JPS61269852A - 蓄電池用セパレ−タ - Google Patents

蓄電池用セパレ−タ

Info

Publication number
JPS61269852A
JPS61269852A JP60111195A JP11119585A JPS61269852A JP S61269852 A JPS61269852 A JP S61269852A JP 60111195 A JP60111195 A JP 60111195A JP 11119585 A JP11119585 A JP 11119585A JP S61269852 A JPS61269852 A JP S61269852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
separator
powder
glass
glass fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60111195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0521306B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Miwa
三輪 嘉晟
Hiromi Matsumori
松森 博巳
Hiroki Kitawaki
北脇 宏紀
Yoshinori Yamamoto
義典 山本
Jiyunsuke Mutou
武藤 純資
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON GLASS SENI KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
NIPPON GLASS SENI KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Nippon Glass Fiber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON GLASS SENI KK, Nippon Sheet Glass Co Ltd, Nippon Glass Fiber Co Ltd filed Critical NIPPON GLASS SENI KK
Priority to JP60111195A priority Critical patent/JPS61269852A/ja
Publication of JPS61269852A publication Critical patent/JPS61269852A/ja
Publication of JPH0521306B2 publication Critical patent/JPH0521306B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/40Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
    • H01M50/409Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
    • H01M50/44Fibrous material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/40Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
    • H01M50/489Separators, membranes, diaphragms or spacing elements inside the cells, characterised by their physical properties, e.g. swelling degree, hydrophilicity or shut down properties
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/40Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
    • H01M50/409Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
    • H01M50/431Inorganic material
    • H01M50/434Ceramics
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/40Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
    • H01M50/409Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
    • H01M50/431Inorganic material
    • H01M50/434Ceramics
    • H01M50/437Glass
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2300/00Electrolytes
    • H01M2300/0002Aqueous electrolytes
    • H01M2300/0005Acid electrolytes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Cell Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は蓄電池用上パレータに係り、特に電解液の保持
性が改良され又、電池の長期在庫による性能低下を防止
できる蓄電池用上パレータに関するものである。
〔従来技術〕
電解液の保持性が優れたセパレータとして、平均直径1
μm以下のガラス繊維のマット状シートが密閉形鉛蓄電
池用のセパレータとして提案され、特に高さが約72(
71118以下の極板を使用した小容量密閉形鉛蓄電池
に実用化されてきた。しかしながら極板高さが、例えば
lざQttm以上となる大型電池においては、マット状
シートの上部の電解液保持量が下部よりもかなり少なく
なるため所望の性能が得られないという欠点がある。こ
れは繊維の径が比較的大きいため、毛管現象による吸液
高さが低下するためである。特に長期在庫された電池に
おいてはサイクル寿命特性の低下を来たすとの問題があ
る・。
七パレータの吸液性を高めて電解液保持性を改良しよう
とするものとして、繊維と粉体とを組み合わせたものが
公知である。
例えば、 ■ 特開昭!;u−2,23,3/号には[口水度20
0〜toocc のフィブリル化熱可塑性合成繊維と熱
可塑性合成繊維と耐酸性の無機鐵維又は及び粉体とから
混合抄紙して成り、且つ該絡み合う合成繊維は相互に熱
融着し1体に構成された加圧成形板から成る蓄電池用隔
離板」が開示され、 ■ 特開昭!;t−4tO/10には、ガラス繊維とパ
ーライトからなるセパレータが開示され、■ 実開昭l
l9−/22327 には、リンターパルプ、合成繊維
、ガラス繊維の7〜2種と珪酸粉又はこれを主成分とし
て、耐酸性無機微粉を加えたものを混抄し、合成樹脂で
接着したセパレータが開示されている。
さらに、 ■ 特開昭!;l−2060116Kは5i02粒子を
保持したガラス繊維もしくは合成繊維からなるセパレー
タが開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記のセパレータは特殊なバインダを用い
なければセパレータ取扱時に粉末粒子が剥離・脱落し易
く、電池組立作業などに支障が生じることがある。
またバインダを用いればそれだけ原材料コストが高くな
ると共に、当該セパレータが組み込まれた蓄電池におい
ては、使用中にバインダが徐々に溶出し、電解液を汚し
電池の性能を劣化させる虞れがある。
このようなことから、吸液高さが大きくセパレータ上部
でも多量の電解液が保持され、電池の長期在庫による性
能低下がなくしかもバインダーの溶出による電池性能の
低下の虞れもない蓄電池用セパレータの提供が望まれて
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明の蓄電池用セパレ
ータは、含アルカリ珪酸塩ガラス繊維を主体とする繊維
と、シリカ粉末を主体とする粉末°とを湿式混抄し、ガ
ラス繊維の間隙に粉末粒子を介在させて孔径な微細化す
ると共に、繊維同志又は繊維と粉末粒子とを、主として
抄造の際に生じる水ガラス状物質によって相互に結合す
るようにしたものであって、 平均直径へ〇−S、Oμmの含アルカリ珪酸塩ガラス繊
維を主体とする繊維と、比表面積が10om/9以上の
シリカ粉末を主体とする粉末とが湿式混抄され、前記繊
維が絡み合わされると共に、繊維と繊維との間に前記粉
末粒子が介在されてなる蓄電池用セパレータであって、
前記粉末の量がセパレータ重量の7〜110重量%であ
ることを特徴とする蓄電池用セパレータ、 を要旨とするものである。
なお、上記の問題点を解決するものとして、本出願人よ
り、平均直径0.j〜/、0μmの含アルカリ珪酸塩ガ
ラス繊維とシリカ粉末とを主体とした蓄電池用セパレー
タが出動されている。(特願昭39−70613、以下
「先願」という。)この先願のセパレータは、細径のガ
ラス繊維を含有しているところから、微細孔径のものと
なり、液保持力に優れる。
しかしながら、この先願のセパレータにおいては、微細
なガラス繊維を用いているところから、素材コストが割
高になり易かった。即ち、ガラス繊維製のセパレータに
おいては、ガラス繊維な細径化することにより、保液性
は顕著に向上されるものの、細径化に伴い、価格も相当
に増大するのである。
本発明は、上記先願の発明の長所を生かしながら、同時
に素材コストの低廉化が図れる蓄電池用セパレータを提
供するものである。
なお第1図は平均直径が0.1μm、0.7μm及びO
:♂μmの3種類のガラス繊維を用いて製造されたセパ
レータの吸液特性を示すものである。(なお、製造方法
及び次の吸液特性の測定方法は、後掲の実施例に準する
。)この第1図に示すように、繊維径が太くなる程、吸
液高さは低下し、特にttocm以上の高さの部分では
著しい低下を示す。
本発明によれば比較的大径のガラス繊維同志の間の空隙
に粉末粒子が介挿され、これにより微細孔径のセパレー
タとなり、液保持力が向上され、吸液高さが大きくなる
。またかかる繊維及び粒子は主として含アルカリ珪酸塩
ガラスの繊維の表面に生ずる水ガラス状接着剤層により
、相互に接着され、特別のバインダを使わなくとも、粉
末の剥離・脱落が無く、取扱いが容易となる。
以下本発明について更に詳細に説明する。
まず繊維に関し説明する。
本発明のセパレータを構成する繊維は含アルカリ珪酸塩
ガラス繊維を主体とするものである。即ち含アルカリ珪
酸塩ガラス繊維だけを含んだものでも良く、その他の繊
維例えばガラス繊維製セパレータにしばしば混合される
熱可塑性有機繊維を含むようにしても良い。
繊維の主体となる含アルカリ珪酸塩ガラス繊維の平均直
径は八〇μm を越え5.0μm以下、より好ましくは
八〇5〜lljμmである。直径が5.0μmを超える
とセパレータの空間率が小さくなり、逆に/、0μm 
以下になるとその製造コストが高価となる。
又、このガラス繊維の平均長さは好ましくは7〜j O
mx Sより好ましくは/Q−11Qrmnである。平
均長さが7Cmm  よりも短くなるとセパレータの強
度が小さくなり、50闘よりも長くなると抄造時に水中
へ均一に分散するのが困難になる。
なお直径へ〇−S、Oμm以下のガラス繊維の他に、直
径5μm以上例えば5〜30μmの含アルカリ珪酸塩ガ
ラス繊維をセパレータ重量の20重量%まで含有するこ
とができる。この5μm以上のガラス繊維はjms−、
−f Q tntaの長さのものが好ましい。
このような平均直径がハo−s、ottmの含アルカリ
珪酸塩ガラス繊維はFA法(火炎法)、遠心法その他の
ガラス短繊維製造法によって製造できる。
なおガラス繊維の平均直径は、試料の3ケ所を電子顕微
鏡で写真撮影し、それぞれ20本の繊維の直径を0./
μm単位で測定し、これらの平均値をとることにより計
算される。
なおガ・ラス組成の好適な範囲については後述する。
一本発明のセパレータはこのような含アルカリ珪酸塩ガ
ラス繊維の他に熱可塑性有機繊維を含んでも良いのであ
るが、その場合には混合割合をセパレータ重量の7重量
%以下とするのが好ましい。
これは有機繊維混合量が7重量%を超えると、有機繊維
の材質いかんによっては、電池性能に悪影響を及ぼすお
それがあるからである。
なお熱可塑性有機繊維を用いる場合には、長さ2〜79
m 、平均値l〜30μmのものが好ましい。熱可塑性
有機繊維としてはアクリル繊維、ポリエステル繊維など
が挙げられる。
次に粉末について説明する。
本発明のセパレータに用いられる粉末は、シリカ粉末を
主体とするものであり、シリカ粉末のみを用いても良く
、また粉末100重量部のうち50重量部未満の範囲で
含アルカリ珪酸塩ガラス粉末を混合して用いることがで
きる。
シリカ粉末としては比表面積がl0Cmt/9以上のも
のが用いられる。このようなシリカ粉末は耐酸性である
と同時に崇高で蓄電池電解液とのなじみが良いのでガラ
ス繊維の間に介在されて、セパレータの吸液性を高め蓄
電池の性能を向上させる。
シリカ粉末は珪酸ソーダの熱分解、ハロゲン化珪素の熱
分解など公知の各種の方法で製造されたものが用いられ
る。シリカ粉末の比表面積はBET法など公知の方法に
よって容易に測定される。
なお含アルカリ珪酸塩ガラス粉末を用いる場合には平均
直径20μm以下、とりわけ6μm以下のものが好まし
い。
本発明のセパレータにおいては、シリカ粉末を主体とす
る粉末の量は、セパレータ重量の1〜110重量%であ
る。特に5〜30重量%が好ましい。
粉末の量がセパレータ重量の1%以下では吸液性向上効
果が乏しく、また110%を超えると、セパレータの引
張強度が不足するようになる。
このような粉末は、ガラス繊維よりも廉価であるので、
製造原価の低減に寄与する。
次にガラス繊維の組成について説明する。
本発明のセパレータを構成するガラス繊維は含アルカリ
珪酸塩ガラス組成のものであり、その表Iに水ガラスを
形成し得るものである。又、蓄電池用に使用されること
から耐酸性の良好なものが好適に使用される。この耐酸
性の程度は、平均繊維径1〜jμmのガラス繊維の状態
でJ l5C−22oλに従って測定した場合の重量減
が2%以下であるのが望ましい。又、このようなガラス
繊維の組成としでは、重量比で60〜75%の5i02
、及びl〜20%のR20(Na2O,に20などのフ
ルカリ金属酸化物)を主として含有し、(ただし5i0
2 + R20は7J−〜90%>、その他に、例えば
C1aO+Mg02B203yA1203.ZnO+F
e2O3などの1種又は2種以上を含んだものが挙げら
れる。好ましい含アルカリ珪酸塩ガラスの一例を次の第
1表に示す。
第  l  表 本発明の蓄電池用セパレータは、含アルカリ珪酸塩ガラ
ス繊維を主体とする繊維とシリカ粉末を主体とする粉末
とを例えばPH値を2.5〜3.jに保った水の中に一
定時間、例えば3〜20分水流型分散機等を用いて繊維
をなるべく切断せずに分散させておき、それを湿式抄造
して、該ガラス繊維の表面に接着層おそらくは水ガラス
層を形成せしめ、ついでこれを所定温度、例えばざO〜
/ざO′Cに加熱することによりガラス繊維をその表面
の水ガラスによって相互に接着することによって得るこ
とができる。即ち本発明のセパレータを構成するガラス
繊維は含アルカリ珪酸塩ガラス組成を有するところから
、ガラス中のアルカリ成分及びシリカ成分が、分散のた
めの水と反応し水ガラス層がガラス繊維表面に形成され
、この水ガラス層が接着剤として作用しガラス繊維及び
シリカ粉末が接着される。
なお繊維の一部として熱可塑性有機繊維を用いた場合に
は、この有機繊維も後工程の熱処理工程(例えば乾燥工
程)において成形もしくは接着作用を発揮し、セパレー
タの強度を高める。
セパレーターの強度を高める方法として、液体接着材を
用いる方法があるが、一般的には電池の使用中にバイン
ダーが徐々に溶出し電池の性能を劣化させるおそれがあ
る。このような心配のない接着材として耐酸性アクリル
樹脂接着材をカバレータ−重量のio重量%以下の範囲
で使用してもよい。
本発明のセパレータ自体の厚さは、使用される蓄電池に
よって異なるが、0.3〜3■であることが好ましい。
なお、ガラス繊維を水中に分散させるに際し分散剤を使
用しても良い。又、湿式抄造さ ・れた繊維抄造体、例
えば抄造フンベアー上にある繊維抄造体にジアルキルス
ル7オサクシネートをスプレーして、ガラス繊維に対し
て0.00!;−10重II%付着させることによって
、ジアルキルスル7オサクシネートの有する親水性によ
りセパレータの保液性を向上させることができる。ジア
ルキルスル7オサクシネートを上記の如くスール−する
代わりに抄造槽中の分散水に混入してもよい。
〔作  用〕
シリカ粉末を主体とする微細な粉末が含アルカリ珪酸塩
ガラス繊維を主体とする繊維同士の間の空隙部に入り込
み、セパレータ全体の細孔径分布が小さくなる。これに
より吸液特性が向上する。
またかかる繊維及び粒子は主として含アルカリ珪酸塩ガ
ラスの繊維の表面に生ずる水ガラス状接着剤層により、
相互に接着され、特別のバインダを使わなくとも、粉末
の剥離・脱落が無く、取扱いが容易となる。
更に、比較的径の大きい平均直径へo−r、oμmのガ
ラス繊維を用いているので、ガラス繊維の価格も低廉と
なり、セパレータの製造原価を低下できる。
〔実 施 例〕
以下実施例及び比較例について説明する。
例1 組成が第1表のAであるガラス繊維を用いて、火炎法に
よって平均直径o、rμm1平均長さ/Qtrm、及び
平均直径へjμm1平均長さ/Qtmmのガラス繊維を
製造した。
またシリカ粉末として比表面積23orvqの市販品(
商品名カープレックスナざO塩野義製薬■製)を用意し
た。
これらの繊維及び粉末を第2表に示す割合にて水中に投
入して水流型分散機により攪拌して分散させ、更に硫酸
を加えて水のPHを2.7とし約10分間保持した。次
いで抄造を行い130°Cに加熱してマット状の蓄電池
用セパレータを製造した。このセパレータを構成する各
ガラス繊維及び粉末はガラス繊維の表面に形成された水
ガラスにより相互に接着されていることが観察された。
これらのセパレータは第2表に示すような厚み、日付、
密度、引張強度、保液性、及び最大細孔径を有していた
これらの特性値の測定法は次の通りである。
(1)厚み 試料をその厚み方向に20Kg・dd  の荷重で押圧
した状態で測定する。(JISC−22o1)(1)密
度 試料/ OCm X / Ocmの面積(S)に20p
の荷重(司を加えた時の試料の厚さTとした時に、式:
W/(SxT ) (9/Cm”) テ与えらレル値テ
表ワス。
(3)   目  付 試料重量を試料面積で除して得られる値である。
(4)引張り強度 幅/!朋の試料、の両端を引張りそれが切断するときの
外力の値(K9)で表示する。
(5)保液性 試料圧水を飽和するまで含ませ、次いでその試料を5分
間空中に吊して置く。しかる後、試料の重量を測定して
試料中に含まれる水の蚤を算出し、この水の量を試料の
体積で除して得られる値であり、単位はり−水/Cm′
−セパレータとなる。
(6)  最大細孔径 試験片をメタノール溶液中に30分以上浸漬しサンプル
ホルダーにサンプルをセットし上部よりピペットでメタ
ノールを3〜1oca入れる。静かに空・気を流しメタ
ノールより気泡が発生した時の空気圧を読°み取り計算
式より最大細孔径を求める。
第2表より本発明のセパレータは粉末を用いなかったy
at、sのものに比べて保液性が優れることが認められ
る。
なお保液性については、平均直径O0gμmの細径  
    4のガラス繊維とシリカ粉末とを併用した&−
のものよりも低いが、前述のように従来例(&l+ J
 )のちのよりも高く十分に実用できる。またこの&コ
第° コ 表 のものに比べると、廉価な太径のガラス繊維をmいてい
るので、材料コストが低く、極めて実用性に富む。
例コ 例/のA4!(実施例)のセパレータとA3のセパレー
タ(従来例)とについて、吸液特性を次のようにして測
定した。
試料を垂直にしてその下部を比重へ3Qの硫酸液に21
A時間浸漬する。そして、下から1Ocra毎に切断し
、6幅/Qcmの部分の重量(セパレータ切断片重量と
該切断1片に含まれる硫酸の重量との和)Wを求める。
この重量Wと硫酸に浸漬していない同じ大きさのセパレ
ータ切断片重量(W)を除して(W/W) 、硫酸含有
率を倍率として算出する。
結果を第2図に示す。
第2図より、実施例に係る&ψのものは吸液特性に優れ
、とりわけllQcmよりも高い部分における吸液性が
、シリカ粉末を含まない屋3のものよりも格段に優れて
いることが明らかである。
例3 組成が第1表のAであるガラスを用いて平均直径が/、
/pm及び19μm であるガラス繊維を製造した。こ
れと、例1で用いたシリカ粉末とを第3表の割合で配合
して例1と同様にしてセパレータを製造し、その吸液特
性を例コと同様にして測定した。
その結果を第3図に示す。
第3図より、5乙に係るシリカ粉末を配合したものは、
屋5のものに比べ、吸液特性が優れてい第  3  表 る・−ことが明瞭に認められる。
〔効 果〕
以上詳述した通り、本発明の蓄電池用上パレータは液保
持力に優れ、とりわけ吸液高さが大きいのでセパレータ
上部でも多量の電解液が保持される。又電池の長期在庫
による性能の低下を防ぐことができる。
なお比較的大径で廉価なガラス繊維を用いていると共に
、シリカ粉末はガラス繊維に比べ相当に低価格であるの
で、本発明のセパレータはその素材価格も安い。
また粒子と繊維とが主として水ガラス状物質で接着され
ており、粒子の剥離、脱落が無く取扱いに不便がない。
さらに、セパレータからのバインダ溶出による電解液汚
染の虞れがなく、ノくインダ溶出による電池性能の低下
が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は各種のセパレータの吸液特
性の測定結果を表すグラフである。 第1図 □CK′:h31−? 第2図 □咀A豫さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均直径が1.0μmを越え5.0μm以下の含
    アルカリ珪酸塩ガラス繊維を主体とする繊維と、比表面
    積が100m^2/g以上のシリカ粉末を主体とする粉
    末とが湿式混抄され、前記繊維が絡み合わされると共に
    、繊維と繊維との間に前記粉末粒子が介在されてなる蓄
    電池用セパレータであって、前記粉末の量がセパレータ
    重量の1〜40重量%であることを特徴とする蓄電池用
    セパレータ。
JP60111195A 1985-05-23 1985-05-23 蓄電池用セパレ−タ Granted JPS61269852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60111195A JPS61269852A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 蓄電池用セパレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60111195A JPS61269852A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 蓄電池用セパレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61269852A true JPS61269852A (ja) 1986-11-29
JPH0521306B2 JPH0521306B2 (ja) 1993-03-24

Family

ID=14554904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60111195A Granted JPS61269852A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 蓄電池用セパレ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61269852A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5225298A (en) * 1989-02-27 1993-07-06 Yuasa Battery Co., Ltd. Sealed lead acid battery and separator for use in sealed lead acid battery
US5281498A (en) * 1991-05-23 1994-01-25 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Sheet-like separator and valve regulated lead acid battery
GB2247343B (en) * 1990-08-24 1994-11-02 Nippon Sheet Glass Co Ltd Battery separator

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3085887A (en) * 1956-01-26 1963-04-16 Johns Manville Fiber Glass Inc Glass composition
JPS5410945A (en) * 1977-06-27 1979-01-26 Yuasa Battery Co Ltd Lead storage battery
JPS5530194A (en) * 1978-08-21 1980-03-03 Grace W R & Co Battery separator
JPS5530253A (en) * 1978-08-25 1980-03-04 Fujitsu Ltd Direct ssb modulation circuit
JPS56500110A (ja) * 1979-03-12 1981-02-05
JPS57123651A (en) * 1980-09-18 1982-08-02 Nippon Muki Kk Manufacture of separator for storage battery
JPS58188053A (ja) * 1982-04-28 1983-11-02 Sanyo Electric Co Ltd 蓄電池用セパレ−タ
JPS59173949A (ja) * 1983-03-19 1984-10-02 Yuasa Battery Co Ltd 鉛蓄電池

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3085887A (en) * 1956-01-26 1963-04-16 Johns Manville Fiber Glass Inc Glass composition
JPS5410945A (en) * 1977-06-27 1979-01-26 Yuasa Battery Co Ltd Lead storage battery
JPS5530194A (en) * 1978-08-21 1980-03-03 Grace W R & Co Battery separator
JPS5530253A (en) * 1978-08-25 1980-03-04 Fujitsu Ltd Direct ssb modulation circuit
JPS56500110A (ja) * 1979-03-12 1981-02-05
JPS57123651A (en) * 1980-09-18 1982-08-02 Nippon Muki Kk Manufacture of separator for storage battery
JPS58188053A (ja) * 1982-04-28 1983-11-02 Sanyo Electric Co Ltd 蓄電池用セパレ−タ
JPS59173949A (ja) * 1983-03-19 1984-10-02 Yuasa Battery Co Ltd 鉛蓄電池

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5225298A (en) * 1989-02-27 1993-07-06 Yuasa Battery Co., Ltd. Sealed lead acid battery and separator for use in sealed lead acid battery
GB2247342B (en) * 1989-02-27 1995-02-22 Yuasa Battery Co Ltd Sealed lead acid battery and separator for use in sealed lead acid battery
GB2247343B (en) * 1990-08-24 1994-11-02 Nippon Sheet Glass Co Ltd Battery separator
US5281498A (en) * 1991-05-23 1994-01-25 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Sheet-like separator and valve regulated lead acid battery

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0521306B2 (ja) 1993-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2743438B2 (ja) 密閉形鉛蓄電池
EP1170809B1 (en) Sealed lead-acid battery separator
JP2576277B2 (ja) 密閉形鉛蓄電池用セパレータ及び密閉形鉛蓄電池
CZ269993A3 (en) Novel flat formation obtained by wet process and its use
JPS61269852A (ja) 蓄電池用セパレ−タ
JP2762446B2 (ja) 蓄電池用セパレータ
JPH0381266B2 (ja)
US5281498A (en) Sheet-like separator and valve regulated lead acid battery
EP3151309A1 (en) Battery containing acid resistant nonwoven fiber mat with biosoluble microfibers
JPH0732007B2 (ja) 蓄電池用セパレ−タ
JPH0457068B2 (ja)
JP2632716B2 (ja) 密閉形鉛蓄電池
JP3060694B2 (ja) シート状セパレータ及び密閉形鉛蓄電池
JPS59138058A (ja) 蓄電池用隔離板
JPH0381265B2 (ja)
JPS60119073A (ja) 蓄電池用隔離板
JPH0266850A (ja) 密閉型鉛蓄電池
JPH01294352A (ja) 密閉形鉛蓄電池
JPH0729560A (ja) 密閉形鉛蓄電池用セパレータ
JP4298215B2 (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ
JPS62252065A (ja) 密閉型鉛蓄電池用セパレータ
JPH0729593A (ja) リテーナ式密閉形鉛蓄電池
JPH0555974B2 (ja)
JPS6380472A (ja) 蓄電池用セパレータ及びその製造方法
JPH0555977B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term