JP2733492B2 - イミダゾピリジン誘導体 - Google Patents
イミダゾピリジン誘導体Info
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
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- A61P11/08—Bronchodilators
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- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
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- A61P25/08—Antiepileptics; Anticonvulsants
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- A61P25/20—Hypnotics; Sedatives
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- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
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- A61P37/06—Immunosuppressants, e.g. drugs for graft rejection
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- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/08—Vasodilators for multiple indications
-
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- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はイミダゾピリジン誘導体、その製造方法、な
らびに該誘導体を含有する医薬組成物に関するものであ
る。
らびに該誘導体を含有する医薬組成物に関するものであ
る。
本発明の化合物は、式(I): {式中、Y1は水素原子、ハロゲン原子、またはC1-4アル
キル基、Y2は基SR[ここにRは水素原子またはC1-4アル
キル基または(4−アルコキシフェニル)メチル基を表
す]であるか、ヒドロキシ基またはC1-4アルコキシ基、
Xは水素原子、ハロゲン原子、C1-4アルコキシ基、C1-4
アルキル基、または基CF3、CH3S、NO2またはNH2、R1お
よびR2は互いに独立して水素原子、またはC1-4アルキル
基を表す} で示される。
キル基、Y2は基SR[ここにRは水素原子またはC1-4アル
キル基または(4−アルコキシフェニル)メチル基を表
す]であるか、ヒドロキシ基またはC1-4アルコキシ基、
Xは水素原子、ハロゲン原子、C1-4アルコキシ基、C1-4
アルキル基、または基CF3、CH3S、NO2またはNH2、R1お
よびR2は互いに独立して水素原子、またはC1-4アルキル
基を表す} で示される。
その内、Y1がハロゲン原子であって6位に位置し、Y2
が基SR[ここにRは水素原子、C1-4アルキル基または
(4−アルコキシフェニル)メチル基を表す]である
か、ヒドロキシ基またはC1-4アルコキシ基であって8位
に位置しており、Xがハロゲン原子またはC1-4アルキル
基、R1およびR2が上記の定義に従うものである化合物が
好ましい。
が基SR[ここにRは水素原子、C1-4アルキル基または
(4−アルコキシフェニル)メチル基を表す]である
か、ヒドロキシ基またはC1-4アルコキシ基であって8位
に位置しており、Xがハロゲン原子またはC1-4アルキル
基、R1およびR2が上記の定義に従うものである化合物が
好ましい。
Y1が塩素原子であり、Y2がメチルチオ基、メルカプト
基、メトキシ基、ヒドロキシ基、n−ブチルチオ基また
は(4−メトキシフェニル)メチルチオ基であり、Xが
塩素原子またはメチル基、R1およびR2が互いに独立して
メチル基またはn−プロピル基である化合物がより好ま
しい。
基、メトキシ基、ヒドロキシ基、n−ブチルチオ基また
は(4−メトキシフェニル)メチルチオ基であり、Xが
塩素原子またはメチル基、R1およびR2が互いに独立して
メチル基またはn−プロピル基である化合物がより好ま
しい。
さらには、Y1が水素原子であり、Y2がS−アルキル基
またはアルコキシ基であって6位に位置し、Xがハロゲ
ン原子またはC1-4アルキル基、R1およびR2が互いに独立
して水素原子またはC1-4アルキル基である化合物も本発
明の興味深い化合物である。
またはアルコキシ基であって6位に位置し、Xがハロゲ
ン原子またはC1-4アルキル基、R1およびR2が互いに独立
して水素原子またはC1-4アルキル基である化合物も本発
明の興味深い化合物である。
Y1が水素原子であり、Y2がメチルチオ基またはアルコ
キシ基であり、Xが塩素原子またはメチル基、R1および
R2が互いに独立してメチル基またはn−プロピル基であ
る化合物は特に興味深い化合物である。
キシ基であり、Xが塩素原子またはメチル基、R1および
R2が互いに独立してメチル基またはn−プロピル基であ
る化合物は特に興味深い化合物である。
本発明化合物は置換基Y1および/またはY2の変化に応
じて異なる製造方法に従って製造される。
じて異なる製造方法に従って製造される。
Y2が8−SRである本発明化合物は反応式1に従って製
造される。式(II)で示される2−アミノピリジンを臭
素化し、得られた臭化物(III)をブロモケトン(IV)
と反応させ、得られたイミダゾピリジン(V)をアセタ
ール(VI)と反応させ、得られた化合物(VII)を塩化
チオニルで処理し、次いで、得られた塩化物を系中でロ
ンガリット(Rongalite)等によって還元する。化合物
(VIII)をアルキルチオールおよび水素化ナトリウムを
用いてジメチルホルムアミド中で調製されたナトリウム
アルコールチオレートと反応させ、S−アルキル誘導
体(I)を得る。
造される。式(II)で示される2−アミノピリジンを臭
素化し、得られた臭化物(III)をブロモケトン(IV)
と反応させ、得られたイミダゾピリジン(V)をアセタ
ール(VI)と反応させ、得られた化合物(VII)を塩化
チオニルで処理し、次いで、得られた塩化物を系中でロ
ンガリット(Rongalite)等によって還元する。化合物
(VIII)をアルキルチオールおよび水素化ナトリウムを
用いてジメチルホルムアミド中で調製されたナトリウム
アルコールチオレートと反応させ、S−アルキル誘導
体(I)を得る。
Y2が8−SHである化合物(I)は、化合物(VIII)か
ら調製される。化合物(VIII)を、水素化ナトリウムの
存在下、ジメチルホルムアミド中で4−メトキシベンゼ
ンメタンチオールと反応させ、臭素原子が4−メトキシ
ベンゼジルチオ基で置換されている化合物を得る。この
化合物を0℃において、酢酸水銀の存在下、トリフルオ
ロ酢酸中で撹拌することによりマーキュリーチオレート
の形のチオール(I)を得る。マーキュリーチオレート
を、トリフルオロ酢酸および硫化水素と反応させると二
硫化物が得られる。
ら調製される。化合物(VIII)を、水素化ナトリウムの
存在下、ジメチルホルムアミド中で4−メトキシベンゼ
ンメタンチオールと反応させ、臭素原子が4−メトキシ
ベンゼジルチオ基で置換されている化合物を得る。この
化合物を0℃において、酢酸水銀の存在下、トリフルオ
ロ酢酸中で撹拌することによりマーキュリーチオレート
の形のチオール(I)を得る。マーキュリーチオレート
を、トリフルオロ酢酸および硫化水素と反応させると二
硫化物が得られる。
Y2が8−アルコキシおよび8−OHである本発明の化合
物は反応式2に従って得られる。反応式1記載の方法で
得られた化合物(V)とナトリウムアルコキシドとをヘ
キサメチルホスホロトリアミド中で反応させ、次いで、
メトキシル化された化合物(X)を、1,1−ジエトキシ
−N,N−(R1R2)アセトアミドと反応させ、得られた化
合物(XI)を塩化チオニルの存在下、次にロンガリット
(ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム塩)の存
在下で変換してアルコキシル化物(I)を得、さらにこ
のアルコキシル化物(I)にBBr3を作用することによ
り、対応する、Y2がOHである化合物(I)を得る。
物は反応式2に従って得られる。反応式1記載の方法で
得られた化合物(V)とナトリウムアルコキシドとをヘ
キサメチルホスホロトリアミド中で反応させ、次いで、
メトキシル化された化合物(X)を、1,1−ジエトキシ
−N,N−(R1R2)アセトアミドと反応させ、得られた化
合物(XI)を塩化チオニルの存在下、次にロンガリット
(ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム塩)の存
在下で変換してアルコキシル化物(I)を得、さらにこ
のアルコキシル化物(I)にBBr3を作用することによ
り、対応する、Y2がOHである化合物(I)を得る。
Y2が6−アルコシシまたは6−SRである本発明の化合
物は反応式3に従って得られる。式(XII)で示される
2−アミノピリジンとαブロモアセトフェノン(XIII)
とを縮合させ、得られた式(XIV)で示されるイミダゾ
ピリジンと式(VI)のグリオキサミドアセタールとを縮
合させる。α−ヒドロキシアミド(XV)を塩化チオニル
で処理し、次いで、得られた化合物をロンガリットを用
いて還元し、式(I)の化合物を得る。
物は反応式3に従って得られる。式(XII)で示される
2−アミノピリジンとαブロモアセトフェノン(XIII)
とを縮合させ、得られた式(XIV)で示されるイミダゾ
ピリジンと式(VI)のグリオキサミドアセタールとを縮
合させる。α−ヒドロキシアミド(XV)を塩化チオニル
で処理し、次いで、得られた化合物をロンガリットを用
いて還元し、式(I)の化合物を得る。
5−アルコキシピリジンアミン(XII)はクラークお
よびデッディ[G.J.ClarkおよびL.W.Deady、Aust.J.Che
m.34、927(1981)]によって示された方法に従って得
ることができる。
よびデッディ[G.J.ClarkおよびL.W.Deady、Aust.J.Che
m.34、927(1981)]によって示された方法に従って得
ることができる。
5−アルキルチオピリジンアミン(XII)はZelinskii
Org.Chem.Inst.Derwent79−88949B(49)に記載され
ている方法に従って得られる。
Org.Chem.Inst.Derwent79−88949B(49)に記載され
ている方法に従って得られる。
以下に実施例を挙げ、本発明を詳しく説明する。化合
物の構造は、元素分析およびIRおよびNMRスペクトルに
基づいて確認された。
物の構造は、元素分析およびIRおよびNMRスペクトルに
基づいて確認された。
実施例1 6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−
8−メチルチオ−N,N−ジプロピル−イミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 1.1. 2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロピリジン 2−アミノ−5−クロロピリジン20g(77.8mM)のジ
クロロメタン(CH2Cl2)160ml中溶液に臭素8mlを0℃で
滴下して反応させる。滴下終了後、反応混合物を25℃で
2時間放置して反応させる。得られた懸濁液を強度10%
の水酸化ナトリウムで洗浄し、有機層を水洗した後、硫
酸マグネシウムで乾燥し、濾過した後、溶媒を留去す
る。得られた化合物をイソプロパノールから再結晶す
る。Mp(融点)82℃。
8−メチルチオ−N,N−ジプロピル−イミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 1.1. 2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロピリジン 2−アミノ−5−クロロピリジン20g(77.8mM)のジ
クロロメタン(CH2Cl2)160ml中溶液に臭素8mlを0℃で
滴下して反応させる。滴下終了後、反応混合物を25℃で
2時間放置して反応させる。得られた懸濁液を強度10%
の水酸化ナトリウムで洗浄し、有機層を水洗した後、硫
酸マグネシウムで乾燥し、濾過した後、溶媒を留去す
る。得られた化合物をイソプロパノールから再結晶す
る。Mp(融点)82℃。
1.2. 8−ブロモ−6−クロロ−2−(4−クロロフェニ
ル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン 2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロピリジン17g(8
2mM)のエタノール150ml中溶液と2−ブロモ−1−(4
−クロロフェニル)−1−エタノン29gおよび炭酸水素
ナトリウム14gとを反応させる。この混合物を6時間還
流温度に加熱し、次いで、冷却する。沈殿を濾別し、ジ
クロロメタンで洗浄した後、濾液を減圧濃縮する。残留
物を酢酸エチルで洗浄し、融点178℃の化合物を得る。
ル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン 2−アミノ−3−ブロモ−5−クロロピリジン17g(8
2mM)のエタノール150ml中溶液と2−ブロモ−1−(4
−クロロフェニル)−1−エタノン29gおよび炭酸水素
ナトリウム14gとを反応させる。この混合物を6時間還
流温度に加熱し、次いで、冷却する。沈殿を濾別し、ジ
クロロメタンで洗浄した後、濾液を減圧濃縮する。残留
物を酢酸エチルで洗浄し、融点178℃の化合物を得る。
1.3. 8−ブロモ−6−クロロ−2−(4−クロロフェニ
ル)−α−ヒドロキシ−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2
−a]ピリジン−3−アセトアミド 氷酢酸30mlおよび強度37%の塩酸0.1ml中1,1−ジエト
キシ−N,N−ジプロピルアセトアミド2.03gの溶液を調製
する。この溶液を60℃で2時間加温した後、該溶液に酢
酸ナトリウム312mgを加え、10分後に上記1.2.で調製し
た化合物2.9mMを加える。この反応混合物を60℃で約3
時間加温し、酢酸を留去し、水を加えた後、得られた混
合物をジクロロメタンで抽出する。有機層をとり、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧蒸留する。
残留物をエタノールから再結晶し、Mp199−200℃の化合
物を得る。
ル)−α−ヒドロキシ−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2
−a]ピリジン−3−アセトアミド 氷酢酸30mlおよび強度37%の塩酸0.1ml中1,1−ジエト
キシ−N,N−ジプロピルアセトアミド2.03gの溶液を調製
する。この溶液を60℃で2時間加温した後、該溶液に酢
酸ナトリウム312mgを加え、10分後に上記1.2.で調製し
た化合物2.9mMを加える。この反応混合物を60℃で約3
時間加温し、酢酸を留去し、水を加えた後、得られた混
合物をジクロロメタンで抽出する。有機層をとり、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧蒸留する。
残留物をエタノールから再結晶し、Mp199−200℃の化合
物を得る。
1.4. 8−ブロモ−6−クロロ−2−(4−クロロフェニ
ル−2−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
−3−アセトアミド ジクロロメタン100ml中の上記1.3.で調製した化合物5
g(10mmM)溶液を塩化チオニル(SOCl2)2.2mlを反応さ
せる。この反応混合物を60℃で2時間加温する。減圧下
に蒸発乾固し、残留物をクロロホルムに溶解し、再び蒸
発乾固し、残留物を減圧乾燥する。
ル−2−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
−3−アセトアミド ジクロロメタン100ml中の上記1.3.で調製した化合物5
g(10mmM)溶液を塩化チオニル(SOCl2)2.2mlを反応さ
せる。この反応混合物を60℃で2時間加温する。減圧下
に蒸発乾固し、残留物をクロロホルムに溶解し、再び蒸
発乾固し、残留物を減圧乾燥する。
得られた化合物をジクロロメタンに溶かし、ロンガリ
ット4.7gを加え、得られた混合物を20℃で48時維持す
る。水を加えて生成した固形物を溶かし、沈降完了後有
機層を分離し、水、強度30%の水酸化ナトリウム、次い
で、水で洗浄する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過し、濾液を減圧濃縮する。残留物をエタノール
から再結晶し、Mp189−192℃の物質を得る。
ット4.7gを加え、得られた混合物を20℃で48時維持す
る。水を加えて生成した固形物を溶かし、沈降完了後有
機層を分離し、水、強度30%の水酸化ナトリウム、次い
で、水で洗浄する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過し、濾液を減圧濃縮する。残留物をエタノール
から再結晶し、Mp189−192℃の物質を得る。
1.5. 6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−8−メ
チルチオ−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−3−アセトアミド テトラヒドロフラン中メタンチオール5.8M溶液を調製
する。この溶液1.8mlをジメチルホルムアミド(DMF)2m
lおよび強度50%の水素化ナトリウム480mgと、20℃で混
合する。
チルチオ−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−3−アセトアミド テトラヒドロフラン中メタンチオール5.8M溶液を調製
する。この溶液1.8mlをジメチルホルムアミド(DMF)2m
lおよび強度50%の水素化ナトリウム480mgと、20℃で混
合する。
次いで、1.4.で調製した化合物2.5g(5.18mM)のDMF2
5ml中溶液を徐々に加える。得られた混合物を20℃で1.5
時間、次いで、60℃で1時間撹拌する。水を加え、沈降
完了後、有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥した
後、濾過し、濾液を減圧蒸留する。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、得られた生成物を
イソプロパノールから再結晶する。Mp152−154℃。
5ml中溶液を徐々に加える。得られた混合物を20℃で1.5
時間、次いで、60℃で1時間撹拌する。水を加え、沈降
完了後、有機層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥した
後、濾過し、濾液を減圧蒸留する。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、得られた生成物を
イソプロパノールから再結晶する。Mp152−154℃。
実施例2 6−クロロ2−(4−クロロフェニル)−8
−{[(4−メトキシフェニル)メチル]チオ}−およ
び−8−メルカプト−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 2.1.丸底フラスコにアルゴン雰囲気下に、撹拌しながら
水素化ナトリウムおよびジメチルホルムアミドを加え、
次いで、2当量の4−メトキシベンゼンメタンチオール
を滴下する。この混合物を50分間反応させる。1.4.で得
られた化合物345mg(0.17mM)を加える。1時間後、反
応混合物を1時間40℃に加温する。
−{[(4−メトキシフェニル)メチル]チオ}−およ
び−8−メルカプト−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 2.1.丸底フラスコにアルゴン雰囲気下に、撹拌しながら
水素化ナトリウムおよびジメチルホルムアミドを加え、
次いで、2当量の4−メトキシベンゼンメタンチオール
を滴下する。この混合物を50分間反応させる。1.4.で得
られた化合物345mg(0.17mM)を加える。1時間後、反
応混合物を1時間40℃に加温する。
この反応混合物を放冷し、氷および水を加え、得られ
た混合物をエーテルで3回抽出し、有機層を水洗した
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧蒸留
する。得られた生成物をジクロロメタン/エーテル混液
から再結晶する。Mp125−126℃。
た混合物をエーテルで3回抽出し、有機層を水洗した
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧蒸留
する。得られた生成物をジクロロメタン/エーテル混液
から再結晶する。Mp125−126℃。
2.2.上記2.1.で調製した化合物111mg(0.2mM)をアニソ
ール(20μ)の存在下、トリフルオロ酢酸1mlに加え
る。この混合物を撹拌下、0℃において酢酸水銀63.8mg
(0.2mM)で15分間処理する。生成した化合物を単離
し、シリカクロマトグラフィーにかけ、クロロホルム/
メタノールの95/5混液で溶離して精製する。得られた化
合物はマーキュリーチオレートを形成している。Mp191
−192℃。
ール(20μ)の存在下、トリフルオロ酢酸1mlに加え
る。この混合物を撹拌下、0℃において酢酸水銀63.8mg
(0.2mM)で15分間処理する。生成した化合物を単離
し、シリカクロマトグラフィーにかけ、クロロホルム/
メタノールの95/5混液で溶離して精製する。得られた化
合物はマーキュリーチオレートを形成している。Mp191
−192℃。
また、トリフルオロ酢酸および硫化水素を作用させる
ことによって二硫化物の形の化合物をマーキュリーチオ
レートから単離することもできる。Mp126−128℃。
ことによって二硫化物の形の化合物をマーキュリーチオ
レートから単離することもできる。Mp126−128℃。
実施例3 6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−
8−メトキシフェニル−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2
−a]ピリジン−3−アセトアミド 3.1.6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−8−メ
トキシイミダゾ[1,2−a]ピリジン 本出願人が同日付けで「イミダゾピリジン誘導体、そ
の製造方法および医薬への敵用法」という名称で特許出
願している出願の明細書に記載されている製造方法で得
られる化合物である8−ブロモ−6−クロロ−2−(4
−クロロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン10g
(29.4mM)のヘキサメチルホスホロトリアミド60ml中溶
液を、ナトリウム2.03gとメタノール15mlから調製した
ナトリウムメチラート溶液に加え、反応混合物を60℃で
2.5時間加温し、水を加え、混合物をジクロロメタンで
抽出し、有機層を水洗し、硫酸メグネシウムで乾燥し、
濾過して濾液を減圧濃縮する。残留物を酢酸エチル/ヘ
キサン混液から再結晶する。Mp150−151℃。
8−メトキシフェニル−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2
−a]ピリジン−3−アセトアミド 3.1.6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−8−メ
トキシイミダゾ[1,2−a]ピリジン 本出願人が同日付けで「イミダゾピリジン誘導体、そ
の製造方法および医薬への敵用法」という名称で特許出
願している出願の明細書に記載されている製造方法で得
られる化合物である8−ブロモ−6−クロロ−2−(4
−クロロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン10g
(29.4mM)のヘキサメチルホスホロトリアミド60ml中溶
液を、ナトリウム2.03gとメタノール15mlから調製した
ナトリウムメチラート溶液に加え、反応混合物を60℃で
2.5時間加温し、水を加え、混合物をジクロロメタンで
抽出し、有機層を水洗し、硫酸メグネシウムで乾燥し、
濾過して濾液を減圧濃縮する。残留物を酢酸エチル/ヘ
キサン混液から再結晶する。Mp150−151℃。
3.2. 6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−α−ヒ
ドロキシ−8−メトキシフェニル−N,N−ジプロピルイ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセトアミド 氷酢酸30mlおよび強度37%の塩酸中1,1−ジエトキシ
−N,N−ジプロピルアセトアミド9.46gの溶液を調製す
る。
ドロキシ−8−メトキシフェニル−N,N−ジプロピルイ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセトアミド 氷酢酸30mlおよび強度37%の塩酸中1,1−ジエトキシ
−N,N−ジプロピルアセトアミド9.46gの溶液を調製す
る。
この反応混合物を60℃で2時間加温する。該溶液に酢
酸ナトリウム1.3gを加え、10分後に上記3.1.で調製した
化合物4g(13.6mM)を加える。
酸ナトリウム1.3gを加え、10分後に上記3.1.で調製した
化合物4g(13.6mM)を加える。
この反応混合物を60℃で3時間加温し、冷却し、蒸発
乾固する。
乾固する。
残留物をジクロロメタンに溶かし、有機層を水洗した
のち、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧
濃縮する。得られた生成物を溶出液としてヘキサン/酢
酸エチル3:1混液を用いるクロマトグラフィーにかけて
精製する。得られた生成物はそれ以上処理することなく
次工程に用いられる。
のち、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧
濃縮する。得られた生成物を溶出液としてヘキサン/酢
酸エチル3:1混液を用いるクロマトグラフィーにかけて
精製する。得られた生成物はそれ以上処理することなく
次工程に用いられる。
3.3. 6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−8−メ
トキシ−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
−3−アセトアミド 上で調製した化合物2.75g(6.12mmM)をジクロロメタ
ン50mlおよびSOCl21.34mlと混合する。この反応混合物
を60℃で2時間加温した後、蒸発乾固し、残留物を減圧
乾燥する。精製ジクロロメタン30ml、次いで、ロンガリ
ット2.82g加える。反応混合物を20℃で一夜放置する。
トキシ−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジン
−3−アセトアミド 上で調製した化合物2.75g(6.12mmM)をジクロロメタ
ン50mlおよびSOCl21.34mlと混合する。この反応混合物
を60℃で2時間加温した後、蒸発乾固し、残留物を減圧
乾燥する。精製ジクロロメタン30ml、次いで、ロンガリ
ット2.82g加える。反応混合物を20℃で一夜放置する。
この混合物に水を加え、沈降完了後有機層を分取し、
水、ついで塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧濃縮する。
水、ついで塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過し、濾液を減圧濃縮する。
残留物をクロマトグラフィーで精製する(溶出液:ヘ
キサン/酢酸エチル2:1混液)。Mp162−163℃。
キサン/酢酸エチル2:1混液)。Mp162−163℃。
実施例4 6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−
8−ヒドロキシ−N,N−ジプロピル−イミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 3.3.で調製した化合物0.15mg(0.36mM)のジクロロメ
タン15ml中溶液に−60℃でBBr30.2ml(0.53g、2.11mM)
を加える。この混合物を撹拌下2時間の間に室温まで戻
す。
8−ヒドロキシ−N,N−ジプロピル−イミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 3.3.で調製した化合物0.15mg(0.36mM)のジクロロメ
タン15ml中溶液に−60℃でBBr30.2ml(0.53g、2.11mM)
を加える。この混合物を撹拌下2時間の間に室温まで戻
す。
次いで、−78℃においてメタノールで過剰のBBr3を分
解する。反応混合物を蒸留し、得られた残留物をクロマ
トグラフィーで精製する(溶出液:ジクロロメタン/メ
タノール95:5混液)。
解する。反応混合物を蒸留し、得られた残留物をクロマ
トグラフィーで精製する(溶出液:ジクロロメタン/メ
タノール95:5混液)。
生成物は酢酸エチル中で塩基形の結晶として得られ
る。Mp190−191℃。
る。Mp190−191℃。
実施例5 8−n−ブチルチオ−6−クロロ−2−(4
−クロロフェニル)−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 機械的に撹拌しながら、アルゴン雰囲気下、3頚丸底
フラスコに強度50%の油中水素化ナトリウム300mg(2
当量)およびジメチルホルムアミド30mlを加え、次い
で、氷浴で冷却した後、ブタンチオール600μ(2当
量)を滴下し、得られた混合物を45分間撹拌する。滴下
ロートを用い、ジメチルホルムアミド30ml中8−ブロモ
−6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−N,N−ジ
プロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセトア
ミド1.5g(3.10mM)溶液を加える。得られた混合物を室
温まで戻し、3時間撹拌する。
−クロロフェニル)−N,N−ジプロピルイミダゾ[1,2−
a]ピリジン−3−アセトアミド 機械的に撹拌しながら、アルゴン雰囲気下、3頚丸底
フラスコに強度50%の油中水素化ナトリウム300mg(2
当量)およびジメチルホルムアミド30mlを加え、次い
で、氷浴で冷却した後、ブタンチオール600μ(2当
量)を滴下し、得られた混合物を45分間撹拌する。滴下
ロートを用い、ジメチルホルムアミド30ml中8−ブロモ
−6−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−N,N−ジ
プロピルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセトア
ミド1.5g(3.10mM)溶液を加える。得られた混合物を室
温まで戻し、3時間撹拌する。
混合物が冷えてから、氷、次いで、水を徐々に加え
る。
る。
この混合物をエーテルで3回抽出し、有機層を1回水
洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を蒸発
乾固する。
洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濾液を蒸発
乾固する。
シリカゲルクロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメ
タン/メタノール99.5:0.5混液)にかけて精製し、融点
119−120℃の化合物を得る。
タン/メタノール99.5:0.5混液)にかけて精製し、融点
119−120℃の化合物を得る。
実施例6 2−(4−クロロフェニル)−6−メトキシ
−N,N−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−ア
セトアミド 6.1. 2−(4−クロロフェニル)−6−メトキシイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン 5−メトキシ−2−ピリジンアミン1.3g(10.5mM)、
α−ブロモ−4−クロロアセトフェノン2.44g(1当
量)および95%アルコール中炭酸水素ナトリウム1.76g
(2当量)の混合物をアルゴン雰囲気下、4.5時間加熱
還流する。この混合物を蒸発乾固し、残留物をジクロロ
メタンと水の間に分配し、洗浄した後、乾燥し、蒸留す
る。クロマトグラフィーによって生成物を精製し、エー
テルから再結晶する。Mp148−149℃。
−N,N−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−ア
セトアミド 6.1. 2−(4−クロロフェニル)−6−メトキシイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン 5−メトキシ−2−ピリジンアミン1.3g(10.5mM)、
α−ブロモ−4−クロロアセトフェノン2.44g(1当
量)および95%アルコール中炭酸水素ナトリウム1.76g
(2当量)の混合物をアルゴン雰囲気下、4.5時間加熱
還流する。この混合物を蒸発乾固し、残留物をジクロロ
メタンと水の間に分配し、洗浄した後、乾燥し、蒸留す
る。クロマトグラフィーによって生成物を精製し、エー
テルから再結晶する。Mp148−149℃。
5−メトキシ−2−ピリジンアミンは文献[G.J.Clar
kおよびL.W.Deady、Aust.J.Chem.34 927(1981)]記
載の方法に従って調製される。
kおよびL.W.Deady、Aust.J.Chem.34 927(1981)]記
載の方法に従って調製される。
6.2. 2−(4−クロロフェニル)−α−ヒドロキシ−N,
N−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセト
アミド 酢酸90ml中1,1−ジエトキシ−N,N−ジメチルアセトア
ミド4.95g(26.7mM)の溶液を調製する。この混合物を5
0℃に加温し、強度37%の塩酸0.7mlを加え、得られた混
合物を同温度で2時間撹拌する。酢酸ナトリウム2.2g
(22.7mM)を加え、15分後に6.1.で調製した化合物2.3g
(8.9mM)を加える。さらに2時間加温を続ける。この
混合物を蒸発乾固し、残留物をジクロロメタンと水の間
に分配し、有機層を洗浄し、乾燥し、蒸留する。生成物
をエチルエーテルから再結晶し、白色固形物2.2gを得
る。Mp185−186℃(分解)。
N−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセト
アミド 酢酸90ml中1,1−ジエトキシ−N,N−ジメチルアセトア
ミド4.95g(26.7mM)の溶液を調製する。この混合物を5
0℃に加温し、強度37%の塩酸0.7mlを加え、得られた混
合物を同温度で2時間撹拌する。酢酸ナトリウム2.2g
(22.7mM)を加え、15分後に6.1.で調製した化合物2.3g
(8.9mM)を加える。さらに2時間加温を続ける。この
混合物を蒸発乾固し、残留物をジクロロメタンと水の間
に分配し、有機層を洗浄し、乾燥し、蒸留する。生成物
をエチルエーテルから再結晶し、白色固形物2.2gを得
る。Mp185−186℃(分解)。
この化合物は0.7%の水を含有している。
6.3.2−(4−クロロフェニル)−6−メトキシ−N,N−
ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセトア
ミド 6.2.で得た化合物2.1g(5.8mM)をジクロロメタン115
mlに溶かし、塩化チオニル11.5mlを加え、得られた混合
物を室温で15分間撹拌する。次いで、蒸発乾固し、残留
固形物をペンタンにとり、得られた固形物を減圧乾燥す
る。この化合物2.4gをジクロロメタン180mlに溶かし、
ロンガリット2.67g(3当量)を加え、得られた混合物
を室温で20時間撹拌する。得られた固形物を濾取し、ク
ロマトグラフィーにかけて精製し、次いで、エーテルか
ら再結晶する。Mp170−172℃(分解)。
ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセトア
ミド 6.2.で得た化合物2.1g(5.8mM)をジクロロメタン115
mlに溶かし、塩化チオニル11.5mlを加え、得られた混合
物を室温で15分間撹拌する。次いで、蒸発乾固し、残留
固形物をペンタンにとり、得られた固形物を減圧乾燥す
る。この化合物2.4gをジクロロメタン180mlに溶かし、
ロンガリット2.67g(3当量)を加え、得られた混合物
を室温で20時間撹拌する。得られた固形物を濾取し、ク
ロマトグラフィーにかけて精製し、次いで、エーテルか
ら再結晶する。Mp170−172℃(分解)。
Y2がSCH3であって6位に位置している化合物は、反応
式3に従い、同様の方法で5−メチルチオピリジンアミ
ンから調製される。
式3に従い、同様の方法で5−メチルチオピリジンアミ
ンから調製される。
実施例記載の方法と同様の方法で得られた化合物を以
下の表に示す。
下の表に示す。
本発明化合物を薬理実験に付したところ、本発明化合
物の種々の分野における優れた医薬特性が示された。本
発明化合物の毒性をマウスの腹腔内投与で調べた。
物の種々の分野における優れた医薬特性が示された。本
発明化合物の毒性をマウスの腹腔内投与で調べた。
DL50は500〜1,000mg/kgであった。
クラーレ処理したラットにおける本発明化合物のECoG
に及ぼす作用を観察することによって、鎮静および催眠
効果を決定した[Depoortere,H.Rev.E.E.G.Neurophysio
l.,(1980)10、3、207−214]。固定したラットに、
1〜30mgの漸増量の被検化合物を腹腔内注入または経口
投与した。これらは0.3mg/kg i.p.と同等〜それ以上の
量で睡眠痕跡を誘導した。
に及ぼす作用を観察することによって、鎮静および催眠
効果を決定した[Depoortere,H.Rev.E.E.G.Neurophysio
l.,(1980)10、3、207−214]。固定したラットに、
1〜30mgの漸増量の被検化合物を腹腔内注入または経口
投与した。これらは0.3mg/kg i.p.と同等〜それ以上の
量で睡眠痕跡を誘導した。
本発明化合物の抗痙攣活性を、Wormsら(J.Pharmaco
l.Exp.Ther.、220:660−671)の方法に従い、マウスに
おけるペンテトラゾール誘導間代性痙攣阻害試験によっ
て決定した。雄性チャールスリバー種CD1マウス(20−2
2g)に被検化合物を腹腔内(i.p.)注入し、その30分後
にペンテトラゾール35mg/kgを静脈内(i.v.)投与し、
間代性痙攣を誘発した。
l.Exp.Ther.、220:660−671)の方法に従い、マウスに
おけるペンテトラゾール誘導間代性痙攣阻害試験によっ
て決定した。雄性チャールスリバー種CD1マウス(20−2
2g)に被検化合物を腹腔内(i.p.)注入し、その30分後
にペンテトラゾール35mg/kgを静脈内(i.v.)投与し、
間代性痙攣を誘発した。
AD50はペンテトラゾール誘発間代性痙攣に対して動物
の50%を保護し得る量である。本発明化合物のAD50は0.
1〜10mg/kgであった。
の50%を保護し得る量である。本発明化合物のAD50は0.
1〜10mg/kgであった。
4−ヒドロキシ酪酸ナトリウム誘導“睡眠”時間に対す
る作用 この作用は、クラーレ処理したラットにおける4−ヒ
ドロキシ酪酸ナトリウム(GBH)誘導“睡眠”の時間の
長さに対する化合物の影響に基いて決定された。
る作用 この作用は、クラーレ処理したラットにおける4−ヒ
ドロキシ酪酸ナトリウム(GBH)誘導“睡眠”の時間の
長さに対する化合物の影響に基いて決定された。
使用した動物はチャールスリバー種の雄性ラット(20
0±20g)である。アロフェリン5mg/kgのi.p.投与によっ
て不動化したラットの鼻面に取り付けたマスクを用い、
人工呼吸を行った(呼吸速度50/分;容量14ml)。
0±20g)である。アロフェリン5mg/kgのi.p.投与によっ
て不動化したラットの鼻面に取り付けたマスクを用い、
人工呼吸を行った(呼吸速度50/分;容量14ml)。
空気が胃内に入るのを防ぐために予め食道を桔紮し
た。
た。
前頭頂骨および後頭骨の皮質電極によって、ガラスモ
デル(Grass model)79Pポリグラフ上に6mm/secの速度
で皮質脳波を描写した。
デル(Grass model)79Pポリグラフ上に6mm/secの速度
で皮質脳波を描写した。
動物は、局部麻酔(2%キシロカイン)によって調製
した。実験中、ラットを37.5℃の定温に保った。ラット
の調製完了10分後に4−ヒドロキシ酪酸ナトリウム200m
g/kgを尾静脈に注入した。
した。実験中、ラットを37.5℃の定温に保った。ラット
の調製完了10分後に4−ヒドロキシ酪酸ナトリウム200m
g/kgを尾静脈に注入した。
4−ヒドロキシ酪酸ナトリウム投与3分後に被検化合
物10mg/kgを腹腔内投与した。
物10mg/kgを腹腔内投与した。
GHB投与後75分間、15分毎に痕跡を評価した。この分
析期間中、全“睡眠”時間を測定した。15シリーズの対
照から“GHB睡眠”時間を特定した。
析期間中、全“睡眠”時間を測定した。15シリーズの対
照から“GHB睡眠”時間を特定した。
Mann−Whitneyの“U"テストを用いて結果を統計的に
分析した。
分析した。
幾つかの化合物はGHBの作用を減少させた(用量10mg/
kgで最高40%の減少)が、他はこの作用を強化した(用
量10mg/kgで最高40%の増加)。また、この作用は化合
物を高投与量で与えるか、低投与量で与えるかによって
逆になり得ることも分かった。
kgで最高40%の減少)が、他はこの作用を強化した(用
量10mg/kgで最高40%の増加)。また、この作用は化合
物を高投与量で与えるか、低投与量で与えるかによって
逆になり得ることも分かった。
この薬理実験の結果から、本発明の化合物は中枢神経
系領域で活性であり、不安解消、睡眠誘発、催眠および
抗痙攣特性を有することが分かった。本発明化合物は不
安状態、睡眠異常その他の神経学的状態および精神状態
の異常の治療に有用である。
系領域で活性であり、不安解消、睡眠誘発、催眠および
抗痙攣特性を有することが分かった。本発明化合物は不
安状態、睡眠異常その他の神経学的状態および精神状態
の異常の治療に有用である。
本発明化合物はまた、末梢型のベンゾジアゼピン結合
部位(ω3)に極めて高い親和生を有することがわかっ
た。この活性は、文献[S.Archiv.Archiv.Pharmacol.33
0、248−251(1985)]記載の方法に従って求められ
た。
部位(ω3)に極めて高い親和生を有することがわかっ
た。この活性は、文献[S.Archiv.Archiv.Pharmacol.33
0、248−251(1985)]記載の方法に従って求められ
た。
本発明化合物のIC50値(腎臓膜中でのトリチウム化Ro
5−4864の結合を50%阻止し得る濃度)は0.01〜100nmol
であった。
5−4864の結合を50%阻止し得る濃度)は0.01〜100nmol
であった。
従って、本発明化合物は以下に示す領域で有用であ
る。
る。
免疫刺激剤または免疫抑制剤等の免疫調節剤として免
疫系に、細胞増殖の調節に、冠血管拡張剤および/また
は冠虚血の防止剤として冠血管系に、中枢神経系に(組
織防御機構への作用、および様々な原因による損傷後の
患部における再生のコントロール)、気管支拡張剤とし
て気管支肺系に、皮膚科(上皮の増殖層における細胞増
殖の調節および皮脂腺の活性の変調)等に有用である。
疫系に、細胞増殖の調節に、冠血管拡張剤および/また
は冠虚血の防止剤として冠血管系に、中枢神経系に(組
織防御機構への作用、および様々な原因による損傷後の
患部における再生のコントロール)、気管支拡張剤とし
て気管支肺系に、皮膚科(上皮の増殖層における細胞増
殖の調節および皮脂腺の活性の変調)等に有用である。
本発明化合物は適当な賦形剤と一緒にして、経口、非
経口、または局所投与に適した剤形、例えば錠剤、糖衣
錠、軟膏、ゼラチンカプセル、経口または注射用の溶液
等に製剤化され得る。
経口、または局所投与に適した剤形、例えば錠剤、糖衣
錠、軟膏、ゼラチンカプセル、経口または注射用の溶液
等に製剤化され得る。
本発明化合物の用量は1日当たり0.5〜2,000mgとする
ことができる。
ことができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/435 ACF A61K 31/435 ACF ADA ADA (72)発明者 ダニエル・ドゥ・ペレティ フランス国92160アントニー、リュ・ア ンペール14番
Claims (6)
- 【請求項1】式I: {式中、Y1は水素原子、ハロゲン原子、またはC1-4アル
キル基、Y2は基SR[ここにRは水素原子またはC1-4アル
キル基または(4−アルコキシフェニル)メチル基を表
す]であるか、ヒドロキシ基またはC1-4アルコキシ基、
Xは水素原子、ハロゲン原子またはC1-4アルキル基、R1
およびR2は互いに独立して水素原子、またはC1-4アルキ
ル基を表す} で示されるイミダゾ[1,2−a]ピリジン誘導体。 - 【請求項2】Y1がハロゲン原子であって6位に位置し、
Y2が基SR[ここにRは水素原子、C1-4アルキル基または
(4−アルコキシフェニル)メチル基を表す]である
か、ヒドロキシ基またはC1-4アルコキシ基であって、8
位に位置し、Xがハロゲン原子またはC1-4アルキル基、
R1およびR2が互いに独立して水素原子、またはC1-4アル
キル基であることを特徴とする請求項1に記載の誘導
体。 - 【請求項3】Y1が塩素原子、Y2がメチルチオ基、メルカ
プト基、メトキシ基、ヒドロキシ基、n−ブチルチオ基
または(4−メトキシフェニル)メチルチオ基、Xが塩
素原子またはメチル基、R1およびR2が互いに独立してメ
チル基またはn−プロピル基であることを特徴とする請
求項2に記載の誘導体。 - 【請求項4】Y1が水素原子であり、Y2がS−アルキル基
またはアルコキシ基であって6位に位置し、Xがハロゲ
ン原子またはC1-4アルキル基、R1およびR2が互いに独立
して水素原子、またはC1-4アルキル基であることを特徴
とする請求項1に記載の誘導体。 - 【請求項5】Y1が水素原子であり、Y2がメチルチオ基ま
たはアルコキシ基であって6位に位置し、Xが塩素原子
またはメチル基、R1およびR2が互いに独立してメチル基
またはn−プロピル基であることを特徴とする請求項4
に記載の誘導体。 - 【請求項6】以下の表: に示される化合物である請求項1記載の化合物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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