JP2730263B2 - カード式自動販売機の制御装置 - Google Patents
カード式自動販売機の制御装置Info
- Publication number
- JP2730263B2 JP2730263B2 JP12102890A JP12102890A JP2730263B2 JP 2730263 B2 JP2730263 B2 JP 2730263B2 JP 12102890 A JP12102890 A JP 12102890A JP 12102890 A JP12102890 A JP 12102890A JP 2730263 B2 JP2730263 B2 JP 2730263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- amount
- data
- vending machine
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【産業上の利用分野】 この発明は、前払い方式のカード式自動販売機に関
し、更に詳しくはカード内の金額データの保障を図るた
めの制御手段に関する。
し、更に詳しくはカード内の金額データの保障を図るた
めの制御手段に関する。
前払い方式のカード式自動販売機は、予め金額データ
が書き込まれたカードを受け付けて商品販売を行い、販
売が終了すると前記金額データから商品の販売価格を差
し引いた残額データをカードに書き込んで返却する機能
を有するものである。 このような自動販売機においては、カードから読み取
った金額データはいったん自動販売機内の記憶エリヤに
記憶しておき、前記金額データから商品の販売価格を差
し引いた残額データは、商品搬出を確認した後にカード
に書き込んでいる。その場合、販売動作中にいたずらに
よりカードが抜き取られると金額データを書き直す機会
を失い、カード内の金額データが販売前のままに残され
る危険がある。 そこで、従来はいたずら対策として、カードを受け付
けたら直ぐにカードに０円を書き込んでおき、販売終了
後に正規の残額データで書き直すようにしていた。
が書き込まれたカードを受け付けて商品販売を行い、販
売が終了すると前記金額データから商品の販売価格を差
し引いた残額データをカードに書き込んで返却する機能
を有するものである。 このような自動販売機においては、カードから読み取
った金額データはいったん自動販売機内の記憶エリヤに
記憶しておき、前記金額データから商品の販売価格を差
し引いた残額データは、商品搬出を確認した後にカード
に書き込んでいる。その場合、販売動作中にいたずらに
よりカードが抜き取られると金額データを書き直す機会
を失い、カード内の金額データが販売前のままに残され
る危険がある。 そこで、従来はいたずら対策として、カードを受け付
けたら直ぐにカードに０円を書き込んでおき、販売終了
後に正規の残額データで書き直すようにしていた。
ところが、このような従来構成では販売途中で停電し
たり、自動販売機の制御部に異常が生じたりするとカー
ドデータが保障できず、カードの残額データが０円のま
まになってしまうという問題があった。カード発行金額
が年々大きくなるに従い、この問題の処理は重要となっ
ている。 そこで、この発明は、いたずら対策を施しながら、上
記トラブルが発生した場合にも残額保障にほとんど問題
を生じないようにしたカード式自動販売機の制御装置を
提供することを目的とするものである。
たり、自動販売機の制御部に異常が生じたりするとカー
ドデータが保障できず、カードの残額データが０円のま
まになってしまうという問題があった。カード発行金額
が年々大きくなるに従い、この問題の処理は重要となっ
ている。 そこで、この発明は、いたずら対策を施しながら、上
記トラブルが発生した場合にも残額保障にほとんど問題
を生じないようにしたカード式自動販売機の制御装置を
提供することを目的とするものである。
この発明は、カード受け付け後に０円を書き込むので
はなく、商品販売に必要な一定金額を差し引いた残りを
書き込んでおき、商品販売後に前記一定金額から商品価
格を差し引いた額を加算して再書き込みすることにより
上記目的を達成する。すなわち、この発明は、カードか
ら金額データを読み取ったら、商品販売に先立って前記
金額データから商品販売に必要な一定金額を差し引き、
その残額データを前記カードに書き込ませる手段と、商
品が販売されたら前記一定金額から商品価格を差し引
き、その残額データを前記残額データに加算して前記カ
ードに書き込ませる手段とを設けるものである。
はなく、商品販売に必要な一定金額を差し引いた残りを
書き込んでおき、商品販売後に前記一定金額から商品価
格を差し引いた額を加算して再書き込みすることにより
上記目的を達成する。すなわち、この発明は、カードか
ら金額データを読み取ったら、商品販売に先立って前記
金額データから商品販売に必要な一定金額を差し引き、
その残額データを前記カードに書き込ませる手段と、商
品が販売されたら前記一定金額から商品価格を差し引
き、その残額データを前記残額データに加算して前記カ
ードに書き込ませる手段とを設けるものである。
販売に先立って、一定金額をカードデータから差し引
いてあるので、販売中にカードが抜き取られても問題な
い。また、販売中に停電などのトラブルが生じても、一
定金額を差し引いた残額をカードに書き込んであるの
で、その範囲内で残額データを保障できる。
いてあるので、販売中にカードが抜き取られても問題な
い。また、販売中に停電などのトラブルが生じても、一
定金額を差し引いた残額をカードに書き込んであるの
で、その範囲内で残額データを保障できる。
第１図はカード式自動販売機の制御装置の概略ブロッ
ク図である。図において、１は前払い式のカード、２は
カード１に記録されたデータを読み込み、あるいは残額
データを書き込むカードリーダ／ライタ、３は自動販売
機全体を制御するマイクロコンピュータからなる制御
部、４は制御部３の制御プログラムを格納したROM、５
は制御部３の演算データを記憶するRAM、６は商品選択
用の押ボタン、７は商品搬出機構である。 それでは、このようなカード式自動販売機における販
売動作について、第２図のフローチャートを参照しなが
ら説明する。カード１が自動販売機に挿入されると（ス
テップS1のYES）、制御部３はカードリーダ／ライタ２
が読み込んだカード１の金額情報から、予め決められた
一定金額を減算し、この減算データをカードリーダ／ラ
イタ２に送ってカード１に書き込ませる（ステップS
2）。次いで、押ボタン６が押されたら、制御部３は商
品搬出機構７を駆動して選択された商品を搬出させ（ス
テップS3）、搬出が完了したことを確認した後、上記一
定金額から販売価格を減算して、減算データ（α）をRA
M5に記憶させる（ステップS4）。そこで、今度はカード
リーダ／ライタ２を介してカード１の金額情報を再び読
み込み、これに上記減算データ（α）を加算したもの
（β）をカードリーダ／ライタ２に送って、最終的な残
額としてカード１に書き込ませる（ステップS5）。これ
で、販売動作が終了するので、マルチベンド（１回のカ
ード受け付けによる２個以上の商品販売）かどうかをチ
ェックして（ステップS6）、マルチベンドならステップ
S2に戻り、そうでなければカード１を返却する（ステッ
プS7）。 以上の構成によれば、販売動作中にカード１が抜き取
られても、商品搬出前に一定金額をカードの金額情報か
ら減算してあるため被害がなく、また販売中に停電や制
御部１の異常により最終的な残額データの書き込みがで
きなくなっても、最初に読み込んだ金額情報から一定金
額を減算した減算データをひとまずカード１に書き込ん
であるため、その範囲で利用者に対する残額データの保
障ができる。
ク図である。図において、１は前払い式のカード、２は
カード１に記録されたデータを読み込み、あるいは残額
データを書き込むカードリーダ／ライタ、３は自動販売
機全体を制御するマイクロコンピュータからなる制御
部、４は制御部３の制御プログラムを格納したROM、５
は制御部３の演算データを記憶するRAM、６は商品選択
用の押ボタン、７は商品搬出機構である。 それでは、このようなカード式自動販売機における販
売動作について、第２図のフローチャートを参照しなが
ら説明する。カード１が自動販売機に挿入されると（ス
テップS1のYES）、制御部３はカードリーダ／ライタ２
が読み込んだカード１の金額情報から、予め決められた
一定金額を減算し、この減算データをカードリーダ／ラ
イタ２に送ってカード１に書き込ませる（ステップS
2）。次いで、押ボタン６が押されたら、制御部３は商
品搬出機構７を駆動して選択された商品を搬出させ（ス
テップS3）、搬出が完了したことを確認した後、上記一
定金額から販売価格を減算して、減算データ（α）をRA
M5に記憶させる（ステップS4）。そこで、今度はカード
リーダ／ライタ２を介してカード１の金額情報を再び読
み込み、これに上記減算データ（α）を加算したもの
（β）をカードリーダ／ライタ２に送って、最終的な残
額としてカード１に書き込ませる（ステップS5）。これ
で、販売動作が終了するので、マルチベンド（１回のカ
ード受け付けによる２個以上の商品販売）かどうかをチ
ェックして（ステップS6）、マルチベンドならステップ
S2に戻り、そうでなければカード１を返却する（ステッ
プS7）。 以上の構成によれば、販売動作中にカード１が抜き取
られても、商品搬出前に一定金額をカードの金額情報か
ら減算してあるため被害がなく、また販売中に停電や制
御部１の異常により最終的な残額データの書き込みがで
きなくなっても、最初に読み込んだ金額情報から一定金
額を減算した減算データをひとまずカード１に書き込ん
であるため、その範囲で利用者に対する残額データの保
障ができる。
この発明によれば、いたずら対策を施しながら、停電
などのトラブルの際にも一定範囲内で残額データの保障
を行うことができる。
などのトラブルの際にも一定範囲内で残額データの保障
を行うことができる。
第１図はカード式自動販売機の制御装置の概略ブロック
図、第２図はその動作を示すフローチャートである。 １……カード、２……カードリーダ／ライタ、３……制
御部、４……ROM、５……RAM、６……押ボタン、７……
商品搬出機構。
図、第２図はその動作を示すフローチャートである。 １……カード、２……カードリーダ／ライタ、３……制
御部、４……ROM、５……RAM、６……押ボタン、７……
商品搬出機構。
Claims (1)
- 【請求項１】挿入されたカードの金額データを読み取
り、その金額の範囲内で商品販売を可能とするととも
に、商品が販売されたら前記金額から商品価格を差し引
いた残額データを前記カードに書き込んで返却するカー
ド式自動販売機において、カードから金額データを読み
取ったら、商品販売に先立って前記金額データから商品
販売に必要な一定金額を差し引き、その残額データを前
記カードに書き込ませる手段と、商品が販売されたら前
記一定金額から商品価格を差し引き、その残額データを
前記残額データに加算して前記カードに書き込ませる手
段とを設けたことを特徴とするカード式自動販売機の制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12102890A JP2730263B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | カード式自動販売機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12102890A JP2730263B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | カード式自動販売機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0417092A JPH0417092A (ja) | 1992-01-21 |
| JP2730263B2 true JP2730263B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=14801031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12102890A Expired - Lifetime JP2730263B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | カード式自動販売機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2730263B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5489014A (en) * | 1994-08-03 | 1996-02-06 | Journomat Ag | Apparatus for checking coins and reading cards in an article vending machine |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP12102890A patent/JP2730263B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0417092A (ja) | 1992-01-21 |
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