JP2730102B2 - 抵抗線加熱炉 - Google Patents
抵抗線加熱炉Info
- Publication number
- JP2730102B2 JP2730102B2 JP63291612A JP29161288A JP2730102B2 JP 2730102 B2 JP2730102 B2 JP 2730102B2 JP 63291612 A JP63291612 A JP 63291612A JP 29161288 A JP29161288 A JP 29161288A JP 2730102 B2 JP2730102 B2 JP 2730102B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance wire
- core tube
- furnace
- heating furnace
- furnace core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造工程に用いられるウェハ
ーの熱処理を行う抵抗線加熱炉に関する。
ーの熱処理を行う抵抗線加熱炉に関する。
近年、半導体装置、特に超LSIと呼ばれる1MDRAM等を
製造する量産装置においては、装置内外からの塵埃を如
何にしてウェハー上に付着させないようにするか、換言
すれば如何に清浄な雰囲気でウェハーを処理するかがLS
Iの歩留まりを向上させる重要な要素となっている。中
でも、ウェハーを熱処理する工程においては、塵埃中の
不純物元素(例えばNa+,Cl-,Fen+等)が、ウェハー上に
付着すると、基板内に熱拡散し、種々の弊害をもたら
し、LSIの製造歩留まりを低下させる現象は周知の事実
であり、抵抗線加熱熱処理炉においてもガスのフィルト
レーションや、ウェハー挿入のソフトトランディング方
式を採用する事が一般的となってきた。
製造する量産装置においては、装置内外からの塵埃を如
何にしてウェハー上に付着させないようにするか、換言
すれば如何に清浄な雰囲気でウェハーを処理するかがLS
Iの歩留まりを向上させる重要な要素となっている。中
でも、ウェハーを熱処理する工程においては、塵埃中の
不純物元素(例えばNa+,Cl-,Fen+等)が、ウェハー上に
付着すると、基板内に熱拡散し、種々の弊害をもたら
し、LSIの製造歩留まりを低下させる現象は周知の事実
であり、抵抗線加熱熱処理炉においてもガスのフィルト
レーションや、ウェハー挿入のソフトトランディング方
式を採用する事が一般的となってきた。
しかしながら、従来この種の抵抗線加熱炉に於て、反
応管の脱着時の塵埃発生防止施策を積極的に実施した物
は皆無であった。第4図は、従来の抵抗線加熱炉の1例
の構造図を示している。断熱材1の内周に、円筒状に抵
抗線2を設置し、更にこの内部に炉芯管3を挿入して抵
抗線加熱炉を形成している。炉芯管3挿入時には、炉芯
管3を、抵抗線2と接触しないような炉芯管ガイド4で
滑らせながら抵抗線2内部に挿入する。
応管の脱着時の塵埃発生防止施策を積極的に実施した物
は皆無であった。第4図は、従来の抵抗線加熱炉の1例
の構造図を示している。断熱材1の内周に、円筒状に抵
抗線2を設置し、更にこの内部に炉芯管3を挿入して抵
抗線加熱炉を形成している。炉芯管3挿入時には、炉芯
管3を、抵抗線2と接触しないような炉芯管ガイド4で
滑らせながら抵抗線2内部に挿入する。
上述した従来の抵抗線加熱炉は、炉芯管を挿入する際
に炉芯管ガイド上を摺動させながら行うため、摺動時に
発生する塵埃を、炉芯管内部に導入してしまい、結果と
してウェーハ上に塵埃を付着させ、LSIの歩留まりを低
下させるといった欠点を有していた。
に炉芯管ガイド上を摺動させながら行うため、摺動時に
発生する塵埃を、炉芯管内部に導入してしまい、結果と
してウェーハ上に塵埃を付着させ、LSIの歩留まりを低
下させるといった欠点を有していた。
本発明の抵抗線加熱炉は、内周部に抵抗線を持ち、前
記抵抗線で囲まれた空間内部に炉芯管を挿入する抵抗線
加熱炉において、前記断熱材の内周の前記抵抗線間に、
前記抵抗線よりも突出し、前記炉芯管挿入方向に略直交
する回転軸を持つころを、前記炉芯管挿入方向に複数配
置したころ列を少なくとも1つ有することを特徴とす
る。
記抵抗線で囲まれた空間内部に炉芯管を挿入する抵抗線
加熱炉において、前記断熱材の内周の前記抵抗線間に、
前記抵抗線よりも突出し、前記炉芯管挿入方向に略直交
する回転軸を持つころを、前記炉芯管挿入方向に複数配
置したころ列を少なくとも1つ有することを特徴とす
る。
次に、本発明について、図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す構造断面図、第2
図は、炉芯管ところ列の関係を示す斜視図、第3図は、
本発明による抵抗線加熱炉に炉芯管を挿入する状態を表
す構造断面図を表している。断熱材1内周に抵抗線2を
円柱状に配置し、断熱材1内周下方に、炉芯管3をうけ
るべくころ列5を配置する。ころ列5は、第2図にみら
れるように、ころガイド6を炉芯管3長軸方向に並行に
設置し、このころガイド6に直交するべく回転軸7を設
け、この回転軸7を中心としてころ8を回転可能に設置
する。炉芯管3の挿入は、第3図に表されるように、こ
ろ列5の上に炉芯管3をのせ、スライドさせて実施す
る。
図は、炉芯管ところ列の関係を示す斜視図、第3図は、
本発明による抵抗線加熱炉に炉芯管を挿入する状態を表
す構造断面図を表している。断熱材1内周に抵抗線2を
円柱状に配置し、断熱材1内周下方に、炉芯管3をうけ
るべくころ列5を配置する。ころ列5は、第2図にみら
れるように、ころガイド6を炉芯管3長軸方向に並行に
設置し、このころガイド6に直交するべく回転軸7を設
け、この回転軸7を中心としてころ8を回転可能に設置
する。炉芯管3の挿入は、第3図に表されるように、こ
ろ列5の上に炉芯管3をのせ、スライドさせて実施す
る。
以上説明したように、本発明によれば、炉芯管挿入方
向に略平行に、前記挿入方向に略直交する回転軸を持
つ、回転面が前記炉芯管接触面に略直行するべく設置さ
せた少なくとも一つのころ列を有する構造及び方式を採
用しているため、炉芯管挿入時に炉芯管と抵抗線加熱炉
との摺動を最小限に食い止め、塵埃の発生を極力抑える
ことが出来、従来のこの種の抵抗線加熱炉に比較し、よ
り清浄な状態でウェハーの熱処理を実施することが可能
な抵抗線加熱炉を提供することができる。
向に略平行に、前記挿入方向に略直交する回転軸を持
つ、回転面が前記炉芯管接触面に略直行するべく設置さ
せた少なくとも一つのころ列を有する構造及び方式を採
用しているため、炉芯管挿入時に炉芯管と抵抗線加熱炉
との摺動を最小限に食い止め、塵埃の発生を極力抑える
ことが出来、従来のこの種の抵抗線加熱炉に比較し、よ
り清浄な状態でウェハーの熱処理を実施することが可能
な抵抗線加熱炉を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す構造断面図、第2図
は、該一実施例の炉芯管と、ころ列の関係を示す斜視
図、第3図は、該一実施例の抵抗線加熱炉に炉芯管を挿
入する状態を表す構造断面図、第4図は、従来の抵抗線
加熱炉の構造断面図である。 1……断熱材、2……抵抗線、3……炉芯管、4……炉
芯管ガイド、5……ころ列、6……ころガイド、7……
回転軸、8……ころ。
は、該一実施例の炉芯管と、ころ列の関係を示す斜視
図、第3図は、該一実施例の抵抗線加熱炉に炉芯管を挿
入する状態を表す構造断面図、第4図は、従来の抵抗線
加熱炉の構造断面図である。 1……断熱材、2……抵抗線、3……炉芯管、4……炉
芯管ガイド、5……ころ列、6……ころガイド、7……
回転軸、8……ころ。
Claims (1)
- 【請求項1】中空の断熱材の内周部に抵抗線を持ち、前
記抵抗線で囲まれた空間内部に炉芯管を挿入する抵抗線
加熱炉において、前記抵抗線は前記炉心管挿入方向に略
平行に配線され、前記断熱材の内周の前記抵抗線間に、
前記抵抗線よりも突出し、前記炉心管挿入方向に略直交
する回転軸を持つころを、前記炉心管挿入方向に複数配
列したころ列を少なくとも一つ有することを特徴とする
抵抗線加熱炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63291612A JP2730102B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 抵抗線加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63291612A JP2730102B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 抵抗線加熱炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02137317A JPH02137317A (ja) | 1990-05-25 |
JP2730102B2 true JP2730102B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=17771204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63291612A Expired - Lifetime JP2730102B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 抵抗線加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730102B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5785238A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-27 | Seiko Epson Corp | Reaction tube |
JPS5831282A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-23 | 株式会社日立製作所 | 電気炉 |
JPS5844834U (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-25 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 半導体製造装置 |
JPS6092827U (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-25 | 富士通株式会社 | 熱処理炉 |
JPS6164130A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-02 | Toshiba Corp | 熱処理炉 |
JPS62144333A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-27 | Teru Saamuko Kk | 加熱装置 |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP63291612A patent/JP2730102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02137317A (ja) | 1990-05-25 |
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