JP2734738B2 - ミシンの上送り装置 - Google Patents

ミシンの上送り装置

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JP2734738B2 JP11566090A JP11566090A JP2734738B2 JP 2734738 B2 JP2734738 B2 JP 2734738B2 JP 11566090 A JP11566090 A JP 11566090A JP 11566090 A JP11566090 A JP 11566090A JP 2734738 B2 JP2734738 B2 JP 2734738B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加工布の上方より、加工布に送り運動を与
えるミシンの上送り装置に関する。
[従来の技術] 従来のミシンの上送り装置の一例を、第6図に示す。
ミシンの上送り装置は、回転可能に支持された上送り
支持腕101を備える。この上送り支持腕101は、自由端側
の支持部102によって、L字形を呈した伝達レバー103
を、回動自在に支持している。この伝達レバー103の一
方の自由端は、支持部102より下方へ延び、この一方の
自由端側が上下駆動体104によって、水平方向へ駆動さ
れる。また、伝達レバー103の他方の自由端は、支持部1
02より水平方向へ延び、その自由端側において案内105
を支持している。つまり、伝達レバー103の一方の自由
端側が上下駆動体104によって水平方向に駆動されるこ
とにより、伝達レバー103の他方の自由端側に支持され
た案内105が上下方向の往復運動を行う。
なお、上述の案内105は、上送り歯(図示しない)に
水平往復運動を付与する上送り台(図示しない)を、水
平方向へ移動自在に支持する部材である。
一方、案内105は、上送り台を介して上送り歯を加工
布へ向けて押し付けるために、直接、付勢手段106によ
って、加工布へ向けて付勢されている。
また、上送り支持腕101は、支持部102を付勢手段106
の付勢力に抗して上方へ移動させ、上送り歯を上昇させ
るための回動運動付与手段(図示しない)に連結されて
いる。回転運動付与手段の一例を示す。回転運動付与手
段は、制御装置によって制御されるアクチュエータであ
ったり、あるいは作業者によって操作される足踏みペダ
ルおよびこの足踏みペダルに連動する押え上げレバーな
どによって構成されるもので、例えば、加工布を交換す
る際に操作される。
[発明が解決しようとする課題] 上送り支持腕101の支持部102を、付勢手段106の付勢
力に抗して上昇させるには、回転運動付与手段が支持部
102に掛かる加重よりも大きな力を上送り支持腕101に与
える必要がある。しかるに、従来の支持部102は、水平
方向へ延びる側の伝達レバー103を介して付勢手段106の
付勢力を受けていた。このため、従来の回転運動付与手
段は、支持部102を上昇させるために、大きな力を発生
する必要があった。つまり、従来のミシンの上送り装置
は、上送り歯を上昇させる際に必要とされる力が大きか
った。
具体的には、回転運動付与手段に足踏みペダルを用い
たものであれば、従来支持部を上昇させるには、足踏み
ペダルを大きな力で踏み込む必要があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、小さな力で上送り歯を上昇させることの可能なミ
シンの上送り装置の提供にある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明のミシンの上送
り装置は、縫針の上下往復運動に伴って水平往復運動を
行う水平駆動体と、この水平駆動体に回動可能に連結さ
れ、かつ加工布載置面に載置された加工布を移送するた
めの上送り歯が固定された上送り台と、回転可能に支持
された上送り支持腕と、この上送り支持腕の自由端側に
支持部によって回転自在に支持された伝達レバーと、こ
の伝達レバーの自由端側に連結部を介して連結され、こ
の連結部を前記縫針の上下往復運動に伴って上下往復運
動させる上下駆動体と、前記支持部と前記連結部との間
の前記伝達レバーに設けられ、前記上送り台を水平方向
へ移動可能に支持する案内と、この案内を加工布へ向け
て直接付勢する付勢手段と、前記上送り支持腕に回動運
動を付与し、前記支持部を前記付勢手段の付勢力に抗し
て上方へ移動させる回転運動付与手段とを具備する技術
的手段を採用する。
[作用] 縫製時の作用。
縫製時は、縫針の上下往復運動に伴って、上下駆動体
が、連結部を介して伝達レバーの自由端側を、上下方向
へ往復運動させる。すると、伝達レバーが、支持部を中
心に所定の角度内で往復回転運動を行い、支持部と連結
部との間の伝達レバーに設けられた案内が上下方向の往
復運動を行う。この結果、案内に支持される上送り台が
上下方向に往復運動し、上送り歯が、縫針の上下往復運
動に伴って、上下方向および水平方向の往復運動を行
う。
案内は、支持部と連結部との間の伝達レバーに設けら
れているため、連結部が案内を上下方向に駆動するため
に移動するストローク量は大きくなる。しかるに、連結
部が案内を付勢手段の付勢力に抗して上昇させるのに必
要とする荷重を小さくすることができる。つまり、小さ
な力で案内を上下方向に駆動することができる。
上送り歯を上昇させる時の作用。
作業者が加工布を交換する際など、上送り歯を上昇さ
せるときには、回転運動付与手段によって、上送り支持
腕に回転運動を与え、支持部を上昇させる。このとき、
伝達レバーは、連結部を中心に回転し、支持部と連結部
との間の伝達レバーに設けられた案内が上方向に持ち上
げられる。この結果、上送り台が上昇し、上送り歯が上
昇する。
案内は、支持部と連結部との間の伝達レバーに設けら
れているため、支持部が案内を上方向に移動するために
移動するストローク量は大きくなるが、逆に、案内を付
勢手段の付勢力に抗して上方向に移動させるのに必要と
する荷重を小さくすることができる。つまり、小さな力
で案内を上昇させることができる。
[発明の効果] 以上の作用で説明したように、縫製時においては、小
さな力で案内を上下方向に駆動することができるため、
小さな力で上送り歯に上下方向の往復運動を与えること
ができる。
また、上送り歯を上昇させる時においては、小さな力
で案内を上昇させることができるため、従来に比較し
て、小さな力で上送り歯を上昇させることができる。
[実施例] 次に、本発明のミシンの上送り装置を、図に示す一実
施例に基づき説明する。
(実施例の構成) 第1図ないし第5図は、本発明の実施例を示すもの
で、第1図はミシンの上送り装置の要部側面図、第2図
および第3図はミシンの上送り装置のリンク機構を示す
側面図である。
イ)ミシンの上送り装置1の概略説明。
ミシンの上送り装置1は、上送り歯2に水平方向の往
復運動を与えるための水平駆動機構3と、上送り歯2の
水平方向の運動量を調節する水平送り運動量調節機構4
と、上送り歯2に上下方向の往復運動を与えるための上
下駆動機構5と、上送り歯2の上下方向の運動量を調節
する上下送り運動量調節機構6とを備える。
また、ミシンの上送り装置1は、第4図に示す布押え
7を上昇させる際に、上送り歯2を上昇させる上送り歯
上昇機構8を備える。
ロ)水平駆動機構3の説明。
一方向への回転運動を行う駆動軸9に、偏心輪10を固
定し、送りロッド11、水平送り腕12を介して水平送り軸
13に揺動運動を伝える。この水平送り軸13の端部には、
断面コ字形状を呈した溝14に角駒15を嵌め込んだ水平送
り調節腕16が固定する。角駒15には、水平送りリンク17
の一端が嵌め込まれている。水平送りリンク17の他端
は、水平クランク軸18に固定された水平クランク軸腕19
に、ピン20によって繋がれており、水平送り調節腕16の
揺動運動を、水平クランク軸18に伝えている。水平クラ
ンク軸18の端部は、下方に延びる水平駆動体21を備え、
その水平駆動体21の先端は、上送り台22の一端と、回転
自在に繋がれている。この結果、上送り台22には、縫針
23の上下方向の往復運動に伴って、水平方向の往復運動
が伝えられる。
ハ)水平送り運動量調節機構4の説明。
水平駆動機構3の水平送りリンク17の一端(角駒15
側)には、水平送り調節リンク24の一端が嵌め込まれて
いる。この水平送り調節リンク24の他端は、第1水平送
り調節レバー25の一端に繋がれている。この第1水平送
り調節レバー25の他端は、回転自在に支持されたピン26
を介して、第2水平送り調節レバー27の一端に固定され
ている。第2水平送り調節レバー27の他端は、内部の各
機構を収納するフレーム29の外部より突出し、フレーム
29に固定された水平送り目盛板30に、つまみねじ31によ
り固定されている。
この結果、つまみねじ31を緩めて、第2水平送り調節
レバー27の他端を、水平送り目盛板30上を移動させるこ
とにより、角駒15が、溝14に沿って移動し、角駒15と上
送り軸の軸心との長さが変化して、上送り台22に伝達さ
れる水平方向の往復運動量が調節される。
ニ)上下駆動機構5の説明。
駆動軸9と連動して揺動運動を行っている上メス軸32
の端部に、断面コ字形状を呈した溝33に角駒34を嵌め込
んだ上下送り調節腕35を固定する。角駒34には、上下送
りリンク36の一端が嵌め込まれている。上下送りリンク
36の他端は、上下クランク軸37に固定された上下クラン
ク軸腕38aに、ピンによって繋がれており、上下送り調
節腕35の揺動運動を、上下クランク軸37に伝えている。
上下クランク軸37の端部には、水平方向へ延びる上下駆
動体38を備えている。この上下駆動体38の自由端側に
は、伝達レバー39の自由端側の連結部40に、上下方向の
往復運動を伝える角駒41が嵌め込まれている。この結
果、縫針23の上下往復運動に伴って、伝達レバー39の連
結部40が上下方向の往復運動を行う。
伝達レバー39は、後述する上送り支持腕42の自由端側
の支持部43によって、回転自在に支持されている。ま
た、伝達レバー39の自由端側の連結部40は、二股形状に
設けられ、その二股の内部で角駒41と連結されている。
伝達レバー39は、支持部43と連結部40とのほぼ中央部に
穴44を備え、その穴44には、案内45が嵌め込まれてい
る。つまり、伝達レバー39は、支持部43と連結部40との
間に、案内45が回動自在に設けられている。案内45は、
断面コ字形の溝46を備える。この溝46には、上送り台22
の中央部分が嵌め込まれ、上送り台22を水平方向へ摺動
自在に支持している。そしてこの案内45は、上送り台22
に、縫針23の上下方向の往復運動に伴って、上下方向の
往復運動を伝える。
上送り台22の先端には、上送り歯2がねじ47で固定さ
れている。上送り歯2は、上述の水平駆動機構3および
上下駆動機構5の伝える水平方向および上下方向の往復
運動が合成されて、楕円形の送り運動(いわゆる四運動
送り)を行い、図示しない下送り歯と共働して、針板48
の加工布載置面に載置された加工布を移送する。
一方、案内45は、直接、付勢手段49によって加工布に
向かって付勢されている。この付勢手段49を具体的に説
明する。付勢手段49は、案内45の上側に乗せられる押え
棒50と、この付勢力を調節するための押え調節ねじ51
と、押え棒50と押え調節ねじ51の間に配された圧縮コイ
ルスプリング52とから構成される。なお、付勢手段49の
付勢力は、上送り歯2を高速で作動させる際に、上送り
歯2が上下駆動機構5の動きに追従するように、大きく
設定されている。
一方、上送り支持腕42は、メタル53を介して上送り支
持軸54の周囲に回転自在に支持されている。この上送り
支持腕42は、上方に延びるストッパ55を備え、このスト
ッパ55がフレーム29に当たることにより、上送り支持腕
42の支持部43の下端の位置が規制される。
ホ)上下送り運動量調節機構6の説明。
上下駆動機構5の上下送りリンク36の一端(角駒34
側)には、上下送り調節リンク56の一端が嵌め込まれて
いる。この上下送り調節リンク56の他端は、第1上下送
り調節レバー57の一端に繋がれている。この第1上下送
り調節レバー57の他端は、回転自在に指示されたピン58
を介して、第2上下送り調節レバー59の一端に固定され
ている。第2上下送り調節レバー59の他端は、フレーム
29の外部より突出し、フレーム29に固定された上下送り
目盛板(図示しない)に、つまみねじ60により固定され
ている。
この結果、つまみねじ60を緩めて、第2上下送り調節
レバー59の他端を、上下送り目盛板上で移動させること
により、角駒34が、溝33に沿って移動し、角駒34と上メ
ス軸32の軸心との長さが変化して、案内45に伝達される
上下方向の往復運動量が調節される。
ヘ)上送り歯上昇機構8を、第4図および第5図を用い
て説明する。
上送り歯上昇機構8は、上送り支持腕42に回転運動を
付与し、支持部43を付勢手段49の付勢力に抗して上方へ
移動させる本発明の回転運動付与手段で、押え上げ中間
レバー61を備える。この押え上げ中間レバー61は、略L
字形を呈し、曲折部分がメタル(図示しない)を介し
て、上送り支持軸54の周囲に回転自在に支持されてい
る。そして、押え上げ中間レバー61の一方の自由端は、
上方に延びており、上送り支持腕42のストッパ55にねじ
込まれた調節ねじ62と、一定の隙間を介して対峙してい
る。また、押え上げ中間レバー61の上方に延びる自由端
側には、上送り支持軸54に固定されたカラー63の突起部
64とも、一定の隙間を介して対峙している。押え上げ中
間レバー61の他方の自由端は、水平方向へ延び、図示し
ない伝達機構を介して足踏みペダル(図示しない)に連
結されている。なお、上記の2つの隙間を調節すること
により、上送り歯2および布押え7の上昇量や上昇タイ
ミングを調節することができる。
なお、上送り支持軸54の端部には、押え腕65が固定さ
れている。この押え腕65の自由端側には、加工布の上方
より、加工布を針板48に向けて押えつける布押え7がね
じによって固定されている。なお、押え腕65の自由端側
は、付勢手段66によって、下方へ向けて付勢されてい
る。
この結果、作業者が足踏みペダルを踏むと、伝達機構
を介して押え上げ中間レバー61が回転し、つられて上送
り支持腕42と上送り支持軸54とが回転し、上送り歯2と
布押え7とが、ともに上昇する。
(実施例の作動) 次に、本発明にかかる部分の実施例の作動を簡単に説
明する。
ト)縫製時の作動。
縫製時は、縫針23の上下往復運動に伴って、水平駆動
機構3の水平駆動体21が上送り台22を水平方向へ往復運
動させるとともに、上下駆動機構5の上下駆動体38が案
内45を上下方向へ往復運動させる。すると、上送り歯2
が、縫針23の上下往復運動に伴って、上下方向および水
平方向の往復運動、つまり四運動送りを行い、上送り歯
2が針板48の加工布載置面に載置された加工布を移送す
る。
案内45は、支持部43と連結部40とのほぼ中央の位置の
伝達レバー39に取り付けられているため、連結部40が案
内45を上下方向に駆動するために移動するストローク量
は大きい。しかるに、連結部40が案内45を付勢手段49の
付勢力に抗して上昇させるのに必要とする荷重を小さく
することができる。つまり、上下駆動機構5は、小さな
力で案内45を上下方向に駆動することができる。
チ)上送り歯2を上昇させる時の作動。
作業者が足踏みペダルを踏むと、押え上げ中間レバー
61を回転し、押え上げ中間レバー61の回転運動が、調節
ねじ62、ストッパ55を介して上送り支持腕42に伝わる。
足踏みペダルに、支持部43を付勢手段49に抗して上昇さ
せる荷重、および布押え7を付勢手段66に抗して上昇さ
せる荷重が加わると、上送り支持腕42と上送り支持軸54
とが回転する。
上送り支持腕42の回転によって、支持部43が上昇する
と、伝達レバー39は、連結部40を中心に回転し、支持部
43と連結部40との間の案内45が上方向に持ち上げられ
る。この結果、上送り台22が上昇し、上送り歯2が上昇
するとともに、布押え7が上昇する。
案内45は、支持部43と連結部40とのほぼ中央の位置の
伝達レバー39に取り付けられているため、支持部43が案
内45を上方向に移動するために移動するストローク量は
大きくなる。しかるに、案内45を付勢手段49の付勢力に
抗して上方向に移動させるのに必要とする荷重を小さく
することができる。つまり、上送り歯2を上昇させるた
めに必要となる足踏みペダルを踏み込む荷重を小さくで
きる。
(実施例の効果) 上記実施例で示したように、縫製時においては、小さ
な力で案内45を上下方向に駆動することができるため、
従来に比較して小さい出力トルクの電動モータによっ
て、上下駆動機構5を駆動させることが可能となる。こ
の結果、ミシンを小型、軽量化を図ることができ、かつ
ミシンの製造コストを低く抑えることが可能となる。ま
た、上下駆動体38が連結部40を上下方向に駆動するため
の負荷が小さくなるため、上下駆動機構5の各部にかか
る負荷も小さくなる。この結果、上下駆動機構5の各部
の耐久性が向上し、ミシンの耐久性が向上する。
一方、上送り歯2を上昇させる時においては、小さな
踏み込み力で案内45を介して上送り歯2を上昇させるこ
とができるため、作業者の労力を軽減することができ、
結果的にミシンを操作する作業者の疲れを軽減できる。
(変形例) 本発明は、要旨を逸脱しないかぎりにおいて、種々の
変更が可能なもので、その一例を次に列挙する。
案内45を支持部43と連結部40とのほぼ中央の位置の伝
達レバー39に取り付けた例を示したが、支持部43と連結
部40との間の位置の伝達レバー39であれば、支持部43
側、または連結部40側へずれていても良い。なお、支持
部43側へずらすことにより上下駆動機構5の負荷が軽減
でき、逆に連結部40側へずらすことにより、上送り歯2
を上昇させる際の負荷を軽減できる。つまり、案内45の
位置によって、上下駆動機構5の負荷と上送り歯2を上
昇させる際の負荷とを調節できる。
作業者の力によって上送り歯2を上昇させた例を示し
たが、制御装置に制御されるアクチュエータの発生する
力によって上送り歯2を上昇させても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例を示すもので、第
1図はミシンの上送り装置の要部側面図、第2図および
第3図はミシンの上送り装置のリンク機構を示す側面
図、第4図は上送り歯上昇機構の側面図、第5図は上送
り歯上昇機構の後面図である。 第6図は従来技術を説明するためのミシンの上送り装置
の要部側面図である。 図中、1……ミシンの上送り装置 2……上送り歯 8……上送り歯上昇機構(回転運動付与手段) 21……水平駆動体、22……上送り台 23……縫針、38……上下駆動体 39……伝達レバー、40……連結部 42……上送り支持腕、43……支持部 45……案内、48……針板 49……付勢手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)縫針の上下往復運動に伴って水平往
    復運動を行う水平駆動体と、 (b)この水平駆動体に回動可能に連結され、かつ加工
    布載置面に載置された加工布を移送するための上送り歯
    が固定された上送り台と、 (c)回転可能に支持された上送り支持腕と、 (d)この上送り支持腕の自由端側に支持部によって回
    転自在に支持された伝達レバーと、 (e)この伝達レバーの自由端側に連結部を介して連結
    され、この連結部を前記縫針の上下往復運動に伴って上
    下往復運動させる上下駆動体と、 (f)前記支持部と前記連結部との間の前記伝達レバー
    に設けられ、前記上送り台を水平方向へ移動可能に支持
    する案内と、 (g)この案内を加工布へ向けて直接付勢する付勢手段
    と、 (h)前記上送り支持腕に回転運動を付与し、前記支持
    部を前記付勢手段の付勢力に抗して上方へ移動させる回
    転運動付与手段と を具備するミシンの上送り装置。
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