JP2737473B2 - 記憶媒体盤駆動装置 - Google Patents

記憶媒体盤駆動装置

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JP2737473B2
JP2737473B2 JP3231421A JP23142191A JP2737473B2 JP 2737473 B2 JP2737473 B2 JP 2737473B2 JP 3231421 A JP3231421 A JP 3231421A JP 23142191 A JP23142191 A JP 23142191A JP 2737473 B2 JP2737473 B2 JP 2737473B2
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Japan
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plate
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medium disk
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rotary plate
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JPH0574025A (ja
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次郎 川名
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ、ワード
プロセッサ等の補助記憶装置であるフロッピー・ディス
ク・ドライブとして使用される記憶媒体盤駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記憶媒体盤駆動装置で
は、図3〜図6に示すように回転板1の周辺部表面に形
成した凹部4内には固定板6(板ばね)が収納配置さ
れ、固定板6の基端部6bが支点ピン7を介して回転板
1の周辺部に枢着されている。この固定板6の先端部6
aには、回転板1の表面より突出する係合突起8と、回
転板1の開口孔部5を貫通して裏側に突出するばね取付
片12とが設けられている。また、回転板1の裏面には
ばね取付片13等が設けられている。そして、ばね取付
片12、13等を介して設けた圧縮コイルばね14(図
3及び図4参照)又は捩りコイルばね15(図5及び図
6参照)により固定板6は回転板1の表面に沿って芯出
し突起部2から離れる方向に付勢されて回転板1の外周
部1a(凹部4の外側内周部)に当接保持されており、
これによって前記係合突起8が回転板1の中心から所定
距離の位置に位置決めされている。
【0003】以上のように構成された記憶媒体盤駆動装
置において、記憶媒体盤を収納したケースを介して記憶
媒体盤のハブを回転板1に対して前方から同心かつ平行
に押し付けると、このハブにより係合突起8を介し固定
板6の先端部6aが押されて固定板6が弾性変形し、先
端部6aが回転板1の開口孔部5に押し込まれると共
に、記憶媒体盤に設けた芯出し孔部と回転板1に設けた
芯出し突起部2が係合する。次いで、記憶媒体盤のハブ
に対して係合突起8を摺動させながら回転板1を低速回
転させると、回転板1は記憶媒体盤と同心に回転し、そ
の回転中心から所定距離の位置にある係合突起8は記憶
媒体盤に設けた係合孔部と係合する。このため、記憶媒
体盤のハブには回転板1から離間させるばね力が作用し
なくなり、回転板1に設けたマグネット板1Bにより記
憶媒体盤のハブは磁気吸着されて回転板1の中心部に形
成したハブ3と当接し、前記回転板1側の係合突起8と
記憶媒体盤の係合孔部との係合状態は保持される。従っ
て、モータ駆動時、回転板1側から記憶媒体盤側に回転
トルクが伝達され、記憶媒体盤は回転板1と同心に回転
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転板
1の開口孔部5を貫通して裏側に突出するばね取付片1
2、13等を固定板6に設けて圧縮コイルばね14や捩
りコイルばね15を回転板1の裏側に配置しているか
ら、これらのコイルばね等がモータと干渉しないように
回転板1の裏側には充分に大きなスペースを確保するこ
とが必要となり、記憶媒体盤駆動装置の記憶媒体盤を支
持する回転部とモータとの間を狭めることができなかっ
た。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、記
憶媒体盤を支持する回転部とモータとの間を狭めてコン
パクト化が図れる記憶媒体盤駆動装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の記憶媒体盤駆動装置は、中心部表面に芯出し
部が形成され、周辺部に表面に開口する凹部が形成され
た回転板と、この回転板の周辺部に基端部が枢着されて
前記凹部内に収納された固定板と、この固定板を前記回
転板の表面に沿って芯出し部から離れる方向に付勢する
ように凹部の内周部との間に設けられた線ばねと、前記
固定板の先端部に設けられて回転板表面から突出する係
合突起とを設けた構成を有している。
【0007】
【作用】この構成によって、回転板の裏側には固定板を
芯出し部から離間させる方向に付勢するばねが存在して
いないから、回転板の裏側には従来のように大きなスペ
ースは不要となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1及び図
2を参照しながら説明する。
【0009】尚、前記従来例で示した部品と同じ部品に
は同符号を附してある。図中1は回転板で、回転板本体
1Aと該回転板本体1Aの周辺部表面に固定した円形環
状のマグネット板1Bとから構成されている。
【0010】この回転板1の中心部には芯出し突起部2
を有するハブ3が形成されている。芯出し突起部2はハ
ブ3の中心部に貫通させた図示しないモータ出力軸で形
成されている。また、回転板1の周辺部には表面に開口
する凹部4と、該凹部4の底部に開口する開口孔部5と
がほぼ回転板1の円周方向に沿って形成されている。
【0011】6は固定板(実施例では板ばね)で、前記
回転板1の凹部4内に配置収納され、先端部6aを開口
孔部5に出入り可能に臨ませて回転板1の周辺部に基端
部6bが支点ピン7により枢着されており、芯出し突起
部2に対する接離方向に回転板1の表面に沿って揺動可
能となっている。この固定板6の先端部6aには、回転
板1の表面から突出するピン又はローラよりなる係合突
起8が形成され、該固定板6の中間部には、前記係合突
起8よりハブ3側に位置して回転板1の凹部4内に納ま
ったばね受部9とが設けられている。
【0012】10は回転板1の凹部4の深さ寸法より細
い線ばねで、凹部4の芯出し突起部2側内周部(ハブ3
の側面部)と固定板6との間に配置されている。この線
ばね10の基端部10bは回転板1の凹部4の一端部に
形成したばね装着部4aに装着され、先端部10aは固
定板6に設けたばね受部9に係止されている。そして、
この線ばね10により固定板6の先端側は芯出し突起部
2及び回転板1の表面から離れる方向に付勢されて回転
板1の外周部1aに当接保持されており、これによっ
て、固定板6の先端部6aに設けた係合突起8が回転板
1の中心から所定距離の位置に位置決めされ、かつ、固
定板6の基端部6bが支点ピン7の頭部7aと回転板1
の表面との間でがたつかないようにされている。
【0013】以上のように構成された記憶媒体盤駆動装
置について、図1を参照しながら説明する。
【0014】まず、記憶媒体盤を収納したケースを介し
て記憶媒体盤のハブを回転板1に対して前方から同心か
つ平行に押し付けると、このハブにより係合突起8を介
して固定板6の先端部6aが押されて固定板6が弾性変
形し、先端部6aが回転板1の開口孔部5に押し込まれ
ると共に、記憶媒体盤に設けた芯出し孔部と回転板1に
設けた芯出し突起部2が係合する。
【0015】ところで、線ばね10が使用されて回転板
1の凹部4内に収納されているため、回転板1の裏側に
突出するばね取付片もコイルばねもない。回転板1の裏
側に突出するものとしては、回転板1側の係合突起8が
記憶媒体盤の係合孔部に係合するまでの間で弾性変形し
た固定板6の先端部6aが考えられるが、その突出量は
小さいか、大きくても小さく抑えることが充分に可能で
ある。また、固定板6の基端部6bが支点ピン7の頭部
7aと回転板1の表面との間でがたつかず、記憶媒体盤
の係合孔部内における係合突起8の位置が安定する。更
に、線ばね10により固定板6を介して係合突起8が記
憶媒体盤の係合孔部に挿入係合され、保持される。
【0016】次いで、記憶媒体盤のハブに対して係合突
起8を摺動させながら回転板1を低速回転させると、回
転板1は記憶媒体盤と同心に回転し、その回転中心から
所定距離の位置にある係合突起8は記憶媒体盤に設けた
係合孔部と係合する。このため、記憶媒体盤のハブに回
転板1から離間させるばね力はなくなり、回転板1に設
けたマグネット板1Bにより記憶媒体盤のハブPは磁気
吸着されて回転板1のハブ3と当接し、前記回転板1側
の係合突起8と記憶媒体盤の係合孔部との係合状態は保
持される。このように記憶媒体盤が回転板1上に装着さ
れているから、モータ駆動時、回転板1側から記憶媒体
盤側に回転トルクが伝達され、記憶媒体盤は回転板1と
同心に回転する。
【0017】前記とは逆に、機械的な方法で記憶媒体盤
を収納したケースを回転板1から引き離すと、記憶媒体
盤のハブはマグネット板1Bの磁気吸着力に打ち勝って
回転板1から離脱する。
【0018】以上のように本実施例によれば、線ばね1
0を使用して回転板1の凹部4内に収納配置しており、
しかも記憶媒体盤のハブにより固定板6の先端部6aが
回転板1の開口孔部4に押し込まれて仮に回転板1の裏
側へ突出しても、その突出量を小さくできるから、回転
板1の裏側には従来のような大きなスペースを確保する
必要がなくなる。また、記憶媒体盤の係合孔部内におけ
る係合突起8の位置を安定させることができるから、記
憶媒体盤の回転方向の位置ばらつきを防止できる。更
に、線ばね10の働きで固定板6にはばね性がないもの
も使用可能となる。
【0019】なお、この実施例において線ばね10を回
転板1の凹部4の芯出し突起部2側内周部と固定板6と
の間に配置したが、該凹部4の芯出し突起部2側とは反
対側の内周部(回転板1の外周部1a)と固定板6との
間に配置しても良いことは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
請求項1の発明は、回転板の周辺部表面に形成した凹部
内に、係合突起を支持する固定板ばかりでなく、この固
定板を芯出し部から離間させる方向に付勢する線ばねを
も収納したことにより、回転板の裏側には従来のように
大きなスペースが不要となる。従って、記憶媒体盤駆動
装置の記憶媒体盤を支持する回転部とモータとの間を狭
めて該装置のコンパクト化が図れるという優れた効果が
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における記憶媒体盤駆動装置
の正面図
【図2】図1の2−2線に沿う断面図
【図3】一つの従来例における記憶媒体盤駆動装置の正
面図
【図4】図3の4−4線に沿う断面図
【図5】他の従来例における記憶媒体盤駆動装置の正面
【図6】図5の6−6線に沿う断面図
【符号の説明】
1 回転板 2 芯出し突起部 4 凹部 6 固定板 6a 先端部 6b 基端部 8 係合突起 10 線ばね 10a 先端部 10b 基端部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部表面に芯出し部が形成され、周辺
    部に表面に開口する凹部が形成された回転板と、この回
    転板の周辺部に基端部が枢着されて前記凹部内に収納さ
    れた固定板と、この固定板を前記回転板の表面に沿って
    芯出し部から離れる方向に付勢するように凹部の内周部
    との間に設けられた線ばねと、前記固定板の先端部に設
    けられて回転板表面から突出する係合突起とを設けたこ
    とを特徴とする記憶媒体盤駆動装置。
JP3231421A 1991-09-06 1991-09-11 記憶媒体盤駆動装置 Expired - Lifetime JP2737473B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3231421A JP2737473B2 (ja) 1991-09-11 1991-09-11 記憶媒体盤駆動装置
US08/253,234 US5610779A (en) 1991-09-06 1994-06-02 Floppy disk drive

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3231421A JP2737473B2 (ja) 1991-09-11 1991-09-11 記憶媒体盤駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0574025A JPH0574025A (ja) 1993-03-26
JP2737473B2 true JP2737473B2 (ja) 1998-04-08

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ID=16923322

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JP3231421A Expired - Lifetime JP2737473B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-11 記憶媒体盤駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619866A (ja) * 1984-06-22 1986-01-17 Seiko Epson Corp 回転駆動装置

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Publication number Publication date
JPH0574025A (ja) 1993-03-26

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