JP2740894B2 - 冷陰極管に付設する直状の発熱体の製造方法 - Google Patents

冷陰極管に付設する直状の発熱体の製造方法

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昌弘 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷陰極管を与熱する直
状の発熱体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、冷陰極管を与熱する為の直状の発熱体として金属箔
(例えばステンレス箔)で形成された直状の発熱体が提
案されている。この直状の発熱体の製造方法及び冷陰極
管への付設方法は次の通りである。
【0003】まず、保護フィルムに低粘着力の接着剤を
介してステンレス箔を貼着し、続いて、該ステンレス箔
上の所望部分にエッチングレジストをスクリーン印刷
し、続いて、このエッチングレジストで保護されていな
い部分をエッチング液(例えば塩化第二鉄等)で腐食し
て直状の発熱体を得る(もちろん、同時に複数の直状の
発熱体を得ることができる。)。続いて、この直状の発
熱体のステンレス箔上に仮止め用接着剤を塗布し、更に
その上に剥離紙を貼着する(尚、この直状の発熱体の端
部には導線を連設する為のハトメを付設しておく。)。こ
の直状の発熱体を直状の冷陰極管に貼着する場合には、
前記剥離紙を剥がし仮止め用接着剤により冷陰極管の表
面に貼着し、続いて、該発熱体に圧力を加えて(ローラ
で押圧)管形状に補正し、その際はみ出した仮止め用接
着剤を溶剤により除去し、続いて、低粘着力の接着剤の
付いた保護フィルムを剥離し、更にステンレス箔の上か
らシリコンコート剤を塗布して硬化せしめ、当該発熱体
を冷陰極管に付設する。
【0004】以上のように、従来から提案されている直
状の発熱体は非常に厄介な金属箔のエッチング処理をし
なければならず、更に、冷陰極管への付設も非常に厄介
で、量産性に劣るものとなっている。
【0005】具体的にはエッチング処理により直状の発
熱体を作成する場合、直状の発熱体の巾を狭くしようと
すればするほど歩留りが悪くなる。また、上述のような
仮止め用接着剤を使用すると、ローラで押圧の際はみ出
した接着剤の除去作業が必須となる等、欠点が多い。
【0006】本発明はこのような欠点を解決したもの
で、量産性に秀れた冷陰極管に付設する直状の発熱体の
製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】冷陰極管1に付設する直状の発熱体2の製
造方法であって、可撓性を有する発熱線体3を平面上に
おいて直線部7a,右湾曲部7b,直線部7a,左湾曲
部7b,・・・と繰り返すことで蛇行発熱線体7を形成
し、続いて、この蛇行発熱線体7の直線部7aのみを適
宜な合成樹脂フィルム5aと剥離紙5bとで挟持し、続
いて、この合成樹脂フィルム5aと剥離紙5bとで挾持
された蛇行発熱線体7の発熱線体3の各直線部7a間に
おいて合成樹脂フィルム5aと剥離紙5bとを切断し且
つ発熱線体3の左右湾曲部7bにおいて該発熱線体3を
切断して合成樹脂フィルム5aと剥離紙5bとで発熱線
体3を挟持した構造の複数の直状の発熱体2を製造する
ことを特徴とする冷陰極管に付設する直状の発熱体の製
造方法に係るものである。
【0009】請求項1記載の冷陰極管に付設する直状の
発熱体の製造方法において、左側に所定ピッチで支柱体
4aを立設して支柱列4を形成し、この支柱列4に対し
て所定間隔を置いて右側に所定ピッチで支柱体6aを立
設して支柱列6を形成し、発熱線体3を支柱体4a,支
柱体6a,支柱体6a,支柱体4a,支柱体4a,支柱
体6a,・・・の順に掛け渡して横直線部7a,右湾曲
部7b,縦直線部7c,右湾曲部7b,横直線部7a,
左湾曲部7b,縦直線部7c,左湾曲部7b,・・・と
繰り返すことで蛇行発熱線体7を形成することを特徴と
する冷陰極管に付設する直状の発熱体の製造方法に係る
ものである。
【0010】請求項1,2記載の冷陰極管に付設する直
状の発熱体の製造方法において、発熱線体3として、可
撓性を有する芯線材3aに可撓性を有する発熱線材3b
を巻回した構造の発熱線体3を採用したことを特徴とす
る冷陰極管に付設する直状の発熱体の製造方法に係るも
のである。
【0011】
【実施例】図面は本発明の実施例の一例を示したもの
で、以下に説明する。
【0012】可撓性を有するガラス繊維で形成した芯線
材3aに、可撓性を有するニクロム線を螺旋状に巻回し
て所定の線抵抗(Ω/m)に設定した発熱線体3を設け
る。続いて、適宜な部材上に所定ピッチwで例えば7本
の支柱体4aを立設して支柱列4を形成し、この支柱列
4の対向方向に所定間隔を置いて所定ピッチwで7本の
支柱体6aを立設して支柱列6を形成し、この支柱列4
と支柱列6との間に剥離紙5bを敷設し、続いて、前記
発熱線体3を支柱体4a,支柱体6a,支柱体6a,支
柱体4a,支柱体4a,支柱体6a,・・・の順に掛け
渡し、横直線部7a,右湾曲部7b,縦直線部7c,右
湾曲部7b,横直線部7a,左湾曲部7b,縦直線部7
c,左湾曲部7b,・・・を繰り返して蛇行発熱線体7
を形成し、続いて、上方から接着剤を塗布した合成樹脂
フィルム(テフロンフィルム)5aをかぶせて蛇行発熱
線体7の横直線部7aのみを剥離紙5bと合成樹脂フィ
ルム5aとで挟持し、続いて、この合成樹脂フィルム5
aと剥離紙5bとで挾持された蛇行発熱線体7の発熱線
体3の各横直線部7a間の中央において合成樹脂フィル
ム5aと剥離紙5bとを切断し且つ発熱線体3の縦直線
部7aの適宜な位置を切断して、合成樹脂フィルム5a
と剥離紙5bとで発熱線体3を挾持した7つの直状の発
熱体2を得る。
【0013】この直状の発熱体2の冷陰極管1への付設
は、剥離紙5bを剥がし、続いて、合成樹脂フィルム5
aの接着剤により冷陰極管1に適宜貼着する。続いて、
この直状の発熱体2の合成樹脂フィルム5aから左右に
突出している発熱線体3と導線とを圧着端子により接続
し、この接続部をテープなどで冷陰極管1に固着する。
【0014】尚、本実施例の合成樹脂フィルム5aに
は、耐熱性,絶縁性が良好にして冷陰極管1の発光に支
障を来さないように透明度の高いテフロンフィルムを使
用しているが、テフロンフィルムに限るものではなく、
耐熱性,絶縁性,透明性が確保される部材であれば、適
宜選択し得るものである。
【0015】本実施例は上述のように構成したから、エ
ッチング処理が不要となる。具体的には巾の細い直状の
発熱体2を作成しても歩留りが劣化することはない。ま
た、蛇行発熱線体7を作成した後、所定部位を切断して
直状の発熱体2を作成する為、同形状の直状の発熱体2
が同時に多数作出でき、この点においても量産性が向上
する。そして、更に、蛇行発熱線体7は支柱列4,6を
利用して作成するものである為、任意の長さの直状の発
熱体2を簡単に得ることができる。そして、従来法のよ
うに仮止め用の接着剤を使用しない為、当然の如くはみ
出した接着剤の除去作業は不要となり、また、従来法の
ようにハトメの付設作業もなく、この点においても量産
性が向上する。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、量
産性に秀れた冷陰極管に付設する直状の発熱体の製造方
法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る発熱線体の正面図である。
【図2】本実施例の工程説明図である。
【図3】本実施例の工程説明図である。
【図4】本実施例の工程説明図である。
【図5】本実施例に係る直状の発熱体の斜視図である。
【図6】本実施例に係る直状の発熱体を冷陰極管に付設
した状態の側面図である。
【図7】同上の平面図である。
【符号の説明】
1 冷陰極管 2 発熱体 3 発熱線体 3a 芯線材 3b 発熱線材 4 支柱列 4a 支柱体 5a 合成樹脂フィルム 5b 剥離紙 6 支柱列 6a 支柱体 7 蛇行発熱線体 7a 直線部 7b 湾曲部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−134884(JP,A) 特開 昭48−90035(JP,A) 特開 昭57−11490(JP,A) 特開 昭57−92777(JP,A) 特開 平4−155743(JP,A) 特開 平2−106888(JP,A) 特開 昭63−213283(JP,A) 特開 平1−296581(JP,A) 実開 平5−79895(JP,U) 実開 昭53−32611(JP,U) 実開 昭63−92346(JP,U) 実開 昭63−92345(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷陰極管に付設する直状の発熱体の製造
    方法であって、可撓性を有する発熱線体を平面上におい
    て直線部,右湾曲部,直線部,左湾曲部,・・・と繰り
    返すことで蛇行発熱線体を形成し、続いて、この蛇行発
    熱線体の直線部のみを適宜な合成樹脂フィルムと剥離紙
    とで挟持し、続いて、この合成樹脂フィルムと剥離紙と
    で挾持された蛇行発熱線体の発熱線体の各直線部間にお
    いて合成樹脂フィルムと剥離紙とを切断し且つ発熱線体
    の左右湾曲部において該発熱線体を切断して合成樹脂フ
    ィルムと剥離紙とで発熱線体を挟持した構造の複数の直
    状の発熱体を製造することを特徴とする冷陰極管に付設
    する直状の発熱体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷陰極管に付設する直状
    の発熱体の製造方法において、左側に所定ピッチで支柱
    体を立設して支柱列を形成し、この支柱列に対して所定
    間隔を置いて右側に所定ピッチで支柱体を立設して支柱
    列を形成し、発熱線体を支柱体,支柱体,支柱体,支柱
    体,支柱体,支柱体,・・・の順に掛け渡して横直線
    部,右湾曲部,縦直線部,右湾曲部,横直線部,左湾曲
    部,縦直線部,左湾曲部,・・・と繰り返すことで蛇行
    発熱線体を形成することを特徴とする冷陰極管に付設す
    る直状の発熱体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1,2記載の冷陰極管に付設する
    直状の発熱体の製造方法において、発熱線体として、可
    撓性を有する芯線材に可撓性を有する発熱線材を巻回し
    た構造の発熱線体を採用したことを特徴とする冷陰極管
    に付設する直状の発熱体の製造方法。
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