JP2729181B2 - エレベータのドア装置 - Google Patents

エレベータのドア装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータのドア装置に
係り、特に製品寿命を長期間維持することのできるエレ
ベータのドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、例えば実開昭61−14
2772号公報の第1図にあるように、ドアに作用する
外力に対して、常に反力を受けながら開閉するような構
造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、外力を受けたときドアがわん曲し、ドア開閉
時に異常音が発生したり、部品の摩耗が起きるために部
品の寿命が短くなり、定期的に部品交換をする必要があ
った。
【0004】本発明の目的は、外力によるドアの出入口
方向の変形を防ぎ、ドア取付部品の破損を防止してメン
テナンスを向上させ、製品寿命を長期間維持できるエレ
ベータのドア装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、エレベータの出入り口上部に設けたドアレ
ールと、前記ドアレールの上部をハンガーローラによっ
て転動案内するドアハンガーと、前記ドアハンガーに懸
架され、下端を敷居に係合案内されるドアと、前記ドア
レールを取り付けるハンガーケースとからなるエレベー
タのドア装置において、前記ドアハンガーに、前記ドア
の出入口方向の変形を前記ハンガーケースで受けるスト
ッパが設けられていることを特徴とするものである
【0006】
【作用】上記構成によれば、ドアに出入口方向の外力が
作用した場合に、この反力を受けるストッパをドアハン
ガーに設けたので、この反力をハンガーケースで受ける
ことでドアに取り付けた部品が、ドアの変形にともなっ
て異常に出っ張るなどの不具合がないようにすることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のいくつかの実施例を、図面を
参照して説明する。図1は、エレベータのかご側ドアの
上部を示し、ホール側ドアおよびかご側ドアの側面を示
す図2のA部拡大図で、図3はかごドアをホール側から
見た正面図である。
【0008】これらの図に示すように、ハンガーケース
1にジスピ2(ジスピはジスタンスピースの略称で、間
隔保持体あるいは間隔保持具ともいう。)によりドアレ
ール3が取り付けられており、このドアレール3の上側
を転動案内するハンガーローラ4の付いているドアハン
ガー5により、かごドア6が懸架されている。かごドア
6の下部にはドア案内用シュー7があり、敷居8の溝に
沿って開閉案内している。かごドア6には、セフテイシ
ュー9や係合装置10、ドアマシンリンク11等が取り
付けられている。同様にホール側はハンガーケース1
2、ドアレール13、ハンガーローラ14、ドアハンガ
ー15、ホール側ドア16、ドア案内用シュー17、敷
居18によって構成されており、ドアハンガー15部に
はかごドア6に取り付けられている係合装置10に連動
してホール側ドア16を開閉させる係合ローラ19があ
る。
【0009】このように構成されたエレベータのドア装
置において、例えば、エレベータに乗り込み時、台車等
をセフテイシューにぶつけた場合など、かごドア6に係
合装置10と係合ローラ19とが、互いに離れるドア出
入口方向の外力が作用した場合に、従来はこの外力によ
ってかごドア6が変形して係合装置10と係合ローラ1
9との掛かり寸法が確保できなくなり、係合はずれを起
こして故障となる。しかし、ドアハンガー5にストッパ
20を設け、このストッパ20とハンガーケース1との
間に略1mm〜3mmの隙間を設けることによって、か
ごドア6が外力によって変形する量をストッパ20がハ
ンガーケース1に当接することによって規制することが
できる。そのため、かごドア6の剛性を変えることなく
見かけ上の剛性を上げることが容易にできる。
【0010】また、図4に示すように、ドアハンガー5
に、ドアレール3の上下にストッパ20、21を設ける
ことによって、かごドア6に作用する外力の方向をホー
ル側だけでなく、かごの内側からに対しても、かごドア
6の変形を規制することができる。
【0011】図5は、本発明の他の実施例を示すもの
で、ストッパを設ける変わりにハンガー5に取り付けら
れているハンガーローラ4及び振れ止めローラ22と、
ハンガーケース1との隙間を略1mm〜3mmとなるよ
うに配置することによって、かごドアの変形をハンガー
ローラ4または振れ止めローラ22が、ハンガーケース
1とが当接することによって規制することができる。
【0012】また、図6に示すように、図1と同様にド
アレール3の下側にドアハンガー5に取り付けたストッ
パ20を設け、ストッパ20の先端部をハンガーケース
1に長手方向に沿ってあけた切り込み部に差し込み、ハ
ンガーケース1の板厚前後にハンガーケース1を挾むよ
うに略1mm〜3mmの隙間を設けた位置に、ガイド2
0a、20bを配置することによって、かごドアの変形
を規制することができる。
【0013】また、上述のストッパにはボルトを用いて
いるが、かごドアの出入口方向の変形を規制するもので
あればよく、図5に示した実施例のように、他の部品を
利用してもよい。また、上述したストッパあるいは他の
部品がハンガーケースに当接する部分に、ローラ、ボー
ルなどの回転体や、合成樹脂などの滑り部材を設けるこ
ともできる。図5あるいは図3に示されている振れ止め
ローラ22を、自在に回転するボールで構成し、ハンガ
ーケースとの隙間を1mm〜3mmにすることにより、
ドア開閉方向の振れによるハンガーレールとの当接や、
ドア出入口方向の変形によるハンガーケースとの当接
を、よりスムーズな接触にすることができる。
【0014】以上のようにこれらの実施例によれば、ド
アにドア面に対して垂直方向の外力が作用した場合に、
ドアの変形を抑制するストッパをドア上部のドアハンガ
ーに設けることによって、ドアの剛性を従来のまま維持
して、係合装置等のドアに取り付けられている部品がホ
ール側の部品と干渉することがないようにすることがで
きる。またストッパの位置をドアレール中心に対し上側
か下側あるいは両方に設けることによってドアに作用す
る外力の方向に対してドア変形を規制する方向を限定す
ることができる。なお、実施例はかご側のドアについて
説明したがホール側のドアについても同様の効果がある
ことはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、エレベー
タのドア装置において、外力によるドアの出入口方向の
変形を防ぎ、ドア取付部品の破損を防止してメンテナン
スを向上させ、製品寿命を長期間維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すエレベータのかごドア
上部の側面詳細図。
【図2】エレベータのホール側およびかご側のドア装置
全体側面図。
【図3】エレベータのかご側ドア装置をホール側から見
た正面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す図1相当図。
【図5】本発明の他の実施例を示す図1相当図。
【図6】本発明の他の実施例を示す図1相当図。
【符号の説明】
1 ハンガーケース 2 間隔保持体 3 ドアレール 4 ハンガーローラ 5 ドアハンガー 6 かごドア 7 ドア案内用シュー 8 敷居 9 セフテイシュー 10 係合装置 11 ドアマシンリンク 12 ハンガーケース 13 ドアレール 14 ハンガーローラ 15 ドアハンガー 16 ホール側ドア 17 ドア案内用シュー 18 敷居 19 係合ローラ 20、21 ストッパ 20a、20b ガイド 22 振れ止めローラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの出入り口上部に設けたドア
    レールと、前記ドアレールの上部をハンガーローラによ
    って転動案内するドアハンガーと、前記ドアハンガーに
    懸架され、下端を敷居に係合案内されるドアと、前記ド
    アレールを取り付けるハンガーケースとからなるエレベ
    ータのドア装置において、前記ドアハンガーに、前記ド
    アの出入口方向の変形を前記ハンガーケースで受けるス
    トッパが設けられていることを特徴とするエレベータの
    ドア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエレベータのドア装置に
    おいて、前記ハンガーケースに設けたドア開閉方向に沿
    った切り込み部に前記ストッパを通し、該ストッパに
    は、前記ハンガーケースの内側および外側にそれぞれ隙
    間を設けて、前記ストッパの移動を規制するガイドが配
    置されているエレベータのドア装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエレベータのドア装置に
    おいて、前記ストッパは、前記ドアの出入口方向の移動
    により、前記ハンガーケースと接触する部分に、合成樹
    脂からなる滑り部材が設けられているエレベータのドア
    装置。
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