JP2729974B2 - 樹脂供給装置 - Google Patents

樹脂供給装置

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JP2729974B2
JP2729974B2 JP4297964A JP29796492A JP2729974B2 JP 2729974 B2 JP2729974 B2 JP 2729974B2 JP 4297964 A JP4297964 A JP 4297964A JP 29796492 A JP29796492 A JP 29796492A JP 2729974 B2 JP2729974 B2 JP 2729974B2
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resin tank
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行成 白子
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、線条体、例えば光フ
ァイバに樹脂をコーティングする被覆装置に対し、前記
樹脂の供給を行う樹脂供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】母線から線引きされた後の線条体に所定
の樹脂をコーティングするため、例えば図2に示すよう
な樹脂供給装置が開発されている。即ち、この樹脂供給
装置は、加圧されたタンク100内に樹脂を収容した一
対の樹脂タンク102,103と、これらの樹脂タンク
102,103と被覆装置104とをつなぐためにT字
管105を介し連結管106と接続された一対の副連結
管107,108と、これらの副連結管107,108
の主連結管106との連通を図る二方弁107A,10
8Aとを備えている。
【0003】そして、この樹脂供給装置は、一方の樹脂
タンク102側の樹脂の残量が零に近づくと、他方の樹
脂タンク103側と交換させるため、一方の二方弁10
7Aを閉じると共に他方の二方弁108Aを開くように
なっている。また、この樹脂タンクの交換の際には、新
しく樹脂供給しようとする方のタンク100内の圧力を
高めると共に、副連結管108の途中に分岐する管10
8Bに設けた二方弁108Cを開き、エアー排気口10
8Dからエアーを押出して副連結管108内のエアーを
排除させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
樹脂供給装置では、高圧力で押出される樹脂により、副
連結管108内のエアーをエアー排出口108Cから押
出す際に、図2において副連結管108内の一部Sのエ
アーは脱気できずに主連結管106の方に送り出されて
しまう。
【0005】この結果、被覆装置104には樹脂の供給
が一部途絶えることがあり、線条体に一部コーティング
されずに被覆むらが発生する等不都合を生じ、特に長尺
な線条体では使用することができずに問題となってい
る。そこで、この発明は、上記した問題点に鑑み、被覆
装置に樹脂を連続供給させることができ、長尺化した線
条体へのコーティングが可能な樹脂供給装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、樹脂
が貯蔵された第1,第2の樹脂タンクと、その樹脂を線
条体にコーティングさせる被覆装置とを備え、前記第
1,第2の樹脂タンクから樹脂を交互に被覆装置へ供給
させる樹脂供給装置であって、T字管に設けた3個の出
入口のうちの1個の出入口と前記被覆装置との間を第1
の管で連結すると共に、前記T字管の残りの2個の出入
口と前記樹脂タンクとの間を夫々別個に第2,第3の管
で連結し、かつ、これら第2,第3の管の途中に、それ
ぞれ入口,出口及び排気口を有する第1,第2の三方弁
の各入口,出口を接続し、第1の樹脂タンクから第2の
樹脂タンクへの交換時には第2の樹脂タンク側を加圧排
気し、次いで第2の樹脂タンク側の三方弁の入口と出口
とを連通させた後に、第1の樹脂タンク側の三方弁の入
口と排気口とを連通させるべく、前記三方弁の切替えを
行うように構成したものである。
【0007】
【作用】この発明の樹脂供給装置は、樹脂タンクの一方
が空に近づくと、他方の樹脂タンクに切替えるため、ま
ずそのこれから供給しようとする樹脂タンク側を加圧さ
せて三方弁からエアー排気口まで樹脂が送り出されてい
ることを確認したのちその三方弁を操作して、新しい樹
脂タンク側の副連結管をT字管及び主連結管と連通させ
る。また、これと略同時に今まで樹脂を供給していた方
の樹脂タンク内の圧力を下げると共に、三方弁を切替え
操作して主連結管側との間の通路を閉じる。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明に係る樹脂供給
装置を示すものであり、この樹脂供給装置は、樹脂タン
ク1,2と、各樹脂タンク1,2から被覆装置3へ樹脂
4を送り込む流路を形成する主管(第1の管)5、T字
管6及び副管7,8と、各副管7,8に設けた三方弁
9,10とから構成されている。
【0009】なお、図中符号11は線条体である例えば
光ファイバ、12はその線条体11にコーティングを行
う際に被覆装置3から最初にエアー抜きを行う際に使用
する二方弁を示すものである。樹脂タンク(第1の樹脂
タンク)1は、従来と同様に加圧タンク13A内に容器
13Bを収容した構成となっており、図示外のポンプに
よって加圧タンク13A内を高圧状態とし、容器13B
から樹脂4を供給するようになっている。なお、樹脂タ
ンク(第2の樹脂タンク)2も樹脂タンク1と同様の構
成となっており、例えば樹脂タンク1から樹脂を供給し
ているときには、加圧タンク14A内は加圧せぬように
なっている。
【0010】副管(第2の管)7は、樹脂タンク1側と
T字管6とを連結するものであり、樹脂タンク1の加圧
タンク13Aと三方弁9とを連結する第1副管7Aと、
三方弁9とT字管6とを連結する第2副管7Bとから構
成されている。なお、副管(第3の管)8もこれと同様
に第1,第2副管8A,8Bから構成されている。
【0011】三方弁9は、3つの口のうち何れか2つの
口を開いたときに残りの1つの口が閉じるようになって
いるものであり、3つの口を有する基体9Aと、この基
体9Aの中央に回転可能に嵌合された切替体9Bとから
構成されており、基体9Aの各口が第1,第2副管7
A,7Bの各一端及びエアー排気口7Cに通じる排気管
7Dと夫々接続されている。切替体9Bは、内部に連通
孔を有しており、図示外の適宜の手段によって90度回
転させることにより、樹脂タンク1側を、主管5又はエ
アー排気口7C側の何れか一方と通じるようになってい
る。なお、他方の三方弁10も、同様の構成となってお
り、図1に示す如く主管5と樹脂タンク1との間が連通
しているときには、エアー排気口8Cと樹脂タンク2と
の間が連通するようになっている。
【0012】次に、この実施例に係る樹脂タンクの交換
方法について説明する。 例えば、一方の樹脂タンク1側の樹脂4の残量が少な
くなってきたら、その樹脂4がまだ供給されている間
に、他方の樹脂タンク2側の加圧タンク14A内の圧力
を一定に高める。なお、このとき三方弁10は、樹脂タ
ンク2側とエアー排気口8C側とを連通させておくが、
この状態のときには、第2副管8B内には樹脂4で満た
されており、エアーは全く混入されていない。 加圧タンク14A内の圧力により樹脂4が第1副管8
A内に送り出されるため、その第1副管8A内に残存し
ていたエアーがエアー排気口8Cから押し出される。
【0013】そこで、三方弁10の切替体10Bを切
替操作し、つまり図1において反時計回りにおよそ90
度回動させる。このとき、樹脂タンク1側の圧力を下げ
ると共に、三方弁9を同方向におよそ90度回動させ
る。 これにより、樹脂タンク1からの樹脂供給に引き続
き、新しく樹脂タンク2側から途中にエアーが入り込む
ことなく連続供給されていく。 樹脂タンク2側から樹脂が完全に供給されるようにな
ったら、切替体9Bを切替操作し、樹脂タンク1側から
の樹脂供給を停止させる。 樹脂タンク1の減圧後、タンク内に樹脂を補充する。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る樹脂供給装置によれば、三方弁を適宜切替えて操作す
ることにより、新しく供給する樹脂タンクから副管内に
樹脂を送り出すのと同時にその副管内に残存していたエ
アーが全て排気できるので、樹脂タンクの交換に伴うエ
アーの混入が一掃でき、樹脂の半永久的な連続供給が可
能となるため、被覆すべき線条体の長尺化に合せたコー
ティング作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る樹脂供給装置を示す概略構成
図。
【図2】従来型の樹脂供給装置を示す概略構成図。
【符号の説明】
1,2 樹脂タンク(第1,第2の樹脂タンク) 3 被覆装置 4 樹脂 5 主管(第1の管) 6 T字管 7,8 副管(第2,第3の管) 9,10 三方弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂が貯蔵された第1,第2の樹脂タン
    ク(1,2)と、その樹脂(4)を線条体(1)にコー
    ティングさせる被覆装置(3)とを備え、前記第1,第
    2の樹脂タンク(1,2)から樹脂(4)を交互に被覆
    装置(3)へ供給させる樹脂供給装置であって、 T字管(6)に設けた3個の出入口のうちの1個の出入
    口と前記被覆装置との間を第1の管(5)で連結すると
    共に、 前記T字管(6)の残りの2個の出入口と前記樹脂タン
    ク(1,2)との間を夫々別個に第2,第3の管(7,
    8)で連結し、かつ、 これら第2,第3の管(7,8)の途中に、それぞれ入
    口,出口及び排気口を有する第1,第2の三方弁(9,
    10)の各入口,出口を接続し、 第1の樹脂タンク(1)から第2の樹脂タンク(2)へ
    の交換時には第2の樹脂タンク(2)側を加圧排気し、
    次いで第2の樹脂タンク(2)側の三方弁(10)の入
    口と出口とを連通させた後に、第1の樹脂タンク(1)
    側の三方弁(9)の入口と排気口とを連通させるべく、
    前記三方弁(9,10)の切替えを行うように構成した
    ことを特徴とする樹脂供給装置。
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