JP2730747B2 - 懸肉の処理方法並びにその装置 - Google Patents

懸肉の処理方法並びにその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、屠肉を冷蔵前に懸肉として冷却と血抜きを
行う懸肉の処理方法並びにその装置に関する。
(従来の技術) 屠肉を加工処理する工程は、第8図に示すように屠
殺、水洗後懸肉として予冷と血抜きを行い、次に枝肉と
して冷蔵し、次に部分肉としてカットする順序で行わ
れ、懸肉処理としては、懸肉室内に設けた冷却器により
10℃前後に冷却した冷風を発生させ、この冷風を懸肉室
の天井に数ヶ所取り付けたファンにより懸肉に直接吹き
付ける方法が採られていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように従来の方法によるときは、懸肉に湿度が
調整されていない約10℃の冷風が直接吹き付けられるた
め懸肉の水分の蒸発が少なく、また冷風が直接吹き付け
られるため肉の表面だけが乾燥して血抜きが悪く肉の品
質が低下する。さらに懸肉室内の湿度が高いため、かび
等が発生するので衛生上好ましくない等の問題点があ
る。
本発明の目的は上述のような問題点に鑑み、冷風が懸
肉に直接部分的に当らないようにし、しかも懸肉全体が
均一に冷却され同時に除湿され、また懸肉室にかび等が
発生しない懸肉の処理方法並びにその装置を提供するも
のである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の懸肉の処理方法は、水洗後の屠肉を懸架した
懸肉室内において、除湿クーラにより温度と湿度を調整
された除湿冷空気を懸肉に直接接触しないようにして前
記懸肉室の床面または天井面に向って吐出させ、床面に
衝突して上昇流となった空気または天井面に衝突して下
降流となった空気で前記懸肉を冷却除湿し、懸肉と接触
後の空気を前記除湿クーラに吸入させて循環させるもの
である。
また、上記本発明の懸肉の処理方法に使用される装置
は、懸肉室と、この懸肉室内に複数列に懸架された懸肉
の列の間に略水平方向に配設され下端に前記懸肉室の床
面に向って冷風吐出口を開口させた送風ダクトと、前記
懸肉の列の夫々の上方に沿って配設され適当間隔で下方
に向って吸気口を開口させた吸気ダクトと、前記懸肉室
の上部空間に設けられ一端送気側に前記送風ダクトが連
結され他端吸気側を開口させ前記吸気ダクトの排気口を
臨ませた除湿クーラとよりなるものである。
また、本発明の懸肉の処理装置は、排気ダクトの排気
口を大気中に開口させ、加熱装置を内装した除湿クーラ
の吸入側に大気を導入させることもできるものである。
さらに本発明の懸肉の処理装置は、懸肉室と、この懸
肉室内に複数列に懸架された懸肉の上方に略水平方向に
配設され前記懸肉室の天井面に向って吐出口を開口させ
た略水平の送風ダクトと、前記懸肉の列の夫々の下方に
沿って配設され適当間隔で上方に向って排気口を開口さ
せた吸気ダクトと、前記懸肉室内に設けられた一端送気
側に前記送風ダクトが連結され他端吸気側に前記吸気ダ
クトの排気口を臨ませた除湿クーラとよりなるものであ
り、懸肉室の天壁に排出ファンを有する開閉自在の排出
口を開口し、除湿クーラに加熱装置を内装させるととも
に吸気側に外気と連通させた開閉自在の外気取入口を設
けることもできるものである。さらに送風ダクトは、繊
維強化プラスチック製としたものである。
(作用) 本発明の懸肉の処理方法は、除湿クーラで除湿した冷
風を直接懸肉に吹き付けることなく床面または天井面に
向って吐出した除湿冷空気が床面または天井面に衝突し
て拡散されて床面または天井面の全面から反射し床面全
面を包み込むようにして上昇または下降し懸肉が全面的
に均等な温度の除湿冷空気によって除湿冷却される。
さらに、本発明の懸肉の処理装置は、懸肉の列の間に
設けられた送風ダクトの吐出口から除湿クーラで除湿冷
却された空気が床面に向って吐出され、さらに床面に衝
突した除湿冷空気は攪乱されて均質化され床面全面より
反射され、懸肉全体を包み込んで冷却し吸湿吸温した空
気は一部が吸気ダクトに吸気され除湿クーラに吸気され
他はそのまま除湿クーラに吸気されて循環する。
また、冬期に低温の大気を利用する場合は除湿クーラ
のヒートポンプの運転を休止し、除湿クーラに大気を導
入し除湿クーラに内装した加熱装置を運転して相対湿度
を低下させて送風ダクトより床面に向って吐出し、吸気
ダクトで吸気した水分含有空気は排気口より大気中に排
気する。
さらに本発明の懸肉の処理装置は、懸肉の上方に設け
られた送風ダクトの上面から除湿クーラで除湿冷却され
た空気が天井面に向って吐出されさらに天井面に衝突し
た空気は攪乱されて均一化され天井面全面より反射され
懸肉全体を包み込んで冷却し、吸湿吸温した空気は下降
して床面近くに吸気口を開口した吸気ダクトに吸気され
除湿クーラに吸入されて循環する。
また冬期大気が低温で乾燥している場合は、除湿クー
ラのヒートポンプの運転を休止し、除湿クーラに懸肉室
の外気取入口より大気を導入して除湿クーラに内装した
加熱装置により相対湿度を低下させた空気を天井に向け
て吐出し、懸肉室の天壁の排気口を閉じて懸肉室内を循
環させた後、天壁の排気口を開き排気ファンによって吸
湿空気を排気口から大気中に排除する。
また送風ダクトは繊維強化プラスチック製として洗浄
可能にした。
(実施例) 実施例1 本発明の一実施例を第1図ないし第3図によって説明
する。
1は懸肉室で、懸肉搬入側1aから懸肉搬出側1bに向っ
て複数本の搬送レール2が並行に架設され、夫々の搬送
レール2には懸肉を吊架用の多数の吊鈞3がコロ(図示
せず)で係合され、適当間隔で搬送レール2上を搬入側
1aから排出側1bに向って転動搬送されるようになってい
る。
また、懸肉室1の上部空間には、除湿クーラ4が設け
られ、この除湿クーラ4の送気側開口5に連結され途中
に送気ファン6を有する送気管7が、前記搬送レール2
間にこれと平行に設けられた複数の強化プラスチック製
で円筒形の送風ダクト8に連通されている。この送風ダ
クト8は搬送レール2の全長に亘って並行に設けられ、
下面長さ方向に搬送レール2よりも下方で床面に向って
長さ方向にスリット状に開口して除湿冷空気噴出用の吐
出口9が設けられている。さらに、懸肉室1の搬入側1a
の搬送レール2の上方には、これと平行の吸気ダクト10
が設けられこの吸気ダクト10の下面には適当間隔で吸気
口11が開口されている。そして吸気ダクト10は途中に吸
気ファン12を有する排気管13に連通されこの排気管13の
一端排気口14は前記除湿クーラ4の吸入側開口15の近く
で開口されている。
除湿クーラ4は第3図に示すように、送気側開口5に
は送気管7が連結され、吸入側開口15は開放されてい
る。そして、除湿クーラ4内には送気側開口5側より吸
入側開口15に向って順次クーラ送気ファン16、加熱装置
としての電熱ヒータ17並びにスチームヒータ18、ヒート
ポンプの凝縮器の一部となる熱交換器19、同じくヒート
ポンプの蒸発器20が設けられている。また熱交換器19は
図示されない圧縮機の吐出側からの一部のホットガスが
導入されるホットガス管21に接続され熱交換器19から導
出された高圧液管22は受液器23に接続される。受液器23
からの途中に止弁25を有する高圧液管24は途中に止弁30
を有する高圧液管31とともに膨脹弁26に接続され、高圧
液管31には圧縮機からの残りのホットガスの凝縮液が導
入される。膨脹弁26からの低圧液管27が前記蒸発器20に
接続され、蒸発器20からの低圧ガス管28が途中に圧力調
制弁29を介して圧縮機の吸入側に接続されている。
次に上述の装置を用いた懸肉の処理方法の一例を説明
する。
懸肉室1には屠殺、水洗された懸肉32が搬入され、吊
鈎3によって搬送レール2に懸架され、搬入側1aから搬
出側1bに向って搬送されている。懸肉室1内の除湿クー
ラ4からは蒸発器20で4℃に冷却除湿され熱交換器19で
8℃に加熱されて目的の相対湿度70%に除湿され送気フ
ァン6により空気が送風ダクト8に送出される。
さらに送風ダクト8に送られた除湿冷空気は、送風ダ
クト8の下面の吐出口9から垂直に床面に向って5m/sec
〜6m/secの速度で吹き出し、床面に衝突し拡散して反射
され、懸肉32の全面に均等な温度と湿度で接触して懸肉
32の冷却と水分の除去と血抜きが行われる。懸肉室1内
の懸肉処理時間は約40分である。このようにして懸肉32
に接触後の水分を含む冷風は、吸気ファン12で吸気され
る吸気ダクト10の吸気口11より吸気され排気管13の排気
口14より除湿クーラ4の吸入側開口15に向って吐出され
る。そして再び循環する。
この際、吸気ダクト10による吸気は懸肉室1の搬入側
1aの水分を含む懸肉32の位置でのみ行われる。何故なら
ば、搬入側1aの懸肉32は水洗後の状態で水分が多く、送
風ダクト8内の送風温度は10℃前後であるため搬入側1a
に近い送風ダクト8に結露を生じ易く、これが一部送風
ダクト8からの吐出空気に巻き込まれて送風される。こ
の水分を含む空気が懸肉室1内を循環しないように水分
を多く含む空気を集中的に吸入して除湿クーラ4で除湿
するためである。
したがって水分が除去されている搬出側1bに近い懸肉
32と接触した上昇流空気は吸気ダクト10に吸入されるこ
となく直接除湿クーラ4の吸入側開口15より吸入され
る。
また除湿クーラ4はヒートポンプによって運転され、
加熱装置としての電熱ヒータ17、スチームヒータ18はこ
の際使用しない。そして吸入側開口15より吸入された空
気は、蒸発器20で冷却除湿され、熱交換器19で加温され
て相対湿度を下げて送気側開口5よりに送出されて循環
する。
除湿クーラ4で除去される水分を第4図に示す空気線
図によって説明する。除湿クーラ4に吸入されたP1点の
温度t1℃の空気が蒸発器20によりP2点でt2℃まで冷却さ
れた後、熱交換器19によってP3でt3℃まで加熱されたと
すると、吸入される空気の絶対湿度x1が吐出空気の絶対
湿度x2まで除湿されてx1−x2=△xだけの水分が除去さ
れることになる。
なお、電熱ヒータ17やスチームヒータ18は、除湿クー
ラ4の運転開始時やヒートポンプの運転休止時の熱源と
して使用される。
実施例2 他の実施例を第5図によって説明する。
懸肉室1の側壁には夫々ダンパー33,34を有する排出
口35と大気吸入口36を設け、前記排出口35には吸気ダク
ト10に連通した排気管13の排気口14が接続され、大気吸
入口36には、搬入側1aの除湿クーラ4の吸入側開口15に
連結した吸入管37が接続されている。
図示されていないが室内空気循環用の除湿クーラは、
懸肉室1内の搬出側の上部空間に設けられている。
また排気管13と吸入管37は途中にダンパー38を有する
連通管39で連通されている。
この実施例2においてその他の構成は実施例1と同様
である。
この実施例2は、冬期、低温で乾燥した外気を利用す
る方法で除湿クーラ4のヒートポンプの運転を休止させ
ておく。そして排出口35、吸入口36のダンパー33,34を
開き連通管39のダンパー38を閉じておき、吸入管37より
外気を除湿クーラ4に導入し、電熱ヒータ17またはスチ
ームヒータ18で吸入外気を加温して相対湿度を低下さ
せ、これを送風ダクト8に送風する。また吸気ダクト10
に吸入された吸湿空気は、排気管13の排気口14より大気
中へ排除される。
さらに連通管39のダンパー38を開き排出口35、吸入口
36を閉じておくと、吸湿空気は除湿クーラ4に吸入され
るから、この場合はヒートポンプを運転して除湿を行
う。
また懸肉室1の搬出側(図示せず)の水分の少ない懸
肉32と接触した空気は何れの場合も吸気ダクト10に吸気
されることなくそのまま搬出側に設けられた除湿クーラ
4に吸入されて循環する。
尚、実施例2においてその他の作用は実施例1と同様
である。
実施例3 他の実施例を第6図、第7図によって説明する。
懸肉室1内の搬送レール2の上方に、この搬送レール
2と平行方向に複数の送風ダクト8が設けられ、この送
風ダクト8の上面長さ方向にスリット状に除湿冷空気噴
出用の吐出口9が開口されている。さらに懸肉室1の底
部近くには前記搬送レール2と平行の複数の吸気ダクト
10が設けられ、この吸気ダクト10には適当間隔で上向に
開口した吸気口11が開口されている。
また、懸肉室1内の前後左右には除湿クーラ4が設け
られ、この除湿クーラ4の送気側から導出され途中に送
風ファン6を有する送気管7が前記送風ダクト8に連通
開口され、また除湿クーラ4の吸気側には排気管13が開
口され、排気管13は吸気ファン12を介して前記吸気ダク
ト10に連結されている。
さらに、懸肉室1の天壁40には、排出ファン42を内装
した開閉自在の排出口41が設けられ、また懸肉室1の周
壁の前記除湿クーラ4の吸気側近くには、開閉自在の外
気取入口43が開口されている。
この実施例3においてその他の構成は実施例1と同様
である。
次にこの実施例3の装置を用いた懸肉処理方法を説明
する。
懸肉室1の天壁40の排出口41と周壁の外気取入口43を
閉じておき、除湿クーラ4のヒートポンプを運転して送
気ファン6を介して送られる除湿冷空気を送風ダクト8
の吐出口9から上向に吹出すと、天井に衝突して下向に
拡散された空気が懸肉32の全面に均等な温度と湿度で接
触し懸肉32の冷却と水分の除去と血抜きを行い、吸湿吸
温した空気はさらに下降して床面近くに上向に開口した
吸気口11より吸気ダクト10に吸入され除湿クーラ4に吸
入されて除湿され再び送風ダクト8に送られて懸肉室1
内を循環する。
また、冬期外気温度が低く、湿度が低い場合は、除湿
クーラ4のヒートポンプの運転を休止させておく。そし
て外気取入口43を開き、外気を直接除湿クーラ4に導入
し電熱ヒータ17またはスチームヒータ18で外気を加温し
て相対湿度を低下させ、除湿空気を送風ダクト8に送風
し上向に吐出して懸肉処理を行う。この際の天壁40の排
出口41は閉じておき、上方から下降する空気を吸気ダク
ト10から除湿クーラ4に吸入して懸肉室1内を循環さ
せ、或程度循環空気が吸湿した後排出口41を開き排出フ
ァン42を作動させて吸湿空気を強制的に一挙に懸肉室1
外へ排気する。その他の作用は実施例1と同様である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、懸肉室に吊架けられた懸肉に直接冷
風が吹きつけられることなく床面または天井面から全面
的に反射した除湿冷空気が懸肉全体を均等な温度と湿度
で包み込むため、懸肉の表面だけが乾燥することがな
く、血抜きが確実に行われ肉の品質が向上する。また懸
肉室内の空気は除湿クーラで温度と湿度が調整されてい
るから、上述の効果を一層向上させることができる。
また、懸肉室内には吸気ダクトを設け、水分を多く含
む空気を吸入して除湿クーラに送り込み除湿空気を吐出
して循環が行われ、水分を懸肉室中に分散させることが
ない。このため懸肉室内の湿度を低く保ちかび等の発生
を防ぐことができる。
さらに冬期、大気が低温乾燥状態の場合は、吸気ダク
トで吸気した湿度の高い空気を懸肉室外へ排気し、除湿
クーラには低温で乾燥した大気を吸入させることにより
ヒートポンプの運転を休止させて除湿することができ電
力費等を節減することができる。
また、送風ダクトは繊維強化プラスチック製としたか
ら容易に洗浄が出来衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の懸肉の処理装置の一実施例を示す縦断
側面図、第2図は同上A−A線断面図、第3図は除湿ク
ーラの説明図、第4図は同上実施例の空気線図、第5図
は他の実施例を示す懸肉の処理装置の縦断正面図、第6
図はさらに他の実施例を示す懸肉処理装置の縦断側面
図、第7図は同上縦断正面図、第8図は従来の工程説明
図である。 1……懸肉室、4……除湿クーラ、8……送風ダクト、
9……吐出口、10……吸気ダクト、11……吸気口、14…
…排気口、17,18……加熱装置としての電熱ヒータ並び
にスチームヒータ、32……懸肉、37……吸入管、40……
天壁、41……排出口、42……排出ファン、43……外気取
入口。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗後の屠肉を懸架した懸肉室内におい
    て、除湿クーラにより温度と湿度を調整された除湿冷空
    気を懸肉に直接接触しないようにして前記懸肉室の床面
    または天井面に向って吐出させ、床面に衝突して上昇流
    となった空気または天井面に衝突して下降流となった空
    気で前記懸肉を冷却除湿し、懸肉と接触後の空気を前記
    除湿クーラに吸入させて循環させることを特徴とする懸
    肉の処理方法。
  2. 【請求項2】懸肉室と、この懸肉室内に複数列に懸架さ
    れた懸肉の列の間に略水平方向に配設され下端に前記懸
    肉室の床面に向って冷風吐出口を開口させた送風ダクト
    と、前記懸肉の列の夫々の上方に沿って配設され適当間
    隔で下方に向って吸気口を開口させた吸気ダクトと、前
    記懸肉室の上部空間に設けられ一端送気側に前記送風ダ
    クトが連結され他端吸気側を開口させ前記吸気ダクトの
    排気口を臨ませた除湿クーラとよりなることを特徴とす
    る懸肉の処理装置。
  3. 【請求項3】懸肉室と、この懸肉室内に複数列に懸架さ
    れた懸肉の列の間に略水平方向に配設され下端に前記懸
    肉室の床面に向って冷風吐出口を開口させた送風ダクト
    と、前記懸肉の列の夫々の上方に沿って配設され適当間
    隔で下方に向って吸気口を開口させ排気口を大気中に開
    口させた吸気ダクトと、懸肉室の上部空間に設けられ加
    熱装置を内装し一端送気側に前記送風ダクトが連結され
    他端吸気側を開口させ大気吸入管を臨ませた除湿クーラ
    とよりなることを特徴とする懸肉の処理装置。
  4. 【請求項4】懸肉室と、この懸肉室内に複数列に懸架さ
    れた懸肉の上方に略水平方向に配設され前記懸肉室の天
    井面に向って吐出口を開口させた略水平の送風ダクト
    と、前記懸肉の列の夫々の下方に沿って配設され適当間
    隔で上方に向って吸気口を開口させた吸気ダクトと、前
    記懸肉室内に設けられた一端送気側に前記送風ダクトが
    連結され他端吸気側に前記吸気ダクトの排気口を臨ませ
    た除湿クーラとよりなることを特徴とする懸肉の処理装
    置。
  5. 【請求項5】懸肉室の天壁に排出ファンを有する開閉自
    在の排出口を開口し、除湿クーラに加熱装置を内装させ
    るとともに吸気側に外気と連通させた開閉自在の外気取
    入口を設けたことを特徴とする請求項4記載の懸肉の処
    理装置。
  6. 【請求項6】送風ダクトが円筒形で繊維強化プラスチッ
    ク製であることを特徴とする請求項2ないし5のいずれ
    かに記載の懸肉の処理装置。
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