JP2728505B2 - コンクリート類表面の養生方法 - Google Patents

コンクリート類表面の養生方法

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JP2728505B2 JP15728989A JP15728989A JP2728505B2 JP 2728505 B2 JP2728505 B2 JP 2728505B2 JP 15728989 A JP15728989 A JP 15728989A JP 15728989 A JP15728989 A JP 15728989A JP 2728505 B2 JP2728505 B2 JP 2728505B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ダム、スラブ、道路舗装、水路のライニ
ング等の広大な露出面積を有するコンクリート構造物に
対して、打設後のコンクリート表面を養生する方法に係
わり、特に、コンクリートやモルタル(以下、コンクリ
ート類、と云う)打設後硬化する前に、乳化重合により
得られた共重合体のエマルジョンをコンクリート表面に
散布して表面仕上げを行う、コンクリート類表面の養生
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、土木、建築分野において、コンクリートの
床,道路面等の平面施工部の仕上げ面は、養生の際の乾
燥化(ドライアウト)防止,コンクリート表面が乾燥収
縮することに起因するクラック発生の防止等のため、コ
ンクリート打設後硬化前に、コンクリート表面にシート
を被せるシート養生法、コンクリートが乾燥しないよう
に撤水する湿気養生法等コンクリートの保水性を保持す
る工法が行われてきた。
また、上記保水性の向上ばかりでなく耐薬品性,耐摩
耗性等の特性を付与する為に、コンクリート表面にポリ
マセメントを別途塗工する工法も行われてきた。
しかしながら、上記工法は、コンクリート類表面の養
生のために手間がかかり、工程が長引くと云う欠点を有
し、また、コスト高になると云う問題があった。
そこで、これらの欠点を解決するために、例えば、特
開昭63−27668号公報で提案されているように、散布す
るだけで済む乳化重合体のエマルジョン型養生剤をコン
クリート類表面に散布し、硬化前にコテ仕上げするだけ
でコンクリート表面をポリマコンクリート化して養生を
可能にする工法が存在する。
この工法では、エチレン−酢酸ビニルなどの酢酸ビニ
ル系,SBR系,アクリル系,アクリル−スチレン系等の乳
化重合体のエマルジョンを使用している。
この従来例の工法においては、コンクリート類表面に
シートを被せるシート養生法、コンクリートが乾燥しな
いように撤水する湿気養生法等と比較して、コンクリー
ト類表面にエマルジョンを散布し、これを通常のコテ仕
上げするだけで良いので、コンクリート類表面の養生に
おける手間を少なくして、工程を短縮化でき、かつ低コ
スト化を達成できる、ことが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来例で開示された工法では、コンクリ
ート類表面の養生における手間を少なくできるが、コン
クリート類の養生に実際に使用すると、コンクリートと
乳化重合体(乳化重合した共重合体)とが互いに分離し
両者が均一に混和されにくくなり、樹脂がコンクリート
の表面にブリードする,いわゆる「樹脂浮き」が発生す
る。
この樹脂浮きが生ずる結果、エマルジョンとコンクリ
ート類を混和してコンクリート類表面にポリマコンクリ
ート層を形成するためのコテ仕上げの作業性が劣り、さ
らに、コンクリート類と均一に混和することなく分離し
た樹脂が、コンクリート表面で乾燥被膜化して仕上がり
外観が損なわれ易く、被膜化した樹脂層のクラック,摩
耗が生じ、耐クラック性,耐摩耗性等が劣化する、と云
う課題がある。さらに、上記樹脂浮きが生ずる結果、ポ
リマコンクリート層における樹脂量が部分的に少ない個
所が生じ、この部分における保水性,耐ドライアウト性
が劣り、コンクリート類の必要な強度を得ることができ
ないと云う課題があった。
そして、エマルジョン型の養生剤は、電解質イオンに
よる重合体ミセルの凝集に起因する成膜不全や、貯蔵中
の重合体ミセルの凝集等が生ずる傾向があり、このこと
は上記樹脂浮きをさらに悪化させる傾向がある。
そこで、この発明は上記課題を解決するために、散布
するだけで取り扱いの簡単なエマルジョン型養生剤を用
いてコンクリート類表面の養生を行っても、上記樹脂浮
きが発生することなくコンクリート類表面の養生を可能
にする、工法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記目的を達成するために、請求項(1)記載の発明
は、α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸1〜10重
量部と、残部アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルの少なくとも一種と、からなる単量体混合物が、保
護コロイドを用いて乳化重合されることにより得られた
共重合体のエマルジョンを、コンクリート類の打設後該
コンクリート類が硬化する前に当該コンクリート類表面
に散布し、次いで当該コンクリート類の表面仕上げを行
うこと、を特徴とするものである。
また、上記目的を達成する請求項(2)記載の発明
は、請求項(1)において、前記α,β−モノエチレン
性不飽和カルボン酸以外のα,β−モノエチレン性極性
単量体が、前記単量体混合物に1〜5重量部混合されて
いることを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項(3)記載の発明
は、請求項(1)又は(2)において、芳香族α,β−
モノエチレン性単量体が、前記単量体混合物に25〜55重
量部混合されていること、を特徴とするものである。
また、上記目的を達成する請求項(4)記載の発明
は、請求項(1)ないし(3)のいずれか一項におい
て、前記α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸が、
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
フマール酸、マレイン酸からなる群の少なくとも一種で
あること、を特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項(5)記載の発明
は、請求項(1)ないし(4)のいずれか一項におい
て、前記保護コロイドがポリビニルアルコールであるこ
と、を特徴とするものである。
本発明者は、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エ
ステルの少なくとも一種を単量体混合物の主成分とし、
これとα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸を共重
合した共重合体は、コンクリート類との親和性が向上す
ると云う知見を得るに至り、この知見に基づいて本発明
に到達したものである。
したがって、請求項(1)記載のエマルジョンをコン
クリート類表面に散布し、コンクリート類が硬化する前
にコテ仕上げ等により該コンクリート類の表面仕上げを
行うと、請求項(1)記載の共重合体がコンクリート類
と均一に混和するために、前記樹脂浮きが生ずることな
くコンクタート類表面の養生を行うことが可能となる。
また、請求項(1)記載の単量体混合物は保護コロイ
ドを用いて乳化重合されているために、乳化重合体のエ
マルジョンが安定化し、乳化重合体ミセルの凝集を防ぐ
ため、コンクリート類との均一な混和を可能にする。こ
の点からも上記樹脂浮きの発生を抑制するように機能す
る。また、エマルジョン貯蔵中の乳化重合体ミセルの凝
集を防止する方向に働く。
上記アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル
は、ポイマコンクリート中のポリマー骨格の主体をなす
もので、良好な耐アルカリ性,耐候性を有するものであ
り、例えば、アクリル酸メチル,メタクリル酸メチル,
アクリル酸エチル,メタクリル酸エチル,アクリル酸n
−ブチル,メタクリル酸n−ブチル,アクリル酸iso−
ブチル,メタクリル酸iso−ブチル,アクリル酸tert−
ブチル,メタクリル酸tert−ブチル,アクリル酸2−エ
チルヘキシル,メタクリル酸2−エチルヘキシル,アク
リル酸ラウリル,メタクリ酸ラウリル、の一種又は二種
以上を混合して用いることができる。
このアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの
アルキル炭素数は、1〜12であることが好ましい。炭素
数が12を越えると乳化重合体エマルジョンの粘性が増し
てコンクリート類表面にエマルジョンを散布することが
困難になる場合があるからである。
上記α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸は、コ
ンクリート類と乳化重合体との親和性を向上させ、アク
リル酸エステル系,メタクリル酸エステル系の乳化重重
合体とコンクリート類との馴染みを良くして、上記樹脂
浮きの発生を避け、コンクリート類と樹脂とを均一に混
和でき、その結果、緻密な層のポリマコンクリートを形
成できる故、添加されるものであり、例えば、アクリル
酸,メタクリル酸,クロトン酸、イタコン酸,フマール
酸,マレイン酸の一種又は二種以上が混合されて上記ア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルと共重合さ
れる。
このα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸の単量
体混合物中への添加量は、1〜10重量部である。1重量
部未満であるとコンクリート類とエマルジョン型養生剤
との親和性を十分向上することができない。また、10重
量部を越えると、コンクリート類の硬化を著しく遅延さ
せるために、上記範囲内に限定した。
請求項(2),(3)に示すように、上記請求項
(1)記載の単量体混合物中に、芳香族α,β−モノエ
チレン性単量体,前記α,β−モノエチレン性不飽和カ
ルボン酸以外のα,β−モノエチレン性極性単量体を加
えて共重合した乳化重合体のエマルジョンを用いてコン
クリート類表面の養生を行うことができる。
芳香族α,β−モノエチレン性単量体を加えて共重合
すると、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル
の粘性を下げ、エマルジョン散布後のコンクリート類の
表面仕上げの作業性が向上する。
この芳香族α,β−モノエチレン性単量体としては、
例えば、スチレン,及び1,2、1,3、1,4−ビニルトルエ
ンが挙げられ、これらの少なくとも一種を上記単量体混
合物中に加えて用いることができる。
ところで、上記芳香族α,β−モノエチレン性単量体
の単量体混合物中における添加量は、25〜55重量部であ
る。添加量が55重量部を越えると、共重合体の安定性,
耐久性を損なう。
α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸以外のα,
β−モノエチレン性極性単量体が共重合されると、樹脂
とコンクリート類との親和性を増強するα,β−モノエ
チレン性不飽和カルボン酸の作用を強めることができ
る。
このようなα,β−モノエチレン性極性単量体として
は、例えば、アクリロニトリル,メタクリロニトリル,
ビニルピリミジン,ビニルピロリドン,ヒドロキシアル
キルアルリレート,アクリルアミド,メタクリルアミ
ド,N−メチロールアクリルアミド,N−メチロールメタク
リルアミド又はこれらの誘導体が挙げられ、これらの少
なくとも一種を単量体混合物中に添加して共重合するこ
とができる。
ところで、上記α,β−モノエチレン性極性単量体の
単量体混合物中における添加量は、1〜5重量部であ
る。5重量部を越えて添加されると、コンクリート類と
の親和性を向上する効果は高まるが、コンクリート類の
硬化を著しく遅延させる場合が多くなり、好ましくな
い。特に、上記α,β−モノエチレン性極性単量体の単
量体混合物中への添加量は、1〜2重量部であることが
望ましい。
請求項(1)において、単量体混合物の乳化重合時、
共重合体のミセルを安定化する保護コロイドとしては、
例えば、ポリビニルアルコール,蛋白質,ゼラチンが挙
げられ、特に、ポリビニルアルコールを用いることが望
ましい。これらの一種又は二種以上を用いて、単量体混
合物を乳化重合する。
この保護コロイドの単量体混合物の全重量に対する使
用量は、単量体混合物量100重量部に対して、1〜20重
量部であることが望ましい。1重量部未満であると、電
解質イオンによる凝集に起因するポリマコンクリート層
の形成不全により、コンクリート類表面の養生の際の保
水性が十分でなく、また、乳化重合体のエマルジョンが
貯蔵中に不安定化して凝集する虞がある。一方、20重量
部を越えると、乳化重合体のエマルジョンの粘度が増加
してエマルジョン散布後のコンクリート類の表面仕上げ
における作業性に支障をきたす。
ポリビニルアルコールとしては、完全けん化ポリビニ
ルアルコール,部分けん化ポリンビニルアルコール,ポ
リビニルアルコールの一部をカルボキシル基,スルフォ
ニル基などで修飾したアニオン化ポリビニールアルコー
ルが挙げられる。完全けん化、部分けん化ポリビニルア
ルコールの種類は特に、制限はないが、乳化重合時の乳
化力を考慮し、好ましくは、けん化率70〜100%,平均
重合度300〜3000のものが良く、これらの一種又は二種
以上の混合物を、単量体混合物100重量部に対し、1〜2
0重量部の範囲で用いる。
本発明方法で使用される共重合体は、通常の乳化重合
によって得られる。この際、前記保護コロイドと併用し
て用いられる乳化剤としては、アニオン型乳化剤,非イ
オン型乳化剤,カチオン型乳化剤,その他の反応性乳化
剤などが挙げられ、ゃれらの一種若しくは二種以上を併
用することができるが、通常は、アニオン型乳化剤と非
イオン型乳化剤とを併用することが好ましい。
この乳化剤の使用量は特に限定されないが、得られる
共重合体量と、施工時のコンクリート類に対する空気連
行量,保水性,作業性を考慮し、通常は単量体混合物の
総量に対して0.1〜8重量部程度で使用される。
重合開始剤としては、乳化重合に使用される触媒であ
れば全て使用することができるが、代表的なものを挙げ
れば、過酸化水素、過硫酸アンモニウム,過硫酸カリウ
ム,過硫酸ナトリウム等の水溶性無機過酸化物もしく
は、過硫酸クメンハイドロパーオキサイド,ベンゾイル
パーオキサイド等の有機過酸化物,アゾビスイソブチル
ニトリルの如きアゾ化合物などであり、これらの一種も
しくは二種以上の混合物として用いられる。その使用量
は、単量体混合物の総量に対し、0.1〜2重量部である
ことが好ましい。
尚、上記開始剤と金属イオン及び還元剤とを併用する
レドックス重合によって乳化重合を行っても良いことは
勿論である。
上記単量体混合物は、これを一括してもしくは分割し
てあるいは連続して、上記開始剤,乳化剤及び保護コロ
イドが添加された溶媒中に滴下して加えることができ、
0〜100℃,好ましくは30〜90℃の温度下で乳化重合さ
れる。
溶媒としては、特に限定されるものではないが、通常
水が使用される。
乳化重合の結果得られたエマルジョンの粘度は、300c
ps以下であることが好ましく、特に、エマルジョン散布
後のコンクリート類の表面仕上げにおける作業性の見地
から、100cps以下であることが好ましい。乳化重合後の
エマルジョンの粘度が高い場合は、溶媒を添加して粘度
を調整することができる。
また、乳化重合体のガラス転移温度は、−20℃〜20℃
の範囲にあることが望ましい。ガラス転移温度が−20℃
未満であると、乳化重合体の可塑性は良好であるが、過
度の粘着性を生じ、コンクリート表面仕上げの際の作業
性が劣り、また、仕上げ面の外観も劣る。一方、ガラス
転移温度が20℃を越えると、樹脂の融着性が著しく低下
することが知られており、たとえ可塑剤を単量体混合物
中に添加して乳化重合体の造膜温度を低下せしめても、
仕上げ面の柔軟性に欠け、コンクリート類表面の耐クラ
ック性が劣り好ましくない。
上記エマルジョン中の固形分(乳化重合体)の含有量
は、20〜45重量%であることが好ましい。20重量%未満
であると、相対的に重合体量が少なく、コンクリート表
面に十分なポリマコンクリート層を形成することが困難
となる。また、45重量%を越えると、粘度が高くなり、
エマルジョン散布後のコテ仕上げの際の作業性が低下す
る。
前記乳化重合体のエマルジョンの散布時期は、コンク
リート類を打設後レーキ等で大まかに平面に拡げた直後
から、コンクリート類が半硬化に至る間が良い。また、
その散布量については、特に制限はないが、経済性、作
業性の観点より、施工平面1m2当たりエマルジョンの固
形成分換算で20〜200gの範囲が好ましい。
尚、エマルジョンの散布方法は、特に限定されること
なくジョロ,スプレーガン等を用いることができる。
また、散布時期は、コンクリート類を打設し、レーキ
等で大まかに拡げた直後から半硬化に至る間が望まし
い。
このエマルジョン散布後、コンクリート類表面をコ
テ,レーキ等によって表面仕上げすると、樹脂とコンク
リート類が均一に混合してポリマコンクリート化する。
尚、上記エマルジョン中には、例えば、造膜補助剤,
消泡剤,防腐剤,増粘剤,減水剤,凍結安定剤,メチル
セルロースの如き保水剤などを加えることを妨げない。
上記本発明の養生方法によれば、床,道路面等のコン
クリート類表面の養生に使用でき、特に、高層積層工法
に効果的であり、コンクリート類と親和性の良好な樹脂
とが均一に混合してポリマコンクリート化しているた
め、コンクリート類表面の保水性,耐ドライアウト性及
び耐クラック性,耐摩耗性に優れ、しかもコンクリート
類表面の仕上がり外観も良好となる。また、コンクリー
ト類の表層部に形成されたポリマコンクリート層の透水
性が低いことにより、養生面へさらにモルタル,塗装剤
を上塗りする際に、これらの上塗り剤の付着性や仕上が
りも良好となる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
次のような実施例剤1〜4,比較例剤1〜5を作成し、
この実施例剤,比較例剤の各々について、コンクリート
類表面の養生試験を行った。
先ず、実施例剤及び比較例剤の製造条件について説明
する。
実施例剤1 ステンレス製反応容器に脱イオン水119部,ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ0.5部,ポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル4.5部,ゴーセノールGH−17
(ポリビニルアルコール,電気化学工業株式会社製)4.
0部を仕込み、窒素気流下で75〜80℃に加熱撹拌しなが
ら内容物を十分溶解せしめた。
次いで、反応容器に過硫酸アンモニウム0.5部を仕込
み、更にアクリル酸2−エチルヘキシル50部,スチレン
25部,メタクリル酸メチル22部,アクリル酸3部よりな
る単量体混合物を180分間を要して滴下することにより
共重合し、さらに、過硫酸アンモニウム0.1部を加えて
同温度に60分間保持して重合を完結せしめた。
次いで、30℃に冷却し、6%水酸化ナトリウム水溶液
およびイオン交換水15.0部を用いてpH8.0に調整した。
得られた乳化重合体は不揮発部(固形分)が45%であ
り、粘度630cps,ポリマーガラス転移温度が2℃であっ
た。
実施例剤2 ステンレス製反応容器に脱イオン水76部,ラウリル硫
酸ソーダ0.5部,ポリオキシエチレンオクチルフェニル
エーテル3.0部を仕込み、窒素気流下で75〜80℃に加
温,撹拌しながら過硫酸カリウム0.4部を仕込む。
次いで、ゴーセノールGL−05(ポリビニルアルコー
ル,電気化学工業株式会社製)1.5部,及びラウリル硫
酸ソーダ0.5部をイオン交換水40部に溶解せしめたもの
とアクリル酸ブチル55部,メタクリル酸メチル42部,メ
タクリル酸2部,N−メチロールアクリル酸アミド1部よ
りなる混合物を180分間を要して滴下して共重合し、さ
らに、過硫酸カリウム0.1部を加え同温度に60分間保持
して重合を完結した。
次いで、30℃に冷却し6%水酸化ナトリウム水溶液お
よびイオン交換水15.0部を用いてpH8.0に調整した。
得られた乳化重合体は不揮発分45%,粘度430cps,ポ
リマーガラス転移温度4℃であった。
実施例剤3 ステンレス製反応容器に脱イオン水120部,ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ1部,ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル1部,ゴーセノールGL−05(ポリ
ビニルアルコール,電気化学工業株式会社製)4.0部,
ゴーセノールAH−17(ポリビニルアルコール,同社製)
4.0部を仕込み、窒素気流下で75〜80℃に加温,撹拌し
ながら、内容物を十分溶解した。
次いで、過硫酸カリ0.5部を仕込み、さらに、アクリ
ル2−エチルヘキシル60部,メタクリル酸メチル37部,
メタクリル酸2部よりなる混合物を180分間を要して滴
下,共重合し、さらに、クメンハイドロパーオキサイド
0.1部を加え同温度に60分間保持して重合を完結せしめ
た。
次いで、30℃に冷却し、6%水酸化ナトリウム水溶液
及びイオン交換水15.0部を用いて、pHを8.0に調整し
た。
得られた乳化重合体は不揮発性成分が45%,粘度1060
cps,ポリマーガラス転移温度−10℃であった。
実施例剤4 単量体混合物の組成をアクリル酸2−エチルヘキシル
45部、メタクリル酸メチル51部,メタクリル酸3部,ア
クリロニトリル1部とした以外は、上記実施例剤3を作
成する手法と同一にした。
得られた乳化重合体は、不揮発分45%,粘度1090cps,
PH8.0,ポリマーガラス転移温度11℃であった。
比較例剤1 単量体混合物の組成をアクリル酸2−エチルヘキシル
50部,スチレン25部,メタクリル酸メチル25部とした以
外は、実施例剤1を作成する手法と同一にした。
得られた乳化重合体は、不揮発性成分45%,粘度360c
ps,pH8.0,ポリマーガラス転移温度3℃であった。
比較例剤2 ステンレス製反応容器に、イオン交換水114部,ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ0.5部,ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル4.5部を仕込み、窒素気流
下75〜80℃に加温,撹拌しながら過硫酸アンモニウム0.
5部を仕込んだ。
次いで、アクリル酸2−エチルヘキシル50部,スチレ
ン25部,メタクリル酸メチル22部,アクリル酸3部より
なる混合物を180分間を要して滴下,共重合せしめ、更
に、過硫酸アンモニウム0.1部を加え、同温度に60分間
保持して重合を完結せしめた。
次いで、30℃に冷却し、6%水酸化ナトリウム水溶液
およびイオン交換水15.0部を用いて、pH8.0に調整し
た。
得られた乳化重合体は、不揮発分4.5%,粘度540cps,
ポリマーガラス転移温度2℃であった。
比較例剤3 ステンレス製反応容器にイオン交換水103部,ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ0.5部,ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル4.5部を仕込み、窒素気流下
で75〜80℃に加温,撹拌しながら過硫酸アンモニウム0.
5部を仕込んだ。
次いで、アクリル酸メチル22部,アクリル酸3部より
なる混合物180分間を要して滴下,共重合せしめ、さら
に、過硫酸アンモニウム0.1部を加え、同温度に60分間
保持して重合を完結せしめた。
次いで、30℃に冷却し、ゴーセノールGH−17(ポリビ
ニルアルコール,電気化学工業(株)製)4部をイオン
交換水16部に溶解せしたものを添加し、撹拌した後、6
%水酸化ナトリウム水溶液およびイオン交換水15.0部を
用いて、pHを8.0に調整した。
得られた乳化重合体は、不揮発分45%,粘度980cps,
ポリマーガラス転移温度2℃であった。
比較例剤4,5 市販のEVA系のハイフレックHF−1000(不揮発分45
%,粘度900cps,pH5.2,ポリマーガラス転移温度約−5
℃,日本化成(株)製)および市販のSBRラテックス
ラスター0182A(不揮発分48%,粘度25cps,pH8.4,ポリ
マーガラス転移温度約−5℃,大日本インキ工業
(株))をそれぞれ比較例剤4,5とした。
以上得られた実施例剤,及び比較例剤を水で希釈し、
不揮発分30%とし、コンクリート類表面の養生試験に供
した。
尚、不揮発分30%での各組成物の粘度は300cpsであ
る。
(コンクリート類表面の養生試験) 次の第1表に示す組成を有するコンクリートを配合
し、所定の型枠に流し込んだ後、直ちに表面の骨材を木
コテで荒押さえし、その直後不揮発分30%に調整した実
施例剤,比較例剤の各々の400g/m2になる量をジョロに
てコンクリート類表面に散布し、その後速やかにコンク
リート類表面を金コテで二回均らしてコンクリート類表
面を平坦にする表面仕上げを行った。
その後、後述する各種試験条件に示す条件の養生を行
い、コンクリート類表面の仕上がり外観,圧縮強度,耐
ドライアウト性,耐摩耗性の各々について試験した。こ
の各試験条件は次の通りである。
試験条件 (1)耐ドライアウト性 100×100×50cmの型枠に100×100cmの面を上にしてコ
ンクリートを打設後、各実施例剤,比較例剤を散布し、
コンクリート類表面をコテ仕上げ後、20℃,湿度60%の
条件下で養生を行った。材令1日で立面4面を脱型し、
脱型面をエポキシ樹脂塗料でシーリングし、さらに上面
のみ開放のまま気乾養生した。
打設後2日後の重量を測定し、これを基準として、材
令28日での重量の減量(水の蒸散に基づく)より、水の
保持率(基準時と測定時の水量の比)を算出した。尚、
比較のため、上記実施例剤及び比較例剤を散布しないも
のを2試片作成してブランク材とし、その内の一つは同
様に気乾養生,もう一つは脱型後水中養生を行った。
(2)仕上がり外観 上記実施例剤及び比較例剤の各々を散布したコンクリ
ートの表面(開放面)のクラックの状態を材令28日で目
視判定した。
(3)圧縮強度 上記実施例剤及び比較例剤の各々を散布したコンクリ
ートより10cmφ×20cmのコア6個を材令28日で切り出
し、圧縮強度(kg/cm2)を測定し、6試験片の平均値を
圧縮強度とした。
(4)耐摩耗性 40×40×1.5cmの型枠に40×40cmの面を上面にして、
コンクリートを打設し、その後上記(1)の耐ドライア
ウト性の試験と同様に処理し、気乾養生した。材令28日
で10×10×1.5cmに試験片を切り出し、こて仕上げ面の
摩耗減量をテーバ型摩耗試験機で測定(H−22摩耗輪,
荷重750g,100回転)した。
以上の試験結果を次の第2表に示す。
第2表に示すように、実施例剤を散布して養生したコ
ンクリートでは、いずれの場合も、耐ドライアウト性,
仕上がり外観,圧縮強度,耐摩耗性の全てにおいて、比
較的剤を散布したコンクリート及び,ブランク剤(気乾
養生)より、良好な値となって、水中養生のブランク材
並みの特性が得られる。
このように良好な特性を得ることができるのは、上記
各実施例剤では、コンクリートとの親和性を向上する
α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸が共重合され
ているために、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エ
ステル系の乳化重合体とコンクリートとの馴染みを良く
し、樹脂浮きの発生を避けることができる、ことに基づ
くものである。
この樹脂浮きがない結果、コンクリートと樹脂とが均
一に混合され、緻密なポリマコンクリート層が形成され
るため、本実施例の如く、ポリマコンクリート層の耐ド
ライアウト性等を向上できる。
また、上記各実施例剤では、保護コロイドであるポリ
ビニルアルコールにより乳化重合体のミセルが安定化さ
れているために、ミセルの凝集を防止して、この点から
も前記樹脂浮きの発生を防止している。
その他、実施例剤1を用いた養生では、スチレンが共
重合体に存在するため、アクリル酸エステル,メタクリ
ル酸エステルの粘度を減少させ、コンクリート類表面に
散布後のコテ仕上げの作業性が良好であった。
また、実施例剤2を用いた養生では、上記α,β−モ
ノエチレン性不飽和カルボン酸の作用を増強するN−メ
チロールアクリル酸アミドが共重合体中に存在するた
め、実施例剤1を用いて養生したコンクリートに比較し
て、実施例剤2を用いて養生したコンクリートの耐ドラ
イアウト性等の特性をさらに高めることができる。
これに対し、比較例剤1を用いた養生では、コンクリ
ートとの親和性を改善するα,β−モノエチレン性不飽
和カルボン酸が共重合体に存在しないため、コテ仕上げ
を行っても樹脂とコンクリートが均一に混和せず、前記
樹脂浮きが発生して緻密なポリマコンクリート層が形成
されない。よって、コンクリートの耐ドライアウト性等
の特性が上記実施例剤を用いた養生したコンクリートの
値に比較して大きく低下する。
比較例剤2を用いた養生では、上記α,β−モノエチ
レン性不飽和カルボン酸が共重合体内に存在するが、乳
化重合の際に保護コロイド(ポリビニルアルコール)が
使用されていないために、重合体のミセルが互いに凝集
して、樹脂浮きを発生しやすくなり、コテ仕上げしても
樹脂とコンクリートとを均一に混和することができない
ため、コンクリートの耐ドライアウト性等の特性が劣化
する。
比較例剤3を用いた養生では、上記α,β−モノエチ
レン性不飽和カルボン酸が共重合体に存在し、また保護
コロイドがエマルジョン中に混合されているが、保護コ
ロイドを入れるタイミングが、乳化重合終了後であるた
め、重合体のミセルを安定化することができない。よっ
て、重合体のミセルが凝集し、比較例剤3を用いた養生
の場合と同様に、養生後のコンクリートにおける耐ドラ
イアウト性等の特性が実施例剤を用いて養生したコンク
リートより劣化する。したがって、保護コロイドを重合
前に入れて単量体混合物を乳化重合することが望まし
い。
以上説明した実施例では、コンクリート表面の養生に
ついて説明したが、本発明方法をモルタル表面に適用し
て養生を実行できることは勿論である。また、上記実施
例で示した数値はいずれも一例であり、これに限定され
ることなく他の数値を選択できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項(1)記載の発明によれ
ば、散布するだけの取り扱いの簡単なエマルジョン型養
生剤を用いてコンクリート類表面の養生を行っても、樹
脂浮きが生ずることなくコンクリート類の養生が可能に
なる結果、耐ドライアウト性,耐クラック性等の種々の
特性に優れたコンクリート類を提供できる。
また、請求項(2)記載の発明では、α,β−モノチ
レン性不飽和カルボン酸の作用を増強するα,β−モノ
チレン性極性単量体が、エマルジョン中の共重合体に存
在するために、請求項(1)の効果をさらに高める効果
を奏する。
また、請求項(3)記載の発明では、エマルジョン中
の共重合体中にアクリル酸エステル,メタクリル酸エス
テルの粘度を低下する芳香族α,β−モノエチレン性単
量体が存在するため、上記請求項(1)又は(2)の効
果に加えて、コンクリート類の表面仕上げの際の作業性
を向上できる。
さらに請求項(4),(5)記載の発明も、上記請求
項(1),(2)又は(3)記載の発明と同様の効果を
奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 昌彦 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (72)発明者 山田 哲夫 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (72)発明者 長瀬 公一 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−45131(JP,A) 特開 昭50−5427(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸
    1〜10重量部と、残部アクリル酸エステル及びメタクリ
    ル酸エステルの少なくとも一種と、からなる単量体混合
    物が、保護コロイドを用いて乳化重合されることにより
    得られた共重合体のエマルジョンを、コンクリート類の
    打設後該コンクリート類が硬化する前に当該コンクリー
    ト類表面に散布し、次いで当該コンクリート類の表面仕
    上げを行うこと、を特徴とするコンクリート類表面の養
    生方法。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、前記α,β−モノ
    エチレン性不飽和カルボン酸以外のα,β−モノエチレ
    ン性極性単量体が、前記単量体混合物に1〜5重量部混
    合されていること、を特徴とするコンクリート類表面の
    養生方法。
  3. 【請求項3】請求項(1)又は(2)において、芳香族
    α,β−モノエチレン性単量体が、前記単量体混合物に
    25〜55重量部混合されていること、を特徴とするコンク
    リート類表面の養生方法。
  4. 【請求項4】請求項(1)ないし(3)のいずれか一項
    において、前記α,β−モノエチレン性不飽和カルボン
    酸は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
    ン酸、フマール酸、マレイン酸からなる群の少なくとも
    一種であること、を特徴とするコンクリート類表面の養
    生方法。
  5. 【請求項5】請求項(1)ないし(4)のいずれか一項
    において、前記保護コロイドはポリビニルアルコールで
    あること、を特徴とするコンクリート類表面の養生方
    法。
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