JP2740298B2 - オートトラッキング装置 - Google Patents

オートトラッキング装置

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JP2740298B2
JP2740298B2 JP1260755A JP26075589A JP2740298B2 JP 2740298 B2 JP2740298 B2 JP 2740298B2 JP 1260755 A JP1260755 A JP 1260755A JP 26075589 A JP26075589 A JP 26075589A JP 2740298 B2 JP2740298 B2 JP 2740298B2
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昌史 木村
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はオートトラッキング装置に関する。
(ロ)従来の技術 特開昭61−110358号公報(G11B15/467)にはビデオテ
ープレコーダ等においいて、再生映像信号のエンベロー
プをサンプリングしてマイクロコンピュータにとり込
み、エンベロープが最大となる様にキャプスタンサーボ
系の再生コントロール信号(又は基準信号)の遅延量を
制御するオートトラッキング装置が説明されている。
又、FM音声信号が記録されているHi−FiVTRでは、ビ
デオトラックとオーディオトラックでの、それぞれの最
良点の中間をトラッキングの最良点とすることが行なわ
れている(例えばラジオ技術1989年6月PP.159〜162参
照)。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、ビデオトラックの最良点とオーディオトラ
ックの最良点の中間をとるやりかたでは、必ずしも最良
点が得られるとはかぎらない。例えば互換再生時にはフ
ィールドの前半又は後半等において再生エンベロープが
低下した場合は、平均的にはエンベロープが最大(ビデ
オトラックとオーディオトラックを合せて)となった状
態でも、画面上にノイズがあることになる。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、再生されたビデオのエンベロープの最大
点とオーディオのエンベロープの最大点との中間点に制
御する第1のトラッキング制御手段と、ビデオのエンベ
ロープ低下の最小点とオーディオのエンベロープ低下の
最小点との中間点に制御する第2のトラッキング制御手
段とを備え、通常は前記第1のトラッキング制御手段を
使用し、すくなくともビデオ若しくはオーディオの何れ
か一方のエンベロープ低下の程度が大きいときには、前
記第2のトラッキング手段を使用して自動的にトラッキ
ング調整を行う。
(ホ)作用 つまり、すくなくともビデオ若しくはオーディオの何
れか一方のエンベロープの低下の程度が大きいときに
は、ビデオのエンベロープの最大点とオーディオのエン
ベロープの最大点との中間点にトラッキングする制御を
やめてビデオのエンベロープ低下の最小点とオーディオ
のエンベロープ低下の最小点との中間点にトラッキング
するよう制御するため、より最適なオートトラッキング
が実行できる。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い、本発明の実施例について説明す
る。第1図は実施例を示すブロック図である。
本実施例はVHS方式のビデオテープレコーダー(VTR)
に本発明が適用されたものである。VTRでは、再生コン
トロール信号の遅延量を調整して互換再生時に再生画面
上にノイズが生じない様にさせる。図において、
(1)、(2)は回転ヘッド、(3)はヘッド切換制御
のためのRFスイッチングパルス、(4)はヘッド切換回
路、(5)はエンベロープ検波回路、(6)はトラッキ
ング制御用のマイクロコンピュータ、(7)(8)はオ
ーディオ用回転ヘッド、(9)は、オーディオヘッド切
換用のRFスイッチングパルス、(10)はオーディオヘッ
ド切換回路、(11)は、オーディオ用のエンベロープ検
波回路、(12)は、オーディオ用トラッキング制御用の
マイクロコンピュータ、(13)はDO検波(ドロップアウ
ト)回路、(14)は変換パルス発生回路、(15)はビデ
オ側のドロップアウトを利用したトラッキング制御用マ
イクロコンピュータである。
(16)はオーディオ用DO検波回路、(17)は、オーデ
ィオ用変換パルス発生回路、(18)は、オーディオ用DO
検波によるトラッキング制御回路、(19)は、(6),
(12),(15),(18)のデータによるトラッキング制
御用のマイクロコンピュータ、(20)は、可変遅延回
路、(21)はキャプスタンサーボ回路である。
回転ヘッド(1)(2)の出力は、ビデオヘッド切換
回路(4)の働きで、1つの信号となって(5)のエン
ベロープ検波回路に入る。検波回路では、再生出力のエ
ンベロープを抽出する。マイクロコンピュータ(6)
は、(5)の出力をA/D変換する。つまり、アナログ値
をデジタルに変換して、所定のタイミングで取り組むRF
スイッチングパルスはタイミング制御用である。
マイクロコンピュータ(6)では、RFスイッチングパ
ルスの立ち上がりを検出して(5)の検波回路出力をA/
D変換して、さらに所定のサンプリング間隔で繰り返
す。例えばこのサンプリング間隔は、1mS間隔とする。
このサンプリングは1フィールド期間行なわれる。そし
て、1フィールド間のサンプルの値は、全て加算して総
和を今のエンベロープの値とする。この値は、(19)の
マイクロコンピュータに入力される。同様に、オーディ
オヘッドに対応するA/D変換されたエンベロープの値
は、(12)のマイクロコンピュータから(19)のマイク
ロコンピュータに入力される。この時のRFスイッチング
パルスはオーディオ用のパルスである。
エンベロープ低下の検出は次の様に行なわれる。
まず、ビデオヘッドの欠落を(13)のDO検波(ドロッ
プアウト検波)によって検出する。このDO検波した出力
をマイクロコンピュータ(15)に入力する。(15)で
は、これをA/D変換して所定のタイミングで取り組む。
たとえば、このサンプリング間隔は、1mS間隔とする。
このサンプリングは、1フィールド期間行なって1フィ
ールド間のサンプルは、所定の基準値と比較され、この
基準値よりも小さかった個数および連続していくつ基準
値より小さかったかが、(19)のマイクロコンピュータ
に入力される。したがって、この値が、今のエンベロー
プの欠落量となっている。
同様にして、オーディオヘッドに対応するA/D変換さ
れたエンベロープの欠落量の値は、(18)のマイクロコ
ンピュータから(19)のマイクロコンピュータに入力さ
れる。
マイクロコンピュータ(19)において、(6)、(1
2)、(15)、(18)のそれぞれのデジタル信号を考慮
して、最も、適した状態に(20)の可変遅延回路を駆動
して、キャプスタンサーボを制御するものである。
具体的には、(19)のマイクロコンピュータでは、ま
ず、ビデオのエンベロープの最良点((6)の出力)と
オーディオの最良点((12)の出力)の中間点にトラッ
キングをうごかす。これは、HIFIビデオ(オーディオ
FM付き)においては、当然の方法である。しかしなが
ら、時には、その最適点がビデオあるいは、オーディオ
にとって著しくDO(ドロップアウト)が多いポイントで
あることもある。たとえば、メカの互換性などでエンベ
ロープの平均値は最大であるが前半ダウンまたは、後半
ダウン等でエンベロープが欠落し、正常な再生ができな
いような場合である。
この様な場合に、前述の様にまずビデオとオーディオ
のそれぞれのエンベロープの最大値の平均値を最適点と
する。さらにビデオ、オーディオのエンベロープの欠落
量を検出してその最適点がDROP OUTが著しく多くないか
調べる。例えば、DOの期間が設定値(HIFIとして許され
る6〜7H欠落)以下であることを調査する。DOが設定値
以下であればそのまま最初の値を最適トラッキング値と
する。そうでない場合は、(15)、(18)のそれぞれの
DO値の最小のポイントの平均値にトラッキングを設定す
る。
(ト)発明の効果 以上述べた様に、本発明によれば、種々のカセットテ
ープを再生した場合でも、常に最適なトラッキングが実
現できる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明実施例を示すブロック図である。 5、11…エンベロープ検波 6、12、15、18、19…マイクロコンピュータ 13、16…ドロップアウト検出

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生されたビデオのエンベロープの最大点
    とオーディオのエンベロープの最大点との中間点に制御
    する第1のトラッキング制御手段と、 ビデオのエンベロープ低下の最小点とオーディオのエン
    ベロープ低下の最小点との中間点に制御する第2のトラ
    ッキング制御手段とを備え、 通常は前記第1のトラッキング制御手段を使用し、すく
    なくともビデオ若しくはオーディオの何れか一方のエン
    ベロープ低下の程度が大きいときには、前記第2のトラ
    ッキング手段を使用してなるオートトラッキング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0664790B2 (ja) * 1985-08-28 1994-08-22 株式会社日立製作所 磁気再生装置の自動トラッキング装置

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