JP7023010B2 - 建物用の垂直スライド窓 - Google Patents

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Description

本発明は、建物外壁の開口部の閉鎖体としての垂直スライド窓に関し、特に、重ね合わされた全ての可動式のスライド窓の窓ガラスが、単一スライドサッシの一体部分であり、開放のために、その全体を垂直下方に下降させることができる垂直スライド窓に関する。
従来の回転窓は、開放された回転サッシが問題の部屋内に不快なほど突出し、部屋内の移動の自由が不都合に制限される。
このため、平面内で垂直方向に変位可能な窓サッシの設計が検討されている。具体的には、米国特許第2,525,322号には、サッシを有する2つの窓を、窓開口部に挿入することが提案されており、この窓は、窓が閉じた状態で、一方が他方の上に配置される。下側サッシは、必要に応じて、上側サッシとほぼ整列するまで、垂直上方に移動させることができる。そして、窓の下半分は、サッシが問題の部屋に突き出されることなく開かれる。しかしながら、このようにして形成される開口部は、リンテルと窓敷居との間の壁開口部の約半分の大きさを有するに過ぎず、状況によっては適切ではない。最後に、常時見える2つの窓サッシの下縁は、実際の窓ガラスのクリアランスすなわち透明な領域を通過するので、不快な外観を有するものとして知覚される。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点により帰着されたものであり、窓を開けたときに、開いた窓サッシが、部屋の中にまたは可視の窓開口部内に突出しないように、一般的な垂直スライド窓を改良することにある。特に、可視の開口部の全体が、フリーに開放されているべきである。
この目的は、開放のために、スライドサッシが下方に降下され、特にボックス内の平坦チャンバ内に降下され得ることによって達成される。
このようなボックスは、実際の窓の下側、すなわち、窓敷居が存在するならば窓敷居の下に位置し、本来的に、下降したスライド窓を収容するためのみに用いられる。この目的のために、ボックスに設けられたチャンバは、好ましくは、その上側の狭いスロットを除いてシェル側で閉じられており、スロットを通して、問題の窓ガラスがチャンバから外に押し上げられ、または、問題のチャンバ内に下方に下降され得る。このチャンバの壁は、プラスチック又は金属、特に板金から形成されていてよい。チャンバ上端のスロットは、例えばそれぞれゴムまたは他の軟質材料から形成されたシールストリップを用いて、スロット内において下方に多少延在する窓ガラスからシールされてもよい。
重ね合わされた全ての可動式のスライド窓の窓ガラスは、単一のスライドサッシの一体部分であり、開放のために全体として垂直下方に下降させることができる。このため、さもなくば複数のスライドサッシ間に設けなければならないシールは省略される。激しい雨や隙間風などに対抗するために、単一のスライド式サッシを、固定フレームに対してシールすることは、互いに対しまたフレームに対しても移動可能な複数のスライドサッシをシールすることに比べて、はるかに容易である。また、ガイド機構および任意に設けられる駆動機構が単純化される。
スライドサッシの正確な垂直スライド運動が行われることが好ましく、すなわち、いかなる傾斜または外向きの旋回運動も伴わないことが好ましい。
したがって、本発明に係る構成では、窓枠全体で単一の窓サッシのみを使用することを容易にし、ガラス表面全体を複数の窓サッシに分割する必要がない。これにより、水平方向に延びる横木または垂直方向に延びるムリオンは全て省略することができる。特大の、例えば特に幅の広い窓、特に1.50m以上の幅については、必要であれば、例えばその間に位置するムリオンを用いて、複数のスライドサッシへの分割がなされてもよい。
多くの種々のタイプの平板ガラスが、下降可能な窓ガラスとして検討されてよく、すなわち、フロートガラス、および/または、シングルペイン安全ガラスまたは熱強化ガラスなどの特別な性質を有するガラス、および/または、合わせガラスおよび合わせ安全ガラス、マルチペイン断熱ガラス、または網入りガラスなどの特別な構造を有するガラス、および/または、セルフクリーニングガラス、ソーラーコントロールガラスまたはインテリジェントガラスなどの特別なコーティングを有する窓ガラスである。異なる特性を有するガラスが互いに結合されてもよく、様々な構造を有するガラス板が形成され、様々なコーティングを有する窓板として完成されてもよい。
本発明の範囲内で使用可能な標準的な板ガラスの例としては、フロート法で製造されるフロートガラスがあり、これは特に滑らかな表面をもたらす。
また、本発明のために、熱的に強化されたシングルペイン安全ガラス(SPSG)を使用することができる。後者について、不均一な冷却プロセスは、より急速に冷却された表面において圧縮応力をもたらし、ガラスのよりゆっくりと冷却された内部において引張応力をもたらす。表面における圧縮応力は亀裂の形成および伝播を妨げ、その結果、SPSGの強度、耐熱衝撃性は、特別な熱処理が施されていない同等の平坦ガラスの特性に比べて著しく良好である。
同様に、熱的に強化された熱強化ガラス(TTG)も本発明に適しているが、製造中の熱的な強化はSPSGを用いる場合に比べれば目立つものではない。
本発明は、ガラスとプラスチックフィルムとの交互の層から構成される合わせ安全ガラス(LSG)を用いて実施することもできる。このタイプのガラスは、破損した場合に、ガラスのかけらまたは破片がフィルムに付着するという概念に基づくものである。合わせ安全ガラスは、フロートガラス、SPSG、および/または、TTGなどの種々のガラスを組み合わせて作製されてもいてもよい。
同様に、少なくとも2つのガラス板と、その間のキャスト樹脂などの有機材料とから構成される、いわゆる合わせガラスを使用することができる。
同様に、本発明において使用可能なマルチペイン断熱ガラス(MIG)は、ガスまたは空気で満たすことができる板間空間を有する少なくとも2つの板と端部のコンパウンドとを備えている。厚さが異なる2枚のガラス板を用いる場合、そのようなマルチペイン構成は非常に良好な遮音特性を有する。
本発明の範囲内で、網入りガラス、すなわち、ローラによる成形の際に、形成されたガラスリボンにワイヤの格子が挿入され、ガラス板に多くの耐破損性が付与され、それによって実用的な盗難防止性がもたらされたガラスを使用することもできる。
セルフクリーニング性を有する窓ガラスも使用することができる。これらの外側面には、セルフクリーニングコーティング、例えば、いわゆる「ロータス効果」によるコーティングが設けられていてよい。
他のタイプのガラスもまた好適であり、特に遮音ガラス、安全ガラス、およびあらゆるタイプの被覆ガラスも好適である。
本発明による窓ガラスは、太陽光保護と組み合わせることもでき、具体的には、少なくともある領域、特に各外側面において、吸収性及び/又は反射性コーティングが設けられたソーラコントロールガラスを用いることもできる。
最後に、いわゆる「インテリジェントガラス」、すなわち、電圧を印加することによって光透過率を変化させることができる、電気的に切り替え可能なガラスも現在では利用可能である。このような構成においては、ローラシャッタまたはルーバブラインドは不要である。コーティング自体、液晶ディスプレイのように、透明または明るい状態と、不透明または暗い状態との間で選択的に切り替えることができる。原則的に、本発明では、このようなコーティングを有するガラスを製品に組み込むことができる。
少なくとも1つの下降可能な窓ガラスが、ガラス板に接続された可動フレームを有するか、またはフレームなしで設計されることが有利である。フレームは、特に、複数の層から構成される、合わせガラス、合わせ安全ガラス、またはマルチペイン断熱ガラスなどのガラスペインまたは窓ガラスについては、これらの層を一緒に安定して結合するために使用することができる。
閉じられたスライドサッシの上方に設けられたローラから巻き解くことができる防虫網の自由下端部が、スライドサッシの上端部に吊るされているか、または吊るすことが可能な状態であってよい。このような構成では、吊り下げられた状態において、窓ガラスを開くことによって生じるクリアランス開口部を虫が通れなくするのに丁度必要な分だけ防虫網が引き出され、閉じられた又は全部は開放されていない窓ガラスを通しての明瞭な視界が残るという利点が得られる。したがって、手動、機械的手段、またはモータのいずれかによってスライドサッシが移動されるとき、防虫網はこの移動に常に追従し、下降可能なスライドサッシ上の所定のフリースペースを閉じる。
防虫網は、例えば互いに係合する水平な切り取られプロファイルによって、好ましくは窓サッシの幅全体にわたって吊り下げられていてよい。その結果、昆虫が部屋に侵入し得る隙間がこの位置には残らなくなる。このような純粋に機械的な形態での吊り下げ機構は最も単純で最もしっかりしたものである。もちろん、他の接続、例えば磁力による接続も考慮され、要素(例えば、防虫網の端部側レール)上に、他の要素(例えば、スライドサッシの上縁部)に取り付けられた好適には強磁性体ストリップと協働するが2つの要素を引き離すことによりいつでも簡単に取り外し可能である磁気バーまたは磁気ストリップを取り付ける接続であってよい。
本発明の1つの有利な改良形態では、防虫網を解くことができるローラが、ガイドフレームの上部領域に支持されている。したがって、このローラと、ローラに巻き付けられる防虫網とはともに、本発明に係る設置ユニットの一体部分をなすものであり、これにより設置が単純化または容易化される。
防虫網を収容するローラは、ばね要素によって回転方向に予めテンションがかけられるべきで、ばね要素は防虫網を巻き上げることができる。その結果、防虫網が常に引張応力下に保持される一方、窓が閉じられたときに防虫網は自動的に巻き戻される。
本発明の概念をさらに続けると、そこから、ローラシャッタ、ローラブラインド、またはルーバブラインドを巻き解くことができる(好ましくは追加の)ローラが、ガイドフレームの上部領域に支持されていてもよい。これにより、窓用の遮光装置も本発明のユニットに一体化され、したがって現場で組み込む必要がなくなる。
別の設計ルールによれば、ローラシャッタ、ローラブラインド、またはルーバブラインドの各側縁部をガイド収容するための少なくとも1つのガイド溝が、ガイドフレームの2つの横セクションのそれぞれに設けられる。これらの2つのガイド溝が有するスロット付き開口部は、垂直スライド窓の面に平行な共有の垂直平面内に位置し、互いに対面する。これは、窓ガラスに平行な2つの側縁に沿って、平坦な遮光手段が案内されることを確実にする。
ローラシャッタ用の横ガイド溝は、引き込み可能な窓ガラスの外側に配置されてもよい。この場合、閉じられた安定的なローラシャッタカーテンは窓の外側に配置され、したがって、窓の前方に追加的な盗難防止保護を提供する。
ローラブラインド又はルーバブラインドのための横ガイド溝を、引き込み可能な窓ガラスの内側に配置することも可能である。これらの若干脆弱な遮光装置は、盗難防止保護にはあまり適しておらず、本発明による窓ガラスにより、風、雨、雪、または雪のような外部の影響から保護され得る。
加えて、本発明の教示によれば、窓開口部の上部領域、好ましくは外側において、透明材料から作られたパネルが設けられ、激しい雨で損なわれない間隙通気を可能にする。
下降したスライド窓を収容するボックスが透明でなかろうと、上縁ストリップは、依然として完全に下降した窓ガラスから視認でき、また、損傷を受けることもない。これは、硬質プラスチック又は金属で作られた安定したボックスが、下げられた窓ガラスに対して、損傷からの最適な機械的保護を提供するからである。最後に、さらにそのうえに、このボックスは組積構造内に挿入されてもよく、この場合、特にその2つの平坦側面において保護的に包囲される。
本発明の1つの改良形態では、下降したスライド窓を収容するボックスが、閉じられたスライド窓を収容する上側ガイドフレームに接続可能であるか、接続されているか、または一体化されている。これらの構成要素をしっかりと結合することによって、ガラス板が、下げられている間、常に、真っ直ぐな方向に延び相互に整列し壊れも傾きもしない複数ガイドトラックに行き着くことを確実にすることができる。
下降可能な窓ガラスの各側縁部をガイド収容するための少なくとも1つのガイド溝は、ガイドフレームの2つの横部分の各々に組み込むことができる。このとき、これらの2つのガイド溝のスロット開口部は、垂直スライド窓の面に平行な共通垂直平面内に位置し、互いに対面する。これらのスロットの幅は、可動窓ガラスがフレームに取り付けられているか否かに依存する。前者の場合、スロット幅はフレーム厚さに対応しなければならず、後者の場合、スロット幅は可動窓ガラス自体の全体の厚さ、任意に封止のために設けられたシールプロファイルを伴う厚さに対応するだけでよい。
好ましくは、シールが、窓ガラス及び/又はフレームがその内部/それを通ってスライドするスロット開口部の領域における、窓ガラス又はフレームの内側及び/又は外側に設けられ、水、隙間風等の浸透を防止する。このようなシールは、好ましくは問題のスロット部分の長手方向に延在し、スロットの特定の外縁の領域に配置されてもよく、またはその中に移動されてもよい。スロット開口部に固定されたこれらのシールのシールリップは、好ましくは窓ガラスまたはそのフレームに当接し、そのようなシールリップを通る断面は、好ましくは問題の窓ガラスまたはフレーム表面に対して垂直ではなく、むしろ、斜めに延びるか、または断面の固有の弾性のために問題の表面に押し付けられ、シールリップはその断面において、問題の表面に対して接線方向に任意に曲がることができる。圧力状況は、風または突風が建物の外側に存在するかどうかに応じて異なっていてもよく、建物の風に面する側では外圧が内圧よりも高くてもよく、風からみて外に向く側では吸引効果のためにより低くてもよい。このため、一方が窓ガラスの外側にあり他方が建物の内側にある2つのシールは互いに補完し合う。例えば、正圧に面する側のシールは、窓ガラスまたはそのフレームに対してより強く押圧され、したがって、作用している正圧に対するシール効果がさらに向上する。
本発明によれば、下降したスライド窓を収容するボックスが、絶縁材、特に断熱材および/または防音材を保持するさらなる平坦チャンバを有していることが推奨される。この手段は、窓面に平行な追加の絶縁層によって、チャンバ自体の低減された絶縁能力を補償することを可能にする。ミネラルウールのような簡素な材料、ならびに発泡スチロールまたはいわゆる真空断熱パネルが、断熱材として適切である。断熱層は、好ましくは建物の外側に面するチャンバの平坦な側に配置されるが、ある場合には、これは異なっていてもよく、または、赤道付近の国の建物等では断熱材を完全に省略してもよい。
窓ガラスの下方への下降運動が行われるので、開放位置において上方へ持ち上げられるスライドサッシにあっては通常存在する釣り合い重りは、省略されてもよい。これは、一方において複雑さを低減し、他方において設置スペースを節約、特に釣り合い重りが収容されない本発明によるチャンバ内の設置スペースを節約するが、このような手段は勿論、付加的には可能である。ただし、本発明によれば、これらの釣り合い重りは、スライドサッシ開放のために上昇され、スライドサッシ閉鎖のために下降される必要がある。
しかしながら、本発明でさらに提供されるように、そのような釣り合い重りが設けられており、ガラス板とともにスライドサッシよりも重く具体的にはわずかに重くなるように設計されている場合、釣り合い重りは、例えばロックを解除した後、特に補助エネルギーなしにスライドサッシを自動的に閉じることができる。そして、例えばタイマによって留め具が解放されるまで、開いたスライドサッシを拘束する留め具を設けることが可能であり、釣り合い重りは窓を閉鎖位置に引っ張るのをもはや妨げない。このようなタイマは、例えば、特定の時間間隔に巻き取り可能および/または設定可能な適切な機械式の時計であってよく、同様に、別設計ではエッグタイマとも呼ばれるカウントダウンタイマ、すなわち「10分」など最初に設定された時間間隔から逆に進みゼロの時間値に戻ると留め具を解放して釣り合い重りによってスライドサッシを閉じるタイマであってよい。これにより任意の所定換気時間に設定することができ、窓は、特定時間が経過した後に自動的に閉じられる。
ただし、本発明の改良として、下降可能な窓ガラスを上昇及び/又は下降させるための駆動装置が、下降されたスライド窓を収容するボックスのチャンバ内、又は、第1チャンバに平行なボックスのさらなる平坦チャンバ内に配置されることが好適である。このような機械的駆動装置を使用することにより、窓ガラスが常にほぼ最適な速度で昇降されることを確実にする。このような駆動装置は、純粋に機械的な設計を有していてよく、例えば、クランクを介してまたは上述の釣り合い重りを用いて、手動でも動作可能であり得るが、これはスライドサッシの1つの移動方向のみ可能にする。ただし、電気的、電子的、磁気的、空気圧的、もしくは油圧的手段によって動作されるモータ、または、空気圧的もしくは油圧的に動作可能であるシリンダなど、補助エネルギーで動作可能なアクチベータを用いることが好適である。
このような自動ロック設計を有するアクチベータ、例えば、停止時に十分な制動トルクを付与できるモータは、釣り合い重りと完全に置き換え可能であり、駆動装置等を構成する機械的伝達要素のためのより多くのチャンバ内空間を提供することができる。設定可能な換気時間の後にスライドサッシを再閉鎖する上記の純粋機械的な閉鎖機構とは対照的に、電動駆動装置は、典型的には両方向で使用可能、すなわち、スライドサッシを閉鎖し、それを開放することができ、また、機械的ブレーキに取って代わることができるという利点を有する。窓は、コントローラによって任意の所望時間に閉鎖または開放され得る。
本発明によれば、駆動装置が、下降可能な窓ガラスに接続されたまたは接続可能な1つ、2つ、またはそれ以上の垂直歯付きラックを有していてもよい。各場合において、水平方向の回転軸を有するピニオンが、歯付きラックと噛み合うことができ、全体で適度な労力で全ての歯付きラックに力を共に及ぼすことにより窓ガラスを移動させる。
駆動装置は、下降可能な窓ガラスに接続されたまたは接続可能な1つまたは複数の垂直ねじ付きスピンドルを任意に有することができる。各場合において、垂直方向の回転軸を有するピニオンが、ねじ付きスピンドルの下端の歯車装置と噛み合うことができ全体で適度なトルクで全てのねじ付きスピンドルに力を共に及ぼすことにより窓ガラスを移動させる。
本発明は、駆動装置が、下降可能な窓ガラスに接続されたまたは接続可能な1つまたは複数の垂直牽引要素を有するように実施することもできる。各場合において、好ましくは水平方向の回転軸を有するスプールまたはドラムが、牽引手段を選択的に巻くかまたは巻解くことができ、全体で適度な力で全ての牽引手段に力を共に及ぼすことにより窓ガラスを上昇または下降させる。
スライドサッシを電動駆動または自動駆動するために、供給補助エネルギーを機械的運動に変換する少なくとも1つのエネルギー変換器、例えば電気または油圧モータ、または油圧または空気圧シリンダを設けることができる。
さらに、スライドサッシの駆動は、特に風、雨、および/または寒さに関する気象の悪化の最中にスライドサッシの閉鎖または部分的・完全な開放を自動的にもたらす制御、調整、および/または監視に連結されてもよい。さらに、中央盗難防止保護システムの一体部として、本発明による窓は、問題の建物または居住空間を離れて鍵をかけるのに応じて閉じられてもよい。加えて、対象室内における低酸素レベルまたは湿度増加を検出するための部屋モニタを用いることができ、スライドサッシをある程度開いて空気交換を可能にすることができ、対象室内が冷えるのを防ぐために所定期間だけ開くことができる。
本発明のさらなる特徴、詳細、利点、および効果は、以下の本発明の1つの好適な態様の説明および図面を参照することによって得られる。
図1は、本発明に係るスライド窓の窓面に垂直な断面を示し、一例として、一種のはさみリンク機構によって駆動されるスライド窓を示す。 図2は、図1によるスライド窓のための別の駆動装置を示す模式図であり、窓面に垂直な視野方向における模式図である。
本発明によるスライド窓1の目的は、従来の窓の欠点を解消することである。この目的のために、複数の要素がユニットに組み入れられる。
重要な要素として窓ガラス2がある。窓ガラス2は、互いに接合された複数のガラス板、例えば2枚または3枚のガラス板によって構成することができる。これらの窓ガラスは、任意に、1つ以上のキャビティによって分離することもでき、それによって、断熱性能および/または防音性能が改善される。
この窓ガラス2、または任意にそれを構成する複数の窓ガラスは、好ましくは、サッシフレーム3内に取り付けられる。しかしながら、これは絶対必要というわけではない。一体接合された複数ガラス板から形成される単一のガラス板または窓ガラス2は、直接接合されたフレームなしで使用することもできる。
サッシフレーム3は、窓ガラス2の周囲全体または部分的に配置されていてよい。
サッシフレーム3の上側水平バー4は、好ましくは窓ガラス2の上縁部5に沿って延在し、および/または、フレーム3の下側水平バー6は、窓ガラス2の下縁部7に沿って延在する。これらの2つの水平バー4、6は横支柱によって互いに接合されていてもよいが、バー4、6が窓ガラス2に他の方法で固定されている場合には必須ではない。
サッシフレーム3は、特に、手動またはモータで駆動されるスライド装置との係合部としても適している。このようなサッシフレームなしであっても、モータ駆動スライド装置上の窓ガラス2のための点状、例えばブラケット形状の受容部も、窓ガラス2に力を伝達するのに十分である。
窓ガラス2と、それに固定的に接続されたサッシフレーム3の全てのパーツ4、6とから構成される全体的な構成が、スライドサッシ8を形成する。もちろん、スライドサッシ8のサッシフレーム3は、重ね合わせることができるか、またはサッシフレーム3を、窓ガラス2が挿入される複数の表面または開口部に実際に分割する、サンを有することもできる。しかしながら、そのような手段は一般に、機能的な理由というより美的な理由によって提供される。
スライドサッシ8を垂直方向に変位可能にするために、スライドサッシ8の側縁、すなわち、サッシフレーム3が存在しない場合には窓ガラス2の側縁、不完全なサッシフレーム3の場合には水平バー4、6の端面側、あるいは、完全なサッシフレーム3の場合には水平バー4、6を共に接合する垂直方向に延びる横スタイルまたは支柱が、窓フレーム10の2つの横のガイドレール9に高さ調節可能に収容される。
窓ケーシング10は、スライドサッシ8の周縁全体を取り囲んでいる。スライドサッシは、任意の所望の材料で作ることができ、任意の形状および厚さを有することができる。一例としての、ガイドレール9を収容する2つの横の直立材、ムリオン、または窓ケーシング11が図示されている。これらは、各場合において、クロス支柱を介して、閉鎖されたスライドサッシ8の上下に接続されてもよい。上側脚又は上側閉鎖要素12は、スライドサッシ8の上方で2つのムリオン11を接続し、また、横のムリオン11は、窓ガラス2の高さに略対応する上側閉鎖要素12の下方で、所定距離離れて、ウェザーガード及び/又は窓敷居及び/又は下側閉鎖要素13によって接続される。
下側閉鎖要素13は、純粋なクロスバーとして設計されないことが好ましく、代わりに、その高さが窓ガラス2の高さに対応する平坦な好ましくは長方形の延長部を有することができる。
プラスタ担体板52または他の板状のファサード材料を有し、または鑑賞面をも有する平坦な閉鎖要素13が、内側および/または外側の平坦側面上に設けられ得る。
この閉鎖要素13は、チャンバ状のキャビティ14を収容する。このキャビティは、下側閉鎖要素13の高さ全体または実質全体にわたって延在し、その幅は、ガイドレール9間の距離に対応し、そのスライドサッシ8の面に直交する方向の深さは、少なくともガイドレール9のガイドスロットの幅に対応する。その寸法および内部チャンバ14のために、下側閉鎖要素13はボックスに似たものになる。
チャンバ状キャビティ14は、その上面が開放されており、スライドサッシ8がスライドできるスロット開口部15をその位置に有する。スロット開口部15は、2つの横のシールストリップ53によってシールされてもよい。これらのシールストリップは、下側閉鎖要素13の上面16ならびに上側スロット開口部45の側、及び/又は、上側スロット開口部45の長手方向縁部に固定されてもよい。
2つのガイドレール9がチャンバ状キャビティ14内に延び、その中に継続しているので、スライドサッシ8は、窓ガラス2が完全にまたは実質完全に消えるように、チャンバ状キャビティ14内に下降されてもよい。
スライドサッシ8のフレーム3を構成する上側水平バー4に、そのためのハンドルが設けられている場合、窓ガラス2を再び手動で持ち上げることができ、またはクランク駆動装置を介してクランクを用いて窓ガラス2を再び持ち上げることができる。
また、窓ガラス2を再び持ち上げて窓開口部を閉じるために、駆動機構17を設けることもできる。このような駆動機構17は、図1に示されており、チャンバ状キャビティ14の拡張部に配置されている。図1から明らかなようにこの目的のためにスライドサッシ8の面に垂直に設けられたチャンバ14の拡張部は、窓ガラス2またはそれを囲むサッシフレーム3の厚さよりも大きくてもよい。1つまたは好適には下降した窓ガラス2の両側の領域に1つずつ、垂直方向に調整可能な要素18が設けられており、要素18は、スライドサッシ8のフレーム3に連結、例えば、接続されている。
図1は、一例としての、はさみ型駆動装置、すなわち、上向きの展開方向を有する一種の「伸縮腕」19を示している。これらの伸縮腕は、横側のチャンバ拡張部20の基部に固定された下側アンカー部21と、上側の垂直方向に調整可能な要素18とを接続している。伸縮腕19の2つの下側脚部21をくっつけるようにまたは離れるように移動させることによって、それぞれの場合において、それらは下方に引っ込められるかまたは上方に延ばされ、垂直方向に調整可能な要素18を介してそれらがスライドサッシ8を捕える。伸縮腕19の個々の脚部23、24の間の関節ジョイント22は、伸縮腕19のねじれを防止するために、横のガイドレール25内で付加的に案内されてもよい。
他の形態の駆動機構17も考えられる。つまり、周囲ねじを有する1つ以上の垂直回転スピンドルを設けることができ、これには、対応する雌ねじを有するブロック型部分がねじにより適合可能である。このブロック型部分が、スライドサッシ8のフレーム3にしっかり固定つまり回転不能に固定されると、回転スピンドル自体が、その垂直回転軸の周りに回転するように設計され得る。このようにして、ブロック型部分は、その時点での回転スピンドルの回転方向に応じて、回転スピンドルに沿って上向きまたは下向きにねじ込まれる。さらに、このような駆動機構17により、スライドサッシ8の所望の開閉運動をもたらすことができる。
さらなる選択肢としての駆動機構17’が図2に示されている。2つの歯付きラック26が、好ましくはガイドレール9の領域において、サッシフレーム3の横の垂直支柱に固定されていることが明らかであり、その結果、歯付きラックは支柱によって隠され、したがって、外側からは見えない。チャンバ14またはその拡張部20の領域には歯車27が設けられており、これは各々に歯付きラック26と係合し、その回転位置が歯付きラック26の垂直変位に影響を及ぼす。図1に示すように、2つの歯車27は、シャフト28を介して、共用駆動モータ29に連結することができ、場合によって、その間に配置された歯車を用いて共同回転調整を行うことができる。
駆動機構17の別の実施形態(図示せず)は、例えば、チェーンリンクの領域においてスライドサッシ8のフレーム3に接続されたチェーン状の牽引要素に基づくことができる。これらは、上側および下側の偏向チェーンホイールを備えた、それぞれが自己完結型すなわち連続的である2つのチェーンとすることができる。例えば、互いに並んだ一対の偏向チェーンホイールを、回転可能な固定態様で、互いにまたは共用駆動モータへと連結することによって、同期駆動が確実にされる。
全ての駆動機構17に対して、各場合において任意に2つの横の駆動手段を設けることができ、この場合には、横の駆動手段が互いに同期して動作することが保証されなければならない。これは、図2による実施形態においては、シャフト26のような共用結合要素を用いた設計によって実現されている。はさみ型駆動装置またはスピンドル駆動装置の場合、そのような同期シャフトによって機械的結合を確立することもできる。例えば、2つの駆動装置の各々にロータリエンコーダを設け、制御手段によって駆動モータを同期させる電気的結合を選択することもでき、ロータリエンコーダの信号は、スライドサッシ8の昇降中、常に同期した状態に保たれる。
この種の同期は、1つの駆動手段のみが使用される場合には省略される。しかしながら、スライドサッシ8が傾いたり詰まったりすることがないように、単一の駆動手段が2つのガイドレール9の間の中央部に配置されるべきである。しかしながら、図2の歯付きラック駆動装置17’を用いたときの中央配置は、そのような場合には歯付きラック26がガラス板を横切って中央に延びなければならないので、美的理由からは考えられない。歯付きラック26は、それらが隠されるように、好ましくは窓ケーシングの横ガイドスロットの領域に配置される。テンションワイヤ、チェーン、または他の牽引要素のような他の駆動要素またはギア要素を、このようなガイドスロットの領域に配置することもできる。
全ての場合において、駆動機構17、17’は、駆動モータ、好ましくは電気モータを備えており、この駆動モータは、所望の作動方向に応じて、一方の回転方向または他方の回転方向に切り換えられる。これは、2つ作動スイッチのうちの1つを選択することによって指定することができる。このため、電気ローラシャッタを昇降させるためにも使用されるようなダブルロッカースイッチ又はボタンを作動スイッチとして設けることができる。さらに、リミットスイッチを用いて、上端位置および/または下端位置に達したときに、昇降動作を停止させることができる。
窓ガラスを昇降させるための補助エネルギーは、駆動ユニットの設計に応じて、電気的に、電子的に、油圧的に、または磁気的に供給することができる。例えば緊急事態において停電が生じたときにも窓を開放できるべきである場合、ロック解除が提供されてもよい。ロック解除は、機械的トリガにより、窓ガラスを、任意的にこれを収容するフレームとともに、その重量の下および/または手動補助を伴って下方へと移動させ、それによって逃げ道が提供される。
また、図1からわかるように、平坦な絶縁材30を、下側閉鎖要素13の領域に設けてもよく、任意の拡張部20と共に開放された空洞のチャンバ14のより好ましくない絶縁性能を特に熱的に補償することができる。プラスタ担体板52の背後に位置する絶縁材30には、防音および/または盗難防止の保護として、例えばセメント結合板または金属板の形態の板状中間層54が設けられていてもよい。
2つの横のムリオン11、上側閉鎖要素12、および下側閉鎖要素13から構成される窓ケーシング10の全体が組積構造内に固定され、スライドサッシ8を垂直方向にガイドするために使用される。
この目的のために、下側閉鎖要素13の全体も組積構造内に挿入されそこで固定される。この目的のために、壁凹部のクリアランスの高さは、スライドサッシ8の高さよりも大きく、すなわち、約2倍大きくなければならない。これにより、窓ケーシング10の上部だけでなく、これもまた実際上同じサイズを有する窓ケーシング10の下部も、壁凹部にはめこまれる。窓ケーシング10の下部は、開いたスライドサッシ8を収容するチャンバ14を備えた下側接続要素13によって構成されている。したがって、この目的に適した壁凹部は、ドアの開口部に類似し、後続の窓開口部よりもずっと遠くまで、理想的には問題の部屋の床にまで下方に広がっている。および/または、壁凹部は、例えば、高さが天井高さの半分を超える背の高い窓ガラスを完全に下げることができるように、天井高さであるか、または天井レベルを超えて広がる開口部の形態で広がっている。
また、図1から明らかなように、窓面に垂直な方向において、窓フレーム10を構成する横のムリオン11よりもはるかに厚くなるように、下側閉鎖要素13を設計する選択肢がある。下側閉鎖要素13の厚さは、壁シェルの厚さにほぼ対応することができる。下側閉鎖要素13は、その大きい内向きの平坦側面31および外向きの平坦側面32において、プラスタ基礎としてまたは直接的な可視的側面として適した表面52をさらに備えることができる。その結果、下側閉鎖要素13に壁を設ける必要がなくなり、せいぜい、窓ケーシング10と壁露出部との間の間隙領域を埋めるだけで十分である。さもなくば、下側閉鎖要素13は、滑らかにプラスタ塗りされていてもよい。
さらに、窓ケーシング10と通称したスライド窓要素1の側部には、部屋に面する内側および/または建物の正面に面する外側において、プラスタ基礎に適した表面52を設けてもよい。金属表面、ならびに(着色された)アクリルガラスなどのプラスチックが、適切な可視的表面の例である。
これは、上側閉鎖要素12についても同様である。ここでも、上側閉鎖要素は、窓面に垂直な方向において、窓ケーシング10の横のムリオン11よりもはるかに厚く、例えば、下側閉鎖要素13と全く同じ厚さに設計することができ、その内側および/または外側の平坦側面33、34には、同様に、プラスタ基礎に適した表面を設けることができる。その結果、この場所でも、上側閉鎖要素12に壁を設ける必要がなくなり、窓ケーシング10と壁露出部との間の間隙領域を埋めるだけで十分である。さもなくば、上側閉鎖要素12もまた、滑らかにプラスタ塗りされてもよい。
厚く設計されたそのような上側閉鎖要素12は、さらなる機能要素を収容するための1つ以上のチャンバ35、36をその内部に有していてもよい。
このようなチャンバ35内には、一方では、上側閉鎖要素12に平行な水平方向に延びてローラシャッタカーテン38を巻き上げるシャフト37のための空間が存在する。ローラシャッタカーテン38は、解かれた状態で、ムリオン11に沿って上側閉鎖要素13まで延びる横ガイド39内において下方に案内され得る。このようなローラシャッタカーテン38のためのガイド39は、好ましくはスライド窓1の外側40に配置される。シャフト37は、ローラシャッタカーテン38の巻き取り及び解きを行うために、手動又はモータによって駆動可能であってよい。
これに代えてまたはこれに加えて、ローラブラインドを巻き取り、解くための同様の機構、または、ルーバブラインドを昇降させる機構を、スライド窓1の内側41に設けることができる。巻き上げられた状態または持ち上げられた状態のこれらの要素は、上側閉鎖要素12の領域において、チャンバ内に収容されてもよい。巻き取り及び解き、あるいは、昇降は、手動又はモータによって実行されてよい。
図1は、さらなる機能要素としての防虫網42を示しており、この防虫網42は、上側閉鎖要素12のチャンバ36内でさらなるシャフト43に巻き付けられ、そこから解かれてもよい。
この防虫網42のためのシャフト43は、防虫網42自体が上方に引っ張られて巻き上げられるように、特に防虫網42を巻き上げるのに適した回転方向に、ばね要素によって予めテンションをかけてもよい。
上側閉鎖要素12におけるスロット付き開口部45よりも厚く水平に延びるクロスバー44が、防虫網42の下端に配置されていてもよい。クロスバー44を通って、問題のチャンバ36から防虫網42が下方に出される。このようにして、防虫網42が完全に巻き上げられることは防止され得る。
防虫網42の下端部の領域において、クロスバー44上には、スライドサッシ8の上側水平バー4にその対応物が配置された取り外し可能な接続の要素が設けられていてもよい。これらの接続要素を設けることによって、防虫網42の自由下縁領域のクロスバー44が、スライドサッシ8の自由上縁領域の水平バー4に接続され得る。
スライドサッシ8が開かれると同時に、防虫網42は常にそのシャフト43から巻き解かれ、スライドサッシ8の上方のクリアランス開口部が防虫網42によって完全に閉鎖される程度まで引き出される。このため、昆虫は、窓1を通ることができない。スライドサッシ8が閉じられると、シャフト43上に位置するばね要素が、常に防虫網42を可能な限り上方まで引っ張り上げ、また、突風の場合であってもフラッタが生じないように常に緊張状態に保持する。
窓ガラス2が部分的にしか開放されておらず、激しい雨から防護しながらの間隙通気を行うために、本発明では、窓開口部の上部領域の前に配置されたガラスまたはアクリルガラス製のパネル46も提供される。前方に置かれたパネル46は透明であり、窓開口部の上部領域にのみ位置するので、光の透過はわずかしか損なわれない。特別の電気回路を用いることによって、「激しい雨からの保護」という仮定の下での窓ガラス2の許容可能な開放位置が、既存の構造的および国固有の基準に適合するようにして制御され、つまり、激しい暴風雨が生じる区域では、例えばあまり気象の厳しくない区域に比べて、許容の設定可能ギャップ幅が十分狭くなる。
下側閉鎖要素13の外側上面は、アルミニウム又は他の耐水及び耐紫外線材料から形成された窓敷居47によって保護されている。
また、例えば個人保護のために、接触ストリップ48が、例えば上側閉鎖要素12の上側内側領域に適用されてもよく、これは、押されると、窓ガラス2を任意の所望の位置に維持させ、例えば人が挟まれることを防止する。
このような窓ガラス2を直ちに静止させる機能は他の手段、例えば、遮断されたときに窓ガラス2を直ちに静止させる光電バリアセンサまたはレーザビームを用いて、または、トリガされたときまたは閉じられたときに窓ガラス2を直ちに静止させる磁気接点または他の近接スイッチを用いて達成されてもよい。
下側領域における、昇降装置および窓ガラス2の下側受容部は、好ましくは、数センチメートルの高さを有する防水トラフ50として設計され、さらに、この防水トラフ50に侵入し得る水をはじくために、保護フィルム51または成形部品を外側絶縁材30の内側に配置してもよい。
キャビティ14またはチャンバ拡張部15内に侵入した水を排水するために、好ましくはキャビティ14および/またはチャンバ拡張部15の下部領域において、その位置から外部に延びる排水管49を設けてもよい。
本発明の種々の改良が可能であり、部屋に面するボックス13の境界面32、またはその位置に取り付けられたパネル52が用意され、適切な取り付け具によって加熱要素を保持するための用いられてもよい。
さらに、絶縁材30は、例えばわずか数センチメートルの厚さを有するテーパ状の設計とすることができ、これにより、境界面32は、加熱要素のための空間が残されたくぼみの奥に配置される。
1 スライド窓
2 窓ガラス
3 サッシフレーム
4 上側水平バー
5 上端
6 下側水平バー
7 下端
8 スライドサッシ
9 ガイドレール
10 窓ケーシング
11 ムリオン
12 上側閉鎖要素
13 下側閉鎖要素
14 チャンバ状キャビティ
15 スロット開口部
16 上面
17 駆動機構
18 調整要素
19 伸縮腕
20 チャンバ拡張部
21 アンカー部
22 関節ジョイント
23 脚
24 脚
25 横ガイドレール
26 歯付きラック
27 歯車
28 シャフト
29 駆動モータ
30 絶縁材
31 内側平坦側面
32 外側平坦側面
33 内側平坦側面
34 外側平坦側面
35 チャンバ
36 チャンバ
37 シャフト
38 ローラシャッタカーテン
39 ガイド
40 外側面
41 内側面
42 防虫網
43 シャフト
44 クロスバー
45 スロット付き開口部
46 ガラス板
47 窓敷居
48 接触ストリップ
49 排水オプション
50 防水トラフ
51 シール/フィルム/成形品
52 パネル/プラスタ
53 シール
54 中間層

Claims (15)

  1. 建物外壁の開口部の閉鎖体としての垂直スライド窓(1)であって、
    スライド窓(1)を構成する全て重ね合わされた可動窓ガラス(2)が単一のスライドサッシ(8)の一体部分であり、スライドサッシ(8)は、開放のために全体として垂直下方に下降され得、また、ボックス(13)内の平坦チャンバ(14)内へと完全にまたは実質完全に引き込まれ得、
    閉じたスライドサッシ(8)の上方に設けられたシャフト(43)から解かれ得る防虫網(42)の自由下端が、スライドサッシ(8)の上端に吊り下げられているか、または、吊り下げ可能であり、
    a)平坦チャンバ(14)内に下降可能なスライドサッシ(8)を昇降させるための駆動装置(17)であって、供給された補助エネルギーを機械的運動に変換するエネルギー変換器の形態をとる少なくとも1つのアクチベータを有する駆動装置(17)を備え、
    b)前記アクチベータは、自動ロック設計を有し、停止時に十分な制動トルクを付与することができ、釣り合い重りとの完全な置き換えが可能であり、
    c)激しい雨によっても損なわれない間隙通気を可能にするためのパネル(46)であって、窓開口部の上部領域において窓面に対して平行に面するように固定された透明材料から形成されたパネル(46)を備えている
    ことを特徴とする、垂直スライド窓(1)。
  2. 防虫網(42)が解かれるシャフト(43)が、上側水平閉鎖要素(12)の領域において支持され、防虫網(42)を収容するシャフト(43)が、ばね要素によって回転方向に予めテンションがかけられており、ばね要素が防虫網(42)を巻き上げようとする回転方向に予めテンションがかけられていることを特徴とする、請求項1に記載の垂直スライド窓(1)。
  3. ローラシャッタ(38)、ローラブラインド、又はルーバブラインドが解かれる少なくとも1つのシャフト(37)が、上側水平閉鎖要素(12)の領域において支持されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の垂直スライド窓(1)。
  4. ローラシャッタ(38)、ローラブラインド、又はルーバブラインドの両側端をガイド収容する少なくとも1つのガイド溝が、窓ケーシング(10)を構成する2つの横ムリオンのそれぞれに設けられ、これら2つのガイド溝のスロット開口部が、垂直なスライドサッシ(9)の面に平行な共有垂直面内に配置され、互いに対面していることを特徴とする、請求項3に記載の垂直スライド窓(1)。
  5. ローラシャッタ(38)用の横ガイド溝が、引き込み可能なスライドサッシ(8)の外側(40)に配置され、および/または、ローラブラインドまたはルーバブラインド用の横ガイド溝が、引き込み可能なスライドサッシ(8)の内側(41)に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の垂直スライド窓(1)。
  6. 窓開口部の外側において、前記透明材料から形成されたパネル(46)が設けられていることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。
  7. 少なくとも1つの下降可能なスライドサッシ(8)が、ガラス板に接続された可動フレーム(3)を有しているか、または、フレームなしで設計されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。
  8. 下降したスライドサッシ(8)を収容するボックス(13)のハウジングが透明ではなく、完全に下降したスライドサッシ(8)がその上縁ストリップに沿って依然として視認可能であり、
    スライドサッシ(8)が完全に下げられたときにおいて、上縁ストリップは、ボックス(13)内に完全に下げられているか、またはボックス(13)から多くても狭い領域であって30cm以下の高さだけ上方に突出することができる、請求項1から7のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。
  9. 下降したスライドサッシ(8)を収容するボックス(13)が窓ケーシング(10)の一体部分であり、可動スライドサッシ(8)は各位置で案内され、下降可能なスライドサッシ(8)の各側縁をガイド収容する少なくとも1つのガイド溝またはガイドレール(9)が、窓ケーシング(10)の2つの横部分に設けられ、これら2つのガイド溝または2つのガイドレール(9)のスロット開口部が、垂直スライドサッシ(8)の面に平行な共通垂直面内に配置され、互いに対面していることを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。
  10. 下降したスライドサッシ(8)を収容するボックス(13)が、断熱材および/または防音材(30)を収容するさらなる平坦チャンバを有することを特徴とする、請求項1から9のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。
  11. 下降可能なスライドサッシ(8)を昇降させるための駆動装置(17)が、下降したスライドサッシ(8)を収容するボックス(13)の第1のチャンバ(14)内に配置されているか、または、この第1のチャンバ(14)に平行な、ボックス(13)のさらなる平坦チャンバまたはチャンバ拡張部(20)内に配置されていることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。
  12. 駆動装置(17)が、下記の駆動要素:
    a)下降可能なスライドサッシ(8)に接続されているかまたは接続可能な1つ以上の垂直歯付きラック(26)、
    b)下降可能なスライドサッシ(8)に連結されているかまたは連結可能な1つ以上の垂直はさみ型駆動装置(19)、
    c)下降可能なスライドサッシ(8)に接続されているかまたは接続可能な1つ以上の垂直ねじ付きスピンドル、
    d)下降可能なスライドサッシ(8)に接続されているかまたは接続可能な1つ以上の垂直牽引要素
    のうちの少なくとも1つを有することを特徴とする、請求項11に記載の垂直スライド窓(1)。
  13. 前記供給された補助エネルギーを機械的運動に変換するエネルギー変換器は、電気モータまたは油圧モータ、油圧シリンダまたは空気シリンダのいずれかであることを特徴とする、請求項11または12に記載の垂直スライド窓(1)。
  14. スライドサッシの駆動装置(17)は、所定の基準に従って自動的にスライドサッシ(8)の閉鎖あるいは部分的または完全な開放を行う制御、調整、および/または監視手段に結合されており、気象条件が悪化する期間に、また、建物や居住空間を離れる際に中央盗難防止保護システムの一体部として、また、問題の室内において低酸素レベルまたは高湿度が存在するときに、スライドサッシ(8)の閉鎖あるいは部分的または完全な開放が行われることを特徴とする、請求項11から13のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。
  15. 建物外壁の開口部の閉鎖体としての垂直スライド窓(1)であって、スライド窓(1)を構成する少なくとも1つの窓ガラス(2)が、スライドサッシ(8)の一体部分であり、スライドサッシ(8)は、開放のために、下方に下降可能である、請求項1から14のいずれかに記載の垂直スライド窓(1)。

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