JP2741024B2 - 情報処理方式 - Google Patents

情報処理方式

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JP2741024B2
JP2741024B2 JP14381787A JP14381787A JP2741024B2 JP 2741024 B2 JP2741024 B2 JP 2741024B2 JP 14381787 A JP14381787 A JP 14381787A JP 14381787 A JP14381787 A JP 14381787A JP 2741024 B2 JP2741024 B2 JP 2741024B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、情報処理方式に関し、さらに詳しくは、
ICカードリーダ・ライタを有する端末装置を顧客側の仕
様に応じて後から機能設定することができるような情報
処理方式に関する。 [従来の技術] ICカードは、各種の金融機関カードとか職員カードな
どに使用され、銀行のキャッシュカードとか、各種の商
品取引におけるクレジットカード、そして交通機関の切
符等の購入カード等に使用されつつある。 このようなICカードの利用範囲は広く、各種の取引に
応じて発行されるICカードは、それぞれに応じて処理す
べきデータ内容を持ち、その処理の仕方が相違してい
る。このようなことから、ICカードの処理プログラム
は、それが使用される端末装置或いはホストコンピュー
タ(以下、これらを含めて端末装置で代表する)に対応
するものとなっている。 そこで、銀行対応とか、各種の商品取引対応の端末装
置に対応してICカード側にそれぞれ対応する処理プログ
ラムを後から書込む、いわゆるダウンロード処理のICカ
ードが提案されている。 一方、ICカードを受ける端末装置側は、そのデータ処
理をICカードの種類に応じて行うものであって、その種
類に応じて対応した処理ができるものが個別的に製造さ
れている。 [解決しようとする問題点] ICカードの利用は増加する傾向にあって、その内容も
多種多様であり、これらそれぞれについてそれぞれの仕
様に対応するような端末装置を製造することは非常に効
率が悪い。しかも、これらのハードウエア上の構成はほ
とんど同じか、類似している。その仕様の相違は、主の
ソフトウエアにより実現されるが、個別に対応してソフ
トウエアを開発することは、端末装置の製造コストの増
加に通じ、それぞれに対するソフトウエアの開発にも時
間を要す欠点がある。 この発明は、このような問題点を解決するものであっ
て、例えば、複数種の端末装置に対し、その仕様に応じ
た各種の入/出力データ処理機能を選択的に設定できる
情報処理方式を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] この発明の特徴は、端末装置に接続される入/出力装
置が、どの装置についてもほぼ同じであることに着目し
て、入/出力デバイスとこれらデバイスに関係するデー
タ項目若しくはそれ以後の処理情報とを分離して、処理
プログラム側から単に入/出力装置を指定するだけで、
仕様に適合するようなデータ処理機能を得ることができ
るようにしたものである。 前記の目的を達成するためのこの発明の情報処理方式
の特徴は、複数の入力又は出力デバイスのそれぞれに対
応する欄と入力又は出力デバイスの処理対象となるデー
タ項目に対応する欄とを有し、これら欄の交点に情報記
憶エリアを有する二次元の記憶テーブルと、複数の入力
又は出力デバイスのそれぞれに対応して処理するデータ
項目の指定はせずにデバイスの1つを指定する形で記憶
テーブル参照をしてこれを介してデータ項目の情報を得
る命令語を有する処理プログラムとを備えていて、情報
記憶エリアには入力又は出力デバイスの1つとそのデー
タ項目とを関係付ける関係情報が記憶され、複数の入力
又は出力デバイスのうちの1つに対応する命令語により
指定される記憶テーブル上の入力又は出力デバイスの欄
がアクセスされてそのデバイスについての関係情報によ
りデータ項目の情報を得てこのデータ項目に従って選択
されるデータを命令語の処理対象として命令語の処理が
実行されるものである。 [作用] このように入/出力データ処理を入/出力デバイスと
データ項目との間で分離して捉え、データ項目欄とデバ
イス欄とを持つ二次元の記憶テーブルにマトリックスの
交点にこれらを関係付ける関係情報を書込んで、入/出
力デバイスとデータ項目とを関係付け、命令語によるア
クセス対象を入力又は出力デバイスに対応させて、ある
命令の処理対象となる入力又は出力デバイスにおけるデ
ータ項目を命令語でこのテーブルの入力又は出力デバイ
ス欄をアクセスして得るようにしているので、命令語を
データ項目から切り離すことができる。 その結果、データ項目を除いて入/出力のデバイスレ
ベルで、処理プログラムを作成することができことにな
り、処理プログラムを大きく変更しなくても、或いは全
く変更しなくても、記憶テーブル又は関係情報だけを後
から書換えるだけで、処理内容を簡単に変更することが
できる。 したがって、記憶テーブルにおける入力又は出力デバ
イスとデータ項目との関係を変更するだけで、各種の仕
様に対応した処理機能が実現でき、データ処理内容を比
較的自由に設定できる。また、このことにより、ソフト
ウエアをほとんど共通にして、仕様対応の処理機能を持
つ端末装置が実現できる。 [実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を用いて詳細
に説明する。 第1図は、この発明の一実施例の情報処理方式を適用
したICカード端末装置の概念的な説明図、第2図は、他
の実施例の記憶テーブルを中心とした説明図、第3図
は、その定義テーブルの具体例の説明図である。 1は、ICカード端末装置に設けられたプロセッサが実
行する処理プログラムであって、2は、前記プロセッサ
がアクセスするメモリに格納され、この処理プログラム
1の命令語に応じてデータ項目が検索される定義テーブ
ルである。 3は、前記プロセッサがインタフェースを介して情報
交換を行う入/出力装置であって、3aはそのうちのICカ
ード、3bはメモリカード、3cはキーボードを有する小型
の子端末装置、3dは外部記憶装置としてのファイル、3e
はプリンタ、3fはディスプレイ、そして3gはモデム等を
介して他のホストコンピュータ等と情報交換をするため
の回線である。 ここで、処理プログラム1の各命令語は、そのオペラ
ンドとして又は直接定義テーブル2の入/出力デバイス
の1つを指定する形式を採る。 例えば、“読取I"という命令語は、定義テーブル2の
ICカードの欄をアクセス又は検索して得て、この欄を縦
方向に関係情報(後述)を参照して検索し、そこからデ
ータ項目を得て、そのデータ項目の内容について読取り
処理をせよというものである。ここで、定義テーブル2
は、二次元の記憶テーブルであって、その横軸の入力欄
2aは、この端末装置に接続される各入力デバイスの欄で
あって、ICカード3a,キーボードを有する小型の子端末
装置3c,フィイル3cに対応した項目欄がある。また、そ
の横軸の出力欄2bは、この端末装置に接続される各出力
デバイスの欄である、ディスプレイ3g,メモリカード3a
に対応した項目欄である。なお、これらデバイスは、一
例であって、これ以外に各種の入力又は出力デバイスを
上記欄2a,2bに加えることができる。また、入/出力が
1つのデバイスに対して行われるときには、入力の欄と
出力の欄に同一デバイスについてそれぞれ欄が採られ、
それぞれが入力対象,出力対象となる。 一方、定義テーブル2の縦軸の欄2cは、検索の結果得
られるデータ項目欄であって、それぞれの入/出力デバ
イスであるICカード3a,キーボードを有する小型の子端
末装置3c,ファイル3d等の各入力デバイスが有するデー
タ項目と、ディスプレイ3f(定義テーブル2上では画面
として示されている),メモリカード3bの各出力デバイ
スが出力対象とするデータ項目とをそれぞれ上から順
に、口座番号(口座#)、残高、売上、カード使用者等
氏名としての名前・・・というように項目別に並べた欄
となっている。 ここで、定義テーブル2の縦の欄と横の欄のマトリッ
クスの交点には、仕様に応じて、例えばICカード3aが保
有している情報が口座番号であれば、そこに○が付さ
れ、入/出力デバイスとデータ項目との対応が採られ
る。この例では、口座番号と残高という項目のデータが
ICカード3aに記録され、名前は記録されていないことを
示している。また、キーとしての小型の子端末装置3cは
売上という項目のデータが記録されていて、それを保有
していることを意味している。さらに、ディスプレイ3f
とメモリカード3bには、口座番号,残高,売上,名前の
各項目のデータを出力することが指示されている。 なお、ICカード欄の○の中の数字は、データの配列順
序を示すものであり、その番号が若いほど前に配列され
ている。○の中に数字がないものは、配列順序はなく、
定義テーブル2の項目の順位がそのまま適用される。ま
た、○は、関係情報であって、入/出力デバイスとデー
タ項目とを1対1に対応付けるものであり、この関係情
報によりデータ項目が指定される。図では、これを○で
表示しているが、実際は、数桁のビット情報であり、例
えば、その最初の1桁が○の有無に相当するフラグに割
り当てられ、後の数桁が並び順を示す情報となる。そし
て、○は、例えば、フラグ“1"により表示される。な
お、データの有無自体をフラグとすれば、フラグとして
特別な情報は不要である。 次に、その動作を処理プログラム1に沿って説明す
る。 まず、処理プログラム1の最初のステップは、“反復
始とEOFマーク”が記載されている。これは、処理の反
復繰り返しを意味する。ベーシックプログラムでいうと
ころの、“FOR〜NEXT〜”とか、一般のプログラムの“D
Oループ”というような繰り返し処理に相当する。 次の“/読取I"は、定義テーブル2の横の欄2a,2bか
らICカードの欄をアクセス又は検索して、このICカード
欄を縦方向に関係情報を参照して検索し、そこで指定さ
れるデータ項目を得て、その内容をICカード3aから指定
されたデータ項目として読取るという命令であり、Iが
ICカードを意味している。 このことにより、入力欄2aのICカードに対して必要な
データ項目が得られ、その○が欄に対応する縦欄2cに対
応する入力データ項目のデータを得ることができる。そ
の結果、ICカード3aから口座番号と残高とを読出す処理
がこの命令で実行される。 なお、命令語の前にある“/"は、他の命令語と定義テ
ーブル2を参照して処理する命令語とを区別するための
記号である。 ここで、ICカード3bにあるデータの順序は、口座番号
が先でその後に残高があることを、○の内部にある数値
によりプロセッサが認識してその後の処理を実行する。
このとき配列順序に変えて又はこれに加えて、関係情報
の中に情報を読出す位置或いは情報を書込む位置の情報
とか、情報のバイト数を示すデータを加えれば、プロセ
ッサは、どこまでが口座番号でどこからが残高であるか
も判別でき、各データ項目について、例えば読出し/書
込み位置等のテーブルを参照することなく、即座にその
位置情報が得られ、対応入/出力デバイスに対するデー
タ処理が実行できる。 次のステップでは、条件判定処理を行い、前記ステッ
プで得た残高がゼロ未満であるならばエラー処理(1)
とするというものである。 エラー処理(1)としては、この処理プログラム1の
後部に示す処理プログラム5にジャンプして、処理を行
うものであって、この処理プログラム5に見るように、
そのデータが異常なのか、再試行するのか等の処理を行
うことに相当する。 さて、前記ステップでの判定の結果、残高がゼロ未満
でなければ、次の“/表示D"の処理に移る。この命令
は、定義テーブル2のディスプレイの欄をアクセス又は
検索して、関係情報を参照してこの欄を縦に検索し、そ
こで指定されるデータ項目についてのデータ内容を表示
するという命令である。なお、この場合のDはディスプ
レイの意味である。 このことにより、入力欄2bの画面(ディスプレイに対
応)の欄が参照されて、その○の欄に対応する縦欄2cの
表示データ項目を得てその内容を表示できる。その結
果、表示データとしては、口座番号,残高,売上,名前
などが対象となる。 なお、このとき、データを未だ得ていないものは白紙
状態で表示される。また、すでに読込み処理が終了した
データについてはメモリのそれぞれに対応する特定の領
域にそれぞれのデータが記憶されていて、そこからこれ
らを読出すことで各表示データが得られる。ここで、口
座番号と残高については2つ前の命令である“/読取I"
により読込まれてすでにメモリのそれに対応する記憶領
域に記憶済みである。 その結果、ディスプレイ3fに口座番号,残高,売上,
名前などが表示される処理がこの命令で実行される。こ
のときには、関係情報に表示順序を示す指示がないの
で、その表示順序は、定義テーブル2の縦欄2cの順位に
従う。 次のステップでは、“/参照F"の命令語がある。ここ
でFはファイルを意味する。この命令は、ファイル3dを
参照せよという命令である。そこで、定義テーブル2の
横の欄のファイル欄をアクセス又は検索して、この欄に
おいて指定されるデータ項目を関係情報を参照して検索
し、その内容を読込む。この例では、名前となっている
ので、ファイル3dの名前の欄が先の口座番号をキーとし
て検索され、名前のデータが読込まれ、この名前データ
がメモリの名前に対応する特定領域に書込まれる。 なお、ファイルについて口座#の欄に“*”がある
が、これは、ファイルを検索する際にキーとして口座番
号を使用せよという指示であり、特別な情報として例え
ば“F"等の情報を記憶していおくことで指示される。そ
してこの“F"をプロセッサがデコードすることで口座番
号をキーとすることになる。 次のステップの“/入力D"の命令語であるが、この場
合の命令語の最後の“D"は、ここでは入力データを意味
していて、定義テーブル2のキーの欄をアクセス又は検
索して、データ項目を検索する命令である。これは、子
端子装置3cのキーボードから入力したデータを受けて読
込み、メモリの対応領域に記憶する命令であって、定義
テーブル2では検索したデータ項目が売上となっている
ので、子端子装置3cのキーボードから入力されたデータ
を売上としてメモリの売上に対応する記憶領域に格納せ
よという命令となる。なお、この場合のDは、ディスプ
レイのDとは無関係である。 次の“/書込R"の命令処理は、定義テーブル2の横の
欄からメモリカードをアクエス又は検索し、その欄を縦
方向に関係情報に従って検索して得たデータ項目の内容
をメモリカード3に書込めという命令である。なお、こ
の場合のRはメモリカードを意味する。 このことにより、入力欄2bのメモリカードの欄が参照
されて、その○の欄に対応する縦欄2cの項目が検索され
て得た、各データ項目のデータ内容をメモリの対応する
記憶領域から読出して、それらをそれぞれメモリカード
3bに書込む処理が実行される。 最後にある命令は、反復が終わりか否かを決定するも
ので、さらに指示があれば、最初から同様な処理を繰り
返す。 このように入/出力デバイスを指定する命令語を含む
処理プログラムと、入/出力デバイスからデータ項目を
検索する記憶テーブルとの2つに分離しておけば、定義
テーブル2のマトリックスの交点に記憶する関係情報、
すなわち○の状態又は、この定義テーブル2全体を変更
することで、その端末装置の使用にあうように入/出力
デバイスに対するデータ処理機能を変更することがで
き、かつ自由に設定できることになる。しかも、この場
合、処理プログラム1の内容は一切変更しないで済む。
しかも、後から定義テーブル2又は関係情報をデータと
して入力することが可能であり、このことで、後から端
末装置に特定の処理機能を付加することができることに
なる。 ところで、命令語として説明した、例えば“読取I"
は、いわゆる簡易言語であって、この場合に、“I"を読
取という命令語のオペランドとしてもよいし、“読取I"
全体を1つの命令語として取り扱うようにしてもよい。 次に、定義テーブルを直接アクセスする別の実施例に
ついて第2図に従って説明する。 第2図の定義テーブル20は、入力又は出力デバイス欄
である横の欄21を命令語でアクセスして、そのときの縦
の欄22のデータ項目とのマトリックスの交点に記憶され
たデータを得るものである。この場合に、各入/出力デ
バイスに対応する横の欄21の各列と各データ項目に対応
する縦の欄22の各行のマトリックスの交点に当たる記憶
位置には、読出し又は書込みを行うデータのある位置若
しくは置くべき位置についての位置情報が記憶されてい
る。さらにここでは、縦のデータ項目の各行は、データ
項目における実際のデータ内容を記憶するメモリ25の各
データ記憶領域のアドレス位置に一致するように割り当
てられている。 なお、定義テーブル20のマトリックスの交点に記憶さ
れる位置情報は、データの入力(又は読出し)或いは出
力(又は書込み)位置を示すデータ位置情報に加えて読
み/書きに必要な各種の情報も付加させているが、最低
必要な情報は、読出し又は書込みを行うための位置情報
があればよいので、以下では、断りのない限り、データ
が読出され、又は書込まれるデータに対する位置情報と
して説明する。また、アドレッシング処理等では、デー
タの出力とは、出力デバイスに割り当てられたアドレス
にデータを書込むことでなされ、データの入力とは、入
力デバイスに割り当てられたアドレスからデータを読出
すことでなされる場合が多いので、ここ及びこの明細書
での読出しには、入力デバイスから入力することの意味
を含め、書込みには、出力デバイスへ出力することも意
味を含む広義の意味で使用している。 読出し/書込み位置情報の構成は、入/出力デバイス
によってその形式が相違し、例えばICカード3aでは、丁
目と番地というように頁又はブロック管理的なアドレス
の仕方が一般的であるので、丁目の番地又はこれらを要
素とするような座標情報(第2図の1行目,2行目の座標
値(X1,Y1),(X2,Y2)等参照)というデータで取り
扱う。一方、ファイル3dでは、ファイル名と検索キー又
はフィールド名というような組合せ(第2図の2行目,6
行目の名前A,C、フィールドb,a等参照)となる。また、
メモリカード3bでは、それに対応するアドレス割り付け
に従った読出し/書込み位置情報(第2図の1行目,2行
等のZ1,Z2,Z1,Z3等参照)となり、ディスプレイ3fとか
プリンタ3eでは、画面表示又は打ち出しに従った座標情
報とか、属性情報、打ち出し開始位置、長さなどがこの
場合の位置情報(第2図の1行目,2行目等のx1,y2、k
1等参照)となる。 さて、第2図では、定義テーブル20のデータ項目の位
置,,,・・・に対応して各項目位置のデータ内
容を実際に記憶するメモリ25上の記憶位置,,,
・・・とが1対1に対応するようになっているので、例
えば、“読取I"なる命令語が実行されたときには、この
命令により直接定義レーブル20の横の欄21のICカードの
記憶欄が上から下へと項目位置対応に順次アクセスされ
る。そこで、口座番号についてのデータ読出し位置をア
クセス情報として得、さらに、残高についてのデータ読
出し位置をアクセス情報として得ることができる。しか
も、これらのデータ項目についての読出しデータに対し
てメモリ25上の記憶位置がデータ書込み位置として同時
に得られる。 その結果、定義テーブル20からマトリックスの交点の
位置情報を得るだけで、ICカード3aから口座番号と残高
とが読出されて、それがメモリ25のこれらデータ項目位
置に対応する記憶位置に順次記憶される処理が実行され
る。 同様に、“書込R"の命令語が実行されたときには、メ
モリ25上の位置と定義テーブル20の横の欄21のメモリカ
ードの記憶欄とを上から下へとデータ項目位置対応にア
クセスして、口座番号,残高,売上,名前の各マトリッ
クスの交点の記憶エリアから書込み位置情報を得て、同
時にメモリ25のデータ項目の位置対応のアドレスから書
込み対象となるデータを得てメモリカード3bに順次記憶
して行く処理が実行される。 以上のような処理において、書込み位置情報がないと
ころは、実行しないところであり、書込み位置情報の有
無が先の実施例におけるフラグ情報に相当している。 このような定義テーブル20を作成する場合の横方向一
列のデータフォーマット30の詳細を示す具体例が第3図
である。 第3図は、定義テーブル20のデータフォーマット30を
示すものであって、最初の記憶位置30aがデータ項目名
が記述されるエリアであり、このデータ項目名によりあ
らかじめ設定される順番で第1図の定義テーブル2上の
一列分の記憶エリアが設けられる。例えば、これを売上
のデータ項目とすれば、その位置は、定義テーブル2で
は上から3番目の位置に配置される。なお、記憶位置30
aの後部の記憶位置には、データ項目とか、定義テーブ
ルでの位置情報等に対する、条件とか、各種の定義情報
が記憶される。 次の記憶位置30bは、第1図の子端末装置3cに割り当
てられたエリアであって、そのキーボードの入力順序デ
ータなどが記憶されている。次の記憶位置30cは、第1
図のディスプレイ3fに割り当てられたエリアであって、
ここでは、ディスプレイ3fを入力デバイスとして使用し
ている。そこで、データ位置情報としては、ページ,カ
ーソル移動位置、開始行,開始列,属性等のデータがこ
こに記憶される。 次の記憶位置30dは、第1図のICカード3aに割り当て
られたエリアであって、アクセス情報として、読出し座
標位置が記憶される。次の記憶位置30eは、RAMに割り当
てられたエリアであって、RAM上のデータを読出す際の
アクセス情報として同様にその座標情報が記憶される。
記憶位置30fは、第1図のファイル3dからデータを読出
す場合に対応するものであって、その最初の位置にファ
イル名,次の位置がフィールド名等が記憶され、さら
に、フィールド長、そして検索条件等、種々の情報が記
憶される。 入力デバイスに割り当てられた最後の記憶位置30gは
回線であり、回線からデータを受信する場合における、
番号とか使用条件などが記憶されている。 以上が入力デバイスに対応する各記憶エリアであり、
これらの後には、出力デバイスに対応するエリアが設け
られていて、その最初の記憶位置30iがICカード3aにつ
いて書込みを行う場合の座標位置であり、記憶位置30j
がRAMについての書込み座標位置のエリア、記憶位置30k
がプリンタ3eに対する位置情報のエリアであって、ここ
には、プリンタに対して出力処理として必要な出力順
序,項目長さ、開始位置,属性等の記憶位置が並んで配
置されている。そして記憶位置30lがファイル3dにデー
タを書込む場合のエリアであって、先の記憶位置30gと
同様にその最初の位置がファイル名,次の位置がフィー
ルド名であり、次の位置がフィールド長,検索条件等の
記憶位置が順次設けられている。最後の記憶位置30m
は、回線3gに対応するものであって、回線からデータを
送信する場合における、番号とか使用条件などが記憶さ
れ、さらに、回線番号とか区分,伝送条件等のデータが
記憶される。なお、記憶位置30nは予備のエリアであ
る。 このようなデータフォーマット30を入力フォーマット
として使用し、これに従ってデータ項目一行分のデータ
を作成してこれを記憶テーブルを記憶しているメモリの
領域に順次割り当てて記憶することにより、第2図に見
るような二次元の定義テーブル20を構築することができ
る。この場合、一行のデータフォーマット30で決定され
る一行分の記憶エリア全体が1つのデータ項目に対応す
ることになり、各記憶位置が入/出力デバイスに対応し
て割り当てられ、これが複数行配列されることにより、
二次元の定義テーブル20となる。なお、第2図に示す二
次元の定義テーブル20は、このようなデータフォーマッ
ト30に従って各記憶位置データが形成される。 ところで、定義テーブルをこのような二次元テーブル
として、その一方の項目をこのような入/出力デバイス
とすれば、データの出し/入れを入/出力デバイスとマ
トリックスの交点の関係情報とで把握することができ
る。 また、このように定義テーブルを二次元テーブルとし
て、その一方の欄をこのよう入/出力デバイスとすれ
ば、データの出し入れを入/出力デバイスとデータ項目
とのマトリックスの交点の位置情報とで把握することが
できる。そこで、どのデータ項目の内容をどの入力デバ
イスから受けてどの出力デバイスへ出力するかというよ
うなデータ移動が一目瞭然となる。しかも、前記フォー
マット30の位置情報を外部装置、例えば、キーボード等
の入力装置とか、ディスプレイ装置、ICカード等により
入力できるようにしておけば、必要な入/出力デバイス
に対応する欄の記憶エリアに位置情報を設定するだけで
データの入/出力の移動処理が非常に容易に行える。 また、このような定義テーブルの内容変更は、ICカー
ドをはじめとして、光カード、フロッピーディスク等の
外部記憶媒体で入力できるので、他の同様な情報処理シ
ステムで作成した定義テーブルをそのまま、別の同様な
システムに入力して同一条件での入出力処理をさせるこ
とも簡単にできる。 以上説明してきたが、実施例では、ICカードを中心に
説明しているが、この発明は、ICカードに限定されるも
のではなく、各種の情報処理装置に適用できる。そのよ
うな場合には、情報処理装置に接続される入力又は出力
デバイスのデータ項目が検索対象となり、命令語の処理
対象となるデータのこのデータ項目に従って選択され、
処理される。 また、データ項目は、マトリックス状のテーブル表現
される場合に限定されるものではなく、記憶テーブルを
2段階に設けて、マトリックスと同様な効果を持たせて
もよく、1つの記憶領域を分割して管理し、その中に検
索結果として得られるデータ項目の欄を設けて、直線状
のデータ領域で順次検索するようにしていもよい。な
お、この明細書における入力又は出力デバイスには、通
常の入力デバイスや出力デバイス、そしてICカード、メ
モリカードをはじめ、メモリカートリッジ(メモリパッ
ク)、光ディスク、光カード、CD-ROM等の各種の記憶デ
バイスが含まれることはもちろんである。 [発明の効果] 以上の説明から理解できるようにこの発明にあって
は、データ項目欄とデバイス欄とを持つ二次元の記憶テ
ーブルにマトリックスの交点にこれらを関係付ける関係
情報を書込んで、入/出力デバイスとデータ項目とを関
係付け、命令語によるアクセス対象を入力又は出力デバ
イスに対応させて、ある命令の処理対象となる入力又は
出力デバイスにおけるデータ項目を命令語でこのテーブ
ルの入力又は出力デバイス欄をアクセスして得るように
しているので、命令語をデータ項目から切り離すことが
できる。 その結果、データ項目を除いて入/出力のデバイスレ
ベルで、処理プログラムを作成することができことにな
り、処理プログラムを大きく変更しなくても、或いは全
く変更しなくても、記憶テーブル又は関係情報だけを後
から書換えるだけで、処理内容を簡単に変更することが
できる。 したがって、記憶テーブルにおける入力又は出力デバ
イスとデータ項目との関係を変更するだけで、各種の仕
様に対応した処理機能が実現でき、データ処理内容を比
較的自由に設定できる。また、このことにより、ソフト
ウエアをほとんど共通にして、仕様対応の処理機能を持
つ端末装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の一実施例の情報処理方式を適用し
たICカード端末装置の概念的な説明図、第2図は、他の
実施例の記憶テーブルを中心とした説明図、第3図は、
その定義テーブルの具体例の説明図である。 1……ICカード端末装置、2,20……定義テーブル、3…
…入/出力装置、3a……ICカード、3b……メモリカー
ド、3c……子端末装置、3d……ファイル(外部記憶装
置)、3e……プリンタ、3f……ディスプレイ、3g……回
線、21……入力又は出力デバイスの欄対応の横の欄、22
……データ項目対応の縦の欄、30……定義テーブルのデ
ータフォーマット。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の入力又は出力デバイスのそれぞれに対応する
    欄と前記入力又は出力デバイスの処理対象となるデータ
    項目に対応する欄とを有し、これら欄の交点に情報記憶
    エリアを有する二次元の記憶テーブルと、前記複数の入
    力又は出力デバイスのそれぞれに対応して処理するデー
    タ項目の指定はせずに前記デバイスの1つを指定する形
    で前記記憶デーブル参照をしてこれを介して前記データ
    項目の情報を得る命令語を有する処理プログラムとを備
    え、前記情報記憶エリアには前記入力又は出力デバイス
    の1つとその前記データ項目とを関係付ける関係情報が
    記憶され、前記複数の入力又は出力デバイスのうちの1
    つに対応する前記命令語により指定される前記記憶テー
    ブル上の入力又は出力デバイスの欄がアクセスされてそ
    のデバイスについての前記関係情報により前記データ項
    目の情報を得てこのデータ項目に従って選択されるデー
    タを前記命令語の処理対象として前記命令語の処理が実
    行されることを特徴とする情報処理方式。 2.関係情報は入力デバイスについてのデータの読出し
    位置又は出力デバイスについてのデータの書込み位置を
    示す位置情報であり、命令語により前記記憶テーブル上
    の対応する入力又は出力デバイス欄がアクセスされてデ
    ータ項目と前記位置情報とを得ることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の情報処理方式。 3.記憶テーブル又は関係情報は外部から書換えられる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の情報処理方式。 4.データ項目は入力デバイスがそれぞれ保持し又は出
    力デバイスがそれぞれ出力対象とする項目であり、二次
    元のマトリックスの交点にフラグ情報が関係情報あるい
    は関係情報の一部として記憶されることにより前記入力
    又は出力デバイスと前記データ項目とが関係付けられる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の情報処理
    方式。 5.記憶テーブルはICカードリーダ・ライタを有する端
    末装置又はホストコンピュータに設けられ、ICカードに
    より前記記憶テーブル又はフラグ若しくはデータの位置
    情報が書換えられることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第4項のうちいずれか1項記載の情報処理方
    式。
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