JP2730462B2 - フォークリフトの荷役装置 - Google Patents

フォークリフトの荷役装置

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JP2730462B2
JP2730462B2 JP5320150A JP32015093A JP2730462B2 JP 2730462 B2 JP2730462 B2 JP 2730462B2 JP 5320150 A JP5320150 A JP 5320150A JP 32015093 A JP32015093 A JP 32015093A JP 2730462 B2 JP2730462 B2 JP 2730462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フォークリフトの荷
役装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフォークリフトの荷役装
置において、運転席に乗員が着座してその視点よりマス
トに沿って昇降動されるリフトブラケットに取付けられ
たフォークにより荷役する場合、その視野を向上するた
めのものとして、例えば実開昭57−37994号公
報、実開平1−62298号公報のものがあり、この前
者のものにおいては、図5および図6に示すようにリフ
トブラケット1の左右のリヤプレート2a,2bに所定
の間隔Hで横架状に取付けられた上下のフォークバー
3,4の対向する縁部3a,4aのリヤプレート2a,
2b間の所定の範囲には所定の幅h1 で凹部5a,5b
が切欠き形成されて、上下のフォークバー3,4の中央
部において間隔H+2h1 の開口部6を形成して、視点
よりの視界を広げるように構成され、また、図7および
図8に示すようにリフトブラケット7に示すように、左
右のリヤプレート8a,8bに取付けられる上下のフォ
ークバー9,10をそれぞれ側方バー9a,9b,10
a,10bと中央バー9c,10cに分割して図示のよ
うに側方バー9a,9bおよぞ10a,10bをリヤプ
レート8a,8bに対応してそれぞれ間隔Hで張出し状
に取付け、中央バー9c,10cをリヤプレート8a,
8b間において、側方バー9a,9bおよぞ10a,1
0bの後部側に側方バー9,10の対向縁より寸法h2
の位置に取付けられて間隔H+2h2 の開口部11が形
成されて、上記リフトブラケット1と同様に視点よりの
視界を広げるように構成されている。
【0003】また、後者のものは図9に示すようにリフ
トブラケット12のリヤプリート13a,13bに間隔
Hで取付けた上下のフォークバー14,15にはそのリ
ヤプレート13a,13b間において上部フォークバー
14には略長方形状の長孔16が貫設され、また、下部
フォークバー15の上下縁にそれぞれ凹部17a、17
bが凹設されて視界を広げるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のリフトブラケット1,7,12においてはフォーク
バー3,4,15に凹部5a,5b,17a,17b形
成したり、フォークバー9,10を分割したり、また、
フォークバー14に長孔16を貫設することから、加工
工数および組立工数を要してコスト高となる問題点があ
った。本発明は、上記従来の問題点を解決するためにな
されたもので、フォークバーに格別の加工を施すことな
く、前方視野を向上することのできるフォークリフトの
荷役装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、フォークリフトの前部側に昇降動可能に
設けられたリフトブラケットの上下に所定の間隔で横架
したフォークバーにフォークを掛合するフォークリフト
の荷役装置において、前記上下のフォークバーの対向面
に前後部に開拡状のテーパー面を形成する構成としたこ
とである。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、リフトブラケット
の上下のフォークバー間の視角が広げられて、前方視野
を向上できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図面にしたがっ
て説明すると、図1はフォークリフトの前部に立設され
たマスト間に昇降可能に取付けられたリフトブラケット
41とこのリフトブラケット41の前部側に掛合される
フォーク30を示すもので、このリフトブラケット41
の左右のリヤプレート42の側面の上下にはマスト内を
転動するローラ23が枢着され、また、同左右のリヤプ
レート42の前縁44の上下にはフォークバー45,4
6が横架されている。
【0008】このフォークバー45,46は例えば圧延
機によりロール成形されるもので、その断面形状は上下
対称形状に形成され、その断面形状は、その断面形状
は、例えば図2に示すように縦幅A、前後幅Bの断面略
長方形状に形成され、その前面45a,46a側の外側
面45b,46bにはフォーク30のフック部31を掛
止めする係合凸部47がその長手方向に沿って形成され
ている。また、内側面45c,46cとなる面には例え
ばその幅中心より前後面45a,46aおよび45d,
46dに向って所定の角度αで前後部に開拡する前部テ
ーパー面48a,48bおよび後部テーパー面49a,
49bがそれぞれ長手方向に形成されて、図示破線で示
す従来の前後のコーナー部50a,50bは削除されて
いる。このように形成された上下のフォークバー45,
46は図示のように内側面45c,46cとなる前後の
テーパー面48a,48bおよびテーパー面49a,4
9bを前後に開拡状にして所定の間隔Hで取付けられて
いる。
【0009】このように構成された上下のフォークバー
45,46にフォーク30を取付けたリフトブラケット
41を昇降して荷役作業を行う場合、例えば、図3は運
転席に着座した運転者の視点Eよりのリフトブラケット
41の概略の作業位置を示すもので、位置aは荷取り・
荷置き位置、位置bは移動走行位置、位置cは高さ積み
降ろし位置を示すもので、この場合の視点Eからの各位
置a,b,cのリフトブラケット41の上下のフォーク
バー45,46よりの視角を示すのが図4に示すもの
で、この図4に示すものはリフトブラケット41を定位
置とし、視点Eをリフトブラケット41より所定の距離
の位置を直線に沿って移動して示したもので、Ea は位
置a、Eb は位置b、Ec は位置cでの各視点をある示
したものである。
【0010】このように形成された本実施例のリフトブ
ラケット41の荷役作業を図4にしたがって視点Ea,E
b,Ec よりの上下のフォークバー35,36の視角を説
明すると、先ず、視点Ea からの荷取り・荷置き位置a
での従来における視角は視点Ea と上部フォークバー4
5の従来の後部コーナー部50bを結ぶ線と下部フォー
クバー46の従来の前部コーナー部50aを結ぶ線との
なす角θ1 であるのに対し、この上部フォークバー45
には後部に開拡するテーパー面49aを,また、下部フ
ォークバー46には前部に開拡するテーパー面48bを
形成したので、視点Ea からの上部側視角線は上部フォ
ークバー45のテーパー面49aの後部側縁49cを結
ぶ線となり、また、下部側視角線は下部フォークバー4
6のテーパー面48bの前部側縁48cを結ぶ線となっ
て、上下に角度△θa1, △θa2分開拡されて視界はθ1
+△θa1+△θa2となる。したがって、視点Ea での視
角はθ1 +△θa1+△θa2に開拡されて視界は広げられ
て、荷物の荷取り時のフォーク30上の荷姿状況おらび
荷置き時の状況確認を容易に行うことができる。
【0011】また、視点Eb よりの走行移動位置bで
は、従来における視角は視点Eb と上部フォークバー4
5の従来の後部コーナー部50bを結ぶ線と下部フォー
クバー46の従来の前部コーナー部50aを結ぶ線との
なす角θ2 であるのに対し、視点Eb からの上部側視角
線は上部フォークバー45の後部テーパー面49aの後
部側縁49cを結ぶ線となり、また、下部側視角線は下
部フォークバー46のテーパー面48bの前部側縁48
cを結ぶ線となって、上下に角度△θb1, △θb2分開拡
されて視界はθ2 +△θb1+△θb2となる。したがっ
て、視点Eb での視角はθ2 +△θb1+△θb2に開拡さ
れて視界は広げられ、移動走行時の前方視界が広げられ
て運転を容易に行うことができる。
【0012】また、視点Ec よりの高さ積み降ろし位置
cでの従来における視角は視点Ecと下部フォークバー
46の従来の後部コーナー部50bを結ぶ線と上部フォ
ークバー45の従来の前部コーナー部50aを結ぶ線と
のなす角θ3 であるのに対し、視点Ec からの下部側視
角線は下部フォークバー46の後部テーパー面49bの
後部側縁49cを結ぶ線となり、また、上部側視角線は
上部フォークバー45の前部テーパー面48aの前部側
縁48cを結ぶ線となって、上下に角度△θc1, △θc2
分開拡されて視界はθ3 +△θc1+△θc2となる。した
がって、視点Ec での視角はθ1 +△θc1+△θc2に開
拡されて視界は広げられて、荷物の高さ積み、および降
ろし作業を容易に行うことができる。
【0013】このリフトブラケット41においてはリヤ
プレート42の前縁44に所定の間隔Hでその対向面に
前後部に所定の角度で前後部に開拡する前部テーパー面
48a,48bおよび後部テーパー面49a,49bを
有する上下のフォークバー45,46を横架する構成と
したものであるから、運転者の視点Eから水平方向の下
方のフォークバー45,46間の視界においては上部フ
ォークバー45のテーパー面49aおよび下部フォーク
バー46のテーパー面48bにより、従来の視角θ1,θ
2 より例えば△θa1,△θa2および△θb1,△θb2の開
拡角度が与えられて視界は広げられて、荷物の荷取り時
のフォーク30上の荷姿状況おらび荷置き時の状況確認
を容易に行うことができるとともに、移動走行時の前方
視界が広げられて運転を容易に行うことができる。ま
た、運転者の視点Eから水平方向の上方のフォークバー
45,46間の視界においては上部フォークバー45の
テーパー面48aおよび下部フォークバー46のテーパ
ー面49bにより、従来の視角θ3 より例えば△θc1,
△θc2の開拡角度が与えられて視界は広げられて、荷物
の高さ積み、および降ろし作業を容易に行うことができ
る。
【0014】また、本実施例のフォークバー45,46
は上記のテーパー面48a,48b49a,49bを有
する断面形状に圧延機等によりロール成形するものであ
るから、他に格別に視界を広げるための施工を施す必要
がないので、製作性および組付け性を向上することがで
き、かつ上下フォークバー45,46の共通化を計るこ
とができる。また、この上下のフォークバー45,46
の断面形状はそのテーパー面48a,48b,49a,
49bの縁部分は鈍角形状となり、これにより圧延ロー
ルの型溝摩耗が著減され、ロール交換の頻度を低下する
ことができて製作コストを低減することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したことに
より、運転者の視点Eからのリフトブラケットの上下の
フォークバー間の視界においては同上下のフォークバー
の対向面に形成したテーパー面により開拡角度が与えら
れて視界は広げられて、荷物の荷取り時のフォーク上の
荷姿状況おらび荷置き時の状況確認を容易に行うことが
でき、また、移動走行時の前方視界が広げられて運転を
容易に行うことができるとともに、荷物の高さ積み、お
よび降ろし作業を容易に行うことができる。また、この
フォークバーはテーパー面を有する断面形状に圧延機等
によりロール成形してものであるから、他に格別に視界
を広げるための施工を施す必要がないので、製作性およ
び組付け性を向上することができ、かつ上下フォークバ
ーの共通化を計ることができる。また、この上下のフォ
ークバーの断面形状はそのテーパー面の縁部分は鈍角形
状となり、これにより圧延ロールの型溝摩耗が著減さ
れ、ロール交換の頻度を低下することができて製作コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリフトブラケットの正面図である。
【図2】同じくフォークバーの断面図である。
【図3】同じく視点よりのリフトブラケットのフォーク
バーの3作業位置の説明図である。
【図4】同じくフォークバーの3作業位置での視角の説
明図である。
【図5】従来のリフトブラケットの背面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】従来の他のリフトブラケットの背面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】従来の他のリフトブラケットの斜視図である。
【符号の説明】
41 リフトブラケット 45,46 フォークバー 48a,48b,49a,49b テーパー面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトの前部側に昇降動可能に
    設けられたリフトブラケットの上下に所定の間隔で横架
    したフォークバーにフォークを掛合するフォークリフト
    の荷役装置において、前記上下のフォークバーの対向面に前後部に開拡状のテ
    ーパー面を形成する構成としたことを特徴とする フォー
    クリフトの荷役装置。
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