JP2733521B2 - ブスバー配線板の製造方法 - Google Patents
ブスバー配線板の製造方法Info
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- JP2733521B2 JP2733521B2 JP2078883A JP7888390A JP2733521B2 JP 2733521 B2 JP2733521 B2 JP 2733521B2 JP 2078883 A JP2078883 A JP 2078883A JP 7888390 A JP7888390 A JP 7888390A JP 2733521 B2 JP2733521 B2 JP 2733521B2
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- wiring board
- tab
- bus bars
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/20—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by affixing prefabricated conductor pattern
- H05K3/202—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by affixing prefabricated conductor pattern using self-supporting metal foil pattern
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4007—Surface contacts, e.g. bumps
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の電装回路の配線に用いられる電気
接続箱において、その内部回路を構成するブスバー配線
板の製造方法に関し、配線基板に対してブスバーを効率
よく配索し、高密度な内部回路構成を達成できるように
したものである。
接続箱において、その内部回路を構成するブスバー配線
板の製造方法に関し、配線基板に対してブスバーを効率
よく配索し、高密度な内部回路構成を達成できるように
したものである。
電気接続箱は、ワイヤハーネスに含まれるジョイント
(分岐接続)を吸収し、配線形態の簡素化を図ることを
主要な目的の1つとしており、ジョイント吸収にはブス
バー配線板が多用されている。
(分岐接続)を吸収し、配線形態の簡素化を図ることを
主要な目的の1つとしており、ジョイント吸収にはブス
バー配線板が多用されている。
ブスバー配線板は、一般に第4図に示すように複数の
ブスバー1と、それを配設する溝を設けた配線基板2と
から成り、通常電気接続箱Aの内部に積層して収容され
る。ブスバー1群は、導電性金属薄板から所望のパター
ンに打抜き、端部を必要に応じて折り曲げタブ状端子3
を形成することにより作製される。
ブスバー1と、それを配設する溝を設けた配線基板2と
から成り、通常電気接続箱Aの内部に積層して収容され
る。ブスバー1群は、導電性金属薄板から所望のパター
ンに打抜き、端部を必要に応じて折り曲げタブ状端子3
を形成することにより作製される。
通常、ブスバー1群と配線基板2とは1:1の対応関
係、すなわち或る1つの配線基板に対して特定の1つの
ブスバー群が配設される構造をもっている。
係、すなわち或る1つの配線基板に対して特定の1つの
ブスバー群が配設される構造をもっている。
しかし、第5図に示すように、ブスバー1の端部を立
ち上げたタブ状端子3a,3bの打抜きスペース4a,4bはブス
バー形成(ブスバーの配索或いは回路の取廻し)には使
用できない部分である。したがって、電気接続箱に組付
けた際、配線基板のスペースを効率よく利用した構造と
はいえない。
ち上げたタブ状端子3a,3bの打抜きスペース4a,4bはブス
バー形成(ブスバーの配索或いは回路の取廻し)には使
用できない部分である。したがって、電気接続箱に組付
けた際、配線基板のスペースを効率よく利用した構造と
はいえない。
このような問題点を解決する手段として、特開昭63−
174511号公報に開示された方法がある。これは、前記の
ように、導電性金属薄板を打抜き加工し、続いてブスバ
ーのタブ状展開部を折り曲げてタブ状端子を形成して、
そのままの状態で配線基板に配線可能なブスバー群に対
して、配線前にその位置や方向を配置し直す必要がある
少なくとも1個のブスバーを混成する方法である。その
ために、組付性が悪く、自動組付けや生産量の多い製品
に対応できず、有効な解決手段とはいえない。
174511号公報に開示された方法がある。これは、前記の
ように、導電性金属薄板を打抜き加工し、続いてブスバ
ーのタブ状展開部を折り曲げてタブ状端子を形成して、
そのままの状態で配線基板に配線可能なブスバー群に対
して、配線前にその位置や方向を配置し直す必要がある
少なくとも1個のブスバーを混成する方法である。その
ために、組付性が悪く、自動組付けや生産量の多い製品
に対応できず、有効な解決手段とはいえない。
このように、効率性と組付性を同時に満足できる解決
策は従来見あたらず、現在の技術ではいずれを選択する
かはその生産量に依存する場合が多い。
策は従来見あたらず、現在の技術ではいずれを選択する
かはその生産量に依存する場合が多い。
すなわち、生産量の多い製品は、組付性を重視し、効
率的配索を犠牲にした方法を、また、生産量の少ない製
品は、組付性を犠牲にして配索により効率的な方法を選
ぶ傾向がある。しかし、いずれの方法を採用しても犠牲
にした事項により、前者ではブスバー配線板の多層化に
よる部品点数の増加とコストアップが、後者では組付工
数の増加によるコストアップが避けられない。
率的配索を犠牲にした方法を、また、生産量の少ない製
品は、組付性を犠牲にして配索により効率的な方法を選
ぶ傾向がある。しかし、いずれの方法を採用しても犠牲
にした事項により、前者ではブスバー配線板の多層化に
よる部品点数の増加とコストアップが、後者では組付工
数の増加によるコストアップが避けられない。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、ブスバーの配索を効率的にでき、しかも組付性も同
時に満足できるブスバー配線板の製造方法を提供するこ
とを課題とする。
で、ブスバーの配索を効率的にでき、しかも組付性も同
時に満足できるブスバー配線板の製造方法を提供するこ
とを課題とする。
図面を参照して説明すると、本発明のブスバー配線板
の製造方法は、請求項1に記載のように、配線基板
(7)の上に複数の所望のパターンを有するブスバー
(51,52,61,62,53,63…)を所定の位置的関係をもって
配設し、各ブスバーには端部の折り曲げにより必要なタ
ブ状端子(8(81,82…))を形成して成るブスバー配
線板(B)の製造に際し、前記複数のブスバー(51,52,
61,62,53,63…)のなかで前記タブ状端子(8)が展開
状態にあるときに互に干渉するためにその打抜きスペー
スをパターン形成に利用できない関係にある隣接するブ
スバー(52,61、62,53、53,63…)を選び分けることに
より、前記複数のブスバーを少なくとも2つの干渉のな
いブスバー群(5(51,52,53…),6(61,62,63…))に
分け、分画された各ブスバー群(5,6)を、該ブスバー
群を構成する複数のブスバー(51,52,53…、61,62,6
3…)間に夫々つなぎ(9)を残して一枚の導電性金属
薄板から打抜いて、前記必要なタブ状端子(8)を形成
することにより作製し、前記各ブスバー群(5,6)を構
成する複数のブスバー(51,52,53…、61,62,63…)相互
間のつなぎ(9)を切断分離した後、分離された各ブス
バー(51,52,53…、61,62,63…)を前記所定の位置的関
係に従って配線基板(7)の上に配設することを特徴と
する。
の製造方法は、請求項1に記載のように、配線基板
(7)の上に複数の所望のパターンを有するブスバー
(51,52,61,62,53,63…)を所定の位置的関係をもって
配設し、各ブスバーには端部の折り曲げにより必要なタ
ブ状端子(8(81,82…))を形成して成るブスバー配
線板(B)の製造に際し、前記複数のブスバー(51,52,
61,62,53,63…)のなかで前記タブ状端子(8)が展開
状態にあるときに互に干渉するためにその打抜きスペー
スをパターン形成に利用できない関係にある隣接するブ
スバー(52,61、62,53、53,63…)を選び分けることに
より、前記複数のブスバーを少なくとも2つの干渉のな
いブスバー群(5(51,52,53…),6(61,62,63…))に
分け、分画された各ブスバー群(5,6)を、該ブスバー
群を構成する複数のブスバー(51,52,53…、61,62,6
3…)間に夫々つなぎ(9)を残して一枚の導電性金属
薄板から打抜いて、前記必要なタブ状端子(8)を形成
することにより作製し、前記各ブスバー群(5,6)を構
成する複数のブスバー(51,52,53…、61,62,63…)相互
間のつなぎ(9)を切断分離した後、分離された各ブス
バー(51,52,53…、61,62,63…)を前記所定の位置的関
係に従って配線基板(7)の上に配設することを特徴と
する。
各ブスバー(51,52,53…、61,62,63…)間のつなぎ
(9)の切断は、請求項(2)または(3)に記載のよ
うに、ブスバーの配設の前後に、或いはブスバー群(5,
6)ごとに配設した後に一括して行うこともできる。
(9)の切断は、請求項(2)または(3)に記載のよ
うに、ブスバーの配設の前後に、或いはブスバー群(5,
6)ごとに配設した後に一括して行うこともできる。
本発明によれば、ブスバーの打抜き形成に際して、配
線基板上において、隣接するブスバーであって、そのタ
ブ状端子が展開状態にあるときに互いに干渉するために
打抜きスペースをパターン形成に利用できないような関
係にあるブスバーは、無理に同一の導電性金属薄板から
打抜き形成しないで済む。
線基板上において、隣接するブスバーであって、そのタ
ブ状端子が展開状態にあるときに互いに干渉するために
打抜きスペースをパターン形成に利用できないような関
係にあるブスバーは、無理に同一の導電性金属薄板から
打抜き形成しないで済む。
従って、タブ状端子の形成による従来の打抜きスペー
ス(デッドスペース)が著しく減少し、ブスバー配線密
度および配設効率が格段に向上する。
ス(デッドスペース)が著しく減少し、ブスバー配線密
度および配設効率が格段に向上する。
また、分画された各ブスバー群を構成する個々のブス
バーは、ブスバー間を連結するつなぎによって、配線基
板上における所定の位置的関係を保って打抜き形成する
ことが可能であるから、配設作業の際に、その位置や方
向を変える必要がなく、組付けも容易にできる。
バーは、ブスバー間を連結するつなぎによって、配線基
板上における所定の位置的関係を保って打抜き形成する
ことが可能であるから、配設作業の際に、その位置や方
向を変える必要がなく、組付けも容易にできる。
更に、ブスバー配設密度(効率)の向上により、部品
点数の削減と共にブスバー配線板の層数減による小型化
を図ることができ、前記組付性の向上と合わせて大巾な
コストダウンを達成することができる。
点数の削減と共にブスバー配線板の層数減による小型化
を図ることができ、前記組付性の向上と合わせて大巾な
コストダウンを達成することができる。
以下、上記構成および作用を実施例を示す図面を参照
して具体的に説明する。
して具体的に説明する。
第1図aにおいて、Bはブスバー配線板であって、配
線基板7に対して矢線P方向にみて順次ブスバー51,52,
61,62,53,63,…65群を配設して構成されている。なお、
配線基板7には各ブスバーのパターンに対応する溝が凹
設されているが、図面の複雑化を避けるために省略して
ある。
線基板7に対して矢線P方向にみて順次ブスバー51,52,
61,62,53,63,…65群を配設して構成されている。なお、
配線基板7には各ブスバーのパターンに対応する溝が凹
設されているが、図面の複雑化を避けるために省略して
ある。
ブスバー51と52、52と61、61と62、62と53…は互に隣
接しており、それぞれ所望のパターンを有し、所定の位
置的関係をもって配設されている。すなわち、各ブスバ
ーは所定の位置に配置される。
接しており、それぞれ所望のパターンを有し、所定の位
置的関係をもって配設されている。すなわち、各ブスバ
ーは所定の位置に配置される。
上記各ブスバーは、端部の折り曲げにより形成された
上向きまたは下向きのタブ状端子8をもち、該端子8の
巾はその電流容量および相手端子に合わせて広狭任意に
形成される。
上向きまたは下向きのタブ状端子8をもち、該端子8の
巾はその電流容量および相手端子に合わせて広狭任意に
形成される。
ブスバー51と52に関し、符号81と82で示されるタブ状
端子は、前記第5図のような打抜きスペースまたは展開
状態を想定すると、互に干渉する位置的関係にはない。
従って、一枚の導電性金属薄板から密に打抜き、折曲形
成することが可能である。このような関係にあるブスバ
ー51と52を以下相互にフリーブスバーという。
端子は、前記第5図のような打抜きスペースまたは展開
状態を想定すると、互に干渉する位置的関係にはない。
従って、一枚の導電性金属薄板から密に打抜き、折曲形
成することが可能である。このような関係にあるブスバ
ー51と52を以下相互にフリーブスバーという。
一方、ブスバー52と61に関し、符号83と84で示される
タブ状端子は相対して起立しており、上記展開状態を想
定すると、互いに干渉し、大きな打抜きスペースを要す
ることが明らかである。従って、一枚の金属薄板から形
成するのは不経済であり、ブスバー配設効率の低下を招
く。このような関係にあるブスバー52と61を以下相互に
干渉ブスバーという。
タブ状端子は相対して起立しており、上記展開状態を想
定すると、互いに干渉し、大きな打抜きスペースを要す
ることが明らかである。従って、一枚の金属薄板から形
成するのは不経済であり、ブスバー配設効率の低下を招
く。このような関係にあるブスバー52と61を以下相互に
干渉ブスバーという。
同様にして、ブスバー61と62、63と64、54と55…群は
フリーブスバーであり、ブスバー62と53、53と63、64と
54…群は干渉ブスバーである。
フリーブスバーであり、ブスバー62と53、53と63、64と
54…群は干渉ブスバーである。
そこで、干渉ブスバー52と61、62と53、53と63…群を
それぞれ選び分けて、2つのブスバー群5とブスバー6
群とにまとめ、ブスバー5(51,52…)を斜線で、ブス
バー6群(61,62…)は白抜きで、それぞれ示してあ
る。
それぞれ選び分けて、2つのブスバー群5とブスバー6
群とにまとめ、ブスバー5(51,52…)を斜線で、ブス
バー6群(61,62…)は白抜きで、それぞれ示してあ
る。
第1図bにおいて、ブスバー群5におけるブスバー51
と52、54と55は前述のようにフリーブスバーであり、ブ
スバー53のブスバー51(または52)と54に対する干渉の
度合は少ない。
と52、54と55は前述のようにフリーブスバーであり、ブ
スバー53のブスバー51(または52)と54に対する干渉の
度合は少ない。
同様に、ブスバー群6におけるブスバー61と62、63と
64はフリーブスバーであり、ブスバー63と62、64と65の
干渉度合も少ない。
64はフリーブスバーであり、ブスバー63と62、64と65の
干渉度合も少ない。
従って、ブスバー群5とブスバー群6とは、それぞれ
第2図に示すように、一枚の導電性金属薄板C1とC2とか
ら一体に効率的に打抜き形成することができる。図中、
9は各ブスバー間を連結するつなぎであり、展開状態に
あるタブ状端子8′の折曲と同時にまたはその後に切断
分離される。
第2図に示すように、一枚の導電性金属薄板C1とC2とか
ら一体に効率的に打抜き形成することができる。図中、
9は各ブスバー間を連結するつなぎであり、展開状態に
あるタブ状端子8′の折曲と同時にまたはその後に切断
分離される。
第1図bおよび第2図から明らかなように、ブスバー
51と52、53、および54と55は、第1図aにおける各ブス
バー間の所定の位置的関係(配置位置)を保った状態で
形成され、ブスバー61と62、63と64、および65も同様で
ある。すなわち、ブスバー群5とブスバー群6とは、そ
れぞれ各ブスバーの位置的関係をくずさずに相互に補完
する状態で一体的に形成される。
51と52、53、および54と55は、第1図aにおける各ブス
バー間の所定の位置的関係(配置位置)を保った状態で
形成され、ブスバー61と62、63と64、および65も同様で
ある。すなわち、ブスバー群5とブスバー群6とは、そ
れぞれ各ブスバーの位置的関係をくずさずに相互に補完
する状態で一体的に形成される。
ブスバー配線板Bを組立てる場合には、まず配線基板
7に対して金属板C1から形成されたブスバー群5の各ブ
スバー51,52…を配設し、これらの隙間を埋めるように
ブスバー群6の各ブスバー61と62…を配設する。配設の
際、ブスバー群5,6を構成する個々のブスバーは、前述
のように、所定の位置的関係を保って形成されているか
ら、配置位置が乱れるおそれは少なく、例えばブスバー
51と52、54と55、61と62、63と64などのフリーブスバー
はそのつなぎ9を残しておくことにより一括して配設す
ることができる。このように、つなぎ9の切断、分離
は、その時期を選択することにより、組付工数もあまり
増えず、作業も容易に行なうことができる。
7に対して金属板C1から形成されたブスバー群5の各ブ
スバー51,52…を配設し、これらの隙間を埋めるように
ブスバー群6の各ブスバー61と62…を配設する。配設の
際、ブスバー群5,6を構成する個々のブスバーは、前述
のように、所定の位置的関係を保って形成されているか
ら、配置位置が乱れるおそれは少なく、例えばブスバー
51と52、54と55、61と62、63と64などのフリーブスバー
はそのつなぎ9を残しておくことにより一括して配設す
ることができる。このように、つなぎ9の切断、分離
は、その時期を選択することにより、組付工数もあまり
増えず、作業も容易に行なうことができる。
第3図は本発明の他の実施例を示す。
ブスバー配線板B′は、2つのブスバー群10と11をそ
れぞれ群毎に配線基板14に配設した後に、各ブスバー間
のつなぎを一括して切断分離するようにしたものであ
る。
れぞれ群毎に配線基板14に配設した後に、各ブスバー間
のつなぎを一括して切断分離するようにしたものであ
る。
すなわち、ブスバー群10は、前記のフリーブスバーの
関係にある複数のブスバー101,102…107をつなぎ12を残
して一枚の金属薄板から一体に打抜き、折曲形成したも
のであり、符号13で示される円形部分は切断箇所を示
す。この切断箇所13は配線基板14に予め設けられた打抜
穴(図示せず)の部分で打抜き分離される。
関係にある複数のブスバー101,102…107をつなぎ12を残
して一枚の金属薄板から一体に打抜き、折曲形成したも
のであり、符号13で示される円形部分は切断箇所を示
す。この切断箇所13は配線基板14に予め設けられた打抜
穴(図示せず)の部分で打抜き分離される。
同様に、ブスバー群11はフリーブスバーである2つの
ブスバー111と112をつなぎ12で連結したものであり、こ
のブスバー群11は上記ブスバー群10とは前記の干渉ブス
バーの関係にある。
ブスバー111と112をつなぎ12で連結したものであり、こ
のブスバー群11は上記ブスバー群10とは前記の干渉ブス
バーの関係にある。
本実施例のように、各ブスバー101〜107および111,11
2の相互位置関係を考慮したうえで、つなが12のやり
方、例えば、直線、L形、コ字形の曲がりや迂回を適宜
採用することにより、ブスバー群の一括配設およびつな
ぎの一括切断が可能となり、組付性を更に向上させるこ
とができる。
2の相互位置関係を考慮したうえで、つなが12のやり
方、例えば、直線、L形、コ字形の曲がりや迂回を適宜
採用することにより、ブスバー群の一括配設およびつな
ぎの一括切断が可能となり、組付性を更に向上させるこ
とができる。
以上はブスバー配線板を構成する多数のブスバーを2
つのブスバー群5,6や10,11に分画する例について説明し
たが、その組付性を損なわない限り3つ以上の群に分け
ても差し支えない。
つのブスバー群5,6や10,11に分画する例について説明し
たが、その組付性を損なわない限り3つ以上の群に分け
ても差し支えない。
以上説明したように、本発明によれば、配線基板に対
して所定の位置的関係をもって配設される複数のブスバ
ーを干渉ブスバーとフリーブスバーに選び分け、これら
を少なくとも2つの比較的干渉の少ないブスバー群に分
けて、分画された各ブスバー群を、該ブスバー群を構成
する複数のブスバー間に夫々つなぎを残して一枚の導電
性金属薄板から打抜いて、前記必要なタブ状端子を形成
することにより作製し、前記つなぎの必要な切断を行な
った後、各ブスバー群のブスバーを前記所定の位置的関
係に従って配設する、という構成を採用したので、ブス
バーの配設密度が高く、効率的で、しかも組付性のよい
ブスバー配線板が製造できる。
して所定の位置的関係をもって配設される複数のブスバ
ーを干渉ブスバーとフリーブスバーに選び分け、これら
を少なくとも2つの比較的干渉の少ないブスバー群に分
けて、分画された各ブスバー群を、該ブスバー群を構成
する複数のブスバー間に夫々つなぎを残して一枚の導電
性金属薄板から打抜いて、前記必要なタブ状端子を形成
することにより作製し、前記つなぎの必要な切断を行な
った後、各ブスバー群のブスバーを前記所定の位置的関
係に従って配設する、という構成を採用したので、ブス
バーの配設密度が高く、効率的で、しかも組付性のよい
ブスバー配線板が製造できる。
また、ブスバー配設密度の向上により、配線板の小型
化ないし積層数の減少と共に部品点数が削減され、組付
作業も容易であるから、大巾なコストダウンが期待され
る。
化ないし積層数の減少と共に部品点数が削減され、組付
作業も容易であるから、大巾なコストダウンが期待され
る。
第1図a,bはそれぞれ本発明方法によるブスバー配線板
を示す組立状態の斜視図(a)と、ブスバー群の分解斜
視図(b)、 第2図は第1図bのブスバー群5,6の打抜き形成過程を
示す斜視図、 第3図は本発明方法の他の実施例を示す説明図、 第4図は従来例の説明に供する電気接続箱の一部切欠斜
視図、 第5図は同上のブスバー配線板の要部の拡大斜視図であ
る。 B,B′……ブスバー配線板、C1,C2……導電性金属薄板、
5,6,10,11……ブスバー群、51,52〜,61,62〜,101,10
2〜,111,112……ブスバー、7,14……配線基板、8,81,82
〜……タブ状端子、9,12……つなぎ。
を示す組立状態の斜視図(a)と、ブスバー群の分解斜
視図(b)、 第2図は第1図bのブスバー群5,6の打抜き形成過程を
示す斜視図、 第3図は本発明方法の他の実施例を示す説明図、 第4図は従来例の説明に供する電気接続箱の一部切欠斜
視図、 第5図は同上のブスバー配線板の要部の拡大斜視図であ
る。 B,B′……ブスバー配線板、C1,C2……導電性金属薄板、
5,6,10,11……ブスバー群、51,52〜,61,62〜,101,10
2〜,111,112……ブスバー、7,14……配線基板、8,81,82
〜……タブ状端子、9,12……つなぎ。
Claims (3)
- 【請求項1】配線基板(7)の上に複数の所望のパター
ンを有するブスバー(51,52,61,62,53,63…)を所定の
位置的関係をもって配設し、各ブスバーには端部の折り
曲げにより必要なタブ状端子(8(81,82…))を形成
して成るブスバー配線板(B)の製造に際し、 前記複数のブスバー(51,52,61,62,53,63…)のなかで
前記タブ状端子(8)が展開状態にあるときに互に干渉
するためにその打抜きスペースをパターン形成に利用で
きない関係にある隣接するブスバー(52,61、62,53、
53,63…)を選び分けることにより、前記複数のブスバ
ーを少なくとも2つの干渉のないブスバー群(5(51,5
2,53…),6(61,62,63…))に分け、 分画された各ブスバー群(5,6)を、該ブスバー群を構
成する複数のブスバー(51,52,53…、61,62,63…)間に
夫々つなぎ(9)を残して一枚の導電性金属薄板から打
抜いて、前記必要なタブ状端子(8)を形成することに
より作製し、 前記各ブスバー群(5,6)を構成する複数のブスバー(5
1,52,53…、61,62,63…)相互間のつなぎ(9)を切断
分離した後、 分離された各ブスバー(51,52,53…、61,62,63…)を前
記所定の位置的関係に従って配線基板(7)の上に配設
することを特徴とするブスバー配線板の製造方法。 - 【請求項2】配線基板(7)の上に複数の所望のパター
ンを有するブスバー(51,52,61,62,53,63…)を所定の
位置的関係をもって配設し、各ブスバーには端部の折り
曲げにより必要なタブ状端子(8(81,82…))を形成
して成るブスバー配線板(B)の製造に際し、 前記複数のブスバー(51,52,61,62,53,63…)のなかで
前記タブ状端子(8)が展開状態にあるときに互に干渉
するためにその打抜きスペースをパターン形成に利用で
きない関係にある隣接するブスバー(52,61、62,53、
53,63…)を選び分けることにより、前記複数のブスバ
ーを少なくとも2つの干渉のないブスバー群(5(51,5
2,53…),6(61,62,63…))に分け、 分画された各ブスバー群(5,6)を、該ブスバー群を構
成する複数のブスバー(51,52,53…、61,62,63…)間に
夫々つなぎ(9)を残して一枚の導電性金属薄板から打
抜いて、前記必要なタブ状端子(8)を形成することに
より作製し、 分画して作製された所望のブスバー群(5,6)に含まれ
る複数のつなぎ(9)の一部を残して切断分離した後、 各ブスバー群(5,6)のブスバー(51,52,53…、61,62,6
3…)を前記所定の位置的関係に従って配線基板(7)
の上に配設し、残りのつなぎ(9)を切断分離すること
を特徴とするブスバー配線板の製造方法。 - 【請求項3】配線基板(7)の上に複数の所望のパター
ンを有する(ブスバー51,52,61,62,53,63…)を所定の
位置的関係をもって配設し、各ブスバーには端部の折り
曲げにより必要なタブ状端子(8(81,82…))を形成
して成るブスバー配線板(B)の製造に際し、 前記複数のブスバー(51,52,61,62,53,63…)のなかで
前記タブ状端子(8)が展開状態にあるときに互に干渉
するためにその打抜きスペースをパターン形成に利用で
きない関係にある隣接するブスバー(52,61、62,53、
53,63…)を選び分けることにより、前記複数のブスバ
ーを少なくとも2つの干渉のないブスバー群(5(51,5
2,53…),6(61,62,63…))に分け、 分画された各ブスバー群(5,6)を、該ブスバー群を構
成する複数のブスバー(51,52,53…、61,62,63…)間に
夫々つなぎ(9)を残して一枚の導電性金属薄板から打
抜いて、前記必要なタブ状端子(8)を形成することに
より作製し、 前記各ブスバー群(5,6)を前記所定の位置的関係に従
って配線基板(7)の上に配設した後、 前記各ブスバー(51,52,53…、61,62,63…)の複数のつ
なぎ(9)を一括して切断分離することを特徴とするブ
スバー配線板の製造方法。
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---|---|---|---|
JP2078883A JP2733521B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | ブスバー配線板の製造方法 |
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JP2078883A JP2733521B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | ブスバー配線板の製造方法 |
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JPH03284111A JPH03284111A (ja) | 1991-12-13 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1990
- 1990-03-29 JP JP2078883A patent/JP2733521B2/ja not_active Expired - Fee Related
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