JP2940024B2 - モータの駆動装置 - Google Patents
モータの駆動装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は2相励磁の期間を有するように励磁される複
数相のモータコイルをPWM制御するようにしたモータの
駆動装置に関する。
数相のモータコイルをPWM制御するようにしたモータの
駆動装置に関する。
(従来の技術) 従来の例えば4相可変リラクタンスモータの駆動装置
の一例を第9図に示す。即ち、1は交流電源、2はこの
交流電源1から直流電源を得る直流電源回路、3はこの
直流電源回路2の平滑用コンデンサである。41乃至44は
第1相乃至第4相のモータコイル、51,61乃至54,64はこ
れらの第1相乃至第4相のモータコイル41乃至44を通断
電制御するためのトランジスタである。第10図(a)乃
至(d)は第1相乃至第4相のモータコイル41乃至44の
励磁期間を決定する励磁期間信号SE1乃至SE4を示すもの
で、互いに90度の位相差を有する180度の励磁方式のも
のである。この第10図から明らかなように、各相のモー
タコイル41乃至44は2相励磁の期間を有する。そして、
各相のモータコイル41乃至44は、各励磁期間においてPW
M制御が行なわれて、以て、可変リラクタンスモータが
設定速度になるように速度制御されるようになってい
る。即ち、各相のモータコイル41乃至44のPWM制御に際
しては、第11図(a)で示すような三角波からなる基本
波VSと速度信号に応じたレベル信号VLとを比較して各相
のモータコイル41乃至44の通電期間が決定される。この
場合、例えば、第1相及び第2相のモータコイル41及び
42には、2相励磁の期間においては、第11図(b)及び
(c)で示すように各トランジスタ51,61及び52,62に通
電信号(ゲート信号)G1及びG2が与えられることによ
り、第11図(d)及び(e)で示すように励磁電流I1及
びI2が流れ、従って、全体として電源電流たる駆動電流
は第11図(f)で示すように(I1+I2)となる。
の一例を第9図に示す。即ち、1は交流電源、2はこの
交流電源1から直流電源を得る直流電源回路、3はこの
直流電源回路2の平滑用コンデンサである。41乃至44は
第1相乃至第4相のモータコイル、51,61乃至54,64はこ
れらの第1相乃至第4相のモータコイル41乃至44を通断
電制御するためのトランジスタである。第10図(a)乃
至(d)は第1相乃至第4相のモータコイル41乃至44の
励磁期間を決定する励磁期間信号SE1乃至SE4を示すもの
で、互いに90度の位相差を有する180度の励磁方式のも
のである。この第10図から明らかなように、各相のモー
タコイル41乃至44は2相励磁の期間を有する。そして、
各相のモータコイル41乃至44は、各励磁期間においてPW
M制御が行なわれて、以て、可変リラクタンスモータが
設定速度になるように速度制御されるようになってい
る。即ち、各相のモータコイル41乃至44のPWM制御に際
しては、第11図(a)で示すような三角波からなる基本
波VSと速度信号に応じたレベル信号VLとを比較して各相
のモータコイル41乃至44の通電期間が決定される。この
場合、例えば、第1相及び第2相のモータコイル41及び
42には、2相励磁の期間においては、第11図(b)及び
(c)で示すように各トランジスタ51,61及び52,62に通
電信号(ゲート信号)G1及びG2が与えられることによ
り、第11図(d)及び(e)で示すように励磁電流I1及
びI2が流れ、従って、全体として電源電流たる駆動電流
は第11図(f)で示すように(I1+I2)となる。
(発明が解決しようとする課題) 従来においては、PWM制御を行なうに際しては、第1
相及び2相のモータコイル41及び42の励磁電流I1及びI2
から明らかなように、2相励磁の各モータコイルの通電
期間が一致(重複)するので、電源電流たる駆動電流及
び回生電流のリップルが大きくなり、従って、電源ライ
ンの熱損失が大きくなり、又、平滑用コンデンサ3の発
熱が大きくなって、そのコンデンサ3の寿命が短くなる
不具合があった。
相及び2相のモータコイル41及び42の励磁電流I1及びI2
から明らかなように、2相励磁の各モータコイルの通電
期間が一致(重複)するので、電源電流たる駆動電流及
び回生電流のリップルが大きくなり、従って、電源ライ
ンの熱損失が大きくなり、又、平滑用コンデンサ3の発
熱が大きくなって、そのコンデンサ3の寿命が短くなる
不具合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、2相励磁の期間を有するように励磁される複数相の
モータコイルをPWM制御する構成であっても、電源電流
のリップルを小さくし得るモータの駆動装置を提供する
にある。
は、2相励磁の期間を有するように励磁される複数相の
モータコイルをPWM制御する構成であっても、電源電流
のリップルを小さくし得るモータの駆動装置を提供する
にある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、2相励磁の期間を有するように複数相のモ
ータコイルに通電するとともに各相モータコイルをPWM
制御するようにしたスイッチング素子を備え、且つ、各
相モータコイルの回生電流を流すダイオードと、平滑用
コンデンサに対する駆動電流の流出と回生電流の流入と
の際に各相モータコイルが共通に使用する電源ラインと
を備えたモータの駆動装置において、2相励磁される期
間における各相モータコイルのPWM制御による通電期間
をこれらが不一致状態となるように時間差制御する制御
手段を設けるようにしたことを特徴とする。
ータコイルに通電するとともに各相モータコイルをPWM
制御するようにしたスイッチング素子を備え、且つ、各
相モータコイルの回生電流を流すダイオードと、平滑用
コンデンサに対する駆動電流の流出と回生電流の流入と
の際に各相モータコイルが共通に使用する電源ラインと
を備えたモータの駆動装置において、2相励磁される期
間における各相モータコイルのPWM制御による通電期間
をこれらが不一致状態となるように時間差制御する制御
手段を設けるようにしたことを特徴とする。
(作用) 本発明のモータの駆動装置によれば、2相励磁される
期間における各相モータコイルの通電期間が重複するこ
とはなく、従って、一方が駆動モータの時には他方が回
生モードとなって、電源電流のリップルが小さくなる。
しかも、回生モードの他方のモータコイルの回生電流は
駆動モードの一方のモータコイルに流れ込むようになる
ので、その分だけ相殺された状態になって電源電流が少
なくてすむという利点がある。
期間における各相モータコイルの通電期間が重複するこ
とはなく、従って、一方が駆動モータの時には他方が回
生モードとなって、電源電流のリップルが小さくなる。
しかも、回生モードの他方のモータコイルの回生電流は
駆動モードの一方のモータコイルに流れ込むようになる
ので、その分だけ相殺された状態になって電源電流が少
なくてすむという利点がある。
(実施例) 以下、本発明の第1の実施例につき第1図乃至第3図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
先ず、全体の構成につき第1図に従って述べる。
交流電源10は直流電源回路11の入力端子に接続されて
いる。この直流電源回路11は交流電源電圧を整流し必要
に応じ昇圧して直流電圧として出力端子に接続された電
源ライン12,13に出力するようになっており、その電源
ライン12,13間には平滑用コンデンサ14が接続されてい
る。
いる。この直流電源回路11は交流電源電圧を整流し必要
に応じ昇圧して直流電圧として出力端子に接続された電
源ライン12,13に出力するようになっており、その電源
ライン12,13間には平滑用コンデンサ14が接続されてい
る。
モータ例えば可変リラクタンスモータ15は、ステータ
に複数相たる4相のモータコイル161乃至164を備え、ロ
ータの回転に応じて第1相乃至第4相のモータコイル16
1乃至164を励磁することにより、そのロータにトルクを
生じさせる周知の構成ものである。そして、これらのモ
ータコイル161乃至164において、その各一方の端子は電
流検出抵抗171乃至174及びスイッチング素子たるNPN形
のトランジスタ181乃至184を夫々直列に介して電源ライ
ン12に接続され、各他方の端子はスイッチング素子たる
NPN形のトランジスタ191乃至194を夫々介して電源ライ
ン13に接続されている。これらのトランジスタ181,191
乃至184,194は夫々対応するモータコイル161乃至164の
励磁電流をスイッチングするためのもので、夫々のベー
スは駆動回路20の各出力端子に接続されて後述する如き
通電信号(ゲート信号)G1乃至G4が与えられるようにな
っている。尚、ダイオード211,221乃至214,224はトラン
ジスタ181,191乃至184,194のオフ時に遅れ電流(回生電
流)を流す回路を確保するためのものである。
に複数相たる4相のモータコイル161乃至164を備え、ロ
ータの回転に応じて第1相乃至第4相のモータコイル16
1乃至164を励磁することにより、そのロータにトルクを
生じさせる周知の構成ものである。そして、これらのモ
ータコイル161乃至164において、その各一方の端子は電
流検出抵抗171乃至174及びスイッチング素子たるNPN形
のトランジスタ181乃至184を夫々直列に介して電源ライ
ン12に接続され、各他方の端子はスイッチング素子たる
NPN形のトランジスタ191乃至194を夫々介して電源ライ
ン13に接続されている。これらのトランジスタ181,191
乃至184,194は夫々対応するモータコイル161乃至164の
励磁電流をスイッチングするためのもので、夫々のベー
スは駆動回路20の各出力端子に接続されて後述する如き
通電信号(ゲート信号)G1乃至G4が与えられるようにな
っている。尚、ダイオード211,221乃至214,224はトラン
ジスタ181,191乃至184,194のオフ時に遅れ電流(回生電
流)を流す回路を確保するためのものである。
可変リラクタンスモータ15にはともに光学式の第1及
び第2のロータリエンコーダ23及び24が設けられてい
る。第1のロータリエンコーダ23はロータの回転位置を
検出する回転位置検出手段に相当し、ロータの磁極に対
応して電気角で90度の位相差を有するA,B2相の磁極信号
SPを出力する。又、第2のロータリエンコーダ24はロー
タの回転速度を検出するためのもので、その回転速度に
応じたパルス列信号SRを出力する。第2のロータリエン
コーダ24の出力端子はF/V変換回路25の入力端子に接続
されていて、そのパルス列信号SRが電圧信号SVに変換さ
れるようになっている。更に、このF/V変換回路25の出
力端子は、正(+)側入力端子に例えば外部NC機からの
速度指令信号V*が与えられた減算器26の負(−)側入
力端子に接続されている。これにより、速度フィードバ
ック系が構成され、減算器26からは指令速度と実速度と
の偏差に応じた速度偏差信号ΔVが出力される。この減
算器26の出力端子はPID(比例・積分・微分)補償回路2
7の入力端子に接続されていて、その速度偏差信号ΔV
は応答性,安定性の改善が図られて電流指令信号I*と
して出力される。そして、このPID補償回路27の出力端
子は各相用の減算器281乃至284の各正側入力端子に接続
されている。
び第2のロータリエンコーダ23及び24が設けられてい
る。第1のロータリエンコーダ23はロータの回転位置を
検出する回転位置検出手段に相当し、ロータの磁極に対
応して電気角で90度の位相差を有するA,B2相の磁極信号
SPを出力する。又、第2のロータリエンコーダ24はロー
タの回転速度を検出するためのもので、その回転速度に
応じたパルス列信号SRを出力する。第2のロータリエン
コーダ24の出力端子はF/V変換回路25の入力端子に接続
されていて、そのパルス列信号SRが電圧信号SVに変換さ
れるようになっている。更に、このF/V変換回路25の出
力端子は、正(+)側入力端子に例えば外部NC機からの
速度指令信号V*が与えられた減算器26の負(−)側入
力端子に接続されている。これにより、速度フィードバ
ック系が構成され、減算器26からは指令速度と実速度と
の偏差に応じた速度偏差信号ΔVが出力される。この減
算器26の出力端子はPID(比例・積分・微分)補償回路2
7の入力端子に接続されていて、その速度偏差信号ΔV
は応答性,安定性の改善が図られて電流指令信号I*と
して出力される。そして、このPID補償回路27の出力端
子は各相用の減算器281乃至284の各正側入力端子に接続
されている。
一方、各相のモータコイル161乃至164に直列に接続さ
れた電流検出抵抗171乃至174用の検出端子はアイソレー
ション回路29を介して減算器281乃至284の負側入力端子
に接続されており、これによって、減算器281乃至284で
は実電流検出信号SI1乃至SI4と電流指令信号I*とが比
較される。これらの減算器281乃至284は実電流と指令電
流との電流偏差信号ΔI1乃至ΔI4を出力するもので、夫
々の出力端子はPI(比例・積分)補償回路301乃至304を
介してPWM(パルス幅変調)回路311乃至314の各入力端
子Iaに接続されている。
れた電流検出抵抗171乃至174用の検出端子はアイソレー
ション回路29を介して減算器281乃至284の負側入力端子
に接続されており、これによって、減算器281乃至284で
は実電流検出信号SI1乃至SI4と電流指令信号I*とが比
較される。これらの減算器281乃至284は実電流と指令電
流との電流偏差信号ΔI1乃至ΔI4を出力するもので、夫
々の出力端子はPI(比例・積分)補償回路301乃至304を
介してPWM(パルス幅変調)回路311乃至314の各入力端
子Iaに接続されている。
さて、PWM回路311乃至314は第1及び第2の基本波発
生回路32及び33とともに制御手段34を構成するものであ
る。第1の基本波発生回路32は三角波,鋸歯状波の一方
例えば三角波の第1の基本波VS(第3図(a)参照)を
出力するもので、その出力端子は第2の基本波発生回路
33の入力端子及び第1相並びに第3相用のPWM回路311並
びに313の各入力端子Ibに接続されている。又、第2の
基本波発生回路33は第1の基本波VSを反転させて第2の
基本波VR(第3図(b)参照)を出力するもので、その
出力端子は第2相並びに第4相用のPWM回路312並びに31
4の各入力端子Ibに接続されている。この場合、PWM回路
311乃至314は、周知のように、電流偏差信号ΔI1乃至Δ
I4に応じ、それが大であればあるほどパルス幅が広くな
るPWM信号P1乃至P4を出力するもので、その出力端子は
励磁期間制御回路35を介して駆動回路20の各入力端子に
接続されている。この励磁期間制御回路35の入力端子に
は励磁期間決定回路36の出力端子が接続されており、該
励磁期間決定回路36の入力端子には第1のロータリエン
コーダ23の出力端子が接続されている。ここで、励磁期
間決定回路36は、第1のロータリエンコーダ23からの磁
極信号SPから第2図(a)乃至(d)で示す如き励磁期
間信号SE1乃至SE4を出力するもので、これらの励磁期間
信号SE1乃至SE4は互いに90度の位相差を有し且つ180度
の励磁方式のものである。そして、この励磁期間決定回
路36からの励磁期間信号SE1乃至SE4が励磁期間制御回路
35に与えられると、その励磁期間制御回路35は各励磁期
間信号SE1乃至SE4が存在する期間(ハイレベルの期間)
だけ対応するPWM信号P1乃至P4を通過させて駆動回路20
に与え、これに応じて駆動回路20は通電信号(ゲート信
号)G1乃至G4を出力する。第1相乃至第4相のモータコ
イル161乃至164には、通電信号G1乃至G4によりトランジ
スタ181,191乃至184,194がオンされることによりパルス
変調された励磁電流が流れるようになる。
生回路32及び33とともに制御手段34を構成するものであ
る。第1の基本波発生回路32は三角波,鋸歯状波の一方
例えば三角波の第1の基本波VS(第3図(a)参照)を
出力するもので、その出力端子は第2の基本波発生回路
33の入力端子及び第1相並びに第3相用のPWM回路311並
びに313の各入力端子Ibに接続されている。又、第2の
基本波発生回路33は第1の基本波VSを反転させて第2の
基本波VR(第3図(b)参照)を出力するもので、その
出力端子は第2相並びに第4相用のPWM回路312並びに31
4の各入力端子Ibに接続されている。この場合、PWM回路
311乃至314は、周知のように、電流偏差信号ΔI1乃至Δ
I4に応じ、それが大であればあるほどパルス幅が広くな
るPWM信号P1乃至P4を出力するもので、その出力端子は
励磁期間制御回路35を介して駆動回路20の各入力端子に
接続されている。この励磁期間制御回路35の入力端子に
は励磁期間決定回路36の出力端子が接続されており、該
励磁期間決定回路36の入力端子には第1のロータリエン
コーダ23の出力端子が接続されている。ここで、励磁期
間決定回路36は、第1のロータリエンコーダ23からの磁
極信号SPから第2図(a)乃至(d)で示す如き励磁期
間信号SE1乃至SE4を出力するもので、これらの励磁期間
信号SE1乃至SE4は互いに90度の位相差を有し且つ180度
の励磁方式のものである。そして、この励磁期間決定回
路36からの励磁期間信号SE1乃至SE4が励磁期間制御回路
35に与えられると、その励磁期間制御回路35は各励磁期
間信号SE1乃至SE4が存在する期間(ハイレベルの期間)
だけ対応するPWM信号P1乃至P4を通過させて駆動回路20
に与え、これに応じて駆動回路20は通電信号(ゲート信
号)G1乃至G4を出力する。第1相乃至第4相のモータコ
イル161乃至164には、通電信号G1乃至G4によりトランジ
スタ181,191乃至184,194がオンされることによりパルス
変調された励磁電流が流れるようになる。
次に本実施例の作用につき第2図及び第3図をも参照
しながら説明する。
しながら説明する。
今、可変リラクタンスモータ15が回転しているとする
と、励磁期間決定回路36は、第1のロータリエンコーダ
23から出力されるA,B2相の磁極信号SPに対応する第2図
(a)及び(b)に示す如き第1相及び第2相の励磁期
間信号SE1及びSE2を出力するとともに、これらの励磁期
間信号SE1及びSE2を反転させた第2図(c)及び(d)
に示す如き第3相及び第4相の励磁期間信号SE3及びSE4
を出力する。又、第1相及び第3相用のPWM回路311及び
313は、第1の基本波形発生回路32からの第3図(a)
に示す如き第1の基本波VSと減算器281及び283からPI補
償回路301及び303を介して与えられる電流偏差信号ΔI1
及びΔI3に応じたレベル信号とを比較してそのレベル信
号の大きさに基づくパルス幅のPWM信号P1及びP3を出力
し、第2相及び第4相用のPWM回路312及び314は、第2
の基本波発生回路33からの第3図(b)に示す如き第2
の基本波VRと減算器282及び284からPI補償回路302及び3
04を介して与えられる電流偏差信号ΔI2及びΔI4に応じ
たレベル信号とを比較してそのレベル信号の大きさに基
づくパルス幅のPWM信号P2及びP4を出力する。更に、励
磁期間制御回路35は、第1相の励磁期間信号SE1が与え
られている間はPWM信号P1を出力し、第2相の励磁期間
信号SE2が与えられている間はPWM信号P2を出力し、第3
相の励磁期間信号SE3が与えられている間はPWM信号P3を
出力し、第4相の励磁期間信号SE4が与えられている間
はPWM信号P4を出力する。そして、この励磁期間制御回
路35から出力されたPWM信号P1乃至P4は駆動回路20から
通電信号G1乃至G4として出力されてトランジスタ181,19
1乃至184,194のベースに与えられ、以て、第1相乃至第
4相のモータコイル161乃至164のPWM制御が行なわれ
る。
と、励磁期間決定回路36は、第1のロータリエンコーダ
23から出力されるA,B2相の磁極信号SPに対応する第2図
(a)及び(b)に示す如き第1相及び第2相の励磁期
間信号SE1及びSE2を出力するとともに、これらの励磁期
間信号SE1及びSE2を反転させた第2図(c)及び(d)
に示す如き第3相及び第4相の励磁期間信号SE3及びSE4
を出力する。又、第1相及び第3相用のPWM回路311及び
313は、第1の基本波形発生回路32からの第3図(a)
に示す如き第1の基本波VSと減算器281及び283からPI補
償回路301及び303を介して与えられる電流偏差信号ΔI1
及びΔI3に応じたレベル信号とを比較してそのレベル信
号の大きさに基づくパルス幅のPWM信号P1及びP3を出力
し、第2相及び第4相用のPWM回路312及び314は、第2
の基本波発生回路33からの第3図(b)に示す如き第2
の基本波VRと減算器282及び284からPI補償回路302及び3
04を介して与えられる電流偏差信号ΔI2及びΔI4に応じ
たレベル信号とを比較してそのレベル信号の大きさに基
づくパルス幅のPWM信号P2及びP4を出力する。更に、励
磁期間制御回路35は、第1相の励磁期間信号SE1が与え
られている間はPWM信号P1を出力し、第2相の励磁期間
信号SE2が与えられている間はPWM信号P2を出力し、第3
相の励磁期間信号SE3が与えられている間はPWM信号P3を
出力し、第4相の励磁期間信号SE4が与えられている間
はPWM信号P4を出力する。そして、この励磁期間制御回
路35から出力されたPWM信号P1乃至P4は駆動回路20から
通電信号G1乃至G4として出力されてトランジスタ181,19
1乃至184,194のベースに与えられ、以て、第1相乃至第
4相のモータコイル161乃至164のPWM制御が行なわれ
る。
さて、第3図に従って第1相及び第2相のモータコイ
ル161及び162の2相励磁の期間について述べる。第1相
用のPWM回路311は、第3図(a)で示すように、第1の
基本波VSと電流偏差信号ΔI1に応じたレベル信号VL1と
を比較して、第3図(c)に示すように、PWM信号P1を
出力し、これが励磁期間制御回路35及び駆動回路20を経
て通電信号G1として出力される。又、第2相用のPWM回
路312は、第3図(b)で示すように、第2の基本波VR
と電流偏差信号ΔI2に応じたレベル信号VL2とを比較し
て、第3図(d)に示すように、PWM信号P2を出力し、
これが励磁期間制御回路35及び駆動回路20を経て通電信
号G2として出力される。従って、トランジスタ181,191
及び182,192が夫々オンして第1相及び第2相のモータ
コイル161及び162には第3図(e)及び(f)で示すよ
うに励磁電流I1及びI2が流れるが、前述したように、通
電信号G1及びG2は第1の基本波VS及びこれを反転させた
第2の基本波VRより形成されることから、両者は不一致
状態となるように時間差を有するようになる。従って、
両モータコイル161及び162の励磁電流I1及びI2も重複し
ないように時間差をもって流れるようになり、電源電流
たる駆動電流(I1+I2)は第3図(g)で示すように励
磁電流I1及びI2が重複したものとはならない。この場
合、例えば第1相のモータコイル161が励磁電流I1を供
給される駆動モードの時には、第2相のモータコイル16
2はトランジスタ182,192がオフされて回生電流がダイオ
ード212,222を介して流れる回生モードとなる。
ル161及び162の2相励磁の期間について述べる。第1相
用のPWM回路311は、第3図(a)で示すように、第1の
基本波VSと電流偏差信号ΔI1に応じたレベル信号VL1と
を比較して、第3図(c)に示すように、PWM信号P1を
出力し、これが励磁期間制御回路35及び駆動回路20を経
て通電信号G1として出力される。又、第2相用のPWM回
路312は、第3図(b)で示すように、第2の基本波VR
と電流偏差信号ΔI2に応じたレベル信号VL2とを比較し
て、第3図(d)に示すように、PWM信号P2を出力し、
これが励磁期間制御回路35及び駆動回路20を経て通電信
号G2として出力される。従って、トランジスタ181,191
及び182,192が夫々オンして第1相及び第2相のモータ
コイル161及び162には第3図(e)及び(f)で示すよ
うに励磁電流I1及びI2が流れるが、前述したように、通
電信号G1及びG2は第1の基本波VS及びこれを反転させた
第2の基本波VRより形成されることから、両者は不一致
状態となるように時間差を有するようになる。従って、
両モータコイル161及び162の励磁電流I1及びI2も重複し
ないように時間差をもって流れるようになり、電源電流
たる駆動電流(I1+I2)は第3図(g)で示すように励
磁電流I1及びI2が重複したものとはならない。この場
合、例えば第1相のモータコイル161が励磁電流I1を供
給される駆動モードの時には、第2相のモータコイル16
2はトランジスタ182,192がオフされて回生電流がダイオ
ード212,222を介して流れる回生モードとなる。
この場合、トランジスタ182,192がオフすることによ
るモータコイル162からの回生電流は、トランジスタ1
81,191がオフしているときには、平滑用コンデンサ14に
流れ込むが、トランジスタ181,191,がオンしてモータコ
イル161が駆動モードになると、トランジスタ181を介し
てモータコイル161に流れ込むようになり、従って、そ
の分だけ相殺された状態になって電源電流が少なくてす
むようになる。逆に、第2相のモータコイル162が励磁
電流I2を供給される駆動モードの時には、第1相のモー
タコイル161はトランジスタ181,191がオフされて回生電
流がダイオード211,221を介して流れる回生モードとな
る。この場合、トランジスタ181,191がオフすることに
よるモータコイル161からの回生電流は、トランジスタ1
82,192がオフしているときには、平滑用コンデンサ14に
流れ込むが、トランジスタ182,192がオンしてモータコ
イル162が駆動モードになると、トランジスタ182を介し
てモータコイル162に流れ込むようになり、従って、そ
の分だけ相殺された状態になって電源電流が少なくてす
むようになる。
るモータコイル162からの回生電流は、トランジスタ1
81,191がオフしているときには、平滑用コンデンサ14に
流れ込むが、トランジスタ181,191,がオンしてモータコ
イル161が駆動モードになると、トランジスタ181を介し
てモータコイル161に流れ込むようになり、従って、そ
の分だけ相殺された状態になって電源電流が少なくてす
むようになる。逆に、第2相のモータコイル162が励磁
電流I2を供給される駆動モードの時には、第1相のモー
タコイル161はトランジスタ181,191がオフされて回生電
流がダイオード211,221を介して流れる回生モードとな
る。この場合、トランジスタ181,191がオフすることに
よるモータコイル161からの回生電流は、トランジスタ1
82,192がオフしているときには、平滑用コンデンサ14に
流れ込むが、トランジスタ182,192がオンしてモータコ
イル162が駆動モードになると、トランジスタ182を介し
てモータコイル162に流れ込むようになり、従って、そ
の分だけ相殺された状態になって電源電流が少なくてす
むようになる。
以上は、2相励磁となるモータコイル161,162につい
て述べたものであるが、他の相についてのも前述と同様
である。即ち、第1相のモータコイル161と2相励磁と
なる第4相のモータコイル164に対する通電信号G4は、
第2の基本波VRに基づいて形成されるので、通電信号G1
と通電信号G4とは不一致状態となるように時間差を有す
るものとなる。又、第1の基本波V5に基づいて通電信号
G3が得られる第3相のモータコイル163と2相励磁とな
る第2相及び第4相のモータコイル162及び164に対する
通電信号G2及びG4は、第2の基本波VRに基づいて形成さ
れるので、通電信号G3と通電信号G2及びG4とは不一致状
態となように時間差を有するものとなる。
て述べたものであるが、他の相についてのも前述と同様
である。即ち、第1相のモータコイル161と2相励磁と
なる第4相のモータコイル164に対する通電信号G4は、
第2の基本波VRに基づいて形成されるので、通電信号G1
と通電信号G4とは不一致状態となるように時間差を有す
るものとなる。又、第1の基本波V5に基づいて通電信号
G3が得られる第3相のモータコイル163と2相励磁とな
る第2相及び第4相のモータコイル162及び164に対する
通電信号G2及びG4は、第2の基本波VRに基づいて形成さ
れるので、通電信号G3と通電信号G2及びG4とは不一致状
態となように時間差を有するものとなる。
このように、本実施例においては、第1相及び第3相
のモータコイル161及び163に対する通電信号G1及びG3を
第1の基本波VSに基づいて形成し、これらと2相励磁と
なる第2相及び第4相のモータコイル162及び164に対す
る通電信号G2及びG4を基本波VSを反転させた第2の基本
波VRに基づいて形成するようにした。従って、2相励磁
となる各相のモータコイルの通電期間が重複することは
なく、従来に比し電源電流たる駆動電流及び回生電流の
リップルを小さくし得、これによって、電源ライン12,1
3の熱損失を少なくすることができるとともに、平滑用
コンデンサ14の発熱を少なくなし得て、その平滑用コン
デンサ14の寿命が短くなることを防止できる。しかも、
2相励磁となる2つのモータコイルにおいて、回生モー
ドとなる一方のモータコイルの回生電流が駆動モードと
なる他方のモータコイルに流れ込むようになるので、そ
の分だけ相殺された状態になって電源電流が少なくてす
む利点がある。
のモータコイル161及び163に対する通電信号G1及びG3を
第1の基本波VSに基づいて形成し、これらと2相励磁と
なる第2相及び第4相のモータコイル162及び164に対す
る通電信号G2及びG4を基本波VSを反転させた第2の基本
波VRに基づいて形成するようにした。従って、2相励磁
となる各相のモータコイルの通電期間が重複することは
なく、従来に比し電源電流たる駆動電流及び回生電流の
リップルを小さくし得、これによって、電源ライン12,1
3の熱損失を少なくすることができるとともに、平滑用
コンデンサ14の発熱を少なくなし得て、その平滑用コン
デンサ14の寿命が短くなることを防止できる。しかも、
2相励磁となる2つのモータコイルにおいて、回生モー
ドとなる一方のモータコイルの回生電流が駆動モードと
なる他方のモータコイルに流れ込むようになるので、そ
の分だけ相殺された状態になって電源電流が少なくてす
む利点がある。
第4図及び第5図は本発明の第2の実施例であり、前
記第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、
以下異なる部分についてのみ説明する。
記第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、
以下異なる部分についてのみ説明する。
即ち、この実施例はモータとして4相可変リラクタン
スモータ15の代わりに3相可変リラクタンスモータ15′
を用いたものであり、ステータには第1相乃至第3相の
モータコイル161乃至163を有する。そして、第1のロー
タリエンコーダ23は互いに電気角で120度の位相差を有
するA,B及びC3相の励磁信号SP′を出力し、これに応じ
て、励磁期間決定回路36は第5図(a)乃至(c)で示
すように第1相乃至第3相の励磁期間信号SE1′乃至S
E3′を出力する。これらの励磁期間信号SE1′乃至SE3′
は、互いに120度の位相差を有し且つ180度の励磁方式の
ものである。前記制御手段34に代わる制御手段34′は、
第1相乃至第3相用の3個のPWM回路311乃至313を備
え、他に選択回路37を備えている。そして、この選択回
路37において、その入力端子Ia及びIbは基本波発生回路
32及び33の出力端子に接続され、出力端子Oa乃至OcはPW
M回路311乃至313の各入力端子Iaに接続され、3個の入
力端子Icは励磁期間決定回路36の3個の出力端子に接続
されている。
スモータ15の代わりに3相可変リラクタンスモータ15′
を用いたものであり、ステータには第1相乃至第3相の
モータコイル161乃至163を有する。そして、第1のロー
タリエンコーダ23は互いに電気角で120度の位相差を有
するA,B及びC3相の励磁信号SP′を出力し、これに応じ
て、励磁期間決定回路36は第5図(a)乃至(c)で示
すように第1相乃至第3相の励磁期間信号SE1′乃至S
E3′を出力する。これらの励磁期間信号SE1′乃至SE3′
は、互いに120度の位相差を有し且つ180度の励磁方式の
ものである。前記制御手段34に代わる制御手段34′は、
第1相乃至第3相用の3個のPWM回路311乃至313を備
え、他に選択回路37を備えている。そして、この選択回
路37において、その入力端子Ia及びIbは基本波発生回路
32及び33の出力端子に接続され、出力端子Oa乃至OcはPW
M回路311乃至313の各入力端子Iaに接続され、3個の入
力端子Icは励磁期間決定回路36の3個の出力端子に接続
されている。
第5図から明らかなように、3相リラクタンスモータ
15′では、各相モータコイル161乃至163における2相励
磁の期間と1相励磁の期間とは60度毎に交互に生ずるも
のであり、選択回路37はこれに応じて第1の基本波VSと
第2の基本波VRとをPWM回路311乃至313に選択的に与え
る。即ち、選択回路37には励磁期間決定回路36からの励
磁期間信号SE1′乃至SE3′が与えられており、該選択回
路37はこれらに基づいて次のように選択動作を行なう。
今、第1相の励磁期間信号SE1′を基準にして考えてみ
る。第1相の励磁期間信号SE1′の電気角で0度から360
度までの最初の1サイクルでは第1の基本波VSを第1相
用のPWM回路311に与える。次いで、120度において第2
相の励磁期間信号SE2′がハイレベルとなるが、この時
には第2の基本波VRを第2相用のPWM回路312に与える。
更に、240度において第3相の励磁期間信号SE3′がハイ
レベルとなるが、この時には第1の基本波VSを第3相用
のPWM回路313に与える。そして、第1相の励磁期間信号
SE1′が360度でハイレベルとなって2サイクル目となる
と第2の基本波VRを第1相用のPWM回路311に与える。こ
の後は、第2相の励磁期間信号SE2′が2サイクル目に
なると第1の基本波VSを第2相用のPWM回路312に与え、
第3相の励磁期間信号SE3′が2サイクル目となると第
2の基本波VRを第3相用のPWM回路313に与えるようにな
り、以下同様の動作が繰返される。即ち、選択回路37
は、第1相の励磁期間信号SE1′の1サイクルに対して
基本波VS,VRの一方(例えばVS)を割当て、これと120度
位相差を有する第2相の励磁期間信号SE2′の1サイク
ルに対して基本波VS,VRの他方(例えばVR)を割当て、
更に、第2相の励磁期間信号SE2′と120度の位相差を有
する第3相の励磁期間信号SE3′の1サイクルに対して
基本波VS,VRの一方(例えばVS)を割当て、その後は、
各相の1サイクル毎に基本波VS,VRを交互に割当てるよ
うに選択動作する。
15′では、各相モータコイル161乃至163における2相励
磁の期間と1相励磁の期間とは60度毎に交互に生ずるも
のであり、選択回路37はこれに応じて第1の基本波VSと
第2の基本波VRとをPWM回路311乃至313に選択的に与え
る。即ち、選択回路37には励磁期間決定回路36からの励
磁期間信号SE1′乃至SE3′が与えられており、該選択回
路37はこれらに基づいて次のように選択動作を行なう。
今、第1相の励磁期間信号SE1′を基準にして考えてみ
る。第1相の励磁期間信号SE1′の電気角で0度から360
度までの最初の1サイクルでは第1の基本波VSを第1相
用のPWM回路311に与える。次いで、120度において第2
相の励磁期間信号SE2′がハイレベルとなるが、この時
には第2の基本波VRを第2相用のPWM回路312に与える。
更に、240度において第3相の励磁期間信号SE3′がハイ
レベルとなるが、この時には第1の基本波VSを第3相用
のPWM回路313に与える。そして、第1相の励磁期間信号
SE1′が360度でハイレベルとなって2サイクル目となる
と第2の基本波VRを第1相用のPWM回路311に与える。こ
の後は、第2相の励磁期間信号SE2′が2サイクル目に
なると第1の基本波VSを第2相用のPWM回路312に与え、
第3相の励磁期間信号SE3′が2サイクル目となると第
2の基本波VRを第3相用のPWM回路313に与えるようにな
り、以下同様の動作が繰返される。即ち、選択回路37
は、第1相の励磁期間信号SE1′の1サイクルに対して
基本波VS,VRの一方(例えばVS)を割当て、これと120度
位相差を有する第2相の励磁期間信号SE2′の1サイク
ルに対して基本波VS,VRの他方(例えばVR)を割当て、
更に、第2相の励磁期間信号SE2′と120度の位相差を有
する第3相の励磁期間信号SE3′の1サイクルに対して
基本波VS,VRの一方(例えばVS)を割当て、その後は、
各相の1サイクル毎に基本波VS,VRを交互に割当てるよ
うに選択動作する。
従って、この実施例によっても、2相励磁の期間にお
いては、各相のモータコイルの通電期間は不一致状態と
なるように時間差制御されることになり、前記実施例同
様の作用,効果が得られる。
いては、各相のモータコイルの通電期間は不一致状態と
なるように時間差制御されることになり、前記実施例同
様の作用,効果が得られる。
第6図乃至第8図は本発明の第3の実施例であり、以
下前記第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する
に、この第3の実施例は、第1の実施例ではPWM信号形
成部分をハード的に構成したのに対し、制御手段たるマ
イクロコンピュータ38を用いてソフト的に構成したもの
である。
下前記第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する
に、この第3の実施例は、第1の実施例ではPWM信号形
成部分をハード的に構成したのに対し、制御手段たるマ
イクロコンピュータ38を用いてソフト的に構成したもの
である。
即ち、演算部39には、速度指令信号V*及び実電流検
出信号SI1乃至SI4がA/D変換回路40及び41を介して与え
られるとともに、パルス列信号SRが与えられ、更に、シ
ステムクロック発生回路42からのシステムクロック信号
SCKが与えられるようになっている。又、演算部39とタ
イミングカウンタ43との間においては信号の授受が行な
われるようになっており、そのタイミングカウンタ43に
はシステムクロック発生回路42からのシステムクロック
信号SCKが与えられるようになっている。ここで、タイ
ミングカウンタ43は、例えばリングカウンタからなるも
ので、スタート信号が与えられると、第7図(a)で示
すシステムクロック信号SCKをカウントしそのカウント
値がn/2(但し、「n」は基本波VSの1周期に相当する
値)となる毎にハイレベル(H)及びロウレベル(L)
を交換に繰返す第7図(b)に示す如きタイミングパル
スTPを出力するようになっている。そして、演算部39は
後述するように動作して信号をPWM信号発生部44に与え
るようになっており、このPWM信号発生部44にはシステ
ムクロック発生回路42からのシステムクロック信号SCK
も与えられるようになっている。この場合、PWM信号発
生部44は第1相乃至第4相用カウンタ451乃至454を有し
ており、これらは、例えばダウンカウンタからなるもの
で、データがプリセットされるとダウンカウントを開始
してそのダウンカウント中はハイレベルの信号を出力す
るようになっている。
出信号SI1乃至SI4がA/D変換回路40及び41を介して与え
られるとともに、パルス列信号SRが与えられ、更に、シ
ステムクロック発生回路42からのシステムクロック信号
SCKが与えられるようになっている。又、演算部39とタ
イミングカウンタ43との間においては信号の授受が行な
われるようになっており、そのタイミングカウンタ43に
はシステムクロック発生回路42からのシステムクロック
信号SCKが与えられるようになっている。ここで、タイ
ミングカウンタ43は、例えばリングカウンタからなるも
ので、スタート信号が与えられると、第7図(a)で示
すシステムクロック信号SCKをカウントしそのカウント
値がn/2(但し、「n」は基本波VSの1周期に相当する
値)となる毎にハイレベル(H)及びロウレベル(L)
を交換に繰返す第7図(b)に示す如きタイミングパル
スTPを出力するようになっている。そして、演算部39は
後述するように動作して信号をPWM信号発生部44に与え
るようになっており、このPWM信号発生部44にはシステ
ムクロック発生回路42からのシステムクロック信号SCK
も与えられるようになっている。この場合、PWM信号発
生部44は第1相乃至第4相用カウンタ451乃至454を有し
ており、これらは、例えばダウンカウンタからなるもの
で、データがプリセットされるとダウンカウントを開始
してそのダウンカウント中はハイレベルの信号を出力す
るようになっている。
而して、この第3の実施例の作用につき第7図のタイ
ムチャート及び第8図のフローチャートをも参照して説
明する。今、マイクロコンピュータ38が動作を開始(ス
タート)されると、演算部39は先ず通常の初期化動作を
行なう「初期化」の処理ステップS1を経て「タイミング
カウンタスタート」の出力ステップS2となる。演算部39
は、この出力ステップS2においてはタイミングカウンタ
43にスタート信号を与えるようになり、従ってタイミン
グカウンタ43は第7図(a)で示す如きシステムクロッ
ク信号SCKをカウントして第7図(b)で示す如きタイ
ミングパルスTPを出力する。次に、演算部39は、「パル
ス列読込み」の入力ステップS3となり、ここで、パルス
列信号SRを読込んでRAMに記憶させ、「実速度演算」の
処理ステップS4となる。演算部39は、この処理ステップ
S4では例えばパルス列信号SRの周期から実速度を演算し
てRAMに記憶させ、更に、「速度指令読み」の入力ステ
ップS5に移行して速度指令信号V*を読込んでRAMに記
憶させ、次いで、「速度偏差演算」の処理ステップS6に
移行する。演算部39は、この処理ステップS6においては
指令速度と実速度とから電流偏差信号I*を演算してRA
Mに記憶させ、次の「実電流読込み」の入力ステップS7
に移行して実電流検出信号SI1乃至SI4を読込んでRAMに
記憶させた後、「電流偏差演算(パルス幅データ)」の
処理ステップS8に移行する。演算部39は、の処理ステッ
プS8においては電流偏差信号ΔI1乃至ΔI4を演算してこ
れに基づき各相のパルス幅データ「m」(但し、n≧m
≧0)を決定しRAMに記憶させる。その後、演算部39
は、「L→Hか?」の判断ステップS9となり、ここでは
タイミングカウンタ43のタイミングパルスTPがロウレベ
ル(L)からハイレベル(H)に立上ったか否かを判断
し、例えば「NO」と判断した時には「H→Lか?」の判
断ステップS10に移行する。そして、演算部39は、この
判断ステップS10ではタイミングパルスTPがハイレベル
(H)からロウレベル(L)に立下ったか否かを判断
し、例えば「NO」と判断した時には判断ステップS9に戻
るようになる。ここで、タイミングカウンタ43のタイミ
ングパルスTPがロウレベル(L)からハイレベル(H)
に立上った時には、演算部39は、「L→Hか?」の判断
ステップS9で「YES」と判断して「第1相及び第3相用
カウンタにパルス幅データプリセット」の出力ステップ
S11となり、第1相及び第3相用カウンタ451及び453に
第1相及び第3相のパルス幅データ「m」をプリセット
する。これにより、第7図(c)で示すように、第1相
用カウンタ451は数値データ「m」がプリセットされて
ダウンカウントするとともにこのダウンカウント中はハ
イレベル(H)のPWM信号P1を出力する。第3相用カウ
ンタ453も同様であり、そのダウンカウント中はハイレ
ベル(H)のPWM信号P3を出力する。その後、第1相及
び第3相用カウンタ451及び453がダウンカウントを終了
すると、そのPWM信号P1及びP3の出力が停止される。
尚、演算部39は処理ステップS11を経ると「パルス列読
込み」の入力ステップS3に戻るようになる。又、タイミ
ングカウンタ43のタイミングパルスTPがハイレベル
(H)からロウレベル「L」に立下った時には、演算部
39は、「H→Lか?」の判断ステップS10で「YES」と判
断して「第2相及び第4相用カウンタにパルス幅データ
プリセット」の出力ステップS12となり、ここでは第2
相及び第4相用カウンタ452及び454に第2相及び第4相
のパルス幅データ「m」をプリセットする。これによ
り、第7図(d)で示すように、第2相用カウンタ452
は数値データ「m」がプリセットされてダウンカウント
するとともにこのダウンカウント中はハイレベル(H)
のPWM信号P2を出力する。第4相用カウンタ454も同様で
あり、そのダウンカウント中はハイレベル(H)のPWM
信号P4を出力する。その後、第2相及び第4相用カウン
タ452及び454がダウンカウントを終了すると、そのPWM
信号P2及びP4の出力が停止される。尚、演算部39は処理
ステップS12を経ると「パルス列読込み」の入力ステッ
プS3に戻るようになる。
ムチャート及び第8図のフローチャートをも参照して説
明する。今、マイクロコンピュータ38が動作を開始(ス
タート)されると、演算部39は先ず通常の初期化動作を
行なう「初期化」の処理ステップS1を経て「タイミング
カウンタスタート」の出力ステップS2となる。演算部39
は、この出力ステップS2においてはタイミングカウンタ
43にスタート信号を与えるようになり、従ってタイミン
グカウンタ43は第7図(a)で示す如きシステムクロッ
ク信号SCKをカウントして第7図(b)で示す如きタイ
ミングパルスTPを出力する。次に、演算部39は、「パル
ス列読込み」の入力ステップS3となり、ここで、パルス
列信号SRを読込んでRAMに記憶させ、「実速度演算」の
処理ステップS4となる。演算部39は、この処理ステップ
S4では例えばパルス列信号SRの周期から実速度を演算し
てRAMに記憶させ、更に、「速度指令読み」の入力ステ
ップS5に移行して速度指令信号V*を読込んでRAMに記
憶させ、次いで、「速度偏差演算」の処理ステップS6に
移行する。演算部39は、この処理ステップS6においては
指令速度と実速度とから電流偏差信号I*を演算してRA
Mに記憶させ、次の「実電流読込み」の入力ステップS7
に移行して実電流検出信号SI1乃至SI4を読込んでRAMに
記憶させた後、「電流偏差演算(パルス幅データ)」の
処理ステップS8に移行する。演算部39は、の処理ステッ
プS8においては電流偏差信号ΔI1乃至ΔI4を演算してこ
れに基づき各相のパルス幅データ「m」(但し、n≧m
≧0)を決定しRAMに記憶させる。その後、演算部39
は、「L→Hか?」の判断ステップS9となり、ここでは
タイミングカウンタ43のタイミングパルスTPがロウレベ
ル(L)からハイレベル(H)に立上ったか否かを判断
し、例えば「NO」と判断した時には「H→Lか?」の判
断ステップS10に移行する。そして、演算部39は、この
判断ステップS10ではタイミングパルスTPがハイレベル
(H)からロウレベル(L)に立下ったか否かを判断
し、例えば「NO」と判断した時には判断ステップS9に戻
るようになる。ここで、タイミングカウンタ43のタイミ
ングパルスTPがロウレベル(L)からハイレベル(H)
に立上った時には、演算部39は、「L→Hか?」の判断
ステップS9で「YES」と判断して「第1相及び第3相用
カウンタにパルス幅データプリセット」の出力ステップ
S11となり、第1相及び第3相用カウンタ451及び453に
第1相及び第3相のパルス幅データ「m」をプリセット
する。これにより、第7図(c)で示すように、第1相
用カウンタ451は数値データ「m」がプリセットされて
ダウンカウントするとともにこのダウンカウント中はハ
イレベル(H)のPWM信号P1を出力する。第3相用カウ
ンタ453も同様であり、そのダウンカウント中はハイレ
ベル(H)のPWM信号P3を出力する。その後、第1相及
び第3相用カウンタ451及び453がダウンカウントを終了
すると、そのPWM信号P1及びP3の出力が停止される。
尚、演算部39は処理ステップS11を経ると「パルス列読
込み」の入力ステップS3に戻るようになる。又、タイミ
ングカウンタ43のタイミングパルスTPがハイレベル
(H)からロウレベル「L」に立下った時には、演算部
39は、「H→Lか?」の判断ステップS10で「YES」と判
断して「第2相及び第4相用カウンタにパルス幅データ
プリセット」の出力ステップS12となり、ここでは第2
相及び第4相用カウンタ452及び454に第2相及び第4相
のパルス幅データ「m」をプリセットする。これによ
り、第7図(d)で示すように、第2相用カウンタ452
は数値データ「m」がプリセットされてダウンカウント
するとともにこのダウンカウント中はハイレベル(H)
のPWM信号P2を出力する。第4相用カウンタ454も同様で
あり、そのダウンカウント中はハイレベル(H)のPWM
信号P4を出力する。その後、第2相及び第4相用カウン
タ452及び454がダウンカウントを終了すると、そのPWM
信号P2及びP4の出力が停止される。尚、演算部39は処理
ステップS12を経ると「パルス列読込み」の入力ステッ
プS3に戻るようになる。
この第3の実施例におけるPWM信号P1乃至P4は第1図
における励磁期間制御回路35に与えられるものであり、
従って、この第3の実施例によっても第1の実施例同様
の効果を得ることができる。
における励磁期間制御回路35に与えられるものであり、
従って、この第3の実施例によっても第1の実施例同様
の効果を得ることができる。
尚、第2の実施例における3相可変リラクタンスモー
タ15′に対しても制御手段としてマイクロコンピュータ
を用いて第3の実施例同様に制御することが可能であ
る。
タ15′に対しても制御手段としてマイクロコンピュータ
を用いて第3の実施例同様に制御することが可能であ
る。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ
限定されるものではなく、例えばモータとしては可変リ
ラクタンスモータに限らずステッピングモータにも適用
し得る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得ることは勿論である。
限定されるものではなく、例えばモータとしては可変リ
ラクタンスモータに限らずステッピングモータにも適用
し得る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明のモータの駆動装置は以上説明したように、複
数相のモータコイルが2相励磁される期間を有してPWM
制御されるものであっても、電源電流のリップルを小さ
くすることができ、従って、電源ラインの熱損失を少な
くし得、直流電源回路の平滑用コンデンサの発熱を少な
くなし得て、該平滑用コンデンサの寿命を短かくするこ
とを防止し得るという優れた効果を奏するものである。
しかも、2相励磁となる2つのモータコイルにおいて、
回生モードとなる一方のモータコイルの回生電流が駆動
モードとなる他方のモータコイルに流れ込むようになる
ので、その分だけ相殺された状態になって電源電流が少
なくてすむ利点がある。
数相のモータコイルが2相励磁される期間を有してPWM
制御されるものであっても、電源電流のリップルを小さ
くすることができ、従って、電源ラインの熱損失を少な
くし得、直流電源回路の平滑用コンデンサの発熱を少な
くなし得て、該平滑用コンデンサの寿命を短かくするこ
とを防止し得るという優れた効果を奏するものである。
しかも、2相励磁となる2つのモータコイルにおいて、
回生モードとなる一方のモータコイルの回生電流が駆動
モードとなる他方のモータコイルに流れ込むようになる
ので、その分だけ相殺された状態になって電源電流が少
なくてすむ利点がある。
第1図乃至第3図は本発明の第1の実施例であり、第1
図は全体の電気的構成図、第2図は作用説明用の励磁期
間信号波形図、第3図は作用説明用の各部の信号波形図
であり、第4図及び第5図は本発明の第2の実施例を示
す第1図及び第2図相当図であり、更に、第6図乃至第
8図は本発明の第3の実施例を示し、第6図は要部の電
気的構成図、第7図は作用説明用のタイムチャート、第
8図は作用説明用のフローチャートであり、そして、第
9図,第10図及び第11図は従来例を示す第1図,第2図
及び第3図相当図である。 図面中、11は直流電源回路、12及び13は電源ライン、14
は平滑用コンデンサ、15及び15′は可変リラクタンスモ
ータ(モータ)、161乃至164は第1相乃至第4相のモー
タコイル、181乃至184及び191乃至194はトランジスタ
(スイッチング素子)、20は駆動回路、211,221乃至2
14,224はダイオード、311乃至314はPWM回路、32は第1
の基本波発生回路、33は第2の基本波発生回路、34及び
34′は制御手段、35は励磁期間制御回路、36は励磁期間
決定回路、37は選択回路、38はマイクロコンピュータ
(制御手段)、39は演算部、44はPWM信号発生部を示
す。
図は全体の電気的構成図、第2図は作用説明用の励磁期
間信号波形図、第3図は作用説明用の各部の信号波形図
であり、第4図及び第5図は本発明の第2の実施例を示
す第1図及び第2図相当図であり、更に、第6図乃至第
8図は本発明の第3の実施例を示し、第6図は要部の電
気的構成図、第7図は作用説明用のタイムチャート、第
8図は作用説明用のフローチャートであり、そして、第
9図,第10図及び第11図は従来例を示す第1図,第2図
及び第3図相当図である。 図面中、11は直流電源回路、12及び13は電源ライン、14
は平滑用コンデンサ、15及び15′は可変リラクタンスモ
ータ(モータ)、161乃至164は第1相乃至第4相のモー
タコイル、181乃至184及び191乃至194はトランジスタ
(スイッチング素子)、20は駆動回路、211,221乃至2
14,224はダイオード、311乃至314はPWM回路、32は第1
の基本波発生回路、33は第2の基本波発生回路、34及び
34′は制御手段、35は励磁期間制御回路、36は励磁期間
決定回路、37は選択回路、38はマイクロコンピュータ
(制御手段)、39は演算部、44はPWM信号発生部を示
す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】2相励磁の期間を有するように複数相のモ
ータコイルに通電するとともに各相モータコイルをPWM
制御するようにしたスイッチング素子を備え、且つ、各
相モータコイルの回生電流を流すダイオードと、平滑用
コンデンサに対する駆動電流の流出と回生電流の流入と
の際に各相モータコイルが共通に使用する電源ラインと
を備えたモータの駆動装置において、 2相励磁される期間における各相モータコイルのPWM制
御による通電期間をこれらが不一致状態となるように時
間差制御する制御手段を設けるようにしたことを特徴と
するモータの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285328A JP2940024B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | モータの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285328A JP2940024B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | モータの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03145989A JPH03145989A (ja) | 1991-06-21 |
JP2940024B2 true JP2940024B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=17690126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1285328A Expired - Fee Related JP2940024B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | モータの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2940024B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5253264B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-07-31 | ダイハツ工業株式会社 | モータ駆動装置 |
JP5751147B2 (ja) | 2011-11-25 | 2015-07-22 | 株式会社デンソー | モータ装置 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP1285328A patent/JP2940024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03145989A (ja) | 1991-06-21 |
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