JP2742408B2 - 表示パネル - Google Patents
表示パネルInfo
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- JP2742408B2 JP2742408B2 JP8163468A JP16346896A JP2742408B2 JP 2742408 B2 JP2742408 B2 JP 2742408B2 JP 8163468 A JP8163468 A JP 8163468A JP 16346896 A JP16346896 A JP 16346896A JP 2742408 B2 JP2742408 B2 JP 2742408B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面照明のできる照明
光用ガイドを設けた表示パネルに関する。従来の光ガイ
ドを使用する面照明は明るさを均一化することが困難で
あったから、終端の方まで出来るだけ明るい面照明の得
られる照明光用ガイド及びそれを利用する表示パネルを
研究することが要望された。 【0002】 【従来の技術】機器のスイッチ位置の表示や、操作のガ
イドを行うための表示パネル用にアクリル樹脂板を用い
ること、そのアクリル樹脂板の照明面とは反対側に反射
膜をコーティング若しくは粗面加工にした照明光用ガイ
ドを使用すること、は図3に示すものが公知である。図
3に示す表示パネルにおいて、アクリル樹脂板1はその
まま照明光用ガイドとして使用され、タングステン電球
などの光源2からの光10,14,15を右方向に導
く。光13は光10がアクリル樹脂板1内の照明側で全
反射したものを示す。 【0003】一方、反射膜12に入射する光13,1
4,15は該反射膜12で散乱・反射され、散乱光のう
ち照明側11へ向かう出射光16,17,18が前述の
ようなアクリル樹脂板1の文字などを照明する照明光と
なる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図3において、光源2
からの光が右方向へガイドされて進むため、散乱した後
の光は裏面側から照明側11へ出射する光16,17,
18が、17,16,18の順に少しずつ減少し、右方
は急に暗くなる。 【0005】その問題を解決するための手段として、例
えば特開昭57−128383号公報に記載の技術があ
る。図4は同公報に開示された面照明装置における反射
拡散体のパターンを示す部分平面図である。図4におい
て、20は透明基板、21は印刷または塗布された白色
のペイント層を線状に形成したものを示す。図示しない
光源が左方に存在し、その光源から離れるに従って、ペ
イント層21の密度を増加させている。そのため、図の
右方へ行く程光の反射量を増加させることを意図してい
る。これによってガイド部材全体で、ほぼ均一な出射光
を得ることが期待できる。 【0006】しかしながら、上記手段はシミュレーショ
ン上では良い結果を得ることができるが、実際にガイド
部材を製作してみると、基板における光源近傍の輝度が
極度に高くなって、ガイド部材全体として輝度分布を均
一化することが出来ないことが判明した。 【0007】 その理由は次のように考えられる。若し、
ガイド部材に光の反射手段を全く設けない場合を想定す
ると、ガイド部材の光源近傍の輝度が極端に高く、光源
から離れるに従い輝度は急減して、直ぐ輝度零となる。
図4に示す構造では、ペイント層の光反射効果に、上記
現象が重ね合わされたため、シミュレーションでは現れ
ることのなかった高輝度領域が発生したのである。 【0008】今までは、上記のような高輝度領域の発生
することが判ったとき、使用するガイド部材が或る程度
の大きさを有していて、実際に表示に利用する面積が比
較的小さかったことから、光源近傍の前記高輝度領域を
不使用領域とすることでその対策とし、上記の点は大き
な問題とならなかった。光源近傍の高輝度領域は、シミ
ュレーションでは解決困難なものであり、不使用領域と
することで実用上の問題とならなかったため、「このよ
うな高輝度領域は本来存在するもの」として容認されて
きたのである。 【0009】一方、近年になると装置を小型化にするた
め、ガイド部材全面を表示領域として使用することの要
求が強くなってきた。上記の不使用領域は、例えば表示
パネルの額縁として隠れた部分となっているため、その
領域が大きいとき装置の小型化は困難となる。 【0010】また図3の構成においては、光源2からの
光が全てアクリル樹脂板1に入射しないため、光源2か
らの光の利用率が低い欠点があった。光源2として発光
ダイオードを使用すると、光の放射方向を限定して利用
率を高くすることが出来るが、光源として高価となる欠
点があった。 【0011】本発明の目的は、前述の欠点を改善し、ガ
イド部材全面で出来るだけ均一な輝度の面照明を安価に
得る照明光用ガイドを使用した表示パネルを提供するこ
とにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成を示
す斜視図である。図1に示すように、平板状の導光用ガ
イド部材3の一方の端面から入射した光を散乱・反射に
より入射光と略直角な方向に出射させる照明光用ガイド
と、該入射光を生成するために該端面に設けた光源2
と、該出射光により面照明をなされる照明対象とを有す
る表示パネルにおいて、本発明は下記の構成とする、即
ち、該照明光用ガイドは、入射光の方向に沿って光の入
射点から離れるに従い互いの間隔が狭まるように、複数
の光反射手段4を前記部材の前記光出射側面とは反対側
の側面に設けたものであり、前記光の入射点から最初の
光反射手段までの距離が、該複数の光反射手段4間の各
距離より大きく設定される。 【0013】図2は図1の表示パネルを上方から見た上
面図である。図1・図2により以下説明する。導光用ガ
イド部材3は平面状であって、一方の端面には光源2を
置くので、光源2から導光用ガイド部材3に入射した光
は、ガイド部材3内において散乱・反射を起こして、図
1の左上方に出射する。従って図1において、刻み4と
示す光反射手段を設けた面とは反対側の面5からの出射
光8,9のため、出射面5が面照明される。なお、図2
において、光6,7は光反射手段4を付けた面に向かっ
ている光を、10は出射面に向かっている光を指す。 【0014】光反射手段4は、図1・図2に示すよう
に、導光用ガイド部材3の光出射側の面とは反対側の面
に、入射光の方向に沿って光の入射点から離れるに従い
光の反射率が連続的に増大するように構成されている。
なお、図1・図2に示すように、光の入射点から最初の
光反射手段までの距離が、前記入射点から離れた位置で
の光反射手段の間隔と比較して最大となるようにしてい
る。そのため、出射光9は光源2から離れても、反射率
が小さくならず、出射面5の明るさが場所的に均一化さ
れるような表示パネルが得られている。 【0015】 【発明の実施の形態】図1・図2に示す刻み4は、光反
射手段の具体的構成の例を示し、導光用ガイド部材3の
表面を山谷が繰り返すことで形成され、光源2から離れ
るに従って山谷の刻みの間隔を密としている。なお、刻
み4は光源2の側から見て、最初の刻み(最初の光反射
手段)までの距離が、次以降の何れの刻み間隔よりも十
分大きく設定されている。そのため、光源2に近い方で
ガイド部材3の内部から反射する光は比較的少なく、ガ
イド部材3から照明側と反対方向に放出される光もある
が、光源2から離れるに従ってガイド部材3内に反射す
る光の量が比較的に多くなる。出射面からの光量が光源
2からの距離が離れても減少することはない。そのため
上述の導光用ガイド部材3を使用する表示パネルは、光
源2に近い所から遠方まで全面にわたり、照射面5の明
るさがほぼ均一化されている。 【0016】 【実施例】図5は導光用ガイド部材3について刻み4を
付けた面から見た上面図を示す。図5において、左側側
面40が光入射端面である。本実施例では、刻み41,
42〜が互いの間隔を順次に狭められて設けられ、且つ
刻み41は側面40からの間隔P1が最も大きくなるよ
うに設けられている。そして図5では、刻み42と刻み
41との間隔P2がP1に次いで大きい。 【0017】図6は、図5に示す光入射端面40から刻
み41,42までの間隔P1,P2を変化させた場合の
ガイド部材の輝度変化を示す図である。図6において縦
軸は輝度をcd/m 2 で、横軸は光入射端面からの距離
を示している。 図6において、○印は P1対P2の値が 2対4の場合 □印は 2対5 △印は 4対2 ×印は 5対2 をそれぞれ示す。図6から判るように、P1が小さい場
合、即ち光入射端面40に近く当初の刻み41が設けら
れた場合は、その近傍の輝度が高く、少し離れると輝度
が大きく低下する。それに対し、P1が大きい場合は、
刻み41の近傍の輝度は大きくならず、光入射端面40
から離れても、輝度の低下が殆どなく、そのため図示す
るようにガイド部材3の輝度の均一性が達成できてい
る 。 【0018】 【発明の実施の形態】本発明の他の実施の形態を示す
と、ガイド部材3を合成樹脂で形成することは、蛍光物
質の混入のため、及び下記の構成上の特徴を発揮するた
めに有効である。特に材質としてポリカーボネイト樹
脂、メタクリル樹脂を使用することが好適である。蛍光
物質を混入すると、入射光は蛍光物質により反射して、
直ぐ出射光となるため、表示パネルとして出射面5の明
るさが、より明るくなる。 【0019】照明光源2として可視光域に発光波長ピー
クを持つハロゲンランプを使用すれば、蛍光の変換効率
が改善され、蛍光色が明るくなる。更に光源2にカラー
フィルタを被せた白色光源を用いれば色調の変化が容易
である。 【0020】このように本発明によると、導光用ガイド
部材に入射点からの距離に対応して光の反射率を連続的
に変化させる光反射手段を付けているため、光反射手段
を付けた側とは反対側の面を有効に照明することがで
き、また、光源から離れた位置において、反射率が小さ
くならず、有効に出射光を得ている。そのためガイド部
材全面でほぼ均一な輝度の面照明のできる表示パネルが
得られる。また蛍光物質の混入などにより面照明の輝度
を増加させた表示パネルとすることが容易に出来る。
光用ガイドを設けた表示パネルに関する。従来の光ガイ
ドを使用する面照明は明るさを均一化することが困難で
あったから、終端の方まで出来るだけ明るい面照明の得
られる照明光用ガイド及びそれを利用する表示パネルを
研究することが要望された。 【0002】 【従来の技術】機器のスイッチ位置の表示や、操作のガ
イドを行うための表示パネル用にアクリル樹脂板を用い
ること、そのアクリル樹脂板の照明面とは反対側に反射
膜をコーティング若しくは粗面加工にした照明光用ガイ
ドを使用すること、は図3に示すものが公知である。図
3に示す表示パネルにおいて、アクリル樹脂板1はその
まま照明光用ガイドとして使用され、タングステン電球
などの光源2からの光10,14,15を右方向に導
く。光13は光10がアクリル樹脂板1内の照明側で全
反射したものを示す。 【0003】一方、反射膜12に入射する光13,1
4,15は該反射膜12で散乱・反射され、散乱光のう
ち照明側11へ向かう出射光16,17,18が前述の
ようなアクリル樹脂板1の文字などを照明する照明光と
なる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図3において、光源2
からの光が右方向へガイドされて進むため、散乱した後
の光は裏面側から照明側11へ出射する光16,17,
18が、17,16,18の順に少しずつ減少し、右方
は急に暗くなる。 【0005】その問題を解決するための手段として、例
えば特開昭57−128383号公報に記載の技術があ
る。図4は同公報に開示された面照明装置における反射
拡散体のパターンを示す部分平面図である。図4におい
て、20は透明基板、21は印刷または塗布された白色
のペイント層を線状に形成したものを示す。図示しない
光源が左方に存在し、その光源から離れるに従って、ペ
イント層21の密度を増加させている。そのため、図の
右方へ行く程光の反射量を増加させることを意図してい
る。これによってガイド部材全体で、ほぼ均一な出射光
を得ることが期待できる。 【0006】しかしながら、上記手段はシミュレーショ
ン上では良い結果を得ることができるが、実際にガイド
部材を製作してみると、基板における光源近傍の輝度が
極度に高くなって、ガイド部材全体として輝度分布を均
一化することが出来ないことが判明した。 【0007】 その理由は次のように考えられる。若し、
ガイド部材に光の反射手段を全く設けない場合を想定す
ると、ガイド部材の光源近傍の輝度が極端に高く、光源
から離れるに従い輝度は急減して、直ぐ輝度零となる。
図4に示す構造では、ペイント層の光反射効果に、上記
現象が重ね合わされたため、シミュレーションでは現れ
ることのなかった高輝度領域が発生したのである。 【0008】今までは、上記のような高輝度領域の発生
することが判ったとき、使用するガイド部材が或る程度
の大きさを有していて、実際に表示に利用する面積が比
較的小さかったことから、光源近傍の前記高輝度領域を
不使用領域とすることでその対策とし、上記の点は大き
な問題とならなかった。光源近傍の高輝度領域は、シミ
ュレーションでは解決困難なものであり、不使用領域と
することで実用上の問題とならなかったため、「このよ
うな高輝度領域は本来存在するもの」として容認されて
きたのである。 【0009】一方、近年になると装置を小型化にするた
め、ガイド部材全面を表示領域として使用することの要
求が強くなってきた。上記の不使用領域は、例えば表示
パネルの額縁として隠れた部分となっているため、その
領域が大きいとき装置の小型化は困難となる。 【0010】また図3の構成においては、光源2からの
光が全てアクリル樹脂板1に入射しないため、光源2か
らの光の利用率が低い欠点があった。光源2として発光
ダイオードを使用すると、光の放射方向を限定して利用
率を高くすることが出来るが、光源として高価となる欠
点があった。 【0011】本発明の目的は、前述の欠点を改善し、ガ
イド部材全面で出来るだけ均一な輝度の面照明を安価に
得る照明光用ガイドを使用した表示パネルを提供するこ
とにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成を示
す斜視図である。図1に示すように、平板状の導光用ガ
イド部材3の一方の端面から入射した光を散乱・反射に
より入射光と略直角な方向に出射させる照明光用ガイド
と、該入射光を生成するために該端面に設けた光源2
と、該出射光により面照明をなされる照明対象とを有す
る表示パネルにおいて、本発明は下記の構成とする、即
ち、該照明光用ガイドは、入射光の方向に沿って光の入
射点から離れるに従い互いの間隔が狭まるように、複数
の光反射手段4を前記部材の前記光出射側面とは反対側
の側面に設けたものであり、前記光の入射点から最初の
光反射手段までの距離が、該複数の光反射手段4間の各
距離より大きく設定される。 【0013】図2は図1の表示パネルを上方から見た上
面図である。図1・図2により以下説明する。導光用ガ
イド部材3は平面状であって、一方の端面には光源2を
置くので、光源2から導光用ガイド部材3に入射した光
は、ガイド部材3内において散乱・反射を起こして、図
1の左上方に出射する。従って図1において、刻み4と
示す光反射手段を設けた面とは反対側の面5からの出射
光8,9のため、出射面5が面照明される。なお、図2
において、光6,7は光反射手段4を付けた面に向かっ
ている光を、10は出射面に向かっている光を指す。 【0014】光反射手段4は、図1・図2に示すよう
に、導光用ガイド部材3の光出射側の面とは反対側の面
に、入射光の方向に沿って光の入射点から離れるに従い
光の反射率が連続的に増大するように構成されている。
なお、図1・図2に示すように、光の入射点から最初の
光反射手段までの距離が、前記入射点から離れた位置で
の光反射手段の間隔と比較して最大となるようにしてい
る。そのため、出射光9は光源2から離れても、反射率
が小さくならず、出射面5の明るさが場所的に均一化さ
れるような表示パネルが得られている。 【0015】 【発明の実施の形態】図1・図2に示す刻み4は、光反
射手段の具体的構成の例を示し、導光用ガイド部材3の
表面を山谷が繰り返すことで形成され、光源2から離れ
るに従って山谷の刻みの間隔を密としている。なお、刻
み4は光源2の側から見て、最初の刻み(最初の光反射
手段)までの距離が、次以降の何れの刻み間隔よりも十
分大きく設定されている。そのため、光源2に近い方で
ガイド部材3の内部から反射する光は比較的少なく、ガ
イド部材3から照明側と反対方向に放出される光もある
が、光源2から離れるに従ってガイド部材3内に反射す
る光の量が比較的に多くなる。出射面からの光量が光源
2からの距離が離れても減少することはない。そのため
上述の導光用ガイド部材3を使用する表示パネルは、光
源2に近い所から遠方まで全面にわたり、照射面5の明
るさがほぼ均一化されている。 【0016】 【実施例】図5は導光用ガイド部材3について刻み4を
付けた面から見た上面図を示す。図5において、左側側
面40が光入射端面である。本実施例では、刻み41,
42〜が互いの間隔を順次に狭められて設けられ、且つ
刻み41は側面40からの間隔P1が最も大きくなるよ
うに設けられている。そして図5では、刻み42と刻み
41との間隔P2がP1に次いで大きい。 【0017】図6は、図5に示す光入射端面40から刻
み41,42までの間隔P1,P2を変化させた場合の
ガイド部材の輝度変化を示す図である。図6において縦
軸は輝度をcd/m 2 で、横軸は光入射端面からの距離
を示している。 図6において、○印は P1対P2の値が 2対4の場合 □印は 2対5 △印は 4対2 ×印は 5対2 をそれぞれ示す。図6から判るように、P1が小さい場
合、即ち光入射端面40に近く当初の刻み41が設けら
れた場合は、その近傍の輝度が高く、少し離れると輝度
が大きく低下する。それに対し、P1が大きい場合は、
刻み41の近傍の輝度は大きくならず、光入射端面40
から離れても、輝度の低下が殆どなく、そのため図示す
るようにガイド部材3の輝度の均一性が達成できてい
る 。 【0018】 【発明の実施の形態】本発明の他の実施の形態を示す
と、ガイド部材3を合成樹脂で形成することは、蛍光物
質の混入のため、及び下記の構成上の特徴を発揮するた
めに有効である。特に材質としてポリカーボネイト樹
脂、メタクリル樹脂を使用することが好適である。蛍光
物質を混入すると、入射光は蛍光物質により反射して、
直ぐ出射光となるため、表示パネルとして出射面5の明
るさが、より明るくなる。 【0019】照明光源2として可視光域に発光波長ピー
クを持つハロゲンランプを使用すれば、蛍光の変換効率
が改善され、蛍光色が明るくなる。更に光源2にカラー
フィルタを被せた白色光源を用いれば色調の変化が容易
である。 【0020】このように本発明によると、導光用ガイド
部材に入射点からの距離に対応して光の反射率を連続的
に変化させる光反射手段を付けているため、光反射手段
を付けた側とは反対側の面を有効に照明することがで
き、また、光源から離れた位置において、反射率が小さ
くならず、有効に出射光を得ている。そのためガイド部
材全面でほぼ均一な輝度の面照明のできる表示パネルが
得られる。また蛍光物質の混入などにより面照明の輝度
を増加させた表示パネルとすることが容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の構成を示す斜視図である。
【図2】図1について上方から見た上面図である。
【図3】従来の構成を示す図である。
【図4】従来の反射拡散体を示す平面図である。
【図5】導光用ガイド部材を示す上面図である。
【図6】刻みの位置による輝度変化を示す図である。
【符号の説明】
2 光源
3 導光用ガイド部材
4 刻み
5 出射面
8,9 出射光
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.平板状の導光用ガイド部材の一方の端面から入射し
た光を散乱・反射により入射光と略直角な方向に出射さ
せる照明光用ガイドと、該入射光を生成するために該端
面に設けた光源と、該出射光により面照明をなされる照
明対象とを有する表示パネルにおいて、 該照明光用ガイドは、入射光の方向に沿って光の入射点
から離れるに従い互いの間隔が狭まるように、複数の光
反射手段を前記部材の前記光出射側面とは反対側の側面
に設けたものであり、前記光の入射点から最初の光反射
手段までの距離が、該複数の光反射手段間の各距離より
大きく設定されてなることを特徴とする表示パネル。 2.前記導光用ガイド部材は、ポリカーボネイト樹脂ま
たはメタクリル樹脂からなることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の表示パネル。 3.前記光源は、可視光域に発光波長ピークを持つハロ
ゲンランプであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の表示パネル。 4.前記出射光の色調を変化させるためのカラーフィル
タを備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163468A JP2742408B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163468A JP2742408B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 表示パネル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6072284A Division JP2782702B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 照明光用ガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320417A JPH08320417A (ja) | 1996-12-03 |
JP2742408B2 true JP2742408B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=15774453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8163468A Expired - Lifetime JP2742408B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2742408B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000180632A (ja) * | 1998-12-16 | 2000-06-30 | Kansei Corp | 車両用計器 |
JP2005221236A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Casio Comput Co Ltd | 文字板の照明装置 |
WO2012146960A1 (en) * | 2011-04-28 | 2012-11-01 | Tissot Yann | Waveguide apparatus for illumination systems |
EP3058268B1 (en) | 2013-10-18 | 2020-12-30 | L.E.S.S. Ltd | Waveguide-based illumination apparatus |
JPWO2017006796A1 (ja) * | 2015-07-03 | 2018-04-19 | 日本碍子株式会社 | グレーティング素子および発光装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59168189U (ja) * | 1983-04-25 | 1984-11-10 | 三菱電機株式会社 | 文字板照明装置 |
JPS6094605U (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | セイコーエプソン株式会社 | 透過型表示装置 |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP8163468A patent/JP2742408B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08320417A (ja) | 1996-12-03 |
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