JP2732062B2 - フラッシュ装置 - Google Patents

フラッシュ装置

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JP2732062B2
JP2732062B2 JP63021394A JP2139488A JP2732062B2 JP 2732062 B2 JP2732062 B2 JP 2732062B2 JP 63021394 A JP63021394 A JP 63021394A JP 2139488 A JP2139488 A JP 2139488A JP 2732062 B2 JP2732062 B2 JP 2732062B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、新形カメラと旧形カメラに兼用できるフ
ラッシュ装置に関する。
「従来の技術」 最近のカメラとフラッシュ装置は、フラッシュ情報を
カメラに与え、また、カメラからカメラ情報を入力する
というように、カメラとフラッシュ装置との間で多くの
情報信号の授受を行なう構成のものが多い。
このようなカメラ及びフラッシュ装置では、カメラ情
報とフラッシュ情報とが共にカメラの機構や機能に合せ
た信号形態、信号系列数となる関係上、カメラによって
これに装着使用できるフラッシュ装置が特定される。つ
まり、あるメーカーのカメラ、カメラ機種について装着
使用できるフラッシュ装置が限られ、いわゆる専用フラ
ッシュ装置となっている。
この種のカメラ及びフラッシュ装置は、発光可能状態
まで充電されたとき、発光準備が整ったことを示す信号
をカメラに与えてカメラをフラッシュ撮影モードに切り
換えたり、カメラが適正露光に達することにより出力す
るクエンチ信号を入力してフラッシュを停止させるな
ど、フラッシュ撮影での様々な動作が自動化される。
「発明が解決しようとする課題」 上記した従来のカメラ及びフラッシュ装置の大きな問
題点は装着使用できるカメラまたはフラッシュ装置が特
定されるため、互換性がないことである。
このことから、カメラを新たに開発すると、この新形
カメラに装着使用できる専用フラッシュ装置の開発が必
要となる。言い換えれば、カメラを開発する度に専用フ
ラッシュ装置についても新規に開発しなければならな
い。
カメラと共に開発された専用フラッシュ装置は、たし
かに、多機能化された非常に便利な自動制御のフラッシ
ュ装置となるが、反面、新形カメラを購入すると、この
カメラに専用の新形フラッシュ装置を新たに購入しない
かぎりフラッシュ撮影ができないという不合理が生ず
る。
本発明は上記した課題にかんがみ開発したもので、そ
の第1の目的は、カメラとの連動に必要となるコントロ
ール信号を利用してオートチェック表示などの動作部を
動作させるフラッシュ装置を開発することにある。
第2の目的は、単独で点灯させることができる自動測
距用の補助光源を備えたフラッシュ装置を開発すること
にある。
第3の目的は、増灯用のフラッシュ装置を簡単な構成
によって連結することができるフラッシュ装置を開発す
ることにある。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記した目的を達成するため、第1発明とし
て、パルス数によって区別される第1、第2、第3パル
スからなるコントロール信号をカメラより入力し、この
第1、第2パルスの繰返し入力にしたがい、第1パルス
の入力ではカメラ情報信号を受け入れる信号入力モード
に、第2パルスの入力ではフラッシュ情報信号をカメラ
に送る信号出力モードに切換えると共に、上記第3パル
スの入力にしたがってフラッシュ発光動作モードに切換
えるモード切換手段と、このモード切換手段のモード切
換え下にカメラより入力するクロック信号にしたがって
カメラ情報信号とフラッシュ情報信号とを授受し発光動
作と自動調光とを行なう発光動作手段と、上記第1パル
スまたは第2パルスをカンウントする通信回数カウンタ
と、このカウンタの所定数のカウントに応動して動作す
る動作部とを備えたことを特徴とするフラッシュ装置を
提案する。
第2発明は、直流電源の低電圧を昇圧するDC−DCコン
バータによって充電されるメーンコンデンサの充電エネ
ルギーを光エネルギーに変換して投光する閃光放電管を
備え、かつ、カメラから送られるコントロール信号にも
とづいてカメラ情報信号とフラッシュ情報信号を授受す
る構成のフラッシュ装置において、選択手段によって第
1切換モードと第2切換モードとのいずれか一方のモー
ドが選択できる信号処理手段と、この信号処理手段の制
御にしたがい上記直流電源によって給電されて点灯する
自動測距用の補助光源とを備え、上記信号処理手段が第
1切換モードを選択することにより、上記DC−DCコンバ
ータの発振を許容すると共に、発光可能まで充電された
上記メーンコンデンサの電圧検出回路からの検出信号に
応動させて上記補助光源を点灯準備状態とし、第2切換
モードを選択することにより、上記DC−DCコンバータの
発振を停止して発光準備動作を禁止すると共に、上記補
助光源を点灯準備状態とし、この信号処理手段がカメラ
より送られる点灯指令信号を入力して上記補助光源を点
灯制御する構成としたことを特徴とするフラッシュ装置
を提案する。
第3発明は、カメラより送られるコントロール信号に
もとづいてフラッシュ情報信号とカメラ情報信号とを授
受するフラッシュ装置において、フラッシュ情報信号の
出力回路をトランジスタのエミッタ・フォロア回路とし
て構成し、複数のフラッシュ装置をカメラに電気的に連
結させる増灯のフラッシュ撮影において、各々のフラッ
シュ装置に備えられた上記エミッタ・フォロア回路を並
列接続してOR論理として機能させる構成としたことを特
徴とするフラッシュ装置を提案する。
「作用」 第1発明のフラッシュ装置は、通信回数カウンターが
一種のタイマーとして機能し、のカウンタがカメラより
繰返し送られるコントロール信号の第1パルスまたは第
2パルスをカウントし、このカウントが所定数となった
ときオートチェック表示器などの動作部を動作させる。
第2発明のフラッシュ装置は、信号処理手段をモード
選択して第1切換モードとすれば、発光可能に充電され
ないかぎり補助光源が点灯しない。
また、第2切換モードに選択すれば、フラッシュ発光
準備を禁止し補助光源の点灯準備状態となる。
したがって、補助光源の単独使用が可能になり、直ち
に点灯を許容する信号がカメラに伝達されるから、カメ
ラからの点灯指令信号にしたがってこの補助光源が点灯
する。
なお、補助光源が点灯したとき、点灯情報信号がカメ
ラに送られる。
カメラはこの点灯情報信号を確認して自動測距動作を
開始するようになっている。
第3発明のフラッシュ装置は、複数のフラッシュ装置
の出力回路がOR論理として機能する構成となっているた
め、全てのフラッシュ装置がフラッシュ情報信号を出力
するときに、このフラッシュ情報信号がカメラに送られ
る。
つまり、いずれか一つのフラッシュ装置でもフラッシ
ュ情報信号を出力する状態になければ、フラッシュ情報
信号がカメラに伝達されないから、全てのフラッシュ装
置が発光動作しないことになるため、全てのフラッシュ
装置の発光準備が整ったときに発光動作が可能となる。
「実施例」 次に、本発明の実施例について図面に沿って説明す
る。
第1図は本発明を実施したクリップオンタイプのフラ
ッシュ装置10と、新規に開発したカメラ11との部分的な
斜視図を示す。
フラッシュ装置10のケース本体12の外底部に設けられ
ている取付足13には、ばねで突出勢力を与えたフラッシ
ュ装置側端子Xo、Ro、Qoと、同様に突出勢力を与えて新
たに設けた端子Coとが備えてある。
カメラ11のホットシュ14には、上記端子Xo、Ro、Qoに
対応するカメラ側端子X、R、Qの他に、上記端子Coに
対応するカメラ側端子Cが設けてあり、取付足13をホッ
トシュ14に装着させることで、フラッシュ装置側の各端
子がカメラ側の各端子に対接するようになっている。
なお、取付足13は上記した各端子の他にアース端子Go
(図示省略)を有する5端子構成となっており、このア
ース端子Goがカメラ側のアース端子Gと対接する。これ
らアース端子Go、Gは公知の構成であって、例えば、取
付足13の一部にはみ出したアース接片にホットシュの一
部が接触する構成とする。
なお、上記した端子Xo、Xはシヤッタ動作に同期して
発生するトリガー信号をカメラからフラッシュ装置に伝
達する接続端子である。端子R、Roはシリアルクロック
信号をカメラからフラッシュ装置に伝達する接続端子で
あるが、フラッシュ装置が旧形カメラに装着されたとき
にはフラッシュ発光可能を示す信号(以下、単に「レデ
ィ信号」という)をフラッシュ装置から旧形カメラに伝
達する接続端子として働く。端子Qo、Qはレディ信号、
絞り情報信号、クエンチ信号など各種のシリアル信号を
カメラとフラッシュ装置との間で授受させる接続端子で
ある。また、端子Co、Cは連結されるフラッシュ装置と
カメラとの新旧形の判別の他に、新形フラッシュ装置が
連結されたときカメラからフラッシュ装置にコントロー
ル信号を伝達するための接続端子である。
第2図は上記した各端子Ro、Qo、Coに接続したフラッ
シュ装置10の入出力回路部と、上記した各端子R、Q、
Cに接続したカメラ11の入出力回路部を示し、この図に
おいて、右側の二点鎖線内がフラッシュ装置10の部分的
な回路を、左側の二点鎖線内がカメラ1の部分的な回路
を各々示している。
図示するように、フラッシュ装置10にはマイクロコン
ピュータ15に出力部を接続したエミッタ接地のトランジ
スタ16、17、18が設けてり、端子Qoが抵抗19を介してト
ランジスタ16のベースに、端子Roが抵抗20を介してトラ
ンジスタ17のベースに、端子Coが抵抗21を介してトラン
ジスタ18のベースに各々接続してある。そして、これら
トランジスタ16、17、18のバイアス抵抗22、23、24のう
ち、トランジスタ18のバイアス抵抗24は小さい抵抗値
(例えば、20KΩ程度)の抵抗器であって、この抵抗24
が上記抵抗21と合成抵抗を形成し、フラッシュ装置10が
旧形カメラに装着されたか、新形カメラに装着されたか
をフラッシュ装置側で判別する判別用抵抗して働く。こ
のことについては後述する。また、上記トランジスタ18
はその出力をインバータ25によって反転してマイクロコ
ンピュータ15の入力信号とする。すなわち、当該トラン
ジスタ18がONすることでHigh電圧信号が、OFFすること
でLow電圧信号が入力する構成とする。
上記したエミッタ接地のトランジスタ16、17、18各々
はカメラ情報信号をフラッシュ装置10に受け入れるため
の信号入力径路を形成するものである。
また、マイクロコンピュータ15からベース入力される
2つのトランジスタ26、27を設け、トランジスタ26のエ
ミッタは上記トランジスタ16のベースに、トランジスタ
27のエミッタは上記トランジスタ17のベースに各々接続
してある。これらのトランジスタ26、27はエミッタ・フ
ォロアとしてフラッシュ情報信号を端子Ro、Qoからカメ
ラに向かって出力する信号出力経路を形成している。
コンデサ28と抵抗29との直列回路は電源スイッチ30の
投入下に電池電源31によって給電される時定数回路で、
この時定数回路にベースを接続したエミッタ接地のトラ
ンジスタ32を短時間の間ONさせるものである。
これら時定数回路及びトランジスタ32は、トランジス
タ32のONによりパワートランジスタ33をONさせてフラッ
シュ装置回路を初期動作状態に安定化させるように働
く。
なお、トランジスタ32のコレクタはダイオード34を介
して上記トランジスタ18のコレクタに接続し、また、こ
のトランジスタ32にはマイクロコンピュータ15からベー
ス入力されるトランジスタ35が並列に接続してある。
端子Coにコントロール信号が入力してトランジスタ18
がONすると、上記したパワートランジスタ33がONしてそ
の後パワーホールド状態に移る。すなわち、トランジス
タ18がONした時、インバータ25よりマイクロコンピュー
タ15にHigh電圧信号が入力し、この結果、マイクロコン
ピュータ15が所定時間の間トランジスタ35をONさせるよ
う制御し、パワートランジスタ33がトランジスタ18のそ
の後のON、OFFにかかわらず、例えば、5分乃至10分の
所定時間の間フラッシュ装置回路に対して給電を接続す
る。
一方、上記フラッシュ装置10は旧形フラッシュ機構
と、このフラッシュ機構の一部または全部を利用して構
成された新形フラッシュ機構とを備え、これら2つのフ
ラッシュ機構の動作モードがマイクロコンピュータ15に
よって選択的に切り換えられる。
フラッシュ装置10に備えられている旧形フラッシュ機
構は、端子Coを持たない端子Xo、Ro、Qo、Goの4端子構
成の旧形フラッシュ装置と同様の構成であると仮定す
る。つまり、フラッシュ始動に先立って、端子Roからレ
ディ信号が、端子Qoから絞り情報信号が各々出力し、フ
ラッシュ始動後に端子Qoからカメラ情報信号としてクエ
ンチ信号を入力するようなフラッシュ機構である。
このようなフラッシュ機構を備えたフラッシュ装置は
既に製品化され公知となっており、また、特開昭57−20
4029号公報などによって公開されている。
また、新形フラッシュ機構は、コントロール端子とし
て端子Coを備え、この端子Coに入力するコントロール信
号にしたがってレディ信号、絞り情報信号、クエンチ信
号、その他新形カメラ及び新形フラッシュ機構に必要な
各種の信号(以下、この信号を「シリアル信号」とい
う)を端子Qoによって授受すると共に、シリアルクロッ
ク信号を端子Roより入力する構成となっている。
カメラ11には図示する如く、マイクロコンピュータ36
に出力部を接続したエミッタ接地のトランジスタ37、38
を設け、端子Qがベース抵抗39を介して上記トランジス
タ37のベースに、端子Rがベース抵抗40を介して上記ト
ランジスタ38のベースに各々接続してある。これらトラ
ンジスタ37、38はフラッシュ情報信号をカメラに受け入
れる信号入力径路を形成するものである。なお、41、42
は上記トランジスタ37、38のバイアス抵抗である。
また、マイクロコンピュータ36からベース入力するト
ランジスタ43、44を設けると共に、トランジスタ43のエ
ミッタが端子Qに、トランジスタ44のエミッタが端子R
に各々接続してある。これらトランジスタ43、44はエミ
ッタ・フォロワとして端子R、Qからフラッシュ装置に
向かってカメラ情報信号を出力する信号出力径路を形成
している。
なお、トランジスタ43はORゲート45を介してベース入
力されるが、これは、マイクロコンピュータ36から出力
されるシリアル信号と、クエンチ信号Qsとを端子Qを共
通端子として出力するためである。
また、マイクロコンピュータ36の指令信号にしたがっ
てコントロール信号を出力するドライブ回路46を設け、
このドライブ回路46の出力端に端子Cが接続してある。
ドライブ回路46はトライステート(3ステート回路)よ
りなり、その出力端に接続した抵抗47は旧形フラッシュ
装置であるか、新形フラッシュ装置であるかをカメラ側
で判別する判別用抵抗で、比較的に高い抵抗値(例え
ば、200KΩ程度)の抵抗器である。図示するような新形
フラッシュ装置10が装着されて端子C、Coが接続する
と、端子Cに現われる電圧がカメラ側の判別用抵抗47と
フラッシュ装置10側の抵抗21、判別用抵抗24との抵抗値
によって定まる分割電圧まで降下し、端子CがLow電圧
となる。なお、抵抗21と判別用回路24との合成抵抗値は
判別抵抗47の抵抗値に比べて小さく設定してある。
端子CのLow電圧はコンパレータ48によって検出され
る。このコンパレータ48は非反転入力端子を基準電圧に
保ち、上記Low電圧を反転入力端子に入力して反転動作
する演算増幅器より構成してあり、High電圧出力をマイ
クロコンピュータ36に入力させることで、カメラ11を新
形フラッシュ装置10に対応するように動作させる。
この動作でドライブ回路46が制御され、その出力電圧
が上昇し、端子Cの電圧が上記したLow電圧からHigh電
圧となる。
また、端子Coを備えない旧形フラッシュ装置が装着さ
れた場合には、端子CがHigh電圧を保ち、コンパレータ
48のLow電圧出力がマイクロコンピュータ36に入力さ
れ、カメラ11が旧形フラッシュ装置に対応して動作す
る。
その他、端子X、Xo及び端子G、Goに接続される回路
構成は従来のカメラ及びフラッシュ装置と同様であるか
ら説明を省略する。
次に、上記したフラッシュ装置10とカメラ11の動作に
ついて説明する。
(1) 新形フラッシュ装置を新形カメラに装着した場
合 上記した新形のフラッシュ装置10を新形カメラ11に装
着させた場合の動作について第4図に示すタイムチャー
トを参照しながら説明する。この装着ではフラッシュ装
置側の各端子Xo、Ro、Qo、Co、Goがカメラ側の各端子
X、R、Q、C、Gに接続される。
また、フラッシュ装置10の電源スイッチ30を投入させ
ると、既に述べたように、パワートランジスタ33が短時
間ONし、フラッシュ装置回路が初期動作状態に設定され
る。
上記の状態で、カメラ11の電源スイッチ(図示省略を
投入すると、ドライブ回路46がコントロール信号を出力
する。
このコントロール信号は第3図及び第4図(a)に示
すようなパルス信号P1、P2、P3を送り出す所定レベルの
電圧信号である。
したがって、コントロール信号が発生した時点では、
ドライブ回路46の出力電圧が判別用抵抗24、47及び抵抗
21によって分割され、端子電圧C、Coには第3図に仮線
をもって示すように、Low電圧が現われる。
このLow電圧がコンパレータ48の反転入力端子に加わ
り、このコンパレータ48の反転動作によりHigh電圧出力
がマイクロコンピュータ36に入力する。
上記の動作で新形フラッシュ装置10の装着であること
をカメラ側で判別し、カメラ11がフラッシュ装置10に対
応して動作する。
カメラ11が上記のように判断すると、ドライブ回路46
を制御し、その出力電圧を上昇させるため、端子Co、C
がHigh電圧となる。
一方、フラッシュ装置側では、端子CoがLow電圧からH
igh電圧に変ることで、トランジスタ18がONし、続いて
パワートランジスタ33がONすると共に、インバータ25の
High電圧出力がマイクロコンピュータ15に入力する。こ
れより、マイクロコンピュータ15のプログラムにしたが
ってトランジスタ35がONし、パワートランジスタ33が所
定時間の間ON状態を持続するように働く。すなわち、第
4図(b)に示すようにフラッシュ装置回路のパワーホ
ールドに移す。
また、マイクロコンピュータ15はインバータ25の出力
が一定時間(例えば、10ミリ秒)の間High電圧となって
いるとき、フラッシュ装置10が新形カメラ11に装着され
たことを判断する。
言い換えれば、マイクロコンピュータ15のタイマー機
能により、このタイマー時間tの間端子CoがHigh電圧と
なっている場合に、フラッシュ装置10が新形カメラ11に
装着されたことを判別し新形フラッシュ機構に移行す
る。
第5図はパワーホールドと判別動作とを示すマイクロ
コンピュータ15のフローチャートである。図示する通
り、マイクロコンピュータ15は、コントロール信号が端
子Coに入力するとほぼ同時にフラッシュ装置10をパワー
ONし、その後パワーホールドを開始させるように働き、
続いて、タイマーを始動させるようにプログラムを進行
する。
そして、端子Coの電圧がHighか否かを判断し、Lowな
らばタイマー時間tが−1デクリメントされた後、再度
判断過程に戻る。
このようにしてタイマー時間tが終わるまで判断動作
を繰り返し、High電圧が確認されれば、新形フラッシュ
機構の動作モードに移行する。なお、High電圧が確認で
きなければ、旧形フラッシュ動作モードに移行する。
また、所定のパワーホールド時間Tが終わるまでフラ
ッシュ装置10の宮殿を維持し、このホールド時間Tが終
わることにより、フラッシュ装置10を自動的にパワーOF
Fする。
上記した判別動作が終わると、端子Coには第3図及び
第4図(a)に示すところのパルス信号P1、P2が繰り返
しドライブ回路46から送り込まれる。
パルス信号P1が端子Coより入力すると、トランジスタ
18が一旦OFFし、インバータ25の“Low"出力がマイクロ
コンピュータ15に入力する。これより、このマイクロコ
ンピュータ15がカメラ11からカメラ情報信号を受け取る
動作となり、端子Roにはシリアルクロック信号、端子Qo
にはシリアル信号が各々入力し、これらカメラ情報信号
がトランジスタ16、17を介してマイクロコンピュータ15
に伝達される。(第4図(c)、(d)参照) パルス信号P2が端子Coより入力すると、トランジスタ
18がON、OFFを繰り返し、インバータ25の“Low"、“Hig
h"、“Low"出力がマイクロコンピュータ15に入力する。
これより、このマイクロコンピュータ15が上記とは反対
に、フラッシュ情報信号をカメラ11に伝達するように切
り換わり、端子Roから上記同様にしてシリアルクロック
信号を入力すると共に、トランジスタ26のエミッタフォ
ロア出力として端子Qoからレディ信号や絞り情報信号な
どのシリアル信号が出力し、これらのフラッシュ情報信
号がカメラ側のトランジスタ37を介してマイクロコンピ
ュータ36に伝達される。(第4図(c)、(e)参照) なお、カメラ11のマイクロコンピュータ36は、コンパ
レータ48のHigh電圧出力を入力して新形フラッシュ装置
10の装着であることを判断した後、上記パルス信号P1
P2をドライブ回路46より出力させると共に、パルス信号
P1の出力直後にトランジスタ44を介してシリアルクロッ
ク信号を端子Rに、トランジスタ43を介してシリアル信
号を端子Qに出力すると共に、パルス信号P2の出力直後
にはトランジスタ44を介してシリアルクロック信号を端
子Rに出力し、トランジスタ37を介してシリアル信号を
端子Qに入力するようにプログラムされている。(第7
図参照) 上記したようなフラッシュ情報信号とカメラ情報信号
の授受が繰り返し行なわれるが、この繰り返しの間にカ
メラ11がレリーズモードに移行されたとき、端子Coには
第3図及び第4図に示すところのパルス信号P3がドライ
ブ回路46より送り込まれる。したがって、マイクロコン
ピュータ15にはパルス信号P3に対応するインバータ25の
出力が入力し、このコンピュータ15がフラッシュ発光動
作モードに移行する。
なお、カメラ11のレリーズモード切り換えは、マイク
ロコンピュータ36のプログラムに対して割り込み処理を
行なう。(第7図参照) カメラ11がシヤッタレリーズされたときは、トリガー
信号が端子Xoに入力してフラッシュ始動し、また、フラ
ッシュ始動に応動してフラッシュ停止制御回路が給電さ
れてクエンチ信号を受け付けるようになり、適正露光時
にカメラ11より送られるクエンチ信号Qsが端子Qoに入力
してフラッシュの停止制御が行なわれる。(第4図
(d)、(f)、(g)参照) フラッシュ発光波形示す第4図(g)は、例えば、受
光器に接続した負荷抵抗の両端側に現われる電圧によっ
て表わすことができる。
第6図は上記したようにシリアル信号として授受され
るフラッシュ情報信号とカメラ情報信号の内容を示すデ
ータの一例である。なお、この一例はフラッシュ装置10
が発光可能に充電されている状態で通信を開始した場合
を示し、また、順次SWセット情報はカメラ11とフラッシ
ュ装置10の間に装着するフラッシュコントローラから出
力されるものである。フラッシュコントローラは複数の
フラッシュ装置(グリップ装着のもの、ホットシュ装着
のものを含む)を順次発光させるように各々のフラッシ
ュ装置を制御するものである。また、このようなフラッ
シュ情報信号とカメラ情報信号は第7図に示す「1」〜
「11」の順序にしたがってフラッシュ装置10とカメラ11
との間で繰り返し通信される。なお、この図において、
36a、36bはカメラ11のマイクロコンピュータ36が備える
DPU(データプロセッサユニット)とCPUである。
上記第6図から分かる如く、フラッシュ装置10は発光
可能に充電されているが、このフラッシュ装置10自体が
カメラ11のホットシュ14に連結されているのか、フラッ
シュコントローラに連結されているか不明なので、第1
回目の通信「1」ではフラッシュ情報信号として充完信
号(レディ信号)を送ることができない。したがって、
通信「2」でホットシュorコントローラのカメラ情報信
号を入力して判別が可能となるから、通信「5」で充完
信号をカメラ11に送るようになっている。
また、パワーON時にはDPUがカメラモードを判断でき
ないので、通信「2」ではカメラモード情報を予め定め
たダミーコードとしてフラッシュ装置10に送り、フラッ
シュ装置10ではこのダミーコードをパリティチェックと
して使用するようになっている。
例えば、カメラモード情報は4bitとしてフラッシュ装
置10に送るが、これを2/4コードとして送りフラッシュ
装置10のパリティチェックに利用する。
第8図はコントロール信号P1、P2、P3がフラッシュ装
置10に入力したときのマイクロコンピュータ15の動作を
示すフローチャートである。図示するように、端子Coが
High電圧となってパワーホールドに移り、この状態でコ
ントロール信号P1が入力することでパリティチェックが
コールされる。
このポリティチェックは第9図にフローチャートを示
すサブルーチンにより行なわれる。先ず、第1回目の通
信でカメラ情報信号として送られるダミーコードが確認
されれば直ちにリターンして第8図の主ルーチンに戻
る。また、ダミーコードが否定されたときはパリティチ
ェックがOKか否かが判断され、パリティがNOならフラッ
シュ装置10に設けられた表示灯(LEDなど)が全て消灯
する。パリティがOKならグリップ装着かホットシュ装着
かの判断ステップに進む。
ここで、グリップ装着が確認されれば、グリップ装着
のbitがセットされた後、発光可能状態に充電(充完)
しているか否かのステップに移り、発光可能でないとき
はリターンし、発光可能であるときはグリップ装着の充
完bitをセットした後にリターンする。
また、グリップの装着ではなくホットシュ装着と判断
されたときは、ホットシュ装着のbitの後に、発光可能
に充電されているか否かが判断され、発光可能でないと
きにはリターンし、発光可能であれば、ホットシュ装着
の充完bitをセットしてリターンする。
上記したサブルーチンが実行された後、主ルーチンの
カウンタの入力ゲートが開き、カウンタによってパルス
信号P1、P2、P3が計数され、これらの信号が一旦カウン
トセットされる。
そして、次のステップではオートチェック表示(自動
調光動作の確認表示)のサブルーチンがコールされる。
第10図はこのサブルーチンのフローチャートである。
このサブルーチンでは、クエンチフラグに“1"がセッ
トされたとき、入力されるパルス信号P1またはP2の数を
カウントし、このカウント時間にしたがってオートチェ
ック用LEDなどを点灯させるように動作する。
例えば、第4図に示すように、パルス信号P1を100ミ
リ秒間隔で繰り返し送るように構成する。このようにす
ると、通信回数カウンタがパルス信号P1を20個カウンタ
したとき、オートチェック表示用のLEDが2秒間点灯す
る。また、1Hzで点滅動作させる場合は、5回カウント
で点灯、5回カウントで消滅する。したがって、通信回
数カウンタが所定カウント値となったときこのカウンタ
をリセットしてリターンさせる。
このサブルーチンは時間精度を必要としない一種のタ
イマーであり、各々個別に必要となる各種のタイマー回
路や演算回路に換えて利用することができ、また、上記
のような通信回数カウンタを利用すれば、フラッシュ装
置10に備えるタイマーとして構成することができる。
上記のように、オートチェック表示のサブルーチンが
実行されて主ルーチンに戻った後は、カウントセットさ
れたパルス信号P1、P2、P3のいずれかであるか否かが判
断され、P1であることが確認されれば、情報伝達の切り
換えが行なわれ、カメラ情報信号を受け入れる動作とな
り、P2であることが確認されたときは、情報伝達の切り
換えによってフラッシュ情報信号を出力する動作とな
る。
ここで、P1であることが確認され、カメラ情報信号を
受け入れる動作となったときは、画角演算コールのステ
ップに進む。画角演算は第11図にフローチャートを示す
サブルーチンによって行なわれる。
すなわち、フラッシュズームの位置から画角がカバー
されているか否かが判断され、カバーできるときには画
角NGbitをリセットし、画角表示LEDを点灯させ、画角が
カバーできない場合には画角NGbitをセットし、画角表
示LEDを点灯させて警告する動作となる。
一方、主ルーチンがP3であることを確認したときは、
発光動作モードとなり、次のステップでフラッシュ始
動、フラッシュ停止制御などの発光動作モード処理に移
る。パルス信号P1、P2、P3のいずれもが確認されなけれ
ば、初期位置に戻り上記の判断過程を繰り返す。
次に、第12図はカメラ11に含むマイクロコンピュータ
36の動作を示すフローチャートである。図示するよう
に、マイクロコンピュータ36はプログラムがスタートす
ると、初期セットの直後にINT(割込み)が許可され、
次のステップで測光モードにセットされているか否かが
判断される。そして、測光モードにセットされている場
合はステップST100においてカメラ11に装着されたフラ
ッシュ装置の新/旧がモニタされる。このモニタは第2
図に示すコンパレータ48の出力電圧がLowがHighかを監
視することにより行なわれる。
続いて、絞り、測光、露出演算について他のルーチン
を実行した後、新形フラッシュ装置と旧形フラッシュ装
置に対応するプログラムに分かれる。上記したステップ
ST100において新形フラッシュ装置がモニタされた場合
にはステップST101〜ST102のプログラム処理が行なわ
れ、旧形フラッシュ装置がモニタされたときはステップ
ST103、ST104のプログラム処理となる。
ステップST101〜ST102では、パルス信号P2を発生させ
た後にフラッシュ情報信号がカメラ11に受け入れる処理
を行なう。すなわち、第2図に示すドライブ回路46から
コントロール信号として端子Cにパルス信号P2を出力さ
せた後に、端子Rとトランジスタ44を介してシリアルク
ロック信号を出力し、端子Qとトランジスタ37を介して
シリアル信号を入力するようにプログラム処理が実行さ
れる。
端子Qからレディ信号が入力すると、フラッシュ可能
が判断され、次のステップに進む。
続くステップではパルス信号P1を発生させた後にカメ
ラ情報信号をフラッシュ装置10に伝達する処理が行なわ
れる。すなわち、第2図に示すドライブ回路46からコン
トロール信号として端子Cにパルス信号P1を出力した
後、トランジスタ44を介して端子Rにシリアルクロック
信号を出力し、トランジスタ43を介して端子Qにシリア
ル信号を出力するようにプログラム処理が実行される。
また、上記ステップST101〜ST102の初めで割り込みを
禁止し、この終わりで割り込みを許可するようになって
いる。
旧形フラッシュ装置がモニタされた場合には、R端子
に入力するレディ信号が監視され、またシヤッタレリー
ズ後は公知の光量積分回路によって適正露光になると、
クエンチ信号を端子Qより出力させるように処理され
る。
次のプログラムでは、ファインダー表示と警告音発生
について他のルーチンに命令されるが、これらファイン
ダー表示と警告音の発生はタイマーの設定時間が終了す
るまで繰り返し行なわれる。
なお、図示する各々のは結合子を示し、これら全て
の結合子が結合される。
また、ステップST105・・・・ST110は割り込み発生を
判断する部所を示し、いずれのステップで割り込みが確
認されても直ちにプログラムの初期位置に戻るようにな
っている。
割り込みはレリーズモードにセットするときに第13図
に示す割り込みループによって行なわれる。割り込みが
行なわれると、上記した主ルーチンの実行が一旦停止
し、第13図に示すプログラムが実行され、パルス信号P3
が第2図に示すドライブ回路46からコントロール信号と
して端子Cに出力されると共に、ステップST105・・・
・・・・ST110のいずれかによって割り込みが確認され
る。
したがって、レリーズモードのセットが判断され、シ
ヤッタ制御、レリーズモードリセットのプログラム処理
が行なわれる。
(2) 新形フラッシュ装置10を旧形カメラに装着させ
た場合 フラッシュ装置10を旧形カメラに装着したときには、
このカメラが端子Coに対応する端子を備えていないた
め、端子Coが遊び端子となる。このことから、この端子
CoがLow電圧を保ち、マイクロコンピュータ15にはイン
バータ25の出力“Low"が継続して入力する。
上記の動作で、フラッシュ装置10が旧形カメラに装着
されたことを判別し、旧形フラッシュ機構の動作モード
となり、第2図のトランジスタ27を介して端子Roからレ
ディ信号を出力し、旧形カメラのR端子に伝達し、ま
た、トランジスタ26を介して端子Qoから絞り情報を旧形
カメラのQ端子に出力し、フラッシュ始動後にはクエン
チ信号が端子Qoに入力するなどフラッシュ情報信号とカ
メラ情報信号が公知の方法で授受され、このフラッシュ
装置10が旧形フラッシュ機構で動作する。
一方、電源スイッチ30の投入によってトランジスタ32
がONし、パワートランジスタ33をONさせるが、マイクロ
コンピュータ15が旧形カメラとして判別した結果、トラ
ンジスタ35をONさせることができないから、フラッシュ
装置回路はパワーホールドされないが、発光準備が整う
までの時間(メーンコンデンサ等が所定の充電々圧に達
するまでの時間)が終了するまでパワートランジスタ33
がONを続けその後にOFFに戻る。
なお、パワーホールドされないときのパワートランジ
スタ33のON時間を極く短時間に定め、メーンコンデンサ
等の給電回路については別途に電源スイッチを設ける構
成としてもよい。
(3) 新形カメラ11に旧形フラッシュ装置が装着され
た場合 カメラ11に旧形フラッシュ装置が装着されたときに
は、このフラッシュ装置が端子Cに対応する端子を備え
ていないため、端子Cが遊び端子となる。
このことから、ドライブ回路46がコントロール信号を
発生したとき、端子CがHigh電圧となり、コンパレータ
48のLow電圧出力がマイクロコンピュータ36に入力し、
カメラ側では旧形フラッシュ装置が装着されたことを判
別する。つまり、第12図のフローチャートで説明した如
く、ステップST100において旧形フラッシュ装置がモニ
タされ、ステップST103、ST104のプログラム処理となる
結果、カメラ11が旧形フラッシュ装置に対応する動作モ
ードとなり、端子Rとトランジスタ38を介してレディ信
号を、端子Qとトランジスタ37を介して絞り情報信号を
各々入力し、またトランジスタ43、端子Qを介してクエ
ンチ信号を出力するなどカメラ情報信号及びフラッシュ
情報信号が公知の方法で授受され、フラッシュ撮影が行
なわれる。
(4) 新形フラッシュ装置10に増灯用のフラッシュ装
置を設ける場合 第14図は新形フラッシュ装置10に増灯用のフラッシュ
装置50を電気接続する回路例を示す。フラッシュ装置50
は新形フラッシュ装置10と同じ構成のもので、これらフ
ラッシュ装置10、50の各端子Xo、Ro、Qo、Co、Goは分配
器51によって共通に接続し、この分配器51の各端子X
o1、Ro1、Qo1、Co1、Go1を介して新形カメラ11に電気的
に連結する構成としてある。
上記のように装備されたフラッシュ装置10、50は、シ
リアル信号の入出力回路が第15図に示す回路接続とな
り、特に、一方のエミッタ・フォロア回路を形成するト
ランジスタ26と抵抗22が、他方のエミッタ・フォロア回
路を形成するトランジスタ52と抵抗53とでOR論理を構成
する。なお、フラッシュ装置50のエミッタ・フォロア回
路を形成するトランジスタ52と抵抗53はフラッシュ情報
信号の出力経路を、トランジスタ54と抵抗55はカメラ情
報信号の入力信号経路を各々形成し、参照符号56はマイ
クロコンピュータである。
上記したOR論理は、トランジスタ26、52が共にOFFし
たとき端子がQo1が“0"出力となってレディ信号を出力
する。つまり、“0"で信号出力する故、上記OR論理は実
際にはNOR論理となる。
すなわち、フラッシュ装置10、50はフラッシュ発光の
準備が整ったときトランジスタ26、52をOFFさせる構成
となっており、このときの端子Qo1の出力“0"が特定の
信号“1"と組み合わされ、レディ信号“0、1"としてカ
メラに伝達される。上記した特定の信号“1"はフラッシ
ュ装置の装着或いは増灯用のフラッシュ装置50の装着を
検出してセットされる信号である。フラッシュ装置10、
50の両方がフラッシュ発光可能に達していないときに
は、トランジスタ26、52が共にON、それらの一方がフラ
ッシュ可能に達していなければ、トランジスタ26、52の
いずれかがONとなっており、端子Qo1の出力が“1"とな
るから、フラッシュ発光の準備が整っていないことを示
す信号“1、1"がカメラに伝達される。
第16図は上記したOR論理を簡略化して示したブロック
図である。
以上より分かる通り、フラッシュ装置10、50のいずれ
か一方、例えば、フラッシュ装置10が先にフラッシュ発
光可能状態に達したときには、トランジスタ52を流れる
電流が抵抗53の経路と、抵抗55、19、22の経路を通って
流れるが、その電流が小値であり、また、トランジスタ
52は、フラッシュ情報信号の出力とカメラ情報信号の入
力との切り換えにしたがってON、OFFを繰り返すことか
ら、上記した動作過程における電源電力の消費は極めて
少ないし、しかも、上記動作過程ではフラッシュ装置10
の抵抗19、22に僅かな電流な流れるだけで、このフラッ
シュ装置10の動作には何等影響しない。
なお、フラッシュ装置10、50のトランジスタ62、52は
上記したようにフラッシュ発光可能か否かのフラッシュ
情報信号を出力する直前或いはその直後に絞り情報など
の他のシリアル信号をフラッシュ情報信号として出力す
る。
また、フラッシュ情報信号が上記したように出力され
ている間は、フラッシュ装置10、50の入力回路に含むト
ランジスタ16、54がONしないように保たれる。
上記したエミッタ・フォロア回路からなる信号出力回
路は電界効果トランジスタを使用して電力消費の少ない
回路構成とすることが考えられる。
第17図は、MOS形のPチャンネルFET57と、MOS形のN
チャンネルFET58とからなるインバータをフラッシュ装
置10に、FET59とFET60からなる同様のインバータをフラ
ッシュ装置50に各々設けて信号出力回路を構成した回路
例である。
しかし、このような信号出力回路は、フラッシュ装置
10、50の一方がフラッシュ発光可能に達したとき電源シ
ュートの状態となり好ましくない。例えば、フラッシュ
装置10がフラッシュ発光可能になってインバータ入力が
Low電圧となれば、FET57がONする。このとき、フラッシ
ュ装置50がフラッシュ発光可能状態に達していなけれ
ば、インバータ入力はHigh電圧でFET60がONしており、
そのため、図示点線の如く電流が流れ電源がショートさ
れてしまうことになる。以上、クリップオンタイプのフ
ラッシュ装置について説明したが、グリップタイプのフ
ラッシュ装置についたも同様に実施し得るし、また、増
灯用のフラッシュ装置は一個にかぎらず複数のフラッシ
ュ装置を装備してOR論理機能の効果を得る。さらに、上
記実施例に示した新形フラッシュ装置10にかぎることな
く、一般のフラッシュ装置のレディ信号出力回路として
実施することもできる。
次に、上記したフラッシュ装置10の具体的な回路例を
第18図に沿って説明する。
この回路図において、61は電池電源、62は端子a、
b、cに選択的に投入できる電源スイッチである。
63は一次コイルP、二次コイルS及び三次コイルTを
備えた発振トランスで、その一次コイルPと電源スイッ
チ62との間の電池電源61の正側母線に接続したトランジ
スタ64は発振トランジスタである。
この発振トランジスタ64はベース接地として設けてあ
り、そのベースがSCR65と抵抗66を介して電池電源61の
負側母線に接続してある。上記発振トランジスタ64のエ
ミッタと上記SCR65のカソードとの間に設けたコンデン
サ67は上記抵抗66と共に時定数回路を形成している。ま
た、上記発振トランス63は二次コイルSの一端を上記SC
R65のカソードに、その他端が整流用のダイオード68に
接続した出力コイルで、三次コイルTはその誘導電圧を
利用して電池電源61の電圧降下を補償する電源用のコイ
ルである。上記した各部材63〜68がDC〜DCコンバータを
形成する。
このDC−DCコンバータは正側母線にエミッタを接続し
たトランジスタ69がONし、上記SCR65のゲート抵抗に電
流が流れることによって発振が許容される。また、この
トランジスタ69は負側母線にエミッタを接続したトラン
ジスタ70によりバイアス電流が制御されてON、OFFす
る。
一方、逆流防止用のダイオード71を介して電源スイッ
チ62に接続したブロック72は抵抗73及びダイオード74と
共に形成するレギュレータで、このレギュレータ72の出
力電圧がメーンコンデンサの電圧検出回路、信号処理回
路として既に説明したマイクロコンピュータ15に印加さ
れる。
また、このレギュレータ72は逆流防止用のダイオード
76を介して発振トランス63の三次コイルTに接続してあ
り、DC−DCコンバータの発振の間三次コイルTに発生し
た誘導電圧がコンデンサ77によって平滑されレギュレー
タ72の入力電圧として加わるようになる。
上記した電圧検出回路は、DC−DCコンバータの出力側
のメーンコンデンサ78に対して並列に設けたブリーダ抵
抗79、80と、レギュレータ72によって給電されるオペア
ンプ81及び高入力インピーダンス回路82により構成して
ある。そして、上記オペアンプ81は、ブリーダ抵抗79、
80の分割電圧を反転入力端子に、基準電圧を非反転入力
端子に各々入力するコンパレータでまた、このオペアン
プには非反転入力端子に正帰還をかける抵抗83とダイオ
ード84を設けてスレーシホールド電圧付近の出力電圧を
ヒステリス特性を与えるようになしてある。
上記高入力インピーダンス回路82は、上記オペアンプ
81の出力を非反転入力端子に、基準電圧を反転入力端子
に各々入力する非反転形のオペアンプで、発光可能を示
す信号、つまり、レディ信号を出力する。
上記したマイクロコンピュータ15は、上記したよう
に、レディ信号や絞り情報信号などのフラッシュ情報信
号をカメラに向かって出力し、また、補助光源の点灯指
令信号やクエンチ信号などのカメラ情報信号を入力し、
これらの信号を処理する信号処理回路として働く。な
お、付帯させたブロック75は信号入出力回路である。
このマイクロコンピュータ15には切換スイッチ85を設
け、このスイッチ85によりモード切り換えを行なう。
切換スイッチ85は電源スイッチ62と連動して端子a、
b、cに選択的に投入するもので、端子aに投入したと
きマイクロコンピュータ15が第1切換モードに、端子b
に投入したときはこれが第2切換モードとなる。なお、
端子cはOFF位置である。
マイクロコンピュータ15は、第1切換モードにおいて
High電圧の出力信号S2を上記したトランジスタ70のベー
スに送り、DC−DCコンバータの発振を許容し、また、第
2切換モードでは上記出力信号S2がLow電圧となるた
め、DC−DCコンバータの発振が停止する。
上記した出力信号S2はインバータ86を介してORゲート
87の一方の入力端子に供給される。このORゲート87は上
記した電圧検出回路の出力S1を他方の入力端子に入力
し、その出力信号S3をマイクロコンピュータ15に、ま
た、インバータ88を介して発光ダイオード89の駆動回路
を形成するトランジスタ90のベースに伝達する。
この発光ダイオード89はメーンコンデンサ78が所定の
電圧レベルまで充電されたとき点灯し、発光可能である
ことを表示する。
一方、上記したマイクロコンピュータ15は所定の条件
の下に出力信号S4を出力し、補助光源91の駆動回路を動
作させる。この駆動回路は出力信号S4がHigh電圧からLo
w電圧に変わることで、インバータ92のHigh電圧出力を
ベースに受けるトランジスタ93がONし、このトランジス
タ93のONによりバイアスされるトランジスタ94がONして
補助光源91を点灯させる。
補助光源91はフイラメントランプであり、図示するよ
うに、電池電源61より給電される回路構成としてあり、
また、この補助光源91の投光路に赤色フィルタ95が設け
てある。
なお、上記フィルタ95については必ずしも備えなくと
もよい。
その他、図示する参照符号96は閃光放電管、97はトリ
ガー回路、98、99、100は発光停止回路を形成するSCRと
転流コンデンサ、101は発光停止回路を起動させる制御
回路であり、これら各部材及び回路は公知のものであ
る。
次に、上記した回路例の動作について説明する。
(1)「電源スイッチ62を端子aに投入した場合」 電源スイッチ62をOFF位置である端子cから端子aに
投入すると、同様に切換スイッチ85が端子aに切り換わ
る。なお、この時点ではメーンコンデンサ78は充電され
ていないものとする。この状態ではマイクロコンピュー
タ15が第1切換モードとなり、出力信号S2がHigh電圧、
したがって、トランジスタ70がONすることから、トラン
ジスタ69が順方向にバイアスされる。これにより、コン
デンサ67が所定値まで充電されたとき、トランジスタ69
がONし、SCR65にゲート電圧が加わり、このSCR65の導通
によって発振トランジスタ64がONに入る。
SCR65は発振トランジスタ64がONした直後に発振トラ
ンス63の二次コイルSに発生する逆起電力をカソードに
受けるために非導通となり、これに連れて発振トランジ
スタ64がOFFする。発振トランジスタ64がこのようにO
N、OFFを繰り返すことによってDC−DCコンバータが発振
しメーンコンデンサ78を充電する。
一方、DC−DCコンバータの発振により三次コイルTに
発生した誘導電圧がダイオード76を介してレギュレータ
72の入力電圧として加わる。なお、その入力電圧は上記
誘導電圧をコンデンサ77によって平滑した電圧となる。
このとき、上記誘導電圧の電圧値が電池電源61の電圧
値に比較して低い場合には、電池電源61の電圧がレギュ
レータ72の入力電圧となり、この逆に上記誘導電圧が高
い場合にはこの電圧が入力電圧となる。なお、誘導電圧
が高くなるときは、電池電源61が消耗により電圧降下し
ている場合である。
上記のように入力電圧が補償されたレギュレータ72は
精度高い安定化電圧を出力し、この出力電圧がオペアン
プ31を含む電圧検出回路とマイクロコンピュータ15との
電源電圧となってこれらの回路を給電する。
メーンコンデンサ78の充電々圧が閃光放電管96を発光
できる発光可能電圧に達するまでの間では、オペアンプ
81の出力が反転しないように定めてあり、この出力信号
のHigh電圧にしたかって高入力インピーダンス回路82が
信号S1を出力し、この出力信号(High電圧)をORゲート
87に送る。
また、マイクロコンピュータ15は既に述べたように、
出力信号S2がHigh電圧となっており、この出力信号S2
インバータ86を介してORゲート87に入力するので、ORゲ
ート87がHigh電圧の出力信号S3となる。
出力電圧S3がHigh電圧である間は駆動回路のトランジ
スタ90がOFFであるので、発光可能を表示する発光ダイ
オード89は点灯しない。また、ORゲート87のHigh電圧出
力信号S3がマイクロコンピュータ15に送られる。マイク
ロコンピュータ15はこの出力信号S3を入力して補助光源
91の点灯禁止信号をフラッシュ情報信号としてカメラに
向かって出力する。
これにより、カメラから補助光源91の点灯指令信号が
送られることがないから、出力信号S4がHigh電圧に保た
れ、駆動回路のトランジスタ93、94がOFFとなってお
り、補助光源91は消灯している。
メーンコンデンサ78の充電が進み、この充電々圧が発
光可能電圧に達すると、オペアンプ81が反転してLow電
圧出力となるが、オペアンプ81がヒステリス特性を有す
るので、メーンコンデンサ78の充電々圧が高くなるに連
れてその出力電圧がLow電圧領域のある範囲で脈動する
ものとなる。
オペアンプ81の上記したLow電圧出力にしたがい高入
力インピーダンス回路82の出力信号S1がHigh電圧からLo
w電圧に変わり、このため、ORゲート87の出力信号S3がL
ow電圧となる。
駆動回路のトランジスタ90はORゲート87の出力信号S3
がLow電圧となることでONする。したがって、発光ダイ
オード89が点灯し発光可能であることを表示する。
また、上記出力信号S3がLow電圧となったことで、マ
イクロコンピュータ15が補助光源91の点灯を許す信号を
フラッシュ情報信号としてカメラに伝達する。
上記の動作状態ではカメラから補助光源91の点灯指令
信号を入力すると、出力信号S4がlow電圧に変わり、ト
ランジスタ93、94がONし、補助光源91が電池電源61によ
り給電されて点灯する。
上記したように、電源スイッチ62及び切換スイッチ85
が端子aに投入された場合には、DC−DCコンバータの発
振が許容され、一方、メーンコンデンサ78が発光可能レ
ベルまで充電される前は補助光源91の点灯が阻止され、
その後に点灯の阻止が解除される。
(2)「電源スイッチ62を端子bに投入した場合」 電源スイッチ62をOFF位置である端子cから端子bに
投入すると、同様に切換スイッチ85が端子bに投入され
る。なお、メーンコンデンサ78は充電されていないもの
とする。
この場合、マイクロコンピュータ15が第2切換モード
となり、出力信号S2がLow電圧として出力される。これ
より、トランジスタ69、70がOFFしたままとなり、DC−D
Cコンバータの発振が阻止される。
DC−DCコンバータの発振が停止していることから、三
次コイルTには誘導電圧が発生しない。したがって、電
池電源61の電圧のみがレギュレータ72の入力電圧となる
が、DC−DCコンバータによる電力消費がないため、電池
電源61ので電圧低下が少なく、レギュレータ72の出力が
安定化定電圧となる。
また、ORゲート87には高入力インピーダンス回路82の
High電圧出力信号S2とマイクロコンピュータ15の出力信
号S2にもとずつHigh電圧信号が入力し、その出力信号S3
がHigh電圧となる。
この結果、駆動回路のトランジスタ90がOFFのままと
なって発光ダイオード89は消灯している。
また、マイクロコンピュータ15はHigh電圧信号S3を入
力することになるが、この場合には、切換スイッチ85が
端子bに投入され第2切換モードとなっているから、補
助光源91の点灯を許す信号を直ちにカメラに向かって伝
達する。
したがって、カメラより補助光源91の点灯指令信号を
入力すれば、出力信号S4がLow電圧、駆動回路のトラン
ジスタ93、94がONとなって補助光源91が点灯する。
メーンコンデンサ78が発光可能レベル以上に充電され
ている状態で電源スイッチ62及び切換スイッチ85を端子
bに切り換えることが考えられる。
この場合には、高入力インピーダンス回路82の出力信
号S1がLow電圧となっているが、ORゲート87の出力信号S
3はhih電圧となっているから、上記同様の動作となる。
ただ、このように切り換えると、メーンコンデンサ78
の充電々圧が発光可能レベルに達していても発光ダイオ
ード89が消灯状態となる。
このように、電源スイッチ62及び切換スイッチ85を端
子bに投入すると、DC−DCコンバータの発振が停止さ
れ、補助光源91の点灯が許容される。
一方、上記した補助光源91を備えるフラッシュ装置10
は、この補助光源91の点灯信号をカメラに送り、カメラ
11がこの点灯信号を確認してから自動測距動作(AF測
距)する構成とすることが好ましい。
第19図はこのように構成した場合の補助光源91とカメ
ラ11の自動測距動作の関係を示した第4図同様のタイム
チャートである。
既に述べたように、補助光源91の点灯許否信号と点灯
指令信号とがフラッシュ装置10とカメラ11との間で授受
され、例えば、図示するタイムチャートのシリアル信号
FP1に含めて点灯を許す信号をフラッシュ装置10が出力
すると、カメラ11からシリアル信号CP1の一部として点
灯指令信号が送られる。マイクロコンピュータ15の出力
S4はこの点灯指令信号にしたがってLowとなり、補助光
源91がTf1の時点で点灯する。また、マイクロコンピュ
ータ15は出力信号S4がLowとなつたことより補助光源91
の点灯を確認し、点灯信号をシリアル信号FP2に含めて
カメラ11に送る。カメラ11はこのシリアル信号FP2を入
力し補助光源91の点灯を確認した上でTC1時点より自動
測距動作を開始する。このように実施すれば、補助光源
91の点灯前よりオートフォーカス動作が開始することが
なく、補助光源91が充分に点灯するまでの立ち上がりタ
イムラグを加味した効率的な自動測距動作となる。
さらに、上記したフラッシュ装置10にバウンス機能を
持たせた場合、フラッシュ光を直接被写体に照射させる
ときに比べバウンスさせて照射させたときには被写体に
当たる光量が著しく減少する。このことから、バウンス
のフラッシュ光を照射するときには、ガイドナンバー情
報信号を出力しないように構成することが好ましい。
第20図はこのように構成した回路例である。この図に
おいて、SW1がガイドナンバー情報(GNo.)の設定にし
たがつて閉成し、マイクロコンピュータ15に“1"信号を
入力するスイッチ、SW2は照射角情報の設定にしたがっ
て閉成し、上記同様に“1"信号を入力するスイッチ、SW
3はバウンスされたとき“0"信号、バウンスされないと
き“1"信号をマイクロコンピュータ15に入力するスイッ
チである。
マイクロコンピュータ15はこれらのスイッチSW1、S
W2、SW3の状態に応じてサブルーチンが実行され、第21
図に示すフローチャートにしたがって動作する。
すなわち、バウンスのときにはSW3からの“1"信号が
確認されないから、バウンスデータをセットして直ちに
リターンする。この場合、ガイドナンバー情報信号は出
力しない。
SW3からの“1"信号が確認されたときには、SW1、SW2
の状態を判断する。この判断ステップで、SW1=0、SW2
=0となっているとき、つまり、ガイドナンバー情報及
び照射角情報が共に設定されていない場合には、最も少
ない光量としてGNo.29をデータセットする。
また、SW1=0、SW2=0でないときには、SW1=1、S
W2=0となっているか否かが判断され、この条件を満た
していれば、ガイドナンバー情報の設定にしたがいGNo.
34をデータセットする。
SW1=1、SW2=0でもないときには、SW1=0、SW2
1であるか否がかが判断される。この条件であると確認
されたときには、照射角情報の設定にしたがいGNo.40が
データセットされる。この条件が認められなければGNo.
44をデータセットする。
このように、バウンスが行なわれないときには、ガイ
ドナンバー情報が照射角情報を伴いフラッシュ情報信号
としてカメラ側に送られる。
次に、第22図は第2図に示したところのカメラ11の信
号入出力経路を示す具体的な回路例である。
この図において、111はカメラ11に装着されたフラッ
シュ装置が新形か旧形かをモニタするレジスタで、この
出力(Q)をHighとして半導体スイッチ112をONさせ
る。この動作で端子CがLowとなったときには新形であ
り、Highであれは旧形であると判別する。したがって、
新形フラッシュ装置10が装着されると、コンパレータ48
のhigh出力がマイコン端子113に入力し、旧形フラッシ
ュ装置の装着であれば、そのLow出力がマイコン端子113
に入力し、マイクロコンピュータ36が新旧に応じて動作
モードを選択する。マイコン端子113は双方向可能な端
子で、新形フラッシュ装置10をモニタしたときにはその
後にコントロール信号P1、P2、P3を出力する。
第24図(a)(b)(c)は上記の動作を示すタイム
チャートである。
新形フラッシュ装置10の装着がモニタされた場合に
は、レジスタ114の出力(Q)がHighとなる。このレジ
スタ114はフラッシュ装置の新旧認識用レジスタでマイ
クロコンピュータ36の動作モード選択により入力され
る。
レジスタ114の出力がHighとなることで、マイコン端
子115から出力されるシリアルクロック信号がアンド11
6、トランジスタ44を介して端子Rより出力する。
レジスタ114の出力がHigHで、切換スイッチ117が端子
aを選択したままとなる。なお、この切換スイッチ117
は第23図に示す論理回路により構成してある。
これより、LED118の駆動用トランジスタ119がマイコ
ン端子120の出力で動作し、LED118を点滅させる。LED11
8はフラッシュ装置の発光可能を表示する充電表示用の
もので、マイクロコンピュータ36の演算結果によって自
由にドライブする。
一方、レジスタ114の出力がHighで、切換スイッチ121
が端子bを選択し、端子Qから入力入するフラッシュ情
報信号としてシリアル信号をトランジスタ37を介してマ
イクロコンピュータ36に送られる。なお、切換スイッチ
121は第23図に示す論理回路と同様の構成となってい
る。
旧形フラッシュ装置の装着がモニタされた場合には、
レジスタ114の出力(Q)がLow、したがって、アンド11
6がゲート閉となるから、マイコン端子115から出力され
るシリアルクロック信号が端子Rに現われない。
レジスタ114の出力がLowとなることで、トライステー
ト122(3ステート回路)がONし、端子Rから入力する
レディ信号などのフラッシュ情報信号がトランジスタ38
とこのトライステート122を経路としてマイクロコンピ
ュータ36に送られる。
レジスタ114の出力がLowで、切換スイッチ117が端子
bを選択する。このときには、端子Rに入力するフラッ
シュ情報信号にしたがってLEDが点灯または点滅する。
また、レジスタ114の出力がLowで、切換スイッチ121
が端子aを選択したままとなる。したがって、端子Qに
入力する絞り情報や外光オート情報などのフラッシュ情
報信号が分周器123を介してマイクロコンピュータ36に
送られる。この分周器123はフラッシュ情報信号の無条
件のパルス幅をマイクロコンピュータ36の動作スピード
に適合させるように分周する。
第24図(d)〜(i)は新形フラッシュ装置10または
旧形フラッシュ装置をモニタしたときの動作を示すタイ
ムチャートである。
また、クエンチ信号Qsの出力回路は、レジスタ124の
出力(Q)をHighとしてスタートさせる。レリーズ前な
どにノイズが入ってもこのレジスタ124がHigh出力とな
っていないので端子Rからはクエンチ信号Qsが発生しな
い。
レジスタ124の出力がHigHで、積分スタートスイッチ1
25がOFFし、受光素子126の光電流によって積分コンデン
サ127が充電される。
オペアンプ128の出力が所定値になると、コンパレー
タ129が反転し、そのHigh出力がクエンチ信号Qsとして
アンド130、ORゲート45、トランジスタ43を介して端子
Qより出力される。
なお、131はコンパレータ129の基準電圧をISO(フイ
ルム感度)などに合わせて可変する電源である。また、
上記積分スタートスイッチ125は半導体スイッチが使用
される。
第24図(j)〜(m)はクエンチ信号Qsの出力動作を
示すタイムチャートである。
第25図はカメラ11に備えるクエンチ表示回路を具体的
に示した回路例である。この表示回路はフラッシュ装置
が自動調光動作したとき、この調光動作を確認するた
め、ファインダー内でLEDを所定時間(例えば、2秒
間)点滅させるような場合に適当である。
そして、このクエンチ表示回路では、新形フラッシュ
装置10が装着されたときクエンチ表示と、旧形フラッシ
ュ装置が装着されたときのレディ表示とクエンチ表示と
を回路切り換えによって一つのLEDによって表示させ、
また、新形フラッシュ装置10に対するクエンチ表示につ
いてはマイクロコンピュータ36のプログラム(ソフト)
によって、旧形フラッシュ装置のレディ表示とクエンチ
表示についてはマイクロコンピュータ36の回路構成(ハ
ード)によって表示動作させて構成してある。
(1) 新形フラッシュ装置が装着されたときのクエン
チ表示 この場合はレジスタ141に“1"が書き込まれると共に
マイコン端子142が“0"となる。(なお、これらレジス
タ141とマイコン端子142は第22図に示したレジスタ114
とマイコン端子120に相当する。)したがって、アンド1
43がゲート閉となり、インバータ144の出力“0"より、
アンド145がゲート閉、ノア146の出力“1"となる。
これより、Nチャンネル形のFET147がONし、トランジ
スタ148、149が共にOFFしたままとなるため、アンド15
0、151が共にゲート閉となる。この結果、レジスタ152
の内容を自動調光動作に応じて“1"、“0"と書き換えれ
ばアンド153が出力しNチャンネルのFET154がON、OFF
し、LED155がクエンチ表示として点滅する。
上記したように、マイクロコンピュータ36のソフト制
御動作となる。
(2) 旧形フラッシュ装置が装着されたときのレディ
表示とクエンチ表示 旧形フラッシュ装置からはR端子に対して第26図
(a)に示すようなレディ信号と、同図(b)に示すク
エンチ表示信号が送られるものと仮定する。なお、レデ
ィ信号のHighレベルは、例えば、2.4ボルト、クエンチ
表示信号のHighレベルは、例えば、1.0〜1.6ボルトで、
約2秒間の間2.5Hzの周波数で継続するものとする。
また、トランジスタ148、149はレディ信号を入力した
とき共にONするが、クエンチ表示信号の入力に対しては
トランジスタ149のみがONするように、これらの動作電
圧が定めてある。
旧形フラッシュ装置の装着であるため、レジスタ141
には“0"が書き込まれる。このため、アンド153、143が
ゲート閉となり、また、インバータ144の出力“1"とな
るので、ノア146の出力が“0"となってFET147がOFFとな
る。
上記の動作状態で、端子Rにレディ信号が入力する
と、トランジスタ148、149が共にONし、アンド150がゲ
ート閉となる。
また、レジスタ141の出力が“0"によってトライステ
ート156がONしているため、トランジスタ148の出力“0"
がこのトライステート156を通ってマイコン端子142に入
力し、マイクロコンピュータ36にフラッシュ装置が発光
可能であることを知らせる。これより、マイクロコンピ
ュータ36によってレジスタ152に“1"が書き込まれるた
め、アンド151の出力が“1"となり、これに続いてアン
ド145の出力が“1"となってFET154がONする。上記の動
作よりLED155が点灯してレディ表示する。
端子Rにクエンチ表示信号が入力した場合には、既に
述べたように、トランジスタ148がOFFのままとなるた
め、アンド151がゲート閉となり、また、トランジスタ1
49がON、OFFを繰り返し、これより、アンド150、145が
共に“1"、“0"の繰り返し出力となり、FET154がON、OF
Fする。上記の動作によってLED155が点滅しクエンチ表
示する。
上記より分かる通り、旧形フラッシュ装置が装着され
たときのレディ表示とクエンチ表示との表示回路がマイ
クロコンピュータ36のハード構成となっている。
「発明の効果」 上記した通り、本発明に係る第1発明のフラッシュ装
置は、カメラ情報信号を入力するモードに切換え、ま
た、フラッシュ情報信号をカメラに出力するモードに切
換えるためのコントロール信号の第1パルスまたは第2
パルスを利用し、この第1パルスまたは第2パルスを通
信回数カウンタによってカウントし、所定数のカウント
時にオートチェック表示器などの動作部を動作させる構
成としたので、特定の計時用パルスや専用のカウンタな
どを備えることなく上記のモード切換用のコントロール
信号を利用して各種の動作部を動作が可能になり、装置
構成の簡素化に有利なものとなる。
また、第2発明のフラッシュ装置は、信号処理手段を
選択手段によって第1切換モードに選択すれば、DC−DC
コンバータの発振によってメーンコンデンサが発光可能
まで充電され、この充電に伴って自動測距用の補助光源
が点灯準備状態となり、また、信号処理手段を第2切換
モードに選択すれば、発光準備動作が禁止され、補助光
源が直ちに点灯準備状態となる。
この結果、カメラから点灯指令信号を入力することに
より、電池電源からの充分な供給電力をもってこの補助
光源を点灯させることができる。
また、このフラッシュ装置は、選択手段により信号処
理手段を第2切換モードに選択することによって補助光
源を単独で使用することができるので、輝度が高くコン
トラストの低い被写体を撮影する場合にこの補助光源を
単独使用して測距信号を得ることができる。
第3発明のフラッシュ装置は、カメラに複数のフラッ
シュ装置を連結する場合に、フラッシュ装置各々の出力
回路がOR論理として機能するため、全てのフラッシュ装
置がフラッシュ情報信号を出力する状態となったときに
この情報信号がカメラに伝達される。
このことから、増灯用のフラッシュ装置を設ける場合
に各フラッシュ装置間を端子接続すればよく、また、フ
ラッシュ装置の連結個数に制約されることがなく極めて
有利な出力回路となる。
具体的には、各々のフラッシュ装置の出力回路を構成
するトランジスタを並列接続して共通の出力端子を設け
るのみで構成することができるので、部品点数の少ない
構成簡単な出力回路によって複数のフラッシュ装置の連
結が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るクリップオンタイプの新
形フラッシュ装置と、このフラッシュ装置を装着使用す
る新形カメラとの部分的な斜視図、第2図は取付足の端
子を接続した新形フラッシュ装置の入出力回路と、ホッ
トシュの端子を接続した新形カメラの入出力回路部とを
示す回路図、第3図は新形フラッシュ装置のコントロー
ル端子が入力するコントロール信号のタイムチャート、
第4図は上記新形フラッシュ装置の動作を説明するため
のタイムチャート、第5図は新形フラッシュ装置のパワ
ーホールドと判別動作とを示すこのフラッシュ装置に備
えたマイクロコンピュータのフローチャート、第6図は
カメラ情報信号とフラッシュ情報信号の内容を一例とし
て示した図、第7図はカメラ情報信号とフラッシュ情報
信号との通信順序を示す説明図、第8図はコントロール
信号が新形フラッシュ装置に入力したときのこのフラッ
シュ装置に備えたマイクロコンピュータの動作を示す主
ルーチンのフローチャート、第9図はパリティチェック
コールされるサブルーチンのフローチャート、第10図は
オートチェック表示のステップで呼び出されるサブルー
チンのフローチャート、第11図は画角演算コールされる
サブルーチンのフローチャート、第12図は新形カメラに
備えたマイクロコンピュータのフローチャート、第13図
はカメラのマイクロコンピュータの割込みループを示す
フローチャート、第14図は増灯用の新形フラッシュ装置
を装備した場合の接続回路例を示す図、第15図は2つの
フラッシュ装置の信号出力回路によって構成されたOR論
理を示す部分的な回路図、第16図は上記OR論理を簡略し
て示したブロック図、第17図はMOS形FETを使用した信号
出力回路の一例を示す回路図、第18図は新形フラッシュ
装置の回路例を示す図、第19図は補助光源の点灯とカメ
ラの自動測距動作を示す第4図同様のタイムチャート、
第20図はフイルムガイドナンバー、照射角、バウンスの
各情報を設定する回路例を示す簡略図、第21図はガイド
ナンバー情報処理に関する新形フラッシュ装置のマイク
ロコンピュータのフローチャート、第22図は第2図に示
した新形カメラの信号入出力径路を具体的に示した図、
第23図は第22図に示す信号入出力径路に使用した切換ス
イッチを示す論理回路図、第24図は新形カメラの信号入
出力径路の動作を示すタイムチャート、第25図は新形カ
メラに備えるクエンチ表示回路の一例を示す図、第26図
(a)、(b)は旧形フラッシュ装置から入力するレデ
ィ信号とクエンチ表示信号とを示すタイムチャートであ
る。 10……新形フラッシュ装置 11……新形カメラ Ro、R……シリアルクロック信号、レディ信号、クエン
チ表示信号の入出力端子 Qo、Q……シリアル信号端子 Co、C……コントロール端子 16、17、18……新形フラッシュ装置の信号入力経路を形
成するトランジスタ 26、27……新形フラッシュ装置の信号出力経路を形成す
るトランジスタ 33……パワートランジスタ 37、38……新形カメラの信号入力経路を形成するトラン
ジスタ 43、44……新形カメラの信号出力経路を形成するトラン
ジスタ 46……ドライブ回路 48……コンパレータ 50……増灯用の新形フラッシュ装置 51……分配器 72……レギュレータ 81……オペアンプ 82……高入力インピーダンス回路 91……補助光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 裕 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−157231(JP,A) 特開 昭59−191023(JP,A) 特開 昭61−267743(JP,A) 特開 昭61−151518(JP,A) 特開 昭56−92530(JP,A) 特開 昭61−22761(JP,A) 特開 昭51−92621(JP,A) 特開 昭59−231520(JP,A) 特開 昭59−187326(JP,A) 特開 昭60−28632(JP,A) 特開 昭60−165627(JP,A) 特開 昭51−103426(JP,A) 特開 昭53−143217(JP,A) 特開 昭55−36884(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス数によって区別される第1、第2、
    第3パルスからなるコントロール信号をカメラより入力
    し、この第1、第2パルスの繰返し入力にしたがい、第
    1パルスの入力ではカメラ情報信号を受け入れる信号入
    力モードに、第2パルスの入力ではフラッシュ情報信号
    をカメラに送る信号出力モードに切換えると共に、上記
    第3パルスの入力にしたがってフラッシュ発光動作モー
    ドに切換えるモード切換手段と、このモード切換手段の
    モード切換え下にカメラより入力するクロック信号にし
    たがってカメラ情報信号とフラッシュ情報信号とを授受
    し発光動作と自動調光とを行なう発光動作手段と、上記
    第1パルスまたは第2パルスをカウントする通信回数カ
    ウンタと、このカウンタの所定数のカウントに応動して
    動作する動作部とを備えたことを特徴とするフラッシュ
    装置。
  2. 【請求項2】直流電源の低電圧を昇圧するDC−DCコンバ
    ータによって充電されるメーンコンデンサの充電エネル
    ギーを光エネルギーに変換して投光する閃光放電管を備
    え、かつ、カメラから送られるコントロール信号にもと
    づいてカメラ情報信号とフラッシュ情報信号を授受する
    構成のフラッシュ装置において、選択手段によって第1
    切換モードと第2切換モードとのいずれか一方のモード
    が選択できる信号処理手段と、この信号処理手段の制御
    にしたがい上記直流電源によって給電されて点灯する自
    動測距用の補助光源とを備え、上記信号処理手段が第1
    切換モードを選択することにより、上記DC−DCコンバー
    タの発振を許容すると共に、発光可能まで充電された上
    記メーンコンデンサの電圧検出回路からの検出信号に応
    動させて上記補助光源を点灯準備状態とし、第2切換モ
    ードを選択することにより、上記DC−DCコンバータの発
    振を停止して発光準備動作を禁止すると共に、上記補助
    光源を点灯準備状態とし、この信号処理手段がカメラよ
    り送られる点灯指令信号を入力して上記補助光源を点灯
    制御する構成としたことを特徴とするフラッシュ装置。
  3. 【請求項3】カメラより送られるコントロール信号にも
    とづいてフラッシュ情報信号とカメラ情報信号とを授受
    するフラッシュ装置において、フラッシュ情報信号の出
    力回路をトランジスタのエミッタ・フォロア回路として
    構成し、複数のフラッシュ装置をカメラに電気的に連結
    させる増灯のフラッシュ撮影において、各々のフラッシ
    ュ装置に備えられた上記エミッタ・フォロア回路を並列
    接続してOR論理として機能させる構成としたことを特徴
    とするフラッシュ装置。
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