JP2734878B2 - 校正機の自動給紙装置及び自動給排紙装置 - Google Patents
校正機の自動給紙装置及び自動給排紙装置Info
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- JP2734878B2 JP2734878B2 JP12371492A JP12371492A JP2734878B2 JP 2734878 B2 JP2734878 B2 JP 2734878B2 JP 12371492 A JP12371492 A JP 12371492A JP 12371492 A JP12371492 A JP 12371492A JP 2734878 B2 JP2734878 B2 JP 2734878B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給紙装置及び自動
給排紙装置に関し、特に、刷版を配置するための版定盤
と、印刷用紙を配置するための紙定盤と、版定盤及び紙
定盤の上を移動し得るキャリッジとを有する校正機の自
動給紙装置及び自動給排紙装置に関する。
給排紙装置に関し、特に、刷版を配置するための版定盤
と、印刷用紙を配置するための紙定盤と、版定盤及び紙
定盤の上を移動し得るキャリッジとを有する校正機の自
動給紙装置及び自動給排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】校正機は、製版された印刷版に実際にイ
ンキをつけて校正のための印刷物を作成する装置であ
る。校正機の一例としての平台校正機では、刷版の配置
される版定盤と、印刷用紙が配置される紙定盤とがフレ
ーム上に配置されている。そして、これらの定盤上を移
動し得るキャリッジがフレーム上方に配置されている。
このような装置において紙定盤上に印刷用紙を載置する
場合、従来の校正機では作業者がキャリッジ上部に設け
られた紙置き台から印刷用紙を取り出し、紙定盤上の所
定位置に位置決めしてセットしている。
ンキをつけて校正のための印刷物を作成する装置であ
る。校正機の一例としての平台校正機では、刷版の配置
される版定盤と、印刷用紙が配置される紙定盤とがフレ
ーム上に配置されている。そして、これらの定盤上を移
動し得るキャリッジがフレーム上方に配置されている。
このような装置において紙定盤上に印刷用紙を載置する
場合、従来の校正機では作業者がキャリッジ上部に設け
られた紙置き台から印刷用紙を取り出し、紙定盤上の所
定位置に位置決めしてセットしている。
【0003】前記のような印刷用紙の紙定盤上へのセッ
トあるいは紙定盤上からの排出を移動で行う装置が特開
昭63−122539号公報及び実開平3−50429
号公報に示されている。これらの装置では、版定盤及び
紙定盤が配置されたフレーム内部に自動給紙装置あるい
は自動給排紙装置が設けられている。そして、たとえば
給紙装置では、フレーム上の一端側にキャリッジが移動
している際に、フレーム内に設けられた印刷用紙収容部
から吸着搬送装置によって印刷用紙を取り出し、紙定盤
上の所定位置に供給するようにしている。
トあるいは紙定盤上からの排出を移動で行う装置が特開
昭63−122539号公報及び実開平3−50429
号公報に示されている。これらの装置では、版定盤及び
紙定盤が配置されたフレーム内部に自動給紙装置あるい
は自動給排紙装置が設けられている。そして、たとえば
給紙装置では、フレーム上の一端側にキャリッジが移動
している際に、フレーム内に設けられた印刷用紙収容部
から吸着搬送装置によって印刷用紙を取り出し、紙定盤
上の所定位置に供給するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記両公報に示された
装置では、給紙装置あるいは給排紙装置が校正機のフレ
ーム内部に配置されている。このため、給紙装置に印刷
用紙を補充する場合、キャリッジが邪魔になって容易に
補充をすることができない。また、フレーム内部に給紙
装置あるいは給排紙装置のための駆動源が必要となり、
構造が複雑化して製造コストが高くなる。
装置では、給紙装置あるいは給排紙装置が校正機のフレ
ーム内部に配置されている。このため、給紙装置に印刷
用紙を補充する場合、キャリッジが邪魔になって容易に
補充をすることができない。また、フレーム内部に給紙
装置あるいは給排紙装置のための駆動源が必要となり、
構造が複雑化して製造コストが高くなる。
【0005】また、従来装置では、印刷用紙の給紙ある
いは給排紙のためだけにキャリッジを移動させる必要が
あり、全体の作業時間が長くなってしまう。さらに、単
色あるいは2色の校正機の場合、複数枚の印刷用紙につ
いて校正刷りを行って見当合わせや色出し等を行うよう
にしているので、これらの複数枚の印刷用紙について印
刷条件を同等にするのが望ましい。しかし、前記従来公
報の給排紙装置では、刷り上がった印刷用紙は最新のも
のから順に上に重ねられて排出され、給紙は最上位のも
のから順に行われる。このため、次の色を印刷する際
に、前回印刷された用紙の上下の順序を逆に積み直さな
ければ、ある色の印刷と次の色の印刷との間の待ち時間
が各印刷用紙毎に異なり、印刷条件を等しくすることが
できない。
いは給排紙のためだけにキャリッジを移動させる必要が
あり、全体の作業時間が長くなってしまう。さらに、単
色あるいは2色の校正機の場合、複数枚の印刷用紙につ
いて校正刷りを行って見当合わせや色出し等を行うよう
にしているので、これらの複数枚の印刷用紙について印
刷条件を同等にするのが望ましい。しかし、前記従来公
報の給排紙装置では、刷り上がった印刷用紙は最新のも
のから順に上に重ねられて排出され、給紙は最上位のも
のから順に行われる。このため、次の色を印刷する際
に、前回印刷された用紙の上下の順序を逆に積み直さな
ければ、ある色の印刷と次の色の印刷との間の待ち時間
が各印刷用紙毎に異なり、印刷条件を等しくすることが
できない。
【0006】本発明の目的は、キャリッジの移動位置に
かかわらず印刷用紙の補給を簡単に行うことができるよ
うにすることにある。本発明の別の目的は、キャリッジ
の動きを利用して給紙を行い、特に給紙のための駆動源
を不要にすることにある。本発明のさらに別の目的は、
校正刷りを行う複数枚の印刷用紙に対してそれらの印刷
条件を同等にすることにある。
かかわらず印刷用紙の補給を簡単に行うことができるよ
うにすることにある。本発明の別の目的は、キャリッジ
の動きを利用して給紙を行い、特に給紙のための駆動源
を不要にすることにある。本発明のさらに別の目的は、
校正刷りを行う複数枚の印刷用紙に対してそれらの印刷
条件を同等にすることにある。
【0007】本発明のさらに別の目的は、キャリッジの
動きを利用して給排紙を行うことができ、給排紙のため
に特別のキャリッジの動きを必要とせず全体の作業時間
を短縮することにある。
動きを利用して給排紙を行うことができ、給排紙のため
に特別のキャリッジの動きを必要とせず全体の作業時間
を短縮することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る校正機
の自動給紙装置は、刷版を配置するための版定盤と、印
刷用紙を配置するための紙定盤と、版定盤及び紙定盤の
上を移動し得るキャリッジとを有する校正機の自動給紙
装置であり、印刷用紙収容部と、供給装置とを備えてい
る。
の自動給紙装置は、刷版を配置するための版定盤と、印
刷用紙を配置するための紙定盤と、版定盤及び紙定盤の
上を移動し得るキャリッジとを有する校正機の自動給紙
装置であり、印刷用紙収容部と、供給装置とを備えてい
る。
【0009】前記印刷用紙収容部は、キャリッジに設け
られ印刷用紙を収容するためのものである。前記供給装
置は、キャリッジに設けられ印刷用紙収容部の印刷用紙
を紙定盤上に供給するための装置である。第2の発明に
係る自動給紙装置は、刷版を配置するための版定盤と、
印刷用紙を配置するための紙定盤と、版定盤及び紙定盤
の上を移動し得るキャリッジとを有する校正機の、キャ
リッジに設けられた自動給紙装置であり、印刷用紙収容
部と、取り出し装置と、位置決め装置と、搬送装置とを
備えている。前記印刷用紙収容部は、印刷用紙を収容す
るためのものである。前記取り出し装置は、印刷用紙収
容部の印刷用紙を取り出す装置である。前記位置決め装
置は、取り出し装置によって取り出された印刷用紙を位
置決めするための装置である。前記搬送装置は、キャリ
ッジが移動することによって駆動され、位置決め装置に
よって位置決めされた印刷用紙をキャリッジの移動に同
期させて紙定盤上の所定位置に搬送するための装置であ
る。
られ印刷用紙を収容するためのものである。前記供給装
置は、キャリッジに設けられ印刷用紙収容部の印刷用紙
を紙定盤上に供給するための装置である。第2の発明に
係る自動給紙装置は、刷版を配置するための版定盤と、
印刷用紙を配置するための紙定盤と、版定盤及び紙定盤
の上を移動し得るキャリッジとを有する校正機の、キャ
リッジに設けられた自動給紙装置であり、印刷用紙収容
部と、取り出し装置と、位置決め装置と、搬送装置とを
備えている。前記印刷用紙収容部は、印刷用紙を収容す
るためのものである。前記取り出し装置は、印刷用紙収
容部の印刷用紙を取り出す装置である。前記位置決め装
置は、取り出し装置によって取り出された印刷用紙を位
置決めするための装置である。前記搬送装置は、キャリ
ッジが移動することによって駆動され、位置決め装置に
よって位置決めされた印刷用紙をキャリッジの移動に同
期させて紙定盤上の所定位置に搬送するための装置であ
る。
【0010】第3の発明に係る校正機の自動給紙装置
は、前記同様の版定盤と紙定盤とキャリッジとを有する
校正機の自動給紙装置であり、キャリッジに設けられ印
刷用紙を収容するための印刷用紙収容部と、供給装置と
を備えている。前記供給装置は、キャリッジに設けら
れ、印刷用紙収容部に積載された印刷用紙を、最上位の
印刷用紙から順に表裏を反転させながら紙定盤上に供給
するための装置である。
は、前記同様の版定盤と紙定盤とキャリッジとを有する
校正機の自動給紙装置であり、キャリッジに設けられ印
刷用紙を収容するための印刷用紙収容部と、供給装置と
を備えている。前記供給装置は、キャリッジに設けら
れ、印刷用紙収容部に積載された印刷用紙を、最上位の
印刷用紙から順に表裏を反転させながら紙定盤上に供給
するための装置である。
【0011】第4の発明に係る自動給排紙装置は、前記
同様の版定盤と紙定盤とキャリッジとを有する校正機の
自動給排紙装置であり、印刷用紙を収容するための印刷
用紙収容部と、印刷用紙収容部の印刷用紙を紙定盤上に
供給するための給紙装置と、紙定盤上の印刷用紙を排出
する排紙装置とを備えており、印刷用紙収容部、給紙装
置及び排紙装置はキャリッジに配置されている。
同様の版定盤と紙定盤とキャリッジとを有する校正機の
自動給排紙装置であり、印刷用紙を収容するための印刷
用紙収容部と、印刷用紙収容部の印刷用紙を紙定盤上に
供給するための給紙装置と、紙定盤上の印刷用紙を排出
する排紙装置とを備えており、印刷用紙収容部、給紙装
置及び排紙装置はキャリッジに配置されている。
【0012】第5の発明に係る自動給排紙装置は、フレ
ームと、フレーム上に配置され刷版を載置するための版
定盤及び印刷用紙を配置するための紙定盤と、フレーム
の一端側に配置された排出用紙収容部と、フレーム上で
移動可能に配置されたキャリッジとを有する校正機の自
動給排紙装置であり、排紙装置と、給紙装置とを備えて
いる。
ームと、フレーム上に配置され刷版を載置するための版
定盤及び印刷用紙を配置するための紙定盤と、フレーム
の一端側に配置された排出用紙収容部と、フレーム上で
移動可能に配置されたキャリッジとを有する校正機の自
動給排紙装置であり、排紙装置と、給紙装置とを備えて
いる。
【0013】前記排紙装置は、キャリッジの排出用紙収
容部側に配置され、紙定盤上の印刷用紙を排出するため
の装置である。前記給紙装置は、キャリッジの排紙装置
と対向する側に配置され、紙定盤上に印刷用紙を供給す
るための装置である。
容部側に配置され、紙定盤上の印刷用紙を排出するため
の装置である。前記給紙装置は、キャリッジの排紙装置
と対向する側に配置され、紙定盤上に印刷用紙を供給す
るための装置である。
【0014】
【作用】第1の発明に係る校正機の自動給紙装置では、
印刷用紙を収容するための印刷用紙収容部がキャリッジ
に設けられており、この印刷用紙収容部の印刷用紙がキ
ャリッジに設けられた供給装置によって紙定盤上に供給
される。このように、印刷用紙収容部がキャリッジに設
けられているので、印刷用紙収容部への印刷用紙の補給
をキャリッジの移動位置にかかわらず随時行うことがで
きる。また、キャリッジが版定盤及び紙定盤の上を移動
するので、このキャリッジの動きを利用して供給装置を
駆動することが容易となり、構造の簡単化及び製造コス
トの削減の実現が容易になる。
印刷用紙を収容するための印刷用紙収容部がキャリッジ
に設けられており、この印刷用紙収容部の印刷用紙がキ
ャリッジに設けられた供給装置によって紙定盤上に供給
される。このように、印刷用紙収容部がキャリッジに設
けられているので、印刷用紙収容部への印刷用紙の補給
をキャリッジの移動位置にかかわらず随時行うことがで
きる。また、キャリッジが版定盤及び紙定盤の上を移動
するので、このキャリッジの動きを利用して供給装置を
駆動することが容易となり、構造の簡単化及び製造コス
トの削減の実現が容易になる。
【0015】第2の発明に係る自動給紙装置では、印刷
用紙収容部に収容された印刷用紙が取り出し装置によっ
て取り出され、この取り出された印刷用紙は位置決め装
置によって位置決めされる。この位置決めされた印刷用
紙は、搬送装置によって紙定盤上に搬送される。搬送装
置は、キャリッジが移動することによって駆動され、印
刷用紙をキャリッジの移動に同期させて搬送する。そし
て、これらの給紙装置はキャリッジに設けられている。
用紙収容部に収容された印刷用紙が取り出し装置によっ
て取り出され、この取り出された印刷用紙は位置決め装
置によって位置決めされる。この位置決めされた印刷用
紙は、搬送装置によって紙定盤上に搬送される。搬送装
置は、キャリッジが移動することによって駆動され、印
刷用紙をキャリッジの移動に同期させて搬送する。そし
て、これらの給紙装置はキャリッジに設けられている。
【0016】このように、キャリッジに給紙装置が設け
られており、この給紙装置内で位置決めされた用紙が紙
定盤上に搬送される。このため、キャリッジの移動位置
にかかわらず、他の動作と並行して印刷用紙の取り出し
及び位置決め処理を行わせることができ、全体の作業時
間が短縮される。第3の発明に係る校正機の自動給紙装
置では、キャリッジに設けられた印刷用紙収容部から印
刷用紙が取り出され、供給装置によって紙定盤上に供給
される。このとき、印刷用紙は、印刷用紙収容部の最上
位の印刷用紙から順に表裏を反転させながら紙定盤上に
供給される。
られており、この給紙装置内で位置決めされた用紙が紙
定盤上に搬送される。このため、キャリッジの移動位置
にかかわらず、他の動作と並行して印刷用紙の取り出し
及び位置決め処理を行わせることができ、全体の作業時
間が短縮される。第3の発明に係る校正機の自動給紙装
置では、キャリッジに設けられた印刷用紙収容部から印
刷用紙が取り出され、供給装置によって紙定盤上に供給
される。このとき、印刷用紙は、印刷用紙収容部の最上
位の印刷用紙から順に表裏を反転させながら紙定盤上に
供給される。
【0017】このため、たとえば単色用の校正機によっ
て校正刷りを行う場合、ある色について印刷された複数
枚の印刷用紙を、印刷面を下にしてそのまま印刷用紙収
容部に積載すれば、先に印刷された印刷用紙から順に紙
定盤上に供給される。したがって、複数枚の印刷用紙に
対して印刷条件、特に全体の印刷に要する時間が同等と
なり、色合わせ等を正確に行うことができる。
て校正刷りを行う場合、ある色について印刷された複数
枚の印刷用紙を、印刷面を下にしてそのまま印刷用紙収
容部に積載すれば、先に印刷された印刷用紙から順に紙
定盤上に供給される。したがって、複数枚の印刷用紙に
対して印刷条件、特に全体の印刷に要する時間が同等と
なり、色合わせ等を正確に行うことができる。
【0018】第4の発明に係る校正機の自動給排紙装置
では、印刷用紙収容部、給紙装置及び排紙装置がそれぞ
れキャリッジに設けられている。したがって、キャリッ
ジの移動を利用して給紙動作及び排紙動作を行いやすく
なる。第5の発明に係る校正機の自動給排紙装置では、
排紙装置及び給紙装置はそれぞれキャリッジに設けられ
ている。一方、フレームの一端側には排出用紙を収容す
る排出用紙収容部が設けられており、排紙装置はキャリ
ッジの排出用紙収容部側に配置されている。したがっ
て、紙定盤上の印刷済みの印刷用紙を排紙装置により保
持し、キャリッジが排出装置収容部側に移動したときこ
の排紙装置によって排出装置収容部に前記印刷用紙を排
出するようにすれば、印刷用紙を排出するための特別な
作業が不要となる。このため全体の作業時間が短縮でき
る。
では、印刷用紙収容部、給紙装置及び排紙装置がそれぞ
れキャリッジに設けられている。したがって、キャリッ
ジの移動を利用して給紙動作及び排紙動作を行いやすく
なる。第5の発明に係る校正機の自動給排紙装置では、
排紙装置及び給紙装置はそれぞれキャリッジに設けられ
ている。一方、フレームの一端側には排出用紙を収容す
る排出用紙収容部が設けられており、排紙装置はキャリ
ッジの排出用紙収容部側に配置されている。したがっ
て、紙定盤上の印刷済みの印刷用紙を排紙装置により保
持し、キャリッジが排出装置収容部側に移動したときこ
の排紙装置によって排出装置収容部に前記印刷用紙を排
出するようにすれば、印刷用紙を排出するための特別な
作業が不要となる。このため全体の作業時間が短縮でき
る。
【0019】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例が採用さ
れた校正機を示している。図において、校正機は、水平
方向に延びるフレーム1と、フレーム1上に水平方向移
動可能状態で配置されたキャリッジ2と、フレーム1の
一端(図の左端)に配置されたダンピング装置(湿し水
装置)4と、フレーム1の他端に配置された1〜4色目
固定インキローラ14a,15a,16a,17aとを
主として有している。フレーム1の中央部には、ダンピ
ング装置4から離れた方から順に紙定盤5、1色目版定
盤6、2色目版定盤7、3色目版定盤8、4色目版定盤
9が直線状に配列されている。また、ダンピング装置4
の側方には、印刷済みの印刷用紙を収容するための排出
用紙収容部3が設置されている。
れた校正機を示している。図において、校正機は、水平
方向に延びるフレーム1と、フレーム1上に水平方向移
動可能状態で配置されたキャリッジ2と、フレーム1の
一端(図の左端)に配置されたダンピング装置(湿し水
装置)4と、フレーム1の他端に配置された1〜4色目
固定インキローラ14a,15a,16a,17aとを
主として有している。フレーム1の中央部には、ダンピ
ング装置4から離れた方から順に紙定盤5、1色目版定
盤6、2色目版定盤7、3色目版定盤8、4色目版定盤
9が直線状に配列されている。また、ダンピング装置4
の側方には、印刷済みの印刷用紙を収容するための排出
用紙収容部3が設置されている。
【0020】フレーム1の上面には、図2に示すよう
に、その長手方向に沿って各定盤5〜9の両側方(以
下、この方向を幅方向とする)にガイドレール20,2
1が配置されている。またこのガイドレール20,21
のそれぞれの外側には、各ガイドレール20,21に隣
接してラック22,23が配置されている。キャリッジ
2は、図示しない駆動モータによって回転するピニオン
を有しており、このピニオンがラック22,23に噛み
合って両ガイドレール20,21上を長手方向に移動可
能となっている。
に、その長手方向に沿って各定盤5〜9の両側方(以
下、この方向を幅方向とする)にガイドレール20,2
1が配置されている。またこのガイドレール20,21
のそれぞれの外側には、各ガイドレール20,21に隣
接してラック22,23が配置されている。キャリッジ
2は、図示しない駆動モータによって回転するピニオン
を有しており、このピニオンがラック22,23に噛み
合って両ガイドレール20,21上を長手方向に移動可
能となっている。
【0021】キャリッジ2は、図1に示すように、その
内部に湿し水ローラ19と、1〜4色目インキローラ1
4,15,16,17と、1〜4色目ブラケット胴1
0,11,12,13とを有している。湿し水ローラ1
9は、キャリッジ2がフレーム1の一端(図の左端、以
下この方向を水側と記す)に移動した際にダンピング装
置4と対向当接するとともに、キャリッジ2が版定盤6
〜9上を移動する際に版定盤6〜9上にセットされた刷
版に湿し水を供給する。1〜4色目インキローラ14〜
17は、キャリッジ2がフレーム1の他端(図の右端、
以下この方向をインキ側と記す)に移動した際に固定イ
ンキローラ14a〜17aと各々対向当接するととも
に、キャリッジ2が版定盤6〜9上を移動する際に版定
盤6〜9上にセットされた刷版にインキを供給する。1
〜4色目ブラケット胴10は、キャリッジ2が版定盤6
〜9及び紙定盤5上を移動する際に、各刷版の画像を紙
定盤5上にセットされた印刷用紙上に転写する。
内部に湿し水ローラ19と、1〜4色目インキローラ1
4,15,16,17と、1〜4色目ブラケット胴1
0,11,12,13とを有している。湿し水ローラ1
9は、キャリッジ2がフレーム1の一端(図の左端、以
下この方向を水側と記す)に移動した際にダンピング装
置4と対向当接するとともに、キャリッジ2が版定盤6
〜9上を移動する際に版定盤6〜9上にセットされた刷
版に湿し水を供給する。1〜4色目インキローラ14〜
17は、キャリッジ2がフレーム1の他端(図の右端、
以下この方向をインキ側と記す)に移動した際に固定イ
ンキローラ14a〜17aと各々対向当接するととも
に、キャリッジ2が版定盤6〜9上を移動する際に版定
盤6〜9上にセットされた刷版にインキを供給する。1
〜4色目ブラケット胴10は、キャリッジ2が版定盤6
〜9及び紙定盤5上を移動する際に、各刷版の画像を紙
定盤5上にセットされた印刷用紙上に転写する。
【0022】キャリッジ2のインキ側の端部には、紙定
盤5上に印刷用紙を供給する給紙装置30が配置されて
いる。また、キャリッジ2の水側の端部には、紙定盤5
上の用紙を排出するための排紙装置31が配置されてい
る。これらの給紙装置30及び排紙装置31は、キャリ
ッジ2とともにフレーム1上図1の左右方向に移動す
る。
盤5上に印刷用紙を供給する給紙装置30が配置されて
いる。また、キャリッジ2の水側の端部には、紙定盤5
上の用紙を排出するための排紙装置31が配置されてい
る。これらの給紙装置30及び排紙装置31は、キャリ
ッジ2とともにフレーム1上図1の左右方向に移動す
る。
【0023】給紙装置30は、図1及び図3に示すよう
に、紙定盤5に供給すべき印刷用紙を収容する印刷用紙
収容部35と、印刷用紙収容部35から印刷用紙を取り
出す取り出し装置36と、取り出された印刷用紙を位置
決めするための位置決め装置37と、位置決めされた印
刷用紙をキャリッジ2の動きを利用して紙定盤5上の所
定位置に搬送する搬送装置38とを有している。なお、
この給紙装置30の上部には、補充用の印刷用紙等を収
容する補助収容部39が配置されている。
に、紙定盤5に供給すべき印刷用紙を収容する印刷用紙
収容部35と、印刷用紙収容部35から印刷用紙を取り
出す取り出し装置36と、取り出された印刷用紙を位置
決めするための位置決め装置37と、位置決めされた印
刷用紙をキャリッジ2の動きを利用して紙定盤5上の所
定位置に搬送する搬送装置38とを有している。なお、
この給紙装置30の上部には、補充用の印刷用紙等を収
容する補助収容部39が配置されている。
【0024】取り出し装置36は、印刷用紙収容部35
内の印刷用紙を吸着して取り出す吸着取り出し部40
と、取り出された印刷用紙を位置決め装置37側に送る
送り部41とを有している。吸着取り出し部40は、図
3の左側面図である図4で示すように、移動フレーム4
2を有している。移動フレーム42の両端部にはコロ4
3が回転自在に取り付けられており、給紙装置30の突
出フレーム44上端外側に取り付けられたガイドレール
45上を転動可能となっている。また、幅方向両側の突
出フレーム44上部を連結するフレーム(図示せず)に
は、そのほぼ中央部にシリンダ46(図3参照)が固定
されている。シリンダ46のプランジャ先端は、移動フ
レーム42に固定されている。また、移動フレーム42
には、図4に示すように、両側部に昇降シリンダ47が
固定されている。昇降シリンダ47の先端には印刷用紙
を吸着して持ち上げるための吸着パッド48が設けられ
ている。吸着パッド48は、図示しない排気系に接続さ
れている。
内の印刷用紙を吸着して取り出す吸着取り出し部40
と、取り出された印刷用紙を位置決め装置37側に送る
送り部41とを有している。吸着取り出し部40は、図
3の左側面図である図4で示すように、移動フレーム4
2を有している。移動フレーム42の両端部にはコロ4
3が回転自在に取り付けられており、給紙装置30の突
出フレーム44上端外側に取り付けられたガイドレール
45上を転動可能となっている。また、幅方向両側の突
出フレーム44上部を連結するフレーム(図示せず)に
は、そのほぼ中央部にシリンダ46(図3参照)が固定
されている。シリンダ46のプランジャ先端は、移動フ
レーム42に固定されている。また、移動フレーム42
には、図4に示すように、両側部に昇降シリンダ47が
固定されている。昇降シリンダ47の先端には印刷用紙
を吸着して持ち上げるための吸着パッド48が設けられ
ている。吸着パッド48は、図示しない排気系に接続さ
れている。
【0025】送り部41は、複数組のコロ及びベルトか
らなるコンベア50を有している。コンベア50の印刷
用紙収容部35側の端部上方には、送りコロ51がコン
ベア50に当接可能に配置されている。送りコロ51
は、リンク機構52を介して開閉シリンダ53に連結さ
れている。これにより、送りコロ51は、コンベア50
に当接する閉位置と、コンベア50から離れた開位置と
を取り得る。
らなるコンベア50を有している。コンベア50の印刷
用紙収容部35側の端部上方には、送りコロ51がコン
ベア50に当接可能に配置されている。送りコロ51
は、リンク機構52を介して開閉シリンダ53に連結さ
れている。これにより、送りコロ51は、コンベア50
に当接する閉位置と、コンベア50から離れた開位置と
を取り得る。
【0026】なお、印刷用紙収容部35と送り部41と
の間には、図5に拡大して示すような印刷用紙捌き用の
エアノズル54が配置されている。エアノズル54は、
横パイプ55と、この横パイプ55に連結する縦パイプ
56とを有しており、縦パイプ56の印刷用紙収容部3
5側の側壁には複数の孔56aが形成されている。横パ
イプ55には、コンプレッサー等を含むエア噴出系が接
続されており、印刷用紙取り出し時には孔56aからエ
アが噴出される。
の間には、図5に拡大して示すような印刷用紙捌き用の
エアノズル54が配置されている。エアノズル54は、
横パイプ55と、この横パイプ55に連結する縦パイプ
56とを有しており、縦パイプ56の印刷用紙収容部3
5側の側壁には複数の孔56aが形成されている。横パ
イプ55には、コンプレッサー等を含むエア噴出系が接
続されており、印刷用紙取り出し時には孔56aからエ
アが噴出される。
【0027】また、送り部41の下方には、図4に示す
ように、2枚送り検知センサ57が配置されている。こ
の検知センサ57は、超音波によって印刷用紙が2枚同
時に送られたことを検出するものであり、この検出結果
によって印刷用紙の送りが停止されるようになってい
る。位置決め装置37は、図3に示すように、横方向の
位置決めを行うための横位置決め装置60と、搬送方向
の仮位置決めを行うための前ストッパー61とを有して
いる。横位置決め装置60は、幅方向に延びて設けられ
たガイドロッド62に沿って移動する移動ブロック63
を有している。この移動ブロック63は、ガイドロッド
62と平行に配置されたボールねじ64に螺合してい
る。ボールねじ64は、図6に示すように、給紙装置3
0の側フレーム65aの外側に固定された横送りモータ
66と、この横送りモータ66に連結された歯車列67
とによって回転させられるようになっている。なお図6
は、図3の一部平面図である。一方、給紙装置30の幅
方向両側の側フレーム65a,65bの間には横フレー
ム68が配置されている。横フレーム68には、側フレ
ーム65b側からほぼ中央部までガイド溝68aが形成
されている。そして、このガイド溝68aには、移動ブ
ロック63に固定されたローラ装置69が係止してお
り、ローラ装置69はガイド溝68aに沿って幅方向に
移動する。したがって、取り出し装置36の送り部41
によって送られてきた印刷用紙は、側フレーム65a側
に幅寄せされて横方向の位置決めがなされる。
ように、2枚送り検知センサ57が配置されている。こ
の検知センサ57は、超音波によって印刷用紙が2枚同
時に送られたことを検出するものであり、この検出結果
によって印刷用紙の送りが停止されるようになってい
る。位置決め装置37は、図3に示すように、横方向の
位置決めを行うための横位置決め装置60と、搬送方向
の仮位置決めを行うための前ストッパー61とを有して
いる。横位置決め装置60は、幅方向に延びて設けられ
たガイドロッド62に沿って移動する移動ブロック63
を有している。この移動ブロック63は、ガイドロッド
62と平行に配置されたボールねじ64に螺合してい
る。ボールねじ64は、図6に示すように、給紙装置3
0の側フレーム65aの外側に固定された横送りモータ
66と、この横送りモータ66に連結された歯車列67
とによって回転させられるようになっている。なお図6
は、図3の一部平面図である。一方、給紙装置30の幅
方向両側の側フレーム65a,65bの間には横フレー
ム68が配置されている。横フレーム68には、側フレ
ーム65b側からほぼ中央部までガイド溝68aが形成
されている。そして、このガイド溝68aには、移動ブ
ロック63に固定されたローラ装置69が係止してお
り、ローラ装置69はガイド溝68aに沿って幅方向に
移動する。したがって、取り出し装置36の送り部41
によって送られてきた印刷用紙は、側フレーム65a側
に幅寄せされて横方向の位置決めがなされる。
【0028】横送り装置60と前ストッパー61との間
には、印刷用紙をガイドするための水平ガイド板70
と、水平ガイド板70上方に設けられた傾斜ガイド板7
1とが配置されている。傾斜ガイド板71は、印刷用紙
先端を前ストッパー61に導くためのものである。前ス
トッパー61は、幅方向に設けられた回動軸72に固定
されている。回動軸72は、図示しないソレノイドによ
って回動されるようになっており、これにより前ストッ
パー61は、図3で示すように印刷用紙の送りを停止す
る仮位置決め姿勢と、印刷用紙の送りを許す姿勢とを取
り得る。
には、印刷用紙をガイドするための水平ガイド板70
と、水平ガイド板70上方に設けられた傾斜ガイド板7
1とが配置されている。傾斜ガイド板71は、印刷用紙
先端を前ストッパー61に導くためのものである。前ス
トッパー61は、幅方向に設けられた回動軸72に固定
されている。回動軸72は、図示しないソレノイドによ
って回動されるようになっており、これにより前ストッ
パー61は、図3で示すように印刷用紙の送りを停止す
る仮位置決め姿勢と、印刷用紙の送りを許す姿勢とを取
り得る。
【0029】次に搬送装置38について説明する。図3
に示すように、搬送装置38は、回転ドラム部75と、
回転ドラム部75を駆動するための駆動部76と、回転
ドラム部75を昇降させるための昇降駆動部77とを有
している。回転ドラム部75は、図3及び図7に示すよ
うに、ドラム軸80と、このドラム軸80に一端が固定
され、他端が半径方向に延びる複数のドラム腕81とを
有している。ドラム軸80の両端部にはドラム車輪82
が固定されている。ドラム車輪82は、キャリッジ2の
移動をガイドするガイドレール20,21上に当接可能
であり、ガイドレール20,21と同じ幅を有してい
る。ここで、ドラム軸82の幅がガイドレール20,2
1と等しく設定されているため、長期の使用によってい
ずれか一方が磨耗しても、一方側に、磨耗による溝が形
成されることはない。また、ドラム軸80の一端には、
駆動部76を構成するドラムギヤ103が固定されてい
る。ドラム腕81の外周端には、印刷用紙を把持するた
めの台座83が連結されている。台座83には、ワイヤ
状の部材によって形成された複数のペーパガイド89の
一端が固定されている。ペーパガイド89はほぼ3/4
円周にわたってリング状に形成されており、他端は自由
端になっている。
に示すように、搬送装置38は、回転ドラム部75と、
回転ドラム部75を駆動するための駆動部76と、回転
ドラム部75を昇降させるための昇降駆動部77とを有
している。回転ドラム部75は、図3及び図7に示すよ
うに、ドラム軸80と、このドラム軸80に一端が固定
され、他端が半径方向に延びる複数のドラム腕81とを
有している。ドラム軸80の両端部にはドラム車輪82
が固定されている。ドラム車輪82は、キャリッジ2の
移動をガイドするガイドレール20,21上に当接可能
であり、ガイドレール20,21と同じ幅を有してい
る。ここで、ドラム軸82の幅がガイドレール20,2
1と等しく設定されているため、長期の使用によってい
ずれか一方が磨耗しても、一方側に、磨耗による溝が形
成されることはない。また、ドラム軸80の一端には、
駆動部76を構成するドラムギヤ103が固定されてい
る。ドラム腕81の外周端には、印刷用紙を把持するた
めの台座83が連結されている。台座83には、ワイヤ
状の部材によって形成された複数のペーパガイド89の
一端が固定されている。ペーパガイド89はほぼ3/4
円周にわたってリング状に形成されており、他端は自由
端になっている。
【0030】昇降駆動部77は、ドラム軸80の両端を
回転自在に支持する1対の回動アーム85と、この回動
アーム85を回動させるためのシリンダ87とを有して
いる。回動アーム85の基端は支点軸86に回動自在に
支持されており、先端にシリンダ87のプランジャ先端
が連結されている。シリンダ87は給紙装置30の本体
フレーム88に固定されている。このような構成によ
り、回転ドラム部75は、支点軸86を中心に所定の角
度範囲で回動する。このため、ドラム車輪82は、ガイ
ドレール20,21と当接する位置と、ガイドレール2
0,21から上方に離れた位置とを取り得る。
回転自在に支持する1対の回動アーム85と、この回動
アーム85を回動させるためのシリンダ87とを有して
いる。回動アーム85の基端は支点軸86に回動自在に
支持されており、先端にシリンダ87のプランジャ先端
が連結されている。シリンダ87は給紙装置30の本体
フレーム88に固定されている。このような構成によ
り、回転ドラム部75は、支点軸86を中心に所定の角
度範囲で回動する。このため、ドラム車輪82は、ガイ
ドレール20,21と当接する位置と、ガイドレール2
0,21から上方に離れた位置とを取り得る。
【0031】駆動部76は、フレーム1上面のラック2
2,23に噛み合うピニオン100と、このピニオン1
00に噛み合う第1中間ギア101と、この第1中間ギ
ア101と同軸上に配置されかつ第1中間ギア101と
同回転する第2中間ギア102と、この第2中間ギア1
02と噛み合うドラムギア103とから構成されてい
る。ドラムギア103は、前述したように、ドラム軸8
0の一端側に固定されている。ピニオン100、第1及
び第2中間ギア101,102は、それぞれ給紙装置3
1の本体フレーム88に回転自在に支持されている。こ
のような構成により、キャリッジ2が移動することによ
り、ピニオン100、第1及び第2中間ギア101,1
02及びドラムギア103を介して回転ドラム部75が
回転するようになっている。なお、昇降駆動部77によ
ってドラムギア103が昇降するが、ドラムギア103
と噛み合う第2中間ギア102は支点軸86と同心であ
り、かつドラムギア103は支点軸86を中心に回動し
ながら昇降するので、両ギア102,103は常時噛み
合っている。
2,23に噛み合うピニオン100と、このピニオン1
00に噛み合う第1中間ギア101と、この第1中間ギ
ア101と同軸上に配置されかつ第1中間ギア101と
同回転する第2中間ギア102と、この第2中間ギア1
02と噛み合うドラムギア103とから構成されてい
る。ドラムギア103は、前述したように、ドラム軸8
0の一端側に固定されている。ピニオン100、第1及
び第2中間ギア101,102は、それぞれ給紙装置3
1の本体フレーム88に回転自在に支持されている。こ
のような構成により、キャリッジ2が移動することによ
り、ピニオン100、第1及び第2中間ギア101,1
02及びドラムギア103を介して回転ドラム部75が
回転するようになっている。なお、昇降駆動部77によ
ってドラムギア103が昇降するが、ドラムギア103
と噛み合う第2中間ギア102は支点軸86と同心であ
り、かつドラムギア103は支点軸86を中心に回動し
ながら昇降するので、両ギア102,103は常時噛み
合っている。
【0032】搬送装置38のドラム回転部75には、位
置決め機構37から送られてきた用紙を把持し、これを
紙定盤5上に配置するための用紙把持機構110(図8
参照)が配置されている。用紙把持機構110は、図7
及び図8に示すように、ドラム軸80と平行に配置され
た回動軸112を有している。回動軸112には、複数
の支持ブロック113が固定されている。支持ブロック
113の先端には把持爪114が固定されており、この
把持爪114は台座83との間で印刷用紙を把持可能で
ある。また回動軸112には、把持爪114と逆方向に
延びる回動部材115が固定されている。この回動部材
115の後端にはカムフォロワ116が回転自在に取り
付けられている。
置決め機構37から送られてきた用紙を把持し、これを
紙定盤5上に配置するための用紙把持機構110(図8
参照)が配置されている。用紙把持機構110は、図7
及び図8に示すように、ドラム軸80と平行に配置され
た回動軸112を有している。回動軸112には、複数
の支持ブロック113が固定されている。支持ブロック
113の先端には把持爪114が固定されており、この
把持爪114は台座83との間で印刷用紙を把持可能で
ある。また回動軸112には、把持爪114と逆方向に
延びる回動部材115が固定されている。この回動部材
115の後端にはカムフォロワ116が回転自在に取り
付けられている。
【0033】なお、図8に示すように、台座83に密着
して、印刷用紙先端に当接して印刷用紙の進行方向の位
置決めを行うための位置決め部材117がドラム腕81
の外周側先端に設けられている。図7及び図10に示す
ように、回転ドラム部75の最上部近傍には、用紙把持
機構110のカムフォロワ116が当接するカム120
が設けられている。カム120は、その下面に、水平カ
ム面120aと、傾斜カム面120bとを有しており、
これらのカム面120a,120bにカムフォロワ11
6が当接し、回動軸112が回動することによて把持爪
114が開閉するようになっている。なお、カムフォロ
ワ116が取り付けられた回動部材115は、バネ等の
付勢部材によって図8において反時計方向に付勢されて
おり、通常は把持爪114は台座83に密着した閉状態
となっている。またカム120は、図7に示すように給
紙装置本体フレーム88に固定されたスライドガイド1
21に沿ってスライド自在となっている。そして、カム
120にはシリンダ122のプランジャが連結されてお
り、図10の実線で示す位置と、一点鎖線で示す位置と
を取り得る。
して、印刷用紙先端に当接して印刷用紙の進行方向の位
置決めを行うための位置決め部材117がドラム腕81
の外周側先端に設けられている。図7及び図10に示す
ように、回転ドラム部75の最上部近傍には、用紙把持
機構110のカムフォロワ116が当接するカム120
が設けられている。カム120は、その下面に、水平カ
ム面120aと、傾斜カム面120bとを有しており、
これらのカム面120a,120bにカムフォロワ11
6が当接し、回動軸112が回動することによて把持爪
114が開閉するようになっている。なお、カムフォロ
ワ116が取り付けられた回動部材115は、バネ等の
付勢部材によって図8において反時計方向に付勢されて
おり、通常は把持爪114は台座83に密着した閉状態
となっている。またカム120は、図7に示すように給
紙装置本体フレーム88に固定されたスライドガイド1
21に沿ってスライド自在となっている。そして、カム
120にはシリンダ122のプランジャが連結されてお
り、図10の実線で示す位置と、一点鎖線で示す位置と
を取り得る。
【0034】一方、図7、図9及び図10に示すよう
に、回転ドラム部75の下方近傍には、用紙の把持を解
除するためのカム125が配置されている。カム125
は、傾斜するカム面125aを有しており、ドラム軸8
0が図10において時計方向に回転し、回動部材115
が下方にきたとき、カムフォロワ116がカム面125
aに当接して把持爪114が台座83から離れるように
なっている。なお、カム125は、図7に示すように、
給紙装置本体フレーム88に支持部材126を介して固
定されている。
に、回転ドラム部75の下方近傍には、用紙の把持を解
除するためのカム125が配置されている。カム125
は、傾斜するカム面125aを有しており、ドラム軸8
0が図10において時計方向に回転し、回動部材115
が下方にきたとき、カムフォロワ116がカム面125
aに当接して把持爪114が台座83から離れるように
なっている。なお、カム125は、図7に示すように、
給紙装置本体フレーム88に支持部材126を介して固
定されている。
【0035】次に、紙定盤5上で用紙を把持するための
フレーム側用紙把持機構130を図11及び図12に示
す。このフレーム側用紙把持機構130は、用紙把持部
材131と、リンク機構132と、リンク機構132の
作動を補助するためのシリンダ133とを有している。
またこの機構130は、キャリッジ2側に設けられキャ
リッジ2とともに移動するカム134により作動させら
れる。
フレーム側用紙把持機構130を図11及び図12に示
す。このフレーム側用紙把持機構130は、用紙把持部
材131と、リンク機構132と、リンク機構132の
作動を補助するためのシリンダ133とを有している。
またこの機構130は、キャリッジ2側に設けられキャ
リッジ2とともに移動するカム134により作動させら
れる。
【0036】用紙把持部材131は回動軸135に固定
されており、回動軸135に沿って軸方向に複数個設け
られている。用紙把持部材131の上部において紙定盤
5側には、紙定盤5上に載置された用紙を上方から押さ
える把持爪136が固定されている。回動軸135に
は、これと一体的に回動する回動部材137の下部が固
定されている。リンク機構132は、一端が回動部材1
37の上部に回動自在に連結された第1リンク部材13
8と、この第1リンク部材138の他端にピン139に
より回動自在に連結された第2リンク部材140と、第
1リンク部材138及び第2リンク部材140の連結部
のピン139に回転自在に装着されたカムフォロワ14
1とを有している。カムフォロワ141は、キャリッジ
2が移動してきたときにカム134の下面134aに当
接するようになっている。このリンク機構132におい
ては、カム134のカム面134aがカムフォロワ14
1に当接したとき、カムフォロワ141が下方に押さ
れ、両リンク部材138,140がほぼ水平状態となっ
て死点位置となる。第2リンク部材140には補助リン
ク部材142の一端が連結されており、この補助リンク
部材142の他端にはシリンダ133のプランジャ先端
が連結されている。この補助リンク部材142及びシリ
ンダ133は、リンク機構132の死点位置を維持する
とともに、把持を解除するためのものである。
されており、回動軸135に沿って軸方向に複数個設け
られている。用紙把持部材131の上部において紙定盤
5側には、紙定盤5上に載置された用紙を上方から押さ
える把持爪136が固定されている。回動軸135に
は、これと一体的に回動する回動部材137の下部が固
定されている。リンク機構132は、一端が回動部材1
37の上部に回動自在に連結された第1リンク部材13
8と、この第1リンク部材138の他端にピン139に
より回動自在に連結された第2リンク部材140と、第
1リンク部材138及び第2リンク部材140の連結部
のピン139に回転自在に装着されたカムフォロワ14
1とを有している。カムフォロワ141は、キャリッジ
2が移動してきたときにカム134の下面134aに当
接するようになっている。このリンク機構132におい
ては、カム134のカム面134aがカムフォロワ14
1に当接したとき、カムフォロワ141が下方に押さ
れ、両リンク部材138,140がほぼ水平状態となっ
て死点位置となる。第2リンク部材140には補助リン
ク部材142の一端が連結されており、この補助リンク
部材142の他端にはシリンダ133のプランジャ先端
が連結されている。この補助リンク部材142及びシリ
ンダ133は、リンク機構132の死点位置を維持する
とともに、把持を解除するためのものである。
【0037】次に、図13及び図14により排紙装置3
1について説明する。排紙装置31は、キャリッジ2の
水側の端部に1対のブラケット150を介して装着され
ている。この排紙装置31は、図1の一点鎖線で示すよ
うに、キャリッジ2が水側に移動して湿し水ローラ19
がダンピング装置4に対向当接する状態では、排出用紙
収容部3の上方に対向するように配置されている。両端
のブラケット150は支持軸151を支持している。支
持軸151には、幅方向両端部に下方に延びる1対の連
結部材152が回動自在に配置されている。この1対の
連結部材152のそれぞれの下端には、水平方向に延び
る水平フレーム153が固定されており、これらの水平
フレーム153を連結するように前後の横フレーム15
4が設けられている。さらに水平フレーム153の上部
には、横フレーム154と平行に1対のシリンダ取り付
けフレーム155が固定されている。
1について説明する。排紙装置31は、キャリッジ2の
水側の端部に1対のブラケット150を介して装着され
ている。この排紙装置31は、図1の一点鎖線で示すよ
うに、キャリッジ2が水側に移動して湿し水ローラ19
がダンピング装置4に対向当接する状態では、排出用紙
収容部3の上方に対向するように配置されている。両端
のブラケット150は支持軸151を支持している。支
持軸151には、幅方向両端部に下方に延びる1対の連
結部材152が回動自在に配置されている。この1対の
連結部材152のそれぞれの下端には、水平方向に延び
る水平フレーム153が固定されており、これらの水平
フレーム153を連結するように前後の横フレーム15
4が設けられている。さらに水平フレーム153の上部
には、横フレーム154と平行に1対のシリンダ取り付
けフレーム155が固定されている。
【0038】シリンダ取り付けフレーム155には、取
り付け部材を介して複数の昇降用シリンダ162が鉛直
方向に取り付けられている。シリンダ162のプランジ
ャ先端には、昇降フレーム157,158が固定されて
おり、シリンダ162の作動によって昇降するようにな
っている。そして、昇降フレーム157,158には、
紙定盤5上の印刷用紙を吸着するための複数の吸着パッ
ド156が設けられている。また、両側の水平フレーム
153の水側先端部には、脚部材159が下方に延びて
配置されている。脚部材159の下端には、ガイドコロ
160が回転自在に装着されており、フレーム1側に設
けられたガイド部材161上を走行するようになってい
る。
り付け部材を介して複数の昇降用シリンダ162が鉛直
方向に取り付けられている。シリンダ162のプランジ
ャ先端には、昇降フレーム157,158が固定されて
おり、シリンダ162の作動によって昇降するようにな
っている。そして、昇降フレーム157,158には、
紙定盤5上の印刷用紙を吸着するための複数の吸着パッ
ド156が設けられている。また、両側の水平フレーム
153の水側先端部には、脚部材159が下方に延びて
配置されている。脚部材159の下端には、ガイドコロ
160が回転自在に装着されており、フレーム1側に設
けられたガイド部材161上を走行するようになってい
る。
【0039】なお、排紙装置31は、その全体を支持軸
151を中心に、図13の二点鎖線で示すように、18
0°上方に回転させて退避姿勢とすることが可能であ
る。次に動作について説明する。本実施例のような校正
機によって校正刷りを行う場合は、まず版定盤6〜9の
それぞれに各色の刷版を装着する。そして、キャリッジ
2をフレーム1上で往復走行させながら、印刷用紙を紙
定盤5上に供給したり、あるいは印刷を行う。
151を中心に、図13の二点鎖線で示すように、18
0°上方に回転させて退避姿勢とすることが可能であ
る。次に動作について説明する。本実施例のような校正
機によって校正刷りを行う場合は、まず版定盤6〜9の
それぞれに各色の刷版を装着する。そして、キャリッジ
2をフレーム1上で往復走行させながら、印刷用紙を紙
定盤5上に供給したり、あるいは印刷を行う。
【0040】すなわち、キャリッジ2がインキ側の端部
に位置している際、各インキローラ14〜17に固定イ
ンキローラ14a〜17aから油性インキが供給され
る。そして、キャリッジ2が水側に移動する際に、湿し
水ローラ19が各版定盤6〜9上の刷版の版面に回転し
ながら接触し、親水性を有する非画像領域に湿し水を付
与する。次に各インキローラ14〜17が各刷版の版面
に回転しながら接触し、親油性を有する画像領域にイン
キを付与した後、水側端に到達する。このキャリッジ2
がインキ側端部から水側端部に移動する間に、印刷用紙
収容部35からの印刷用紙の取り出しが行われる。ここ
で、必要ならばダンピング装置4から湿し水ローラ19
に湿し水が供給される。
に位置している際、各インキローラ14〜17に固定イ
ンキローラ14a〜17aから油性インキが供給され
る。そして、キャリッジ2が水側に移動する際に、湿し
水ローラ19が各版定盤6〜9上の刷版の版面に回転し
ながら接触し、親水性を有する非画像領域に湿し水を付
与する。次に各インキローラ14〜17が各刷版の版面
に回転しながら接触し、親油性を有する画像領域にイン
キを付与した後、水側端に到達する。このキャリッジ2
がインキ側端部から水側端部に移動する間に、印刷用紙
収容部35からの印刷用紙の取り出しが行われる。ここ
で、必要ならばダンピング装置4から湿し水ローラ19
に湿し水が供給される。
【0041】次に、キャリッジ2はインキ側端部に向か
って移動し、再度各インキローラ14〜17が各刷版の
版面に回転しながら接触して親油性を有する画像部にイ
ンキを付与する。そして、ブランケット胴10〜13が
対応する各刷版の版面に回転しながら接触することによ
り、刷版面に付与されたインキがブランケット胴10〜
13の外周面に転写される。その後、再び湿し水ローラ
19が刷版の版面に回転しながら接触し、非画像領域に
湿し水を付与する。
って移動し、再度各インキローラ14〜17が各刷版の
版面に回転しながら接触して親油性を有する画像部にイ
ンキを付与する。そして、ブランケット胴10〜13が
対応する各刷版の版面に回転しながら接触することによ
り、刷版面に付与されたインキがブランケット胴10〜
13の外周面に転写される。その後、再び湿し水ローラ
19が刷版の版面に回転しながら接触し、非画像領域に
湿し水を付与する。
【0042】一方、この間に、給紙装置30によって紙
定盤5上に印刷用紙が供給されるとともに所定位置にセ
ットされ、紙定盤側用紙把持機構130によって固定さ
れる。この印刷用紙上に、各ブランケット胴10〜13
が回転しながら接触し、各ブランケット胴10〜13の
インキが印刷用紙上に転写されてオフセット印刷が行わ
れる。
定盤5上に印刷用紙が供給されるとともに所定位置にセ
ットされ、紙定盤側用紙把持機構130によって固定さ
れる。この印刷用紙上に、各ブランケット胴10〜13
が回転しながら接触し、各ブランケット胴10〜13の
インキが印刷用紙上に転写されてオフセット印刷が行わ
れる。
【0043】前記印刷用紙取り出し動作を詳細に説明す
る。用紙を取り出す場合は、まずシリンダ46のプラン
ジャを突出させる。これにより昇降シリンダ47が印刷
用紙収容部35の上方位置にくる。そして、昇降シリン
ダ47を駆動して吸着パッド48を下降させて印刷用紙
を吸着する。このとき、エアノズル54により印刷用紙
端部にエアを噴き付け、積載された用紙を分離させる。
これにより、印刷用紙の2枚取りが防止される。
る。用紙を取り出す場合は、まずシリンダ46のプラン
ジャを突出させる。これにより昇降シリンダ47が印刷
用紙収容部35の上方位置にくる。そして、昇降シリン
ダ47を駆動して吸着パッド48を下降させて印刷用紙
を吸着する。このとき、エアノズル54により印刷用紙
端部にエアを噴き付け、積載された用紙を分離させる。
これにより、印刷用紙の2枚取りが防止される。
【0044】用紙を吸着した後、昇降シリンダ47を上
昇させ、さらにシリンダ46のプランジャを後退させ
る。このとき、送りローラ51はコンベア50のローラ
から離れて開いている。シリンダ46のプランジャが後
退することにより、印刷用紙はコンベア50と送りロー
ラ51との間に挿入される。この状態で開閉シリンダ5
3のプランジャを後退させると、リンク機構52を介し
て送りローラ51がコンベア50に圧接し、印刷用紙を
挟持する。そして、コンベア50を回転させると、印刷
用紙は位置決め機構37側に搬送される。ここで、印刷
用紙が検知センサ57上方を通過するとき、印刷用紙が
2枚以上であるか否かが検出される。印刷用紙が2枚以
上であると検出された場合は、印刷用紙の搬送は停止さ
れる。印刷用紙が1枚の場合にはそのままコンベア50
によって搬送され、横位置決め装置60を通過して前ス
トッパー61に当接する。
昇させ、さらにシリンダ46のプランジャを後退させ
る。このとき、送りローラ51はコンベア50のローラ
から離れて開いている。シリンダ46のプランジャが後
退することにより、印刷用紙はコンベア50と送りロー
ラ51との間に挿入される。この状態で開閉シリンダ5
3のプランジャを後退させると、リンク機構52を介し
て送りローラ51がコンベア50に圧接し、印刷用紙を
挟持する。そして、コンベア50を回転させると、印刷
用紙は位置決め機構37側に搬送される。ここで、印刷
用紙が検知センサ57上方を通過するとき、印刷用紙が
2枚以上であるか否かが検出される。印刷用紙が2枚以
上であると検出された場合は、印刷用紙の搬送は停止さ
れる。印刷用紙が1枚の場合にはそのままコンベア50
によって搬送され、横位置決め装置60を通過して前ス
トッパー61に当接する。
【0045】ここで、キャリッジ2が移動する場合は、
給紙装置30の回転ドラム部75は駆動部76によって
回転する。すなわち、フレーム1のラック22,23に
ピニオン100が噛み合っており、このピニオン100
の回転によって第1及び第2中間ギア101,102が
回転し、第2中間ギア102と噛み合うドラムギア10
3が回転する。ドラムギア103の回転によりドラム軸
80が回転する。そして、キャリッジ2が水側の停止位
置にきたとき、搬送装置38の回転ドラム部75は、図
3に示すように、ドラム腕81が最上部に位置してい
る。このとき、用紙把持機構110のカムフォロワ11
6がカム120の水平カム面120aに当接し、用紙把
持爪114は開状態となる。また、印刷用紙の把持を解
除する場合以外は、昇降シリンダ87のプランジャは突
出しており、回転ドラム部75はフレーム1から離れて
いる。
給紙装置30の回転ドラム部75は駆動部76によって
回転する。すなわち、フレーム1のラック22,23に
ピニオン100が噛み合っており、このピニオン100
の回転によって第1及び第2中間ギア101,102が
回転し、第2中間ギア102と噛み合うドラムギア10
3が回転する。ドラムギア103の回転によりドラム軸
80が回転する。そして、キャリッジ2が水側の停止位
置にきたとき、搬送装置38の回転ドラム部75は、図
3に示すように、ドラム腕81が最上部に位置してい
る。このとき、用紙把持機構110のカムフォロワ11
6がカム120の水平カム面120aに当接し、用紙把
持爪114は開状態となる。また、印刷用紙の把持を解
除する場合以外は、昇降シリンダ87のプランジャは突
出しており、回転ドラム部75はフレーム1から離れて
いる。
【0046】次に、キャリッジ2が水側停止位置で停止
している際に、位置決め動作がなされる。すなわち、キ
ャリッジ2が水側の停止位置で停止すると、前ストッパ
ー61は図示しないソレノイドによって回動し、印刷用
紙の通過を許容する姿勢となる。これにより、印刷用紙
はコンベア50によりさらに搬送装置38側に搬送さ
れ、ドラム腕81上端の位置決め部材117に当接して
搬送方向の位置決めがなされる。さらに、この状態で横
送りモータ66が印刷用紙の幅に応じて回転し、横位置
決め装置60のローラ装置69がガイド溝68aに沿っ
て横方向に移動する。これにより、印刷用紙は側フレー
ム65aに当接し、横方向の位置決めが行われる。
している際に、位置決め動作がなされる。すなわち、キ
ャリッジ2が水側の停止位置で停止すると、前ストッパ
ー61は図示しないソレノイドによって回動し、印刷用
紙の通過を許容する姿勢となる。これにより、印刷用紙
はコンベア50によりさらに搬送装置38側に搬送さ
れ、ドラム腕81上端の位置決め部材117に当接して
搬送方向の位置決めがなされる。さらに、この状態で横
送りモータ66が印刷用紙の幅に応じて回転し、横位置
決め装置60のローラ装置69がガイド溝68aに沿っ
て横方向に移動する。これにより、印刷用紙は側フレー
ム65aに当接し、横方向の位置決めが行われる。
【0047】これらの位置決めが完了すると、用紙把持
機構110を構成するシリンダ122が作動され、カム
120が突出する。これにより、図10に示すように、
水平カム面120aによってその動きが規制されていた
カムフォロワ116は、バネにより傾斜カム面120b
に沿って上昇する。すると、回動軸112が図8におい
て反時計方向に回動し、用紙把持爪114が台座83側
に回動して両者83,114間に印刷用紙が把持され
る。
機構110を構成するシリンダ122が作動され、カム
120が突出する。これにより、図10に示すように、
水平カム面120aによってその動きが規制されていた
カムフォロワ116は、バネにより傾斜カム面120b
に沿って上昇する。すると、回動軸112が図8におい
て反時計方向に回動し、用紙把持爪114が台座83側
に回動して両者83,114間に印刷用紙が把持され
る。
【0048】次に、キャリッジ2のインキ側への移動に
伴って、印刷用紙の搬送動作及び紙定盤5への引き渡し
動作が行われる。すなわち、印刷用紙の把持が完了すれ
ば、キャリッジ2はインキ側に移動する。このキャリッ
ジ2の移動に伴って、駆動部76により回転ドラム部7
5が回転する。すなわち、ドラム腕81、台座83及び
用紙把持装置110は図3において時計方向に回転す
る。ここで、ドラム腕81及び用紙把持機構110が回
転して紙定盤側用紙把持機構130近傍に移動してくる
と、昇降シリンダ87のプランジャが後退する。する
と、回動アーム85は支点軸86を中心に、図3におい
て時計方向に回転し、回転ドラム部75は下降する。こ
れにより、ドラム車輪82がガイドレール20,21上
に当接する。この状態では、用紙把持機構110と紙定
盤5側の用紙把持機構130との位置関係が常に一定に
保たれる。
伴って、印刷用紙の搬送動作及び紙定盤5への引き渡し
動作が行われる。すなわち、印刷用紙の把持が完了すれ
ば、キャリッジ2はインキ側に移動する。このキャリッ
ジ2の移動に伴って、駆動部76により回転ドラム部7
5が回転する。すなわち、ドラム腕81、台座83及び
用紙把持装置110は図3において時計方向に回転す
る。ここで、ドラム腕81及び用紙把持機構110が回
転して紙定盤側用紙把持機構130近傍に移動してくる
と、昇降シリンダ87のプランジャが後退する。する
と、回動アーム85は支点軸86を中心に、図3におい
て時計方向に回転し、回転ドラム部75は下降する。こ
れにより、ドラム車輪82がガイドレール20,21上
に当接する。この状態では、用紙把持機構110と紙定
盤5側の用紙把持機構130との位置関係が常に一定に
保たれる。
【0049】そしてさらにキャリッジ2がインキ側に移
動し、用紙把持機構110が紙定盤5への印刷用紙引き
渡し位置にくると、用紙把持機構110のカムフォロワ
116がカム125のカム面125aに当接する。これ
により、図9において、回動軸112が時計方向に回動
し、把持爪114は台座83から離れる。このようにし
て用紙の把持が解除される。またこれと同時に、キャリ
ッジ2とともに移動するカム134のカム面134aが
紙定盤側用紙把持機構130のカムフォロワ141に当
接して下方に押し、リンク部材140及び138がほぼ
水平状態になる。これにより、回動軸135が図12に
おいて時計方向に回動し、用紙把持部材131が紙定盤
5上の印刷用紙を把持する。この後、シリンダ133の
プランジャを後退させて、リンク部材140及び138
の水平状態を維持させる。
動し、用紙把持機構110が紙定盤5への印刷用紙引き
渡し位置にくると、用紙把持機構110のカムフォロワ
116がカム125のカム面125aに当接する。これ
により、図9において、回動軸112が時計方向に回動
し、把持爪114は台座83から離れる。このようにし
て用紙の把持が解除される。またこれと同時に、キャリ
ッジ2とともに移動するカム134のカム面134aが
紙定盤側用紙把持機構130のカムフォロワ141に当
接して下方に押し、リンク部材140及び138がほぼ
水平状態になる。これにより、回動軸135が図12に
おいて時計方向に回動し、用紙把持部材131が紙定盤
5上の印刷用紙を把持する。この後、シリンダ133の
プランジャを後退させて、リンク部材140及び138
の水平状態を維持させる。
【0050】このようにして、キャリッジ2の往復走行
に伴って印刷用紙収容部35から印刷用紙が取り出さ
れ、位置決め装置37によって位置決めされ、さらに搬
送装置38によって紙定盤5上に搬送される。次に、次
の印刷用紙に対して校正刷りを行うためにキャリッジ2
は再度ダンピング装置4側に移動する。このとき、紙定
盤5上の印刷済みの用紙を排紙装置31によって排出す
る動作と、次の印刷用紙を給紙する動作とを並行して行
う。給紙動作は前述の動作と同様である。以下に、排紙
動作を説明する。
に伴って印刷用紙収容部35から印刷用紙が取り出さ
れ、位置決め装置37によって位置決めされ、さらに搬
送装置38によって紙定盤5上に搬送される。次に、次
の印刷用紙に対して校正刷りを行うためにキャリッジ2
は再度ダンピング装置4側に移動する。このとき、紙定
盤5上の印刷済みの用紙を排紙装置31によって排出す
る動作と、次の印刷用紙を給紙する動作とを並行して行
う。給紙動作は前述の動作と同様である。以下に、排紙
動作を説明する。
【0051】まず、図13に示すように、紙定盤5上に
排紙装置31が位置する状態で、昇降シリンダ162を
作動させ、昇降フレーム157,158を下降させる。
そして、吸着パッド156によって紙定盤5上の印刷済
の用紙を吸着する。次に、シリンダ133のプランジャ
を突出させ、リンク機構132を介して用紙把持部材1
31を開いて用紙の把持を解除する。そして、まず水側
のシリンダ162を作動させて先に昇降フレーム157
を上昇させる。その後、タイミングをずらせてインキ側
のシリンダ162を作動させ、昇降フレーム158を上
昇させる。これにより、水側及びインキ側のシリンダを
同時に作動させて印刷用紙を持ち上げる場合に比較し
て、容易に印刷済の用紙を紙定盤5上から持ち上げるこ
とができる。
排紙装置31が位置する状態で、昇降シリンダ162を
作動させ、昇降フレーム157,158を下降させる。
そして、吸着パッド156によって紙定盤5上の印刷済
の用紙を吸着する。次に、シリンダ133のプランジャ
を突出させ、リンク機構132を介して用紙把持部材1
31を開いて用紙の把持を解除する。そして、まず水側
のシリンダ162を作動させて先に昇降フレーム157
を上昇させる。その後、タイミングをずらせてインキ側
のシリンダ162を作動させ、昇降フレーム158を上
昇させる。これにより、水側及びインキ側のシリンダを
同時に作動させて印刷用紙を持ち上げる場合に比較し
て、容易に印刷済の用紙を紙定盤5上から持ち上げるこ
とができる。
【0052】次に、キャリッジ2が水側に移動され、湿
し水ローラ19がダンピング装置4と対向当接する位置
で停止される。このとき、排紙装置31は排紙収容部3
の上方に位置している。したがって、この状態で排紙装
置31で吸着している印刷用紙を放せば、排紙収容部3
内に印刷用紙が回収される。このように本実施例では、
キャリッジ2に給紙装置30が配置されており、印刷用
紙収容部35はキャリッジ2の上部に配置されている。
このため、印刷用紙を収容部35内に補充する場合、キ
ャリッジ2の移動位置にかかわらず行うことができる。
し水ローラ19がダンピング装置4と対向当接する位置
で停止される。このとき、排紙装置31は排紙収容部3
の上方に位置している。したがって、この状態で排紙装
置31で吸着している印刷用紙を放せば、排紙収容部3
内に印刷用紙が回収される。このように本実施例では、
キャリッジ2に給紙装置30が配置されており、印刷用
紙収容部35はキャリッジ2の上部に配置されている。
このため、印刷用紙を収容部35内に補充する場合、キ
ャリッジ2の移動位置にかかわらず行うことができる。
【0053】また、搬送装置38は、キャリッジ2の移
動機構を構成するラックを利用して駆動されるので、特
別な駆動源が不要となり、構造が簡単で製造コストが安
価になる。また、この給紙装置30では、校正刷りの作
業を行う際に、キャリッジ2の動きを利用して印刷用紙
の取り出し、位置決め及び搬送を行うので、給紙のため
の時間を特に設定する必要がなく、全体としての作業時
間が短縮される。
動機構を構成するラックを利用して駆動されるので、特
別な駆動源が不要となり、構造が簡単で製造コストが安
価になる。また、この給紙装置30では、校正刷りの作
業を行う際に、キャリッジ2の動きを利用して印刷用紙
の取り出し、位置決め及び搬送を行うので、給紙のため
の時間を特に設定する必要がなく、全体としての作業時
間が短縮される。
【0054】また、排紙装置31は、キャリッジ2の一
端側に装着されており、湿し水ローラ19がダンピング
装置4上方に位置しているときには、排出用紙収容部3
の上方に位置するような配置となっている。このため、
印刷用紙の排紙のためにキャリッジ2の移動制御を行う
必要がなく、簡単な制御でしかも短時間で排紙処理を行
うことができる。
端側に装着されており、湿し水ローラ19がダンピング
装置4上方に位置しているときには、排出用紙収容部3
の上方に位置するような配置となっている。このため、
印刷用紙の排紙のためにキャリッジ2の移動制御を行う
必要がなく、簡単な制御でしかも短時間で排紙処理を行
うことができる。
【0055】〔他の実施例〕前記実施例では、4色刷り
の校正機に本発明を適用したが、単色あるいは2色刷り
等の他の校正機にも本発明を適用することができる。こ
の場合には、本発明の給紙装置30では、印刷用紙収容
部35内に収容された印刷用紙は反転されて紙定盤5上
に載置される。このため、先に印刷された用紙を、印刷
面を下にしてそのまま印刷用紙収容部35内に収容すれ
ば、先に印刷されたものから順に次の印刷のために紙定
盤5上に供給される。このため、複数枚の用紙によって
見当合わせ及び色出しを行って校正刷りを行う場合、そ
の複数の印刷用紙に対して同等の条件(印刷時間)で印
刷処理を行うことができ、正確な校正を行うことが可能
となる。
の校正機に本発明を適用したが、単色あるいは2色刷り
等の他の校正機にも本発明を適用することができる。こ
の場合には、本発明の給紙装置30では、印刷用紙収容
部35内に収容された印刷用紙は反転されて紙定盤5上
に載置される。このため、先に印刷された用紙を、印刷
面を下にしてそのまま印刷用紙収容部35内に収容すれ
ば、先に印刷されたものから順に次の印刷のために紙定
盤5上に供給される。このため、複数枚の用紙によって
見当合わせ及び色出しを行って校正刷りを行う場合、そ
の複数の印刷用紙に対して同等の条件(印刷時間)で印
刷処理を行うことができ、正確な校正を行うことが可能
となる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明では、キャリッジに
給紙装置及び排紙装置を設けている。このため、印刷用
紙の補充をキャリッジの移動位置に関係なく行うことが
でき、作業が容易となる。また、キャリッジの動きを利
用して給紙装置における搬送装置の駆動源としているの
で、構造が簡単で製造コストが安価になる。
給紙装置及び排紙装置を設けている。このため、印刷用
紙の補充をキャリッジの移動位置に関係なく行うことが
でき、作業が容易となる。また、キャリッジの動きを利
用して給紙装置における搬送装置の駆動源としているの
で、構造が簡単で製造コストが安価になる。
【0057】また、用紙の給排紙をキャリッジの動きを
利用して行うので、給排紙のための時間を特に設定する
必要がなく、作業時間を短縮できる。
利用して行うので、給排紙のための時間を特に設定する
必要がなく、作業時間を短縮できる。
【図1】本発明の一実施例が採用された校正機の縦断正
面図。
面図。
【図2】その部分平面図。
【図3】給紙装置の正面概略図。
【図4】給紙装置の取り出し装置の側面図。
【図5】エアノズルの拡大断面図。
【図6】横位置決め装置の平面図。
【図7】搬送装置の側面概略図。
【図8】用紙把持機構の正面図。
【図9】用紙把持解除カムの正面図。
【図10】用紙の把持及び把持の解除のためのカムの正
面図。
面図。
【図11】紙定盤側の用紙把持解除機構の全体図。
【図12】その拡大図。
【図13】排紙装置の正面図。
【図14】その部分側面図。
1 フレーム 2 キャリッジ 3 排出用紙収容部 4 ダンピング装置 5 紙定盤 6〜9 版定盤 30 給紙装置 31 排紙装置 35 印刷用紙収容部 36 取り出し装置 37 位置決め装置 38 搬送装置
Claims (5)
- 【請求項1】刷版を配置するための版定盤と、印刷用紙
を配置するための紙定盤と、前記版定盤及び紙定盤の上
を移動し得るキャリッジとを有する校正機の自動給紙装
置であって、 前記キャリッジに設けられ印刷用紙を収容するための印
刷用紙収容部と、 前記キャリッジに設けられ前記印刷用紙収容部の印刷用
紙を前記紙定盤上に供給するための供給装置と、校正機
の自動給紙装置。 - 【請求項2】刷版を配置するための版定盤と、印刷用紙
を配置するための紙定盤と、前記版定盤及び紙定盤の上
を移動し得るキャリッジとを有する校正機の、前記キャ
リッジに設けられた自動給紙装置であって、 印刷用紙を収容するための印刷用紙収容部と、 前記印刷用紙収容部の印刷用紙を取り出す取り出し装置
と、 前記取り出し装置によって取り出された印刷用紙を位置
決めするための位置決め装置と、 前記キャリッジが移動することによって駆動され、前記
位置決め装置によって位置決めされた印刷用紙を前記キ
ャリッジの移動に同期させて前記紙定盤上の所定位置に
搬送するための搬送装置と、を備えた校正機の自動給紙
装置。 - 【請求項3】刷版を配置するための版定盤と、印刷用紙
を配置するための紙定盤と、前記版定盤及び紙定盤の上
を移動し得るキャリッジとを有する校正機の自動給紙装
置であって、 前記キャリッジに設けられた印刷用紙収容部と、 前記キャリッジに設けられ、前記印刷用紙収容部に積載
された印刷用紙を、最上位の印刷用紙から順に表裏を反
転させながら前記紙定盤上に供給するための供給装置
と、を備えた校正機の自動給紙装置。 - 【請求項4】刷版を配置するための版定盤と、印刷用紙
を配置するための紙定盤と、前記版定盤及び紙定盤の上
を移動し得るキャリッジとを有する校正機の自動給排紙
装置であって、 印刷用紙を収容するための印刷用紙収容部と、 前記印刷用紙収容部の印刷用紙を前記紙定盤上に供給す
るための給紙装置と、 前記紙定盤上の印刷用紙を排出する排紙装置とを備え、 前記印刷用紙収容部、給紙装置及び排紙装置は前記キャ
リッジに配置されている、校正機の自動給排紙装置。 - 【請求項5】フレームと、前記フレーム上に配置され刷
版を配置するための版定盤及び印刷用紙を載置するため
の紙定盤と、前記フレームの一端側に配置された排出用
紙収容部と、前記フレーム上で移動可能に配置されたキ
ャリッジとを有する校正機の自動給排紙装置であって、 前記キャリッジの前記排出用紙収容部側に配置され、前
記紙定盤上の印刷用紙を排出するための排紙装置と、 前記キャリッジの前記排紙装置と対向する側に配置さ
れ、前記紙定盤上に印刷用紙を供給するための給紙装置
と、を備えた校正機の自動給排紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12371492A JP2734878B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 校正機の自動給紙装置及び自動給排紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12371492A JP2734878B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 校正機の自動給紙装置及び自動給排紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05318702A JPH05318702A (ja) | 1993-12-03 |
JP2734878B2 true JP2734878B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=14867547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12371492A Expired - Fee Related JP2734878B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 校正機の自動給紙装置及び自動給排紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2734878B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP12371492A patent/JP2734878B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH05318702A (ja) | 1993-12-03 |
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