JP2735972B2 - プログラムローディング制御システム - Google Patents

プログラムローディング制御システム

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JP2735972B2 JP4048157A JP4815792A JP2735972B2 JP 2735972 B2 JP2735972 B2 JP 2735972B2 JP 4048157 A JP4048157 A JP 4048157A JP 4815792 A JP4815792 A JP 4815792A JP 2735972 B2 JP2735972 B2 JP 2735972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムをコントロ
ーラにダウンロードするプログラムローディング制御シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、システムバスに複数のコントロー
ラを接続し、電源投入時にシステムがシステムファイル
から取り出した運用プログラムをこれらの複数のコント
ローラにダウンロードし、運用を行うようにしていた。
以下図5の構成および動作を簡単に説明する。
【0003】図5は、従来のダウンロード説明図を示
す。図5において、コントローラ#0、#1、#2は、
システムバス24に接続した各種入出力制御装置であ
る。これらコントローラ#0、#1、#2は、それぞれ
内部にbootプログラムを持ち、システムからダウン
ロードされてきた運用プログラムを自己のメモリ上に格
納するようにしている。
【0004】システムファイル21は、コントローラの
コントローラ種別毎に運用プログラムを格納したファイ
ルである。システムメモリ22は、電源投入時にシステ
ムファイル21から図示のように一旦、コントローラ種
別毎(type毎)に運用プログラムを格納したりなど
するものである。
【0005】次に、動作を説明する。 (1) システムがシステムファイル21からコントロ
ーラ種別毎(type毎)に運用プログラムをシステム
メモリ22上に図示のように格納する。
【0006】(2) システムが電源投入時などに例え
ばコントローラ#0からコントローラ種別(type)
を読み出し、システムメモリ22から該当するコントロ
ーラ種別の運用プログラムをダウンロードし、コントロ
ーラ#0のbootプログラムがダウンロードされてき
た運用プログラムを自己のメモリ上に格納する。格納を
終了した後、起動し、運用を開始する。
【0007】(3) 同様に、システムバス24に接続
されたコントローラ#1、コントローラ#2について
も、コントローラ種別に対応する運用プログラムをシス
テムメモリ22からダウンロードし、運用を開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のシステムは、システムバス24に接続された複数のコ
ントローラ#0、#1、#2などについて、システムフ
ァイル21から取り出した該当するコントローラ種別の
運用プログラムを一律にダウンロードし、コントローラ
#0、#1、#2などの運用を開始していたため、コン
トローラがダウンロードして使用したい運用プログラム
のバージョンと、システムのシステムファイル21から
取り出してダウンロードする運用プログラムのバージョ
ンとの同期をとって変更する必要が生じてしまうという
問題があった。システムファイル21の運用プログラム
のバージョンアップを忘れた場合、最新のバージョン
(版数)の運用プログラムによってコントローラを運用
し得ない事態が発生するという問題もあった。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するため、
各コントローラに運用プログラムを内蔵させ、システム
ファイルおよび各コントローラの内蔵する版数のうちの
最新の運用プログラムを全てのコントローラにダウンロ
ードして運用を可能にすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、システム
ファイル1は、コントローラ種別に対応づけて、運用プ
ログラム、版数情報、版数管理関数などを格納するもの
である。
【0011】コントローラ5は、運用プログラムを内蔵
するコントローラである。
【0012】
【作用】本発明は、図1に示すように、電源の投入時な
どにシステムがバスに接続されたコントローラ5のコン
トローラ種別および版数情報を読み取り、コントローラ
種別毎に最新の版数がシステムファイル1に存在すると
きに当該システムファイル1から取り出した運用プログ
ラムを該当するコントローラ種別のコントローラ5(版
数が同一のコントローラ5を除く)にダウンロードし、
一方、最新の版数がいずれかのコントローラ5に存在す
るときにそのコントローラ5からダンプした運用プログ
ラムを他の該当するコントローラ種別のコントローラ5
(版数が同一のコントローラ5を除く)にダウンロード
し、運用を開始するようにしている。
【0013】また、電源の投入時などにシステムがバス
に接続されたコントローラ5のコントローラ種別および
版数情報を読み取り、版数管理関数を参照してコントロ
ーラ種別毎に適用可能な最新の版数がシステムファイル
1に存在するときに当該システムファイル1から取り出
した運用プログラムを該当するコントローラ種別のコン
トローラ5(版数が同一のコントローラ5を除く)にダ
ウンロードし、一方、版数管理関数を参照してコントロ
ーラ種別毎に適用可能な最新の版数がいずれかのコント
ローラ5に存在するときにそのコントローラ5からダン
プした運用プログラムを他の該当するコントローラ種別
のコントローラ5(版数が同一のコントローラ5を除
く)にダウンロードし、運用を開始するようにしてい
る。
【0014】また、コントローラ5にダウンロードし、
運用を開始して正常に立ち上がらないときに、各コント
ローラ5が内蔵する運用プログラムによって運用を開始
するようにしている。
【0015】従って、各コントローラ5に運用プログラ
ムを内蔵させ、システムファイル1および各コントロー
ラ5の内蔵する版数のうちの、版数管理関数を参照して
適用可能な最新の運用プログラムを全てのコントローラ
5にダウンロードすることにより、適用可能な最新の運
用プログラムを全てのコントローラ5に自動的にダウン
ロードして運用を行うことが可能となる。また、適用可
能な最新の運用プログラムをコントローラ5にダウンロ
ードし、運用開始時に正常に立ち上がらなかったときに
リセットして少なくとも元の内蔵の運用プログラムによ
って運用を開始することが可能となる。
【0016】
【実施例】次に、図1から図4を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、システムファイル1は、コントローラ種
別に対応づけて、運用プログラム、版数情報、版数管理
関数などを格納するものである(図3の(b)参照)。
【0018】システムメモリ2は、各種データやプログ
ラムを格納するものであって、ここでは、システムファ
イル1から読み出したコントローラ種別(typeAな
どのコントローラ種別)に対応づけて運用プログラム、
版数(バージョン、例えばVer2.0など)、および
版数管理関数を格納するものである。
【0019】版数は、運用プログラムの版数(バージョ
ン)である。版数管理関数は、コントローラの版数情報
と、運用プログラムの版数情報の関係を規定し、当該コ
ントローラに適用可能な最新の版数を管理する関数であ
る。例えば「ある版数以前はハードウェア改造が成され
ていないので、運用プログラムの適用(ダウンロード)
を行ってはならない」という情報である。
【0020】CPU3は、システムメモリ2にローディ
ングされた図示外のプログラムを読み込んでシステムの
処理を行うものである。システムバス4は、システムフ
ァイル1、システムメモリ2、CPU3、および1つあ
るいは複数のコントローラ5を接続し、データの授受を
行うためのバスである。
【0021】コントローラ5は、各種入出力を制御する
コントローラであって、運用プログラムをダウンロード
する、本発明の対象のコントローラである。これらのコ
ントローラ5は、運用プログラムをROM中にそれぞれ
内蔵し、この内蔵した運用プログラムをRAMにローデ
ィングして運用を行うようにしている。
【0022】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。ここで、シ
ステムファイル1に版数管理関数として、「最新の版数
が適用可能」と格納されていた場合について説明する。
【0023】図2において、S1は、スロットの検索を
行う。これは、図1において、電源の投入時などにCP
U3がシステムメモリ2に格納されているプログラムを
読み込んでその指示に従い、システムバス4の各スロッ
トに接続されているコントローラ5のコントローラ種別
および版数情報の読み出しを行う。
【0024】S2は、S1のスロットの検索がエラーか
判別する。YESの場合には、このスロットにコントロ
ーラが接続されていない、コントローラの電源が投入さ
れていないなどのため、S4に進む。NOの場合には、
S3でスロット情報の作成を行い、S4に進む。ここ
で、スロット情報は、例えば図3の(a)に示すよう
に、スロット番号に対応づけてコントローラ種別および
版数情報として、Slot n Type A 版数情
報(Version1.0)というように読み出し、シ
ステムメモリ2に格納する。
【0025】S4は、全てのスロットが終了したか判別
する。YESの場合には、S5に進む。NOの場合に
は、S1以降を繰り返し、全てのスロットについてコン
トローラ種別および版数情報の読み出し可能なものにつ
いて読み出してシステムメモリ2に格納する。
【0026】以上によって、システムバス4の全てのス
ロットに接続されているコントローラ5のコントローラ
種別および内蔵する運用プログラムの版数情報を収集
し、システムメモリ2上に図3の(a)のようなスロッ
ト情報を作成する。
【0027】次に、S5は、コントローラ種別の検索を
行う。これは、S1からS4によって採取した各スロッ
ト毎に接続されているコントローラ5のコントローラ種
別および版数情報を格納した例えば図3の(a)のよう
なスロット情報から、コントローラ種別毎に検索を行
い、最新の版数を求める。これにより、システムバス4
に接続されているコントローラ5のコントローラ種別毎
に内蔵する運用プログラムの最新の版数が判明したこと
となる。
【0028】S6は、ダウンロード終了か判別する。Y
ESの場合には、全てのコントローラ5にダウンロード
が終了したので、終了する。NOの場合には、S7に進
む。S7は、システムファイルの検索を行う。
【0029】S8は、ダウンロード可か判別する。YE
Sの場合には、S9に進む。NOの場合には、次のコン
トローラ種別について繰り返し行う。S9は、最新版数
か判別する。これは、S5からS8のYESによって、
コントローラのコントローラ種別について最新の版数
と、システムファイル1に格納されている版数とを比較
し、システムファイル1に格納されている版数が最新か
判別する。YESの場合には、S11に進む。NOの場
合には、システムファイル1に格納されている版数が最
新でなかったので、S10でプログラムのダンプを実
行、即ち最新の版数を内蔵するコントローラ5から運用
プログラムをシステムメモリ2に格納(ダンプ)する。
そして、S11に進む。
【0030】以上によって、あるコントローラ種別につ
いて、システムメモリ2に最新の版数の運用プログラム
が格納され、コントローラ種別毎にダウンロードする準
備が完了したこととなる。
【0031】S11は、ダウンロードの実行を行う。こ
れは、システムメモリ2に格納されている運用プログラ
ムを、該当するコントローラ種別のコントローラ5に対
してダウンロードする。この際、最新の版数の運用プロ
グラムを内蔵するコントローラ5に対してはダウンロー
ドしない。
【0032】S12は、S11で運用プログラムをダウ
ンロードしたコントローラが実行を開始し、エラーが発
生したか否かを判別する。YESの場合には、S13で
コントローラをリセットし、当該コントローラ5が内蔵
する元の運用プログラムで立ち上げ、運用を開始する。
そして、S14に進む。
【0033】S14は、あるコントローラ種別の全ての
コントローラにダウンロード終了したか判別する。YE
Sの場合には、S5に戻り、次のコントローラ種別につ
いて繰り返し行う。NOの場合には、S11で次のコン
トローラ5に対してダウンロードを繰り返す。
【0034】以上によって、システムバス4のスロット
に接続されている全てのコントローラ5からコントロー
ラ種別および版数情報を読み出し、これらとシステムフ
ァイル1に予め格納しておいた運用プログラムのコント
ローラ種別、版数情報、版数管理関数(ここでは最新の
版数を実行する)をもとに、システムファイル1の版数
が最新のときはこれの運用プログラムを該当するコント
ローラ5にダウンロードし、一方、いずれかのコントロ
ーラ5の版数が最新のときはその運用プログラムをダン
プしてこれを他の全ての該当するコントローラ5にダウ
ンロードし、運用を開始する。この際、コントローラ5
にダウンロードした運用プログラムが正常に動作しなか
ったときは、リセットして当該コントローラ5が内蔵す
る運用プログラムを動作させる。これらにより、各コン
トローラ5は、最新の版数の運用プログラムがローディ
ングされ、運用を開始することができると共に、この最
新の版数の運用プログラムをダウンロードして運用開始
できなかったときは少なくとも元の内蔵している運用プ
ログラムで運用開始することが可能となる。
【0035】尚、版数管理関数として、最新の版数とし
たけれども、通常は、コントローラ5のハードウェアに
よって、いずれの版数がダウンロードして動作可能かを
規定する情報を予めシステムファイル1などにコントロ
ーラ種別に対応づけて格納しておく。従って、この版数
管理関数に従って、適用可能(動作可能)な最新版数を
決定する。更に、万一、何らかの原因によって適用可能
な最新版数の運用プログラムをダウンロードして正常に
動作しなかったときは、当該コントローラ5が内蔵する
元の運用プログラムによって運用を開始する。
【0036】また、上記説明では、最新の版数の運用プ
ログラムを内蔵するコントローラ5からダンプしてシス
テムメモリ2に格納し、これを他のコントローラ5にダ
ウンロードするとしたが、更に、このダンプした運用プ
ログラムをシステムファイル1に格納(必要に応じて旧
の版数の運用プログラムを自動更新)して保存し、次回
にこの最新の版数の運用プログラムを使用するようにし
てもよい。
【0037】図3は、本発明の動作説明図を示す。図3
の(a)は、スロット情報を示す。これは、図1のシス
テムバス4のスロットに接続されているコントローラ5
から読み出したコントローラ種別および版数情報を、シ
ステムメモリ2に格納した様子を示す。ここで、例えば
Slot n コントローラ種別(Type A) 版
数情報(Version1.0)と格納されている。こ
こで、Slot nはスロットn(nはスロット番号で
整数)を表し、コントローラ種別(Type A)はコ
ントローラ種別がタイプAを表し、版数情報が版数1.
0を表す。以下同様である。
【0038】図3の(b)は、システムファイル情報を
示す。これは、図1のシステムファイル1から読み出し
てシステムメモリ2中に格納した様子を示す。ここで、
コントローラ種別(Type A)はシステムメモリ2
に格納したローディング・プログラム(運用プログラ
ム)のコントローラ種別がタイプAを表し、版数情報
(Version2.0)は版数が2.0を表し、版数
管理関数(最新版数を実行)は適用可能(動作可能)な
版数が最新版数を表す。尚、ここでは、システムファイ
ル1は、システムバス4に接続されているとしたが、こ
れに限られず、ネットワークを介してホストなどのシス
テムファイル1から図示のようなシステムファイル情報
の転送を受けるようにしてもよい。
【0039】図4は、本発明のダウンロード例を示す。
図4の(a)は、ダウンロード前を表す。このダウンロ
ード前の状態では、 システムファイル1:Type A(コントローラ種別
(Type A) Version2.0(版数2.0) コントローラ51:Type A(コントローラ種別
(Type A) Version1.0(版数1.0) コントローラ52:Type A(コントローラ種別
(Type A) Version3.0(版数3.0) と初期設定あるいは内蔵されている。ここで、コントロ
ーラ51、52が内蔵する運用プログラム、Type
A、Version1.0などはROMに格納され、運
用時に運用プログラムをRAMに格納し、あるいはシス
テムがダウンロードによってRAMに格納し、このRA
M中の運用プログラムに従って当該コンローラ51、5
2は動作する。
【0040】図4の(b)は、ダウンロード後例を示
す。これは、図4の(a)のダウンロード前の状態か
ら、システムファイル1および各コントローラ51、5
2のROMに持つ内蔵の運用プログラムのうちの版数が
最新のものを全てのコントローラ51、52にダウンロ
ードするようにしている。ここでは、最新の版数の運用
プログラムを持つコントローラ52から運用プログラム
をダンプして他のコントーラ51にダウンロードする。
以下動作を順次説明する。
【0041】は、システムがコントローラ51、52
から内蔵する運用プログラムのコントローラ種別(Ty
pe A)および版数情報を下記のように読み出し、シ
ステムメモリ2に格納する。
【0042】コントローラ51:Type A Version1.0 コントローラ52:Type A Version3.0 次に、システムファイル1から運用プログラムのコント
ローラ種別(TypeA)および版数情報を下記ように
読み出し、システムメモリ2に格納する。
【0043】システムファイル1:Type A Version2.0 そして、これらから、Type Aの最新の版数を、コ
ントローラ52がVersion3.0として持つこと
が判明する。
【0044】は、で最新の版数を持つと判明したコ
ントローラ52からVersion3.0の運用プログ
ラムをシステムメモリ2にダンプ(格納)する。これに
より、当初システムファイル1からシステムメモリ2に
格納した運用プログラムの版数がVersion2・0
から最新のVersion3.0に自動的に修正される
こととなる。
【0045】は、システムがで修正した最新のVe
rsion3.0の運用プログラムをコントローラ51
のRAMにダウンロードする。コントローラ52は、最
新の運用プログラムを内蔵しているので、ダウンロード
する必要はない。そして、コントローラ51およびコン
トローラ52を起動する。
【0046】以上によって、システムファイル1に最新
の版数の運用プログラムが格納されていなくても、いず
れかのコントローラ(ここではコントローラ52)に最
新の版数の運用プログラムが内蔵されていた場合には、
これをダンプして他のコントローラ(ここではコントロ
ーラ51)にダウンロードすることにより、全てのコン
トーラに最新の運用プログラムを自動的にダウンロード
することが可能となる。そして、既述したように、最新
の運用プログラムをダウンロードしたコントローラが何
らかの原因によって正常に動作しなかった場合には、更
に元のROMに格納されている内蔵の版数の運用プログ
ラムによって運用を開始することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各コントローラ5に運用プログラムを内蔵させ、システ
ムファイル1および各コントローラ5の内蔵する版数の
うちの、版数管理関数を参照して適用可能な最新の運用
プログラムを全てのコントローラ5にダウンロードする
構成を採用しているため、適用可能な最新の運用プログ
ラムを全てのコントローラ5に自動的にダウンロードし
て運用を開始することができる。また、適用可能な最新
の運用プログラムをコントローラ5にダウンロードし、
運用開始時に正常に立ち上がらなかったときにリセット
して少なくとも元の内蔵の運用プログラムによって運用
を開始することができる。これらにより、 (1) コントローラ(制御装置)より読み出した最新
版数の運用プログラムによって、システムファイル1の
旧の版数の運用プログラムを自動更新することができ
る。
【0048】(2) システムファイル1の運用プログ
ラムの版数および全てのコントローラ5の版数を更新し
なくても、いずれか1つの版数を更新すれば自動的に全
てのコントローラに最新の版数の運用プログラムをダウ
ンロードすることができる。
【0049】(3) システムファイル1の運用プログ
ラムが何らかの原因によって無くなった場合、あるいは
初めから無しの場合でも、コントローラ5からダンプし
た最新の版数の運用プログラムを他のコントローラ5に
ダウンロードして立ち上げることができると共に、必要
に応じてシステムファイル1に格納して保存することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明のダウンロード例である。
【図5】従来のダウンロード説明図である。
【符号の説明】
1:システムファイル 2:システムメモリ 3:CPU 4:システムバス 5、51、52:コントローラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムをコントローラにダウンロード
    するプログラムローディング制御システムにおいて、 運用プログラムを内蔵するコントローラと、 コントローラ種別に対応づけて運用プログラムとその
    数情報を格納するシステムファイルと、電源の投入時な
    どにバスに接続された上記コントローラのコントローラ
    種別および運用プログラムの版数情報を読み取り、コン
    トローラ種別毎に最新の版数が上記システムファイルに
    存在するときに当該システムファイルから取り出した運
    用プログラムを該当するコントローラ種別のコントロー
    ラ(同一の版数を持っているコントローラを除く)にダ
    ウンロードし、一方、最新の版数がいずれかのコントロ
    ーラに存在するときにそのコントローラからダンプした
    運用プログラムを他の該当するコントローラ種別のコン
    トローラ(同一の版数を持っているコントローラを除
    く)にダウンロードする手段とを設けたシステムとを備
    たことを特徴とするプログラムローディング制御シス
    テム
  2. 【請求項2】プログラムをコントローラにダウンロード
    するプログラムローディング制御システムにおいて、 運用プログラムを内蔵するコントローラと、 コントローラ種別に対応づけて運用プログラムとその
    数情報およびその版数管理関数を格納するシステムファ
    イルと、電源の投入時などにバスに接続されたコントロ
    ーラのコントローラ種別および運用プログラムの版数情
    報を読み取り、版数管理関数を参照してコントローラ種
    別毎に適用可能な最新の版数が上記システムファイルに
    存在するときに当該システムファイルから取り出した運
    用プログラムを該当するコントローラ種別のコントロー
    ラ(同一の版数を持っているコントローラを除く)にダ
    ウンロードし、一方、版数管理関数を参照してコントロ
    ーラ種別毎に適用可能な最新の版数がいずれかのコント
    ローラに存在するときにそのコントローラからダンプし
    た運用プログラムを他の該当するコントローラ種別のコ
    ントローラ(同一の版数を持っているコントローラを除
    く)にダウンロードする手段とを設けたシステムとを備
    たことを特徴とするプログラムローディング制御シス
    テム
  3. 【請求項3】上記コントローラにダウンロードし、運用
    を開始して正常に立ち上がらないときに、各コントロー
    ラが内蔵する運用プログラムによって運用を開始するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1あるいは請求項
    2記載のプログラムローディング制御システム
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