JP2730580B2 - ウエブ・インフイード装置用のローラチエーン - Google Patents

ウエブ・インフイード装置用のローラチエーン

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JP2730580B2
JP2730580B2 JP63190761A JP19076188A JP2730580B2 JP 2730580 B2 JP2730580 B2 JP 2730580B2 JP 63190761 A JP63190761 A JP 63190761A JP 19076188 A JP19076188 A JP 19076188A JP 2730580 B2 JP2730580 B2 JP 2730580B2
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    • B41F13/03—Threading webs into printing machines
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00—Chains
    • F16G13/02—Driving-chains
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    • F16G3/02—Belt fastenings, e.g. for conveyor belts with series of eyes or the like, interposed and linked by a pin to form a hinge

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガイドに沿つて走行可能でありかつピンに
装着された転動ローラを備えた形式の、印刷機ウエブ・
インフイード装置用のローラチエーンに関する。
〔従来の技術〕
ガイドに沿つて走行可能なローラチエーンを備えた、
ウエブ（巻取紙）輪転印刷機のウエブ・インフイード装
置は西独国特許第2241127号明細書に基づいて公知であ
る。この場合、ピンに装着されたローラは板リンクによ
つて互いに連結されている。板リンクが比較的剛性であ
ることに基づいて該チエーンの曲げ乃至撓みは１平面内
でしか可能でない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、冒頭で述べた形式のローラチエーン
を改良して、立体的に湾曲されたガイドに沿つて走行移
動できるように構成することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決する本発明の構成手段は、転動ローラ
を支持する夫々２本の隣り合つたピンが引張力を伝達す
るために少なくとも１本の可撓性のロープによつて、か
つ圧縮力を伝達するために、圧縮応力を受けても圧縮不
能な少なくとも１つの可撓性のスペーサによつて連結さ
れている点にある。
〔作用〕
従来慣用のローラチエーンでは板リンクによつて伝達
されていた引張力と圧縮力とを１本の可撓性のロープと
やはり可撓性のスペーサとに分配することによつて、曲
げ可能な、かつ縦軸線を中心として付加的に捩れ可能な
インフイードエレメントが得られ、該インフイードエレ
メントは、立体的に湾曲されたすべてのガイドにおい
て、例えば方向変換ロツドをめぐるガイドにおいても適
用可能である。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本発明の２実施例を説明する。
第１図及び第２図に示した印刷機のウエブ・インフイ
ード装置用のローラチエーンの多数のチエーンリンクは
夫々、１本のピン１と、該ピン上に軸方向中央に支承さ
れた１つの転動ローラ２と１つの止めリング３とを有し
ている。隣合つた２本のピン１間には夫々２本の可撓性
のロープ4,5と２つのスペーサ６が配置されており、前
記ロープ4,5は該スペーサ６を貫通して導かれている。
第３図で拡大して示されたピン１はバツトカラー（太
端鍔）７と、前記転動ローラ２のための支承面８と、前
記止めリング３を受容するための環状溝９と、前記支承
面８の直径に等しい末端部10とから成つている。バツト
カラー７と末端部10は、ピン縦軸線を半径方向に貫通す
る孔11を有し、該孔の直径はロープ4,5を通しうる寸法
を有している。夫々隣り合つた２本のピン１はスペーサ
６によつて相互間隔をおいて保持されており、該間隔は
ローラチエーンのリンクのピツチ距離ｔ並びに鎖車12の
歯ピツチに等しい（第１図参照）。なお前記スペーサ６
は、密着巻成されたコイルばねとして構成されている。
ロープ4,5はローラチエーンの製作時に各ピン１と結合
される。この結合は、ロープを通したのち孔11の範囲で
ピン１をスクイージングすることによつて行われるのが
有利である。この結合によつてロープ4,5はインフイー
ドエレメント内部で引張力を伝達し、また、圧縮応力を
受けても圧縮されないスペーサは発生圧縮力を伝達す
る。
第２図に示したようにピン１の１本では、該ピンの軸
方向延長端部13に雄ねじ山14が設けられており、該雄ね
じ山は、インフイードすべきウエブの接続用保持装置
（図示せず）を固定するためのものである。
第４図には、前記インフイードエレメントに適合する
ガイド15が該インフイードエレメントと一緒に横断面図
で示されている。ガイドとしては、片面にスロツトを有
する方形断面の形材が使用され、該形材の内側壁間隔は
転動ローラ２の容易な転動を可能にすると同時に該転動
ローラの緊密な案内を可能にするように構成されてい
る。前述の保持装置を支持する軸方向延長端部13は前記
スロツトを通つてガイド15から側方へ導出されている。
図示を省いたがガイド15の下面には凹設部が形成されて
おり、該凹設部によつて、ローラチエーンへ搬送力を導
入する鎖車12が所定の間隔をおいてピン１相互間の空隙
に係合することができる。
第５図〜第８図に示した変化態様ではピン16は、横断
面を太くされた中央部分17の両側に、転動ローラ19を配
置するための支承面18を有すると共に、該支承面の軸方
向外寄りに止めリング21を受容するための環状溝20を有
している。個々のピン16は１本のロープ22によつて連結
されており、かつ、ピン16の相互間隔は、ロープ22を内
包するスペーサ24によつて保持され、前記ロープ22は、
各ピン16の前記中央部分17内で半径方向に延びる孔23を
通つて導かれ、かつスクイージング加工によつてピンと
結合される。このインフイードエレメントを駆動するた
めの鎖車25（第５図及び第７図参照）は鎖車の歯先側に
旋削部26を有しているので、該旋削部によつて形成され
た２つの歯先27が駆動ステーシヨンの範囲ではスペーサ
24を両側から囲むことになる。前記旋削部26の代りに２
つの幅狭の鎖車を使用することも可能であり、該鎖車
は、両者間に配置したスペーサリングによつて、１つの
スペーサ24の直径よりも幾分大きな相互間隔をおいて保
持される。前記実施態様は第１実施例に対比して、イン
フイードエレメントの縦軸線を中心とする捩り可能性が
一層容易になるという利点を有している。
第８図には、前記インフイードエレメントに適合した
ガイド28が該インフイードエレメントと共に横断面図で
示されている。ガイドとしては、片側にスロツトを有す
る方形断面の形材が使用され、該形材の内側壁間隔は、
転動ローラ19の容易な転動と同時にその緊密な案内を可
能にする。第６図に示した１本のピン16の、保持装置
（図示せず）を支持する軸方向延長端部29は前記スロツ
トを通つてガイド28から側方に導出されている。ガイド
28の下面に設けられている凹設部（図示せず）は、ロー
ラチエーンに搬送力を導入する鎖車25が所定の間隔をお
いてローラチエーンに係合することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明によるローラチエーンの側面図、第２図
は第１図に示したローラチエーンの平面図、第３図は第
１図及び第２図に示したローラチエーンの構成部分の拡
大詳細図、第４図は第１図及び第２図に示したローラチ
エーンとこれを案内するガイドの横断面図、第５図は第
１図に示したローラチエーンの変化態様の側面図、第６
図は第５図に示したローラチエーンの平面図、第７図は
第５図及び第６図に示したローラチエーンの構成部分の
拡大詳細図、第８図は第５図に示したローラチエーンと
これを案内するガイドの横断面図である。 １……ピン、２……転動ローラ、３……止めリング、4,
5……ロープ、６……スペーサ、７……バツトカラー、
８……支承面、９……環状溝、10……末端部、11……
孔、12……鎖車、13……軸方向延長端部、14……雄ねじ
山、15……ガイド、16……ピン、17……中央部分、18…
…支承面、19……転動ローラ、20……環状溝、21……止
めリング、22……ロープ、23……孔、24……スペーサ、
25……鎖車、26……旋削部、27……歯先、28……ガイ
ド、29……軸方向延長端部。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ガイド（15,28）に沿つて走行可能であり
    かつピン（1,16）に装着された転動ローラ（2,19）を備
    えた、印刷機のウエブ・インフイード装置用のローラチ
    エーンにおいて、転動ローラ（2,19）を支持する夫々２
    本の隣り合つたピン（1,16）が引張力を伝達するために
    少なくとも１本の可撓性のロープ（4,5;22）によつて、
    かつ圧縮力を伝達するために、圧縮応力を受けても圧縮
    不能な少なくとも１つの可撓性のスペーサ（6,24）によ
    つて連結されていることを特徴とする、インフイード装
    置用のローラチエーン。
  2. 【請求項２】ピン（16）が夫々２つの転動ローラ（19）
    を支持し、かつ夫々２つの隣り合つたピン（16）の間
    に、しかも前記転動ローラ（19）間に１本の可撓性のロ
    ープ（22）と１つのスペーサ（24）が配置されている、
    請求項１記載のローラチエーン。
  3. 【請求項３】ピン（１）が真中に１つの転動ローラ
    （２）を支持し、かつ夫々２つの隣り合つたピン（１）
    の間に、しかも前記転動ローラの両側に夫々１本の可撓
    性のロープ（4,5）と１つのスペーサ（６）が配置され
    ている、請求項１又は２記載のローラチエーン。
  4. 【請求項４】スペーサ（6,24）が中空であり、かつ可撓
    性のロープ（4,5;22）が前記スペーサを貫通して導かれ
    ている、請求項１から３までのいずれか１項記載のロー
    ラチエーン。
  5. 【請求項５】可撓性のロープ（4,5;22）として鋼索が使
    用される、請求項１から４までのいずれか１項記載のロ
    ーラチエーン。
  6. 【請求項６】スペーサ（6,24）としてコイル状の圧縮ば
    ねが使用される、請求項１から５までのいずれか１項記
    載のローラチエーン。
  7. 【請求項７】可撓性のロープ（4,5,22）が、各ピン（1,
    16）に設けられた半径方向の孔（11,23）を通つて導か
    れかつ前記ピン（1,16）のスクイージング加工によつて
    該ピンと結合されている、請求項１から６までのいずれ
    か１項記載のローラチエーン。
JP63190761A 1987-08-03 1988-08-01 ウエブ・インフイード装置用のローラチエーン Expired - Lifetime JP2730580B2 (ja)

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