JP2740356B2 - 自動車の駐車プラットフォーム用コンベア - Google Patents

自動車の駐車プラットフォーム用コンベア

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JP2740356B2
JP2740356B2 JP8501649A JP50164996A JP2740356B2 JP 2740356 B2 JP2740356 B2 JP 2740356B2 JP 8501649 A JP8501649 A JP 8501649A JP 50164996 A JP50164996 A JP 50164996A JP 2740356 B2 JP2740356 B2 JP 2740356B2
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conveyor
gripping
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サンゲルル,アンドレアス
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オットー ベール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/07Floor-to-roof stacking devices, e.g. "stacker cranes", "retrievers"
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H6/00Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
    • E04H6/08Garages for many vehicles
    • E04H6/12Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
    • E04H6/18Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
    • E04H6/24Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of dollies for horizontal transport, i.e. cars being permanently parked on wheeled platforms
    • E04H6/245Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of dollies for horizontal transport, i.e. cars being permanently parked on wheeled platforms without transverse movement of the wheeled parking platform after leaving the transfer means

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の移動可能な駐車プラットフォームの
ためのコンベアに関し、このコンベアは、駐車プラット
フォームと解放可能に係合するよう移動されるようにな
っている把持要素と、把持要素と把持要素により把持さ
れた駐車プラットフォームとを一緒に移動させる駆動装
置とを具備し、把持要素が、移動方向を横切って動かさ
れるようにされまたスプリングにより把持要素が移動方
向の両側で駐車プラットフォーム上の突起の周りに係合
する係合位置へと動かされ、解放位置が把持要素と組合
され、スプリングの作用に抗して把持要素を把持要素が
突起の周りに係合しない解放位置へと動かし、摺動縁又
は摺動面が把持要素と突起との間に配設され、これらの
縁が接近中に両側から接触するようになりまた把持要素
をスプリングの作用に抗して動かすようにしている。
自動車は駐車プラットフォーム上にスペースをとらな
いやり方でまた好ましい方法でプラットフォームに到達
できるように駐車され、これらの駐車プラットフォーム
はその一部が軌道上を運搬可能に又は移動可能に取付け
られ、それにより例えば駐車プラットフォームがこのよ
うなコンベアにより入口と整列することができるように
する。
駐車プラットフォームを動かすため、駐車プラットフ
ォームのための複雑な床下駆動装置又は内蔵駆動装置が
知られており、これらの駆動装置は構造が非常に複雑で
ありまた特に、これら駆動装置は一般にコンベアに適合
した極めて特殊の構造の駐車プラットフォームを用いる
ことを必要としている。
米国特許第3,337,070号は相互に平行に移動可能な2
つの連結フィンガーを備えた往復台を有する前文に記載
された型式のコンベアを詳細に述べている。これらの連
結フィンガーは往復台のハウジングの中にスプリングの
作用に抗してある程度の深さで入り込み、移動の方向は
移送されるプラットフォームの走行方向に直角に延びて
いる。
この配置構造は比較的複雑であり、ハウジングが連結
フィンガーのための摺動案内手段を形成するため十分に
高い構造となっている往復台を設けなければならない。
このような従来技術の状況から本発明の主題の基礎と
なる目的は特にスペースを要しない構造のコンベアを提
供することである。
上記の目的は、本発明により達成されるが、本発明
は、最初に記載した型式のコンベアにおいて、把持要素
が、駐車プラットフォームの移動方向に平行に延びる軸
線の周りに回動することができ、係合位置で駐車プラッ
トフォームの突起の運動経路に入り込み、また解放位置
でこの運動経路から外れるようになっている。
これは特にスペースを要しない構造をもたらし、例え
ば把持要素を駐車プラットフォームの下側に配設するこ
とができる。
原理的には把持要素を一部材で構成することは可能で
あるが、好適な実施態様によれば把持要素は、相互に無
関係に移動可能であって係合位置で突起のそれぞれの対
向側に配設されている2つの部分を具備するようになっ
ている。把持要素のこれらの2つの部分は、したがって
通常は、把持要素が駐車プラットフォームに接近するが
突起に対面する把持要素の一方の部分だけが動かされた
時には両方が動かされることはない。他方の部分は係合
位置にとどまり、そのため突起のためのストッパとして
作用しそれにより把持要素が突起に接近した時係合位置
を通過することができないようにする。
これは、把持要素がその外縁で自由端に向って狭くな
っており駐車プラットフォームの移動方向と角度をなし
て延びている時と、回動軸受に接近したこの外縁の部分
もまた係合位置で突起の下側に配置される時とにおいて
有利である。把持要素が駐車プラットフォームに接近し
た時、突起は外縁に当接しさらに接近する間にこの外縁
に沿って摺動し、それにより把持要素が、突起が把持要
素を完全に越えて走行しそのためこれが係合位置へと回
動できるようになるまで、スプリングに抗してますます
回動されるようにする。把持要素に対する駐車プラット
フォームの運動はしたがって把持要素を係合位置から外
れるよう回動するのに利用され、係合位置へと戻る回動
運動がスプリングの作用により生じる。
この点に関し、把持要素が外縁に沿って摩擦係数の低
いカバーを有している時が有利であり、これは突起のこ
れらの外縁上での摺動を容易にする。
さらに、突起に当接する把持要素の内縁が駐車プラッ
トフォームの移動方向を横切って延びるようにすること
ができる。これらの内縁は係合位置で突起の周りに係合
し、把持要素の2つの部分からなる構造により内縁はま
た接近の間突起のためのストッパ縁として作用する。
好適な実施態様では、把持要素が2つの三角形のプレ
ートを具備し、このプレートの第1の側辺が回動軸線に
平行に延び、回動軸線と直角に延びる第2の側辺が内縁
を形成し、またその底辺が直角に延びる摺動縁を形成し
ている。
これは、突起が駐車プラットフォームから下方に向っ
て突出し移動方向を横切って延びている横断支持アーム
によって形成された時に有利である。これらの横断支持
アームは駐車プラットフォームの製造中どのような場合
にも設けられそのため駐車プラットフォームが上記のコ
ンベアのために適当な方法で構成するのに必要である限
り何らの変更も行われず、したがって普通の駐車プラッ
トフォームをこのコンベアに対し変更しないで用いるこ
とができる。
特に、解放装置がスプリングの力に抗して把持要素の
自由の運動を可能にする休止位置を有するようにし、ま
た解放装置が最初に休止位置から外れるよう動き把持要
素に係合し把持要素を解放位置へと動かし把持要素をさ
らに移動した後でのみ解放位置へと持っていくようにす
ることができる。この解放装置はしたがって把持要素の
解放位置への運動が与えられた瞬間にのみ作動され、他
の全ての作動段階では解放装置は、把持要素がもっぱら
スプリングの作用を受けこの作用に抗して自由に動くこ
とができる程度には作動しない。これは、この把持連結
の間は把持要素の運動がもっぱら駐車プラットフォーム
上の突起により生じるので、把持連結部の設置にとって
欠くことができない。
好適な実施態様では、解放装置が、回動可能の把持要
素の場合に、移動経路に沿って延び把持要素の回動軸線
から一定距離で把持要素に当接することのできる接触部
材を具備することができる。これは、接触部材により把
持要素が移動の全経路に沿って解放位置へと動くことの
できることを意味する。
これは、把持要素が、一部が移動の経路に平行に動く
ことのできる保持具に取付けられ移動の経路に沿って動
くようにした時に有利である。これは把持要素の移動の
実際の経路が大きさが増し、この構造により入れ子式コ
ンベア、すなわち両側への走行が保持具によって区画形
成される移動のそれ自身の経路に沿う把持要素の走行よ
りも大きいコンベアが得られる。したがって、例えば駐
車プラットフォームの幅を有する駐車プラットフォーム
下側の保持具を設けることで十分であり、保持具の付加
的な移動により駐車プラットフォームの幅より大きい駐
車プラットフォームの移動の経路を得ることも可能とな
る。
これは保持具の駆動装置がクランク駆動装置を具備し
ている時に有利である。
本発明の好適な実施態様によれば、コンベアが高層の
駐車ガレージのリフトに配置されるようにできる。この
コンベアは特に、一方においてこのコンベアが、リフト
の幅より大きい送り運動が得られるよう意図された時で
も特に入れ子式構造のためのリフトの幅に適合できるの
で、高層駐車ガレージに適している。他方において、こ
のコンベアは、このコンベアにより駐車プラットフォー
ムがリフトに対する位置が完全には正確に区画形成され
ない“閉じ込め”位置となるため、この用途に特に適し
ている。公差はしたがって何らの問題もなしに補償する
ことができる。
これはコンベアがリフト上に配置され垂直軸線の周り
に回転するようにした時に有利である。これはコンベア
の移動の方向を変えるのを可能とすることを意味し、リ
フト上に置かれた駐車プラットフォームがこのようにし
て横方向にばかりでなくまた必要に応じて長手方向にも
リフトから離れるよう押されるものとなる。この点に関
し、コンベアの走行長さが変わるよう選択されそれによ
り変化する走行が運搬の方向によって用いることができ
るようにする時に有利である。
本発明の好適な実施態様の以下の記載は図面に関連し
て本発明をさらに詳細に説明する働きをする。図面にお
いて、 図1はリフトを備えた2階の駐車ガレージの概略側面
図を示す。
図2は図1の駐車ガレージの1つの床の図1の2−2
線に沿った平面図を示す。
図3はリフト上に配置された駐車プラットフォームの
ためのコンベアの、保持具が延ばされていない、平面図
を示す。
図4は保持具が延ばされた図3と同様な図を示す。
図5はコンベアの保持具の概略部分側面図を示す。
図6は把持要素が係合位置にある図3の6−6線に沿
う断面図を示す。
図7は把持要素が解放位置にある図6と同様の図を示
す。
図8は図6の矢印Aの方向のコンベアの平面図を示
す。
図1に示される駐車ガレージは相互に隣接して駐車区
域に置かれる駐車プラットフォーム2のための数個の重
ねられた駐車区域1を備えた建造物を具備している。こ
の駐車プラットフォーム2は駐車区域1に沿って移動可
能であり、例えば駐車プラットフォーム2が、図面には
示されておらずその長手方向を横切って駐車区域1に沿
って移動できるようにするローラーを担持している。
重ねられた駐車区域1には案内レール5上のリフトシ
ャフト4の中を垂直方向に移動できるリフトによって到
達できる。これは1度に1つの駐車プラットフォーム2
に適合し駐車プラットフォーム2を所望の床へと移送
し、ここから駐車プラットフォーム2が対応の高さの駐
車区域上へと横に移動される。この目的のため、駐車区
域1に載置される駐車プラットフォームもまた移動させ
ることが一般に必要となる。これを達成するため、駐車
プラットフォームに近接して相互に接触しそれにより1
つの駐車プラットフォームが移動された時隣接駐車プラ
ットフォームが自動的に移動されるようにする連結要素
6が設けられる。これらの連結要素6は、例えば隣接駐
車プラットフォームが例えばリフト自体の運動を利用す
ることによりその駐車区域に対し直角に相互に対して移
動されるような係合状態に持って来られる。
図2において、リフト上の駐車プラットフォーム(右
から2番目の)が1つの高さの駐車プラットフォームの
間に自由の通路を有しこの駐車プラットフォームの他の
プラットフォームに対する横の移動中同伴連結が隣接駐
車プラットフォームの間にもたらされ、これがリフト上
に位置する駐車プラットフォームを隣接する駐車プラッ
トフォームと共に次に移動させることができるようにす
ることが、1つの高さの駐車プラットフォームの平面図
に明らかである。
リフト上の駐車プラットフォームとこれに連結される
駐車プラットフォームとのこのような移動ができるよう
にするため、コンベア7がリフト上に配置されそしてこ
れがリフトによって移送される駐車プラットフォームを
置くことのできるリフト上の駐車スペースの下側に位置
決めされる。
特に図5から明らかなように、樋形状の案内手段7が
このためリフト上に配設されまた保持具8がこの案内手
段に取付けられ駐車プラットフォームの長手方向を横切
って移動できるようにする。本質的に樋形状の案内手段
7に配設されるこの保持具8は本質的に板形状の延長部
9が案内手段7を越えて突出し、この領域で案内手段7
から離間して、案内手段7の中で保持具8を移動させる
モーター11が位置している室10を覆う。このモーター11
は垂直に配設された駆動シャフト12上で、各端部に垂直
軸線の周りに回転可能なローラー14が配設された2つの
腕のクランク13を担持する。
本質的にモーター11の駆動シャフト12にまで延びる延
長部9はクランク13上のローラー14の相互からの距離に
対応する距離で案内手段7に対して横断方向に延びるそ
の下側の溝15に当接する。ローラー14の一方はその都度
溝15の対応する一方の中に入り込みそれによりクランク
13が回転された時保持具8が案内手段7に沿って移動さ
れるようにする。クランク13が案内手段7に平行である
時は両ローラー14が隣接溝15に係合し、クランク13がさ
らに回転された時は一方のローラー14がその溝から出る
のに対し他方のローラーはその溝の中に入る。このよう
にして保持具を案内手段に沿って、すなわちローラー14
がクランク13の回転中一方が他方の後へと入ることので
きる(図3と4)より多くの数のこのような平行な溝が
設けられた時の相互からの溝15の距離よりも大きい距離
にわたって、保持具を移動させることができる。休止に
関しては、これらの溝はローラー14を導入するための広
げた領域16を有している。
保持具自体は保持具の中を案内手段7の方向に移動可
能な往復台17を収容している。往復台はそのため案内レ
ール19上の種々の案内ローラー18(図6から8)により
保持具の中を案内される。無端ベルト20が往復台17に係
合し偏向ローラー21の周りに案内され、案内レール19に
平行に延びている(図3と4)。これら偏向ローラー21
の一方が駆動シャフト22に回転しないよう連結され、駆
動シャフト22はモーター24によりベルト駆動装置23を介
して駆動される。これは往復台17が保持具8の中をその
全幅にわたって移動可能であることを意味する。
2つの板形状の把持手段26が往復台17上に配設され往
復台の移動方向に平行に延びている回転軸線25の周りに
回動できるようにしている。これらの把持手段は共に把
持要素27を形成する。把持手段26は同じ構造であるが相
互に対しては鏡像関係にあり、これら2つの把持手段の
一方だけが以下に詳細に説明される。
回転軸線25の一側で、把持手段26は本質的に三角形と
なっており、この三角形の1つの側辺が回転軸線25の軸
線に平行に延び、これと直角に延びる第2の側辺が内縁
28を形成しそして三角形の底辺が外縁として表わされる
摺動縁を形成している。
回転軸線25の領域とその反対側で把持手段26は図8の
図示から特に明らかに見られるように、本質的に矩形の
突起30の形式で連続している。
この2つの把持手段26は対面する内縁28がその間にス
ペース31を残すように相互に並んで配設され、スペース
31の幅は、断面が矩形でその側縁の領域の各駐車プラッ
トフォームの両方の長手方向の縁で延びている、横断す
る長手方向のアームの幅よりも僅かに大きくなってい
る。これらの横断する長手方向のアームは自動車のため
の駐車スペースを補強しかつ支持する作用をする。
両方の把持手段26は相互に独立して回転軸線25の周り
に回動することができ、これら把持手段は回転軸線25と
同心のらせんスプリング32により、把持手段26の三角形
の部分が保持具8の水平方向上方の閉じた平面を越えて
角度をなして上方に突出している係合位置(図6)へと
回動される。以下に係合位置として示されているこの位
置において、らせんスプリング32の作用による把持手段
26の運動は図面に示されていないストッパ手段によって
制限される。
把持手段26はらせんスプリング32の作用に抗して、板
形状の把持手段26が本質的に保持具8の上縁に整列され
る(図7)水平位置まで回動することができる。
往復台17の移動経路の全長にわたって延びている棒33
が案内レール19に平行な把持手段26の突起30の下側に配
設されそしてこの棒は回動自在に取付けられた支持アー
ム34上にその端部が保持されている。この回動アーム34
の回動軸線は回転軸線25に平行に延び、回動アーム34を
回動させるため連結ロッド35を介してモーター36に連結
されている。
これは棒33が下降位置(図6)と上昇位置(図7)と
の間で回動できることを意味する。下降位置で、棒33は
把持手段26の突起30から距離をおいて位置し把持手段の
運動とは全く干渉しないようにする。しかし、上昇位置
では棒33は突起30の下側に当接しまた棒33がさらに上昇
する間把持手段26を下降した解放位置へと回動させる。
これは往復台の移動の経路の全長にわたってかつ常に両
把持手段26にとって同時に行われる。
把持要素27はリフト上に配設された駐車プラットフォ
ームのためのコンベアを形成する。このコンベアの助け
により、この型の駐車プラットフォームはその長手方向
を横切ってリフトから離れるよう押され又は隣接駐車区
域からリフトの上に引出される。
この操作は、1つの駐車プラットフォームがこのリフ
トの横方向の隣に配設された駐車区域から引出される空
のリフトに基づいて以下に述べられ、この駐車プラット
フォームは次にリフトから離れるよう再び動かされる−
ここは異なった高さで必要とされるところである。
コンベアにより駐車プラットフォームを掴むために、
往復台17は係合位置、すなわち上昇位置にある把持要素
27と共に駐車プラットフォームに対面する保持具8の端
部まで動かされ、その後又は同時に保持具8もまたモー
ター11により同様に駐車プラットフォームに向う方向に
動かされる。これは、把持要素27が駐車区域1に位置す
る駐車プラットフォーム2の下側から、この下側で突出
する横断長手方向アーム37が把持手段26の対面する摺動
縁29に載るようになるまで動くことを意味する。この点
に関し、回転軸線25に近接した摺動縁29の端部が常に横
断長手方向アーム37の下縁の下側に配置されるというべ
きであり、この横断長手方向アーム37はしたがって、一
方において回転軸線25と他方において把持手段26の自由
端との間の領域で摺動縁29に当接する。係合位置におい
て、把持手段26は角度をもって、例えば30゜の角度で僅
かに上方に向って傾斜される。把持手段26が駐車プラッ
トフォームにさらに近く接近した時、横断長手方向アー
ム37は角度をなして延びている摺動縁29に沿って摺動す
る。この摺動操作を容易にするため、この摺動縁は低い
摩擦係数の摺動カバー38、例えば成形プラスチック部材
を担持することができる。横断長手方向アーム37の摺動
縁29に沿ったこの摺動の間、対応の把持手段26はらせん
スプリング32の力に抗して下降位置、すなわち解放位置
へと回動される。これは、駐車プラットフォームが掴ま
れた時解放装置の棒33が下降位置に位置しそれにより把
持手段26の運動がこれより決して妨げられないようにな
るので、容易に行うことができる。
対面する把持手段26の完全な下降の後、横断長手方向
アーム37はこの上を離れるよう摺動し、ついで下降され
ずそのため横断長手方向アーム37の運動経路に係合する
他方の把持手段の内縁に衝突する。横断長手方向アーム
37の幅がスペース31の幅より僅かに小さいので、下降さ
れた把持手段26は横断長手方向アームが下降していない
把持手段の内縁に当接した瞬間に解放され、この結果、
下降された把持手段26がらせんスプリング32の作用によ
り上方に向って回動することができるようになる。2つ
の把持手段26はそれから両側から横断長手方向アーム37
の周りに係合し、これはしたがってこの2つの把持手段
26により形成された把持要素27の中に捕えられる。
往復台17と保持具8とはここで再びリフトへと動かさ
れ、捕えられた駐車プラットフォーム2は駐車区域から
リフト上へと移送され、リフト上でこの駐車プラットフ
ォームは把持要素27によりいかなる横方向の移動をもし
ないよう固定される。追加の固定手段を設けることがで
きる。
駐車プラットフォームが放出されるように意図された
高さに達した後、往復台と保持具とは駐車プラットフォ
ームが駐車される方向に移動される。駐車位置に到達し
た後、棒33はモーター36を作動することにより上昇さ
れ、これにより両方の把持手段26が解放位置へと下降さ
れるようになる。往復台と保持具は今やリフト上に戻る
よう動くことができ、駐車プラットフォームは駐車区域
1でその位置にとどまる。ここで、駐車プラットフォー
ムは例えば凹所に係合する駐車プラットフォームの支持
ローラーによりその位置にロックすることができる。
原則として、上記のコンベアにとって、駐車プラット
フォームを1つの床上でリフトの一方の側の駐車区域か
らリフトの他方の側の駐車区域へと動かすこともでき
る。
保持具の走行が十分に大きい時は、これは1段階で行
うことができ、保持具の走行が十分には大きくない時に
は、把持要素は隣接する横断長手方向アームへと移送さ
れなければならない。これは、往復台が把持要素の解放
後に一方の横断長手方向アームから他方の横断長手方向
アームへと動かされそこでこの他方の横断長手方向アー
ム37を再び把持することにより、リフトそれ自体の上で
行うことができる。このコンベアは小さな寸法、特にま
たその高さにおいて小さな寸法しか有せず、またそのた
めこのコンベアにとってリフトの低い構造上の高さが必
要となるだけである。さらにまた、このコンベアは、ど
のような場合にも設けられる横断長手方向のアーム37は
把持要素27がその周りに係合する突起を形成するので、
この目的のためには改変することを要しない駐車プラッ
トフォーム上で係合することができる。
上記のコンベアの特別の利点は、駐車プラットフォー
ムの確実な把持が把持要素と駐車プラットフォームとの
相対位置にのみ依存し駐車プラットフォームの絶対位置
には依存しないという事実によって明らかである。した
がって、駐車プラットフォームを異なった位置で容易に
把持することができ、そのため公差を何らの問題なしに
補償することができる。これは、相互に対する個々の部
品の位置を検知しまた斟酌する複雑な制御装置を設ける
必要がなく、信頼性のある作動をもたらすものとなる。

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車プラットフォーム(2)と解放可能に
    係合するよう動かされるようになっている把持要素(2
    7)と、把持要素(27)と把持要素により把持された駐
    車プラットフォーム(2)とを一緒に移動させる駆動装
    置とを具備している自動車のための移動可能な駐車プラ
    ットフォームのコンベアであって、把持要素(27)が移
    動方向を横切って動くことができるようにされそれによ
    りスプリング(32)により係合位置へと動くことがで
    き、前記係合位置にある把持要素(27)が移動方向の両
    側で駐車プラットフォーム(2)上の突起(37)の周り
    に係合し、解放装置(33)が把持要素(27)と組合され
    把持要素(27)をスプリング(32)の作用に抗して解放
    位置へと動かし、把持要素(27)は前記解放位置では突
    起(37)の周りに係合せず、摺動縁(29)又は摺動面が
    把持要素(27)と突起(37)との間に配設され、前記縁
    が、突起(37)と把持要素(27)とが相互に接近した時
    両側から接触するようになりまた把持要素(27)をスプ
    リング(32)の作用に抗して動かすようにしている自動
    車の移動可能駐車プラットフォームのコンベアにおい
    て、把持要素(27)が、駐車プラットフォーム(2)の
    移動方向に平行に延びる軸線(25)の周りに回転するこ
    とができ、係合位置で駐車プラットフォーム(2)の突
    起(37)の運動経路に入り込み、解放位置でこの運動経
    路から外れるようにしていることを特徴とする自動車の
    移動可能駐車プラットフォームのコンベア。
  2. 【請求項2】把持要素(27)が相互に独立して移動可能
    な2つの部分(26)を具備し、前記部分が係合位置にお
    いて突起(37)の対向側にそれぞれ配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載のコンベア。
  3. 【請求項3】把持要素(27)はその外縁(29)が自由端
    に向って狭く、駐車プラットフォーム(2)の移動方向
    に対し角度をなして延びており、回動軸受に接近したこ
    の外縁(29)の部分が係合位置で突起(37)の下側に配
    置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    コンベア。
  4. 【請求項4】把持要素(27)が外縁(29)に沿って低い
    摩擦係数のカバー(38)を有していることを特徴とする
    請求項3に記載のコンベア。
  5. 【請求項5】突起(37)に当接する把持要素(27)の内
    縁(28)が駐車プラットフォーム(2)の移動方向を横
    切って延びていることを特徴とする前記各請求項のうち
    の1項に記載のコンベア。
  6. 【請求項6】把持要素(27)が2つの三角形のプレート
    を具備し、その1つの側辺が回動軸線(25)に平行に延
    び、これと直角に延びるその第2の側辺が内縁(28)を
    形成し、その底辺が直角に延びる摺動縁(29)を形成し
    ていることを特徴とする前記各請求項のうちの1項に記
    載のコンベア。
  7. 【請求項7】突起(37)が駐車プラットフォーム(2)
    から下方に向って突出し移動方向を横切って延びる横断
    支持アームによって形成されていることを特徴とする前
    記各請求項のうちの1項に記載のコンベア。
  8. 【請求項8】解放装置(33)がスプリング(32)の力に
    抗して把持要素(27)の自由運動を可能にする休止位置
    を有し、把持要素(27)を解放位置へと動かすため解放
    要素(33)が最初に休止位置から外れ把持要素(27)に
    係合するよう動かされ把持要素(27)をこれがさらに動
    いた時にのみ解放位置に持って来ることを特徴とする前
    記各請求項のうちの1項に記載のコンベア。
  9. 【請求項9】回動可能な把持要素(27)の場合に解放装
    置が移動経路に沿って延びる接触部材(33)を具備し、
    前記接触部材が把持要素(27)の回動軸線(25)から距
    離をおいて把持要素(27)に当接するようになっている
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンベア。
  10. 【請求項10】把持要素(27)が移動経路に沿って動く
    よう保持具(8)に取付けられ、前記保持具がその一部
    にとって移動経路に平行に動くことができることを特徴
    とする前記各請求項のうちの1項に記載のコンベア。
  11. 【請求項11】保持具(8)の駆動装置がクランク駆動
    装置(13,14,15)を具備していることを特徴とする請求
    項10に記載のコンベア。
  12. 【請求項12】多層駐車ガレージのリフトの上に配設さ
    れていることを特徴とする前記各請求項のうちの1項に
    記載のコンベア。
  13. 【請求項13】垂直軸線の周りに回転するようリフト
    (3)に配設されていることを特徴とする請求項12に記
    載のコンベア。
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DE4421434A1 (de) 1995-12-21
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EP0766772A1 (de) 1997-04-09
JPH09507886A (ja) 1997-08-12
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