JP2729959B2 - カセットの製造法 - Google Patents

カセットの製造法

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博之 有岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオ、ビデオ又はフロッピィ等のテ
ープ又はディスクの情報記録坦体を内装したテープカセ
ット又はディスクカートリッジのカセットの製造法に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般に情報記録坦体としてのテープやディスクは、取
扱上ゴミやほこりがついたり傷がつかないようにケース
を用いたカセット方式又はカートリッジ方式を採用し、
ケース内に収納されて製品化されている。そしてこのケ
ースでは、その表面に製品表示として、ラベル貼付や印
刷の二次的加工手段で、製品の種別や品質保証その他の
表示が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来のカセットでは、ラベル貼付や印刷の二次的
加工手段を必要とするために、デザイン的に制約が生じ
たり、体裁が悪くなる場合があり、加工が煩雑でコスト
高になるとともに、ラベルを貼り変えた偽造品の発生や
模造品の流通を防止することができず問題があった。
本発明は、これら従来の欠点を容易に排除しようとす
るもので、従来の表示方式であるラベル貼付や印刷の二
次的加工手段を必要とせずに、一次的なカセット成形時
に品質保証やその他の表示を可能とし、カセットとして
のデザインの自由度及び趣味感を大幅に増加させるとと
もに、体裁良好で審美感を著しく向上できるカセット
を、構成簡単で安価に製造できる、カセットの製造法を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による第1のカセットの製造法は、テープ又は
ディスクの記録担体を収納したケースに透明又は半透明
の可視部を設け、前記可視部の内壁面又は前記ケースに
内装されて前記可視部から目視可能なシート、ライナ若
しくはハブなどのケース内部構造物の表面に、模様、形
状又は図形を表示する回折格子縞を形成したカセットの
製造法であって、前記模様、形状又は図形のイメージデ
ータを、X、Y座標系のデジタルデータに変換し、前記
デジタルデータをROMに記憶し、フォトレジスト膜を設
けたガラス基板をターンテーブルに載置して前記ターン
テーブルを回転させ、前記ROMの前記デジタルデータに
基づいて、かつ前記ターンテーブルの回転速度に同期さ
せてレーザービームのON−OFFを制御し、前記レーザー
ビームを前記フォトレジスト膜に照射して前記フォトレ
ジスト膜をレーザーカッティングする露光処理を行い、
このフォトレジスト膜を現像及び表面導電処理して前記
フォトレジスト膜に前記回折格子縞を形成し、さらにこ
の回折格子縞を転写したスタンパを製作し、このスタン
パを成形金型のキャビティ内に装着し、前記キャビティ
内に前記可視部又は前記ケース内部構造物となる合成樹
脂材料を充填して、前記可視部の内壁面又は前記ケース
内部構造物の表面に、前記回折格子縞を転写することを
特徴とする。
また、本発明による第2のカセットの製造法は、テー
プ又はディスクの記録担体を収納したケースに透明又は
半透明の可視部を設け、前記可視部の内壁面又は前記ケ
ースに内装されて前記可視部から目視可能なシート、ラ
イナ若しくはハブなどのケース内部構造物の表面に、模
様、形状又は図形を表示する回折格子縞を形成したカセ
ットの製造法であって、フォトレジスト膜を設けたガラ
ス基板をターンテーブルに載置して前記ターンテーブル
を回転させるとともに、レーザービームを前記フォトレ
ジスト膜に照射してスパイラル状又は同心円状に前記フ
ォトレジスト膜をレーザーカッティングする露光処理を
行い、前記模様、形状又は図形などの情報を付与したフ
ィルムを介して、キセノン又はハロゲンなどの光源から
前記フォトレジスト膜に投光して前記フォトレジスト膜
を再露光し、前記フォトレジスト膜に前記情報を形成
し、このフォトレジスト膜を現像及び表面導電処理して
前記フォトレジスト膜に前記回折格子縞を形成し、さら
にこの回折格子縞を転写したスタンパを製作し、このス
タンパを成形金型のキャビティ内に装着し、前記キャビ
ティ中に前記可視部又は前記ケース内部構造物となる合
成樹脂材料を充填して、前記可視部の内壁面又は前記ケ
ース内部構造物の表面に、前記回折格子縞を転写するこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明の第1のカセットの製造法では、写真、デザイ
ン、図形その他のイメージをスキャナー又はデジタイザ
等で読み取り、このイメージデータを、X、Y座標系の
デジタルデータに変換し、X、Y座標上の0、1のデー
タをROMライタによってROMに記憶する。そして、このRO
Mをカッティングマシンに実装し、ターンテーブルによ
って回転されるガラス基板上のフォトレジスト膜をレー
ザーカッティングする露光処理を行う。ここで、レーザ
ーカッティングは、ROMのデジタルデータに基づき、か
つターンテーブルの回転速度に同期させてレーザービー
ムのON−OFFを制御し、レーザービームをフォトレジス
ト膜に照射する。例えば、ROMのデジタルデータの横方
向(X方向)のデータを一列ずつ読み出して、レーザー
ビームのON−OFFを行う。そして、フォトレジスト膜を
現像及び表面導電処理して回折格子縞を形成し、0.2〜
0.4mmの厚みにニッケルメッキする電鋳工程、及び裏面
研磨と表面洗浄による表面処理工程を経て回折格子縞を
転写したスタンパ(原盤)を製作する。このスタンパを
プレート治具を介して成形金型のキャビティ内に装着
し、そのキャビティ内に合成樹脂材料を充填して、ケー
スの可視部の内壁面又はケース内部構造物の表面に、回
折光により色調変化を生ずる回折格子縞を転写する。
また、本発明の第2のカセットの製造法では、ターン
テーブルによって回転されるガラス基板上のフォトレジ
スト膜を、レーザービームの照射により、スパイラル状
又は同心円状にレーザーカッティングする。続いて、模
様、形状又は図形などの情報を付与したフィルムを介し
て、キセノン又はハロゲンなどの光源によってフォトレ
ジスト膜を再露光し、フォトレジスト膜に前記情報を形
成する。その後は、上記第1のカセットの製造法と同様
に、フォトレジスト膜の現像及び表面導電処理、回折格
子縞を転写したスタンパの製作、スタンパの成形金型へ
の装着、並びにその成形金型への合成樹脂材料の充填の
工程を経て、ケースの可視部の内壁面又はケース内部構
造物の表面に、回折格子縞を転写する。
以上により、一部に虹模様の回折格子縞を有するカセ
ットを容易に製造することができ、カセットの模造を防
止するとともに審美感を大幅に向上させ、商品価値を高
めることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1〜6図で磁気テープを収納した
オーディオテープカセットの例について説明すると、本
発明は、記録坦体(磁気テープ)1を収納したケース2
に透明又は半透明の可視部3を設けたカセットにおい
て、該可視部3の内壁面に、回折光により色調変化を生
ずる回折格子縞4を設けたカセットの製造法である。
すなわち、可視部3の内壁面に形成する回折格子縞4
の模様、形状又は図形のイメージデータを、X、Y座標
系のデジタルデータに変換し、前記デジタルデータをRO
Mに記憶し、フォトレジスト膜を設けたガラス基板をタ
ーンテーブルに載置して前記ターンテーブルを回転さ
せ、前記ROMの前記デジタルデータに基づき、かつ前記
ターンテーブルの回転速度に同期させてレーザービーム
のON−OFFを制御し、前記レーザービームを前記フォト
レジスト膜に照射して前記フォトレジスト膜をレーザー
カッティングする露光処理を行い、このフォトレジスト
膜を現像及び表面導電処理して前記フォトレジスト膜に
前記回折格子縞を形成し、さらにこの回折格子縞を転写
したスタンパを製作し、このスタンパを成形金型のキャ
ビティ内に装着し、前記キャビティ内に可視部3となる
合成樹脂材料を充填して、可視部3の内壁面に、回折格
子縞4を転写するものである。
ここで、イメージデータの処理にはパーソナルコンピ
ュータを用いる。また、レーザーカッティング装置に
は、ガラス基板上に塗着したフォトレジスト膜をレーザ
ーカッティング(信号記録)する露光処理を行うための
レーザー光源と、信号に応じてレーザー光を変調するた
めの光変調器と、光変調器に信号を送信するための信号
処理系と、レーザー光を集光しガラス基板上のフォトレ
ジスト膜に常に焦点を結ばせるための光学系と、フォー
カスサーボ系及びガラス基板を回転させるためのターン
テーブルと、さらにこのターンテーブルと光学系をラジ
アル方向に相対的に変化させるためにターンテーブルま
たは光学系を連続もしくは断続的に移動させる送り機構
からなるものが用いられる。
さらに、信号記録のためのレーザー光源には、アルゴ
ンイオンレーザー(発振波長、457.9nm)が用いられ
る。
また、前記光変調器は、電圧変化の形で与えられる記
録信号を光の振幅(強度)に変換するために用いられ、
印加電圧によって屈折率が変化する電気光学素子を使用
する電気光学効果(E/O)変調器、又は圧電素子により
媒体中に超音波(疎密波)を発生させ、これを回折格子
として利用する音響光学効果(A/O)変調器、のいずれ
かを選んで用いる。
マスターとなるガラス基板13は、酸化セリウムを用い
て研磨して精密洗浄したものに第5図Aに示すようにフ
ォトレジスト膜14(約1600Å)を密着補強剤を介し、又
は介さないで均一に塗着したものである。そして、アル
ゴンイオンレーザーを用いて、前記ROMのデジタルデー
タに基づいてレーザービームをON−OFFし、このレーザ
ービームをフォトレジスト膜に照射してレーザーカッテ
ィング(第5図B)し、現像液で現像する(第5図
C)。次に、Ni電鋳のために1000Åの厚みの金属膜15を
つける表面導電処理をし(第5図D)、0.2〜0.5mm好ま
しくは0.3mmの厚みのNiメッキ層16を設けるNi電鋳加工
(第5図E)をしたのち、剥離し(第5図F)、さらに
成形金型に取付けるために任意の形状にプレスで打抜き
(第5図G)、裏面粗さを0.95μm程度に研磨して、さ
らに表面をイソプロピルアルコールで洗浄し、離型性を
良好にする表面処理して、スタンパ17が製作される(第
5図H)。
このスタンパ17は、第6図に示すように、カセットハ
ーフケース成形用金型のコア18に嵌装される駒などのプ
レート治具19に定着して、可視部3に対応する部分に対
設させる。そして、キャビティ内に合成樹脂材料20を充
填して、可視部3の成形と同時に回折格子縞4を可視部
3に転写する。
なお、第7図に示すように、ROMのデジタルデータに
基づいてレーザーカッティングする方法に代えて、再露
光処理によりスタンパ17を製作してもよい。すなわち、
ガラス基板13上のフォトレジスト膜14に、スパイラル状
又は同心円状にレーザービームを照射して連続グルーブ
をレーザーカッティング(露光処理)し(第7図A〜
C)、その後、文字又は画像22などの情報を付与したフ
ィルム23を介して、キセノン又はハロゲンなどの光源か
らの投光によりフォトレジスト膜14を再露光して、フォ
トレジスト膜14に前記情報を形成する(第7図C′)。
続いてこれを現像し(第7図D)、その後は、第5図D
〜Hと同様に処理して(第7図E〜I)、スタンパ17を
製作することもできる。
また、前記スタンパ17を成形金型のプレート治具19に
定着するには、両面接着シートを介したり、マグネット
で吸着することによって剥がしたり繰り返し使用でき、
かつ容易にクリーニングできるようにしてもよく、さら
にはポーラス焼結合金を用いて吸引定着させてもよい。
いずれにしても、成形金型の一部として容易に金型に取
付けることができるようにすれば、回折格子縞4を形成
したカセットを効率良く製造することができる。
なお、ケース2は、上ケース21と下ケース22とからな
り、ケース2に形成された一対のハブ穴12の周壁部にそ
れぞれ嵌合するハブ6が回転自在に内装され磁気テープ
の記録坦体1を巻装するようになっている。また、図中
7はローラ、8はガイドピン、9はガイドリブである。
回折格子縞4としては、ピッチ0.5〜5μm好ましく
は1.6〜2.5μmで、深さ200〜3,000Å好ましくは600〜
1,200Åに形成して虹模様を具現化できるようにしてあ
るが、これらはケースの内面に対して垂直な軸線に沿っ
て突出(例えば0.07μm突出)する突起と、くぼみとに
よって与えられる。即ち、等間隔(1.6μm)に細い溝
を多数密接して設け、例えば0.32mmの範囲に200本程度
設けて回折格子縞4とし、この溝の間がそれぞれスリッ
トとなり、各スリットを通った光が回折、干渉して分解
能のよいスペクトルを作り、回折格子縞4を通った光に
強弱をつけて、この干渉の結果、虹模様などの光学的効
果を得る。さらに、回折格子縞4を湾曲線又はリング状
の縞に形成して虹模様効果をさらに高めることもでき
る。
なお、上記実施例では、ケース2の可視部3の内壁面
に回折格子縞4を形成した例を示したが、ケース2の可
視部3から目視可能なケース内部構造物、例えばシート
5、ライナ又はハブ6の表面に、それらの成形時に同時
に回折格子縞4を形成することもできる。
さらには、テープカセットのケース2に限らず、ビデ
オカセットのケースにも同様に適用することができ、例
えばビデオカセットのケースの可視部の内壁面やこの可
視部から目視可能なリールフランジ等のケース内部構造
物の表面に回折格子縞4を設けることができる。
また、回折格子縞4は、一般的なケース、例えばテー
プカセット収納用の包装容器に附加することができる。
さらには、回折格子縞4によって表現される虹模様にバ
リエーションをつけるために、模様、文字、図柄又は記
号などのキャラクターやデザインを、回折格子縞4のあ
る部分とない部分とから構成することもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来の表示方式であるラベル貼付や
印刷の二次的加工手段を必要とせずに、一次的なカセッ
トの成形時に、可視部の内壁面又は可視部から目視可能
なケース内部構造物の表面に回折格子縞を形成し、この
回折格子縞により品質保証やその他の表示が可能である
ので、カセットとしてのデザインの自由度を大幅に増加
させると共に、体裁良好で審美感を著しく向上できる。
しかも、ケースの可視部又はケース内部構造物の成形時
に同時に形成されるために大幅なコストダウンが可能で
ある。また、回折格子縞がカセット内に存在するので、
取扱時に回折格子縞が損傷又は摩耗したり、埃等で回折
格子縞の溝が詰まったりすることなく、長期使用によっ
ても回折格子縞の色調を劣化させずに維持することがで
き、美麗で趣味感良好なカセットとして商品価値を高め
ることができる。さらに、模造品発生予防にも役立つ表
示を付加したカセットを極めて容易に低コストで大量生
産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はケース内部を示す平面図、第2図は第1図I−
I線の拡大縦断面図、第3図は分離状態の斜面図、第4
図は他の実施例の分離状態斜面図、第5図はスタンパの
製作工程図、第6図は複製工程の一部の縦断面図、第7
図は他の実施例のスタンパの製作工程図である。 1……記録坦体、2……ケース、3……可視部、4……
回折格子縞、5……シート、6……ハブ、13……ガラス
基板、14……フォトレジスト膜、15……金属膜、16……
メッキ層、17……スタンパ、18……コア、19……プレー
ト治具、20……合成樹脂材料、22……画像、23……フィ
ルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 陽一 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (72)発明者 有岡 博之 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (72)発明者 高畑 広彰 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ又はディスクの記録担体を収納した
    ケースに透明又は半透明の可視部を設け、前記可視部の
    内壁面又は前記ケースに内装されて前記可視部から目視
    可能なシート、ライナ若しくはハブなどのケース内部構
    造物の表面に、模様、形状又は図形を表示する回折格子
    縞を形成したカセットの製造法であって、 前記模様、形状又は図形のイメージデータを、X、Y座
    標系のデジタルデータに変換し、前記デジタルデータを
    ROMに記憶し、 フォトレジスト膜を設けたガラス基板をターンテーブル
    に載置して前記ターンテーブルを回転させ、 前記ROMの前記デジタルデータに基づいて、かつ前記タ
    ーンテーブルの回転速度に同期させてレーザービームの
    ON−OFFを制御し、前記レーザービームを前記フォトレ
    ジスト膜に照射して前記フォトレジスト膜をレーザーカ
    ッティングする露光処理を行い、 このフォトレジスト膜を現像及び表面導電処理して前記
    フォトレジスト膜に前記回折格子縞を形成し、さらにこ
    の回折格子縞を転写したスタンパを製作し、 このスタンパを成形金型のキャビティ内に装着し、前記
    キャビティ内に前記可視部又は前記ケース内部構造物と
    なる合成樹脂材料を充填して、前記可視部の内壁面又は
    前記ケース内部構造物の表面に、前記回折格子縞を転写
    することを特徴とするカセットの製造法。
  2. 【請求項2】テープ又はディスクの記録担体を収納した
    ケースに透明又は半透明の可視部を設け、前記可視部の
    内壁面又は前記ケースに内装されて前記可視部から目視
    可能なシート、ライナ若しくはハブなどのケース内部構
    造物の表面に、模様、形状又は図形を表示する回折格子
    縞を形成したカセットの製造法であって、 フォトレジスト膜を設けたガラス基板をターンテーブル
    に載置して前記ターンテーブルを回転させるとともに、
    レーザービームを前記フォトレジスト膜に照射してスパ
    イラル状又は同心円状に前記フォトレジスト膜をレーザ
    ーカッティングする露光処理を行い、 前記模様、形状又は図形などの情報を付与したフィルム
    を介して、キセノン又はハロゲンなどの光源から前記フ
    ォトレジスト膜に投光して前記フォトレジスト膜を再露
    光し、前記フォトレジスト膜に前記情報を形成し、 このフォトレジスト膜を現像及び表面導電処理して前記
    フォトレジスト膜に前記回折格子縞を形成し、さらにこ
    の回折格子縞を転写したスタンパを製作し、 このスタンパを成形金型のキャビティ内に装着し、前記
    キャビティ中に前記可視部又は前記ケース内部構造物と
    なる合成樹脂材料を充填して、前記可視部の内壁面又は
    前記ケース内部構造物の表面に、前記回折格子縞を転写
    することを特徴とするカセットの製造法。
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