JP2735595B2 - デイスクカートリツジ駆動装置 - Google Patents

デイスクカートリツジ駆動装置

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JP2735595B2
JP2735595B2 JP1004668A JP466889A JP2735595B2 JP 2735595 B2 JP2735595 B2 JP 2735595B2 JP 1004668 A JP1004668 A JP 1004668A JP 466889 A JP466889 A JP 466889A JP 2735595 B2 JP2735595 B2 JP 2735595B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば3.5インチの光デイスクカートリツ
ジが、5.25インチの光デイスクカトリツジ用の装置に装
着して使用できるデイスクカートリツジ駆動装置に係
り、特にそれらのカートリツジアダプタ構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕 近年、多くの分野で情報量が膨大化し、これらの情報
を効率よく集中管理する必要性が高まつている。病院を
例に挙げると、患者毎のカルテ内容(情報)を別々の例
えば光デイスクカートリツジなどの記録媒体に記録し
て、それを個人が所有する。そして病院の集中管理シス
テムにおいて前記記録媒体から情報を読み出し、その患
者の診察、治療などに役立てる方式が検討、開発されて
いる。
このような管理方式において、個人(患者)が所有す
る記録媒体は、例えば3.5インチのように小型の光デイ
スクカートリツジの方が携帯ならびに保管などに便利で
ある。一方、病院側においては、各患者からの膨大な情
報量を記録、処理するため、例えば5.25インチあるいは
それよりさらにサイズの大きい12インチのように大型の
光デイスクカートリツジを使用する方が得策である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし前述のように、個人(患者)が所有しているも
のと病院で使用するものとは光デイスクカートリツジの
サイズが異なるため、このままでは個人(患者)の光デ
イスクカートリツジに記録されている各種情報を病院の
記録再生装置において読み出すことができない。そのた
めに、個人が所有している小サイズの光デイスクカート
リツジを装着しても、大サイズ用の光デイスク記録再生
装置で情報の読み取り、あるいは書き込みができるアダ
プタの開発が強く要望されている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、サイ
ズが異なるデイスクカートリツジでも、そのデイスクカ
ートリツジに記録されている情報の読み出し、あるいは
情報の書き込みが可能なデイスクカートリツジ駆動装置
を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的
とするところは、小サイズのデイスクカートリツジのカ
ートリツジアダプタ内での位置決め信頼性の高いものを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため、本発明によるディスクカ
ートリッジ駆動装置は、小サイズのディスクカートリッ
ジと、その小サイズのディスクカートリッジが所定の位
置に収納されて、大サイズのディスクカートリッジと同
じサイズで、かつ同一の外形を有するカートリッジアダ
プタと、前記小サイズのディスクカートリッジを収納し
たカートリッジアダプタが装着されて、その小サイズの
ディスクカートリッジに対して情報の書き込み、読み出
しができるように構成された駆動装置本体とを、備え、 また、前記カートリッジアダプタは、前記小サイズの
ディスクカートリッジを出し入れするための開口部と、
カートリッジアダプタ内に挿入された小サイズのディス
クカートリッジを押圧して、小サイズのディスクカート
リッジをカートリッジアダプタ内の所定位置に位置決め
するためのバネ部材を少なくとも含む位置決め機構と
を、備えた構成をとる。
〔作用〕
本発明は前述のように、小サイズのデイスクカートリ
ツジが収容されて、駆動装置本体に装着可能な大サイズ
のデイスクカートリツジと同じサイズで、かつ同一の外
形を有するカートリツジアダプタを使用している。その
ため、携帯や保管などに便利な小サイズのデイスクカー
トリツジを使用しても、大サイズ用の駆動装置本体に装
着して情報の書き込みや読み出しができるから、取り扱
いが非常に便利である。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面とともに説明する。第1図
〜第5図は本発明の第1実施例に係り、第1図は光デイ
スクカートリツジ駆動装置の斜視図、第2図ならびに第
3図はアダプタ内での光デイスクカートリツジのシヤツ
タ開き動作を説明するための図、第4図ならびに第5図
は光デイスクカートリツジがアダプタの所定位置に装着
された状態を説明するための一部拡大平面図ならびに一
部拡大断面図である。
第1図において、1は例えば100メガバイト程度の記
録容量を有する3.5インチの光デイスクカートリツジ、
2はこの3.5インチの光デイスクカートリツジ1が収容
可能で、サイズならびに外形は5.25インチの光デイスク
カートリツジと同一のカートリツジアダプタ(以下、単
にアダプタ2と略記する。)、3はこのアダプタ2が装
着可能な駆動装置本体である。
前記光デイスクカートリツジ1は、硬質合成樹脂で成
形されたカートリッジケース4と、そのカートリツジケ
ース4のヘツドウインド5を開閉する側面形状がコ字形
の金属製シヤツタ6と、前記カートリツジケース4内に
回転可能に収納された光デイスク7(第2図参照)とか
ら主に構成されている。
なお、前記シヤツタ6は、カートリツジケース4に内
蔵されているバネ部材(図示せず)によつて、前記ヘツ
ドウインド5を常に閉じる方向に弾性付勢されている。
またこの実施例の場合は単板タイプの光デイスクを使用
しているため、シヤツタ6の開口12はそれの上面にのみ
設けられているが、両面タイプの光デイスクを使用する
場合には、シヤツタ6の開口12はそれの上、下両面に設
けられる。
前記アダプタ2は、上ケース8と、下ケース9と、上
ケース8に装着固定されている蓋体10と、下ケース9に
装着固定されているローダレール11と、シヤツタ17から
主に構成されている。
前記蓋体10とローダレール11は例えばアルミニウムな
どの金属で作られており、第5図に示すように蓋体10と
ローダレール11との間に前記光デイスクカートリツジ1
を収容する空間13が形成されるとともに、第1図に示す
ようにアダプタ2の手前側にはカートリツジ挿入口14が
形成されている。また、蓋体10とローダレール11の手前
側のほぼ中央部には、指挿入用の切欠部15が設けられて
おり、これによつてアダプタ2に対する光デイスクカー
トリツジ1の出し入れが容易にできるようになつてい
る。なお前記シヤツタ17は、図示しないバネ部材によつ
てアダプタ2に形成されているヘツドウインド18を常に
閉じる方向に弾性付勢されている。
駆動装置本体3の前面には、5.25インチの光デイスク
カートリツジ(図示せず)、あるいはアダプタ2が挿入
できる開口部16が形成されている。なお、この開口部16
は閉じる方向に弾性付勢されたドア(図示せず)によつ
て通常は閉じており、前記光デイスクカートリツジある
いはアダプタ2を挿入することによつて前記ドアが開く
ように構成されている。
次にこのデイスクカートリツジ駆動装置の動作につい
て、第2図ないし第5図を用いて説明する。
第2図ならびに第3図は、アダプタ2内における光デ
イスクカートリツジ1のシヤツタ6の開き動作を説明す
るための図である。
アダプタ2内には前記空間13に臨むよう開きアーム19
が支軸20を中心にして回動可能に支持されており、この
開きアーム19は引張りバネ21によつて待機位置側に弾性
付勢されている。22は、開きアーム19のストツパーであ
る。
第2図は、シヤツタ6が開かれる前の状態を示してい
る。光デイスクカートリツジ1はアダプタ2内にシヤツ
タ6側を先端にして挿入される。同図に示すようにロー
ダレール11の一方の側壁には板バネからなる押えバネ23
が設けられ、この側壁と対向する側の側壁が基準壁24と
なつている。従つて、アダプタ2内に光デイスクカート
リツジ1を挿入すると、それが前記押えバネ23によつて
前記基準壁24側に押し寄せられ、左右方向位置決めがな
される。
光デイスクカートリツジ1のカートリツジケース4の
前面で、かつシヤツタ6の端縁と隣接する位置には凹部
25で形成されている。そして前述のように左右方向の位
置決めがされた状態で光デイスクカートリツジ1が挿入
されると、その凹部25が前記開きアーム19の先端部と対
向するように設計されている。光デイスクカートリツジ
1の押し込みによつて、開きアーム19の先端部が凹部25
に挿入して係止され、さらに光デイスクカートリツジ1
を押し込むことによつて、今度は開きアーム19が引張り
バネ21の弾性に抗して時計回り方向に回動しながらシヤ
ツタ6を開く。第3図は、シヤツタ6が完全に開かれた
状態を示している。開きアーム19は直線状のものではな
く、その途中が光デイスクカートリツジ1側に向けて
「く」の字状に屈曲されているから、第3図に示すよう
にシヤツタ6が完全に開かれた状態においても、開きア
ーム19が光デイスクカートリツジ1の一部に当接して、
開きアーム19がシヤツタ6から外れたりする心配はな
い。
第4図ならびに第5図は、光デイスクカートリツジ1
がアダプタ2の所定位置に収容された状態を示す一部拡
大平面図ならびに一部拡大断面図である。
第2図に示すように、光デイスクカートリツジ1に
は、そのカートリツジケース4の前面近くの側面に位置
保持用凹部26が形成されている。一方、第4図に示すよ
うに押えバネ23が設けられている側壁と同じ側壁に位置
保持ピン27が出没可能に設けられ、そのピン27はコイル
バネ28によつて突出する方向に弾性付勢されている。勿
論、このピン27は適宜な手段によつて抜け止される構造
になつている。
同図に示すように、光デイスクカートリツジ1を所定
位置に挿入すると、ピン27が光デイスクカートリツジ1
の位置保持用凹部26に嵌入するとともに、押えバネ23と
コイルバネ28との押圧力により、光デイスクカートリツ
ジ1は基準壁24に圧着されて、左右方向の位置決めが確
実に行われる。
また、同図に示すように光デイスクカートリツジ1の
前面には、シヤツタ6が完全に開くことによつて露呈す
る凹陥部29が形成されている。一方、ローダレール11の
底面からは突起部30が突設されている。なおこの突起部
30の高さは、開きアーム19の回動動作を干渉しないよう
に制限されている。光デイスクカートリツジ1が所定位
置に挿入されたときには、すでにシヤツタ6は完全に開
かれ、前記凹陥部29が露呈して、そこに突起部30が挿入
される。
情報の書き込み時あるいは読み出し時に、何らかの原
因で外部から振動を受けて開きアーム19がシヤツタ6か
ら外れると、シヤツタ6はバネ部材の引張力によつて元
の位置の方向に引き戻される。そのために、光デイスク
カートリツジ1のヘツドウインド18に挿入されている光
学ヘツドに衝突してしまう。この実施例のように突起部
30が凹陥部29に挿入されておれば、開きアーム19がシヤ
ツタ6から外れても、前記突起部30がシヤツタ6のスト
ツパとして機能するから、光学ヘツドの損傷などの弊害
が未然に防止できる。
第5図に示すように、ローダレール11の側面にも当接
部31が立設されている。この当接部31の付根部分にはカ
ートリツジ受部32が設けられ、一方、当接部31の上端部
には蓋受部33が形成されている。この蓋受部33には蓋体
10の端部が接着固定されており、前記カートリツジ受部
32と対向する蓋体10の内面には例えば波板状の板バネ34
が接着など適宜な手段で固定されている。
この板バネ34の押圧力により、光デイスクカートリツ
ジ1が前記カートリツジ受部32上に圧着されている。前
述のようにローダレール11の内面は精度よく研磨されて
いるから、その面への圧着により光デイスクカートリツ
ジ1の上下方向の位置決めが正確にできる。また第4図
に示すように、光デイスクカートリツジ1の前面がアダ
プタ2の当接部40の前面に当接することにより、当接部
40がストツパとして機能し、光デイスクカートリツジ1
の挿入方向の位置規制がなされる。このようにして、光
デイスクカートリツジ1がアダプタ2内において所定位
置に精度よく位置決めされる。
同図に示すように、ローダレール11の底部で位置決め
ピン36と対応する位置(アダプタ2の底面から視て左右
2個所)に凸部35が形成され、その凸部35は下ケース9
を貫通して下ケース9の下面と面一になつており、この
凸部35の下面にはピン穴37が形成されている。
第1図に示すように蓋体10の所定の位置には、検知穴
38が形成されている。これは光デイスクカートリツジ1
をアダプタ2に収容した際に、光デイスクカートリツジ
1に取り付けられているライトプロテクト39の状態が、
アダプタ2の外側から、駆動装置本体3から光学的に検
知できるようにするためである。
光デイスクカートリツジ1を収容したアダプタ2を、
第1図に示すようにシヤツタ17を先にして駆動装置本体
3の開口部16から挿入すると、第2図ならびに第3図を
用いて説明した機構と同じように、駆動装置本体3の内
部に設けられている開きアームによつて、アダプタ2の
挿入にともなつてシヤツタ17が開くようになつている。
図示していないが、光デイスクカートリツジ1をアダ
プタ2の所定位置まで挿入した際には、光デイスクカー
トリツジ1のヘツドウインド5がアダプタ2のヘツドウ
インド18の真下にくるように設計されている。そのため
アダプタ2のシヤツタ17が開くと、シヤツタ6はすでに
開いているため、光デイスクカートリツジ1のヘツドウ
インド5に光学ヘツドを挿入することが可能な状態にな
る。
また、アダプタ2が駆動装置本体3の所定位置まで挿
入されると、図示しない押圧バネによつてアダプタ2の
全体が下方へ圧着される。そして駆動装置本体3に設け
られている位置決めピン36の尖端部が第5図に示すよう
にローダレール11のピン穴37に挿入されて、駆動装置本
体3内でのアダプタ2の位置決めが行われる。
この状態で駆動装置本体3の光学ヘツドが、アダプタ
2のヘツドウインド18を通つて光デイスクカートリツジ
1のヘツドウインド5に挿入され、光デイスクカートリ
ツジ1への情報の書き込み、あるいは光デイスクカート
リツジ1からの情報の読み出しが、5.25インチの光デイ
スクカートリツジと同様に行われる。
駆動装置本体3からアダプタ2を排出するのは、駆動
装置本体3内に設けられているオートイジエツクト機構
(図示せず)によつて行われる。この排出と同時に、シ
ヤツタ17が閉成位置に自動的に戻される。また、アダプ
タ2から光デイスクカートリツジ1を取り出すのは、第
1図に示す上、下の切欠部15から指を挿入して光デイス
クカートリツジ1の後部を摘み、押えバネ23ならびにコ
イルバネ28の弾性に抗して光デイスクカートリツジ1を
引き抜けばよい。この引き抜きにともなつて、シヤツタ
6が閉成位置に戻される。
この実施例では、光デイスクカートリツジ1のシヤツ
タ6と、アダプタ2のシヤツタ17とが、別々に開閉する
場合について説明したが、光デイスクカートリツジ1を
アダプタ2に挿入すると、それと連動してアダプタ2の
シヤツタ17も開くように構成することもできる。また、
光デイスクカートリツジ1をアダプタ2に挿入した際に
はシヤツタ6は閉じており、アダプタ2を駆動装置本体
3に挿入する際にそれのシヤツタ17と連動させて光デイ
スクカートリツジ1のシヤツタ6も開くように構成する
こともできる。さらにシヤツタ6、17を閉じる際にも同
様に両者を連動させることができる。
また、この実施例では第5図に示すように、板バネ34
の長手方向を、光デイスクカートリツジ1のシヤツタ6
を開閉するのに邪魔にならない領域で、光デイスクカー
トリツジ1の挿入方向と平行に配置したが、光デイスク
カートリツジ1の挿入方向と直交する方向に配置するこ
ともできる。
さらにこの実施例では、光デイスクカートリツジ1を
アダプタ2から手によつて抜き出しているが、アダプタ
2内にイジエクト機構を備え、光デイスクカートリツジ
1を自動的に排出するようにすることもできる。この
際、前記開きアーム19をイジエクトアームとして利用す
ることもできる。
またこの実施例では3.5インチのデイスクカートリツ
ジが収容できる5.25インチ対応のアダプタについて説明
したが、他のサイズ、例えば5.25インチのデイスクカー
トリツジが収容できる12インチ対応のアダプタ、または
3.5インチのデイスクカートリツジ1が収容できる12イ
ンチ対応のアダプタなどにも適用することができる。
第6図〜第11図は本発明の第2実施例に係り、第6図
は光デイスクカートリツジ装置の斜視図、第7図並びに
第8図はカートリツジアダプタ内での光デイスクカート
リツジのシヤツタ開き動作などを説明するための図、第
9図は光デイスクカートリツジがアダプタの所定位置に
装着された状態を説明するための要部拡大平面図、第10
図は第9図のA−A線断面図、第11図は第9図のB−B
線断面図である。
第6図において、1は、3.5インチの光デイスクを収
納した3.5インチの光デイスクカートリツジ、2は、こ
の光デイスクカートリツジ1が収容可能で、サイズなら
びに外形は5.25インチ光デイスクカートリツジと同一の
光デイスクカートリツジアダプタ(以下、単にアダプタ
2略記する)、3はこのアダプタ2が装着可能な駆動装
置本体である。
該実施例における光デイスクカートリツジ1も、前記
実施例と同様に、硬質合成樹脂で成形されたカートリツ
ジケース4と、そのカートリツジケース4のヘツドウイ
ンド5を開閉する側面形状が偏平コ字形の金属製シヤツ
タ6と、上記カートリツジケース4内に回転可能に収納
された光デイスク7(第7図参照)とから主に構成され
おり、シヤツタ6は、カートリツジケース4に内蔵され
ているバネ部材(図示せず)によつて、前記ヘツドウイ
ンド5を常に閉じる方向に弾性付勢されている。またこ
の実施例では、両面タイプの光デイスクを使用すると
き、シヤツタ6の開口12はそれの上、下側面に設けられ
る。単板の光デイスクを使用する場合には、シヤツタ6
の開口12はそれの下面のみに設けてもよい。
前記アダプタ2は、上ケース8と、下ケース9と、下
ケース9に接着固定されているローダレール11Aと、ロ
ーダレール11Aに接着固定されている蓋体10と、シヤツ
タ17から主に構成されている。蓋体10とローダレール11
Aは例えばアルミニウムなどの金属で作られており、第1
0,11図に示すようにアダプタ2内には前記光デイスクカ
ートリツジ1を収容する空間13が形成されると共に、第
6図に示すようにアダプタ2の手前側にはカートリツジ
挿入口14が形成されている。また、アダプタ2の手前側
のほぼ中央部には、指挿入用の切欠部15が設けられてい
る。なおシヤツタ17は、図示しないバネ部材によつてア
ダプタ2に形成されているヘツドウインド18を常に閉じ
る方向に弾性付勢されている。
前記駆動装置本体3の前面には、5.25インチの光デイ
スクカートリツジ(図示せず)、あるいはアダプタ2が
挿入できる開口部16が形成されていて、この開口部16は
閉じる方向に弾性付勢されたドア(図示せず)によつて
通常は閉じている。
次に上記した光デイスクカートリツジ1とアダプタ2
との関係を第7図〜第11図を用いて説明する。
第7図並びに第8図は、アダプタ2内における光デイ
スクカートリツジ1のシヤツタ6の開き動作と該カート
リツジ1の左右及び上下方向の位置決め機構などを説明
するための図である。
アダプタ2内には、前記空間13に臨むよう開きアーム
19が支軸20を中心にして回動可能に支持されており、こ
の開きアーム19は引張りバネ21によつて待機位置側に弾
性付勢されている。22は、開きアーム19のストッパーで
ある。第7図は、シヤツタ6が開かれる前の状態を示し
ており、光デイスクカートリツジ1はアダプタ2内にシ
ヤツタ6側を先端にして挿入される。同図に示すように
ローダレール11の一方の側壁には板バネからなる押えバ
ネ23が設けられ、この側壁と対向する側の側壁が基準壁
24となつている。従つて、アダプタ2内にカートリツジ
1を挿入すると、それが前記押えバネ23によつて前記基
準壁24側に押し寄せられ、左右方向位置決めがなされ
る。
34A,34Aは、前記蓋体10の下面(内面)に設けられた
1対の板バネで、光デイスクカートリツジ1の挿入方向
に沿った細長バネ材よりなつていて、該実施例において
は第11図に示すように波型に形成されている。この板バ
ネ34A,34Aは、アダプタ2内に挿入された光デイスクカ
ートリツジ1の上面における左右の側辺寄りの部位を、
第7,8図示の如く対称に押圧して、光デイスクカートリ
ツジ1の下面を、上下方向の基準面たるカートリツジ受
部32(第10図参照)に押付けて、光デイスクカートリツ
ジ1の上下方向の位置決めをするようになつている。
前記板バネ34A,34Aは、光デイスクカートリツジ1の
シヤツタ6の移動領域外に配設されていると共に、該実
施例においては第8図に示すように、光デイスクカート
リツジ1のアダプタ2への装着完了状態では、カートリ
ツジ1の前記ヘツドウインド5を挟む形でカートリツジ
1を下方に押圧するようになつている。従つて、光デイ
スクカートリツジ1は左右均等に、かつ情報の読み書き
に際し位置決め精度が要求されるヘツドウインド5周辺
部分を挟んで押圧されるので、位置決め信頼精度が良好
なものとなつている。
なお、前記ローダレール11Aは上述した実施例におい
ては、その上面に段部を設けてあるが、前記上ケース8
と蓋体10との厚みを同一にした場合は、第12図及び第13
図に示す第3実施例のように、ローダレール11Bの上面
は平坦面とすることもできる。
なおまた、前記第2実施例の板バネ34Aよりも幅広の
板バネを用いる場合には、第14,15図に示すように、板
バネ34B,34Bをシヤツタ6と干渉しないように、カート
リツジ1の上面の左右中央部位を押圧するように配置す
ればよく、この場合は板バネ34Bの押圧力を高めること
が可能となる。
ここで、上述した第2,3,4実施例における光デイスク
カートリツジ1のシヤツタ6の開放動作などは前記第1
実施例と全く同一であるので、その説明は割愛した。
〔発明の効果〕
本発明は前述したように、小サイズのデイスクカート
リツジが収容されて、駆動装置本体に装着可能な大サイ
ズのデイスクカートリツジと同じサイズで、かつ同一の
外形を有するカートリツジアダプタを使用しているた
め、携帯や保管などに便利な小サイズのデイスクカート
リツジを使用しても、大サイズ用の駆動装置本体に装着
して情報の書き込みや読み出しができるから、非常に便
利である。
また、小サイズのデイスクカートリツジのカートリツ
ジアダプタ内への位置決め精度が高く、従つて駆動装置
本体への小サイズデイスクの位置決め精度が良好なもの
となる。さらにまた、図示した実施例のように、1対の
板バネで小サイズの光デイスクカートリツジの平面部両
サイドを対称に押圧するようになせば、比較的強度の強
いカートリツジケースの辺部近傍が押圧・位置規制され
て、カートリツジケースはカートリツジアダプタ内で、
バランスよく、上下方向に極めて精度良く位置決めする
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第1実施例に係り、第1図は
デイスクカートリツジ駆動装置の斜視図、第2図並びに
第3図はアダプタ内での光デイスクカートリツジのシヤ
ツタ開き動作を説明するための動作説明図、第4図並び
に第5図は光デイスクカートリツジがアダプタの所定位
置に装着された状態を説明するための一部拡大平面図並
びに一部拡大断面図、第6図〜第11図は本発明の第2実
施例に係り、第6図はデイスクカートリツジ駆動装置の
斜視図、第7図並びに第8図はアダプタ内での光デイス
クカートリツジのシヤツタ開き動作及び位置決め機構な
どを示す説明図、第9図は光デイスクカートリツジがア
ダプタ内の所定位置に装着された状態を説明するための
要部拡大平面図、第10図は第9図のA−A線断面図、第
11図は第9図のB−B線断面図、第12図並びに第13図は
本発明の第3実施例に係り、第12図は第10図に対応する
要部断面図、第13図は第11図に対応する要部断面図、第
14図並びに第15図は本発明の第4実施例に係る板バネの
配置状態を示す第7,8図に対応する説明図である。 1……光デイスクカートリツジ、2……カートリツジア
ダプタ(アダプタ)、3……駆動装置本体、4……カー
トリツジケース、5……ヘツドウインド、6……シヤツ
タ、7……光デイスク、8……上ケース、9……下ケー
ス、10……蓋体、11,11A,11B……ローダレール、13……
空間、14……カートリツジ挿入口、17……シヤツタ、18
……ヘツドウインド、19……開きアーム、23……押えバ
ネ、24……基準壁、26……位置保持用凹部、27……位置
保持ピン、28……コイルバネ、32……カートリツジ受
部、34,34A,34B……板バネ、40……当接部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 寿紀 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立 マクセル株式会社内 (72)発明者 金沢 安矩 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立 マクセル株式会社内

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小サイズのディスクカートリッジと、 その小サイズのディスクカートリッジが所定の位置に収
    納されて、大サイズのディスクカートリッジと同じサイ
    ズで、かつ同一の外形を有するカートリッジアダプタ
    と、 前記小サイズのディスクカートリッジを収納したカート
    リッジアダプタが装着されて、その小サイズのディスク
    カートリッジに対して情報の書き込み、読み出しができ
    るように構成された駆動装置本体とを、 備えたディスクカートリッジ駆動装置であって、 前記カートリッジアダプタは、 前記小サイズのディスクカートリッジを出し入れするた
    めの開口部と、 カートリッジアダプタ内に挿入された小サイズのディス
    クカートリッジを押圧して、小サイズのディスクカート
    リッジをカートリッジアダプタ内の所定位置に位置決め
    するためのバネ部材を少なくとも含む位置決め機構と
    を、 備えたことを特徴とするディスクカートリッジ駆動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、 前記位置決め機構は、 前記小サイズのディスクカートリッジの一方の側端面
    を、前記カートリッジアダプタの位置規制部へ押付ける
    ため、小サイズのディスクカートリッジの他方の側端面
    を押圧するバネ部材と、 小サイズのディスクカートリッジの一方の平面部を、カ
    ートリッジアダプタの位置規制部へ押付けるため、小サ
    イズのディスクカートリッジの他方の平面部を押圧する
    バネ部材とを、 備えたことを特徴とするディスクカートリッジ駆動装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載において、 前記小サイズのディスクカートリッジの平面部を押圧す
    る前記バネ部材は、小サイズのディスクカートリッジの
    平面部の両側辺寄りの部位を押圧する1対の板バネであ
    ることを特徴とするディスクカートリッジ駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載において、 前記1対の板バネは、前記小サイズのディスクカートリ
    ッジが前記カートリッジアダプタ内の前記した所定位置
    に位置決めされた際に、小サイズのディスクカートリッ
    ジのシャッタウィンドを挟むように、かつシャッタの摺
    動域の両外側に配設されていることを特徴とするディス
    クカートリッジ駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載において、 前記位置決め機構は、さらに、 前記小サイズのディスクカートリッジの側端面に形成し
    た位置保持用の凹部と、この凹部に嵌まるようにバネで
    付勢された位置保持ピンとを、 備えたことを特徴とするディスクカートリッジ駆動装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1記載において、 前記小サイズのディスクカートリッジを前記カートリッ
    ジアダプタ内に挿入することによって、小サイズのディ
    スクカートリッジの閉じ方向にバネで付勢されたシャッ
    タを開放するシャッタ開放手段と、 前記小サイズのディスクカートリッジが前記カートリッ
    ジアダプタ内の前記した所定位置に位置決めされた状態
    において、小サイズのディスクカートリッジのシャッタ
    の閉じ方向への戻り動作を阻止する、前記シャッタ開放
    手段とは異なるシャッタ戻り防止手段とを、 備えたことを特徴とするディスクカートリッジ駆動装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1記載において、 前記小サイズのディスクカートリッジが前記カートリッ
    ジアダプタ内の前記した所定位置に位置決めされた状態
    において、小サイズのディスクカートリッジに設けられ
    たライトプロテクタが光学的に検知可能なように、カー
    トリッジアダプタにライトプロテクタと対応する検知穴
    を設けたことを特徴とするディスクカートリッジ駆動装
    置。
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