JP2728885B2 - 情報信号再生方法 - Google Patents

情報信号再生方法

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JP2728885B2
JP2728885B2 JP63163113A JP16311388A JP2728885B2 JP 2728885 B2 JP2728885 B2 JP 2728885B2 JP 63163113 A JP63163113 A JP 63163113A JP 16311388 A JP16311388 A JP 16311388A JP 2728885 B2 JP2728885 B2 JP 2728885B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、互いに異なる複数の領域に夫々、互いに異
なる情報量を有する複数量の情報信号が、該情報量に対
応した記録時の信号処理が施された状態で記録されてい
る記録媒体より、該情報信号を再生する情報信号再生方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
かかる再生装置の一例として複数の記録周波数帯域の
映像信号を再生可能な画像再生装置としては、例えばVT
R等の装置が知られてるが、該装置においては映像信号
を再生する場合、記憶周波数帯域の判別を行い、その記
録モードに合せた処理を行い画像を再生することが知ら
れている。従来、この記録モードの判別は、媒体の記録
領域が変わるごとに毎回行うことになっていた。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上述の装置では再生している記録領域
を変更するたびに記録領域に記録された画像信号の周波
数帯域を判別し、そのキヤリア周波数に復調器の特性を
合せるために、復調器の特性を変更する時に出力不安定
状態を発生させることになり、該画像信号を可視像とし
て再生するモニターの画像が乱れる。これはモニターの
シンクセパレーシヨン回路の誤動作を助長することも一
因である。
前述の変更の速度を上げると、画像の乱れる周期が短
くなることにより、かかるモニター上の画像の乱れは顕
著となり、特に問題が大きい。
本発明は、係る問題を解決し、記録媒体から再生され
る情報信号に対して再生時の信号処理を施す際に、該再
生時の信号処理特性の設定動作が完了するまでは、該再
生時の信号処理特性の設定動作に起因したノイズが発生
している情報信号が他の装置へ出力されるのを防止する
ことが出来、良好且つ安定した情報信号の再生を行うこ
とが出来る情報信号再生方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明の情報信号再生方
法は、互いに異なる複数の領域に夫々、互いに異なる情
報量を有する複数種の情報信号が、該情報量に対応した
記録時の信号処理が施された状態で記録されている記録
媒体より、該情報信号を再生するための再生ステップ
と、前記再生ステップにより再生される情報信号の種類
を判別するための判別ステップと、前記判別ステップに
より判別された情報信号の種類に応じて、前記再生ステ
ップにより再生された情報信号に対して記録時に施され
た信号処理に対応した再生時の信号処理特性を設定し、
設定された信号処理特性に基づいて前記再生ステップに
より再生された情報信号に対して再生時の信号処理を施
すための情報信号処理ステップと、前記情報信号処理ス
テップにおける前記再生時の信号処理特性の設定動作が
完了するまでの間は、前記記録媒体から再生される情報
信号は他の装置へ出力しないように制御するための出力
制御ステップとを有するものである。
〔作用〕
上述の方法により、記録媒体から再生される情報信号
に対して再生時の信号処理を施す際に、該再生時の信号
処理特性の設定動作が完了するまでは、該再生時の信号
処理特性の設定動作に起因したノイズが発生している情
報信号が他の装置へ出力されるのを防止することが出来
るようになる。
〔実施例〕
以下説明する本発明の実施例においては、ビデオフロ
ツピーと呼ばれる磁気デイスクに上に同心円トラツクを
形成し、各トラツクに一画面分の映像を記録するスチル
ビデオが示されるが、本発明はかかる装置に限らず、光
デイスクやテープ状媒体、固体メモリに対して記録を行
う記録装置であってもよいし、映像信号以外の情報を記
録する装置であってもよいのは勿論である。
以下図面を用いて本発明の実施例について詳述する。
本実施例では記録媒体に記録する画像の水平解像度を
向上させるために、画像を記録する際のキヤリア周波数
を高くしたハイバンドH記録と、スチルビデオのフオー
マツトで規定された6MHz〜7.5MHzのキヤリア周波数を用
いたロウバンドL記録とによって記録される画像信号が
混在するデイスクを再生する装置が開示される。
かかるハイバンドH記録とロウバンドL記録の周波数
帯域は第3図に示される。
以下、本発明を図面を用いて説明する。第1図は本発
明の一実施例のブロツク図である。
第1図において、1は磁気シートであり、2のスピン
ドルモーターで定速回転されている。3は磁気ヘツドで
あり、コントローラ12によって制御される4つのヘツド
送り機構により所望のトラツク位置へアクセスされる。
5はモーター制御回路であり、スピンドルモーター2を
制御する。一方、画像信号の流れを説明すると、6はプ
リアンプであり、磁気ヘツド3により検出された画像信
号を増巾する。ここで、画像信号は、キヤリア検出の回
路と、本来の画像再生処理の回路に分岐する。7はイコ
ライザーで、8はデモジユレーターである。尚、本実施
例においてはデモジユレータ8はハイバンド復調用とロ
ウバンド復調用にその再生キヤリアがコントローラ12に
よって切り換わる。画像信号はデモジユレーター8で復
調され、15は出力バツフア15により画像再生信号として
出力される。
ここで、14はミユート回路で、通常はデモジユレータ
ー7の信号をスルーで出力バツフア15に伝える。
一方、キヤリア検出の構成は、プリアンプ6の出力を
9のアンプで増巾した後、10のB.P.Fに通す。ここで本
実施例ではB.P.Fを複数個用意し、通過帯域が異なるB.
P.Fの出力の大小比較によりキヤリア周波数を判別する
方法をとっている。このそれぞれの通過帯域の中心周波
数をそれぞれ第3図のC1,C2に示す様に6.6MHzと9MHzと
すると、その時点の画像信号のキヤリアが、9MHz近の高
い周波数、いわゆるハイバンドHで記録された画像信号
を再生するときは9MHzのB.P.F出力の方が、6.6MHzのB.
P.Fの出力より大信号となる。
11はキヤリア周波数判別回路で、各B.P.Fの出力の大
小比較を行い、コントローラ12へ再生している画像信号
がハイバンドHであるかロウバンドLで記録されたもの
であるかを知らせる。
マイコン12は17のメモリーに各トラツク毎のキヤリア
周波数を記録する。再度そのトラツクをアクセスした時
は、13のタイマーを利用して一定時間、14のミユート回
路によりデモジユレーター8の出力をミユートをかけ
る。16は出力バツフア15の信号を再生するモニターであ
り、本実施例装置の外部装置として接続されている。
17は前記メモリであり、各トラツクの記録の有無の判
別結果及び各トラツクに記録されている信号が映像信号
であるか他の信号であるかの判別結果、映像信号である
場合にはハイバンドHによって記録されたものであるか
ロウバンドLで記録されたものであるかを各トラツク毎
に記憶する。
20はコントローラ12に各種の指示を出力するためのス
イツチ群であり、後述するトラツク送りスピード変更ス
イッチ20−1、トラツク送り指示UP/DOWNスイツチ20−
2を有する。
24はアンプ9の出力のエンベロープ検波を行う回路で
あり、コントローラ12は該回路24の出力を判別すること
によって、ヘツド3がアクセスしているトラツクの記録
の有無を判定する。26はアンプ9の出力の所定の周波数
帯の成分を検出してこれを復調することによって画像信
号とともに記録されているID信号を出力する。尚、音声
信号が記録されている場合にはかかるID信号は出力され
ない。
したがってエンベロープ検波回路24の出力が有り、か
つID検出回路26の出力が得られない場合、コントローラ
12はヘツド3がアクセスしているトラツクに記録された
信号は画像信号以外の信号、即ち音声信号であると判断
することが出来る。
28はコントローラ12の指示に応じたキヤラクタを出力
バツフア15を介してモニタ16に表示されるキヤラクタジ
エネレータ(キヤラジエネ)である。
30は装置の状態を表示する表示用LEDであり、ヘツド
3のアクセスしているトラツクに記録されている画像信
号がハイバンド記録されている画像であることを表示す
るLEDを含む。
本実施例においては、同一磁気シートにキヤリア周波
数が異なった画像が記録されてることが有る。この磁気
シート1に記録されたキヤリア周波数の異る画像を連続
して再生するとデモジユレータ8の復調信号電圧にキラ
リア周波数の異る分に相当する電圧シフトが発生し、そ
の電圧変動の過度応答により後段の信号処理回路、例え
ばモニタ16の周期分離回路の不安定状態が発生する。こ
れによりモニタ16上に再生される画像の乱れを発生し、
使用者に不快を与える。
本実施例では上述の問題点を解決させるために記録さ
れているキヤリア周波数を、キヤリア周波数判別回路で
判別し、トラツク送りを制御するコントローラ12を介し
てメモリーへ記憶する。前述の様にキヤリヤ周波数が低
い一般的なものをロウバンドL、それ以上の高いキヤリ
ア周波数をハイバンドHとすると、ロウバンドLから次
のトラツクがハイドハンドH、ハイバンドHから次のト
ラツクがロウバンドLを連続して再生するときのみ選択
的に再生画像信号電圧が安定するまで時間0.1秒〜0.9秒
程度、再生画像信号にミユートをかける様にする。
更に本実施例ではヘツドの3の移動速度を検出しトラ
ツク移動速度が低速時には、ヘツドが移動する毎にヘツ
ド3により再生される信号のキヤリア周波数の判別を行
い、適正な画像信号を出力する様にし、一方トラツク移
動速度が高速時には、デモジユレータ8の特性を変化す
ると、画像信号の不安定によるモーター16の同期分離回
路の誤動作による画面の乱れを防ぐことを優先し、デモ
ジユレータ8の特性を変化させない。
尚、かかる復調器の特性を変化させないことによって
デモジユレータ8の出力レベルが変動し、モニタ16上に
再生される画像の輝度が変わることになるが、トラツク
移動速度が高速であるので目立つことはない。
次に以上の用に構成された実施例の動作について第2
図以降のフローチヤートを用いて説明する。
まず、不図示の電源スイツチにより本実施例の装置の
電源が投入されるとフローはスタートし、ヘツド3を磁
気シート1上の最外周トラツク即ち第1トラツクをアク
セスさせる用にヘツド送り機構4を用いて移動させる
(S10)。次いで後述のトラツク送り速度を2トラツク
/秒に設定するとともにデモジユレータ8の復調特性を
ハイバンドH用に設定する(S12)。尚、かかる設定は
ロウバンンドL用であってもよい。要はどちらかに一義
的に決まる様にすればよい。次いでスイツチ20−1によ
ってトラツク送り速度(スピード)の変更が指示されて
いるか否かを判別する(S14)。本実施例においてはト
ラツク送り速度はUP/DOWNスイツチ20−2がオンされて
いる間1秒間に2トラツク,5トラツク,10トラツク送り
速度及び0トラツク即ちUP/DOWNスイツチ20−2がオン
された際には該スイツチがオフされ再びオンされるまで
は1トラツク分だけヘツド3を移動させる速度が設定可
能である。S14でスイツチ20−1がオンされる毎にコン
トローラ12はトラツク送りスピードを2トラツク/秒,5
トラツク/秒,10トラツク/秒,0トラツク/秒に順にサ
イクリツクに変更する(S16)。
又、S16においてコントローラ12はキヤラクタジエネ
レータ28を駆動してモニタ16の画面上に設定さたトラツ
ク送りスピードを表示する。これに依り使用者は設定さ
れたトラツク送りスピードを知ることが出来る。またか
かる表示は特別な表示素子を用いることなくモニタ16上
に再生された画像信号とともにスーパーインポーズ表示
されるため簡単な構成にて表示を行うことが出来る。S1
4においてスイツチ20−1によるトラツク送りスピード
の変更が指示されていない際にはフローはS18に移り、U
P/DOWNスイツチ20−2がオンされたか否かを判別する。
UP/DOWNスイツチ20−2がオンされている際には検波
回路24、ID検出回路26、判別回路11の出口を判別してヘ
ツド3がアクセスしているトラツクが未記録であるか記
録済であるか記録されている場合には画像信号が記録さ
れているか否か、画像信号が記録されている場合にはハ
イバンドHによる信号が記録されているかロウバンドL
による信号が記録されているかを検出する(S20)。画
像信号が記録されていることが判別された際にはハイバ
ンドH記録、ロウバンドL記録いずれかの検出結果に応
じてデモジユレータ8の特性をかかる記録特性に合わせ
て変更するとともにLED30にかかる特性を表示する(S2
2)。更に、S20における検出、判別の結果をメモリ17内
のヘツド3が再生しているトラツクに対応する領域に記
憶させる(S24)。S24が実行された後にはフローはS14
に戻る。S18においてUP/DOWNスイツチ20−2がオンされ
ていることが検出された際には設定されているトラツク
送りスピードが0トラツク/秒であるかを判別し、0ト
ラツク/秒の場合には第4図にフローは移り、0トラ
ツク/秒以外の場合には第5図にフローは移る。
以下第4図に沿って説明を行う。
第4図S30においては、ヘツド3をトラツク分移動さ
せ(S30)、ヘツド3が送られたトラツクに対応するメ
モリ17の領域に既に情報が書き込まれているかを判別
し、かき込まれている場合にはS42へ書き込まれている
場合にはS34に分岐する。S34においては第2図S20にお
いて説明したステツプと同様のステツプが実行され、か
かる判別が終了すればS36からS38、S40にフローは移
る。S38、S40においてS22、S24と同様のステツプが実行
され第2図Cにフローは戻る。
次に、S32においてS42に分岐した場合について説明す
る。S42においてはヘツド3がS30によって新たにアクセ
スしたトラツクに対応するメモリ17の領域に書き込まれ
た情報を読み出し、S30を実行する前にヘツド3がアク
セスしていたトラツクの情報を比較する。ここで両方の
情報が異なる場合、例えば一方がハイバンドHによる信
号が記録されていることを示し、他方がロウハンドLに
よる信号が記録されていることを示す場合にはS44へフ
ローは分岐する。又、両方の情報が一致する場合には第
2図にフローは分岐する。
S44においてS22と同様のステツプが実行される。S44
ではコントローラ22はデモジユレータ8の特性を変更す
るわけであるが、デモジユレータ8はかかる変更に対応
する応答性が高くなり、画像が乱れることになるため、
S46において第1図に14として示したミユート回路を作
動させ、モニタ16のミユートを行う。デモジユレータ8
の応答性を見込んだ時間が経過した後にフローはS48か
らS50へ移り、ミユートが解除され、第2図にフロー
は移る。
次に、第2図のS28においてに分岐した際に実行さ
れるフローについて第5図を用いて説明する。
第5図におけるフローにおいては、設定されたトラツ
ク送り速度が、毎秒2トラツクではデモジユレータ(復
調器)8の特性の変更を行い、毎秒2トラツクを越える
速度では復調器8の特性の変更は行わない。
このコントローラ12の判断機構を第5図の自動送り時
のフローチヤートに基づいて説明する。
まず、S50では設定されたトラツク送り速度が秒間2
コマを越えた設定であるかの判断を行う。この時の秒間
2コマを越えると“Y"の方向へ進み、S52においてキヤ
リア判別を行わない状態で1トラツク分へツド3を移動
させる。この場合UP/DOWNスイツチ20−2の操作の状態
に応じてヘツド3をシート1上の内周側或は外周側に送
る。一方、“N"の方向である秒間2コマを越える場合に
はS55において設定されたトラツク送り速度、即ち2ト
ラツク/秒でヘツド3をUP/DOWNスイツチ20−2で指示
された方向に移動させる。S55に続いてS20,S22と同様の
ステツプS57,58を実行する。即ち2トラツク/秒の速度
でトラツク送りがされる場合にはヘツド3のアクセスし
ているトラツクが変更される毎にヘツド3のアクセスし
たトラツクの記録状態を判別し、それに応じてデモジユ
レータ8の復調特性を変更する。続いてS60でUP/DOWNス
チツチ20−2がオンされているかを判別し、オンされて
いればS55へフローは戻る。
又、S52の次には直ちにS54が実行され、UP/DOWNスチ
ツチ20−2がオンされていれば再びS52が実行される。
したがって本実施例においては、トラツク送りスピー
ドが5トラツク/秒以上の場合にはS52からS54が実行さ
れ、2トラツク/秒の場合の様にS55,S57,S58が実行さ
れることがない。
即ちデモジユレータ8の特性が変更される場合の応答
時間よりも短い時間の間にヘツド3のアクセスしている
トラツクが変更される場合にはデモジユレータ8の特性
を変更しない様にすることによってモニタ16上に再生さ
れる画像の乱れを防止する。
又、第5図に示すフローにおいてはS50の次にS55,S5
7,S58を実行する様にしたが、これに代えて第4図に示
すS32,S34,S36,S38,S40,S42,S44,S46c,S48,S50を実行し
た後にに戻らずS60へフローが移行する様にしてもよ
い。
以上の実施例においては記録された画像信号がハイバ
ンドH,ロウバンドLのいずれの記録によるものかを判別
回路11に依って行ったが、これに限らず、コントローラ
12によって行う様にしてもよい。
かかる場合の実施例について第6図、第7図を用いて
説明する。
第6図はハイバンドH,ロウバンドLの判別をコントロ
ーラ12が行うためのブロツク図であり、第1図10,11の
代わりに置き換えられる。第6図において121はHigh Ba
nd BPF、122はLow Band BPF、123,124は平滑回路、125,
126はA/D変換器、127は切換えスイツチであり、アンプ
6からの再生RF信号S1はHigh,Low Band BPFそれぞれに
入力される。第3図に示したのと同様Low Band BPFは6
〜7.5MHz(C1)、High Band BPFは7.7〜10MHz(C2)ま
での信号成分を取り出すように構成されている。それぞ
れのBPFを通った信号は平滑化されA/D変換されコントロ
ーラ12に取り込まれる。ここで、再生される信号はHig
h,Lowのどちらかであるため、一方の信号が再生された
場合には必ずエンベ検出部から出力される信号S4,S5の
とぢらかが、レベル的に大きくなる。
コントローラ12に送られた信号S4,S5は第7図のフロ
ーチヤートに応じて処理される。即ちS4,S5は順次取り
込まれ(101,102)、それらの比較を行う(103)、比較
された後、次にコントローラ12内で設定してある未記録
レベルの比較を行い(104,107)、このレベルよりも大
きければ103で比較した結果のモードをメモリ6に記憶
する(105)。小さければ現在のトラツクは未記録だと
判断してメモリ6に未記録トラツクの情報を記憶する。
上述の様にコントローラ12によって直接ヘツド3のア
クセスしたトラツクの記録の有無及びハイバンドH,ロウ
バンドLいずれの記録による画像信号が記録されている
かを判別することが出来る。かかる構成に依ればエンベ
ロープ検出回路24を不要とすることが出来る。
尚、本実施例においてはデモジユレータ8の特性を変
更する方法として該デモジユレータに与える復調用のキ
ヤリヤ周波数を変更する様にしたが、該デモジユレータ
8は第8図のようなブロツク構成であってもよい。第8
図において131はハイバンドH用信号処理回路、132はロ
ウバンドL用信号処理回路、133は切換スイツチであ
り、コントローラ12からの判別されたハイバンドH/ロウ
バンドLを示すモード信号S3に応じて、それぞれのモー
ドで信号処理された映像信号が選択してミユート回路14
に出力される。
又、本実施例ではヘツド3がアクセスしてハイバンド
H、ロウバンドLの判別を行ったトラツクについてはそ
の情報をメモリ上に記憶することで、2回目以降はかか
る判別の時間を要しないため、スムーズな映像出力とモ
ード表示を行うことができる。
又、本実施例ではヘツド3が再生のためにアクセスし
たトラツクについてハイバンドH,ロウバンドLの判別を
行う様にしたが、これに限らず、第2図S12とS14の間に
ヘツド3を磁気シート1上の全トラツクに対して順次ア
クセスさせ、この結果を予め再生状態に入る前に記憶し
ておいてもよい。この順次アクセスの間はモニタ16はミ
ユート回路14によってミユートさせればよい。
本実施例に依れば同一の磁気ミート上に異ったキヤリ
ア周波数で変調され、異った周波数帯域で画像信号が記
録されていても、画像が乱れることなく再生し、使用者
に不快感を与えることが無くなるという効果が有る。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、記録媒体から再
生される情報信号に対して再生時の信号処理を施す際
に、該再生時の信号処理特性の設定動作が完了するまで
は、該再生時の信号処理特性の設定動作に起因したノイ
ズが発生している情報信号が他の装置へ出力されるのを
防止することが出来、良好且つ安定した情報信号の再生
を行うことが出来る情報信号再生方法を提供することが
出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の再生装置の構成を示すブロ
ツク図、 第2図,第4図,第5図は第1図示のコントローラ12の
動作を示すフローチヤート、 第3図はハイバンドH記録,ロウバンドL記録の周波数
帯域及び第1図示のフイルタ10の周波数特性を示す図、 第6図,第7図は夫々第1図示の判別回路11の機能をコ
ントローラ12に設ける場合のブロツク図、及びフロチヤ
ート、 第8図はデモジユレータ8の変形例の構成を示すブロツ
ク図である。 1……磁気シート 2……スピンドルモーター 3……ヘツド 4……ヘツド送り機構 5……モーター制御回路 6……プリアンプ 7……イコライザー 8……デモジユレーター 9……アンプ 10……ハンドパスフイルター 11……キヤリア周波数判別回路 12……コントローラ 13……タイマー 14……メモリー 15……出力バツフア 16……モニター 17……メモリー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる複数の領域に夫々、互いに異
    なる情報量を有する複数種の情報信号が、該情報量に対
    応した記録時の信号処理が施された状態で記録されてい
    る記録媒体より、該情報信号を再生するための再生ステ
    ップと、前記再生ステップにより再生される情報信号の
    種類を判別するための判別ステップと、前記判別ステッ
    プにより判別された情報信号の種類に応じて、前記再生
    ステップにより再生された情報信号に対して記録時に施
    された信号処理に対応した再生時の信号処理特性を設定
    し、設定された信号処理特性に基づいて前記再生ステッ
    プにより再生された情報信号に対して再生時の信号処理
    を施すための情報信号処理ステップと、前記情報信号処
    理ステップにおける前記再生時の信号処理特性の設定動
    作が完了するまでの間は、前記記録媒体から再生される
    情報信号は他の装置へ出力しないように制御するための
    出力制御ステップとを有することを特徴とする情報信号
    再生方法。
  2. 【請求項2】前記出力制御ステップは、前記情報信号処
    理ステップにおける前記再生時の信号処理特性の設定動
    作が完了するまでの間は、前記再生ステップにより再生
    される情報信号をミュートするステップであることを特
    徴とする請求項(1)項記載の情報信号再生方法。
  3. 【請求項3】前記判別ステップは、前記再生ステップに
    おいて前記記録媒体の互いに異なる複数の領域を所定の
    タイミングで順次変更して再生する場合には、前記再生
    ステップにより再生される情報信号の種類の判別を行わ
    ず、前記情報信号処理ステップは、前記再生ステップに
    より再生された情報信号に対して所定の再生時の信号処
    理特性に基づいて再生時の信号処理を施すことを特徴と
    する請求項(1)項記載の情報信号再生方法。
JP63163113A 1988-06-29 1988-06-29 情報信号再生方法 Expired - Lifetime JP2728885B2 (ja)

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