JP2740499B2 - 温風暖房機の運転制御方法 - Google Patents

温風暖房機の運転制御方法

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JP2740499B2 JP8098844A JP9884496A JP2740499B2 JP 2740499 B2 JP2740499 B2 JP 2740499B2 JP 8098844 A JP8098844 A JP 8098844A JP 9884496 A JP9884496 A JP 9884496A JP 2740499 B2 JP2740499 B2 JP 2740499B2
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浩 中山
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、石油ファンヒータ
やガスファンヒータ等の燃焼を伴う温風暖房機器への採
用に好適な室温制御に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来ヒートポンプ回路を備え冷暖房をす
る空気調和機の温度調節に関するものとして、例えば特
開昭50−49851号公報には、暖房運転時に室内空
気が所定の高温度に達したときにヒートポンプ回路のバ
イパス路に設けた開閉弁を開放して暖房能力を低下させ
た状態で暖房運転を継続し、室内空気がこの所定の高温
度よりも高い所定温度に達したときにヒートポンプ回路
の圧縮機の運転を停止させて暖房を一時停止する温度調
節装置を設けた空気調和機が開示されている(以下これ
を前者技術という)。 【0003】また、従来知られている燃焼を伴う暖房機
器の室温コントロールを行うための自動運転機能を備え
た暖房機において、暖房の運転モードとして、「燃焼機
の運転を停止させることを含んで燃焼機の運転を自動制
御して室温を適温にコントロールする運転モード(例え
ばこのモードをソフトセーブモードONという)」と
「燃焼機の運転を停止させずに連続運転させて室温を適
温にコントロールする運転モード(例えばこのモードを
ソフトセーブモードOFFという)」との複数の運転モ
ードを備え、スイッチ等の選択手段によって何れかの運
転モードを選択できるようにした暖房機が考案されてい
る(以下これを後者技術という)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前者技術においては、
暖房能力を低下させても室温が上昇する場合に圧縮機を
停止させることにより室温の過度の上昇を抑制するよう
にしているが、ヒートポンプ回路に開閉弁を有するバイ
パス路を形成しなければならないので、空気調和機とし
ての部品点数及び組立時の作業工数が増加してコストア
ップしたり、圧縮機を停止させずに連続運転させる連続
運転モードと、圧縮機を停止させることを含み暖房能力
が自動的に変化する自動運転モードとを適宜選択するこ
とができないといった問題があった。 【0005】また、後者技術においては、特に、選択手
段での選択でソフトセーブモードOFFの場合、この運
転モードにおける最低の暖房出力で暖房機器が運転制御
されていても、春先の比較的に暖めやすい季節や他の暖
房機器と併用運転したり被暖房空間が狭い部屋であった
りする等暖房を行う空間(環境)の負荷の大きさが小さ
いときには、室温が設定温度を超えて上昇し続け(図1
参照)、機器の使用者が機器を運転しっぱなしで眠って
しまったときなどに、使用者は健康上好ましくない高温
の室内に長時間晒される可能性があったり、過加熱状態
でもさらに無駄な暖房エネルギーを消費してしまったり
する問題があった。 【0006】そこで本発明では、最低の燃焼量での燃焼
中においても室温が過度に上昇し続けることを回避する
ために、少なくとも2通りの暖房の運転モードを選択で
きるようにすると共に、設定温度よりも所定温度だけ高
い上限温度になったときに、自動的に燃焼器を停止させ
るとともに、燃焼器の停止を含み燃焼量を自動制御する
第1の運転モードに移行する温風暖房機の運転制御方法
を提供することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、任意
温度に設定可能な設定温度と、燃焼器を備えた温風暖房
機で暖房される部屋の検出室温とに基づき、前記燃焼器
の燃焼量を制御して室温を前記設定温度にコントロール
するとともに、前記燃焼器を停止することを含み前記燃
焼器の燃焼量を自動制御する第1の運転モードと、前記
燃焼器を停止させずに連続運転する第2の運転モードと
の少なくとも2通りの運転モードを選択実行する温風暖
房機において、前記第2の運転モードでの運転中に前記
検出室温が前記設定温度よりも所定温度だけ高い上限温
度になったときに、自動的に前記燃焼器を停止させると
ともに、これを報知する報知手段を動作させ、前記検出
室温が前記設定温度よりも所定温度だけ低い下限温度に
なったときに、前記燃焼器の運転を再開させ、かつ、前
記第2のモードから第1の運転モードに移行するように
したものである。 【0008】 【発明の実施の形態】次に実施例により本発明を更に詳
しく説明するが、本発明はこれらによって限定されるも
のではない。図1および図2は強・弱・停止の燃焼状態
を横軸、室温を縦軸にとった室温−燃焼状態の変化を示
すグラフであって、図1は燃焼が弱燃焼となっても室温
が設定温度を超えて上昇する従来の変化状態を示すグラ
フ、図2は室温が上限温度に達したら室温が下がってい
く本発明の変化状態を示すグラフ、図3は本発明の燃焼
(運転)モードの自動移行を説明するためのフローチャ
ートである。 【0009】まず、図1をもとに従来の室温−燃焼状態
の変化について概略を説明すると、温風暖房機は加熱手
段としてのバーナを含む燃焼器及びこの燃焼器を制御す
る制御手段を有するものである。制御手段は、スイッチ
等の選択手段によって、燃焼器(加熱手段)を運転停止
することを含み燃焼器の燃焼量(本例では強燃焼と弱燃
焼の2つの燃焼量)を自動制御する第1の運転モード
(以下これをソフトセーブONという)と、前記燃焼器
を運転停止させずに連続運転する第2の運転モード(以
下これをソフトセーブOFFという)との少なくとも2
通りの運転モードを選択的に実行することができるもの
である。尚、各手段は図示していない。 【0010】そして、暖房を行う空間(環境)の負荷の
大きさが小さいときには、選択手段の選択による第2の
運転モードでの運転中に、温風暖房機の燃焼器(加熱手
段)の燃焼量が最低燃焼量(ここでは弱燃焼)であるに
もかかわらず、室温が任意温度に設定可能な設定温度を
越えて上昇し続けてしまうことがあり、従来のままでは
それを自動的に阻止することができないため、使用者が
暖房機の運転を停止させる操作をしなければならない。
その操作をしなければ、室温が異常高温になってしまう
可能性があり、例えば暖房機をつけたまま使用者が眠っ
てしまうような場合には、使用者が悪条件に晒される危
惧がある。 【0011】そこで、本発明では制御手段に以下の制御
機能を追加した。即ち、燃焼器(加熱手段)を第2の運
転モードで運転中に、検出室温が設定温度よりも所定温
度だけ高い上限温度a以上になったときに、自動的に前
記燃焼器(加熱手段)を停止させるとともに、前記第2
の運転モードから燃焼器(加熱手段)を運転停止するこ
とを含み燃焼器の燃焼量(本例では強燃焼と弱燃焼の2
つの燃焼量)を自動制御する第1の運転モードに移行す
るようにした制御機能である。この追加した制御機能に
よる室温−燃焼状態の変化は、図2に示した通りであ
る。 【0012】この運転モードの自動移行の際に、温風暖
房機の使用者に燃焼の運転モードが変わったことを報知
するために、音で報知するアラーム報知(表示)や文字
やランプの点灯・消灯で報知する視覚表示をさせると良
い。尚、これらの報知手段は図示しない。 【0013】さらに、この制御機能を実行するフローチ
ャートを図3に示す。まず、選択手段によりソフトセー
ブOFFが選択されて室温制御がスタートすると、検出
室温が上限温度a以上になったか否かが判断され、室温
が上限温度a以上になったら上記追加した制御機能によ
り、ソフトセーブONの運転モードになり、アラーム表
示がONとなり、燃焼器(加熱手段)の燃焼が停止(即
ち消火)する。 【0014】そして、この燃焼器の停止により室温の上
昇が抑制され、時間経過と共に上限温度よりも十分に低
い温度(例えば設定温度よりも所定温度だけ低い下限温
度のことであり、図3では燃焼スタートの室温と表現し
た温度)以下に低下したか否かが判断され、この温度以
下に低下すれば、再び燃焼器の燃焼がスターとし、ソフ
トセーブによる運転(即ち第1の運転モード)に移行す
る。 【0015】以上のように、燃焼器を停止させずに連続
運転する第2の運転モード(ソフトセーブOFF)での
運転中に、検出室温が設定温度よりも所定温度だけ高い
上限温度になるか否かで、燃焼器の最低能力で運転して
も室温が上限温度を超えて上昇し続けるか否かを判断す
ることができ、室温が上限温度以上になったときには自
動的に燃焼器を停止させることにより、室温の(設定+
所定)温度以上への過度の温度上昇を抑制して室温が上
昇し続けるのを防止できる。また、その後は使用者の選
択した第2の運転モードから、燃焼器を運転停止するこ
とを含み燃焼量を自動制御する第1の運転モードに自動
移行させるので、過加熱状態の継続を抑制しつつ室温を
低下させることができ、無駄な暖房エネルギーの消費も
抑制することができる。 【0016】 【発明の効果】上述のように本発明の温風暖房機の運転
制御方法によれば、燃焼器を停止させずに連続運転する
第2の運転モードでの運転中に、検出室温が設定温度よ
りも所定温度だけ高い上限温度になるか否かで、燃焼器
の最低燃焼量(最低出力)でも室温が上限温度を超えて
上昇し続けるか否かを判断することができ、室温が上限
温度になったときには自動的に燃焼器を停止させること
により、室温の(設定+所定)温度以上への過度の温度
上昇を抑制して室温が上昇し続けるのを防止できるとと
もに、使用者に報知手段で報知して異常による停止でな
いことを報知することができる。また、その後、前記検
出室温が前記設定温度よりも所定温度だけ低い下限温度
になったときに、前記燃焼器の運転を再開させ、かつ、
前記第2のモードから第1の運転モードに移行するよう
にしたので、過加熱状態の継続を抑制しつつ室温を低下
させることができ、無駄な暖房エネルギーの消費も抑制
することができる。特に、室温が上限温度から下限温度
にまで低下するまで燃焼を再会させないので、室温が上
限温度から設定温度にまで達するとすぐに燃焼を開始さ
せるようにしたものに比べて、暖房エネルギーの消費を
抑制する効果を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 燃焼が弱燃焼となっても室温が設定温度を超
えて上昇する従来の変化状態を示すグラフである。 【図2】 室温が上限温度に達したら室温が下がってい
く本発明の変化状態を示すグラフである。 【図3】 本発明の燃焼(運転)モードの自動移行を説
明するためのフローチャートである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.任意温度に設定可能な設定温度と、燃焼器を備えた
    温風暖房機で暖房される部屋の検出室温とに基づき、前
    記燃焼器の燃焼量を制御して室温を前記設定温度にコン
    トロールするとともに、前記燃焼器を停止することを含
    み前記燃焼器の燃焼量を自動制御する第1の運転モード
    と、前記燃焼器を停止させずに連続運転する第2の運転
    モードとの少なくとも2通りの運転モードを選択実行す
    る温風暖房機において、前記第2の運転モードでの運転
    中に前記検出室温が前記設定温度よりも所定温度だけ高
    い上限温度になったときに、自動的に前記燃焼器を停止
    させるとともに、これを報知する報知手段を動作させ、
    前記検出室温が前記設定温度よりも所定温度だけ低い下
    限温度になったときに、前記燃焼器の運転を再開させ、
    かつ、前記第2のモードから第1の運転モードに移行す
    ることを特徴とする温風暖房機の制御方法。
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