JP2730531B2 - 光ヘッドのロック機構 - Google Patents

光ヘッドのロック機構

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JP2730531B2
JP2730531B2 JP28935895A JP28935895A JP2730531B2 JP 2730531 B2 JP2730531 B2 JP 2730531B2 JP 28935895 A JP28935895 A JP 28935895A JP 28935895 A JP28935895 A JP 28935895A JP 2730531 B2 JP2730531 B2 JP 2730531B2
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仁 岡田
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ヘッドを搭載し
た移送台の移動を禁止する光ヘッドのロック機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ヘッドはCDプレーヤー等の光ピック
アップや光磁気ディスクの記録・再生装置等に用いら
れ、一般に移送台に搭載され、前記移送台を移動させ
て、光ヘッドの光ディスク等に対する相対移動が行われ
る。
【0003】光ディスクを搭載した装置(光学式記録再
生装置等)を運搬する際、移送台をロック(固定、支持
等)しないと、移送台がその可動範囲内を移動し、装置
の固定部に当たって、光ヘッドに有害な衝撃力が加わ
り、調整を狂わせたり破損させたりするおそれがある。
そのため、従来より、移送台をロックする装置が考案さ
れてきた(特公平3−73956号、特開平3−104
035号、特開平4−222975号、各公報参照)。
【0004】図4は従来のロック装置の一例を示す斜視
図であり、移送台の移動方向に対し、垂直方向にラック
状の突起が設けられており、そこに外部よりソレノイド
を用いてピン等を当て、係合させて、移送台をロックし
ようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置の第1
の問題点は、ラック状係止部にピン等をソレノイドを用
いて当てると、移動台ガイド部に衝撃力が加わり、その
衝撃力でガイド部を痛めたり、光ヘッドの微妙な調整が
狂ってしまう、ということである。
【0006】第2の問題点は、上記問題を回避するため
にラック状係止部へのピンの係合量を浅くすると、隙間
ができて移送中の微細な振動をひろい、光ヘッドの調整
を狂わすおそれがある、ということである。
【0007】そこで、本発明の目的は、光ヘッドの移送
台をロックするときに、光ヘッド、ガイドの軸受け等に
有害な衝撃力がかからず、且つ移送台を隙間なくロック
することができる装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、光ヘッドのロック機構におい
て、光ヘッドの移送台に弾性体を取り付け、この弾性体
に第1の係合部を形成する。一方、第1の係合部に係合
可能な第2の係合部を備えたロック部材を設け、ロック
時においてこのロック部材を駆動部材によって駆動し、
第2の係合部を第1の係合部に係合させて移動台をロッ
クする。
【0009】以上のようにすれば、装置を調整された状
態でロック部材を用いて光ヘッドの移送台をロックする
ことにより、輸送時の振動や衝撃から光ヘッドを保護す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図を用いて本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例を説明する平面図、
図2は移送台のロック状態を説明する側面図である。こ
こでは、光磁気ディスクの記録再生装置に用いられる光
ヘッド移送台のロック装置を例として示した。
【0011】まず、図1を用いて本実施例の全体を説明
する。記録再生装置の基台には、ディスクの半径方向に
延出するガイドレール3a,3bが平行に取り付けられ
ている。これらのガイドレール3a,3bには移送台2
が摺動可能に係合している。移送台2にはリニアモータ
(図示せず)が設けられており、このリニアモータはガ
イドレール3a,3bに沿って移送台2を駆動する。
【0012】移送台2には、角穴(第1の係合部、図2
参照)の開いた、細長い板バネ6(弾性体)が設けられ
ている。板バネ6の材質はたとえばステンレス等であ
る。移送台2の動作延長上には、突起部5a(第2の係
合部)の付いたロックアーム5(ロック部材)が配置さ
れている。ロックアーム5は軸51に回転可能に指示さ
れ、一端をソレノイド4(駆動手段)と連結され、ソレ
ノイド4が吸引されるとロックアーム5が回転して、突
起部5aと板バネ6の角穴との係合が外れる。また、ロ
ックアーム5には、ソレノイド4による吸引方向とは逆
方向に付勢するするようにスプリング7が取り付けられ
ている。ロックアーム5の突起部5aは、移送台2が光
ディスクの最内周に移動したときに板バネ6の角穴と係
合するように配置されている。
【0013】次に、上記構成の動作を説明する。本装置
を記録再生に使用する場合は、ソレノイド4に通電して
吸引し、ロックアーム5の突起部5aが板バネ6の角穴
に係合しないように動作する。その結果、移送台2はガ
イドレール3a,3bに沿って自由に動作することがで
きる。
【0014】電源投入時は、常にソレノイド4に通電す
るようにして、ロックアーム5によるロックを解除する
ことにより、ロック解除忘れを防ぐようにしている。
【0015】記録再生が終了し装置を停止させる場合、
移送台2を最内周に移動させ、ソレノイド4の通電をオ
フにすることにより、ロックアーム5はスプリング7に
よって付勢力を得て、突起部5aが板バネ6の角穴内に
挿入されるよう動作する。その結果、図3に示すよう
に、ロックアーム5の突起部5aが板バネ6の角穴に係
合し、更に板バネ6をわずかに押して弾性変形させる位
置で保持される。この時、ロックアーム5が呼び込まれ
ることにより、移送台2に加わるであろう衝撃力は、板
バネ6が弾性変形することにより吸収される。これによ
り長時間使用しても、光ヘッドの調整が狂うことがな
い。
【0016】また、板バネ6は、ロックアーム5の突起
部5aによってわずかに加圧されているので、微小な振
動がロックアーム5と板バネ6との間で発生することも
ない。装置の搬送中も、ロックアーム5と板バネ6との
係合は維持され、したがって移送台2はロックされ、し
かもロック部分からの微小な振動により、微妙な調整が
狂うこともない。
【0017】上記実施例においては、弾性体として板バ
ネ6を使用したが、それに限らず、他の部材(たとえば
コイルバネ等)を使用してもよい。コイルバネを使用す
る場合は、たとえば実施例の板バネ6に代って、コイル
バネとこのコイルバネにより付勢される係合板とを使用
し、ロック時においては、ロックアーム5は上記コイル
バネの付勢に抗して上記係合板を押すようにして係合す
る。このように弾性体はロックアームの衝撃を吸収でき
るものであればどのようなものでもよいが、板バネを用
いると部品点数が少なくてすむという利点がある。
【0018】また実施例においては、板バネ6に角穴を
設け、ロックアーム5に突起部5aを設けたが、これと
は逆に、板バネに突起部を設け、ロックアームに係合穴
を形成するようにしてもよい。
【0019】ロックアーム5を駆動するものとしては、
ソレノイドに限らず、モータ等の他の駆動手段を使用し
てもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、移送台をロック
してもその時に発生する光ヘッドにかかる衝撃力を軽減
できるということである。その理由は、移送台に設けた
弾性体が弾性変形することにより、衝撃力を吸収するか
らである。
【0021】第2の効果は、ロック状態で、ロックの係
合部の遊びがなく、微小な振動が発生しない。その理由
は、ロック状態では、弾性体を押してわずかに弾性変形
するように加圧しているので、係合部に遊びができない
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図3】実施例のロック部の詳細図である。
【図4】従来のロック装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド 2 移送台 3a ガードレール 3b ガードレール 4 ソレノイド 5 ロックアーム 5a 突起部 6 板バネ 7 スプリング 51 軸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ヘッドを搭載した移送台の移動を禁止
    する光ヘッドのロック機構において、前記移送台に設け
    た弾性体と、前記弾性体に設けた第1の係合部と、前記
    第1の係合部に係合可能な第2の係合部を備えたロック
    部材と、ロック時において前記ロック部材を駆動して前
    記第2の係合部を前記第1の係合部に係合させる駆動手
    段とを備えたこと特徴とする光ヘッドのロック機構。
  2. 【請求項2】 前記弾性体は板バネである請求項1に記
    載の光ヘッドのロック機構。
  3. 【請求項3】 前記第1の係合部は前記板バネに形成さ
    れた穴であり、前記第2の係合部は前記穴に係合する突
    起部である請求項2に記載の光ヘッドのロック機構。
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EP1701344A1 (en) * 2003-12-03 2006-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk device
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