JP2727325B2 - 交流電源により指定された出力トルクで運転される電動機 - Google Patents
交流電源により指定された出力トルクで運転される電動機Info
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Description
流電動機を、単相若しくは3相の交流電源により運転す
る場合に利用されるものである。
する技術はないが、インバータを利用して高い周波数の
交流とし、誘導電動機を駆動して、電動グラインダを生
産した例がある。しかし、目的は同じでも本発明技術と
はその手段が異なっている。他に、交流電源を使用した
比較的出力の大きい直流電動機が数多くあるが、これ等
も目的は同じであるが、本発明装置とはその手段が異な
っている。
に述べる解決すべき問題点となる課題がある。
みが通電されるので、通電のオンオフ時に大きい電気ノ
イズを発生する。
電側からみた場合に好ましい通電とはなっていない。電
流の変化は最少限とすることが好ましいものである。
で、これを平滑化して直流電源とする平滑コンデンサの
容量が著しく大きくなり、大型高価となる。
インバータは高価,大型となる問題点がある。
タの問題は解決するが、次に述べる他の問題点がある。
ように相数を多くできない。これは、各相の半導体回路
の価格が高い為に実用性が失なわれるからである。
の放出と蓄積に時間がかかり、高トルクとなるが高速と
ならない問題点がある。
ンス型の電動機の場合には、電機子の磁極の数が多くな
り、又その磁路の空隙が小さいので、蓄積磁気エネルギ
が大きく、上記した不都合は助長される。
る。又直流電動機の電源を交流より得る場合に、コンバ
ータの出力が500ワット以上位となると、第1,第2の問
題点となる課題は早急に解決する必要がある。
機、(特に無刷子モータ即ち半導体電動機)にも同じく
存在する。
ると、各1相を独立にチヨッパ回路により通電制御を行
なうことができる。従ってチヨッパ回路は、A相,B相の
2系統ですむ。
ラクタンス型若しくはブラシレスの半導体電動機におい
ては、第7図(a)(d)について詳説するようにA相
とB相の2系統の通電と考えることができる。従って、
チヨッパ回路も2系統ですむ。
なるような構成とする。
制御を位置検知信号により行なう慣用されている手段に
付加して、チヨッパ回路により、指定された電機子電流
値とし、印加電圧と無関係に電機子電流(励磁電流)を
基準電圧により制御する。
によって前記した電機子電流値が得られるように交流電
源の電圧を選択する。
0度の巾の通電制御を行なう場合に、励磁コイルに蓄積
された磁気エネルギを電源に環流して、急速に消滅せし
めて、位置検知信号の形状に相似した通電波形としてい
る。
ち励磁電流値となるように制御されているので、電動機
の印加電圧が、設定値を越えていれば、印加電圧に無関
係に無機子電流は負荷に対応する所定値に保持される。
従って、交流の電圧のピーク値を前記した設定値が得ら
れる電圧の2倍以上のものとすることにより、電機子電
流の通電に寄与する電圧の巾は、半サイクルの全巾の2/
3位となる。
バータのように電圧のピーク値の近傍のみのパルス的通
電が避けられ、機械的,電気的なノイズの発生が防止さ
れる。チヨッパ周波数も大きくなるので、交流半サイク
ルの間のオンオフの周波数が大きくなるので有効な手段
となる。
る為に1000マイクロフアラッド位のコンデンサが平滑用
として使用されているが、本発明手段によると平滑用コ
ンデンサは、1/10位となる作用がある。
ンサは不要となり、他の作用は単相の場合と全く同様で
ある。
り、設定値に保持されているので、ジュール損失は僅少
となる。
形が保持されているので、電源電圧に無関係となる。従
って印加電圧の平滑化の必要がなく、又設定された値以
上の交流電圧とすることにより、励磁コイルに蓄積され
た磁気エネルギの処理が高速で行なわれるので、反トル
クの発生がなく高速高トルクとなり、リラクタンス電動
機の欠点が除去できる。
著しく劣化するが、上述した手段を適用することにより
効率が著しく上昇する。
ヨッパ回路による通電電流電流リプルの位相差は電気角
で180度とされているので、供電側から見た場合に、供
電電流値のリプル分が減少する。従って、電気ノイズの
発生も小さくでき、又そのフイルタコンデンサも小容量
ですむ作用がある。
面の同一記号のものは同一部材なので、その重複した説
明は省略する。
力は、周知の全波整流回路2により整流され、端子2a,2
bより直流出力が得られる。
トにおいて、曲線5a,5b,…(単相の場合)及び曲線23a,
23b,…,24a,24b,…,25a,25b,…(3相の場合)として、
波形が示されている。
B相の電機子コイルの通電制御回路のブロック回路であ
る。
(a)(d)について後述する。
に入力される電機ノイズのフイルタ用のものである。
ついて説明する。
の回転子の突極と固定電機子の磁極と励磁コイルの構成
を示す平面図である。以降の角度表示はすべて電気角と
する。
…の巾は180度、それぞれは360度の位相差で等しいピッ
チで配設されている。
られている。記号8は回転軸である。固定電機子16に
は、磁極16a,16b,16c,16d,16e,16fが、それ等の巾が180
度で、等しい離間角で配設されている。突極と磁極の巾
は180度で等しくされている。突極数は7個,磁極数は
6個である。
図である。
を検出する為の位置検知素子で、図示の位置で固定電機
子16の側に固定され、コイル面は、突極1a,1b,…の側面
に空隙を介して対向している。
のである。
得る為の装置が示されている。
ッジ回路となり、コイル10aが突極1a,1b,…に対向して
いないときには平衡するように調整されている。
オード11b,コンデンサ12bよりなるローパスフイルタの
出力は等しく、オペアンプ13の出力はローレベルとな
る。
ている。コイル10aが突極1a,1b,…に対向すると、鉄損
(渦流損とヒステリシス損)により、インピーダンスが
減少するので、抵抗15aの電圧降下が大きくなり、オペ
アンプ13の出力はハイレベルとなる。
ートの曲線25a,25b,…となり、反転回路13aを介する入
力は、曲線26a,26b,…となる。
b,10cを含む上述したブリッジ回路を示すものである。
ロック回路18に入力され、それらの出力信号は、第10図
(a)において、曲線27a,27b,…,曲線28a,28b,…とし
て示される。
ロック回路18に入力され、それらの出力信号は、第10図
(a)において、曲線29a,29b,…,曲線30a,30b,…とし
て示される。
0度おくれ、曲線27a,27b,…に対して、曲線29a,29b,…
は位相が120度おくれている。
路に慣用されている回路で、上述した位置検知信号の入
力により端子18a,18b,…,18fより120度の巾の矩形波の
電気信号が得られる論理回路である。
それぞれ曲線31a,31b,…,曲線32a,32b,…,曲線33a,33
b,…として示されている端子18d,18e,18fの出力は、第1
0図(a)において、それぞれ曲線34a,34b,…,曲線35
a,35b,…,曲線36a,36b,…として示されている。
端子18cと18fの出力信号の位相差は180度である。
れ、端子18d,18e,18fの出力信号も同じく順次に120度お
くれている。コイル10a,10b,10cの対向する突極1a,1b,
…の代りに、第4図の回転子1と同期回転する同じ形状
のアルミニユーム板を用いても同じ効果がある。
吸引力が大きいので機械振動を誘発する。
を、回転軸に関し対称の位置に2個1組配設して、上記
した磁気吸引力をバランスしている。
で示すように、突極が磁極に対向し始める初期はトルク
が著しく大きく、末期では小さくなる。従って合成トル
クも大きいリプルトルクを含む欠点がある。かかる欠点
を除去するには、次の手段によると有効である。
しめる手段とする。かかる手段により対向面の洩れ磁束
により、出力トルク曲線は第10図(a)の曲線42aのよ
うに平坦となる。
うになる。
電流値は小さく、中央部は逆起電力により、更に小さく
なる。末期では、逆起電力が小さいので、急激に上昇
し、曲線46のようになる。この末期のピーク値は、起動
時の電流値と等しい。この区間では、出力トルクがない
ので、ジユール損失のみとなり、効率を大巾に減少せし
める欠点がある。曲線46は180度の巾となっているの
で、磁気エネルギは点線46aのように放電し、これが反
トルクとなるので更に効率が劣化する。
数を増加し、励磁電流を増加すると、回転速度が著しく
小さくなる欠点がある。
増大するには、第1図の磁極と突極の数を増加し、又両
者の対向空隙を小さくすることが必要となる。このとき
に回転数を所要値に保持すると、第1図の磁極16a,16b,
…と突極1a,1b,…に蓄積される磁気エネルギにより、励
磁電流の立上り傾斜が相対的にゆるくなり、又通電が断
たれても、磁気エネルギによる放電電流が消滅する時間
が相対的に延長され、従って、大きい反トルクが発生す
る。
り、反トルクも発生するので、回転速度が小さい値とな
る。
b,…は、珪素鋼板を積層固化する周知の手段により作ら
れ、図示しない外筐に固定されて電機子となる。記号16
の部分は磁路となる磁心である。記号16及び記号16a,16
b,…を電機子と呼称する。
いる。磁極16a,16b,…の巾は突極巾と等しく、6個が等
しいピッチで配設されている。
されて、矢印A−1方向に回転する。
励磁コイル17dが通電されるので、突極1dによるトルク
が発生する。
ドが変更され、磁極の励磁極性は、磁極16b(N極)、1
6c(S極)→磁極16c(S極)、16d(N極)→磁極16d
(N極)、16e(S極)→磁極16e(S極)、16f(N
極)→磁極16f(N極)、16a(S極)→とサイクリック
に交替されて、矢印A−1方向に回転子1が駆動される
3相のリラクタンス電動機となる。
非励磁磁極を通る洩れ磁束は互いに反対方向となり、反
トルクの発生が防止される。
する。
端には、それぞれトランジスタ20a,20b及び20c,20d及び
20e,20fが挿入されている。
なるもので、同じ効果のある他の半導体素子でもよい。
例えばパワモスFETが使用される。
トランジスタ20a,20bが導通して、励磁コイル17aが通電
される。端子23b,23cよりハイレベルの電気信号が入力
されると、トランジスタ20c,20d及びトランジスタ20e,2
0fが導通して、励磁コイル17c,17eが通電される。
制御回路で、励磁コイル17aの通電制御回路と全く同じ
構成のものである。
と、それぞれ励磁コイル17b,17d,17fが通電される。
24cに入力される電気信号を得る為の回路で、上記した
端子23a,23b,…,24cはそれぞれ第7図(b)の端子48a,
48b,…,48fに接続されている。
図(a)の位置検知信号曲線31a,31b,…及び曲線32a,32
b,…及び曲線33a,33b,…が入力されている。これ等は同
時に、アンド回路47a,47b,47cの上側の入力となってい
る。
曲線36a,36b,…及び曲線34a,34b,…及び曲線35a,35b,…
が入力されている。
電圧が入力されている。従って、乗算回路53aの出力
は、端子55a,55b,55cの電気信号と相似し、しかも端子5
3の入力により高さの異なる電気信号となる。
の電圧降下即ち励磁電流の検出電圧が端子54aと接続し
た第7図(b)の同一記号の端子を介して入力されてい
る。
で、アンド回路47aの入力がハイレベルとなっている。
このときに、端子55aに位置検知信号が入力されると、
アンド回路47aの上側の入力もハイレベルとなるので、
その出力がハイレベルとなり、第7図(a)のトランジ
スタ20a,20bが導通する。
により漸増し、第10図(a)の曲線48aに示すように励
磁電流が増大する。
即ち第10図(a)の曲線31bを越えると、オペアンプ52a
の出力はハイレベルに転化し、この信号の始端部の微分
パルスが、微分回路51aにより得られる。この微分パル
スにより、単安定回路50が付勢され、その出力が短時間
だけ、ハイレベルとなるので、反転回路49の出力が対応
する時間だけローレベルに転化して、トランジスタ20a,
20bを不導通とする。
は、ダイオード21b,電源,抵抗22a,ダイオード21aを介
して放電され、この曲線が第10図(a)で曲線49aとし
て示される。
る形式となっているので、印加電圧を高くすることによ
り、曲線49aは急速に降下する。又曲線48aの上昇も急速
となる。短時間後に、単安定回路50の出力はローレベル
に復帰するので、アンド回路47aの出力もハイレベルと
なり、励磁コイル17aの通電が開始され、この通電曲線
が第10図(a)で曲線48bとして示される。
31bの右端で通電が停止する。
53の入力により通電電流を制御できる。
号により、アンド回路47bが制御されて、トランジスタ2
0c,20dも制御されて、励磁コイル17cの通電が制御さ
れ、同形の通電曲線となる。端子53の入力によりその高
さを変更できることも同様である。
号により、アンド回路47cが制御されて、トランジスタ2
0e,20fも制御されて、励磁コイル17eの通電が制御さ
れ、同形の通電曲線となる。ダイオード21c,21d,21e,21
fの作用効果も又同様である。端子53の入力によりその
高さを変更できることも同様である。
の通電角は120度、第10図(a)の実線44で示す出力ト
ルクを発生する。
A相による励磁コイルの通電と呼称する。
ぞれ第10図(a)の位置検知信号曲線36a,36b,…及び曲
線34a,34b,…及び曲線35a,35b,…が入力され、乗算回路
53bにより、端子53の入力電圧により、それぞれの高さ
が変更される。
る抵抗22bの電圧降下即ち励磁コイル17b,17d,17fの電流
に比例するものとなっている。オペアンプ52bのハイレ
ベルの出力の始端部の微分パルスが微分回路51bにより
得られ、この微分パルスが、フロップフロップ回路(以
降はF回路と呼称する。)56に入力される。又微分回路
51aの微分パルスも、F回路56に入力される。
入力されている。端子48d,48e,48fの出力は、第7図
(a)の端子24a,24b,24cにそれぞれ接続されているの
で、これ等の出力により、励磁コイル17b,17e,17fの通
電制御が行なわれる。
は、前述した励磁コイル17aのトランジスタ20a,20bのオ
ンオフによるチヨッパ回路による励磁電流の脈流部のみ
の曲線で、太線部は励磁電流の増大する部分を示し、細
線部は磁気エネルギの放出による電流曲線を示してい
る。点線6bは、第7図(b)の基準電圧53の端子の電圧
により通電電流が断たれる点を示し、点線6aは、曲線8
a,8b,…の下限を示している。
の微分パルスが、F回路56に入力されるので、出力がハ
イレベルとなり、アンド回路47dの入力がハイレベルと
なる。
励磁コイル17bの通電制御が行なわれている場合に、ア
ンド回路47dの上側の入力もハイレベルなので、励磁コ
イル17bは通電される状態にある。
うに増大し、励磁電流に比例する電圧が、端子54bより
入力されているので、オペアンプ52bの+端子の入力信
号が増大し、−端子のそれを越えると、オペアンプ52b
の出力はハイレベルに転化し、微分回路51bを介するF
回路の入力によりその出力が反転して、アンド回路47d
の下側の入力はローレベルとなる。
細線曲線9bに示すように電流が減少する。このときに、
励磁コイル17aは、すでに通電が開始され、曲線8cに示
すように電流が増大し、点線6bの交点で通電が断たれ
る。
に入力され、アンド回路47dの出力がハイレベルとな
り、励磁コイル17bは曲線9cに示すように電流が増大す
る。
なることが理想的であるが、図示のようにずれが発生す
ることは避けられない。しかし、次の曲線9cと点線6bと
の交点が早くなるので、調整作用があり、従って、曲線
8a,8b,…と曲線9a,9b,…との位相差は、180度に近いも
のとなる。
いても上述した事情は全く同じで、180度の位相差のあ
る通電曲線が得られるものである。
と、合成電流のリプル値が大きくなり、電源側に電気ノ
イズが環流され、又回路ノイズ発生の原因を大きくする
不都合がある。
る。励磁コイル17b,17d,17fによる通電モードをB相の
励磁コイルによる通電モードと呼称する。
説明より理解されるようにA相とB相の2つの相の通電
モードに分けて考えることができるので、この事実を利
用して上述した電気ノイズ減少の手段が得られるもので
ある。第1図のブロック回路A,Bは、上述したA相,B相
の通電制御回路を示すものである。従って、第1図のコ
ンデンサ3は小容量のものですむものである。
曲線を示すもので交流半波曲線5aに対応して縮少して示
したものである。
して示したもので、点線6a,6b間の通電曲線は省略して
ある。
(a)において、点線曲線45として示されている。矢印
の線分44a,45aは、位置検知信号32a(励磁コイル17cに
よるもの)及び位置検知信号34a(励磁コイル17dによる
もの)によるトルク曲線の区間を示している。
なり、効率良く、比較的平坦なトルク特性となる特徴が
ある。
をする。太線の曲線a,c,eは、位置検知信号31a,32a,33a
により通電される励磁コイル17a,17c,17eによるそれぞ
れのトルク曲線を示している。
通電される励磁コイル17b,17d,17fによるぞれぞれのト
ルク曲線を示している。
位置検知信号曲線31a,31b,…,曲線32a,32b,…,曲線33
a,33b,…は、励磁コイル17a,17c,17eの120度の巾の通電
制御を行ない、又位置検知信号曲線36a,36b,…,曲線34
a,34b,…,曲線35a,35b,…は、励磁コイル17b,17d,17f
の120度の巾の通電制御を行なっている。第7図(b)
において、乗算回路53a,53bを除去し、端子55a,55b,…,
55fの位置検知信号入力をそれぞれアンド回路47a,47b,
…,47fの上側端子に直接に入力し、端子53の基準電圧源
の電圧をオペアンプ52a,52bの−端子の入力としても同
じ目的が達成できる。
(b))の出力ハイレベルの時間、励磁コイルのインダ
クタンス等により変化するが、交流電源の半波の区間の
電圧によつても、その長短が変化する。従って、チヨッ
パ作用が完全に行なわれる電圧とする必要がある。電圧
は対応して充分に大きくする必要がある。
圧により電機子電流のチヨッパ制御が行なわれる電圧と
することが条件となる。
用する場合もある。一般の手段によると、第1図のコン
デンサ3は大容量のものとなる。平滑化の為に使用され
るコンデンサにより、第2図の点線7d,7e,…のように出
力電圧の降下することを防止する為に、1アンペアの負
荷電流で1000マイクロフアラッド位を必要としている。
機子電流値は変化しなく、チヨッパ作用の行なわれる電
圧を保持できればよいので、1/10位の容量のコンデンサ
ですむ特徴がある。
7cの巾の通電となり、ピーク値の高いパルス的な通電7
となるので、大電流となり、電源側に悪い影響を与え、
機械的,電気的ノイズを発生する欠点がある。
り、通電巾が広くなるので、上記した欠点が除去され
る。
保持すればよいので、その容量も著しく小さくなる特徴
がある。
変化しないので、電圧を上昇することができる。上昇し
た電圧は、電機子電流曲線となる第2図に示す曲線8a,8
b,…の巾と曲線9a,9b,…の巾を、ともに小さくできるの
で、チヨッパ作用も完全に行なわれ、又第10図(a)の
曲線48a,49a,48b,…の右端の降下も急速となり、従っ
て、磁気エネルギの放電による反トルクの発生もなく、
従って高速度で効率のよい電動機が得られる特徴があ
る。
直流出力となる。
で、第1図のコンデンサ3は小容量のものとなる。他の
作用効果は単相電源の場合と同様である。
た場合につき説明する。
タイムチヤートに詳細が示されている。
の位置を検出して得られる。
図の場合と相似したものとなる。異なっているのは、コ
イルは8a,8bが90度の位相差で電機子側に固定されてい
る。その検出出力は、第6図と相似した周知の回路によ
り得られ、位置検知信号は、第10図(b)において、曲
線70a,70b,…及び90度の位相差のある曲線72a,72b,…と
なる。コイル8aより、30度〜60度(本実施例の場合には
30度)位相の進んだ位置にもう1つのコイルが設けら
れ、これによる位置検知信号が、曲線71a,71b,…として
示されている。
位相の一致した部分のみをとり出すと、曲線75a,75b,…
となる。
反転したものが、曲線73a,73b,…及び曲線74a,74b,…で
ある。両者のアンド回路による出力は、曲線76a,76b,…
となる。
除された1相の位置検知信号となる。
コイル1個を付加して、30度〜60度位相の進んだ位置検
知信号を得て、同じ処理をすることにより、曲線77a,77
b,…及び曲線78a,78b,…で示す他の相の位置検知信号が
得られる。それぞれの曲線の末端は30度削除されてい
る。
7図(c)の端子55a,55bより入力され、曲線70a,70b,
…と曲線73a,73b,…は、端子55d,55eより、それぞれ入
力されている。
は、第7図(a)(b)の回路と同一記号の部材で、励
磁コイル17a,17cの通電制御回路と同様に示され、又回
路構成も同一なので同じ作用効果がある。即ち、例え
ば、位置検知信号曲線75b(第10図(b))による励磁
コイル58aの通電波形は、曲線79aのようになり、その巾
は180度以内となる。180度以内となるように、曲線75b
の末端が所定角だけ削除されているものである。
形も同じとなる。チヨッパ回路により、通電電流の大き
さは、基準電圧端子53の電圧により変更される。
電となるので、これをA相の励磁コイルの通電と呼称す
る。
図(b)の位置検知信号曲線77a,77b,…及び曲線78a,78
b,…がそれぞれ入力され、又端子57c,57dには、曲線72
a,72b,…及びそれを反転した曲線の電気信号が入力され
ている。
を制御する回路は、励磁コイル17b,17dの通電制御の回
路である同一記号の第7図(a)(b)のものと同一な
ので、その作用効果も又同じである。
で、これをB相の通電モードと呼称する。第10図(b)
の曲線80a,80b,…は、A相の励磁コイルの通電による出
力トルク曲線、又B相の励磁コイルによる出力トルク曲
線は、曲線81a,81b…となる。A相とB相の通電のリプ
ル電流(脈流電流)の位相差は180度なので、前実施例
と同じ作用効果が、2相のリラクタンス型電動機におい
ても得られるものである。この為に、位置検知信号の末
端を削除して、通電巾を180度に近くし、これにより反
トルクの混入を防止するものである。
ある高トルクの特性を保持して高速度とすることができ
る効果がある。
した例について説明する。
機子コイル61a,61b,61cの展開図である。位置検知素子
となるホール素子62a,62b,62cは、120度離間して図示の
位置で、電機子側に固定され、磁極60a,60bに対向して
いる。
形波の電気信号となる。
て、前述したコイル10a,10b,10cと全く同じ信号となる
ので、第10図(a)のタイムチヤートにより詳細を説明
する。
線29a,29b,…は、それぞれホール素子62a,62b,62cが磁
極60b(S極)の磁界内にあるときの出力である。曲線2
6a,26b,…,曲線28a,28b,…,曲線30a,30b,…は、それ
ぞれの上段の電気信号を反転したものである。
線25a,25b,…及び曲線27a,27b,…及び曲線29a,29b,…で
示される電気信号が入力されている。各電気信号の位相
差は120度である。ブロック回路Hは、入力された電気
信号より、Y型接続された半導体電動機を駆動する為の
120度の巾の6系列の位置検知信号を得る為の論理回路
で、周知の手段となっているものである。
(a)の曲線31a,31b,…及び曲線32a,32b,…及び曲線33
a,33b,…となる。
及び曲線35a,35b,…及び曲線36a,36b,…の電気信号とな
る。
と呼称し、第10図(a)の順次に次の段の位置検知信号
を第2,第3,…,第6の位置検知信号と呼称する。
55a,55b,55cにそれぞれ入力され、第4,第5,第6の位置
検知信号は、それぞれ端子55d,55e,55fに入力される。
(d)の端子65a,65b,65cに、それぞれ入力され、端子4
8d,48e,48fの出力は、第7図(d)の端子65d,65e,65f
に、それぞれ入力されている。
b,61cの通電制御回路である。
ブリッジ回路となり、電機子コイル61b,トランジスタ69
a,69b,69c,69dもブリッジ回路となっている。
リッジ回路である。端子65a,65bにハイレベルの入力信
号があると、トランジスタ68a,68b及びトランジスタ69
a,69bが導通して、電機子コイル61a,61bは右方(正方
向)に通電される。
ンジスタ68c,68d及びトランジスタ69c,69dが導通して、
電機子コイル61a,61bは左方(逆方向)に通電される。
信号があると、電機子コイル61cは正若しくは逆方向に
通電される。
(b)の端子55aに入力された場合を例として説明する
と、このときに、曲線31bの高さは、基準電圧(端子53
の電圧)と乗算回路53aにより乗算されて、オペアンプ5
2aの+端子の入力となる。−端子の入力は、第7図
(d)の端子67aに接続された端子54aの電圧即ち抵抗66
bの電圧降下となり、これは電機子電流に比例してい
る。
aの出力がハイレベルとなっているので、電機子コイル6
1aは正方向に通電される。
り、第10図(a)の曲線48aに示すように増大し、オペ
アンプ52aの出力がハイレベルに転化すると、単安定回
路50、反転回路49を介して、アンド回路47aの出力は、
設定されたみじかい時間だけ、前実施例と同様にローレ
ベルとなるので、トランジスタ68a,68bは不導通とな
る。このときに、電機子コイル61aに蓄積された磁気エ
ネルギは、各トランジスタに並列に接続された2個のダ
イオードを介して電源に環流され、急速に磁気エネルギ
は電源を充電する形となるので、電機子電流は曲線49a
(第10図(a))に示すように降下する。
機子電流は増大し始め、曲線48bに示す電流となる。
の電圧により指令された通電電流となり、出力トルク
も、これに対応するものとなる。
る。曲線32a,32b,…の位置検知信号により、全く同じ理
由により、電機子コイル61bが正方向に、引続いた120度
の巾の通電が行なわれる。
コイル61cが正方向に通電される。
イルの通電と呼称する。
の通電区間の後半部では、第10図(a)の位置検知信号
曲線36bの電気信号により、第7図(b)の端子55fに入
力があるので、アンド回路47fの上側の入力がハイレベ
ルとなっている。
と、微分回路51aより微分パルスが得られて、F回路56
の出力が、ハイレベルとなり、アンド回路47fの出力も
ハイレベルとなる。
電流が増大して、端子54b(第7図(d)の端子67bに接
続され、抵抗66eの電圧降下即ち電機子コイル61cの逆方
向の通電電流値に比例する電圧となっている。)の電機
子電流に比例する電圧がオペアンプ52bの−端子の入力
を越えると、オペアンプ52bの出力はハイレベルとな
り、微分回路51bを介して、F回路56を反転して、通電
を停止する。従って、電機子電流は、蓄積磁気エネルギ
の放出とともに減少する。
とともに通電が停止され、かかる通電モードは、次の位
置検知信号34a,34b,…により継続され、次に位置検知信
号35a,35b,…により継続される。
子コイル61c,61a,61bの順となり、逆方向に通電される
ことになる。かかる通電モードをB相の電機子コイルの
通電と呼称する。
A相の通電モードの場合となり、抵抗66a,66c,66eによ
る電流検出は、B相の通電モードの場合となるものであ
る。
度となるので、前実施例と同じ作用効果がある。
位置検知信号の始端部の立上り電流曲線が急速となり、
又末端部の電流曲線の降下も急速となる。従って、高出
力の電動機でも、高速の運転を行なうことができ、反ト
ルクの発生がないので高効率となる特徴がある。
基準電圧により独立に制御される特徴がある。上述した
第7図(b)、第7図(d)を組合せた実施例におい
て、第7図(b)の乗算回路53a,53b,53cを除去し、端
子55a,55b,…,55fの位置検知信号入力をそれぞれアンド
回路47a,47b,…,47fの上側端子に直接に入力し、端子53
の基準電圧源の電圧をオペアンプ52a,52bの−端子の入
力としても同じ目的が達成できる。
ンデンサ(平滑用)3の容量が、従来の技術に比較して
小容量のものでよい。
平滑用のコンデンサ3が更に著しく小さくなるので電源
が簡素化される。
ルをA相とB相に分割して処理することにより、両者の
チヨッパ回路による入力電流リプルの位相差が180度と
なっているので、電源側即ち供電側に対する負荷変動が
小さくなり、電気ノイズの発生が抑制される。
ることにより、出力トルクが変更でき、印加交流電圧を
高くすることにより、対応して高速度とすることができ
る。特に低速運転しか考えられなかったリラクタンス型
電動機の場合に有効な技術となり、その大きい欠点が除
去される。
入力の直流電動機の直流電源を構成する場合に有効な手
段となるものである。かかる場合に、電源の構成が簡素
化され、ダイオードブリッジ1個のみを付加すればよい
ので、慣用されているコンバータに比較して著しく小型
廉価に生産することができる効果がある。
発明装置で、電源が単相交流の場合の電気回路の各部の
電気信号のタイムチヤート、第3図は、同じく、3相交
流の場合のタイムチヤート、第4図は、3相リラクタン
ス型の電動機の構成の説明図、第5図は、同じくその回
転子、電機子、磁極、励磁コイルの展開図、第6図は、
コイルより位置検知信号を得る電気回路図、第7図は、
励磁コイル及び電機子コイルの通電制御回路図、第8図
は、3相直流電動機のマグネット回転子と電機子コイル
の展開図、第9図は、同じくその位置検知信号を得るブ
ロック回路図、第10図は、第7図の回路の各部の電気信
号のタイムチヤートをそれぞれ示す。 19……交流電源、2……全波整流回路、16……電機子、
16a,16b,…,16f……磁極、1……回転子、1a,1b,…,1g
……突極、8……回転軸、17a,17b,…,17f……励磁コイ
ル、10a,10b,10c……コイル、10……発振器、14a,14b…
…コイル10b,10cより位置検知信号を得るブロック回
路、2a,2b……電源正負極、20a,20b,…,20h,68a,68b,
…,69a,69b,……トランジスタ、52a,52b……オペアン
プ、51a,51b……微分回路、56……フリップフロップ回
路、53a,53b……乗算回路、62a,62b,62c……ホール素
子、61a,61b,61c……電機子コイル、60,60a,60b……マ
グネット回転子、18,H……位置検知信号を得るブロック
回路、A,B,D,E,F,G……電機子電流制御のブロック回
路、47a,47b,47c……アンド回路、13……オペアンプ、5
0……単安定回路、49……反転回路、53……基準電圧端
子、5a,5b,…,23a,23b,…,24a,24b,…,25a,25b,……第
1図の端子2a,2bの出力電圧曲線、7d,7e……コンデンサ
3の電圧曲線、6a,6b……励磁電流の上限と下限の曲
線、8a,8b,…,9a,9b,……励磁電流のリプル電流曲線、2
5a,25b,…,26a,26b,…,27a,27b,…,28a,28b,…,29a,29
b,…,30a,30b,…,31a,31b,…,32a,32b,…,33a,33b,…,3
4a,34b,…,35a,35b,…,36a,36b,…,70a,70b,…,71a,71
b,…,72a,72b,…,73a,73b,…,74a,74b,…,75a,75b,…,7
6a,76b,…,77a,77b,…,78a,78b,……位置検知信号曲
線、42,42a,44,45,a,b,…,f,80a,80b,…,81a,81b……ト
ルク曲線、46,46a,79a,48a,48b,…,49a,49b……励磁電
流曲線。
Claims (3)
- 【請求項1】2相若しくは3相の交流を全波整流して、
波高値の1/2以上の電圧出力が連続して得られる整流回
路と、該整流回路の出力端子に並列に接続された小容量
のコンデンサと、該整流回路の出力電圧が印加されて駆
動されるリラクタンス型の2相の電動機において、第1
の相の交互に通電される第1,第2の励磁コイルと、第2
の相の交互に通電される第3,第4の励磁コイルと、回転
子の突極の位置を検知して、電気角で180度の巾若しく
は末端が所定角だけ削除された第1の位置検知信号及び
これより電気角で180度おくれた180度の巾若しくは末端
が所定角だけ削除された第2の位置検知信号及び第1,第
2の位置検知信号よりそれぞれ電気角で90度離間した18
0度の巾若しくは、末端が所定角だけ削除された第3,第
4の位置検知信号が得られる複数個の位置検知素子を含
む位置検知装置と、第1,第2の励磁コイルのそれぞれに
直列に接続された第1,第2のトランジスタならびに第3,
第4の励磁コイルのそれぞれに直列に接続された第3,第
4のトランジスタと、出力トルクを指令する基準電圧源
と、第1,第2の励磁コイルをA相の励磁コイルと呼称
し、第3,第4の励磁コイルをB相の励磁コイルと呼称し
たときに、A相とB相の励磁電流の大きさをそれぞれ検
出して、これ等に比例する電流検出信号を得る第1,第2
の検出回路と、基準電圧源の電圧より第1,第2の検出回
路の電流検出信号が大きくなったときに、みじかい巾の
第1,第2の電気信号を得る電気回路と、第1の電気信号
により付勢されて設定された巾の電気信号を出力する単
安定回路と、第1,第2の位置検知信号によりそれぞれ第
1,第2のトランジスタを付勢してA相の励磁コイルを通
電し、単安定回路の出力のある区間だけトランジスタの
付勢を停止せしめる第1の通電制御回路と、第3,第4の
位置検知信号によりそれぞれ第3,第4のトランジスタを
付勢してB相の励磁コイルを通電するとともに、それ等
の通電は、第1の電気信号により開始され、第2の電気
信号により通電が停止される第2の通電制御回路と、前
記したA相,B相の通電が停止されたときに、各励磁コイ
ルに蓄積された磁気エネルギを電源にダイオードを介し
て環流せしめる電気回路と、前記したチヨッパ回路によ
る通電のオンオフの周波数が電源交流の周波数より充分
に大きくなるような波高値を有する交流電源とより構成
されたことを特徴とする交流電源により指定された出力
トルクで運転される電動機。 - 【請求項2】2相若しくは3相の交流を全波整流して、
波高値の1/2以上の電圧出力が連続して得られる整流回
路と、該整流回路の出力端子に接続された小容量のコン
デンサと、該整流回路の出力電圧が印加されて駆動され
る3相のリラクタンス型の電動機において、第1の相の
交互に通電される第1,第2の励磁コイルと、第2,第3の
それぞれの相の交互に通電される第3,第4の励磁コイル
及び第5,第6の励磁コイルと、回転子の突極の位置を検
知して、電気角で120度の巾で120度づつ順次におくれた
矩形波の電気信号が、それぞれ電気角で360度離間して
配列された第1,第2,第3の位置検知信号ならびにこれ等
より電気角で位相が180度それぞれおくれた120度の巾の
矩形波の第4,第5,第6の位置検知信号が得られる複数個
の位置検知素子を含む位置検知装置と、第1,第2,…,第
6の励磁コイルのそれぞれに直列に接続された第1,第2,
…,第6のトランジスタと、出力トルクを指令する基準
電圧源と、第1,第3,第5の励磁コイルをA相の励磁コイ
ルと呼称し、第2,第4,第6の励磁コイルをB相の励磁コ
イルと呼称したときに、A相とB相の励磁コイルの励磁
電流の大きさをそれぞれ検出して、これ等に比例する電
流検出信号を得る第1,第2の検出回路と、基準電圧源の
電圧より第1,第2の検出回路の電流検出信号が大きくな
ったときに、みじかい巾の第1,第2の電気信号を得る電
気回路と、第1の電気信号により付勢されて設定された
巾の電気信号を出力する単安定回路と、第1,第2,第3の
位置検知信号により、それぞれ第1,第3,第5のトランジ
スタを付勢してA相の励磁コイルを通電し、単安定回路
の出力のある区間だけトランジスタの付勢を停止せしめ
る第1の通電制御回路と、第6,第4,第5の位置検知信号
により、それぞれ第2,第4,第6のトランジスタを付勢し
てB相の励磁コイルを通電するとともに、それ等の通電
は、第1の電気信号により開始され、第2の電気信号に
より通電が停止される第2の通電制御回路と、前記した
A相,B相の通電が停止されたときに、各励磁コイルに蓄
積された磁気エネルギを、電源にダイオードを介して環
流せしめる電気回路と、前記したチヨッパ回路による通
電のオンオフの周波数が、電源交流の周波数より充分に
大きくなるような波高値を有する交流電源とより構成さ
れたことを特徴とする交流電源により指定された出力ト
ルクで運転される電動機。 - 【請求項3】2相若しくは3相の交流を全波整流して、
波高値の1/2以上の電圧出力が連続して得られる整流回
路と、該整流回路の出力端子に並列に接続された小容量
のコンデンサと、該整流回路の出力電圧が印加されて駆
動されるY型接続の3相半導体電動機において、第1の
相の往復して通電される第1の電機子コイルと、第2,第
3のそれぞれの相の往復して通電される第2,第3の電機
子コイルと、回転子の磁極の位置を検知して、電気角で
120度づつ順次におくれた120度の巾の矩形波の電気信号
がそれぞれ電気角で360度離間して配列された第1,第2,
第3の位置検知信号ならびにこれ等より電気角で位相が
180度おくれた120度の巾の矩形波の第4,第5,第6の位置
検知信号が得られる複数個の位置検知素子を含む位置検
知装置と、第1,第2,第3の電機子コイルのそれぞれを正
逆方向に通電制御を行なうトランジスタブリッジ回路
と、出力トルクを指令する基準電圧源と、第1,第2,第3
の電機子コイルを正方向に電気角で120度の通電を順次
に行なって、出力トルクが得られるモードをA相の電機
子コイルの通電と呼称し、第1,第2,第3の電機子コイル
を逆方向に電気角で120度の通電を順次に行なって、出
力トルクが得られるモードをB相の電機子コイルの通電
と呼称したときに、A相とB相の電機子コイルの電機子
電流の大きさをそれぞれ検出して、これ等に比例する電
流検出信号を得る第1,第2の検出回路と、基準電圧源の
電圧より第1,第2の検出回路の電流検出信号が大きくな
ったときに、みじかい巾の第1,第2の電気信号を得る電
気回路と、第1の電気信号により付勢されて設定された
巾の電気信号を出力する単安定回路と、第1,第2,第3の
位置検知信号により、トランジスタブリッジ回路のトラ
ンジスタを第1,第2,第3の位置検知信号により付勢し
て、A相の電機子コイルを通電し、単安定回路の出力の
ある区間だけトランジスタの付勢を停止せしめる第1の
通電制御回路と、第4,第5,第6の位置検知信号により、
トランジスタブリッジ回路のトランジスタを付勢してB
相の電機子コイルを順次に電気角で120度の巾づつ通電
するとともに、それ等の通電は、第1の電気信号により
開始され、第2の電気信号により通電が停止される第2
の通電制御回路と、前記したA相,B相の電機子コイルの
通電が停止されたときに、各電機子コイルに蓄積された
磁気エネルギを、電源にダイオードを介して環流せしめ
る電気回路と、前記したチヨッパ回路による通電のオン
オフの周波数が、電源交流の周波数より充分に大きくな
るような波高値を有する交流電源とより構成されたこと
を特徴とする交流電源により指定された出力トルクで運
転される電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158019A JP2727325B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 交流電源により指定された出力トルクで運転される電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158019A JP2727325B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 交流電源により指定された出力トルクで運転される電動機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0213293A JPH0213293A (ja) | 1990-01-17 |
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ID=15662493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63158019A Expired - Lifetime JP2727325B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 交流電源により指定された出力トルクで運転される電動機 |
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-
1988
- 1988-06-28 JP JP63158019A patent/JP2727325B2/ja not_active Expired - Lifetime
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