JP2738951B2 - トラックのバーチカルロック装置 - Google Patents

トラックのバーチカルロック装置

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JP2738951B2
JP2738951B2 JP1078430A JP7843089A JP2738951B2 JP 2738951 B2 JP2738951 B2 JP 2738951B2 JP 1078430 A JP1078430 A JP 1078430A JP 7843089 A JP7843089 A JP 7843089A JP 2738951 B2 JP2738951 B2 JP 2738951B2
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JP
Japan
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gate
side gate
guide
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guide shaft
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JP1078430A
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JPH02258482A (ja
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久夫 斉藤
建始 大板
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Takada Kogyo KK
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Takada Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はトラック等に用いられるバーチカルロック装
置に関する。
[従来の技術] 一般に、トラック等にあっては荷台の床面を平床とし
た上、リヤゲートおよびサイドゲートの両者を開閉可能
とし積載作業性の向上をはかったものも用いられてい
る。そして、かかる型式のトラックではリヤゲートのみ
を開いて荷物の積載を行うことも多く、このようなとき
サイドゲートの後端部が積荷等に押され撓む結果、リヤ
ゲートの閉成が困難になることがある。このような不都
合を解消するため、サイドゲートの後端部の撓みを防止
して、垂直に保持するようにした、いわゆるバーチカル
ロック装置が知られている。
従来のかかるバーチカルロック装置の一例を第6図に
基づき説明する。
第6図において、1はフロア部材、2および3はフロ
ア部材1に対しヒンジでもって開閉自在に設けられたサ
イドゲートおよびリヤゲートであり、4はバーチカルロ
ック装置である。バーチカルロック装置4は、車両後方
から見た全体形状がL字状で、垂直アーム部5Aと水平ベ
ース部5BとからなるL字状部材5と、L字状部材5をそ
の垂直アーム部5Aがフロア部材1に対し車両の前後方向
平面内で回動自在となるよう支持するヒンジ6と、垂直
アーム部5Aをサイドゲート2にロック係合させるロック
装置7とを主に有している。
さらに、垂直アーム部5Aは断面L字状に形成され、サ
イドゲート2面と平行な側面部5A2およびリヤゲート3
面と平行な後面部5A3を有している。そして、該後面部5
A3の上方には、ロック装置7のフックレバー7Aを回動可
能に支承するピン7Bを支持するブラケット7Cが固設され
ている。フックレバー7Aの先端部はサイドゲート2の端
面に形成されたロック孔2Aと係合する。また、L字状部
材5の折角部であって後面部5A3の内側には補強部材8
が設けられている。
しかして、フックレバー7Aがロック孔2Aと係合したロ
ック状態においては、垂直アーム部5Aの側面部5A2と内
側をサイドゲート2に当接させることによりサイドゲー
ト2後端部の撓みを防止し、リヤゲート3のみの開閉を
可能としている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来のバーチカルロック装置に
あっては、上述のロック状態におけるリヤゲート3の開
閉の際、リヤゲート3とバーチカルロック装置4との干
渉を避ける必要があることから、前述の水平ベース部5B
およびヒンジ6を大きく構成することができず、いきお
い強度を確保するために補強部材8等を設けざるを得な
いものであった。このため、材料費および加工費の増大
を招き、原価が嵩むという問題があった。
またリヤゲート3を開いた後、さらにサイドゲート2
を開くに際して、フックレバー7Aを操作しロック孔2Aと
の係合を解除するが、この解除の状態において重量物で
あるL字状部材5はフリーの状態となる。従って、ヒン
ジ6を中心として回動し操作者等に衝突することによ
り、おもわぬ危害を与えるという惧れがあった。このよ
うな危害を避けるためには、操作者は両手を用いL字状
部材5を手で支えつつ回動させねばならず操作が面倒で
あるという問題もあった。
本発明の目的は、かかる従来の問題を解消し、構造が
簡単で原価低減が可能であると共に、操作上安全なバー
チカルロック装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は荷台フロア部材
に対しヒンジ回りに開閉可能なサイドゲートおよびリヤ
ゲートを備えたトラックであって、フロア部材の後端面
に回動自在に支承され、先端腕部にガイド長孔を有する
L字状部材と、サイドゲートの端面に設けられガイド長
孔と係合するガイド軸と、L字状部材の先端腕部に回動
自在に支承されると共に、サイドゲートの閉成時におい
てガイド軸に当接し、ガイド軸のガイド長孔内での移動
を阻止する方向に付勢されたロック部材とを有すること
を特徴とする。
[作用] 本発明によれば、リヤゲートのみを開成したときに
は、サイドゲートはロック部材によりガイド軸のガイド
長孔内での移動が阻止されているのでL字状部材と一体
的にロックされた状態にあり、その撓みが防止される。
また、サイドゲートを開成するに際しては、ロック部材
を付勢力に抗って回動させる。すると、ガイド軸はL字
状部材のガイド長孔内を移動可能となる。この状態でサ
イドゲートをヒンジ回りに開成すると、ガイド軸はガイ
ド長孔内を移動しつつ、L字状部材は床部材の後端面の
支承部を中心としてサイドゲートと共に回動する。
従って、L字状部材はサイドゲートの開成動作に案内
されながら回動するので、手を添える必要もなく操作上
安全である。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつつ説明す
る。
第1図ないし第5図に本発明の一実施例を示す。
図において、11はフロア部材、12はサイドゲート、13
はリヤゲートであり、夫々フロア部材11に対しヒンジ14
回りに開閉自在に設けられている(リヤゲート13のヒン
ジは不図示)。
15はフロア部材11の後端面に支軸16でもって回動自在
に支承された平板からなるL字状部材であり、L字状部
材15の先端腕部にはその長手方向に延在するガイド長孔
15Aが形成されている。
17はサイドゲート12の後端面に固設されたガイド軸で
あり、第5図に示すように外周部にスペーサとしてカラ
ー17Aが装着され、先端部がガイド長孔15Aと係合する。
18はL字状部材15の先端腕部に支軸19と共に回動自在
に設けられたロック部材である。ロック部材18は略々扇
形状を有し、その一側辺から直角に折曲げ形成された耳
部18Aを有している。そして、支軸19の回りにはスプリ
ング20が巻回され支軸19と共にロック部材18を第2図に
おいて反時計回り方向に付勢している。このスプリング
20による付勢力でもってロック部材18の耳部18AがL字
状部材15の側縁に当接した状態に維持される。
そして、ロック部材18はサイドゲート12の閉成状態に
おいて、その弧状面がガイド軸17と当接する半径寸法に
設定されており、かつ、ロック部材18の支軸19の位置
は、ガイド軸17の軸心とサイドゲート12のヒンジ14の回
転中心とを結ぶ線に対しL字状部材15の支軸16の軸心位
置と反対側になるように設定されている。
さらに、サイドゲート12の上方にはU字溝21Aが形成
された係止部材21が固設されており、リヤゲート13の端
面に出没および回動自在に設けられた係止レバー22が係
合、離脱可能に配置されている。
上記構成になる本実施例において、リヤゲート13を開
成する際には周知の如く、係止部材21と係合状態にある
係止レバー22を180°回転しU字溝21Aとの係合を解除す
ればよい。
このリヤゲート13の開成状態においては、L字状部材
15のガイド長孔15Aに係合しているガイド軸17に、スプ
リング20により付勢され耳部18AがL字状部材15の側縁
と当接状態にあるロック部材18の弧状面が当接してお
り、サイドゲート12の後端の撓みが防止されている。す
なわち、サイドゲート12の後端が撓もうとするとガイド
軸17によりL字状部材15が支軸16回りに回動しようとす
るが、ガイド軸17のガイド長孔15A内での移動はロック
部材18によって阻止されていることから、サイドゲート
12とL字状部材15は相対的に動き得ず撓みが防止される
のである。
さらに、サイドゲート12をも開成しようとするときに
は、ロック部材18の耳部18Aを指等でもって押圧しロッ
ク部材18を支軸19を中心として回動させる。すると、ロ
ック部材18とガイド軸17との当接状態が解除され、ガイ
ド軸17はガイド長孔15A内を移動することが可能とな
り、サイドゲート12の開成動作に伴いL字状部材15も支
軸16回りに回動する。
ロック部材18の形状としては扇形状に限らず、ガイド
軸17のガイド長孔15A内での移動を拘束し得るものであ
れば、例えば楔形状であってもかまわないが、本実施例
の毎く扇形状にすれば弧状面の支軸19からの距離が一定
に保たれガタ付が軽減されると共に解除の操作性が向上
する。また、ガイド軸17からの入力が常に支軸19方向に
伝達されるので強度上も好ましい。
尚、サイドゲート12を閉成するときには、ガイド軸17
がガイド長孔15A内を第2図示の状態で相対的に上方か
ら下方にロック部材18をスプリング20の付勢力に抗って
時計方向に回動させつつ移動する。
そして、サイドゲート12が完全に閉成されたときロッ
ク部材18の弧状面がガイド軸17と当接し、自動的にロッ
ク状態が得られる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、強
度部材として平板状のL字状部材を用いることができる
ので、構造が簡単で原価低減に寄与し得る。また、L字
状部材はサイドゲートに案内されつつ回動するので操作
上完全にバーチカルロック装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、 第2図は本発明実施例の後面図、 第3図は本発明実施例の側面図、 第4図は第2図のA−A矢視断面図、 第5図は第2図のB−B矢視断面図、 第6図は従来例を示す斜視図である。 11…フロア部材、12…サイドゲート、13…リヤゲート、
15…L字状部材、15A…ガイド長孔、17…ガイド軸、18
…ロック部材、18A…耳部、20…スプリング。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台フロア部材に対しヒンジ回りに開閉可
    能なサイドゲートおよびリヤゲートを備えたトラックで
    あって、 前記フロア部材の後端面に回動自在に支承され、先端腕
    部にガイド長孔を有するL字状部材と、 前記サイドゲートの端面に設けられ前記ガイド長孔と係
    合するガイド軸と、 前記L字状部材の先端腕部に回動自在に支承されると共
    に、前記サイドゲートの閉成時において前記ガイド軸に
    当接し、該ガイド軸の前記ガイド長孔内での移動を阻止
    する方向に付勢されたロック部材と を有することを特徴とするトラックのバーチカルロック
    装置。
JP1078430A 1989-03-31 1989-03-31 トラックのバーチカルロック装置 Expired - Lifetime JP2738951B2 (ja)

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JPH02258482A JPH02258482A (ja) 1990-10-19
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