JP2732476B2 - 変性プロピレン系重合体 - Google Patents

変性プロピレン系重合体

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JP2732476B2
JP2732476B2 JP63328735A JP32873588A JP2732476B2 JP 2732476 B2 JP2732476 B2 JP 2732476B2 JP 63328735 A JP63328735 A JP 63328735A JP 32873588 A JP32873588 A JP 32873588A JP 2732476 B2 JP2732476 B2 JP 2732476B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、変性プロピレン系重合体に関し、さらに詳
しくは、トリクロロエチレンなどの溶剤に対する溶解性
が良好であって、表面処理剤、接着剤あるいは塗料など
として用いられる変性プロピレン系重合体に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 従来、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィ
ン系重合体が、不飽和カルボン酸またはその酸無水物な
どによってグラフト変性された変性オレフィン系重合体
は、樹脂の改質剤、接着性付与剤などの用途に利用され
ている。
ところで従来公知の変性オレフィン系重合体特に変性
プロピレン系重合体は、通常固体状であるため、トルエ
ン、トリクロロエチレンなどの有機溶剤に溶解させて変
性オレフィン系重合体溶液として、表面処理剤、接着剤
あるいは塗料などに用いられている。しかしながら従来
公知の変性オレフィン系重合体は、トルエン、トリクロ
ロエチレンなどの有機溶剤に必ずしも溶解性が良好であ
るとはいえない。また、有機溶剤に対する溶解性を改良
するには、プロピレンに対するエチレンあるいはα−オ
レフィンの共重合体を増加させればよいが、もしエチレ
ンあるいはα−オレフィンの共重合量を増加させると耐
ブロッキング性および剛性に劣ってしまう。したがって
上記のような有機溶剤に対する溶解性の良好な、また耐
ブロッキング性に優れた変性プロピレン系重合体の出現
が望まれている。
ところで変性プロピレン系重合体のベースとなるプロ
ピレン系重合体を製造するには、一般にチタニウムまた
はバナジウム化合物と、有機アルミニウム化合物からな
るオレフィン重合触媒が用いられてきたが、近年、新し
いチーグラー型オレフィン重合触媒としてジルコニウム
化合物およびアルミノオキサンからなる触媒が最近提案
されている。
特開昭58−19309号公報には、下記式 (シクロペンタジエニル)2Me RHal [ここで、Rはシクロペンタジエニル、C1〜C6のアルキ
ル、ハロゲンであり、Meは遷移金属であり、Halはハロ
ゲンである]で表わされる遷移金属含有化合物と、下記
式 Al2OR4(Al(R)−O) [ここで、Rはメチルまたはエチルであり、nは4〜20
の数である]で表わされる線状アルミノオキサンまたは
下記式 [ここで、Rおよびnの定義は上記と同じである]で表
わされる環状アルミノオキサンとからなる触媒の存在
下、エチレンおよびC3〜C12のα−オレフィンの1種ま
たは2種以上を−50℃〜200℃の温度で重合させる方法
が記載されている。同公開公報には、得られるポリエチ
レンの密度を調節するには、10重量%までの少量の幾分
長鎖のα−オレフィンまたは混合物の存在下でエチレン
の重合を行うべきことが記載されている。
特開昭59−95292号公報には、下記式、 [ここで、nは2〜40であり、RはC1〜C6]で表わされ
る線状アルミノオキサンおよび下記式 [ここで、nおよびRの定義は上記と同じである]で表
わされる環状アルミノオキサンの製造法に関する発明が
記載されている。同公報には、同製造法により製造され
た、たとえばメチルアルミノオキサンとチタンまたはジ
ルコニウムのビス(シクロペンタジエニル)化合物とを
混合して、オレフィンの重合を行なうと、1gの遷移金属
当りかつ1時間当り、25百万g以上のポリエチレンが得
られると記載されている。
特開昭60−35005号公報には、下記式 [ここで、R1はC1〜C10アルキルであり、R0はR1である
かまたは結合して−O−を表わす]で表わされるアルミ
ノオキサン化合物をまずマグネシウム化合物と反応さ
せ、次いで反応生成物を塩素化し、さらにTi、V、Zrま
たはCrの化合物で処理して、オレフィン用重合触媒を製
造する方法が開示されている。同公報には、上記触媒が
エチレンとC3〜C12のα−オレフィンの混合物の共重合
に特に好適であると記載されている。
特開昭60−35006号公報には、反応器ブレンドポリマ
ー製造用触媒系として、異なる2種以上の遷移金属のモ
ノ−、ジ−もしくはトリ−シクロペンタジエニルまたは
その誘導体(a)とアルミノオキサン(b)の組合せが
開示されている。同公報の実施例1には、ビス(ペンタ
メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメチルと
アルミノオキサンを触媒として、エチレンとプロピレン
を重合せしめて、数平均分子量15,300、重量平均分子量
36,400およびプロピレン成分を3.4%含むポリエチレン
が得られたことが開示されている。また、同実施例2で
は、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロライドと、ビス(メチルシクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムジクロライドおよびアルミノオキサ
ンを触媒としてエチレン、プロピレンを重合し、数平均
分子量2,200、重量平均分子量11,900および30モル%の
プロピレン成分を含むトルエン可溶部分と数平均分子量
3,000、重量平均分子量7,400および4.8モル%のプロピ
レン成分を含むトルエン不溶部分からなる数平均分子量
2,000、重量平均分子量8,300および7.1モル%のプロピ
レン成分を含むポリエチレンとエチレン・プロピレン共
重合体のブレンド物を得ている。同様にして実施例3に
は分子量分布(w/n)4.57およびプロピレン成分2
0.6%の可溶性部分と分子量分布3.04およびプロピレン
成分2.9モル%の不溶性部分からなるLLDPEとエチレン−
プロピレン共重合体のブレンド物が記載されている。
特開昭60−35007号公報には、エチレンを単独で、ま
たは炭素数3以上のα−オレフィンと共にメタロセンと
下記式 [ここで、Rは炭素数1〜5のアルキル基であり、nは
1〜約20の整数である]で表わされる環状アルミノオキ
サンまたは下記式 [ここで、Rおよびnの定義は上記に同じである]で表
わされる線状アルミノオキサンとを含む触媒系の存在下
に重合させる方法が記載されている。同方法により得ら
れる重合体は、同公報の記載によれば、約500〜約140万
の重量平均分子量を有し、かつ1.5〜4.0の分子量分布を
有する。
また、特開昭60−35008号公報には、少なくとも2種
のメタロセンとアルミノオキサンを含む触媒系を用いる
ことにより、巾広い分子量分布を有するポリエチレンま
たはエチレンとC3〜C10のα−オレフィンの共重合体が
製造されることが記載されている。同公報には上記共重
合体が分子量分布(w/n)2〜50を有することが記
載されている。
また、特開昭61−130314号公報には、立体的に固定し
たジルコン−キレート化合物とアルミノオキサンからな
る触媒系の存在下にプロピレンを重合すると、アイソタ
クチック度の高いポリプロピレンが得られることが記載
されている。
さらに、J.Am.Chem.Soc.,109,6544(1987)には、エ
チレンビス(インデニル)ハフニウムジクロリドまたは
その水素化物とアルミノオキサンからなる触媒系の存在
下にプロピレンを重合すると、高分子量のアイソタクチ
ックポリプロピレンが生成し、その分子量分布(w/
n)は2.1〜2.4と狭いことが記載されている。
一方、特開昭63−142005号公報には、テトラメチルエ
チレンビス(シクロペンタジエニル)チタンクロライド
とアルミノオキサンとからなる触媒系により、w/n
が5.0〜14.9のステレオブロックポリプロピレンが得ら
れることが記載されている。ここで得られるプロピレン
はアイソタクチック連鎖長が短くゴム状のポリマーであ
る。
本発明者らは、特定のハフニウムまたはジルコニウム
化合物とアルミノオキサンとからなるオレフィン重合触
媒の存在下に、プロピレンを単独重合させるかあるいは
プロピレンとエチレンまたは炭素数4〜20のα−オレフ
ィンとを共重合させて得られるプロピレン系重合体を、
不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性すれば、トル
エン、トリクロロエチレなどの有機溶剤に対する溶解性
および耐ブロッキング性の良好な変性プロピレン系重合
体が得られることを見出して本発明を完成するに至っ
た。
発明の目的 本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであ
って、トルエン、トリクロロエチレンなどの溶剤に対す
る溶解性および耐ブロッキング性が良好であって、表面
処理剤、接着剤あるいは塗料などとして用いられる変性
プロピレン系重合体を提供することを目的としている。
発明の概要 本発明に係る変性プロピレン系重合体は、 (A)プロピレン成分が90〜100モル%の量で、エチレ
ン成分が0〜10モル%の量で、かつ炭素数が4〜20であ
るα−オレフィンから導かれるα−オレフィン成分が0
〜10モル%の量で存在し、 (B)示差走査熱量計によって測定した融点[Tm]が、 90<Tm<150−5.5(100−P) (式中Pは重合体中のプロピレン成分含量(モル%)で
ある)の範囲にある、 プロピレン系重合体に、炭素数が3〜10の不飽和カル
ボン酸またはその酸無水物あるいはそのエステルから導
かれる不飽和カルボン酸誘導体成分を有機過酸化物の存
在下でグラフト変性してなる変性プロピレン系重合体で
あって、 (C)不飽和カルボン酸誘導体成分は、プロピレン系重
合体100重量部に対して0.01〜20重量部の量で存在し、 (D)該変性プロピレン系重合体の135℃のデカリン中
で測定した極限粘度[η]が0.1〜3dl/gの範囲にある ことを特徴としている。
発明の具体的説明 以下本発明に係る変性プロピレン系重合体について具
体的に説明する。
本発明に係る変性プロピレン系重合体のベースとなる
プロピレン系重合体についてまず説明すると、このプロ
ピレン系重合体では、プロピレン成分は90〜100モル%
好ましくは95〜100モル%の量で存在し、エチレン成分
は0〜10モル%好ましくは0〜5モル%の量で存在し、
かつ炭素数4〜20のα−オレフィンから導かれるα−オ
レフィン成分は0〜10モル%好ましくは0〜8モル%の
量で存在している。
プロピレン成分が100モル%であるプロピレン系重合
体は、プロピレンの単独重合体である。またエチレン成
分が0モル%であるプロピレン系共重合体は、プロピレ
ンと炭素数4〜20のα−オレフィンからなるプロピレン
・α−オレフィンランダム共重合体である。さらに炭素
数4〜20のα−オレフィンから導かれるα−オレフィン
成分が0モル%であるプロピレン系共重合体は、プロピ
レン・エチレンランダム共重合体である。
さらにまたエチレン成分およびα−オレフィン成分が
いずれも0モル%ではないプロピレン系共重合体は、プ
ロピレン・エチレン・α−オレフィンランダム共重合体
である。
上記のようなプロピレン系重合体において、プロピレ
ン成分が90モル%未満であると、このプロピレン系重合
体を不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性して得ら
れる変性プロピレン系重合体は耐ブロッキング性が低下
する傾向が生じる。
本発明で用いられる炭素数4〜20のα−オレフィンと
しては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4
−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、
1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラ
デセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エ
イコセンなどが用いられる。このうち特に1−ブテンが
好ましい。
本発明で用いられるプロピレン単独重合体あるいはプ
ロピレン・α−オレフィンランダム共重合体は、示差走
査熱量計によって測定した融点[Tm]が、 90<Tm<150−5.5(100−P) (式中Pは共重合体中のプロピレン成分含量(モル%)
である)の範囲にある。
なお本発明では、示差走査熱量計(DSC)を用いて、
プロピレン系重合体を200℃で5分間放置した後、10℃
/分の速度で20℃まで冷却し、次いで20℃で5分間放置
した後、10℃/分の速度で20℃から200℃まで測定して
得られる最大吸熱ピークの温度(Tm)を、プロピレン系
重合体の融点とした。
また本発明で用いられるプロピレン系重合体のゲルパ
ーミエイションクロマトグラフィ(GPC)で求めた分子
量分布(w/n)は、3.5以下好ましくは3以下特に
好ましくは2.5以下の範囲にある。
なおw/n値は、武内著、丸善発行の「ゲルパーミ
エイションクロマトグラフィー」に準拠して下記のよう
にして行なった。
(1)分子量既知の標準ポリスチレン(東洋ソーダ
(株)製、単分散ポリスチレン)を使用して、分子量M
とそのGPC(Gel Permeation Chromatograph)カウント
を測定し、分子量MとEV(Elution Volume)の相関図較
正曲線を作製する。この時の濃度は0.02重量%とする。
(2)GPC測定により試料のGPCクロマトグラフをとり、
前記(1)によりポリスチレン換算の数平均分子量
n、重量平均分子量wを算出し、w/n値を求め
る。その際のサンプル調製条件およびGPC測定条件は以
下の通りである。
[サンプル調製] (イ)試料を0.1重量%となるようにo−ジクロルベン
ゼン溶媒とともに三角フラスコに分散する。
(ロ)三角フラスコを140℃に加温し、約30分間撹拌
し、溶解させる。
(ハ)その溶液をGPCにかける。
[GPC測定条件] 次の条件で実施した。
(イ)装置 Waters社製(150C−ALC/GPC) (ロ)カラム 東洋ソーダ製(GMHタイプ) (ハ)サンプル量 400μ (ニ)温度 140℃ (ホ)流速 1ml/分 融点の測定はPerkin Elmer−7型のDSC装置を用い、
サンプル量約2.5mgおよび昇温速度10℃/分で測定し
た。
本発明で用いられるプロピレン系重合体は、沸騰n−
ペンタンへの可溶部量が5重量%以下好ましくは3重量
%以下さらに好ましくは2重量%以下であることが望ま
しい。
さらに本発明で用いられるプロピレン系重合体は、沸
騰トリクロロエチレンに対する不溶部量が5重量%以下
好ましくは3重量%以下さらに好ましくは1重量%以下
であることが望ましい。
沸騰トリクロロエチレン不溶分量および沸騰n−ペン
タン可溶分量は、細かく粉砕した試料約3gを円筒濃紙に
入れ、180mlの溶媒を用い、ソックスレー抽出器で5時
間抽出し、抽出残分を真空乾燥器で恒量になるまで乾燥
してその重量を求め、原試料との重量差によって算出し
た。
上記のような本発明で用いられるプロピレン系重合体
は、 (A)シクロアルカジエニル基またはその置換体から選
ばれた少なくとも2個の基が低級アルキレン基を介して
結合した多座配位化合物を配位子とするハフニウムまた
はジルコニウム化合物、および (B)アルミノオキサン から形成される触媒の存在下に、プロピレンを単独重合
させるか、あるいはプロピレンとエチレンおよび/また
はα−オレフィンとを共重合させることによって製造す
ることができる。
本発明において使用される触媒成分[A]は、シクロ
アルカジエニル基またはその置換体、具体的には、イン
デニル基、置換インデニル基およびその部分水素化物か
らなる群から選ばれた少なくとも2個の基が低級アルキ
レン基を介して結合した多座配位化合物を配位子とする
ハフニウムまたはジルコニウム化合物である。該ハフニ
ウム化合物としては次の化合物を例示することができ
る。
エチレンビス(インデニル)ジメチルハフニウム、 エチレンビス(インデニル)ジエチルハフニウム、 エチレンビス(インデニル)ジフェニルハフニウム、 エチレンビス(インデニル)メチルハフニウムモノク
ロリド、 エチレンビス(インデニル)エチルハウニウムモノク
ロリド、 エチレンビス(インデニル)メチルハフニウムモノブ
ロミド、 エチレンビス(インデニル)ハフニウムジクロリド、 エチレンビス(インデニル)ハフニウムジブロミド、 エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデ
ニル)ジメチルハフニウム、 エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデ
ニル)メチルハフニウムモノクロリド、 エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデ
ニル)ハフニウムジクロリド、 エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデ
ニル)ハフニウムジブロミド、 エチレビス(4−メチル−1−インデニル)ハフニウ
ムジクロリド、 エチレンビス(5−メチル−1−インデニル)ハフニ
ウムジクロリド、 エチレンビス(6−メチル−1−インデニル)ハフニ
ウムジクロリド、 エチレビス(7−メチル−1−インデニル)ハフニウ
ムジクロリド、 エチレンビス(5−メトキシ−1−インデニル)ハフ
ニウムジクロリド、 エチレンビス(2,3−ジメチル−1−インデニル)ハ
フニウムジクロリド、 エチレンビス(4,7−ジメチル−1−インデニル)ハ
フニウムジクロリド、 エチレンビス(4.7−ジメトキシ−1−インデニル)
ハフニウムジクロリド。
該ジルコニウム化合物としては、上記ハフニウム金属
をジルコニウム金属に置換えた化合物を例示できる。
本発明の方法において使用される触媒成分[B]はア
ルミノオキサンである。触媒成分として使用されるアル
ミノオキサンとして一般式(I)および一般式(II) で表わされるオキシ有機アルミニウム化合物を例示する
ことができる。該アルミノオキサンにおいて、Rおよび
R2は同一であってもよく、異なっていてもよく、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの炭化水素基
であり、好ましくはメチル基、エチル基、とくに好まし
くはメチル基であり、mは2以上、好ましくは5以上の
整数である。該アルミノオキサンの製造法として、たと
えば次の方法を例示することができる。
(1)吸着水を含有する化合物、結晶水を含有する塩
類、たとえば塩化マグネシウム水和物、硫酸銅水和物、
硫酸アルミニウム水和物、硫酸ニッケル水和物、塩化第
1セリウム水和物などの他炭化水素媒体懸濁液にトリア
ルキルアルミニウムを添加して反応させる方法。
(2)ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラヒ
ドロフランなどの媒体中でトリアルキルアルミニウムに
直接水、水蒸気または氷を作用させる方法。
なお、該アルミノオキサンには少量の有機金属成分を
含有していても差しつかえない。
上記のようなハフニウム化合物は、重合反応系内の該
ハフニウム原子の濃度として通常は10-8〜10-2グラム原
子/、好ましくは10-7〜10-3グラム原子/の量で用
いられることが望ましい。
また上記のようなアルミノオキサンは、反応系内のア
ルミニウム原子に換算して10-4〜10-1グラム原子/、
好ましくは5×10-4〜5×10-2グラム原子/の量で用
いられることが望ましい。
重合温度は−30〜100℃、好ましくは0〜90℃、より
好ましくは30〜80℃の範囲であることが望ましい。
上記のようなオレフィンの重合は、通常、気相である
いは液相で行なわれる。液相重合においては、不活性炭
化水素を溶媒としてもよいし、オレフィン自身を溶媒と
することもできる。
炭化水素媒体として、具体的には、ブタン、イソブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカ
ン、ドデカン、ヘキサデカン、オクタデカンなどの脂肪
族系炭化水素、シクロペンタン、メチルシクロペンタ
ン、シクロヘキサン、シクロオクタンなどの脂環族系炭
化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族系
炭化水素、ガソリン、灯油、経由などの石油留分などが
用いられる。
重合圧力は、通常常圧ないし100kg/cm2、好ましくは
常圧ないし50kg/cm2の条件下であり、重合は、回分式、
半連続式、連続式のいずれの方法においても行なうこと
ができる。重合体の分子量は水素および/または重合温
度によって調節することができる。
上記のようなプロピレン系重合体を、炭素数が3〜10
の不飽和カルボン酸またはその酸無水物あるいはそのエ
ステルからなる不飽和カルボン酸誘導体で変性すること
によって、本発明に係る変性プロピレン系重合体が得ら
れる。
このような変性プロピレン系重合体では、不飽和カル
ボン酸誘導体成分は、プロピレン系重合体100重量部に
対して0.01〜20重量部好ましくは0.05〜15重量部とくに
好ましくは0.1〜10重量部の量で存在している。不飽和
カルボン酸誘導体成分の量が0.01重量部未満であるが、
または20重量部を超えると接着付与性が低下する傾向が
生じる。
本発明における不飽和カルボン酸誘導体成分量は、元
素分析(酸素分析)により測定される。
ベースとなるプロピレン系重合体を変性する際には、
不飽和カルボン酸またはその酸無水物あるいはそのエス
テルが用いられるが、具体的には、アクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラ
コン酸、テトラヒドロフタル酸、ビシクロ[2,2,1]ヘ
プト−2−エン−5,6−ジカルボン酸などの不飽和カル
ボン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラ
コン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ビシクロ[2,2,
1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカルボン酸無水物などの
不飽和カルボン酸の無水物、アクリル酸メチル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチ
ル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸モノメチル、フマ
ール酸ジエチル、イタコン酸ジメチル、シトラコン酸ジ
エチル、テトラヒドロ無水フタル酸ジメチル、ビシクロ
[2,2,1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカルボン酸ジメチ
ルなどの不飽和カルボン酸のエステルなどが用いられ
る。
上記のようにして得られる変性プロピレン系重合体
は、135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.1
〜3dl/g好ましくは0.2〜2.5dl/gの範囲にあることが望
ましい。変性プロピレン系重合体の極限粘度[η]が0.
1dl/g未満であると、耐ブロッキング性に劣る傾向が生
じ、一方3dl/gを超えると、溶剤への溶解性に劣る傾向
が生じる。
上記のような変性プロピレン系重合体を製造するに
は、ベースとなるプロピレン系重合体と、不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体とを、加熱条件下でラジカル開始
剤の存在下に反応させればよい。
この反応は、具体的には、プロピレン系重合体に不飽
和カルボン酸またはその誘導体を少しづつ逐次添加する
が、または不飽和カルボン酸またはその誘導体にプロピ
レン系重合体を少しづつ逐次添加するか、あるいはプロ
ピレン系重合体と不飽和カルボン酸またはその誘導体と
を一括して混合して行なうことができる。
上記のような変性反応は、溶剤の存在下に行なうこと
もできるし、また溶媒の不存在下に行なうこともでき
る。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デ
カン、ドデカン、テトラデカン、灯油などの脂肪族炭化
水素、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチル
シクロヘキサン、シクロオクタン、シクロドデカンなど
の脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼン、クメン、エチルトルエン、トリメチルベ
ンゼン、シメン、ジイソプロピルベンゼンなどの芳香族
炭化水素、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、o−ジク
ロロベンゼン、四塩化炭素、トリクロロエタン、トリク
ロロエチレン、テトラクロロエタン、テトラクロロエチ
レンなどのハロゲン化炭化水素などを例示することがで
きる。
上記のような変性反応の温度は、通常50〜250℃好ま
しくは60〜200℃であり、反応時間は通常15分〜20時間
好ましくは0.5〜10時間程度である。また変性反応は、
常圧、加圧いずれの条件下においても実施することがで
きる。
反応に供給される不飽和カルボン酸またはその誘導体
の割合は、該プロピレン系重合体の100重量部に対して
通常は0.2〜100重量部、好ましくは0.5〜50重量部の範
囲である。
前記変性反応において使用されるラジカル開始剤とし
て、代表的なものは、有機過酸化物であり、さらに、具
体的には、アルキルペルオキシド、アリールペルオキシ
ド、アシルペルオキシド、アロイルペルオキシド、ケト
ンペルオキシド、ペルオキシカーボネート、ペルオキシ
カルボキシレート、ヒドロペルオキシド等がある。アル
キルペルオキシドとしては、ジイソプロピルペルオキシ
ド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ−tert−ブチルペルオキシヘキシン−3など、
アリールペルオキシドとしては、ジクミルペルオキシド
など、アシルペルオキシドとしては、ジラウロイルペル
オキシドなど、アロイルペルオキシドとしては、ジベン
ゾイルペルオキシドなど、ケトンペルオキシドとして
は、メチルエチルケトンヒドロペルオキシド、シクロヘ
キサノンペルオキシドなど、ヒドロペルオキシドとして
は、tert−ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペ
ルオキシドなどを挙げることができる。これらの中で
は、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ−tert−ブチルペルオキシ−ヘキシン−3、ジ
クミルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシドなどが
好ましい。
上記のような本発明に係る変性プロピレン系重合体
は、トルエン、トリクロロエチレン、シクロヘキサン、
シクロオクタンなどの有機溶媒に対する溶解性、従来の
公知の変性プロピレン系重合体と比較して良好である。
たとえば、本発明に係る変性プロピレン系重合体を沸騰
トリクロロエチレンで抽出した、不溶分量は5重量%以
下、好ましくは3重量%以下、とくに好ましくは1重量
%以下である。該沸騰トリクロロエチレン不溶分量は、
たとえば細かく粉砕した試料約3gを円筒濾紙に入れ、18
0mlの溶媒を用い、ソックスレー抽出器で5時間抽出
し、抽出残分を真空乾燥器で恒量になるまで乾燥してそ
の重量を求め、原試料との重量差によって求めることが
できる。
また、本発明の変性プロピレン系重合体を沸騰n−ペ
ンタンで抽出した際、可溶分量は5重量%以下、好まし
くは3重量%以下、とくに好ましくは2重量%以下であ
る。該沸騰n−ペンタン可溶分量は、上記沸騰トリクロ
ロエチレン不溶分量と同様の操作で求めることができ
る。
また、本発明に係る変性プロピレン系重合体の示差走
査熱量計によって測定した融点[Tm]は、 90<Tm<148−5.5(100−P) (式中、Pは共重合体中のプロピレン成分含量(モル
%)である)の範囲にある。
また本発明の変性プロピレン系重合体は、トリクロロ
エチレン、トルエン、シクロヘキサン等の溶剤に対する
溶解性が良好であるため、このような溶剤に溶解させ、
各種基材、たとえば金属、ポリオレフィン、ガラス等の
被覆剤、無機フィラー、ガラス繊維などの表面処理剤、
接着剤、塗料などに使用することができる。
さらに、本発明の変性プロピレン系重合体は、また通
常のプロピレン重合体または共重合体と同様に、押出成
形、射出成形、中空成形、真空成形などによってフィル
ム、シート、中空ビン、管、各種成形品に成形して利用
することができる。このような種々の用途において、安
定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、各種充
填剤などを適宜配合することができる。
本発明の変性プロピレン系重合体は、また他の樹脂や
ゴムの改質剤として多くの樹脂やゴムに配合して用いる
こともできる。たとえばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、エチレン・プロ
ピレン共重合体、エチレン・1−ブテン共重合体などと
ブレンドして使用することができる。
通常の成形法によって得られたこれからの組成物のフ
ィルム、シート、チューブ、パイプ、中空ビン等各種成
形品の溶剤による塗装性、接着性、印刷性等を改良する
こともできる。一般に同様の効果が無定形の共重合ゴム
をブレンドした場合にも認められるものの、この場合、
ブレンド後の組成物の機械的強度や硬度が低下するなど
の欠点を有するが、本発明の変性プロピレン系重合体を
ブレンドした組成物の場合は、まだ結晶性を有している
ためこのような欠点がない。
発明の効果 本発明によれば、トルエン、トリクロロエチレンなど
の溶剤に対する溶解性が良好であって、表面処理剤、接
着剤あるいは塗料などとして用いられる変性プロピレン
系重合体が得られる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
参考例1 充分に窒素置換した2のステンレス製オートクレー
ブに室温下トルエン500mlとプロピレン3モル、さらに
メチルアルミノオキサンをAl原子換算で5ミリグラム原
子装入した。その後、45℃に重合系内を昇温し、エチレ
ンビス(インデニル)ハフニウムジクロリドを1.25×10
-3ミリモル添加し、50℃で0.5時間重合を行なった。重
合の停止は、メタノールを重合系に添加することによっ
て行なった。得られたポリマースラリーを大量のメタノ
ール中に投入した後、濾過により回収し、さらにイソブ
チルアルコール/塩酸溶液で触媒成分の除去を行なっ
た。その後80℃、200〜300mmHgで1晩減圧乾燥したとこ
ろ、示差走査熱量計によって測定した融点[Tm]が133
℃であり、GPCによって測定したw/nが2.37であ
り、135℃デカリン中で測定した[η]が2.96dl/gであ
り、沸騰トリクロロエチレン不溶分量が0重量%であ
り、沸騰n−ペンタン可溶分量が0.2重量%のポリプロ
ピレン29.0gが得られた。
参考例2 参考例1において、さらに1−ブテン0.1モルを加え
た以外は、参考例1と同様に行なったところ、1−ブテ
ン含量が2.2モル%であり、[Tm]が124℃であり、w/
nが2.41であり、[η]が3.02dl/gであり、沸騰トリ
クロロエチレン不溶分量が0重量%であり、沸騰n−ペ
ンタン可溶分量が0.3重量%であるポリマー27.5gが得ら
れた。
参考例3 充分に窒素置換した2のステンレス製オートクレー
ブに室温下トルエン500mlを装入し、プロピレンガスを
飽和させた。次にメチルアルミノオキサンをAl原子換算
で10ミリグラム原子、エチレンビス(インデニル)ハフ
ニウムジクロリドを2.5×10-3ミリモル添加した。プロ
ピレンガスを連続的に供給しながら全圧7kg/cm2Gの下に
70℃で2時間重合を行なった。その後の操作は参考例1
と同様に行なったところ、[Tm]が129℃であり、w/
nが2.42であり、[η]が1.15dl/gであり、沸騰トリ
クロロエチレン不溶分量が0重量%であり、沸騰n−ペ
ンタン可溶分量が0.88重量%のポリプロピレンが158g得
られた。
実施例1 200mlのガラス製フラスコに参考例1で得られたポリ
マー20gとデカン50mlとを仕込み、170℃で溶解した。次
いで無水マレイン酸2.8gおよびジ−tert−ブチルペルオ
キシド0.28gとを添加し、6時間加熱反応させた。引き
続き130℃まで降温し、大量のアセトン中でポリマーを
析出させた。析出したポリマーをもう一度デカンに溶解
し、再び大量のアセトン中で析出させた。得られたポリ
マーを100℃、5mmHgの減圧下に5時間乾燥した。このよ
うにして得られた無水マレイン酸グラフト変性プロピレ
ン重合体は、無水マレイン酸グラフト量が100gの変性重
合体中に2.4gであり、[η]が1.23dl/gであり、w/
nが2.20であり、[Tm]が131℃であった。
実施例2〜3 表1に示した条件以外は、実施例1と同様に行なっ
た。
結果を表1に示す。
[評価法] 実施例1〜3で得られた変性プロピレン系重合体の沸
騰トリクロロエチレンへの溶解性および沸騰n−ペンタ
ン可溶分量について調べた。
結果を表2に示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)プロピレン成分が90〜100モル%の
    量で、エチレン成分が0〜10モル%の量で、かつ炭素数
    が4〜20であるα−オレフィンから導かれるα−オレフ
    ィン成分が0〜10モル%の量で存在し、 (B)示差走査熱量計によって測定した融点[Tm]が、 90<Tm<150−5.5(100−P) (式中Pは重合体中のプロピレン成分含量(モル%)で
    ある)の範囲にある、 プロピレン系重合体に、炭素数が3〜10の不飽和カルボ
    ン酸またはその酸無水物あるいはそのエステルから導か
    れる不飽和カルボン酸誘導体成分を有機過酸化物の存在
    下でグラフト変性してなる変性プロピレン系重合体であ
    って、 (C)不飽和カルボン酸誘導体成分は、プロピレン系重
    合体100重量部に対して0.01〜20重量部の量で存在し、 (D)該変性プロピレン系重合体の135℃のデカリン中
    で測定した極限粘度[η]が0.1〜3dl/gの範囲にある ことを特徴とする変性プロピレン系重合体。
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