JP2727622B2 - 超電導セラミックス膜形成用スパッタリングターゲットの製造法 - Google Patents

超電導セラミックス膜形成用スパッタリングターゲットの製造法

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JP2727622B2 JP1022391A JP2239189A JP2727622B2 JP 2727622 B2 JP2727622 B2 JP 2727622B2 JP 1022391 A JP1022391 A JP 1022391A JP 2239189 A JP2239189 A JP 2239189A JP 2727622 B2 JP2727622 B2 JP 2727622B2
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、超電導セラミックス膜形成用スパッタリ
ングターゲットの製造法に関するものであり、さらに詳
しくは、超電導セラミックス膜を基板表面に形成するた
めの多元スパッタリング用ターゲットの製造法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年、多元スパッタリング法にて、基板表面に超電導
セラミックス膜を形成する試みがなされている。
上記超電導セラミックスとして、現在のところY−Ba
−Cu−O系超電導セラミックス、Bi−Sr−Ca−Cu−O系
超電導セラミックス、およびTl−Ba−Ca−Cu−O系超電
導セラミックスが一般的に知られており、これら超電導
セラミックス膜を基板表面に多元スパッタリング法によ
り形成する方法として、 (1) 金属Cu製ターゲット、Y2O3製ターゲット、およ
びBaとCuの複合酸化物製ターゲットを用意し、これらタ
ーゲットを三元スパッタリング装置に同時に装入セット
し、スパッタリングを実施することにより基板表面にY
−Ba−Cu−O系超電導セラミックス膜を形成する方法、 (2) 金属Cu製ターゲット、金属Bi製ターゲットおよ
びSrとCaとCuの複合酸化物製ターゲットを用意し、これ
らターゲットを三元スパッタリング装置に同時に装入セ
ットし、スパッタリングを実施することにより基板表面
にBi−Sr−Ca−Cu−O系超電導セラミックス膜を形成す
る方法、 (3) 金属Cu製ターゲット、およびBaとCaとCuの複合
酸化物製ターゲットを用意し、これらターゲットを二元
スパッタリング装置に同時に装入セットし、スパッタリ
ングを実施し、スパッタ後の薄膜に対してTl蒸気を含む
雰囲気中に、焼鈍処理をすることにより基板表面にTl−
Ba−Ca−Cu−O系超電導セラミックス膜を形成する方
法、 が知られている。
上記BaとCuの複合酸化物製ターゲットを作製するに
は、まず、それぞれ平均粒径:10μm以下のBa炭酸塩粉
末およびCu酸化物粉末を用意し、これら粉末を、Ba炭酸
塩粉末:Cu酸化物粉末=1:1(モル比)となるように配合
し、ヘキサンを溶媒としながらボールミルにて4〜6時
間、平均粒径:2〜3μmになるまで混合粉砕し、乾燥し
たのち、温度:750〜980℃、10〜15時間保持の条件にて
焼成し、粉砕する。上記粉砕は、まず乳鉢で解砕し、つ
いでボールミルで微粉砕することにより実施される。上
記焼成および粉砕は4〜5回くり返し実施され、さらに
乾燥して、平均粒径:4〜5μmのBaとCuの複合酸化物粉
末を作製する。
上記BaとCuの複合酸化物粉末は、温度:750〜850℃、
プレス圧:100〜300kg/cm2、2〜5時間保持の条件で真
空ホツトプレスすることによりBaとCuの複合酸化物製タ
ーゲットに形成される。
以上、BaとCuの複合酸化物製ターゲットの製造法につ
いて詳述したが、上記SrとCaとCuの複合酸化物製ターゲ
ットを作製するには、Sr炭酸塩粉末、Ca炭酸塩粉末、お
よびCu酸化物粉末を用意し、これら粉末を、Sr炭酸塩粉
末:Ca炭酸塩粉末:Cu酸化物粉末=1:1:2(モル比)とな
るように配合し、さらに上記BaとCaとCuの複合酸化物製
ターゲットを作製するには、Ba炭酸塩粉末、Ca炭酸塩粉
末およびCu酸化物粉末を用意し、これら粉末をBa炭酸塩
粉末:Ca炭酸塩粉末:Cu酸化物粉末=1:1:2(モル比)と
なるように配合し、これら配合粉末をそれぞれ上記Baと
Cuの複合酸化物製ターゲットの製造法と同様にしてSrと
CaとCuの複合酸化物製ターゲットおよびBaとCaとCuの複
合酸化物製ターゲットを製造していた。
以下、BaとCuの複合酸化物、SrとCaとCuの複合酸化
物、およびBaとCaとCuの複合酸化物を、それぞれ製造す
るために必要な原料粉末の「所定の配合量」とは、 Ba炭酸塩粉末:Cu酸化物粉末=1:1(モル比)、 Sr炭酸塩粉末:Ca炭酸塩粉末:Cu酸化物粉末=1:1:2
(モル比)、 Ba炭酸塩粉末:Ca炭酸塩粉末:Cu酸化物粉末=1:1:2
(モル比)、 を満足する量を意味する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記BaとCuの複合酸化物製ターゲット、SrとCaとCuの
複合酸化物製ターゲット、およびBaとCaとCuの複合酸化
物製ターゲットは、いずれも炭酸塩粉末を原料粉末とし
て用いているが、この炭酸塩の炭酸イオン(CO3 2-)が
焼成およびホットプレス工程を経ても未反応のまま炭酸
塩として複合酸化物製ターゲット中に残留し、この炭酸
イオン(CO3 2-)を含む複合酸化物製ターゲットを用い
て多元スパッタリング法により基板表面に超電導セラミ
ックス膜を形成すると、形成された超電導セラミックス
膜に不純物としてCが混入し、Cの混入した超電導セラ
ミックス膜は、その超電導特性が大幅に劣化するという
問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、かかる問題点を解決すべく研
究を行った結果、 原料粉末として、所定の炭酸塩粉末に対してCu酸化物
粉末を過剰に配合した混合粉末を用いて焼成し粉砕して
得られた複合酸化物粉末は、不純物としてCが残留する
ことが極めて少なく、この残留Cの極めて少ない複合酸
化物粉末をホットプレスすることにより得られたターゲ
ットのC含有量も極めて少なく、したがって、このC含
有量の極めて少ない複合酸化物製ターゲットを用いて多
元スパッタリング法により基板上に形成された超電導セ
ラミックス膜のC含有量も極めて少なくなり、上記超電
導セラミックス膜の超電導特性を劣化させることがない
という知見を得たのである。
この発明は、かかる知見にもとづいてなされたもので
あって、 炭酸塩粉末に、Cuの酸化物粉末を所定の配合量よりも
0.1〜10重量%過剰に配合し混合した混合粉末を焼成し
粉砕して得られた複合酸化物粉末をホットプレスする超
電導セラミックス膜形成用スパッタリングターゲットの
製造法に特徴を有するものである。
上記Cuの酸化物粉末を所定の配合量よりも0.1〜10重
量%過剰に配合する理由は、Cuの酸化物粉末が所定の配
合量よりも0.1重量%未満の過剰量では複合酸化物粉末
に残留するCの量は減少せず、一方、10重量%を越えて
過剰に配合しても偏析してしまうので好ましくない。し
たがって、Cuの酸化物粉末の過剰配合量は、0.1〜10重
量%に定めた。
上記0.1〜10重量%過剰のCu酸化物粉末と所定量の炭
酸塩粉末との混合粉末の焼成温度は、750〜980℃の範囲
内であることが好ましい。上記焼成温度が750℃未満で
は、温度が低いために焼成がほとんど進まず、炭酸塩が
残留してしまうので好ましくなく、一方、980℃を越え
ると焼成体が部分溶融してしまうので好ましくない。
〔実 施 例〕
つぎに、この発明を実施例にもとづいて具体的に説明
する。
実施例 1 原料粉末として、平均粒径:5μmの炭酸バリウム(以
下、BaCO3と記す)粉末および平均粒径:3μmの酸化第
二銅(以下、CuOと記す)を用意し、それら粉末をそれ
ぞれ第1表に示される所定の配合量よりもCuO過剰の配
合組成となるように秤量し、ボールミルを用い、特級n
−ヘキサンを溶媒として、それぞれ6時間混合した(混
合粉末に含まれる過剰CuOの割合も第1表に示してあ
る)。これら混合粉末を乾燥したのち、アルミナ製の焼
成皿に入れ、それらをマッフル炉にて、大気雰囲気中、
第1表に示される焼成温度および焼成時間にて一次焼成
した。この時の昇温速度は、150℃/時間、また降温は
炉冷で行なった。この焼成体をメノウ製乳鉢で解砕し、
さらに湿式ボールミルで6時間粉砕した後、乾燥し、再
びマッフル炉にて第1表に示される焼成温度および焼成
時間にて二次焼成を行なった。この二次焼成体を再びメ
ノウ製乳鉢で解砕し、湿式ボールミルで8時間粉砕し乾
燥して得られた生成体は、いずれもBaとCuの複合酸化物
(以下、BaCuO2と記す)粉末となっていた。
このようにして得られたBaCuO2粉末を、温度:850℃、
4時間保持の真空ホットプレスを行ない、直径:5cm×厚
さ:0.7cmのホットプレス体を得た。これを加工して第1
表の本発明ターゲット1〜15、比較ターゲット1〜12お
よび従来ターゲット1を作製した。これらターゲットの
表面層を取り除いた内部から削り出した分析試料を高周
波炉燃焼赤外線吸収法で分析し、C含有量を測定し、そ
の結果を第1表に示した。
ついで、上記本発明ターゲット1〜15、比較ターゲッ
ト1〜2、および従来ターゲット1をそれぞれ金属Cu製
ターゲットおよびY2O3製ターゲットと組合せて三元スパ
ッタリング装置に装入セットし、下記の条件でスパッタ
リングを行なった。
雰囲気全体圧力:10-4〜10-1Torr、 雰囲気:ArまたはO2を5〜50%含有のAr、 供給電力:100〜600W、 基板材質:平面寸法が100mm2のMgO単結晶、 基板加熱:650℃または加熱せず、 基板−ターゲット間距離:50〜130mm、 上記条件で基板表面に形成されたY−Ba−Cu−o系超
電導セラミックス膜を、大気中、温度:910℃、1時間保
持の焼鈍処理を施し、この状態で4端子法により臨界温
度Tc(゜K)を測定し、それらの結果も第1表に示し
た。
第1表の結果から、CuO粉末を所定の配合量よりも0.1
〜10重量%過剰に配合し、焼成して 得られたBaCuO2粉末をホットプレスすることにより作製
されたターゲットは、C含有量が0.2重量%以下と極め
て少なく、したがって、このターゲットを用いて形成し
たY−Ba−Cu−O系超電導セラミックス膜の臨界温度は
低下しないことがわかる。
実施例 2 原料粉末として、それぞれ平均粒径:5μmの炭酸スト
ロンチウム(以下、SrCO3と記す)粉末、炭酸カルシウ
ム(以下、CaCO3と記す)粉末、およびCuO粉末を用意
し、これら粉末をそれぞれ第2表に示される所定の配合
量よりCuO過剰の配合組成となるように配合し、ボール
ミルを用い、特級n−ヘキサンを溶媒として、それぞれ
6時間混合した(混合粉末に含まれる過剰CuOの割合も
第1表に示してある)。これら混合粉末を乾燥したの
ち、アルミナ製の焼成皿に入れ、マッフル炉にて、大気
雰囲気中、第2表に示される焼成温度および焼成時間に
て一次焼成した。この時の昇温速度および降温速度は実
施例1と全く同じに行なった。このようにして得られた
一次焼成体をメノウ製乳鉢で解砕し、さらに湿式ボール
ミルで6時間粉砕した後、乾燥し、再びマッフル炉にて
第2表に示される二次焼成条件で焼成した。この二次焼
成体を再びメノウ製乳鉢で解砕し、湿式ボールミルで8
時間粉砕し、乾燥し、得られた生成体はSrとCaとCuの複
合酸化物(以下、SrCaCu2O4と記す)粉末となってい
た。
このようにして得られたSrCaCu2O4粉末を、温度:850
℃、4時間保持の真空ホットプレスを行ない、直径:5cm
×厚さ:0.7cmのホットプレス体を得た。これを加工して
第2表の本発明ターゲット16〜30、比較ターゲット3〜
4および従来ターゲット2を作製した。これらターゲッ
トの表面を取り除いた内部から削り出した分析試料を高
周波炉燃焼赤外線吸収法で分析し、C含有量を測定し、
その結果を第2表に示した。
ついで、上記本発明ターゲット16〜30、比較ターゲッ
ト3〜4、および従来ターゲット2を、 それぞれ、金属Cu製ターゲットおよび金属Bi製ターゲッ
トとともに三元スパッタリング装置に装入セットし、実
施例1で実施した条件と全く同一スパッタリング条件で
スパッタリングを実施し、形成されたBi−Sr−Ca−Cu−
O系超電導セラミックス膜を、大気中、温度:850℃、30
時間保持の条件で焼鈍処理し、この状態で4端子法によ
り臨界温度Tc(゜K)を測定して、これらの結果を第2
表に示した。
実施例 3 原料粉末として、それぞれ平均粒径:5μmのBaCO3,Ca
CO3およびCuOの粉末を用意し、これら粉末をそれぞれ第
3表に示される所定の配合量よりCuO過剰の配合組成と
なるように配合し、ボールミルを用い、特級n−ヘキサ
ンの溶媒として、それぞれ6時間混合した(混合粉末に
含まれる過剰CuOの割合も第1表に示してある。)それ
ら混合粉末を乾燥したのち、アルミナ製の焼成皿に入
れ、マッフル炉にて、大気雰囲気中、第3表に示される
条件で一次焼成した。この時の昇温および降温速度は実
施例1と全く同じに行なった。このようにして得られた
一次焼成体をメノウ製乳鉢で解砕し、さらに湿式ボール
ミルで6時間粉砕した後、乾燥し、再びマッフル炉に第
3表に示される条件で二次焼成した。この二次焼成体を
再びメノウ製乳鉢で解砕し、湿式ボールミルで8時間粉
砕し、乾燥し、得られた生成体はBaとCaとCuの複合酸化
物(以下、BaCaCu2O4と記す)粉末となっていた。
このようにして得られたBaCaCu2O4粉末を、温度:850
℃、4時間保持の真空ホットプレースを行ない、直径:5
cm×厚さ:0.7cmのホットプレス体を得、これらを加工し
て第3表の本発明ターゲット31〜45、比較ターゲット5
〜6および従来ターゲット3を作製した。これらターゲ
ットの表面を取り除いた内部から削り出した分析試料を
高周波炉燃焼赤外線吸収法で分析し、C含有量を測定
し、その結果を第3表に示した。
ついで、上記本発明ターゲット31〜45、比較ターゲッ
ト3〜4、および従来ターゲット3を、 それぞれ、金属Cu製ターゲットとともに二元スパッタリ
ング装置に装入セットし、実施例1で実施した条件と全
く同一スパッタリング条件でスパッタリングを実施し、
スパッタ後の薄膜に対してTl蒸気を含む雰囲気中、温
度:840℃、50時間保持の条件で焼鈍処理し、この状態で
4端子法により臨界温度Tc(゜K)を測定し、これらの
結果を第3表に示した。
〔発明の効果〕
第1表〜第3表に示される結果から、CuOを所定の量
より0.1〜10重量%過剰に配合した本発明ターゲット1
〜45は、いずれも所定量CuO配合の従来ターゲット1〜
3に比べてC含有量が少なく、したがって、このターゲ
ットを用いて形成された超電導セラミックス膜の超電導
特性も優れている。また比較ターゲット1〜6にみられ
るように、CuO過剰配合量がこの発明の範囲から低い方
に外れると、得られたターゲットのC含有量が減少せ
ず、一方、その含有量が高い方に外れると部分溶融して
ターゲットを形成することができないことがわかる。
さらに、CuOが適量過剰に配合することにより、複合
酸化物粒子間のバインダー的役割をし、そのため、強度
のすぐれたターゲットを得ることができ、取扱いが容易
になる等の効果もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23C 14/08 H01L 39/24 ZAAB H01L 39/24 ZAA H01B 12/06 ZAA // H01B 12/06 ZAA 13/00 565D 13/00 565 C04B 35/00 ZAAK (56)参考文献 特開 平1−52341(JP,A) 特開 平1−226734(JP,A) 特開 平1−8269(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Ba炭酸塩粉末とCu酸化物粉末を配合し混合
    して得られた混合粉末を、温度:750〜980℃、8〜40時
    間保持の条件で焼成してBaとCuの複合酸化物を形成し、
    ついでこのBaとCuの複合酸化物を粉砕して得られたBaと
    Cuの複合酸化物粉末をホットプレスすることによりBaと
    Cuの複合酸化物からなるスパッタリングターゲットを製
    造する方法において、 上記Cu酸化物粉末を所定の配合量よりも0.1〜10重量%
    過剰に加えることを特徴とする超電導セラミックス膜形
    成用スパッタリングターゲットの製造法。
  2. 【請求項2】Sr炭酸塩粉末、Ca炭酸塩粉末およびCu酸化
    物粉末を配合し混合して得られた混合粉末を、温度:750
    〜980℃、8〜40時間保持の条件で焼成してSrとCaとCu
    の複合酸化物を形成し、ついでこのSrとCaとCuの複合酸
    化物を粉砕して得られたSrとCaとCuの複合酸化物粉末を
    ホットプレスすることによりSrとCaとCuの複合酸化物か
    らなるスパッタリングターゲットを製造する方法におい
    て、 上記Cu酸化物粉末を所定の配合量よりも0.1〜10重量%
    過剰に加えることを特徴とする超電導セラミックス膜形
    成用スパッタリングターゲットの製造法。
  3. 【請求項3】Ba炭酸塩粉末、Ca炭酸塩粉末およびCu酸化
    物粉末を配合し混合して得られた混合粉末を、温度:750
    〜980℃、8〜40時間保持の条件で焼成してBaとCaとCu
    の複合酸化物を形成し、ついでこのBaとCaとCuの複合酸
    化物を粉砕して得られたBaとCaとCuの複合酸化物粉末を
    ホットプレスすることによりSrとCaとCuの複合酸化物か
    らなるスパッタリングターゲットを製造する方法におい
    て、 上記Cu酸化物粉末を所定の配合量よりも0.1〜10重量%
    過剰に加えることを特徴とする超電導セラミックス膜形
    成用スパッタリングターゲットの製造法。
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