JP2735545B2 - 移動無線方式および該移動無線方式のための無線局ならびに該移動無線方式における移動無線局により組織編成チャネルを選択する方法 - Google Patents
移動無線方式および該移動無線方式のための無線局ならびに該移動無線方式における移動無線局により組織編成チャネルを選択する方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、1つの固定無線局に少なくとも1つの組織
編成チャネルおよび通報伝送チャネルが割り当てられて
いる移動無線方式、該移動無線方式のための無線局、な
らびに該移動無線方式における移動無線局により組織編
成チャネルを選択する方法に関する。 従来の技術. 公知の無線伝送系は、空間配置において互いに重なり
合う無線ゾーンを有するセル状のネットワークを形成し
ている固定無線局を有する。この種の無線ゾーンの半径
は、固定無線局のアンテナマスト高さおよび送出電力に
依存して、2kmから30kmの間にある。各無線ゾーンは、
固定無線局から給電される。固定無線局は、いわゆる無
線交換装置を介して通話を公共の遠隔通話網へ交換する
ことができる。複数の隣接の無線ゾーンは、所謂1つの
呼出し領域に統合することができる。固定局の側におい
て連続的にすべての無線局の所在地が検出されかついわ
ゆるアドレスブックに記憶される。移動無線局が呼出し
領域を変えると、アドレスブックの変更が行なわれる。 無線伝送系の各無線ゾーンの固定無線局に、トラヒッ
ク発生に応じて所定数の通話チャネルおよびそれぞれ少
なくとも1つの制御チャネルが割り当てられる。空間的
に隣接した無線ゾーンにおいて、種々異なる制御チャネ
ルに対し種々異なる周波数、拡散コードまたは時分割チ
ャネルを使用することもできる。制御チャネルおよび通
話チャネルを区別するために、これらチャネルは固有の
通報によって特徴づけられる。制御チャネルの故障また
は障害の際、そのつどの通話チャネルがコードの交換に
よって制御チャネルの役目を引き受ける。 移動無線局は、無線伝送系が複数の伝送チャネル(制
御チャネルおよび通話チャネル)を有するとき、長時間
にわたって制御チャネルを探索し続けることがある。 ヨーロッパ特許出願広告第0111972号公報から、伝送
チャネルの周波数帯域において制御チャネルが任意に割
り当てられている場合、探索時間が長くなるのを避ける
ために、移動無線局により制御チャネルを選択する方法
が公知である。この公知の方法によれば、変更可能な時
間間隔において固定無線局から隣接の固定無線局の制御
チャネルへの参照指示、固定無線局に割り当てられた代
用チャネルへの参照指示、および制御チャネルのそれ自
体への参照指示が送信される。固定無線局に複数の制御
チャネルが割り当てられている場合、固定無線局から同
様にそれらへの参照指示も送信され、その際、送信され
たすべての参照指示には、チャネル番号のほかにたとえ
ば地域識別数字および/または部分数マーキングおよび
/または呼出しゾーンマーキングのような付加的な情報
も含めることができる。 さらに西独国特許公開第3200965号公報により、制御
チャネルが空いている伝送容量を有しているとき、制御
チャネルへの参照指示が隣接無線ゾーンから送信される
ようにした、隣接無線ゾーン−制御チャネル−参照指示
方式が公知である。参照指示の内容は利用される制御チ
ャネル周波数であり、その際、移動無線局は指定された
制御チャネル周波数に基づいて、時間間隔をおいてレベ
ル比較測定を実施する。 各固定無線局の間で、ネットワーク形式のために参照
指示の交換が必要である。固定無線局にたとえば5つの
固定無線局が隣接している場合、制御チャネルの故障時
や固定無線局に割り当てられた付加チャネルへの切り替
えの際に、それら隣接の固定無線局へ情報を通知するこ
とができる。 サービス統合された無線伝送系において通例、いずれ
の場所においても利用することが可能なサービスは僅か
である。この場合、サービス統合された無線伝送系にお
いて利用可能な、時間および面積に関する全帯域幅(地
理的な周波数の繰返し)が、その都度その時の必要に応
じて分配される。固定無線局は、それぞれの無線ゾーン
の加入者から要請される種々のサービスに対するこの種
の装置を備えているにすぎない。サービス統合された無
線伝送系に対するコストは実質的に、少なくともサービ
ス統合された無線伝送系へのアクセスのために必要であ
る機能と、種々のサービスの処理のために必要である、
種々の加入者装置に相応する装置とから成る。この種々
の加入者装置にはたとえば次のようなものがある: −英数字表示部を有する簡単な無線呼出し受信機 −制限された地域において利用するための受信および送
信周波数を有し、サービス品質が良好とはいえない“ポ
ケット電話機” −半2重動作に対する1つの受信周波数および若干の送
信周波数を有する“ディスパッチ装置”(“ディスパッ
チ−サービス”においては、固定無線局から自動車群の
自動車への方向においてその都度1つの共通の無線伝送
チャネルが利用され、一方各自動車からの復方向におい
ては独自の無線伝送チャネルを占有することができる) −2重通信および国規模の給電に対する、複数の受信お
よび送信周波数を有する自動車内においても利用するこ
とができる“ポータブル装置” −データ伝送レートが低いポケット方式において半2重
伝送を行う移動式データターミナル −定置で作動される、64kbit/sのトランスペアレント2
重伝送が行われる“移動オフィス”(たとえば建築現
場、銀行等) 無線伝送系において種々異なった形式の加入者装置お
よび種々のサービスが作動されかつまた種々のサービス
に対して種々の制御チャネルが設けられているとき、す
べての種々の制御チャネルに対する指示が固定無線局の
間で交換されなければならない。たとえば無線伝送系に
おいて4つの異なったサービス−たとえば通話サービ
ス、低いビットレートを有するデータサービス、高いビ
ットレートを有するデータサービス等−が設けられてい
るとき、上述の事例では、隣接する各固定無線局間でた
とえば20個の参照指示が必要とされる。 発明が解決しようとする課題 したがって本発明の課題は、サービス統合された無線
伝送系において、検査すべき参照指示の数が僅かで済む
ように構成された移動無線方式、およびこの移動無線方
式のための無線局、ならびにこの移動無線方式における
移動無線局による制御チャネルの選択方法を提供するこ
とである。 課題を解決するための手段 本発明によればこの課題は、1つの固定無線局に少な
くとも1つの組織編成チャネルおよび通報伝送チャネル
が割り当てられている移動無線方式において、固定無線
局は、組織編成チャネルの形態に関する情報通知のた
め、該固定無線局に割り当てられている通報伝送チャネ
ルを介して、隣接する固定無線局の通報伝送チャネルへ
の参照指示を送信し、後続の回線確立のため通報伝送チ
ャネルを介して、固定無線局に割り当てられた組織編成
チャネルへの少なくとも1つの別の参照指示が送信され
ることを特徴とする、移動無線方式により解決される。 さらに上記の課題は、特許請求の範囲4項記載の無線
局ならびに特許請求の範囲第7項記載の移動無線局によ
り組織編成チャネルを選択する方法により解決される。 発明の構成および利点 本発明が基礎とする着想は、従来技術におけるデュプ
レックスの制御チャネルを機能的に異なる2つのチャネ
ルへ分割することにある。それゆえ、本発明では従来、
制御チャネルと称していたチャネルのうち特定の機能を
担うチャネルを組織編成チャネルと称する。これはシグ
ナリングのためのチャネルとも呼べるものであり、無線
システムの機能をコントロールするためのシグナリング
のために用いられるものであって、たとえば通話確立に
あたりダイヤル情報を伝送するために設けられている。 本願発明の基礎とする着想によれば、 1)固定無線局から移動無線局への方向でのみ設けられ
ている第1のシンプレックスのチャネル(通報伝送チャ
ネル)が設けられており、このチャネルを介して、隣り
合う固定無線局における通報伝送チャネルへの参照指示
が送信され、さらに自身の固定無線局における少なくと
も1つの組織編成チャネルへの参照指示が送信される。 2)そして回線の確立は、1つまたは複数の組織編成チ
ャネルを介して行われる。移動無線システムであれば種
々のサービス(音声、データ交換、ファックス等)が設
けられているので、個々のサービスのために固有の組織
編成チャネルを設けることもできる。 本発明において、組織編成チャネルの形態に関する情
報を通知する通報伝送チャネルは、固定無線局から無線
放送チャネルと同等に送信されるシンプレックス通報伝
送チャネルである。通報伝送チャネルは移動無線局に対
し、サービス統合無線伝送系における組織編成チャネル
の形態(配置)に関する情報を通知する。このため系平
面において通報伝送チャネルは組織編成チャネルの上に
位置しており、したがって移動無線局はネットワークア
クセスにあたり、サービス統合された無線伝送系の全周
波数帯域内に位置するわずかな個数の通報伝送チャネル
について探索を行えばよい。 本発明は、無線伝送チャネルの往および復方向におい
てそれぞれ別の変調方式が用いられるデジタル無線伝送
系にも適用できる。固定無線局からこれに割当てられた
移動無線局への方向(往方向)において、各伝送チャネ
ルは拡散変調によって拡散される。このように形成され
拡散された無線伝送チャネルは、固定無線局において互
いに重畳されかつこのようにして得られた広帯域の和信
号が、共通の周波数帯域において伝送される。移動無線
局から固定無線局への方向(復方向)において、相互に
分離された狭帯域の無線伝送チャネルにおいて通信伝送
が行われる。 固定無線局はそれぞれ、たとえば32個の伝送チャネル
から成るチャネルセットを有する。チャネルセットの個
々の伝送チャネルはたとえば種々異なる拡散コード語
(CDMA)および/または種々異なる時分割チャネル(TD
MA)によって相互に分離することができる。たとえば種
々異なる時分割チャネルが、それぞれ4つの時分割チャ
ネルを有する時分割多重フレームに統合され、引き続い
てこのようにして形成された時分割多重フレームが、適
当に選択されたコード語によって拡散され、これにより
複数の時分割多重フレームを同時に、同じ搬送周波数に
よって伝送することができるようになる。チャネルセッ
トあたりたとえば8つの種々異なるコード語を使用した
場合、チャネルセットは、それぞれ4つの時分割チャネ
ルを有する8つの種々の時分割多重フレームを含み、し
たがって全部でチャネルセットあたり32個の伝送チャネ
ルが得られる。 たとえば20個の種々異なる搬送周波数を有するこのよ
うなデジタル無線伝送系において、移動無線局において
スイッチオン後、最高の振幅を有する搬送周波数の探索
のみが必要であり、これにより無線ゾーンが規定されか
つ受信される通信流は、参照指示にしたがって探索でき
る。これにより簡単なやり方で移動無線局はネットワー
クアクセスが可能になり、かつ僅かな個数の参照指示を
検査すれば済むことになる。 従属請求項には本発明の有利な実施形態が記載されて
いる。 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に
説明する。 実施例 無線伝送系において、固定無線局BSはセル状に配置さ
れている。各固定無線局BSには複数の伝送チャネルが割
り当てられており、これら伝送チャネルのうちの1つ
(組織編成チャネル)は、系機能を制御するシグナリン
グのために使用される。それには、たとえば種々異なっ
た加入者装置ないし移動無線局MSに対する通話確立の際
のダイヤル情報の伝送がある。 無線伝送系においては、種々異なる形式の加入者装置
および種々のサービスを運用できる。各固定無線局BSに
は少なくとも1つの組織編成チャネルCCHと、無線放送
チャネルと同等に作動されるシンプレックス通信伝送チ
ャネルである通報伝送チャネルCOCHとが割当てられてい
る。この通報伝送チャネルCOCHを介して、隣接する固定
無線局BSの通報伝送チャネルCOCHへの参照指示NCが送信
される。さらに通報伝送チャネルCOCHを介して、固定無
線局BSに割り当てられた組織編成チャネルCCHへの少な
くとも1つの参照指示CCが送信される。これら参照指示
NCまたはCCの内容は少なくとも、当該通報伝送チャネル
COCHないし組織編成チャネルCCHに割り当てられたアド
レスである(このアドレスとは適用される伝送方式に応
じてチャネル番号、周波数、タイムスロット、コード等
を意味する)。さらに固定無線局BSは更可能な時間間隔
で(これは移動無線系動作中にそのつど実際に変えられ
ることを意味するのではなく時間間隔自体を変えること
ができることを意味する)、通報伝送チャネルCOCHを介
してこの通報伝送チャネル自体への参照指示MRを送信
し、この参照指示MRは通報伝送チャネルCOCHをそのよう
なものとして識別していることを表わす。さらに固定無
線局BSは変更可能な時間間隔で通報伝送チャネルCOCHを
介して、それに割当てられた付加チャネルCOCH−SCへの
参照指示SCを送信し、この参照指示SCの内容も同様に、
この付加チャネルCOCH−SCのアドレスである。これらの
参照指示NC,SC,MRおよびCCにおいて、地域識別数字およ
び/または部分数マーキングおよび/または呼出しゾー
ンマーキングおよび/またはサービス信号および/また
は課金情報および/または系利用者の識別記号に対する
コード化された通信を伝送することができる。 固定無線局BSを経た往および復方向に異なったチャネ
ルが割り当てられる無線伝送系において、通報伝送チャ
ネルCOCHを介して伝送される参照指示CCは、組織編成チ
ャネルCCHの往方向(ダウンリンク)にのみ関連しかつ
このようにして定められた組織編成チャネルCCHにおい
て、組織編成チャネルCCHに対する基準信号が復方向
(アップリンクすなわち移動無線局MSから固定無線局BS
への方向)において送信される。 第1図には、固定無線局BSおよび移動無線局MSにおけ
る制御装置のブロック回路図が示されている。固定無線
局BSは、切替装置SEに接続されておりこの切替装置SEの
切替過程を制御する選択回路ASを有する。選択回路ASに
対して、固定無線局BSに配置された制御装置(マイクロ
プロセッサ)をいっしょに利用できる。切替装置SEには
種々のメモリが接続されており、選択回路ASによって制
御されてそのつど、種々のメモリの記憶内容が読み出さ
れかつ切替装置SEを介して固定無線局BSに設けられてい
る送信機Sに供給される。メモリSPMRには、通報伝送チ
ャネルCOCHそれ自体への参照指示MRが記憶されている。
通報伝送チャネルCOCHに割り当てられた付加チャネルCO
CH−SCへの参照指示SCは、メモリSPSCに記憶される。メ
モリSPNCには、隣接の固定無線局BSの通報伝送チャネル
COCHへの参照指示NCが記憶されかつ固定無線局BSに割当
てられた組織編成チャネルCCHへの参照指示はメモリSPC
Cに記憶される。メモリSPREFには、復方向(アップリン
ク)の組織編成チャネルCCHへの参照指示REFが記憶され
る。この参照指示REFは、往方向(ダウンリンク)の割
り当てられた組織編成チャネルCCHを介して送信され
る。 変更することも可能な時間間隔において(上記の通り
これは移動無線系動作中にそのつど実際に変えられるこ
とを意味するのではなく時間間隔自体を変えることがで
きることを意味する)、参照指示CC,NC,SCおよびMRが固
定無線局BSから送信されかつ移動無線局MSに設けられて
いる受信機Eで受信される。復号及び復調の後、これら
参照指示CC,NC,MRおよびSCは受信機Eに接続されている
選択回路AMSへ供給される。選択回路は切替装置SMSに接
続されていて、これを制御する。切替装置SMSに、隣接
の固定無線局BSの通報伝送チャネルCOCHへの参照指示NC
を記憶するメモリSNC、通報伝送チャネルCOCH自体への
参照指示MRを記憶するメモリSMR、および通報伝送チャ
ネルCOCHに割り当てられた付加チャネルCOCH−SCへの参
照指示SCを記憶するメモリSSCが接続されている。メモ
リSREFには、往方向の組織編成チャネルCCHを介して伝
送される、復方向の割り当てられた組織編成チャネルCC
Hへの参照指示REFが記憶される。 移動無線局MSをスイッチオンしたときまたは通報伝送
チャネルCOCH自体への参照指示MRの内容がその移動無線
局自身とは無関係であるとき(つまり受信側で設定され
ていたチャネルと一致しないとき)、移動無線局MSは参
照指示MRに対する探索を開始し、通報伝送チャネルCOCH
を介して伝送された参照指示CCから適切な組織編成チャ
ネルCCHを選択し、かつそれへの切り替えを行う。 このことは、通報伝送チャネルへの参照指示の受信内
容(この内容は伝送方式により異なるがチャネル番号、
周波数、特定のタイムスロットや符号等である)が、受
信した側で設定されていたチャネルと一致していない場
合を意味する。これはたとえば、設定されていたチャネ
ルを受信したのではなく、別のチャネルの影像周波数を
受信した場合を指す。この場合、参照指示MRとは、通報
伝送チャネルそれ自体への参照指示のことであり、これ
は場合によっては生じる影像周波数作用を識別するため
のものである(なぜならば、たとえば中間周波数処理に
あたり混合生成波の不十分なフィルタリングによって、
受信側は所望の受信チャネルにはロックされず、別のチ
ャネルの影像周波数にロックされるからである)。移動
無線システムで用いられるどのようなチャネルでも通報
伝送チャネルとして任意に利用できるので、移動無線局
をスイッチオンしたとき、あるいは障害発生時(通報伝
送チャネルへの参照指示がそのときに設定されていたチ
ャネルとは異なり無関係であるとき)、まずはじめに通
報伝送チャネルが探索される。この目的で、通報伝送チ
ャネルとして特徴づけられているチャネルを見つけ出す
ため、存在し得るすべてのチャネルがサーチされる。 このようにして得られるその時点での無線回線網の状
況がそのつど、メモリSNS、SMRおよびSSCに記憶され
る。 第2図には、参照指示およびその相互割り当ての論理
構成が図示されている。その際、この構成のそれぞれの
ブロックは次に示す意味を有する: サービス統合された無線伝送系において、種々異なる
サービスに対して種々異なる組織編成チャネル(第2図
ではAおよびBで示されている)が設けられており、か
つ固定無線局BSの無線サービス地域内にある移動無線局
MSの全体の数を部分数aないしfに分割することができ
る。したがってまず、系のハイアラーキにおいて比較的
低いレベルの組織編成チャネルCCHにおいて、固定無線
局BSに割り当てられた組織編成チャネルCCHへの参照指
示(CCHマーカ、REF)が送信され、一方、固定無線局BS
に隣接する固定無線局BSへの参照指示NCは比較的高次の
系レベルにおいて処理される。 以下の表において−固定無線局BSを通して可変に割り
当てられる往および復方向におけるチャネルにおいて−
方向において基準信号CCが通報伝送チャネル層COCHにお
いて伝送され、一方この組織編成チャネルCCHに割り当
てられたチャネルに対する基準信号REFが復方向におい
て当該組織編成チャネルに基づいて伝送される。 組織編成チャネルCCHにおいて組織編成チャネルCCH自
体についての基準信号(CCHマーカ)も、伝送すること
ができる。この基準信号は、通報伝送チャネルCOCHから
組織編成チャネルCCHへの、移動無線局MSによる切替過
程を検査するために用いられる。この基準信号により切
替過程の安全性が高められるが、この基準信号は系の作
動のために必ずしも必要でない。
編成チャネルおよび通報伝送チャネルが割り当てられて
いる移動無線方式、該移動無線方式のための無線局、な
らびに該移動無線方式における移動無線局により組織編
成チャネルを選択する方法に関する。 従来の技術. 公知の無線伝送系は、空間配置において互いに重なり
合う無線ゾーンを有するセル状のネットワークを形成し
ている固定無線局を有する。この種の無線ゾーンの半径
は、固定無線局のアンテナマスト高さおよび送出電力に
依存して、2kmから30kmの間にある。各無線ゾーンは、
固定無線局から給電される。固定無線局は、いわゆる無
線交換装置を介して通話を公共の遠隔通話網へ交換する
ことができる。複数の隣接の無線ゾーンは、所謂1つの
呼出し領域に統合することができる。固定局の側におい
て連続的にすべての無線局の所在地が検出されかついわ
ゆるアドレスブックに記憶される。移動無線局が呼出し
領域を変えると、アドレスブックの変更が行なわれる。 無線伝送系の各無線ゾーンの固定無線局に、トラヒッ
ク発生に応じて所定数の通話チャネルおよびそれぞれ少
なくとも1つの制御チャネルが割り当てられる。空間的
に隣接した無線ゾーンにおいて、種々異なる制御チャネ
ルに対し種々異なる周波数、拡散コードまたは時分割チ
ャネルを使用することもできる。制御チャネルおよび通
話チャネルを区別するために、これらチャネルは固有の
通報によって特徴づけられる。制御チャネルの故障また
は障害の際、そのつどの通話チャネルがコードの交換に
よって制御チャネルの役目を引き受ける。 移動無線局は、無線伝送系が複数の伝送チャネル(制
御チャネルおよび通話チャネル)を有するとき、長時間
にわたって制御チャネルを探索し続けることがある。 ヨーロッパ特許出願広告第0111972号公報から、伝送
チャネルの周波数帯域において制御チャネルが任意に割
り当てられている場合、探索時間が長くなるのを避ける
ために、移動無線局により制御チャネルを選択する方法
が公知である。この公知の方法によれば、変更可能な時
間間隔において固定無線局から隣接の固定無線局の制御
チャネルへの参照指示、固定無線局に割り当てられた代
用チャネルへの参照指示、および制御チャネルのそれ自
体への参照指示が送信される。固定無線局に複数の制御
チャネルが割り当てられている場合、固定無線局から同
様にそれらへの参照指示も送信され、その際、送信され
たすべての参照指示には、チャネル番号のほかにたとえ
ば地域識別数字および/または部分数マーキングおよび
/または呼出しゾーンマーキングのような付加的な情報
も含めることができる。 さらに西独国特許公開第3200965号公報により、制御
チャネルが空いている伝送容量を有しているとき、制御
チャネルへの参照指示が隣接無線ゾーンから送信される
ようにした、隣接無線ゾーン−制御チャネル−参照指示
方式が公知である。参照指示の内容は利用される制御チ
ャネル周波数であり、その際、移動無線局は指定された
制御チャネル周波数に基づいて、時間間隔をおいてレベ
ル比較測定を実施する。 各固定無線局の間で、ネットワーク形式のために参照
指示の交換が必要である。固定無線局にたとえば5つの
固定無線局が隣接している場合、制御チャネルの故障時
や固定無線局に割り当てられた付加チャネルへの切り替
えの際に、それら隣接の固定無線局へ情報を通知するこ
とができる。 サービス統合された無線伝送系において通例、いずれ
の場所においても利用することが可能なサービスは僅か
である。この場合、サービス統合された無線伝送系にお
いて利用可能な、時間および面積に関する全帯域幅(地
理的な周波数の繰返し)が、その都度その時の必要に応
じて分配される。固定無線局は、それぞれの無線ゾーン
の加入者から要請される種々のサービスに対するこの種
の装置を備えているにすぎない。サービス統合された無
線伝送系に対するコストは実質的に、少なくともサービ
ス統合された無線伝送系へのアクセスのために必要であ
る機能と、種々のサービスの処理のために必要である、
種々の加入者装置に相応する装置とから成る。この種々
の加入者装置にはたとえば次のようなものがある: −英数字表示部を有する簡単な無線呼出し受信機 −制限された地域において利用するための受信および送
信周波数を有し、サービス品質が良好とはいえない“ポ
ケット電話機” −半2重動作に対する1つの受信周波数および若干の送
信周波数を有する“ディスパッチ装置”(“ディスパッ
チ−サービス”においては、固定無線局から自動車群の
自動車への方向においてその都度1つの共通の無線伝送
チャネルが利用され、一方各自動車からの復方向におい
ては独自の無線伝送チャネルを占有することができる) −2重通信および国規模の給電に対する、複数の受信お
よび送信周波数を有する自動車内においても利用するこ
とができる“ポータブル装置” −データ伝送レートが低いポケット方式において半2重
伝送を行う移動式データターミナル −定置で作動される、64kbit/sのトランスペアレント2
重伝送が行われる“移動オフィス”(たとえば建築現
場、銀行等) 無線伝送系において種々異なった形式の加入者装置お
よび種々のサービスが作動されかつまた種々のサービス
に対して種々の制御チャネルが設けられているとき、す
べての種々の制御チャネルに対する指示が固定無線局の
間で交換されなければならない。たとえば無線伝送系に
おいて4つの異なったサービス−たとえば通話サービ
ス、低いビットレートを有するデータサービス、高いビ
ットレートを有するデータサービス等−が設けられてい
るとき、上述の事例では、隣接する各固定無線局間でた
とえば20個の参照指示が必要とされる。 発明が解決しようとする課題 したがって本発明の課題は、サービス統合された無線
伝送系において、検査すべき参照指示の数が僅かで済む
ように構成された移動無線方式、およびこの移動無線方
式のための無線局、ならびにこの移動無線方式における
移動無線局による制御チャネルの選択方法を提供するこ
とである。 課題を解決するための手段 本発明によればこの課題は、1つの固定無線局に少な
くとも1つの組織編成チャネルおよび通報伝送チャネル
が割り当てられている移動無線方式において、固定無線
局は、組織編成チャネルの形態に関する情報通知のた
め、該固定無線局に割り当てられている通報伝送チャネ
ルを介して、隣接する固定無線局の通報伝送チャネルへ
の参照指示を送信し、後続の回線確立のため通報伝送チ
ャネルを介して、固定無線局に割り当てられた組織編成
チャネルへの少なくとも1つの別の参照指示が送信され
ることを特徴とする、移動無線方式により解決される。 さらに上記の課題は、特許請求の範囲4項記載の無線
局ならびに特許請求の範囲第7項記載の移動無線局によ
り組織編成チャネルを選択する方法により解決される。 発明の構成および利点 本発明が基礎とする着想は、従来技術におけるデュプ
レックスの制御チャネルを機能的に異なる2つのチャネ
ルへ分割することにある。それゆえ、本発明では従来、
制御チャネルと称していたチャネルのうち特定の機能を
担うチャネルを組織編成チャネルと称する。これはシグ
ナリングのためのチャネルとも呼べるものであり、無線
システムの機能をコントロールするためのシグナリング
のために用いられるものであって、たとえば通話確立に
あたりダイヤル情報を伝送するために設けられている。 本願発明の基礎とする着想によれば、 1)固定無線局から移動無線局への方向でのみ設けられ
ている第1のシンプレックスのチャネル(通報伝送チャ
ネル)が設けられており、このチャネルを介して、隣り
合う固定無線局における通報伝送チャネルへの参照指示
が送信され、さらに自身の固定無線局における少なくと
も1つの組織編成チャネルへの参照指示が送信される。 2)そして回線の確立は、1つまたは複数の組織編成チ
ャネルを介して行われる。移動無線システムであれば種
々のサービス(音声、データ交換、ファックス等)が設
けられているので、個々のサービスのために固有の組織
編成チャネルを設けることもできる。 本発明において、組織編成チャネルの形態に関する情
報を通知する通報伝送チャネルは、固定無線局から無線
放送チャネルと同等に送信されるシンプレックス通報伝
送チャネルである。通報伝送チャネルは移動無線局に対
し、サービス統合無線伝送系における組織編成チャネル
の形態(配置)に関する情報を通知する。このため系平
面において通報伝送チャネルは組織編成チャネルの上に
位置しており、したがって移動無線局はネットワークア
クセスにあたり、サービス統合された無線伝送系の全周
波数帯域内に位置するわずかな個数の通報伝送チャネル
について探索を行えばよい。 本発明は、無線伝送チャネルの往および復方向におい
てそれぞれ別の変調方式が用いられるデジタル無線伝送
系にも適用できる。固定無線局からこれに割当てられた
移動無線局への方向(往方向)において、各伝送チャネ
ルは拡散変調によって拡散される。このように形成され
拡散された無線伝送チャネルは、固定無線局において互
いに重畳されかつこのようにして得られた広帯域の和信
号が、共通の周波数帯域において伝送される。移動無線
局から固定無線局への方向(復方向)において、相互に
分離された狭帯域の無線伝送チャネルにおいて通信伝送
が行われる。 固定無線局はそれぞれ、たとえば32個の伝送チャネル
から成るチャネルセットを有する。チャネルセットの個
々の伝送チャネルはたとえば種々異なる拡散コード語
(CDMA)および/または種々異なる時分割チャネル(TD
MA)によって相互に分離することができる。たとえば種
々異なる時分割チャネルが、それぞれ4つの時分割チャ
ネルを有する時分割多重フレームに統合され、引き続い
てこのようにして形成された時分割多重フレームが、適
当に選択されたコード語によって拡散され、これにより
複数の時分割多重フレームを同時に、同じ搬送周波数に
よって伝送することができるようになる。チャネルセッ
トあたりたとえば8つの種々異なるコード語を使用した
場合、チャネルセットは、それぞれ4つの時分割チャネ
ルを有する8つの種々の時分割多重フレームを含み、し
たがって全部でチャネルセットあたり32個の伝送チャネ
ルが得られる。 たとえば20個の種々異なる搬送周波数を有するこのよ
うなデジタル無線伝送系において、移動無線局において
スイッチオン後、最高の振幅を有する搬送周波数の探索
のみが必要であり、これにより無線ゾーンが規定されか
つ受信される通信流は、参照指示にしたがって探索でき
る。これにより簡単なやり方で移動無線局はネットワー
クアクセスが可能になり、かつ僅かな個数の参照指示を
検査すれば済むことになる。 従属請求項には本発明の有利な実施形態が記載されて
いる。 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に
説明する。 実施例 無線伝送系において、固定無線局BSはセル状に配置さ
れている。各固定無線局BSには複数の伝送チャネルが割
り当てられており、これら伝送チャネルのうちの1つ
(組織編成チャネル)は、系機能を制御するシグナリン
グのために使用される。それには、たとえば種々異なっ
た加入者装置ないし移動無線局MSに対する通話確立の際
のダイヤル情報の伝送がある。 無線伝送系においては、種々異なる形式の加入者装置
および種々のサービスを運用できる。各固定無線局BSに
は少なくとも1つの組織編成チャネルCCHと、無線放送
チャネルと同等に作動されるシンプレックス通信伝送チ
ャネルである通報伝送チャネルCOCHとが割当てられてい
る。この通報伝送チャネルCOCHを介して、隣接する固定
無線局BSの通報伝送チャネルCOCHへの参照指示NCが送信
される。さらに通報伝送チャネルCOCHを介して、固定無
線局BSに割り当てられた組織編成チャネルCCHへの少な
くとも1つの参照指示CCが送信される。これら参照指示
NCまたはCCの内容は少なくとも、当該通報伝送チャネル
COCHないし組織編成チャネルCCHに割り当てられたアド
レスである(このアドレスとは適用される伝送方式に応
じてチャネル番号、周波数、タイムスロット、コード等
を意味する)。さらに固定無線局BSは更可能な時間間隔
で(これは移動無線系動作中にそのつど実際に変えられ
ることを意味するのではなく時間間隔自体を変えること
ができることを意味する)、通報伝送チャネルCOCHを介
してこの通報伝送チャネル自体への参照指示MRを送信
し、この参照指示MRは通報伝送チャネルCOCHをそのよう
なものとして識別していることを表わす。さらに固定無
線局BSは変更可能な時間間隔で通報伝送チャネルCOCHを
介して、それに割当てられた付加チャネルCOCH−SCへの
参照指示SCを送信し、この参照指示SCの内容も同様に、
この付加チャネルCOCH−SCのアドレスである。これらの
参照指示NC,SC,MRおよびCCにおいて、地域識別数字およ
び/または部分数マーキングおよび/または呼出しゾー
ンマーキングおよび/またはサービス信号および/また
は課金情報および/または系利用者の識別記号に対する
コード化された通信を伝送することができる。 固定無線局BSを経た往および復方向に異なったチャネ
ルが割り当てられる無線伝送系において、通報伝送チャ
ネルCOCHを介して伝送される参照指示CCは、組織編成チ
ャネルCCHの往方向(ダウンリンク)にのみ関連しかつ
このようにして定められた組織編成チャネルCCHにおい
て、組織編成チャネルCCHに対する基準信号が復方向
(アップリンクすなわち移動無線局MSから固定無線局BS
への方向)において送信される。 第1図には、固定無線局BSおよび移動無線局MSにおけ
る制御装置のブロック回路図が示されている。固定無線
局BSは、切替装置SEに接続されておりこの切替装置SEの
切替過程を制御する選択回路ASを有する。選択回路ASに
対して、固定無線局BSに配置された制御装置(マイクロ
プロセッサ)をいっしょに利用できる。切替装置SEには
種々のメモリが接続されており、選択回路ASによって制
御されてそのつど、種々のメモリの記憶内容が読み出さ
れかつ切替装置SEを介して固定無線局BSに設けられてい
る送信機Sに供給される。メモリSPMRには、通報伝送チ
ャネルCOCHそれ自体への参照指示MRが記憶されている。
通報伝送チャネルCOCHに割り当てられた付加チャネルCO
CH−SCへの参照指示SCは、メモリSPSCに記憶される。メ
モリSPNCには、隣接の固定無線局BSの通報伝送チャネル
COCHへの参照指示NCが記憶されかつ固定無線局BSに割当
てられた組織編成チャネルCCHへの参照指示はメモリSPC
Cに記憶される。メモリSPREFには、復方向(アップリン
ク)の組織編成チャネルCCHへの参照指示REFが記憶され
る。この参照指示REFは、往方向(ダウンリンク)の割
り当てられた組織編成チャネルCCHを介して送信され
る。 変更することも可能な時間間隔において(上記の通り
これは移動無線系動作中にそのつど実際に変えられるこ
とを意味するのではなく時間間隔自体を変えることがで
きることを意味する)、参照指示CC,NC,SCおよびMRが固
定無線局BSから送信されかつ移動無線局MSに設けられて
いる受信機Eで受信される。復号及び復調の後、これら
参照指示CC,NC,MRおよびSCは受信機Eに接続されている
選択回路AMSへ供給される。選択回路は切替装置SMSに接
続されていて、これを制御する。切替装置SMSに、隣接
の固定無線局BSの通報伝送チャネルCOCHへの参照指示NC
を記憶するメモリSNC、通報伝送チャネルCOCH自体への
参照指示MRを記憶するメモリSMR、および通報伝送チャ
ネルCOCHに割り当てられた付加チャネルCOCH−SCへの参
照指示SCを記憶するメモリSSCが接続されている。メモ
リSREFには、往方向の組織編成チャネルCCHを介して伝
送される、復方向の割り当てられた組織編成チャネルCC
Hへの参照指示REFが記憶される。 移動無線局MSをスイッチオンしたときまたは通報伝送
チャネルCOCH自体への参照指示MRの内容がその移動無線
局自身とは無関係であるとき(つまり受信側で設定され
ていたチャネルと一致しないとき)、移動無線局MSは参
照指示MRに対する探索を開始し、通報伝送チャネルCOCH
を介して伝送された参照指示CCから適切な組織編成チャ
ネルCCHを選択し、かつそれへの切り替えを行う。 このことは、通報伝送チャネルへの参照指示の受信内
容(この内容は伝送方式により異なるがチャネル番号、
周波数、特定のタイムスロットや符号等である)が、受
信した側で設定されていたチャネルと一致していない場
合を意味する。これはたとえば、設定されていたチャネ
ルを受信したのではなく、別のチャネルの影像周波数を
受信した場合を指す。この場合、参照指示MRとは、通報
伝送チャネルそれ自体への参照指示のことであり、これ
は場合によっては生じる影像周波数作用を識別するため
のものである(なぜならば、たとえば中間周波数処理に
あたり混合生成波の不十分なフィルタリングによって、
受信側は所望の受信チャネルにはロックされず、別のチ
ャネルの影像周波数にロックされるからである)。移動
無線システムで用いられるどのようなチャネルでも通報
伝送チャネルとして任意に利用できるので、移動無線局
をスイッチオンしたとき、あるいは障害発生時(通報伝
送チャネルへの参照指示がそのときに設定されていたチ
ャネルとは異なり無関係であるとき)、まずはじめに通
報伝送チャネルが探索される。この目的で、通報伝送チ
ャネルとして特徴づけられているチャネルを見つけ出す
ため、存在し得るすべてのチャネルがサーチされる。 このようにして得られるその時点での無線回線網の状
況がそのつど、メモリSNS、SMRおよびSSCに記憶され
る。 第2図には、参照指示およびその相互割り当ての論理
構成が図示されている。その際、この構成のそれぞれの
ブロックは次に示す意味を有する: サービス統合された無線伝送系において、種々異なる
サービスに対して種々異なる組織編成チャネル(第2図
ではAおよびBで示されている)が設けられており、か
つ固定無線局BSの無線サービス地域内にある移動無線局
MSの全体の数を部分数aないしfに分割することができ
る。したがってまず、系のハイアラーキにおいて比較的
低いレベルの組織編成チャネルCCHにおいて、固定無線
局BSに割り当てられた組織編成チャネルCCHへの参照指
示(CCHマーカ、REF)が送信され、一方、固定無線局BS
に隣接する固定無線局BSへの参照指示NCは比較的高次の
系レベルにおいて処理される。 以下の表において−固定無線局BSを通して可変に割り
当てられる往および復方向におけるチャネルにおいて−
方向において基準信号CCが通報伝送チャネル層COCHにお
いて伝送され、一方この組織編成チャネルCCHに割り当
てられたチャネルに対する基準信号REFが復方向におい
て当該組織編成チャネルに基づいて伝送される。 組織編成チャネルCCHにおいて組織編成チャネルCCH自
体についての基準信号(CCHマーカ)も、伝送すること
ができる。この基準信号は、通報伝送チャネルCOCHから
組織編成チャネルCCHへの、移動無線局MSによる切替過
程を検査するために用いられる。この基準信号により切
替過程の安全性が高められるが、この基準信号は系の作
動のために必ずしも必要でない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、固定無線局および移動無線局における制御装
置のブロック回路図であり、第2図は本発明の方法にお
ける種々異なった指示の論理構成および対応関係を示す
図である。 BS……固定無線局、AS,AWS……選択回路、S……送信
機、SE,SMS……切替装置、MS……移動無線局、E……受
信機
置のブロック回路図であり、第2図は本発明の方法にお
ける種々異なった指示の論理構成および対応関係を示す
図である。 BS……固定無線局、AS,AWS……選択回路、S……送信
機、SE,SMS……切替装置、MS……移動無線局、E……受
信機
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.1つの固定無線局(BS)に少なくとも1つの組織編
成チャネル(CCH)および通報伝送チャネル(COCH)が
割り当てられている移動無線方式において、 固定無線局(BS)は、組織編成チャネル(CCH)の形態
に関する情報通知のため、該固定無線局に割り当てられ
ている通報伝送チャネル(COCH)を介して、隣接する固
定無線局(BS)の通報伝送チャネル(COCH)への参照指
示(NC)を送信し、 後続の回線確立のため通報伝送チャネル(COCH)を介し
て、固定無線局(BS)に割り当てられた組織編成チャネ
ル(CCH)への少なくとも1つの別の参照指示(CC)が
送信されることを特徴とする、移動無線方式。 2.前記通報伝送チャネル(COCH)はシンプレックス伝
送チャネルである、特許請求の範囲第1項記載の移動無
線方式。 3.移動無線局(MS)が設けられており、該移動無線局
(MS)がスイッチオンされたとき、該移動無線局は通報
伝送チャネル(COCH)として表されている無線チャネル
の探索を開始し、通報伝送チャネル(COCH)を介して伝
送された別の参照指示(CC)から適切な組織編成チャネ
ル(CCH)を選択し、該組織編成チャネルへ切り替え
る、特許請求の範囲第1項または第2項記載の移動無線
方式。 4.1つの固定無線局(BS)に、少なくとも1つの組織
編成チャネル(CCH)および通報伝送チャネル(COCH)
が割り当てられている、移動無線方式のための無線局
(BS,MS)において、 固定無線局(BS)は、組織編成チャネル(CCH)の形態
に関する情報通知のため、該固定無線局に割り当てられ
ている通報伝送チャネル(COCH)を介して、隣接する固
定無線局(BS)の通報伝送チャネル(COCH)への参照指
示(NC)を送信し、 後続の回線確立のため前記通報伝送チャネル(COCH)を
介して、前記固定無線局(BS)に割り当てられた組織編
成チャネル(CCH)への少なくとも1つの別の参照指示
(CC)が送信されることを特徴とする、移動無線方式の
ための無線局。 5.前記通報伝送チャネル(COCH)はシンプレックス伝
送チャネルである、特許請求の範囲第4項記載の無線
局。 6.移動無線局(MS)がスイッチオンされたとき、該移
動無線局は通報伝送チャネル(COCH)として表されてい
る無線チャネルの探索を開始し、通報伝送チャネル(CO
CH)を介して伝送された別の参照指示(CC)から適切な
組織編成チャネル(CCH)を選択し、該組織編成チャネ
ルへ切り替える、特許請求の範囲第4項または第5項記
載の無線局。 7.移動無線方式における移動無線局(MS)により組織
編成チャネル(CCH)を選択する方法において、 移動無線局は第1のチャネル(通報伝送チャネル、COC
H)を介して受信した参照指示(CC,NC)を評価し、シグ
ナリング交換のため前記参照指示(CC,NC)に示されて
いるチャネル(組織編成チャネル、CCH)のうち1つの
チャネルへ切り替えることを特徴とする、 組織編成チャネルを選択する方法。 8.前記通報伝送チャネル(COCH)はシンプレックス伝
送チャネルである、特許請求の範囲第7項記載の方法。 9.移動無線局(MS)がスイッチオンされたとき、該移
動無線局は通報伝送チャネル(COCH)として表されてい
る無線チャネルの探索を開始し、通報伝送チャネル(CO
CH)を介して探索時に伝送された別の参照指示(CC)か
ら適切な組織編成チャネル(CCH)を選択し、該組織編
成チャネルへ切り替える、特許請求の範囲第7項または
第8項記載の方法。
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DE3611301.8 | 1986-04-04 | ||
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