JP2729790B2 - 扁平な材料の加工用打抜き板および対向板 - Google Patents
扁平な材料の加工用打抜き板および対向板Info
- Publication number
- JP2729790B2 JP2729790B2 JP61107833A JP10783386A JP2729790B2 JP 2729790 B2 JP2729790 B2 JP 2729790B2 JP 61107833 A JP61107833 A JP 61107833A JP 10783386 A JP10783386 A JP 10783386A JP 2729790 B2 JP2729790 B2 JP 2729790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- stamped
- facing
- chromium
- punched
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
- C22C38/52—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel with cobalt
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
- C22C38/48—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel with niobium or tantalum
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/24—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with vanadium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
- C22C38/42—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel with copper
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、扁平材料特に紙製品の加工用の打抜き板お
よび対向板に関する。 〔従来の技術〕 打抜き装置の打抜き板および底板は、平削り、フライ
ス削りまたは研削により全面を切削加工され、かつ打抜
き装置にこれらの板を固定しまた切断線を位置ぎめする
ため打抜き装置に合わせた穴および凹所を設けられてい
る。 これらの打抜き板および対向板は高い硬度をもち、面
の平行度および扁平度に対する特別な要求に応じなけれ
ばならない。 打抜き板および対向板用の一次材料として、低合金ま
たは中合金の熱処理鋼または工具鋼例えば45〜53HRcの
硬度をもつDIN50CrM04、材料番号1.7228、AISI4150から
成る硬化(焼入れ)された板が使用される。経験によれ
ば、これらの鋼合金は硬化された状態で高い耐摩耗性を
もつている。 しかしこれらの鋼合金は耐食性がない。表面に湿気膜
が形成され、例えば温度変化の際空気中の湿気が凝縮す
ると、初期段階では点状の薄い茶色がかつた錆被膜が生
ずる。この錆被膜は、加工される紙、厚紙または段ボー
ル紙からなる製品を汚し、したがつて製造開始前に時間
のかかる手入れによりこれを除去せねばならない。この
除去は、被膜の厚さに応じて、ふき取りまたは研削によ
り行なわれる。この浄化のための費用に加えて、例えば
熱帯性気候、海近くの場所、または工具の屋外保管にお
けるような不利な環境条件では、寿命がさらに少なくな
る。 これらの打抜き板では、さらに特別な腐食、しかも容
易に考えられるように打抜き圧力のため板に高い応力が
生ずるので、応力腐食割れも生ずる。 普通のクロム−ニツケルステンレス鋼は、硬度および
圧縮強度が低すぎるので、打抜き板および対向板に使用
することができない。またクロムステンレス鋼は硬化可
能であるが、応力腐食割れを生じ易いので、打抜き板お
よび対向板に使用するのには適さないと判断された。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の課題は、高い機械的応力に耐えかつ腐食にも
耐える合金から成る打抜き板および対向板を提供するこ
とである。 〔課題を解決するための手段〕 この課題を解決するため本発明による打抜き板および
対向板は、重量%で炭素0.01ないし1.10、けい素0.10な
いし1.00、マンガン0.10ないし1.50、クロム11.00ない
し17.50、モリブデン0.05ないし1.50、ニツケル0.10な
いし10.00、鋼0.10ないし4.50、パナジウム0.01ないし
0.50、コバルト0.05ないし1.50、ニオブ0.01ないし0.4
5、チタン0.02ないし1.05、窒素0.03ないし0.10、残部
として鉄および製造上生ずる不純物を含む合金から成つ
ている。 これらの合金成分の割合は、所望の機械的強度(硬
度)をもちかつ腐食(発錆)しない合金を見出すために
行なわれた多くの実験から帰納的に求められたものであ
る。 〔発明の効果〕 驚くべきことに、広範な実験および材料試料により、
11ないし17.5重量%のクロムおよび前述した他の合金成
分をもつ鋼は、高い硬度および高い圧縮強度をもつ打抜
き板および対向板に使用でき、大きい荷重を受ける個所
にも応力腐食割れによる亀裂が生じないことがわかつ
た。すなわち本発明による合金から成る打抜き板および
対向板は、加工性がよいので、多数の凹所および穴を好
都合に形成することもできる。板の硬化(焼入れ)の際
歪み(変形)は極めて少ない。硬度を高い値に設定でき
るので、幅の狭い刃先線による大きい面圧のため板表面
への刻印が行われることもない。板の焼入れされた状態
における材料の圧縮強度および弾性が高い。特に大きい
荷重を受ける範囲例えば刃先線の刃先の下の範囲にも、
長時間使用の際表面に永久凹所は生じない。材料の応力
腐食割れまたは応力による亀裂形成は、最も高い荷重を
受ける区域でも抑制される。本発明による打抜き板およ
び対向板は特別な手段なしに保管可能であり、海の近く
に露出して保管しても錆が生じないので、再び使用する
ことが可能である。例えば紙製品として接着剤層と担体
紙層から成る接着レツテルの打抜きの際、打抜き板に取
付けられる切断工具としての刃にまず接触する上の接着
剤層は完全に打抜かれて切断されるが、担体紙層は刻印
線のみをもち、切断されないように、打抜きを行なわね
ばならない。このような打抜きは、打抜き板および対向
板にわずかな凹凸があつても、最大規模の不良製品を生
ずることが明らかである。なぜならば、このような打抜
きは全体にわたつて均一にならないからである。本発明
による打抜き板および対向板によつて、不良製品を生じ
ない打抜きが可能になるのである。 〔実施態様〕 さらに本発明による打抜き板および対向板は、重量%
で炭素0.28ないし1.10、けい素0.20ないし1.00、マンガ
ン0.20ないし1.50、クロム12.00ないし17.00、モリブデ
ン0.07ないし1.50、ニツケル0.10ないし1.00、鋼0.10な
いし4.50、パナジウム0.05ないし0.40、コバルト0.05な
いし1.50、チタン0.02ないし1.05、窒素0.03ないし0.1
0、残部として鉄および製造上生ずる不純物を含む合金
から成つている。このような合金から成る板は焼入れ可
能であり、歪む(変形)傾向が少なく、穏やかに冷却で
きるので、板の焼入れの際における歪みが極めて少な
い。 本発明による別の打抜き板および対向板は、重量%で
炭素0.001ないし0.06、けい素0.20ないし1.00、マンガ
ン0.20ないし1.50、クロム11.00ないし17.50、モリブデ
ン0.05ないし1.50、ニツケル3.00ないし10.00、鋼1.50
ないし4.50、パナジウム0.01ないし0.50、コバルト0.05
ないし1.50、ニオブ0.15ないし0.45、チタン0.02ないし
1.50、窒素0.003ないし0.10、残部として製造上生ずる
不純物を含む合金から成つている。このような合金は、
クロム−ニツケル−銅析出硬化可能な合金であり、比較
的低い温度(480〜620℃)で析出硬化され、徐々に冷却
される。 〔実施例〕 後述の表によるA,B,C,D,E,FおよびGからなる打抜き
板による比較実験、分析および硬度が、1時間あたり70
00行程の自動打抜き装置で行なわれた。ここで鋼A〜C
は本発明による合金組成をもたない比較列としての鋼で
あり、鋼D〜Gは本発明による合金組成をもつ実施例と
しての鋼である。それぞれ430時間後すなわち301万の行
程後、板は打抜き刃の形状に応じて斜光で視覚的に認め
られる軽い圧痕を示したが、これらの圧痕は打抜きの際
における高い圧縮応力および引張り応力によるものであ
る。両方の打抜き板の間に差違は認められなかつた。応
力腐食割れによる腐食損傷も同様に認められなかつた。 表にあげた鋼からなる試料の比較実験が+25℃の平均
温度で人工気候室において行なわれた。雰囲気を水蒸気
で飽和することにより、試料表面の連続的な加湿が行な
われた。 鋼A,BおよびCからなる比較例としての試料は、24時
間後既に表面に少し茶の着色を示した。4週間の実験期
間後、これらの試料は均一な薄い茶の錆被膜を示した。
被膜の除去後これらの試料表面に、虫眼鏡による4倍の
拡大で、表面の局部的腐食が認められた。試料は再加工
なしに打抜き板としてもはや使用不能になる。 鋼D,E,FおよびGからなる実施例としての試料は、人
工気候室内で4週間後も発錆を示さなかつた。
よび対向板に関する。 〔従来の技術〕 打抜き装置の打抜き板および底板は、平削り、フライ
ス削りまたは研削により全面を切削加工され、かつ打抜
き装置にこれらの板を固定しまた切断線を位置ぎめする
ため打抜き装置に合わせた穴および凹所を設けられてい
る。 これらの打抜き板および対向板は高い硬度をもち、面
の平行度および扁平度に対する特別な要求に応じなけれ
ばならない。 打抜き板および対向板用の一次材料として、低合金ま
たは中合金の熱処理鋼または工具鋼例えば45〜53HRcの
硬度をもつDIN50CrM04、材料番号1.7228、AISI4150から
成る硬化(焼入れ)された板が使用される。経験によれ
ば、これらの鋼合金は硬化された状態で高い耐摩耗性を
もつている。 しかしこれらの鋼合金は耐食性がない。表面に湿気膜
が形成され、例えば温度変化の際空気中の湿気が凝縮す
ると、初期段階では点状の薄い茶色がかつた錆被膜が生
ずる。この錆被膜は、加工される紙、厚紙または段ボー
ル紙からなる製品を汚し、したがつて製造開始前に時間
のかかる手入れによりこれを除去せねばならない。この
除去は、被膜の厚さに応じて、ふき取りまたは研削によ
り行なわれる。この浄化のための費用に加えて、例えば
熱帯性気候、海近くの場所、または工具の屋外保管にお
けるような不利な環境条件では、寿命がさらに少なくな
る。 これらの打抜き板では、さらに特別な腐食、しかも容
易に考えられるように打抜き圧力のため板に高い応力が
生ずるので、応力腐食割れも生ずる。 普通のクロム−ニツケルステンレス鋼は、硬度および
圧縮強度が低すぎるので、打抜き板および対向板に使用
することができない。またクロムステンレス鋼は硬化可
能であるが、応力腐食割れを生じ易いので、打抜き板お
よび対向板に使用するのには適さないと判断された。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の課題は、高い機械的応力に耐えかつ腐食にも
耐える合金から成る打抜き板および対向板を提供するこ
とである。 〔課題を解決するための手段〕 この課題を解決するため本発明による打抜き板および
対向板は、重量%で炭素0.01ないし1.10、けい素0.10な
いし1.00、マンガン0.10ないし1.50、クロム11.00ない
し17.50、モリブデン0.05ないし1.50、ニツケル0.10な
いし10.00、鋼0.10ないし4.50、パナジウム0.01ないし
0.50、コバルト0.05ないし1.50、ニオブ0.01ないし0.4
5、チタン0.02ないし1.05、窒素0.03ないし0.10、残部
として鉄および製造上生ずる不純物を含む合金から成つ
ている。 これらの合金成分の割合は、所望の機械的強度(硬
度)をもちかつ腐食(発錆)しない合金を見出すために
行なわれた多くの実験から帰納的に求められたものであ
る。 〔発明の効果〕 驚くべきことに、広範な実験および材料試料により、
11ないし17.5重量%のクロムおよび前述した他の合金成
分をもつ鋼は、高い硬度および高い圧縮強度をもつ打抜
き板および対向板に使用でき、大きい荷重を受ける個所
にも応力腐食割れによる亀裂が生じないことがわかつ
た。すなわち本発明による合金から成る打抜き板および
対向板は、加工性がよいので、多数の凹所および穴を好
都合に形成することもできる。板の硬化(焼入れ)の際
歪み(変形)は極めて少ない。硬度を高い値に設定でき
るので、幅の狭い刃先線による大きい面圧のため板表面
への刻印が行われることもない。板の焼入れされた状態
における材料の圧縮強度および弾性が高い。特に大きい
荷重を受ける範囲例えば刃先線の刃先の下の範囲にも、
長時間使用の際表面に永久凹所は生じない。材料の応力
腐食割れまたは応力による亀裂形成は、最も高い荷重を
受ける区域でも抑制される。本発明による打抜き板およ
び対向板は特別な手段なしに保管可能であり、海の近く
に露出して保管しても錆が生じないので、再び使用する
ことが可能である。例えば紙製品として接着剤層と担体
紙層から成る接着レツテルの打抜きの際、打抜き板に取
付けられる切断工具としての刃にまず接触する上の接着
剤層は完全に打抜かれて切断されるが、担体紙層は刻印
線のみをもち、切断されないように、打抜きを行なわね
ばならない。このような打抜きは、打抜き板および対向
板にわずかな凹凸があつても、最大規模の不良製品を生
ずることが明らかである。なぜならば、このような打抜
きは全体にわたつて均一にならないからである。本発明
による打抜き板および対向板によつて、不良製品を生じ
ない打抜きが可能になるのである。 〔実施態様〕 さらに本発明による打抜き板および対向板は、重量%
で炭素0.28ないし1.10、けい素0.20ないし1.00、マンガ
ン0.20ないし1.50、クロム12.00ないし17.00、モリブデ
ン0.07ないし1.50、ニツケル0.10ないし1.00、鋼0.10な
いし4.50、パナジウム0.05ないし0.40、コバルト0.05な
いし1.50、チタン0.02ないし1.05、窒素0.03ないし0.1
0、残部として鉄および製造上生ずる不純物を含む合金
から成つている。このような合金から成る板は焼入れ可
能であり、歪む(変形)傾向が少なく、穏やかに冷却で
きるので、板の焼入れの際における歪みが極めて少な
い。 本発明による別の打抜き板および対向板は、重量%で
炭素0.001ないし0.06、けい素0.20ないし1.00、マンガ
ン0.20ないし1.50、クロム11.00ないし17.50、モリブデ
ン0.05ないし1.50、ニツケル3.00ないし10.00、鋼1.50
ないし4.50、パナジウム0.01ないし0.50、コバルト0.05
ないし1.50、ニオブ0.15ないし0.45、チタン0.02ないし
1.50、窒素0.003ないし0.10、残部として製造上生ずる
不純物を含む合金から成つている。このような合金は、
クロム−ニツケル−銅析出硬化可能な合金であり、比較
的低い温度(480〜620℃)で析出硬化され、徐々に冷却
される。 〔実施例〕 後述の表によるA,B,C,D,E,FおよびGからなる打抜き
板による比較実験、分析および硬度が、1時間あたり70
00行程の自動打抜き装置で行なわれた。ここで鋼A〜C
は本発明による合金組成をもたない比較列としての鋼で
あり、鋼D〜Gは本発明による合金組成をもつ実施例と
しての鋼である。それぞれ430時間後すなわち301万の行
程後、板は打抜き刃の形状に応じて斜光で視覚的に認め
られる軽い圧痕を示したが、これらの圧痕は打抜きの際
における高い圧縮応力および引張り応力によるものであ
る。両方の打抜き板の間に差違は認められなかつた。応
力腐食割れによる腐食損傷も同様に認められなかつた。 表にあげた鋼からなる試料の比較実験が+25℃の平均
温度で人工気候室において行なわれた。雰囲気を水蒸気
で飽和することにより、試料表面の連続的な加湿が行な
われた。 鋼A,BおよびCからなる比較例としての試料は、24時
間後既に表面に少し茶の着色を示した。4週間の実験期
間後、これらの試料は均一な薄い茶の錆被膜を示した。
被膜の除去後これらの試料表面に、虫眼鏡による4倍の
拡大で、表面の局部的腐食が認められた。試料は再加工
なしに打抜き板としてもはや使用不能になる。 鋼D,E,FおよびGからなる実施例としての試料は、人
工気候室内で4週間後も発錆を示さなかつた。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ハンス・カイゼルフエルト
オーストリア国クリーグラツハ・アルテ
ル・ゾンメル12
(72)発明者 アントン・シユールホーフエル
オーストリア国ランゲンヴアンク・シヨ
ツグルシユトラーセ8
(72)発明者 ヴエルネル・ツエヒネル
オーストリア国カツプフエンベルク・ア
ダルベルト・シユテイフテルーシユトラ
ーセ5
(56)参考文献 特開 昭60−63356(JP,A)
特開 昭59−25924(JP,A)
特開 昭57−73171(JP,A)
特開 昭51−140816(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.打抜き板および対向板が重量%で 炭素 0.01 ないし 1.10 けい素 0.10 ないし 1.00 マンガン 0.10 ないし 1.50 クロム 11.00 ないし17.50 モリブデン 0.05 ないし 1.50 ニツケル 0.10 ないし10.00 銅 0.10 ないし 4.50 バナジウム 0.01 ないし 0.50 コバルト 0.05 ないし 1.50 ニオブ 0.01 ないし 0.45 チタン 0.02 ないし 1.50 窒素 0.003ないし 0.10 残部として鉄および製造上生ずる不純物 を含む合金から成ることを特徴とする、扁平材料の加工
用打抜き板および対向板。 2.打抜き板および対向板が重量%で 炭素 0.28 ないし 1.10 けい素 0.20 ないし 1.00 マンガン 0.20 ないし 1.50 クロム 12.00 ないし17.00 モリブデン 0.07 ないし 1.50 ニツケル 0.10 ないし 1.00 銅 0.10 ないし 4.50 バナジウム 0.05 ないし 0.40 コバルト 0.05 ないし 1.50 ニオブ 0.01 ないし 0.45 チタン 0.02 ないし 1.50 窒素 0.003ないし 0.10 残部として鉄および製造上生ずる不純物 を含む合金から成ることを特徴とする、特許請求の範囲
第1項に記載の打抜き板および対向板。 3.打抜き板および対向板が重量%で 炭素 0.01 ないし 0.06 けい素 0.20 ないし 1.00 マンガン 0.20 ないし 1.50 クロム 11.00 ないし17.50 モリブデン 0.05 ないし 1.50 ニツケル 3.00 ないし10.00 銅 1.50 ないし 4.50 バナジウム 0.01 ないし 0.50 コバルト 0.05 ないし 1.50 ニオブ 0.15 ないし 0.45 チタン 0.02 ないし 1.50 窒素 0.003ないし 0.10 残部として鉄および製造上生ずる不純物 を含む合金から成ることを特徴とする、特許請求の範囲
第1項に記載の打抜き板および対向板。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT1529/85 | 1985-05-21 | ||
AT1529/85A AT392485B (de) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | Werkstoff zur herstellung von stanz- und gegenplatten |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61266554A JPS61266554A (ja) | 1986-11-26 |
JP2729790B2 true JP2729790B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=3515513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61107833A Expired - Lifetime JP2729790B2 (ja) | 1985-05-21 | 1986-05-13 | 扁平な材料の加工用打抜き板および対向板 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4880481A (ja) |
EP (1) | EP0207052B1 (ja) |
JP (1) | JP2729790B2 (ja) |
KR (1) | KR930009982B1 (ja) |
AT (1) | AT392485B (ja) |
CA (1) | CA1279211C (ja) |
DE (1) | DE3673087D1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01268846A (ja) * | 1988-04-20 | 1989-10-26 | Kawasaki Steel Corp | 熱間プレス工具用鋼 |
US5451288A (en) * | 1992-11-05 | 1995-09-19 | Smith; Larry | Heated die punch construction and control device |
AT401387B (de) * | 1994-06-29 | 1996-08-26 | Boehler Ybbstalwerke | Korrosionsbeständige legierung und verfahren zur herstellung korrosionsbeständiger schneidwaren |
AT402224B (de) * | 1994-11-04 | 1997-03-25 | Boehler Edelstahl | Verwendung einer eisenbasislegierung sowie plungerkolben und kolbenring |
DE19924515A1 (de) * | 1999-05-28 | 2000-11-30 | Edelstahl Witten Krefeld Gmbh | Sprühkompaktierter Stahl, Verfahren zu seiner Herstellung und Verbundwerkstoff |
JP2002001593A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-08 | Takeda Chem Ind Ltd | 打錠用杵および臼 |
US8124007B2 (en) * | 2006-02-16 | 2012-02-28 | Stoody Company | Stainless steel weld overlays with enhanced wear resistance |
US7754143B2 (en) * | 2008-04-15 | 2010-07-13 | L. E. Jones Company | Cobalt-rich wear resistant alloy and method of making and use thereof |
DE102011003632A1 (de) * | 2011-02-04 | 2012-08-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Turboverdichterlaufrad und Verfahren zum Herstellen desselben |
CN109536854A (zh) * | 2019-01-09 | 2019-03-29 | 河北五维航电科技股份有限公司 | 一种600℃等级及以下汽轮机叶根垫片的制造方法 |
CN113174533A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-07-27 | 靖江市新万国标准件制造有限公司 | 一种耐腐蚀抗疲劳螺栓用合金钢及浇铸方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3355280A (en) * | 1965-06-25 | 1967-11-28 | Int Nickel Co | High strength, martensitic stainless steel |
US3595643A (en) * | 1965-10-18 | 1971-07-27 | Sandvikens Jernverks Ab | Razor blade of a chromium containing steel |
US3376780A (en) * | 1966-09-19 | 1968-04-09 | Armco Steel Corp | Stainless steel, products and method |
GB1099017A (en) * | 1966-09-21 | 1968-01-10 | Sandvikens Jernverks Ab | Improvements in or relating to razor blades |
SE404029B (sv) * | 1968-05-31 | 1978-09-18 | Uddeholms Ab | Forfarande for framstellning av emnen for tunna eggverktyg av herdat stal |
US3574601A (en) * | 1968-11-27 | 1971-04-13 | Carpenter Technology Corp | Corrosion resistant alloy |
US3582233A (en) * | 1969-04-24 | 1971-06-01 | Worthington Corp | Rotary compressor control system |
AT315886B (de) * | 1969-04-30 | 1974-06-10 | Schoeller Bleckmann Stahlwerke | Stahllegierung für Preßplattenbleche |
SE412606B (sv) * | 1970-06-18 | 1980-03-10 | Uddeholms Ab | Malskiva for skivkvarnar |
JPS51140816A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-04 | Hitachi Metals Ltd | Alloy tool steel |
US4295769A (en) * | 1980-02-28 | 1981-10-20 | Armco Inc. | Copper and nitrogen containing austenitic stainless steel and fastener |
JPS5773171A (en) * | 1980-10-24 | 1982-05-07 | Daido Steel Co Ltd | Tool steel |
JPS5925924A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | Plus Eng Co Ltd | プラスチツク用押出ピン |
US4540424A (en) * | 1983-02-26 | 1985-09-10 | Kubota, Ltd. | Heat-resisting alloy for rolls for glass forming |
AT377785B (de) * | 1983-06-28 | 1985-04-25 | Ver Edelstahlwerke Ag | Chromhaeltige legierung |
JPS6063356A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-11 | Daido Steel Co Ltd | 合金工具鋼 |
-
1985
- 1985-05-21 AT AT1529/85A patent/AT392485B/de not_active IP Right Cessation
-
1986
- 1986-05-13 JP JP61107833A patent/JP2729790B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-14 DE DE8686890138T patent/DE3673087D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-14 EP EP86890138A patent/EP0207052B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-15 KR KR1019860003786A patent/KR930009982B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1986-05-20 CA CA000509481A patent/CA1279211C/en not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-03-11 US US07/167,018 patent/US4880481A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3673087D1 (de) | 1990-09-06 |
EP0207052A1 (de) | 1986-12-30 |
AT392485B (de) | 1991-04-10 |
EP0207052B1 (de) | 1990-08-01 |
JPS61266554A (ja) | 1986-11-26 |
CA1279211C (en) | 1991-01-22 |
KR860009153A (ko) | 1986-12-20 |
US4880481A (en) | 1989-11-14 |
KR930009982B1 (ko) | 1993-10-13 |
ATA152985A (de) | 1990-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2729790B2 (ja) | 扁平な材料の加工用打抜き板および対向板 | |
KR102114022B1 (ko) | 마텐자이트계 스테인리스 강박 및 그 제조 방법 | |
CN102387873A (zh) | 钛板及钛板的制造方法 | |
KR20190030754A (ko) | 메탈 마스크용 소재 및 그 제조 방법 | |
KR20150119301A (ko) | 티타늄판 | |
JP2013011013A (ja) | プレス成形性と強度のバランス、及び耐食性に優れた純チタン板、並びにその製造方法 | |
JP2012062499A (ja) | 電子部品用銅又は銅合金圧延箔及びその製造方法 | |
US3281287A (en) | Corrosion resistant edge tool and method of making the same | |
JP5679580B2 (ja) | 圧延銅箔 | |
CN1114712C (zh) | 电子枪电极用铁-铬-镍系合金材料 | |
CN1105193C (zh) | 电子枪电极用Fe-Cr-Ni类合金板和Fe-Cr-Ni类合金 | |
JP2019137893A (ja) | ステンレスクラッド鋼板及びその製造方法、並びに刃物 | |
WO2018176905A1 (zh) | 一种高硬度精密蚀刻刀模 | |
JPS60255953A (ja) | 打抜性の良好なるFe−Ni系封着合金 | |
JP2017031460A (ja) | チタン板 | |
KR20190019165A (ko) | 티타늄판 및 그 제조 방법 | |
JP5683432B2 (ja) | 圧延銅箔 | |
RU1746730C (ru) | Сплав на основе титана | |
JPH0319339Y2 (ja) | ||
JP5290882B2 (ja) | 磁気ディスク用ブランク材およびその製造方法 | |
Tamada | Long Term Performance of Low Alloy Steels in the Atmosphere | |
WO2021157465A1 (ja) | 二相ステンレスクラッド鋼およびその製造方法 | |
WO2021157466A1 (ja) | 二相ステンレスクラッド鋼およびその製造方法 | |
JPH067951B2 (ja) | 打抜加工性のすぐれたフエライト系ステンレス薄板の製造方法 | |
JP2022022779A (ja) | せん断刃、せん断金型、金属板のせん断加工方法、及びプレス部品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |