JP2731868B2 - 防音シヤツターを用いた通路の防音構造 - Google Patents

防音シヤツターを用いた通路の防音構造

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JP2731868B2 JP26342389A JP26342389A JP2731868B2 JP 2731868 B2 JP2731868 B2 JP 2731868B2 JP 26342389 A JP26342389 A JP 26342389A JP 26342389 A JP26342389 A JP 26342389A JP 2731868 B2 JP2731868 B2 JP 2731868B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、防音、防振性に優れた防音シヤツターを用
いた通路の防音構造に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 一般、に出入り口等の開口部に建築用シヤツターを採
用することが多く、これが、例えばスタジオと道具室と
の間の出入り口(通路)である場合、建築用シヤツター
に高度の防音、防振性が要求される。そこで建築用シヤ
ツターを二重、三重に設ける試みがあるが、汎用の建築
用シヤツターをそのまま採用したものでは防音、防振性
にどうしても限界が有り、さらに防音、防振性を向上さ
せるための検討が必要になつている。
[課題を解決する手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一
掃することができる防音シヤツターを用いた通路の防音
構造を提供することを目的として創案されたものであつ
て、出入り口等の通路を、少なくても二重の建築用シヤ
ツターを適宜間隔を存して配設するに、各建築用シヤツ
ターのシヤツターカーテンは、防音材が設けられたもの
とし、かつ前後両建築用シヤツターに仕切られる通路の
左右内壁、天井面等の内面には、シヤツター収納部底面
も含めて防音処理を施し、両シヤツターカーテンによつ
て封鎖状に仕切られる空間を防音処理が施された防音区
画としたことを特徴とするものである。
そして本発明は、この構成によつて、防音、防振性に
優れた状態で通路封鎖することができるようにしたもの
である。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1、2はスタジオと道具室とを結ぶ出入
り口の前後に重合状に設けられた建築用シヤツターであ
つて、該建築用シヤツター1、2の各シヤツターカーテ
ン3はそれぞれ開口部左右に設けられたガイドレール4
によつて上下に昇降ガイドされる構成になっている。
上記シヤツターカーテン3は、必要枚数のスラツト5
同志をインターロツク結合によつて連綴して構成される
ものであり、カーテン最下端は座板スラツト6になつて
いる。スラツト5は、上下にインターロツク部5a、5bが
曲げ形成され、本体部5cは平面状になつているものであ
るが、本体部5cの裏面には断面略コ字形をしたカバー材
5dが一体的に固着され、これによつてスラツト5はホロ
ー型(中空型)になつている。そしてカバー材5dと本体
部5cとによつて形成される中空部には、防音、防振性能
を有するゴム質弾性材5eが本体部5c側に貼着され、ロツ
クウール等の吸音材5fがカバー材5d側に充填され、而し
てスラツト5は防音、防振性が付与されたものになつて
いる。
一方、座板スラツト6についても同様の配慮が成され
ている。つまり座板スラツト6は、基本的にはスラツト
5と同じ板材を用い、このものに下側インターロツク部
6bを覆うように座板用カバー材6dを一体的に固着するこ
とによつて構成され、これによつてスラツト5よりは肉
厚ではあるがホロー型になつている。さらにゴム質弾性
材6e、吸音材6fが内装されていることもスラツト5の場
合と同様であるが、座板スラツト6は、吸音材6fを下側
インターロツク部6bまで達するよう多量に充填してあ
る。前記カバー材6dの下面には、さらに係止材6gが一体
的に固着されており、この係止材6gに中空状のクツシヨ
ン材6hが係着されている。
一方、ガイドレール4は、断面略コ字形をした本体4a
に裏板4bと一対の表板4cとを一体固着して形成される
が、本体4aの開口を挟む左右内側面にがグラスウール等
の吸音材4dが充填されている。また、表板4cのカーテン
呑込み側縁部には気密材基部4eが止着されているがこの
この基部4eから延びる気密片4fがシヤツターカーテン3
の表裏面に弾圧的に接当してガイドレール4とシヤツタ
ーカーテン3との間の気密封止する構成になつている。
尚、4gは吸音材4dの押え部材である。
7はシヤツターケースに相当するシヤツター収納室で
あつて、該シヤツター収納室7は開口部上方に配設され
るものであるが、左右方向何れか一側方(実施例では図
示するように左側)はシヤツターが取付けられる開口部
の開口幅を越え、これに隣接する補助通路(人が出入り
できる程度の小さいものであつて、開き戸8が設けられ
ている)側にまで至るように左右幅広になつている。そ
して収納室7の内面にはグラスウール等からなる吸音材
10が殆ど全面に亘つて敷設されているが、さらに収納室
7は吸音材10によつて上下二室11、12に仕切られてい
る。下側仕切室12の左右内側面には一対の巻取軸9がブ
ラケツト9aを介してそれぞれ回動自在に軸支されてお
り、この巻取軸9に前記シヤツターカーテン3が巻装さ
れる構成になつている。さらに巻取軸9における補助通
路側の端部には従動スプロケツト13が設けられている。
一方、14は開閉機であつて、該開閉機14は上側仕切室
11内においてしかも補助通路側に偏寄して配設されてお
り、そして開閉機14に設けられる駆動スプロケツト15と
前記従動スプロケツト13とはチエン16によつて連動連結
されている。
尚、図中、17はスタジオ側に設けられる昇降押釦スイ
ツチ、18はガイドレール4に設けられる光電センサ、19
は両シヤツター1、2間の壁面に敷設される防音材であ
る。
叙述のごとく構成された本発明の実施例において、開
閉機14を駆動してシヤツターカーテン3を下降させて開
口部通路を閉鎖した場合に、両シヤツターカーテン3に
よって仕切られた領域は、高度に防音処理が施されたも
のとなる。
つまりシヤツターカーテン3には、スラツト5と座板
スラツト6との全てにゴム質弾性材5e、6eと吸音材5f、
6fとを充填して防音性が付与されている。また両シヤツ
ターカーテン3によつて区画される部位の内側面には、
壁、天井は勿論のこと、シヤツター収納部底板部に至る
まて防音材10、19を用いて防音処理が施されている。従
つてシヤツターカーテン3を下降させて開口部通路を閉
鎖した場合に、両シヤツターカーテン3によつて仕切ら
れる領域は、該シヤツターカーテン3を含めて高度に防
音処理が施された空域が形成され、この結果、一方の部
屋から他方の部屋に音が漏れることが高度に防止され
て、優れた防音性を発揮できることになる。
しかもこの優れた防音性は、シヤツター収納部の底面
にまでも配慮されているため、ここを伝わつて騒音が逃
げてしまうという惧れも無い。
尚、本発明は前記実施例に限定されず、建築用シヤツ
ターとしては、必要において三重、四重としても良いの
である。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたもので
あるから、開口部通路を仕切るものにおいて、両シヤツ
ターカーテンによつて仕切られる領域が、壁や天井のみ
ならず、シヤツターカーテン、さらにはシヤツター収納
部の底面に至るまで防音処理が施されていて、高度な防
音区画としての機能を発揮することになる。この結果、
騒音がこの防音区画を伝わつて、他側に伝わるという不
具合を高度に回避できて、スタジオ等において要求され
る高い遮音性能に、建築用シヤツターを用いたものであ
りながら確実に対応できることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る防音シヤツターを用いた通路の防
音構造の実施例を示したものであつて、第1図は建築用
シヤツターが設けられた開口部の正面図、第2図は平面
図、第3図は側面図、第4図はガイドレール部の水平拡
大断面図、第5図はシヤツター収納部の一部を省略した
平面拡大図、第6図は同上側面拡大図、第7図はシヤツ
ターカーテンの要部断面図である。 図中、1、2は建築用シヤツター、3はシヤツターカー
テン、4はガイドレール、5はスラツト、5a、5bはイン
ターロツク部、5cはスラツト本体部、5dはカバー材、5e
は弾性材、5fは防音材、6は座板スラツト、6a、6bはイ
ンターロツク部、6cはスラツト本体部、6dはカバー材、
6eは弾性材、6fは防音材、7はシヤツター収納室、8は
開き戸、9は巻取軸、10は吸音材、11、12は上下仕切
室、13は従動スプロケツト、14は開閉機、15は駆動スプ
ロケツト、16はチエン、17は昇降押釦スイツチ、18は光
電センサ、19は防音材である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出入り口等の通路を、少なくても二重の建
    築用シヤツターを適宜間隔を存して配設するに、各建築
    用シヤツターのシヤツターカーテンは、防音材が設けら
    れたものとし、かつ前後両建築用シヤツターに仕切られ
    る通路の左右内壁、天井面等の内面には、シヤツター収
    納部底面も含めて防音処理を施し、両シヤツターカーテ
    ンによつて封鎖状に仕切られる空間を防音処理が施され
    た防音区画としたことを特徴とする防音シヤツターを用
    いた通路の防音構造。
JP26342389A 1989-10-09 1989-10-09 防音シヤツターを用いた通路の防音構造 Expired - Fee Related JP2731868B2 (ja)

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