛蓄電池用セパレー
タは提供されていなかった。それ故、従来の密閉形鉛蓄
電池は成層化を生じ、寿命が短いものであった。
本発明は上記従来の問題点を解決し、電解液の成層化
が生じ難く、長寿命でかつ廉価な密閉形鉛蓄電池を提供
することを目的とする。
が生じ難く、長寿命でかつ廉価な密閉形鉛蓄電池を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の密閉形鉛蓄電池は、電解液の流下速度
が100mm/時間以下であるセパレータを用いた密閉形鉛蓄
電池であって、セパレータが平均繊維径2μm以下の含
アルカリガラス繊維95〜30重量%、及び、湿式法で製造
された比表面積100m2/g以上のシリカ粉末5〜70重量%
から実質的に構成されることを特徴とする。
が100mm/時間以下であるセパレータを用いた密閉形鉛蓄
電池であって、セパレータが平均繊維径2μm以下の含
アルカリガラス繊維95〜30重量%、及び、湿式法で製造
された比表面積100m2/g以上のシリカ粉末5〜70重量%
から実質的に構成されることを特徴とする。
請求項(2)の密閉形鉛蓄電池は、請求項(1)のも
のにおいて、セパレータのガラス繊維直径を0.4〜0.9μ
mとしたものである。
のにおいて、セパレータのガラス繊維直径を0.4〜0.9μ
mとしたものである。
請求項(3)の密閉形鉛蓄電池は、請求項(1)のも
のにおいて、セパレータのガラス繊維直径を0.4〜0.9μ
mとし、かつシリカ粉末の粒子径を0.05〜20μmとした
ものである。
のにおいて、セパレータのガラス繊維直径を0.4〜0.9μ
mとし、かつシリカ粉末の粒子径を0.05〜20μmとした
ものである。
以下に本発明を詳細に説明する。
請求項(1)の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータ
は、電解液の流下速度が100mm/時間以下のセパレータで
ある。電解液の流下速度が100mm/時間を超えるもので
は、電解液の保持能力が小さいため、充放電をくり返し
た時に電解液濃度がセパレータ上下方向で変わるいわゆ
る成層化現象が顕著になる。この電解液の流下速度はそ
の成層化現象を防止する点からは小さい程好ましいが、
過度に小さいと注液に多大の時間が必要になる。従っ
て、本発明の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータにおい
て、その電解液の流下速度は5〜100mm/時間より好まし
くは20〜70mm/時間であるのが良い。
は、電解液の流下速度が100mm/時間以下のセパレータで
ある。電解液の流下速度が100mm/時間を超えるもので
は、電解液の保持能力が小さいため、充放電をくり返し
た時に電解液濃度がセパレータ上下方向で変わるいわゆ
る成層化現象が顕著になる。この電解液の流下速度はそ
の成層化現象を防止する点からは小さい程好ましいが、
過度に小さいと注液に多大の時間が必要になる。従っ
て、本発明の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータにおい
て、その電解液の流下速度は5〜100mm/時間より好まし
くは20〜70mm/時間であるのが良い。
なお、本発明において、密閉形鉛蓄電池用セパレータ
の電解液の流下速度は、後述の[実施例]に記載する方
法により求めることができる。
の電解液の流下速度は、後述の[実施例]に記載する方
法により求めることができる。
この請求項(1)の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレー
タは、平均繊維径2μm以下の含アルカリガラス繊維95
〜30重量%好ましくは80〜60重量%、及び、湿式法で製
造された比表面積100m2/g以上のシリカ粉末5〜70重量
%好ましくは20〜40重量%から実質的に構成される。
タは、平均繊維径2μm以下の含アルカリガラス繊維95
〜30重量%好ましくは80〜60重量%、及び、湿式法で製
造された比表面積100m2/g以上のシリカ粉末5〜70重量
%好ましくは20〜40重量%から実質的に構成される。
セパレータを構成するガラス繊維として含アルカリガ
ラス繊維を用いると、製造工程の抄造工程で繊維の表面
に水ガラス状物質が生成し、この水ガラス状物質の粘着
性によって繊維同志が接着される。本発明においては、
含アルカリ珪酸塩ガラス繊維のうちでも、蓄電池に使用
されることから、耐酸性の良好なものが好適に使用され
る。この耐酸性の程度は、平均繊維径1μm以下のガラ
ス繊維の状態で、JISC−2202に従って測定した場合の重
量減が2%以下であるのが望ましい。また、このような
ガラス繊維の組成としては重量比で60〜75%のSiO2及び
8〜20%のR2O(Na2O、K2Oなどのアルカリ金属酸化物)
を主として含有し(ただしSiO2+R2Oは75〜90%)、そ
の他に例えばCaO、MgO、B2O3、Al2O3、ZnO、Fe2O3など
の1種又は2種以上を含んだものが挙げられる。尚好ま
しい含アルカリ珪酸塩ガラスの一例を次の第1表に示
す。
ラス繊維を用いると、製造工程の抄造工程で繊維の表面
に水ガラス状物質が生成し、この水ガラス状物質の粘着
性によって繊維同志が接着される。本発明においては、
含アルカリ珪酸塩ガラス繊維のうちでも、蓄電池に使用
されることから、耐酸性の良好なものが好適に使用され
る。この耐酸性の程度は、平均繊維径1μm以下のガラ
ス繊維の状態で、JISC−2202に従って測定した場合の重
量減が2%以下であるのが望ましい。また、このような
ガラス繊維の組成としては重量比で60〜75%のSiO2及び
8〜20%のR2O(Na2O、K2Oなどのアルカリ金属酸化物)
を主として含有し(ただしSiO2+R2Oは75〜90%)、そ
の他に例えばCaO、MgO、B2O3、Al2O3、ZnO、Fe2O3など
の1種又は2種以上を含んだものが挙げられる。尚好ま
しい含アルカリ珪酸塩ガラスの一例を次の第1表に示
す。
請求項(1)の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータに
おいて、含アルカリガラス繊維の直径が過度に大きいと
セパレータの最大細孔径が大きくなり、毛細管現象によ
る液保持力が低下して電解液の成層化防止効果が十分に
得られないおそれがあるので、平均繊維径を2μm以
下、好ましくは0.9μm以下とする。また、逆にガラス
繊維径が小さすぎると、セパレータがコスト高となるの
で、0.4μm以上、特に0.6μm以上とするのが好適であ
る。即ち、請求項(1)において、用いる含アルカリガ
ラス繊維の平均繊維径は2μm以下であり、好ましくは
0.4〜0.9μm、より好ましくは0.6〜0.9μmにすべきで
ある。
おいて、含アルカリガラス繊維の直径が過度に大きいと
セパレータの最大細孔径が大きくなり、毛細管現象によ
る液保持力が低下して電解液の成層化防止効果が十分に
得られないおそれがあるので、平均繊維径を2μm以
下、好ましくは0.9μm以下とする。また、逆にガラス
繊維径が小さすぎると、セパレータがコスト高となるの
で、0.4μm以上、特に0.6μm以上とするのが好適であ
る。即ち、請求項(1)において、用いる含アルカリガ
ラス繊維の平均繊維径は2μm以下であり、好ましくは
0.4〜0.9μm、より好ましくは0.6〜0.9μmにすべきで
ある。
この含アルカリガラス繊維は、前述した理由、即ち、
抄造工程における水ガラス状物質の生成、生成した水ガ
ラス状物質の粘着性により、繊維同志及び/又は繊維と
シリカ粉末とが接着されることから、含アルカリ珪酸塩
ガラス繊維であることが好ましく、特に、第1表に示す
ような耐酸性に優れた含アルカリ珪酸塩ガラス繊維であ
ることが好ましい。
抄造工程における水ガラス状物質の生成、生成した水ガ
ラス状物質の粘着性により、繊維同志及び/又は繊維と
シリカ粉末とが接着されることから、含アルカリ珪酸塩
ガラス繊維であることが好ましく、特に、第1表に示す
ような耐酸性に優れた含アルカリ珪酸塩ガラス繊維であ
ることが好ましい。
請求項(1)の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータに
おいて、用いるシリカ粉末は、湿式法で得られた、比表
面積が100m2/g以上のものである。シリカ粉末には、乾
式法で得られたものもあるが、乾式法で得られたシリカ
粉末では粒子内部に細孔が殆どなく、保液性の改善には
効果がない。一方、湿式法で得られたシリカ粉末であれ
ば、粒子表面に細孔ができ、また粒子内部にも細孔が形
成されるため、電解液の保液性を高め、成層化防止に有
用である。
おいて、用いるシリカ粉末は、湿式法で得られた、比表
面積が100m2/g以上のものである。シリカ粉末には、乾
式法で得られたものもあるが、乾式法で得られたシリカ
粉末では粒子内部に細孔が殆どなく、保液性の改善には
効果がない。一方、湿式法で得られたシリカ粉末であれ
ば、粒子表面に細孔ができ、また粒子内部にも細孔が形
成されるため、電解液の保液性を高め、成層化防止に有
用である。
また、請求項(1)においては、このようなシリカ粉
末の比表面積を100m2/g以上としているが、このような
比表面積の大きいシリカ粉末であれば粒子内部及び粒子
表面の細孔が多く、電解液の保液性の向上効果及び成層
化防止効果に優れる。請求項(1)において、用いるシ
リカ粉末の比表面積は、特に150m2/g以上であることが
好ましい。
末の比表面積を100m2/g以上としているが、このような
比表面積の大きいシリカ粉末であれば粒子内部及び粒子
表面の細孔が多く、電解液の保液性の向上効果及び成層
化防止効果に優れる。請求項(1)において、用いるシ
リカ粉末の比表面積は、特に150m2/g以上であることが
好ましい。
請求項(1)において、シリカ粉末の粒径は0.05〜20
μm好ましくは0.5〜10μmより好ましくは1〜5μm
にすべきである。というのは粒径が0.05μm未満である
と混抄が困難となり、20μmを超えると液保持力が小さ
くなり得られるセパレータの強度も低下するからであ
る。
μm好ましくは0.5〜10μmより好ましくは1〜5μm
にすべきである。というのは粒径が0.05μm未満である
と混抄が困難となり、20μmを超えると液保持力が小さ
くなり得られるセパレータの強度も低下するからであ
る。
請求項(1)の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータに
おいて、前記含アルカリガラス繊維の割合が30重量%未
満で上記シリカ粉末の割合が70重量%を超えると、シリ
カ粉末が多過ぎて、混抄が困難となる。逆に、含アルカ
リガラス繊維の割合が95重量%を超え、シリカ粉末の割
合が5重量%未満では、シリカ粉末の量が少な過ぎて、
電解液の流下速度100mm/時間以下であるような、成層化
防止効果の高いセパレータを実現することができず、従
って密閉形鉛蓄電池の寿命特に交互充放電寿命が短くな
る。請求項(1)の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータ
において、好ましい配合割合は、含アルカリガラス繊維
60〜80重量%に対して、シリカ粉末40〜20重量%であ
る。
おいて、前記含アルカリガラス繊維の割合が30重量%未
満で上記シリカ粉末の割合が70重量%を超えると、シリ
カ粉末が多過ぎて、混抄が困難となる。逆に、含アルカ
リガラス繊維の割合が95重量%を超え、シリカ粉末の割
合が5重量%未満では、シリカ粉末の量が少な過ぎて、
電解液の流下速度100mm/時間以下であるような、成層化
防止効果の高いセパレータを実現することができず、従
って密閉形鉛蓄電池の寿命特に交互充放電寿命が短くな
る。請求項(1)の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータ
において、好ましい配合割合は、含アルカリガラス繊維
60〜80重量%に対して、シリカ粉末40〜20重量%であ
る。
本発明の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータを製造す
るには、例えば次のような方法によるのが有利である。
るには、例えば次のような方法によるのが有利である。
即ち、FA法(火炎法)、遠心法その他のガラス短繊維
製造法により製造された、比較的長さの短いガラス繊維
を用意し、これをパルパーで離解、切断、分散させる。
製造法により製造された、比較的長さの短いガラス繊維
を用意し、これをパルパーで離解、切断、分散させる。
あるいは、これを抄紙機ネットに供給する途中におい
て、適宜の切断手段により、ガラス繊維を短く切断して
も良い。
て、適宜の切断手段により、ガラス繊維を短く切断して
も良い。
なお、切断されたガラス繊維とシリカ粉末はネット状
に抄紙されるのであるが、その際、離解機内のpH及び/
又は抄造タンク内のpHを約3以下例えば2.5程度とする
のが好ましい。このような酸性域で離解及び/又は湿式
抄造することにより、ガラス繊維の表面に水ガラス状物
質の接着層を形成せしめ、ついでこれを所定温度例えば
80〜160℃に加熱することにより、ガラス繊維をその表
面の水ガラス状物質によって相互に、また、ガラス繊維
とシリカ粉末とを接着することが可能となる。即ち、セ
パレータを構成するガラス繊維が含アルカリ珪酸塩ガラ
ス組成である場合には、ガラス繊維中のアルカリ成分及
びシリカ成分が、pH2.5程度の酸性域で分散のための水
と反応し水ガラス層がガラス繊維表面に形成され、この
水ガラス層が接着剤として作用しガラス繊維が相互に強
固に接着される。
に抄紙されるのであるが、その際、離解機内のpH及び/
又は抄造タンク内のpHを約3以下例えば2.5程度とする
のが好ましい。このような酸性域で離解及び/又は湿式
抄造することにより、ガラス繊維の表面に水ガラス状物
質の接着層を形成せしめ、ついでこれを所定温度例えば
80〜160℃に加熱することにより、ガラス繊維をその表
面の水ガラス状物質によって相互に、また、ガラス繊維
とシリカ粉末とを接着することが可能となる。即ち、セ
パレータを構成するガラス繊維が含アルカリ珪酸塩ガラ
ス組成である場合には、ガラス繊維中のアルカリ成分及
びシリカ成分が、pH2.5程度の酸性域で分散のための水
と反応し水ガラス層がガラス繊維表面に形成され、この
水ガラス層が接着剤として作用しガラス繊維が相互に強
固に接着される。
このような場合には、ガラス繊維の長さが短く、繊維
同志の絡みが比較的少ないものであっても、十分に接着
され、高強度なセパレータを得ることが可能となる。こ
の湿式抄造されたガラス繊維抄造体は、一般にドラムや
ドライヤに沿わせて乾燥され製品とされる。
同志の絡みが比較的少ないものであっても、十分に接着
され、高強度なセパレータを得ることが可能となる。こ
の湿式抄造されたガラス繊維抄造体は、一般にドラムや
ドライヤに沿わせて乾燥され製品とされる。
なお、抄造にあたり、繊維を水中に分散させるときに
分散剤を使用しても良い。又、湿式抄造された繊維抄造
体、例えば抄造ネット上にある繊維抄造体にジアルキル
スルフォサクシネートをスプレーして、ガラス繊維に対
して0.005〜10重量%付着させることによって、ジアル
キルスルフォサクシネートの有する親水性によりセパレ
ータの保液性を向上させることができる。ジアルキルス
ルフォサクシネートを上記の如くスプレーする代わりに
抄造槽中の分散水に混入しても良い。
分散剤を使用しても良い。又、湿式抄造された繊維抄造
体、例えば抄造ネット上にある繊維抄造体にジアルキル
スルフォサクシネートをスプレーして、ガラス繊維に対
して0.005〜10重量%付着させることによって、ジアル
キルスルフォサクシネートの有する親水性によりセパレ
ータの保液性を向上させることができる。ジアルキルス
ルフォサクシネートを上記の如くスプレーする代わりに
抄造槽中の分散水に混入しても良い。
本発明の密閉形鉛蓄電池に用いるセパレータの厚さは
特に限定されるものではないが、ガラス繊維の平均繊維
長さ以上の厚さとするのが好ましい。
特に限定されるものではないが、ガラス繊維の平均繊維
長さ以上の厚さとするのが好ましい。
[作用] 電解液の流下速度が100mm/時間以下であるようなセパ
レータを用いた密閉形鉛蓄電池であれば、電解液の保液
性が著しく優れ、電解液の成層化現象が生じることは殆
どない。
レータを用いた密閉形鉛蓄電池であれば、電解液の保液
性が著しく優れ、電解液の成層化現象が生じることは殆
どない。
しかして、本発明の構成によれば、このような電解液
の流下速度が100mm/時間以下と極めて小さいため、成層
化防止効果が高く寿命、特に交互充放電寿命性能を大幅
に改善することができる。
の流下速度が100mm/時間以下と極めて小さいため、成層
化防止効果が高く寿命、特に交互充放電寿命性能を大幅
に改善することができる。
即ち、本発明者らは、電解液の保液性の原料とセパレ
ータに用いる材料の特性等について、従来セパレータ材
料として提案されている各種の材料について種々検討を
重ね、下記第2表に示すような評価結果を得た。
ータに用いる材料の特性等について、従来セパレータ材
料として提案されている各種の材料について種々検討を
重ね、下記第2表に示すような評価結果を得た。
第2表の結果より、ガラス繊維を単独で用いる場合、
或いは、ガラス繊維と湿式シリカ粉末を用いる場合に、
最も優れた保液性を有するセパレータが得られることを
知見した。そして、ガラス繊維と湿式シリカ粉末を用い
る場合には、保液性向上効果と混抄の難易性の両面から
シリカ粉末の最適配合量があることを見出し、これらの
セパレータ特性とこれを用いた密閉形鉛蓄電池の寿命性
能とに大きな相関を見出し、請求項(1)、(2)、
(3)の構成を達成した。
或いは、ガラス繊維と湿式シリカ粉末を用いる場合に、
最も優れた保液性を有するセパレータが得られることを
知見した。そして、ガラス繊維と湿式シリカ粉末を用い
る場合には、保液性向上効果と混抄の難易性の両面から
シリカ粉末の最適配合量があることを見出し、これらの
セパレータ特性とこれを用いた密閉形鉛蓄電池の寿命性
能とに大きな相関を見出し、請求項(1)、(2)、
(3)の構成を達成した。
[実施例] 以下、実施例及び比較例について説明する。
なお、実施例及び比較例における電解液の流下速度、
厚さ及び目付の測定方法は次の通りである。
厚さ及び目付の測定方法は次の通りである。
電解液の流下速度 試料を50mm×250mmの大きさに切断する。
試料の重量が約6.75gになるように(充填密度0.16
〜0.21g/cm3)、両端にスペーサを介して対向して設置
された2枚のアクリル板(幅70〜80mm×長さ500mm)の
間にセットする。
〜0.21g/cm3)、両端にスペーサを介して対向して設置
された2枚のアクリル板(幅70〜80mm×長さ500mm)の
間にセットする。
試料を水に漬ける。
脱水機(ドライサクション)により、余分な水を取
り除く。
り除く。
湿潤状態の試料を測定治具にセットする。
アクリル板の上方から比重1.3の硫酸液をピペット
で静かに注液する。
で静かに注液する。
硫酸液の注液は、サンプルの上から100mmにしてお
き、随時液を追加して高さを一定にしておく。
き、随時液を追加して高さを一定にしておく。
硫酸液は、予め赤インクまたはメチルオレンジで着色
しておく。
しておく。
電解液を入れ終えた後から5分、10分、30分、60分
後の落下距離を鋼尺で測定する。時間はストップウォッ
チで正確に測定する。
後の落下距離を鋼尺で測定する。時間はストップウォッ
チで正確に測定する。
測定は、サンプル毎3回づつ行なう。
目付(g/m2) 試料重量を試料面積で除して得られる値である。
厚さ(mm) 試料をその厚み方向に20kg/dm2の荷重で押圧した状態
で測定する。(JISC−2202) 実施例1,2、比較例1〜7 第3図に示す材料配合にて蓄電池用セパレータを製造
し、その諸特性の測定結果を第3表及び第1図に示し
た。
で測定する。(JISC−2202) 実施例1,2、比較例1〜7 第3図に示す材料配合にて蓄電池用セパレータを製造
し、その諸特性の測定結果を第3表及び第1図に示し
た。
また、各々のセパレータを用いて、密閉形鉛蓄電池を
組み立て、電解液の成層化防止効果を調べ、その結果を
第3表に併記した。
組み立て、電解液の成層化防止効果を調べ、その結果を
第3表に併記した。
組み立てた密閉形鉛蓄電池は、巾40mm×高さ70mm×厚
さ3.3mmの正極板2枚と同じ大きさで厚さが2.0mmである
負極板とを所定のセパレータを介して20kg/dm2の圧力を
かけて積層したものであり、比重1.30のH2SO4をセル当
り43cc注液し、そのセル当りの容量は5Ah/20HRである。
さ3.3mmの正極板2枚と同じ大きさで厚さが2.0mmである
負極板とを所定のセパレータを介して20kg/dm2の圧力を
かけて積層したものであり、比重1.30のH2SO4をセル当
り43cc注液し、そのセル当りの容量は5Ah/20HRである。
このようにして組み立てた電池を「1.4Aで3時間放
電、1.02Aで5時間充電」を1サイクルとして交互充放
電寿命試験した。電池の容量が4.2Ah(=1.4A×3h)以
下になった時点を寿命とした。
電、1.02Aで5時間充電」を1サイクルとして交互充放
電寿命試験した。電池の容量が4.2Ah(=1.4A×3h)以
下になった時点を寿命とした。
寿命試験の途中100サイクルで試験している電池のう
ち夫々1セルを分解してセパレータの上下及び負極板上
下での電解液比重、及び負極活物質内の硫酸鉛の量を測
定した。
ち夫々1セルを分解してセパレータの上下及び負極板上
下での電解液比重、及び負極活物質内の硫酸鉛の量を測
定した。
第3表より本発明の密閉形鉛蓄電池はセパレータの成
層化防止効果が優れているため寿命性能、特に交互充放
電寿命性能にすぐれていることは明らかである。
層化防止効果が優れているため寿命性能、特に交互充放
電寿命性能にすぐれていることは明らかである。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の密閉形鉛蓄電池はそのセ
パレータの電解液の保液性が著しく高く、セパレータ上
下方向での保液性が均等化されるようになり、成層化現
象が防止されるため、極めて長寿命の性能を有する。
パレータの電解液の保液性が著しく高く、セパレータ上
下方向での保液性が均等化されるようになり、成層化現
象が防止されるため、極めて長寿命の性能を有する。
従って、小容量の密閉形鉛蓄電池はもちろん、極板高
さが高い大容量の密閉形鉛蓄電池においても安定したか
つ優れた電池性能を有する長寿命のものとなる。この長
寿命化が、試験したような交互充放電のみでなく、浮動
充電される用途であっても長い寿命性能を発揮すること
は明らかである。
さが高い大容量の密閉形鉛蓄電池においても安定したか
つ優れた電池性能を有する長寿命のものとなる。この長
寿命化が、試験したような交互充放電のみでなく、浮動
充電される用途であっても長い寿命性能を発揮すること
は明らかである。
特に請求項(2)ないし請求項(3)の密閉形鉛蓄電
池は、上記の優れた効果を有し、しかも電解液へのシリ
カ等の添加を必要とせずその製造が容易で極めて廉価な
密閉形鉛蓄電池の提供を可能にするものである。
池は、上記の優れた効果を有し、しかも電解液へのシリ
カ等の添加を必要とせずその製造が容易で極めて廉価な
密閉形鉛蓄電池の提供を可能にするものである。
第1図は実施例1,2及び比較例1〜7の電解液流下速度
の測定結果を示すグラフである。
の測定結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 健二郎 大阪府高槻市城西町6番6号 湯浅電池 株式会社内 (72)発明者 武藤 純資 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11 号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 北脇 宏紀 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11 号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 杉山 昌司 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11 号 日本板硝子株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−100363(JP,A) 特開 昭62−229657(JP,A) 特開 平1−248459(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】平均繊維径2μm以下の含アルカリガラス
繊維95〜30重量%、及び、湿式法で製造された比表面積
100m2/g以上のシリカ粉末5〜70重量%から実質的に構
成されるセパレータであって、電解液の流下速度が100m
m/時間以下であるセパレータを用いたことを特徴とする
密閉形鉛蓄電池。 - 【請求項2】ガラス繊維直径が0.4〜0.9μmである特許
請求の範囲第1項記載の密閉形鉛蓄電池。 - 【請求項3】ガラス繊維直径が0.4〜0.9μmでありシリ
カ粉末の粒子径が0.05〜20μmである特許請求の範囲第
1項記載の密閉形鉛蓄電池。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045584A JP2743438B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 密閉形鉛蓄電池 |
US07/564,280 US5225298A (en) | 1989-02-27 | 1990-08-08 | Sealed lead acid battery and separator for use in sealed lead acid battery |
GB9018249A GB2247342B (en) | 1989-02-27 | 1990-08-20 | Sealed lead acid battery and separator for use in sealed lead acid battery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045584A JP2743438B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 密閉形鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02226654A JPH02226654A (ja) | 1990-09-10 |
JP2743438B2 true JP2743438B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=12723398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1045584A Expired - Fee Related JP2743438B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 密閉形鉛蓄電池 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5225298A (ja) |
JP (1) | JP2743438B2 (ja) |
GB (1) | GB2247342B (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2576277B2 (ja) * | 1990-08-24 | 1997-01-29 | 日本板硝子株式会社 | 密閉形鉛蓄電池用セパレータ及び密閉形鉛蓄電池 |
JP2761301B2 (ja) * | 1991-02-25 | 1998-06-04 | 新神戸電機株式会社 | 電解液保持体 |
ES2087023B1 (es) * | 1994-04-06 | 1997-03-16 | Tudor Acumulador | Bateria de acumuladores electricos. |
US6143441A (en) * | 1995-09-20 | 2000-11-07 | Hollingsworth & Vose Company | Filled Glass fiber separators for batteries and method for making such separators |
US6096456A (en) * | 1995-09-29 | 2000-08-01 | Showa Denko K.K. | Film for a separator of electrochemical apparatus, and production method and use thereof |
US6225005B1 (en) * | 1996-12-19 | 2001-05-01 | Japan Storage Battery Co., Ltd. | Lead-acid battery and producing method thereof |
AU5485099A (en) * | 1998-08-18 | 2000-03-14 | Gnb Technologies, Inc. | Separator for lead-acid cells or batteries |
US6531248B1 (en) | 1999-10-06 | 2003-03-11 | Squannacook Technologies Llc | Battery paste |
MXPA02003570A (es) * | 1999-10-06 | 2003-10-14 | Squannacook Technologies Llc | Pasta de bateria. |
AU2003209065A1 (en) * | 2002-02-07 | 2003-09-02 | Kvg Technologies, Inc. | Lead acid battery with gelled electrolyte formed by filtration action of absorbent separators, electrolyte therefor, and absorbent separators therefor |
US7159805B2 (en) * | 2002-03-25 | 2007-01-09 | Evanite Fiber Corporation | Methods of modifying fibers |
US6929858B2 (en) * | 2002-03-25 | 2005-08-16 | Squannacook Technologies Llc | Glass fibers |
US7029657B2 (en) * | 2002-08-02 | 2006-04-18 | Balance Pharmaceuticals, Inc. | Nasal spray steroid formulation and method |
JP2008265874A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-11-06 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | ガラス繊維梱包体およびガラス繊維梱包方法とそれを用いたガラス繊維製品 |
US8404382B2 (en) * | 2008-04-08 | 2013-03-26 | Trojan Battery Company | Flooded lead-acid battery and method of making the same |
US10014501B2 (en) | 2014-03-22 | 2018-07-03 | Hollingsworth & Vose Company | Battery separators having a low apparent density |
US9293748B1 (en) | 2014-09-15 | 2016-03-22 | Hollingsworth & Vose Company | Multi-region battery separators |
US10270074B2 (en) | 2015-02-19 | 2019-04-23 | Hollingsworth & Vose Company | Battery separators comprising chemical additives and/or other components |
US9786885B2 (en) | 2015-04-10 | 2017-10-10 | Hollingsworth & Vose Company | Battery separators comprising inorganic particles |
US10319990B2 (en) | 2016-08-05 | 2019-06-11 | Trojan Battery Ireland Ltd. | Coated lead acid battery electrode plates; method for making coated electrode plates and lead acid batteries containing coated electrode plates |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4216281A (en) * | 1978-08-21 | 1980-08-05 | W. R. Grace & Co. | Battery separator |
JPS5971255A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Nippon Glass Seni Kk | 蓄電池用セパレ−タ− |
JPS60100363A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-04 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 蓄電池用セパレ−タ |
JPS60189861A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-27 | Nippon Muki Kk | シ−ル型鉛蓄電池用セパレ−タ−並にシ−ル型鉛蓄電池 |
JPS60221954A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-11-06 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 蓄電池用セパレ−タ |
JPS61269852A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-29 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 蓄電池用セパレ−タ |
JPS62133669A (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型鉛蓄電池用ガラスマツト |
JPS62136751A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型鉛蓄電池用ガラスマツト |
JP2572964B2 (ja) * | 1985-12-27 | 1997-01-16 | 日本無機 株式会社 | 密閉形蓄電池用セパレ−タ−、その製造装置並に密閉形蓄電池 |
JPH0620865B2 (ja) * | 1986-03-24 | 1994-03-23 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 車両用ワイパ− |
JPS6377755A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | サ−マルヘツド |
JPS63146348A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形鉛蓄電池用セパレ−タ |
JPS63143742A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形鉛蓄電池用セパレ−タ |
JPS63152853A (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型鉛蓄電池用セパレ−タの製造法 |
JP2782749B2 (ja) * | 1988-12-21 | 1998-08-06 | 日本電池株式会社 | 密閉形クラッド式鉛電池 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1045584A patent/JP2743438B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-08-08 US US07/564,280 patent/US5225298A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-20 GB GB9018249A patent/GB2247342B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02226654A (ja) | 1990-09-10 |
GB9018249D0 (en) | 1990-10-03 |
GB2247342A (en) | 1992-02-26 |
US5225298A (en) | 1993-07-06 |
GB2247342B (en) | 1995-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2743438B2 (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JP2576277B2 (ja) | 密閉形鉛蓄電池用セパレータ及び密閉形鉛蓄電池 | |
JP5432813B2 (ja) | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池 | |
EP1170809B1 (en) | Sealed lead-acid battery separator | |
JPS58212060A (ja) | 電気化学セル用隔離体 | |
CN107403934B (zh) | 一种铅酸蓄电池极板用短纤维 | |
US5281498A (en) | Sheet-like separator and valve regulated lead acid battery | |
JP3060694B2 (ja) | シート状セパレータ及び密閉形鉛蓄電池 | |
JP2632716B2 (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JP3979467B2 (ja) | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池 | |
JPH038258A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JPH0266850A (ja) | 密閉型鉛蓄電池 | |
JPH01294352A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
CN115051114B (zh) | 一种梯度压花agm隔板及其制备方法 | |
JP2576277C (ja) | ||
JP7262686B1 (ja) | 鉛蓄電池用ペースティングペーパー | |
JPH08153535A (ja) | 密閉形鉛蓄電池及びその製造方法 | |
JPH0521306B2 (ja) | ||
JP5002102B2 (ja) | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ | |
JPH02177253A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JPH05121059A (ja) | 鉛蓄電池用抄紙式セパレータ、その製造法並に鉛蓄電 池 | |
JPS62195850A (ja) | 蓄電池用セパレ−タ | |
JPH0457068B2 (ja) | ||
JPH0381265B2 (ja) | ||
JPS6217946A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |