JP2725698B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2725698B2
JP2725698B2 JP61164832A JP16483286A JP2725698B2 JP 2725698 B2 JP2725698 B2 JP 2725698B2 JP 61164832 A JP61164832 A JP 61164832A JP 16483286 A JP16483286 A JP 16483286A JP 2725698 B2 JP2725698 B2 JP 2725698B2
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昇 沢山
信一 神山
英雄
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は電子写真複写装置等の画像形成装置に関す
る。 従来技術 一般に、黒色複写を行なう電子写真複写装置やレーザ
プリンタ等の画像形成装置において、感光体上に形成さ
れた静電潜像にトナーを付着して顕像化する現像装置と
して、トナーを収納したトナーホツパを上方に備えて、
このトナーホツパからトナーを逐次補給するようにした
ものがある。 そこで、従来の例えば黒色と赤色の二色複写を行なう
画像形成装においては、黒色現像を行なうための黒色現
像装置とカラー現像を行なうためのカラー現像装置とし
て全く同じものを使用して、単にトナーホツパに収納す
るトナーの色を変えるだけにしている。 しかしながら、このように黒色現像装置及びカラー現
像装置として全く同じものを使用するのでは、トナーホ
ツパが装置上部に備えられていることから、特に現像装
置全体が占める高さ方向のスペースが大きくなつて画像
形成装置の大型化を招くという不都合がある。 また、例えば特開昭60-229042号公報に見られるよう
に、黒色現像装置のトナーホツパの容量をカラー現像装
置のトナーホツパの容量より大きくするために、両トナ
ーホツパの形状を異ならせたものもあるが、やはりいず
れの現像装置のトナーホツパも現像機構部の上方に設け
られているため、現像装置全体が占める高さ方向のスペ
ースが大きくなって、画像形成装置の大型化を招くとい
う問題は解決されていない。 一方、特開昭56-40866号公報,特開昭59-188678号公
報等に見られるように、現像装置に供給するトナーを収
容するトナー容器やトナーカートリッジ等のトナー収容
部を、現像装置の現像スリーブの中心軸方向の側端部に
設けたものもある。 しかしながら、従来のこのような現像装置は、画像形
成装置内に複数備えているものではない。また、トナー
収容部内のトナーを現像装置の側端部から現像装置内へ
補強するため、トナー補給時に現像スリーブに対向する
部位の上記側端部に近い一部だけが急にトナー濃度が高
くなり、現像スリーブに供給するトナーに濃度むらが生
じるという問題があった。 目的 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複
数の現像装置を備えた画像形成装置において、現像装置
全体が占める高さ方向のスペースを減少させて小型化を
図ると共に、空きスペースを有効に利用してトナー収容
量を確保できるようにし、且つトナーの補給によって現
像装置内の現像スリーブに供給するトナーの濃度が一部
分だけ急激に高くなるようなことなく、全体に均一にト
ナーを補給できるようにすることを目的とする。 構成 この発明は上記の目的を達成するため、複数の現像装
置を備え、そのうちの一方の現像装置に供給するための
トナーを収容するトナー収容部と他方の現像装置に供給
するためのトナーを収容するトナー収容部とを形状を異
ならせた画像形成装置において、上記一方の現像装置
は、トナー収容部をその現像装置の現像スリーブの中心
軸方向の側端部に設けるとともに、該現像装置内で現像
に使用されたトナーを現像スリーブと対向しない外側部
へ搬送する第1搬送部材と、その外側部からトナーを上
記第1搬送部材の搬送方向と反対方向に搬送する第2搬
送部材とを備え、その第1搬送部材と第2搬送部材とが
上記外側部でトナーの受け渡しを行なう現像スリーブと
対向しない部位に、上記トナー収容部のトナーを供給す
るようにしたものである。 また、上記複数の現像装置が、画像形成装置本体から
現像装置単独で離脱可能な現像装置と、感光体と共に離
脱可能な現像装置とからなるようにするとよい。 さらに、上記複数の現像装置内の現像スリーブの径が
各々異なるようにするとよい。 作用 複数の現像装置のうち、一方の現像装置のトナー収容
部を、該現像装置の現像スリーブの中心軸方向の側端部
に設け、そのトナー収容部を側端部に設けた現像装置
は、該現像装置内で現像に使用されたトナーを現像スリ
ーブと対向しない外側部へ搬送する第1搬送部材と、そ
の外側部からトナーを上記第1搬送部材の搬送方向と反
対方向に搬送する第2搬送部材とを備え、両搬送部材が
上記外側部でトナーの受け渡しを行なう現像スリーブと
対向しない部位にトナー収容部のトナーを供給するの
で、空きスペースを有効に利用してトナー収容量を確保
しながら、現像装置全体が占める高さ方向のスペースを
減少させ、画像形成装置の小型化を図れる。 また、現像スリーブと対向しない部位で、現像に使用
されたトナーとトナー収容部から供給される新規なトナ
ーとが混合されてから現像装置内の現像スリーブと対向
する部位に搬送されてそこのトナーと混ざるので、現像
装置内の現像スリーブと対向する部位のトナーの濃度が
一部分だけ急激に高濃度となるようなことがなくなる。
また、新規なトナーのみを現像装置内へ搬送するに比べ
て、使用済みのトナーと混合されたトナーは搬送性が向
上するので、撹拌スペースを小さくして現像装置の小型
化を図ることもできる。 なお、各実施態様の作用については、この発明の実施
例の説明中で述べる。 実施例 以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明す
る。 第1図はこの発明を実施した画像形成装置としての複
写装置の一例を示す外観構成図である。 この複写装置は、画像形成プロセスを実行する複写装
置本体1と、この複写装置本体1の上面に載置した原稿
を自動給送する反転給送型の自動原稿送り装置(ADF)
2と、複写装置本体1から排出される用紙を仕分け又は
丁合するソータ3と、合成複写及び両面複写を行なうた
めに転写紙を再給紙及び反転する給紙合成・両面ユニツ
ト4と、複写装置本体1に対して外部から給紙する手差
しトレイ5及び給紙カセツト6とを備えている。 複写装置本体1の上面手前側にはこの複写装置を操作
するための各種のキー及び表示器を付設したメイン操作
パネル7を設け、また前面上部には隠し扉方式により常
時は複写装置本体1内に収納したサブ操作パネル8を設
けている。 また、この複写装置本体1の前面下部には複写装置本
体1内から給紙する2段の上給紙カセツト9及び下給紙
カセツト10を装着している。 第2図はこの複写装置のメイン操作パネル7を示す平
面図である。 このメイン操作パネル7には、プログラムの記憶及び
読出しを指示するプログラムキー11と、予熱・モードク
リアキー12と、割込みコピーを指示する割込キー13と、
プリントスタートを指示するスタートキー14と、コピー
枚数のセツト及び各種モードの設定及びプログラムのセ
ツトをするテンキー15と、コピー中のセツト枚数の確認
及び各種モード設定に使用する置数確認キー16と、セツ
ト枚数の変更,リピートコピーの停止,プログラムのプ
ロテクトの解除等を指示するクリアストツプキー17と、
コピー画像の濃度を調整する濃度キー18と、自動濃度調
節システム(ADS)の解除及び再設定を指示する自動濃
度キー19と、コピー用紙のサイズを選択する用紙選択キ
ー20と、等倍,縮小,拡大コピーを指示する等倍キー2
1,縮小キー22,拡大キー23と、コピー倍率(50%〜200%
とする)を指示するズーム変倍キー24とを付設してい
る。 また、このメイン操作パネル7には、プログラム表示
器26と、予熱表示器27と、割込み表示器28と、コピー枚
数,画像濃度,原稿サイズ,転写紙サイズ,トナーの種
類,各種エラー等を表示する表示パネル29と、ズーム変
倍率を表示するズーム変倍率表示器30と、トリミング,
マスキング,とじ代等の位置を表示するエリア指定表示
器31とを付設している。 第3図はこの複写装置のサブ操作パネル8を示す平面
図である。 このサブ操作パネル8には、寸法変倍として原稿寸法
に合せて変倍する原稿寸法入力モード及び指定された寸
法に変倍する指定寸法入力モードを指定する寸法変倍キ
ー33と、この寸法変倍キー33で選択されるモードを表示
する原稿寸法入力表示器34及び指定寸法入力表示器35
と、原稿の朱記部分を消して複写する赤イレースモード
及び帯電電圧を下げて写真原稿を複写する写真原稿モー
ドを指定する写真原稿キー36と、この写真原稿キー36で
選択されるモードを表示する赤イレース表示器37及び写
真原稿表示器38と、カラーで複写するカラーモードの指
定及びその選択を表示するカラーキー39及びカラー表示
器40とを付設している。 また、このサブ操作パネル8には、合成モードとして
複数の原稿を合成して複写する合成モード,見開き原稿
の両面を合成するページ連写モード及び複数の原稿を圧
縮して合成する圧縮合成モードを指定する合成キー42
と、この合成キー42で選択されるモードを表示する合成
表示器43,ページ連写合成表示器44及び圧縮合成表示器4
5とを付設している。 さらに、このサブ操作パネル8には、エデイツタ領域
のポイントを指定するポイント指定及びその選択を表示
するポイント指定キー46及びポイント指定表示器47と、
エデイツタモードとして原稿の一部を抜き出して複写す
るトリミングモード,原稿の一部をマスクして複写する
マスキングモード,ポイント指定した内側を黒色にして
外側をカラーにしてはめ込むハメコミ1モード,ポイン
ト指定した内側をカラーにして外側を黒色にしてはめ込
むハメコミ2モード,カラートリミングモード及びカラ
ーマスキングモードを指定するモード指定キー50と、こ
のモード指定キー50で選択されるモードを表示するトリ
ミング表示器51,マスキング表示器52,ハメコミ1表示器
53,ハメコミ2表示器54,カラートリミング表示器55及び
カラーマスキング表示器56とを付設している。 さらにまた、このサブ操作パネルに8には、消去モー
ドとして原稿の枠部分を一定範囲に亘つて消去する枠消
しモード及びブツク原稿のセンター部分を消去するブツ
クセンター消しモードを指定する消去キー58と、この消
去キー58で選択されるモードを表示する枠消し表示器59
及びブツクセンター消し表示器60とを付設している。 また、このサブ操作パネル8には、移動モードとして
原稿を転写紙のセンタ位置に複写するセンタリング,原
稿を転写紙の右側に寄せて複写する右寄せ及び原稿を転
写紙の右側に寄せて複写する右寄せを指定する移動キー
61と、この移動キー61で選択されるモードを表示するセ
ンタリング表示器62、右寄せ表示器63及び左寄せ表示器
64とを付設している。 さらに、このサブ操作パネル8には、コピーの左右の
とじ代(余白)を調整するとじ代調整モードとして表面
とじ代調整モード及び裏面とじ代調整モードを指定する
とじ代調整キー66と、このとじ代調整キー66で選択され
るモードを表示する表面表示器67及び裏面表示器68と、
見開き原稿を自動的に片面ずつコピーするページ連写を
指定するページ連写キー70及びこのページ連写キー70に
よる選択を表示するページ連写表示器71とを付設してい
る。 さらに、このサブ操作パネル8には、両面コピーとし
て片面原稿モード,両面原稿モード及びブツク原稿モー
ドを指定する両面キー72と、この両面キー72で選択され
るモードを表示する片面原稿表示器73,両面原稿表示器7
4及びブツク原稿表示器75と、APS(自動用紙選択)とし
て原稿サイズに合わせて転写紙を選択して複写する自動
原稿選択モード及び異なるサイズの原稿を同一サイズの
転写紙に合うように変倍して複写するサイズ統一モード
を指定するAPSキー76と、このAPSキー76で選択されるモ
ードを表示する自動原稿選択表示器77及びサイズ統一表
示器79とを付設している。 さらにまた、このサブ操作パネル8には、ソーータモ
ードとしてソートモード及びスタツクモードを指定する
ソータキー80と、このソータキー80で指定されるモード
を表示するソート表示器81及びスタツク表示器82とを付
設している。 そして、このサブ操作パネル8は、第4図に示すよう
に、本体前側フレーム85の前面上部に回動自在に軸支し
て図示しないスプリングで前側へ回転付勢した支持板86
上に付設して、この支持板86を係止するラツチ87を設け
ている。 このサブ操作パネル8は、通常はラツチ87で実線図示
の状態に保持されて内部に隠れており、この状態で支持
板86を外側から内側に向つて押すことによつてラツチ87
の係止が外れて図示しないスプリングの付勢力によつて
仮想線図示の位置まで回動して使用状態になる。そし
て、使用後再度支持板86を閉めることによつてラツチ87
によつて係止される。 第5図は複写装置本体1の機構部を示す全体概略構成
図である。 この複写装置本体1は、メイン操作パネル7のスター
トキー14が押されたときに、メインモータ100が回転し
て感光体ドラム101が矢示P方向に回動し、チヤージ電
圧調整用グリツド電極102aを付設した帯電チヤージヤ10
2に高電圧が印加されて感光体ドラム101の表面が一様に
帯電される。 一方、後述する第1スキヤナに取付けた露光ランプ10
5及び第1ミラー106と、第2スキヤナに取付けた第2ミ
ラー107及び第3ミラー108とからなる移動光学系(スキ
ヤナ)が、後述するスキヤナ駆動機構によつて駆動され
る。 また、コンタクトガラス115上には自動原稿送り装置
2によつてあるいは手動で原稿Sがセツトされている。
なお、自動原稿送り装置2は、原稿テーブル2A上に載置
された原稿を呼出しコロ2Bで呼出し、分離ローラ2C及び
プルアウトローラ2Dで1枚ずつ分離してガイド2Eを介し
て矢示方向に回動する搬送ベルト2Fの下側に送り込み、
この搬送ベルト2Fによつて原稿Sをコンタクトガラス11
5上の所定位置まで搬送してセツトする。 移動光学系が所定のタイミングで露光ランプ105を点
灯されて、コンタクトガラス115上にセツトされた原稿
Sを照射しながら、矢示Q方向に仮想線図示の位置まで
往動した後矢示R方向に復動する。 このとき、露光ランプ105で照射された原稿Sによる
反射光は、第1ミラー106,第2ミラー107,第3ミラー10
8,スルーレンズ109,第4ミラー110,第5ミラー111及び
第6ミラー112並びに防塵ガラス113を介して、帯電した
感光体ドラム101上に入射されて露光が行なわれ、感光
体ドラム101上に原稿の画像に応じた静電潜像が形成さ
れる。 そして、感光体ドラム101上の帯電領域の内非転写領
域部分の電荷が発光ダイオード(LED)からなるイレー
スランプ116によつて消去された後、この感光体ドラム1
01上の静電潜像はカラー現像装置118の現像スリーブ120
又は黒色現像装置119の現像スリーブ121によつてカラー
トナー又は黒色トナーが付着されて顕像化される。 一方、内部に搭載した上段給紙カセツト9に収納した
転写紙はフイードローラ124及び中間ローラ125を介し
て、また下段給紙カセツト10に収納された転写紙はフイ
ードローラ124,中継ローラ126及び中間ローラ125を介し
て、更に手差しトレイ5から給紙される転写紙は送りロ
ーラ127及び中間ローラ125を介して、更にまた給紙カセ
ツト6に収納された転写紙は図示しない給紙路から中間
ローラ125を介して、メイン操作パネル7の用紙選択キ
ー20の選択結果に応じてレジストローラ130間で挾持さ
れる位置まで給紙されている。 そして、このレジストローラ130まで給紙されている
転写紙は、正確なタイミングで回転されるレジストロー
ラ130の回転によつて感光体ドラム101上に接触し、感光
体ドラム101上のトナー像が転写される。 このとき、転写チヤージヤ131は、正確なタイミング
で直流高電圧が印加されて感光体ドラム101上のトナー
像を転写紙の方へ引付ける。 その後、分離チヤージヤ132にAC高電圧が印加されて
転写紙の静電気が除去され、転写紙は分離爪133で感光
体ドラム101上から分離される。 このようにして、転写,分離が終了した感光体ドラム
101は、クリーニングブレード135で残留トナーを除去さ
れ、LEDからなる除電ランプ136によつて残留電荷を消去
されて、次のコピー工程に備える。 なお、クリーニングブレード135で感光体ドラム101上
から剥取られた残留トナーは、トナー回収軸137によつ
てトナー回収タンク138内に回収される。 一方、感光体ドラム101上から分離された転写紙は、
搬送ドラム141によつて定着装置142内に搬送され、この
定着装置142内にヒータローラ143及び加圧ローラ144に
よつてトナー像が熱ロール定着された後、定着排紙ロー
ラ145,146によつて排出される。 そして、この定着装置142から排出された転写紙は排
紙切換部材148が排紙側に位置するときには排紙ローラ1
49,149間を介してソータ3内に排紙される。 また、排紙切換部材148が合成・両面側(図示の状
態)に位置するときには、ガイド150内を通つてローラ1
51,152間に送られる。 そして、一枚合成コピーのときには実線図示の状態に
ある方向切換部材153で案内されてローラ151,154間を介
して合成・両面搬送ユニツト156内に送られ、この合成
・両面搬送ユニツト156で必要に応じて姿勢修正等がさ
れた後所定のタイミングで再度レジストローラ130に給
紙される。 また、連続合成コピー又は連続両面コピーのときには
仮想線図示の状態にある方向切換部材153で案内されて
合成・両面ユニツト4内に送り込まれ、合成時には現在
コピーした面がそのまま次のコピー面となり又両面コピ
ー時には現在コピーした面と反対の面が次のコピー面と
なるように反転等された後、合成・両面ユニツト4から
再度複写装置本体1内に送り込まれてローラ151,154間
を介して合成・両面搬送ユニツト156内に送られ、姿勢
修正等がされた後所定のタイミングで再度レジストロー
ラ130に給紙される。 そして、感光体ドラム101上の次の画像が転写された
後、上述したと同様にして定着後排紙又は合成・両面搬
送ユニツト156内への送り込みあるいは合成・両面ユニ
ツト4内への送り込みが行なわれる。 以下、この複写装置の各部の詳細について第6図以降
をも参照して説明する。 第6図乃至第8図は複写装置本体1の光学系ユニツト
を示す正断面図,概略正面図及び平面図である。 まず、この光学系のミラー構成は、2個のカラー現像
装置118及び黒色現像装置119を備えてツインカラー化を
図つているため、第1ミラー106,第2ミラー107,第3ミ
ラー108,第4ミラー110,第5ミラー111及び第6ミラー1
12の6枚ミラー構成として感光体ドラム101の真上から
露光用反射光を入射するようにしている。 つまり、光学系のミラー構成を4枚構成とすると、感
光体ドラム101に対して斜めから露光用反射光を入射す
る他なくなるが、ミラー構成を6枚構成とすることによ
つて感光体ドラム101の真上から露光用反射光を入射す
ることも可能になり、感光体ドラム101に対する入射光
の入射角度の自由度が高くなる。 次に、スキヤナの構成及びスキヤナ駆動機構について
説明する。前フレーム180Aと後フレーム180Bとの間に第
1スキヤナ181を摺動自在に装着し、この第1スキヤナ1
81には露光ランプ105及び反射板182と第1ミラー106と
を装着すると共に、副走査方向中央部に自動濃度調整シ
ステム(ADS)を作動させた時に原稿濃度を検出するた
めの光フアイバ183を取付けている。 また、前フレーム180Aと後フレーム180Bとの間に第2
スキヤナ185を摺動自在に装着し、この第2スキヤナ185
には第2ミラー107及び第3ミラー108を取付けている。 なお、第1スキヤナ181にはセンサブラケツト186を取
付け、後フレーム180B側にこのセンサブラケツト186を
挟んで対向する発光素子及び受光素子からなる透過型フ
オトセンサで構成したスキヤナホームポジシヨンセンサ
187を付設している。 これ等の第1,第2スキヤナ181,185を駆動するため
に、後フレーム180Bにフラツトタイプのサーボモータか
らなるスキヤナモータ188を固定し、このスキヤナモー
タ188の回転軸にモータプーリ189を固着している。 そして、第9図をも参照して、スキヤナモータ188の
モータプーリ189と、前フレーム180A及び後フレーム180
Bの四隅の回転自在に装着した4個のプーリ191〜194
と、第2スキヤナ185の両側部に回転自在に装着したプ
ーリ195,196と、前フレーム180Aと後フレーム180Bの側
面に回転自在に装着したターンプーリ197,198と、第1
スキヤナ181の両側部との間に4本のワイヤ201〜204を
張装し、走査系の駆動方式は両側ワイヤ駆動方式とし
て、スキヤナの軽量化、走査安定性を図り、低ジツタで
低速から高速まで幅広く対応できるようにしている。 つまり、ワイヤ201は一端をモータプーリ189に固定し
他端をプーリ191,192,196及びターンプーリ198を介して
前フレーム180Aの側面に固定している。ワイヤ202は一
端をモータプーリ189に固定し他端をプーリ191,195及び
ターンプーリ197を介して後フレーム180Bの側面に固定
している。 また、ワイヤ203は一端をモータプーリ189に固定した
他端をプーリ194,193,196を介して一端を前フレーム180
Aの側面に係着した引張コイルスプリング205の他端に係
着し、その中間部を第1スキヤナ181の前側面に固定し
ている。ワイヤ204は一端をモータプーリ189に固定して
他端をプーリ194,195を介して一端を後フレーム180Bの
側面に係着した引張コイルスプリング206の他端に係着
し、その中間部を第1スキヤナ181の後側面に固定して
いる。 なお、各ワイヤ201〜204は各プーリ191〜198に所要回
数巻回しているが、第9図では図示を簡略化して示して
いる。 このように構成したスキヤナ駆動機構においては、ス
キヤナモータ188を駆動制御してモータプーリ189を第9
図で矢示A方向に回転したときには、ワイヤ203,204が
モータプーリ189に巻取られる一方ワイヤ201,202がモー
タプーリ189から緩むので、第6図で第1スキヤナ181及
び第2スキヤナ185が矢示Q方向(スキヤン方向)へ各
々所定の移動量及び移動速度で移動して原稿をスキヤン
する。 また、同様にしてスキヤナモータ188を駆動制御して
モータプーリ189を第9図で矢示B方向に回転したとき
には、ワイヤ201,202がモータプーリ189に巻取られる一
方ワイヤ203,204がモータプーリ189から緩むので、第6
図で第1スキヤナ181及び第2スキヤナ185が矢示R方向
(リターン方向)へリターンする。 なお、第7図に示すようにターンプーリ198を回転自
在に軸支したプーリ保持板208は、先端部に形成した爪
部208aを前フレーム180Aに形成した長孔180aに係合さ
せ、後端フランジ部208bに前フレーム180Aの立上り部18
0bに螺着した調整ねじ209を螺着して、この調整ねじ209
を回転することによつてターンプーリ198の位置、すな
わちワイヤ201,203の張力を調整できるようにしてい
る。ターンプーリ197についても同様にして後フレーム1
80Bに取付けて各ワイヤ202,204の張力を調整できるよう
にしている。 次に、変倍機構について説明する。光学系底板180Cに
横架したガイドロツド211にキヤリツジ212を摺動自在に
装着し、このキヤリツジ212には第4ミラー110及び第5
ミラー111を取付けている。 そして、光学系底板180C上にステツピングモータから
なるミラーモータ213を取付け、このミラーモータ213の
回転を、ギヤ214を一体的に形成してフレーム180に回転
自在に軸支したプーリ215及びこのプーリ215とキヤリツ
ジ212との間に張設したワイヤ216を介してキヤリツジ21
2に伝達している。 また、キヤリツジ212にはセンサブラケツト217を取付
け、光学系底板180C上にこのセンサブラケツト217を挟
んで対向する発光素子及び受光素子からなる透過型フオ
トセンサで構成したミラーホームポジシヨンセンサ218
を付設している。 さらに、光学系底板180C上に横架したガイドロツド21
1にはレンズハウジング220を摺動自在に装着し、このレ
ンズハウジング220にはスルーレンズ109を装着してい
る。 一方、光学系底板180Cにステツピングモータからなる
レンズモータ222を取付け、このレンズモータ222の回転
を、ギヤ223を一体的に形成して光学系底板180C上に回
転自在に軸支したプーリ224と光学系底板180C上に摺動
自在に装着したプーリホルダ225に回転自在に軸支した
プーリ226及びレンズハウジング220との間に横架したワ
イヤ227を介して、レンズハウジング220に伝達してい
る。 なお、プーリホルダ225は、光学系底板180C上に植設
したピン228との間に張装した引張コイルスプリング229
によつて第8図の矢示方向に付勢してプーリ226にテン
シヨンを与え、レンズハウジング220を縮小側に付勢し
ている。 また、レンズハウジング220にはセンサブラケツト231
を取付け、光学系底板180C上にこのセンサブラケツト23
1を挟んで対向する発光素子及び受光素子からなる透過
型フオトセンサで構成したレンズホームポジシヨンセン
サ232を取付けている。 なお、センサブラケツト231はレンズハウジング220が
等倍位置から拡大側に位置するときには常にレンズホー
ムポジシヨンセンサ232内に入る長さに形成している。
これは、レンズハウジング220が等倍位置及び拡大側と
縮小側とのいずれに位置しているかを判定するためであ
る。 このように構成した変倍機構においては、拡大及び縮
小をする変倍時にレンズモータ222を駆動制御してレン
ズハウジング220すなわちスルーレンズ109を移動させ
て、原稿とレンズ109との間の光路長及びレンズ109と感
光体ドラム101との間の光路長を変化させる。 つまり、第6図を参照して、等倍(倍率100%)時に
実線図示の位置にあるスルーレンズ109を、例えば倍率2
00%(2倍)のときには仮想線図示の位置に移動し、ま
た倍率50%(0.5倍)のときには破線図示の位置に移動
する。 それと共に、変倍時には原稿と感光体ドラム101との
間の距離を大きくするパス補正を行なう必要があるた
め、ミラーモータ213を駆動制御してキヤリツジ212すな
わち第4ミラー110及び第5ミラー111を移動する。つま
り、第6図を参照して、等倍時に仮想線図示の位置にあ
る第4ミラー110及び第5ミラー111を、例えば倍率200
%(2倍)のとき及び倍率50%(0.5倍)のときには実
線図示の位置に移動する。 このように、光学系のミラー構成を6枚構成として、
変倍時(拡大時及び縮小時)に光学系の第4ミラー110
及び第5ミラー111を移動するミラー移動機構を設ける
ことにより、変倍時のパス補正(原稿と感光体との距離
を変える補正)を行なう機構が簡単になると共に性格に
パス補正を行なうことができる。 次に、変倍時におけるスルーレンズ109の動きについ
て第10図を参照して説明する。まずレンズホームポジシ
ヨンセンサ232の検知信号は同図(イ)に示すように縮
小側でハイレベル“H",拡大側でローレベル“L"にな
る。 そして、スルーレンズ109を縮小側から拡大側に移動
するときには同図(ロ)に示すようにそのまま等倍位置
を横切つて拡大位置に移動し、縮小側から縮小側に移動
するときには同図(ハ)に示すようにホームポジシヨン
HPに戻すことなく新たな縮小位置に移動し、更に縮小側
から等倍位置に移動するときには同図(ニ)に示すよう
にそのまま等倍位置に移動する。 また、拡大側から等倍位置に移動するときには同図
(ホ)に示すようにレンズホームポジシヨン(レンズH
P)を横切つて一旦縮小方向へ1パルス分移動した後1
パルス分拡大方向に戻して等倍位置に移動し、拡大側か
ら拡大側に移動するときには同図(ヘ)に示すようにレ
ンズHPに戻すことなくそのまま新たな拡大位置に移動
し、更に拡大側から縮小側に移動するときには同図
(ト)に示すようにレンズHPで一旦縮小方向へ1パルス
分移動して1パルス分拡大方向に戻した後縮小位置に移
動する。 さらに、等倍位置から拡大側へ移動するときには同図
(チ)に示すようにレンズHPで一旦縮小方向へ1パルス
分移動した後拡大位置に移動し、等倍位置から縮小側へ
移動するときには同図(リ)に示すようにレンズHPで一
旦縮小方向へ1パルス分移動して拡大方向へ1パルス分
戻した後縮小位置に移動する。 このようにスルーレンズ109の移動に際してレンズHP
で一旦縮小方向へ1パルス分移動して拡大方向へ1パル
ス分戻した後所要の方向へ移動するのは、レンズハウジ
ング220を縮小側に付勢しているためである。 次に、この変倍機構の内のシエージング機構について
説明する。レンズハウジング220の露光ランプ105側の前
面には2枚のシエージング板235,235を摺動自在に装着
し、このシエージング板235,235の下面に植設したピン2
36,236を、レンズハウジング220に形成した長孔220a,22
0aを介して光学系底板180Cに取付けたカム板237に形成
したシエージング用カム溝238,238に係合している。 したがつて、レンズハウジング220が縮小側に移動し
たときにシエージング板235,235がシエージング用カム
溝238,238に従つて接近する方向に移動して、スルーレ
ンズ109の周囲を遮蔽して縮小時の照度分布を均一化す
る。 次に、自動濃度調整システム(ADS)について第11図
を参照して説明する。 このADSは、露光ランプ105の反射板182の一部に透孔1
82aを形成して、露光ランプ105からの射出光を原稿走査
に先立つて例えば原稿先端から12mmの位置から照射を開
始して距離50mmまで照射し、この露光ランプ105で原稿
に照射された光の反射光を光フアイバ183で受光する。 そして、この光フアイバ183で受光した光を光電変換
し、その最大電圧、すなわち原稿の地肌部に相当する一
番多く反射された光量に相当する電圧VDEに基づいて現
像バイアスの基準設定値電圧VBを設定して、地肌部の汚
れを抑制する。 なお、地肌部に対応する電圧VDE(ADSデータ値)の変
化を第11A図に、電圧VDEと現像バイアス電圧VBとの関係
を第11B図に、露光電圧(4ノツチ設定値)とADSによる
現像バイアスの基準設定値電圧VBとの関係を第11C図に
示している。 次に、この複写装置で使用可能な原稿スケールについ
て第12図及び第13図を参照して説明する。 この原稿スケール240は、スケール部240aの下面の副
走査方向中央部にエレクトロクロミツクデイスプレイ
(ECD)からなる日付及び時間を表示可能な印字用デイ
スプレイ装置241を付設し、本体部240bの表面にデイス
プレイ装置241と同じ表示内容を表示するECDからなる印
字内容表示用デイスプレイ装置242を付設している。 それともに、本体部240bの表面には、各デイスプレイ
装置241,242の表示内容を選択するセレクトキー,日付
及び時間を更新するアツプキー,日付及び時間をセツト
するセツトキーからなる入力キー群243と、各デイスプ
レイ装置241,242の表示内容の選択結果を表示する日付
表示器,時間表示器及び印字なし表示器からなる印字モ
ータ表示器群244を付設している。 このように原稿スケール240を構成したので、デイス
プレイ装置241に日付又は時間を表示することによつ
て、コピーに日付又は時間を自動的に付加することがで
きる。 なお、この原稿スケール240を使用して日付等を印字
する場合には、コンタクトガラス115の端の影を原稿先
端スケール240との間のスジ並びに後述するPセンサパ
ターンがコピー先端に出ないように前述したイレースラ
ンプ116でイレースする。 第14図及び第15図は複写装置本体1のドラムユニツト
及びクリーニングユニツトを示す正断面図及び平面図で
ある。 まず、ドラムユニツトの構成について説明する。ドラ
ムユニツトケース251は、このドラムユニツトを着脱す
る際の上着脱ガイド251a及び下着脱ガイド251b並びにブ
ラケツト251cを形成し、帯電,露光,現像,転写,クリ
ーニングに必要な箇所を開放して形成した筒状筺体であ
る。 そして、このドラムユニツトケース251内には、前側
に軸部252を一体的に形成して後端部に蓋体253を固着し
た感光体ドラム101を回転可能に装着し、この感光体ド
ラム101の前側の軸部252にはアース用板バネ254を押圧
接触させて取付け、更にブラケツト251cに2個の分離爪
133を取付け、またセンサブラケツト256を固着してPセ
ンサ257を取付けている。 したがつて、このドラムユニツトケース251を着脱す
ることによつて感光体ドラム101,分離爪133及びPセン
サ257を一体的に着脱することができる。 なお、感光体ドラム101の後端部の蓋体253内には後フ
レーム260Bに回転自在に装着したスリーブ261内に回転
自在に挿通したドラム回転軸262が嵌合し、このドラム
回転軸262の後端部にはタイミングプーリ263を固着し
て、このタイミングプーリ263とメインモータ100に取付
けた図示しないタイミングプーリとの間にタイミングベ
ルト264を張架して、メインモータ100によつて感光体ド
ラム101を回転駆動する。 また、この感光体ドラム101の回転軸262を回転可能に
挿通しているスリーブ261には、その後端部にメインモ
ータ100によつて図示しないチエーンを介して回転駆動
されるスプロケツト265を固着すると共に、後フレーム2
60Bと感光体ドラム101との間にカラー現像装置118及び
黒色現像装置119に回転を伝達するための現像用ギヤ266
を固着している。更に、感光体ドラム101の下側に設け
た転写チヤージヤ131のドラム回転方向前側には、例え
ばLEDからなる転写前除電ランプ267を設けている。 次に、クリーニングユニツトについて説明する。クリ
ーニングユニツトケース271には、トナー回収タンク138
を着脱自在に装着し、このトナー回収タンク138の入口
にトナー回収軸137を回転自在に取付け、更にクリーン
グブレード135と除電ランプ136を取付け、更にまた帯電
チヤージヤ102を着脱自在に装着している。なお、トナ
ー回収タンク138の入口にはトナーの落下,飛散を防止
するためのマイラー138aを付設している。 また、このクリーニングユニツトケース271の後部に
は、トナー回収軸137に固着したギヤ272に噛合する一体
形成した2段のギヤ273,274を回転自在に軸支してい
る。 そして、クリーニングユニツトケース271の上部にラ
ツパ状に形成したダクト275を取付け、このダクト275に
センサ取付けフレーム276を形成し、このセンサ取付フ
レーム276にはトナー回路タンク138内に上下動可能に装
着したゴム等からなるトナーオーバーセンサ板277を挟
んで対向する発光素子及び受光素子からなる透過型フオ
トセンサで構成したトナーオーバーセンサ278を取付け
ている。 また、ダクト275内には空気取入口280aを形成したダ
クト280から遠心フアン281で取込んだ外部空気を送り込
み、このダクト275から帯電チヤージヤ102を介して感光
体ドラム101の周囲に吹付けている。 なお、フアン281は両軸のメインモータ100の一方の出
力軸100aに固着している。またメインモータ100の他方
の回転軸にはギヤヘツド282を取付けて、このギヤヘツ
ド282の回転軸を感光体ドラム101等の駆動用出力軸100b
としている。 第16図乃至第19図は現像ユニツトのカラー現像装置11
8及び黒色現像装置119の正断面図,黒色現像装置119の
平面図,カラー現像装置118の平面図及びカラー現像装
置118のトナー補給部の正断面図である。 まず、黒色現像装置119について説明する。この黒色
現像装置119のユニツトケース301は、感光体ドラム101
側前端部301aに長孔301bを形成してこの長孔301bを前フ
レーム302に植設したピン303に係合させて保持し、後端
部301cを前フレーム302に固定したサブフレーム302aに
軸304で揺動自在に軸支した支持板305に軸306で回転自
在に軸支して、感光体ドラム101の表面に対して現像ス
リーブ121を接離可能に配設している。 なお、この黒色現像装置119のユニツトケース301は図
示しないが後部で上述したドラムユニツトケース251に
係合させて、黒色現像装置119を感光体ドラム101と分離
して単独で引出すことができないようにしている。これ
は、黒色コピーが通常であつて黒色現像装置119はカラ
ー現像装置118のように色替えのための交換を予定しな
いので、ユーザによつて単独で引出されて感光体ドラム
101と現像スリーブ121との位置ずれ等を生じることがな
いようにして、品質を維持するためである。また、ユニ
ツトケース301の前後動は例えばソレノイドとクラツチ
とを介して行なうことができる。 そして、このユニツトケース301に後部上方にはこの
ユツトケース301内に供給するトナーを収納するトナー
収容部であるトナーホツパ312及びトナー補給ローラ313
からなるトナー補給部を一体的に取付け、トナーホツパ
312及びトナー補給ローラ313からなるトナー補給部をユ
ニツトケース301と一体的に移動できるようにしてい
る。 また、このユニツトケース301内には、感光体ドラム1
01に対してトナーを供給する現像スリーブ121と、この
現像スリーブ121に対してトナーを供給するパドルホイ
ール310と、トナーホツパ312内からトナー補給ローラ31
3を介して供給されるトナー等をパドルホイール310に供
給するパドルホイール311の外周にスパイラル状にワイ
ヤ(あるいは帯体)314を巻回した混合ローラ315とを、
各々回転可能に装着している。 また、このユニツトケース301の内部には、現像スリ
ーブ121上にトナー供給量を規制するドクターブレード3
16を設け、パドルホイール310上にこのドクターブレー
ド316で規制されたトナーを混合ローラ315に対してドラ
ム軸方向に1ピツチずつ後方に送つて戻すための偏向板
317を付設したトナー戻しガイド板318を配設している。 なお、このトナー戻しガイド板318には、内部に最終
端に送られたトナーを最前端に戻すためのトナー戻しス
クリユー319を付設し、このトナー戻しスクリユー319に
よって最前端に戻されたトナーをパドルホイール310上
に落下させる開口320を形成している。 そして、現像スリーブ121に前述したドラムユニツト
の現像用ギヤ266に噛合するスリーブギヤ322を固着し、
パドルホイール310にこのスリーブギヤ322に図示しない
ギヤを介して噛合するパドルギヤ323を固着し、混合ロ
ーラ315にこのパドルギヤ323に図示しないギヤを介して
噛合するローラギヤ324を固着し、更にトナー戻しスク
リユー319にそのローラギヤ324に噛合するギヤを固着し
て、パドルホイール310と混合ローラ315とが各々逆方向
に回転するようにしている。なお、混合ローラ315をパ
ドルホイール310と同方向に回転するようにすることも
できる。 なお、ユニツトケース301の前端部にはこの黒色現像
装置119を感光体ドラム101(ドラムユニツト)と共に着
脱する際に使用する取手326を固着している。 このように構成したこの黒色現像装置119において
は、トナーホツパ312からトナー補給ローラ313を介して
供給される新規のトナーが混合ローラ315上に供給さ
れ、またこの混合ローラ315には未使用のトナーがトナ
ー戻しガイド板318を介して供給され、この混合ローラ3
15の第16図の矢示方向の回転によつてこれ等のトナーが
パドルホイール310側に送られる。 一方、現像スリーブ121によつて感光体ドラム101に供
給されたトナーの内の現像に使用されなかつた使用済の
トナーが、現像スリーブ121の第16図の矢示方向への回
転よつてパドルホイール310に戻される。 それによつて、パドルホイール310の第16図の矢示方
向への回転によつて現像スリーブ121から戻された使用
済トナーと混合ローラ315から供給された新規トナーと
が混合されてパドルホイール310から現像スリーブ121に
新たに供給される。このとき、パドルホイール310上に
はドクターブレード316で規制された未使用のトナーが
トナー戻しガイド板318の開口320から供給されている。 次に、カラー現像装置118について説明する。このカ
ラー現像装置118のユニツトケース331も前述した黒色現
像装置119のユニツトケース301と同様にして現像スリー
ブ120が感光体ドラム101の表面に対して接離可能に配設
している。また、このユニツトケース331は黒色現像装
置119のユニツトケース301と異なつてドラムユニツトケ
ース251とは係合せず、カラー現像装置118を感光体ドラ
ム101から分離して、第18図に示す後述する構造によ
り、複写装置本体からトナー収容部であるトナーホツパ
336を設けた側端部側(第18図で右端側)へ単独で引き
出すことができるようにして、メンテナンスやトナーの
補充、色替え等を容易に行なえるようにしている。 このユニツトケース331内には、感光体ドラム101に対
してトナーを供給する現像スリーブ120と、この現像ス
リーブ120に対してトナーを供給すると共に現像に使用
された使用済トナーを回収し、それを現像スリーブ120
と対向しない外側部へ搬送する第1搬送部材であるパド
ルホイール332と、その外側部の後述するトナー混合部3
31a(第18図)からトナーを上記第1搬送部材の搬送方
向と反対方向に搬送してパドルホイール332に供給する
第2搬送部材である混合ローラ333とを、各々回転自在
に装着している。 なお、このカラー現像装置118の現像スリーブ120は黒
色現像装置119の現像スリーブ121よりも小径にしてい
る。つまり、現像能力は概ね現像スリーブの径及びドラ
ム径の比率によつて決まるが、黒色とカラーとを比べた
場合に前者の方が使用頻度が高く特に高い画像品質が要
求されるのに対して、後者は使用頻度が低く黒色に比べ
て相対的に画像品質が低くても大きな問題はないと考え
られるし、むしろ装置の小型化を図ることが望まれる。
そこで、カラー現像装置118の現像スリーブ120の径を黒
色現像装置119の現像スリーブ121の径に比べて小さくす
ることにより、カラー現像装置の小型化を図つている。 また、パドルホイール332は前述した黒色現像装置119
の混合ローラ315と同様にパドルホイールの外周にワイ
ヤ又は帯体を反時計方向にスパイラル状に巻回してな
り、また混合ローラ333も同様にパドルホイールの外周
にワイヤ又は帯体を時計方向にスパイラル状に巻回して
なる。 そして、このユニツトケース331のパドルホイール332
及び混合ローラ333を装着した一部分を前フレーム302よ
りも前側に延してトナー混合部331aとなし、このトナー
混合部331aの上側にトナー補給部335とトナーホツパ336
を一体的に形成し、それに伴なつてパドルホイール332
及び混合ローラ333もこのトナー補給部335のトナーホツ
パ336の下部すなわちトナー混合部331a内まで延長形成
している。 このカラー現像装置118のトナー収容部であるトナー
ホツパ336は、黒色現像装置119のトナー収容部であるト
ナーホツパ312と異なる形状にして、第18図に明示され
るように、カラー現像装置118の現像スリーブ120の中心
軸方法の側端部に設けられている。 それによって、カラー現像装置118のトナーホツパを
黒色現像装置119のトナーホツパと同じ形状にしてユニ
ツトケース331の上方に設けた場合に比べて、空きスペ
ースを有効に利用してトナー収容量を確保しながら、現
像装置全体が占める高さ方向のスペースを抑え、画像形
成装置の小型化を図ることができる。 そして、トナーホツパ336内には、2個のアジテータ3
37,338を回動自在に装着し、これ等のアジテータ337,33
8間にトナー補給ローラ339を回転自在に装着して、この
トナー補給ローラ339にはトナー補給口を形成するシー
ル341,342を押圧接触させている。 なお、このトナーホツパ336の上部には軸343を支点と
して開閉可能な蓋体344を装着している。また、トナー
ホツパ336の側面にはトナーエンドを検出する振動セン
サからなるカラートナーエンドセンサ345を取付けてい
る。 そして、現像スリーブ120に前述したドラムユニツト
の現像用ギヤ266に噛合するスリーブギヤ346を固着し、
パドルホイール332にこのスリーブギヤ346に図示しない
ギヤを介して噛合するパドルギヤ347を固着し、更に混
合ローラ333にこのパドルギヤ347に図示しないギヤを介
して噛合するローラ348を固着して、パドルホイール332
と混合ローラ333とが各々逆方向に回転するようにして
いる。 また、トナーホツパ336内のアジテータ337には一体的
に形成したギヤ351,352を固着し、アジテータ338にはそ
の一方のギヤ351に図示しない2個のギヤを介して噛合
するギヤ353及びこのギヤ351と一体的に形成したギヤ35
4を固着し、更にトナー補給ローラ339には同じくその図
示しない2個のギヤを介してギヤ351に噛合するギヤ355
を固着している。 このように構成したこのカラー現像装置118において
は、トナー補給部335内の2個のアジテータ337,338が第
19図の矢示方向に回動してトナーホツパ336内に充填さ
れているトナーを撹拌しながらトナー補給ローラ339が
回動してトナーをトナー混合部331a内のパドルホイール
332上に供給する。 一方、現像スリーブ120によつて感光体ドラム101に供
給されたトナーの内の現像に使用されなかつた使用済の
トナーが、現像スリーブ121の第16図の矢示方向への回
転よつてパドルホイール332に戻される。 そして、このパドルホイール332の第19図の矢示方向
への回転によつて現像スリーブ121から戻された使用済
トナーが第18図の矢示C方向に移動して現像装置の外側
端部に設けられたトナー混合部331aへ搬出され、そこ
で、前述したトナーホツパ336から供給された新規のト
ナーと混合される。 このトナー混合部331a内のトナーは、混合ローラ333
の第19図の矢示方向への回動によつて第18図の矢示D方
向に送られ、再び現像装置内へ搬出されパドルホイール
332に供給されて現像スリーブ120に送られる。 このように使用済トナーをパドルホイール332で一旦
現像装置外のトナー混合部331a内に搬出し、それを混合
ローラ333に受け渡す位置に設けたトナー混合部331a内
で、トナーホツパ336から供給される新規のトナーと混
合した後、再度混合ローラ333によつて現像装置内に移
送することによつて、上述のようにトナーホツパ336を
現像装置の側部に設けた場合でも確実にトナー補給を行
なうことができる。 それは、使用済のトナーは帯電されており、二成分現
像剤の場合にはキャリヤと混合されてもいるので、それ
に新規なトナーを混合して搬送することにより、搬送性
能が向上するからである。しかも、現像装置内での使用
済のトナーと新規なトナーとの均一な混合も容易にな
り、現像される画像に濃度ムラが発生するようなことも
なくなる。 これ等のカラー現像装置118及び黒色現像装置119は上
述したようにいずれも感光体ドラム101に対して接離可
能に配設しているが、その状態としては、カラー現像時
にはカラー現像装置118を接状態にして黒色現像装置119
を離状態にし、黒色現像時にはカラー現像装置118を離
状態にして黒色現像装置119を接状態にし、更に複写動
作を行なつていないときにはカラー現像装置118及び黒
色現像装置119のいずも離状態にする。 なお、複写動作を行なつていないときでも複写動作時
の状態のままに維持するようにすることもできるが、上
述のようにカラー現像装置118を感光体ドラム101と分離
して引出せるようにしたときにはカラー現像装置118を
離状態にすることによつてカラー現像装置118の着脱時
に感光体ドラム101の表面を傷付けるようなことがなく
なる。黒色現像装置119も感光体ドラム101と分離して引
出せるようにしたときには同様に離状態にすることによ
つて着脱時に感光体ドラム101の表面を傷付けることが
なくなる。 このように、このカラー現像装置118にあつては、使
用済のトナーをパドルホイール332で一旦外部のトナー
混合部331aまで移動して新規トナーと混合した後、再度
混合ローラ333でトナー混合部331aから送り出してパド
ルホイール332を介して現像スリーブ120に供給するよう
にしているので、現像性能を損なうことなく現像装置の
小型化を図ることができる。 なお、これ等のカラー現像装置118及び黒色現像装置1
19の内、カラー現像装置118についてはトナーエンドセ
ンサ345によつてトナーエンドを検知したときにトナー
補給ローラ339を回転駆動して定量のトナーを補給し、
また黒色現像装置119については前述したPセンサ257に
よる濃度検知の検知結果に応じてトナー補給ローラ313
を回転駆動してトナーを補給する。 そこで、Pセンサを使用したトナー濃度検知について
第20図及び第21図を参照して説明する。 このPセンサを使用したトナー濃度検知は、第20図に
示すようにコンタクトガラス115の原稿先端位置より左
側の下面にPセンサパターン360を付設し、先端イレー
スタイミングをON(全面イレース)→A5Rサイズイレー
ス→ON→サイズ別イレースにして、第21図に示すように
感光体ドラム101の表面に原稿画像より手前にPセンサ
パターン像362を形成する。 そして、このPセンサパターン像362を転写給紙タイ
ミングを制御して転写紙への転写を行なうことなくPセ
ンサ257の位置まで移動させ、このPセンサパターン像3
62にPセンサ257の発光素子で光を照射してその反射光
を受光素子で受光して、Pセンサパターン像362の濃度
を検知し、この検知結果に応じてトナー補給量を制御す
る。 なお、このPセンサを使用したトナー濃度検知は、例
えば電源ON後の1枚目とその後10枚毎に行ない、トナー
濃度が薄いと検知したときには次のトナー濃度検知タイ
ミングまでの10枚目まで1枚毎にトナー補給ローラ313
をオン→オフしてトナーを補給し続ける。 また、定量補給するカラートナーについてはこのPセ
ンサ257によるトナー濃度検知結果に基づいて異常判定
等を行なうようにすることができる。 第22図乃至第24図は搬送ユニツト及び定着装置の概略
正面図,平面図及び側断面図である。 まず、搬送ユニツトについて説明する。用紙ガイドを
兼ねたサブフレーム370,370間に回転自在に軸支したロ
ツド371に所定の間隔を置いて3個のローラ372を固着す
ると共に、後フレーム373及び図示しない前フレーム間
に回転自在に軸支したロツド374に3個のローラ375を所
定の間隔を置いて固着し、これ等の各ローラ372,375間
に各々搬送ベルト141を張装し、各搬送ベルト141,141間
には各々用紙ガイド376,376を配設している。 そして、この搬送ユニツトの下面には仕切板378を付
設して、この仕切板378と搬送ベルト141及び用紙ガイド
376等で形成される空間379にダクト381を接続し、この
ダクト381内にフアン382を配設している。 なお、前端側のロツド374の後端部にはギヤ384を固着
し、このギヤ384にメインモータ100の回転を伝達される
ギヤ385を噛合している。 この搬送ユニツトにおいては、フアン382を回転駆動
してサブフレーム370と搬送ベルト141間及び用紙ガイド
376と搬送ベルト141との間の隙間から空気を吸入して転
写紙を搬送ベルト141上に密着させ、感光体ドラム101か
ら分離された転写紙を定着装置142へ送り込む。 次に、定着装置142について説明する。この定着装置1
42は、内部に2本のヒータを内蔵したヒータローラ143
とこのヒータローラ143に押圧接触した加圧ローラ144と
を備え、これ等のヒータローラ143と加圧ローラ144との
間に搬送ユニツトから送られてき転写紙をガイド板390
で案内しながら送り込み、熱ロール定着を施して定着後
の転写紙をローラ145,146間を介して排出する。 なお、ヒータローラ143には分離板391を引張コイルス
プリング392によつて押圧接触させて転写紙の巻付きを
防止している。また、ヒータローラ143の上側には定着
温度を検知する非接触サーミスタからなる定着温度セン
サ393を配設している。 第25図乃至32図は給紙ユニツトの正面図,給紙機構部
の正面図及びその異なる部分の正断面図,要部平面図及
びその異なる部分の正断面図である。 まず、上段給紙カセツト9及び下段給紙カセツト10に
ついて説明するが両者は同様な構成であるので上段給紙
カセツト9を例にして説明する。上段給紙カセツト9
は、内部にサイドプレートに回動自在に軸支した支持板
401に取付けた底板402を備え、カセツト台403上に載置
している。 このカセツト台403は、右側部に後述する底板上昇ア
ームが入り込むための切欠部403aを形成し、両側部にカ
セツトレール405に回転自在に軸支した複数のカセツト
台ガイドコロ406に嵌合する保持部407を形成している。 そして、上段給紙カセツト9を複写装置本体1内にセ
ツトするときには、上段給紙カセツト9をカセツト台40
3上に載置した後、カセツト台403を複写装置本体1内に
押し込めばよい。 また、上段給紙カセツト9を複写装置本体1内から取
出すときには、カセツト台403を引出した後上段給紙カ
セツト9をカセツト台403から取出せばよい。 なお、このように給紙カセツト9をカセツト台403に
載せて複写装置本体1内にセツトするようにした場合に
は、外部に設けたカセツト取出し釦を押すことによつて
カセツト台403が所定量自動的に飛び出るようにすれ
ば、カセツトの取出し操作が容易になる。 また、サイドフレーム411には上段給紙カセツト9及
び下段給紙カセツト10にセツトされている転写紙のサイ
ズを検知するメカニカル式の転写紙サイズセンサ412を
取付けている。この転写紙サイズセンサ412は、突出方
向に付勢した進退可能な5本の検知ピン413を有するス
イツチを内蔵し、装填された上段給紙カセツト9及び下
段給紙カセツト10の転写紙のサイズに応じていずれかの
検知ピン413が押し込まれてスイツチが作動することに
よつて転写紙サイズを検知する。 この転写紙サイズセンサ412のサイズ検知コードとサ
イズとの関係を第25A図に示している。同図中、黒丸は
スイツチOFF,白丸はスイツチONの状態を意味する。 次に、給紙機構部について説明する。カセツト台403
の先端側の前方には、サイドフレーム420に揺動軸421を
揺動自在に配設して、この揺動軸421にはカセツト台403
内の給紙カセツト9,10の底板402を上昇させる底板上昇
アーム422を固着すると共に揺動アーム423を固着してい
る。 この揺動アーム423にはピン424を植設して、このピン
424にはサイドフレーム420に固設した軸425で揺動自在
に軸支した略L字状の揺動アーム426の一端先端部を係
合させている。 この揺動アーム426の他端部とサイドフレーム420に固
設した軸427で揺動自在に軸支したカムフオロア428の先
端部との間には、給紙加圧用引張コイルスプリング429
を係着している。このカムフオロワ428の中間部にはカ
ムローラ430を植設し又その先端部にはピン431を植設し
ている。 そして、サイドフレーム420に軸435を回転自在に装着
し、この軸435にはカムフオロア428のカムローラ430に
当接可能なカム436を回転自在に装着し、更にこのカム4
36に接触させてスプリングクラツチ437を回転自在に装
着して、このスプリングクラツチ437にギヤ438を固着
し、このギヤ438にはフイードローラ124を回転駆動する
ギヤ439を噛合させている。 また、そのスプリングクラツチ437の突部437aに対応
して係止片441aを形成した係止板441を配設し、この係
止板441を引張コイルスプリング442でスプリングクラツ
チ437の方向に付勢すると共に、この係止板441によるス
プリングクラツチ437の係止を解除するためのソレノイ
ド443を設けている。 一方、ボトムサブプレート445に軸446を植設してこの
軸446に揺動アーム447を揺動自在に装着し、この揺動ア
ーム447の一端部にカセツト台403をセツト状態より更に
押し込んだときにカセツト台403の側部で押圧されるロ
ーラ448を取付けている。 そして、サイドフレーム420に固設した軸450で略L文
字状のラツチ板451を揺動自在に軸支し、このラツチ板4
51の一端部にはカムフオロア428のピン431に係合可能な
係合部451aを形成し、その他端部にはサイドフレーム42
0との間に引張コイルスプリング452を係着している。 また、このクラツチ板451の他端部には前述した揺動
アーム447の他端部を係合している。 さらに、カムフオロア428の先端部にワイヤ455の一端
を係着し、このワイヤ455の他端をサイドフレーム420及
びカセツトレール405を介してパツド揺動アーム456の後
端部に係着している。 このパツド揺動アーム456は軸457で揺動自在に軸支
し、このパツド揺動アーム456の先端部をパツドアーム4
60の後端部に対応させている。 このパツドアーム460はカセツトレール405に取付けた
取付板405aに軸461で揺動自在に軸支し、その先端部に
給紙フイードローラ124に接触するフリクシヨンパツド4
62を取付けたパツド支持部材463を軸464で回動自在に軸
支して取付け、固定部との間に係着した引張コイルスプ
リング465でフリクシヨンパツド462をフイードローラ12
4の表面に押圧する方向に回動付勢している。 さらにまた、ボトムサブプレート445には、使用中あ
るいはジヤム時等にカセツト台403の取出しを禁止する
ためのソレノイド467及びこのソレノイド467で作動させ
られてカセツト台403を係止する係止板468を配設してい
る。 また、第25図に示すように、各給紙カセツト9,10の前
側上方には幅方向中央部にフリー状態のセンサ片270を
回転自在に軸支し、このセンサ片270を挟んで対向する
発光素子及び受光素子からなる透過型フオトセンサで構
成したペーパエンドセンサ471を配設している。 このように構成した給紙機構部においては、カセツト
台403すなわち給紙カセツトを未装填のときには、第26
図に示す上段給紙カセツト9側の状態になつている。 そこで、この状態で例えば上段給紙カセツト9をカセ
ツト台403に載置してカセツト台403を押し込んでセツト
すると、ソレノイド443がオン状態になつて係止板441に
よるスプリングクラツチ437の係止が解除される。 それによつて、常回転しているスプリングクラツチ43
7の回転がカム436に伝達されてカム436が第26図の矢示
方向に回動し、所定の位置でカムフオロア428のカムロ
ーラ430に当接してカムローラ431を押すので、カムフオ
ロア428が同図で矢示方向に揺動する。 このカムフオロア428の揺動によつてスプリング429を
介して揺動アーム426が第26図の矢示方向に揺動して揺
動アーム423を押上げ、底板上昇アーム422が同図で矢示
方向に回動してカセツト台403を介して上段給紙カセツ
ト9内に入り、上段給紙カセツト9の底板402を上昇さ
せて、セツトされている転写紙をフイードローラ124に
押圧接触させて給紙可能状態にする。 それと共に、カムフオロア428に係着しているワイヤ4
55が緩み、パツドアーム460がスプリング465の復元力で
仮想線図示の位置まで揺動して第30図に示すようにフリ
クシヨンパツド462がフイードローラ124に押圧接触す
る。 なお、カムフオロア428は所定の位置でクラツチ板451
の係合部451aにピン431が係合して、下段給紙カセツト1
0の給紙機構部に示すようにその状態に係止保持され
る。 そして、プリントスタートで給紙ソレノイドがオン状
態になつて給紙クラツチが作動することによつてギヤ43
9の回転がフイードローラ124に伝達されてフイードロー
ラ124が回転して上段給紙カセツト9にセツトされてい
る最上位の転写紙を給送する。 次に、給紙カセツトを取出すときには、下段給紙カセ
ツト10の給紙機構部で説明すると、下段給紙カセツト10
のカセツト台403をセツト状態より更に押し込むことに
よつて、揺動アーム447のローラ448が押されて揺動アー
ム447が第27図で矢示方向に揺動して、クラツチ板451が
第26図で矢示方向に回動して、カムフオロア428の係止
を解除する。 それによつて上述したと逆の動作でカムフオロア428
が第26図の矢示方向と反対方向に揺動し、ワイヤ455を
介してパツド揺動アーム456の後端部が引かれてパツド
アーム460がスプリング465に抗して揺動し、フリクシヨ
ンパツド462がフイードローラ124から離れると共に、揺
動アーム426が初期状態に復帰して底板上昇アーム422が
カセツト台403内から外れて初期状態に復帰するので、
カセツト台403を取出せる状態になる。 また、この給紙機構部においては、カセツト台403を
セツトしたときにメインモータ100を必ず駆動してギヤ4
39を回転させて底板上昇アーム422を上昇させてもよ
い。この場合には、カセツト台403に装填した給紙カセ
ツトにペーパが無いときには、カセツト台403をセツト
すると直ちにペーパエンドが表示される。 また、カセツト台403をセツトした状態ではペーパエ
ンドの状態になるがこのペーパエンドは無視してコピー
可として、プリントスタートでメインモータ100を駆動
して底板上昇アーム422を上昇させて給紙可能状態にす
るようにしてもよい。この場合には、カセツト台403に
装填した給紙カセツトにペーパが無いときには、プリン
トスタートを指示したときにペーパエンドが表示され
る。 第33図乃至第35図は合成・両面搬送ユニツトの正断面
図,同じくその異なる位置の正面図及び要部平面図であ
る。 この合成・両面搬送ユニツトは、給紙切換爪148及び
ガイド150並びにローラ151,152及びローラ154間を介し
て送られてきた転写紙を案内するガイド板501,502,503
を有し、その中央のガイド板502上に転写紙の中心を合
わせるジヨガー装置(サイド位置決め装置)505を配設
している。 このジヨガー装置505は、ガイド板502上に2枚のジヨ
カー506を摺動自在に装着している。つまり、ジヨガー5
06の下面にピン507を植設し、このピン507をガイド板50
2に形成した長孔508を係合させてその下端部にサブプレ
ート509を固着し、このサブプレート509に形成した長孔
510をガイド板502の下面に植設したピン511に係合させ
ている。 そして、ステツピングモータからなるジヨガーモータ
515を設け、このジヨガーモータ515の回転軸に固着した
プーリ516とガイド板502の下部に回転自在に配設したプ
ーリ517との間にワイヤ518を装架して、このワイヤ518
を各ジヨガー506の下面に植設したピン519,519に固着し
てジヨガーモータ515が回転したときに各ジヨガー506,5
06が各々反対方向に摺動するようにしている。 また、ジヨガーモータ515側には一方のジヨガー506の
側面に当接可能な位置にセンサ片521を回動自在に軸支
しスプリング522で回動付勢して設け、このセンサ片521
を挟んで対向する発光素子及び受光素子からなる透過型
フオトセンサで構成したジヨガーホームポジシヨンセン
サ523を設けている。 一方、このジヨガー装置505を挟んで前後に、各々搬
送路を挟んで対向する一対の搬送ローラ525,526を配設
し、一方の搬送ローラ525は前フレーム527A及び後フレ
ーム527Bに固着した軸528に揺動自在に軸支した揺動ア
ーム530に回転自在に取付けている。 そして、前フレーム527Aに軸531で逆略L字状の揺動
レバー532を揺動自在に装着し、この揺動レバー532の一
端部に折曲部533を形成し、この折曲部533を前フレーム
527Aに形成した湾曲状長孔534を介して揺動アーム530の
下面に当接している。 また、それ等の各揺動レバー532,532の他端部にはピ
ン536,536によつてリンク537を回動自在に軸支し、この
リンク537は前フレーム527Aとの間に係着した引張コイ
ルスプリング538によつて第34図で矢示方向に移動付勢
し、更にリンク537の前端部をピン540,アーム541及びピ
ン542を介してソレノイド543のプランジヤ544に連結し
ている。 さらに、ガイド板501の先端部下部には反射型フオト
センサからなるペーパセンサ546を配設し、更にまたガ
イド板503の先端部には一対の給紙ローラ547を配設して
いる。また、ガイド板502の幅方向中央部には紙押えバ
ー548を回動自在に配設している。 このように構成した合成・両面搬送ユニツトにおいて
は、ローラ151,154間を介して送られてきた転写紙の先
端がペーパセンサ546を通過してから所定搬送長だけ搬
送したときに搬送を停止する。 そして、その転写紙が予め定めた転写紙サイズであれ
ば、ソレノイド543を作動させてプランジヤ544を引いて
リンク537をスプリング538の復元力に抗して引き、各揺
動レバー532,532を同時に第34図で仮想線図示の位置ま
で揺動させて、各揺動アーム530,530を同図で仮想線図
示の位置に揺動させて搬送ローラ525,525を転写紙上か
ら退避させる。 その後、ジヨガーモータ515を駆動制御して各ジヨガ
ー506,506の離間距離が転写紙サイズになるまで移動さ
せて、転写紙の中心を出す。なお、転写紙サイズは予め
検知しているので転写紙サイズに応じて各ジヨガー506,
506は予め転写紙サイズより若干幅広の位置まで移動さ
せている。 そして、ソレノイド543を非作動状態にして各揺動ア
ーム530,530を実線図示の位置まで復帰させて搬送ロー
ラ525,525によつて転写紙を押える。 その後、所定のタイミングで給紙を開始して、転写紙
がサイド位置ずれを生じない位置まで給紙されたタイミ
ングでジヨガー506,506を転写紙サイズより若干余分に
離す。 また、ジヤム等が発生した場合にもソレノイド543を
作動させて揺動アーム530を揺動させて搬送ローラ525を
転写紙上から退避させてジヤム紙の取除きを容易にす
る。 第36図乃至第38は複写装置本体1の搬送切換部及び合
成・両面ユニツト4を示す側面図及びその搬送切換部の
断面図及び側面図である。 まず、複写装置本体1の搬送切換部について説明す
る。ローラ151,152間とローラ151,154間との間には、サ
ブフレーム560に回転自在に装着した軸561に方向切換部
材153を固着している。また、この方向切換部材153の軸
561にはリンク562の中間部を固着し、このリンク562の
先端部をサブフレーム560に形成したストツパを構成を
する溝560a内に臨ませ、後端部にピン563を植設してこ
のピン563をリンク564の先端部に形成した長孔565に係
合している。 そのリンク564は中間部をサブフレーム560に固着した
軸567で揺動自在に軸支し、後端部には合成・両面ユニ
ツト4が装着されたときにその内部に設けたソレノイド
によつて第38図で矢示方向に押されるリンク568を回動
自在に軸支している。 そして、リンク562に設けたピン563にはサブフレーム
560に形成した突起560bとの間に引張コイルスプリング5
69を係着して、各リンク562,567すなわち方向切換部材1
53を第38図の実線図示の状態に付勢している。 なお、この搬送切換部には転写紙を合成・両面ユニツ
ト4内に案内しまた合成・両面給紙ユニツト4から送ら
れてきた転写紙をローラ151,154間に案内するために、
ガイド570,571,572を設けている。 このように構成した搬送切換部においては、合成・両
面ユニツト4が装着されないとき及び合成・両面ユニツ
ト4が装着されているがその内部に設けたソレノイドが
非作動のときには、スプリング569の付勢力によつて方
向切換部材153が第36図の実線図示の状態に保持されて
いる。 したがつて、ガイド150からローラ151,152間を介して
搬送されてきた転写紙は、方向切換部材153でローラ151
の周面に沿つて案内されてそのままローラ151,154間に
至り、前述した合成・両面搬送ユニツト内に送り込まれ
る。 これに対して、合成・両面ユニツト4が装着されてそ
の内部に設けたソレノイドが作動したときには、そのソ
レノイドのプランジヤによつてリンク568が第38図で矢
示方向に押されてリンク564,562がスプリング569に抗し
て仮想線図示の位置まで揺動し、それによつて方向切換
部材153も仮想線図示の位置まで揺動する。 したがつて、ガイド150からローラ151,152間を介して
搬送されてきた転写紙は、方向切換部材153でガイド57
0,571間に案内されて合成・両面ユニツト4内に送り込
まれる。 次に、合成・両面ユニツト4について説明する。複写
装置本体1から送り込まれる転写紙の入口には転写紙を
案内するガイド板580とこのガイド板580の下方に揺動自
在に配設したガイド板を兼ねた切換板581とを設けてい
る。 そして、ガイド板580の中間部には正逆回転可能な中
間ローラ582を設け、この中間ローラ582にローラ583を
押圧接触させ、更にこれ等の中間ローラ582とローラ583
との接触部付近からガイド板580に対向するガイド板584
を配設している。 これ等のガイド板580とガイド板584の先端部に放出ロ
ーラ585を配設し、その前方下部に右下りに傾斜させた
中間トレイ586を設け、この中間トレイ586上に前述した
合成・両面搬送ユニツトにおけるジヨガー装置505と同
様なジヨガー装置587を設けると共に、軸588で揺動自在
に軸支した揺動アーム589の先端にスポンジコロ590を取
付け、このスポンジコロ590を中間トレイ586上に載置し
ている。 また、中間トレイ586の右側前方には軸594で揺動自在
に軸支した加圧板595を設け、この加圧板595の先端部に
は転写紙を複写装置本体1内に案内するガイド板596の
一端部を臨ませ、更にこの加圧板595が上昇されたとき
にその先端部に臨む再給紙コロ597を配設している。 さらに、中間ローラ582のガイド板596側にはローラ59
8を押圧接触させ、これ等の中間ローラ582とローラ598
の接触部前方には、両面・合成分岐爪600を中間ローラ5
82の前側周面に所定の間隔を置いて配設したガイド板60
1に取付けた軸602で揺動自在に配設している。 このように構成したこの合成・両面ユニツト4におい
ては、複写装置本体1から転写紙が送られてきたときに
は切換板581が実線図示の位置にあり、送り込まれた転
写紙はガイド板580,切換板581で案内されて中間ローラ5
82の矢示E方向への回転によつてガイド板580,584を介
して放出ローラ585,585から中間トレイ592上に放出さ
れ、先端がガイド板596に当接するまで、中間トレイ592
及び加圧板595上を摺り落ちる。 そして、ジヨガー装置587によつて前述したと同様に
してサイド位置決めをした後、所定のタイミングで加圧
板595が上昇させて再給紙コロ597によつて再給紙する。 このとき、両面コピーであれば、両面・合成分岐爪60
0が実線図位の状態にあり、転写紙は中間ローラ582の矢
示E方向の回転によつて両面・合成分岐爪600及びガイ
ド板601で中間ローラ582の周面に沿つて案内されて中間
ローラ582とローラ583との間を介してガイド板580,584
内中間トレイ586上に一旦送り込まれる。なお、このと
き転写紙の少なくとも先端部が中間ローラ582とローラ5
83と間に挟持された状態を維持するように中間ローラ58
2の回転を制御する。 その後、中間ローラ582が矢示F方向に逆回転し、こ
のとき切換板581が仮想線図示の位置に揺動し、転写紙
は中間ローラ582とローラ583とによつてガイド板601と
切換板581との間を介して複写装置本体1内に送り込ま
れ、ガイド570,572間を介して先端がローラ151,154間に
挟持されて更に前述した合成・両面搬送ユニツト内に送
り込まれる。 これに対して、合成コピーであれば、両面・合成分岐
爪600が仮想線図位の状態にあり、転写紙は中間ローラ5
82の矢示E方向の回転によつてガイド板596,ガイド板60
1間を介して複写装置本体1内に送り込まれて前述した
と同様にして合成・両面搬送ユニツト内に送り込まれ
る。 なお、上述の説明では1枚コピーの場合について説明
したが、連続コピーの場合には中間トレイ586,加圧板59
5上に所定枚数の片面コピーが終了した転写紙をセツト
してジヨガーを行なつた後、1枚ずつ合成又は両面に応
じて上述したと同様にして再給送する。 第39図はこの複写装置の制御部を機能的に示すブロツ
ク図である。 この制御部は、主にモータ制御及び複写プロセスのシ
ーケンス制御を司るメインコントローラ701と、主に各
機構部に対する入出力制御を司るI/Oコントローラ702
と、AC系をドライブするACドライブ回路703とからな
る。 まず、メインコントローラ701は、コピーモードの設
定等の制御をするモード制御部701Aと、複写プロセスの
シーケンス制御をするシーケンス制御部701Bと、通信複
写を司るADF通信制御部701C,エデイツタ通信制御部701
D,モニタ通信制御部701E,I/O通信制御部701Fと、入力デ
ータをA/D変換するA/D変換部701G,701H,701Iと、シーケ
ンス制御部701Bに対する割込み要求を発生する割込み要
求発生部701J,701K,701Lと、モード制御部701Aで使用す
るタイマ701M及びI/O通信制御部701Fで使用するタイマ7
01Nとからなる。 そのモード制御部701Aは、タイマ701Mを使用して所定
の時間間隔でメイン操作パネル7及びサブ操作パネル8
に付設した各種のキー及び図示を省略したDIPスイツチ
からなるスイツチマトリクス回路711をスキヤンして入
力情報を取込んで入力情報に応じてコピーモードを設定
する。 また、このモード制御部701Aは、メイン操作パネル7
及びサブ操作パネル8に付設した各種の表示器からなる
表示回路712をスキヤンして設定モード情報及びシーケ
ンス制御部701Bを介してI/Oコントローラ702から送られ
てくる表示データを表示し、更に入力エラー時にはブザ
ー713を駆動制御する。 シーケンス制御部701Bは、このモード制御部701Aで設
定されたコピーモード情報を取込み、またエデイツタ通
信制御部701Dを介してエデイツタ714によつて指定され
る領域情報を取込み、更に印字用デイスプレイ装置(EC
D)241との間で表示情報等の転送をする。 また、このシーケンス制御部701Bは、ADS用光フアイ
バ183の受光量に応じた信号を出力するADS回路716から
の出力信号をA/D変換部701GでA/D変換したA/D変換値を
取込み、Pセンサ257の発光素子の発光制御をしてその
受光素子の出力信号をA/D変換部701HでA/D変換したA/D
変換値を取込み、更に目標値設定部717から入力される
目標ランプ電圧,目標定着温度,目標現像バイアス電
圧,目標ADSをA/D変換部701IでA/D変換したA/D変換値を
取込む。 さらに、このシーケンス制御部701Bは、感光体ドラム
101に付設したドラムエンコーダ718から出力される感光
体ドラム101の回動に応じたクロツクパルスが入力され
る毎に割込み要求発生部701Jから出力される割込み要求
を受け、またI/Oコントローラ702からのリードエツジ信
号が入力された時に割込み要求発生部701Kから出力され
る割込み要求を受け、更にI/Oコントローラ702からのI/
Oダウン信号が入力されたとき時に割込み要求発生部701
Lが出力する割込み要求を受ける。 そして、このシーケンス制御部701Bは、これ等の各種
取込み情報に基づいてADF通信制御部701Cを介してADF2
を駆動制御して原稿を給送させ、イレースランプ116を
点灯制御して感光体ドラム101上の非転写領域の電荷の
消去制御をし、更にI/O通信制御部701Fを介して帯電,
露光,現像,転写,給紙,定着,合成・両面搬送等の複
写プロセスの実行に必要な情報(タイミング信号,倍
率,とじ代,各種設定データ,各種モードデータ)をI/
Oコントローラ702に転送して、所要の複写プロセスのシ
ーケンス制御を実行する。 なお、このシーケンス制御部701Bは、複写プロセスを
実行する毎に、総コピー枚数,カラーコピー枚数,サイ
ズ別コピー枚数をトータルカウンタ,カラーカウンタ,
サイズ別カウンタを含むカウンタ719に格納する。 次に、I/Oコントローラ702は、光学系を制御する光学
系制御部702Aと、AC系を制御するAC系制御部702Bと、現
像装置118,119の現像バイアス電圧を制御するバイアス
制御部702Cと、各種入出力部に対する入出力を制御する
I/O制御部702Dと、メインコントローラ701との間でのデ
ータ通信通信制御を司るシステム通信制御部702E及びモ
ニタ用の通信制御部702Fと、A/D変換部702G,702Hと、割
込み要求発生部702I,702Jと、AC系制御部702Bで使用す
るタイマ702K,I/O制御部702Dで使用するタイマ702Lとか
らなる。 その光学系制御部702Aは、メインコントローラ701か
らのタイミング信号等とスキヤナホームポジシヨンセン
サ187の検知信号及びスキヤナモータ188に付設したエン
コーダ221からのクロツクパルスが入力される毎に割込
み要求発生部702Jから出力される割込み要求を受けてス
キヤナモータ188を駆動制御してスキヤナの移動制御を
する。 また、この光学系制御部702Aは、メインコントローラ
701からの倍率データ等及びミラーホームポジシヨンセ
ンサ218の検知信号並びにレンズホームポジシヨンセン
サ232の検知信号に基づいてミラーモータ213を駆動制御
して第4ミラー110及び第5ミラー111の移動制御をし、
ミラーモータ213の駆動制御をしてスルーレンズ109の移
動制御をする。 AC系制御部702Bは、メインコントローラ701からのタ
イミング信号等に基づいてACドライブ回路703を介して
露光ランプ105の点灯制御,定着ローラ143内に付設した
2本の定着ヒータ143A,143Bのオン・オフ制御,メイン
モータ100の駆動制御,図示しない冷却フアン,光学系
冷却フアン及びフアン382等のフアン722の駆動制御及び
帯電チヤージヤ102のグリツド102aに対するグリツド電
圧の印加制御等をする。 また、このAC系制御部702Bは、ACドライブ回路703か
らの露光ランプ105の印加されるランプ電圧を入力する
と共に、ゼロクロスパルスZCPが入力された時に割込み
要求発生部702Iから出力される割込み要求を入力し、こ
の割込み要求に基づいて電源がダウンしたときにメイン
コントローラ701に対してI/Oダウン信号を出力する。 バイアス制御部702Cは、メインコントローラ701から
の現像バイアス設定データ等と現像装置118,119のバイ
アス回路724からのバイアス電圧をフイードバツクしてA
/D変換部702HでA/D変換したA/D変換値とに基づいてその
バイアス回路724が出力する現像バイアス電圧を制御す
る。 I/O制御部702Dは、転写紙サイズセンサ412及びペーパ
エンドセンサ471等の給紙センサ727をスキヤンして転写
紙サイズの検知信号及びペーパエンド検知信号を入力
し、また第5図に示すようにレジストローラ130の前に
設けたレジストセンサ728,定着装置142内に設けた定着
排紙センサ729及び排紙部に設けた排紙センサ730等のセ
ンサ731からの各検知信号を入力し、更にソータ3,合成
・両面ユニツト(両面ユニツト)4,合成・両面搬送ユニ
ツト(合成ユニツト)156及びキーカード732からの入力
情報を入力する。 また、このI/O制御部702Dは、これ等の各種入力情報
に基づいて、給紙セツト用のソレノイド433及びフイー
ドローラ124を回転駆動するための給紙ソレノイド等の
ソレノイド733と、レジストローラ130を回転駆動するた
めのレジストクラツチ及び中間ローラ125を駆動するた
めの中間クラツチ等のクラツチ734と、帯電チヤージヤ1
02,転写チヤージヤ131及び分離チヤージヤ132に対して
高電圧を印加する高電圧回路(HV)736と、除電ランプ1
36と、ソータ3,両面ユニツト(合成・両面ユニツト)4,
合成ユニツト(合成・両面搬送ユニツト)156及びキー
カード732とを駆動制御する。 なお、高電圧回路736の内の転写チヤージヤ131及び分
離チヤージヤ132の高電圧回路に対しては高電圧の印加
タイミングの制御と共に、合成か否かによつて印加電圧
を変更制御する。 なお、このI/Oコントローラ702は露光光路内に介在さ
せた図示しない赤色フイルタを光路内に入る位置と光路
内から退避する位置とに変位させる赤色フイルタソレノ
イド737を駆動制御する。 第40図及び第41図はメインコントローラ701及びI/Oコ
ントローラ702の具体的構成を示すブロツク図である。 まず、メインコントローラ701は、CPU,ROM,RAM及びI/
O等からなるマイクロコンピユータ(以下「マイコン」
と略称する)751と、合計48Kバイトの容量を有する2個
のROM752,753と、バツテリ754でバツクアツプした2.25K
バイトの容量を有するRAM755と、I/O756と、シリアルイ
ンタフエース757と、チツプセレクト用アドレスデコー
ダ758及びD型フリツプフロツプ回路759と、リセツト回
路760等とからなる。 そのマイコン751は、このメインコントローラ701の全
体の制御を司り、主にI/Oコントローラ702との間のデー
タ送受,ドラムエンコーダ718からのドラムクロツク(C
LOCK)の入力,イレーサ(イレースランプ)116,エデイ
ツタ714,印字用デイスプレイ装置(ECD)241との間での
データの送受,ADS回路716からの検知信号の読込み,Pセ
ンサ257の発光素子(発光ダイオード:LED)の点灯制御
及び受光素子(フオトトランジスタ;PTR)からの出力信
号の取込み,ランプ電圧(L),定着温度(H),現像
バイアス電圧(B)及びADS(O)を設定する目標値設
定部717からの設定情報の取込みを司る。 また、I/O756は、スイツチマトリクス回路711及び表
示回路712に対するスキヤンデータの送出,入力データ
の取込み,表示データの出力を司り、シリアルインタフ
エース757はADF2との間のシリアル通信を司る。 次に、I/Oコントローラ702は、CPU,ROM,RAM及びI/O等
からなるマイコン761と、8Kバイトの容量を有するROM76
2と、I/O763,764と、シリアルインタフエース765及びオ
シレータ(OSC)766と、スキヤナモータ188用のドライ
ブ回路767と、現像バイアス回路724のゲート回路768
と、チツプセレクト用アドレスデコーダ769と、D型フ
リツプフロツプ回路770と、リセツト回路771と、コンパ
レータ(COMP)772と、ゲート回路(G)773と、セレク
ト回路(SEL)774と、フリツプフロツプ回路(FF)775
及び分割回路(DIV)776等とからなる。 そのマイコン761は、このI/Oコントローラ702の全体
の制御を司り、メインコントローラ701との間のデータ
送受,スキヤナモータ188のエンコーダ721からのA相,B
相パルス入力を司る。なお、エンコーダ721からのA相,
B相パルスは、スキヤナの前進・リターンの検知(A相,
B相の位相関係による),スキヤナスピードの検知,ス
キヤナ移動量の検知に使用する。 また、マイコン761は、各種ホームポジシヨンセンサ1
87,232,218からの検知信号の入力,ミラーモータ213,レ
ンズモータ222及び合成・両面搬送ユニツトのジヨガー
装置505のジヨガー(合成)モータ515並びに合成・両面
ユニツト4内に設けた両面用ジヨガー装置587用の両面
モータ781の各ステツピングモータの駆動制御,ACドライ
ブ回路703からのゼロクロスパルスZCPの入力を司る。 さらに、このマイコン761は、露光ランプ105及び定着
ヒータ143A,143Bのオン・オフ制御,メインモータ100及
びフアン722の駆動制御,トナーオーバーセンサ278,右
ドアオープンセンサ783,左ドアオープンセンサ784から
の検知信号の入力,現像バイアス回路724からの現像バ
イアス電圧の入力,定着温度センサ393の検知信号の入
力,ACドライブ回路703からのランプ電圧の入力を司る。 I/O763は、給紙ソレノイド443,給紙スキヤン787,現像
装置118,119の各負荷,レジスト・中間クラツチ733,帯
電チヤージヤ102のグリツド102a,各チヤージヤ用の高電
圧回路736及び転写前除電ランプ267に対する各種出力信
号の送出を司る。 また、このI/O763は、現像装置118,119に設けたカラ
ートナーエンドセンサ345,カラーの種類を検知するカラ
ーユニツトセンサ等の現像センサ788,スキヤナ・ランプ
テスト,手差しトレイ5からの給紙を検知する手差しセ
ンサ789,転写紙サイズセンサ412,ペーパエンドセンサ47
1,レジスト・定着排紙,排紙センサ731からの各種検知
信号の授受を司る。 I/O764は、カセツトロツクソレノイド467,赤色フイル
タソレノイド737,合成・両面搬送ユニツトのソレノイド
543及び排紙切換部材148等の負荷790,合成・両面ユニツ
ト4の合成・両面分岐爪600の切換用ソレノイド,再給
紙コロ597を駆動するためのソレノイド,スポンジコロ5
90を上下動させるソレノイド,中間ローラ582の正逆切
換用ソレノイド等の各負荷791,キーカード732,ソータ3
内のフイードモータ,ビンモータ等のソータ負荷792に
対する出力信号の送出を司る。 また、このI/O764は、合成・両面搬送ユニツト156の
ジヨガーホームポジシヨンセンサ523,ペーパセンサ546
等の合成センサ793,合成・両面搬送ユニツト4内のジヨ
ガーホームポジシヨンセンサ,ペーパセンサ,放出セン
サ,両面オープンセンサ等の両面センサ793,キーカード
732,ソータ3内のペーパセンサ等のソータセンサ794か
らの検知信号の授受を司る。 第42図はACドライブ回路703及び電源回路の具体的構
成を示すブロツク回路図である。 ACドライブ回路703は、AC電源のゼロクロスポイント
を検知してゼロクロスパルスを出力するゼロクロス検知
回路801と、露光ランプ105の電圧を検知してランプ電圧
を出力するランプ電圧検知回路802と、ランプトリガを
入力して露光ランプ105をオン・オフ駆動するランプド
ライバ803と、モータトリガを入力してメインモータ100
を駆動するモータドライバ804と、ヒータ1トリガ,ヒ
ータ2トリガを入力して定着ヒータ143A,143Bをオン・
オフ駆動するヒータドライバ805,806と、フアンスピー
ドを入力して排気フアン722を低速/高速駆動するリレ
ー回路807と、バリスタONを入力して帯電チヤージヤ102
とグリツド電極102aに接続したバリスタ809をオン・オ
フ制御するフオトカプラ808等とからなる。 一方、電源回路は、AC電圧をフユーズ811及びノイズ
フイルタ812に入力してノイズを除去し、更にカバーオ
ープンスイツチ813を介してACドライブ回路703及び各AC
負荷に給電すると共に、そのAC電圧によつて直流電圧を
生成出力する直流電源ユニツト814を備えている。更に
スイツチ815を介して結露ヒータ816を接続している。 この電源回路においては、安全性の向上を図るための
ジヤム等によつてカバーが開らかれたときには、そのカ
バーオープンによつてカバーオープンスイツチ813がオ
フ状態になつてAC系及びDC系のいずれの電源も切断状態
になるようにしている。 そこで、I/Oコントローラ702がA/Cドライブ回路703か
らのゼロクロスパルスZCPを監視して、所定時間経過し
ても次のゼロクロスパルスが入力されないときにはメイ
ンコントローラ701に対してI/Oダウン(CPUダウン)信
号を送出する。 それによつて、メインコントローラ701のマイコン751
はそのI/Oダウン信号による割込み要求を受けて、すべ
てのデータをバツテリ754でバツクアツプしたRAM755に
退避させるようにして、データの消失を防止している。 第43図はエデイツタ714の制御に係わる部分を示すブ
ロツク回路図である。 エデイツタ714のエデイツタボード821は抵抗式のボー
ドであり、互いに対向したY電極821y1とY電極821y0
びX電極821x1とX電極821x0とを備えている。 また、このエデイツタ714は、図示しない各種の操作
キー例えばトリミングキー,マスキングキー等を有する
と共に、これ等の各操作キーの操作状態を表示する発光
ダイオード(LED)からなる表示器群823,824及びこれ等
の各表示器群823,824に対する表示信号を出力するため
のシフトレジスタ825,826を備えている。 このエデイツタ714を使用して編集指定をする場合に
は、各種操作キーによつて編集内容を指定し、エデイツ
タボード821によつてポイント指定により領域指定を行
なう。 このポイント指定のデータの取込みについて説明する
と、メインコントローラ701のマイコン751は、まずポー
トPC5から出力するスキヤン信号を“L"に出力する。そ
れによつて、このスキヤン信号がインバータ831を介し
てトランジスタ832,833に入力しているのでトランジス
タ832,833がいずれもオン状態になり、エデイツタボー
ド821のY電極821y1,821y0間に所定の電圧(例えば+5
V)が印加される。 それと共に、このスキヤン信号を直接アナログスイツ
チ834に入力しているのでこのアナログスイツチ834がオ
フ状態になる一方、このスキヤン信号をインバータ835
を介してアナログスイツチ836に入力しているのでこの
アナログスイツチ836がオン状態になり、更にインバー
タ837を介してトランジスタ838,839に入力されいるので
このトランジスタ838,839がオフ状態になる。 したがつて、このときエデイツタボード821上の指定
されたポイントのY座標に対応する抵抗値に応じたアナ
ログ電圧がアナログスイツチ836を介して端子AN2に入力
される。 マイコン751はこのY座標の取込が終了するとスキヤ
ン信号を“H"にする。それによつて前述したと同様にし
て今度はトランジスタ832,833がオフ状態,アナログス
イツチ834がオン状態,アナログスイツチ836がオフ状
態,トランジスタ838,839がオン状態になる。 したがつて、エデイツタボード821の指定されたポイ
ントのX座標に対応する抵抗値に応じたアナログ電圧が
アナログスイツチ834を介して端子AN3に入力される。 このようにして、エデイツタボード821の指定された
ポイントの座標位置を読取ることができる。 次に、このように構成したこの実施例の作用について
説明する。 まず、この複写装置における各種の調整モード,モー
ド変更の操作手順について説明する。 1.調整モード 〔Pセンサデータ:VSP(VSG)〕 DIPスイツチをON 置数キー(テンキー)15で置数「44」をセツト 置数確認キー16をON…VSPを表示 置数キー15で置数「0」をセツト…押下げ時にVSGを
表示 〔Pセンサ入力電圧:VSG表示〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「43」をセツト 置数確認キー16をON…VSG表示 〔ADSデータ〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「45」をセツト 置数確認キー16をON…ADS入力電圧を表示 置数キー15で置数「0」をセツト…押下げ時にADS入
力データを表示 〔トナー補給モード切換〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「30」をセツト 置数確認キー16をON…出力ON 置数キー15で置数「0」(Pセンサ)又は「1」(定
量)をセツト 置数確認キー16をON 〔トナー補給量調整〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「30」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示(標準30
%) 置数キー15で置数「0」〜「3」をセツト なお、置数と設定値との関係は、「0」:30%,
「1」:15%,「2」:45%,「3」:60%とする。 置数確認キー16をON 〔Pセンサバイアス調整〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「33」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示(標準500
V) 置数キー15で置数「0」〜「3」をセツト なお、置数と電圧との関係は、「0」:500V,「1」:4
40V,「2」:470V,「3」:530Vとする。 置数確認キー16をON 〔レジスト調整〕DIPスイツチをON 置数キー15で置数「36」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示 置数キー15で置数をセツト なお、置数は1mm/15ステツプとし、センタを置数「1
0」とする。 置数確認キー16をON 〔縦等倍調整〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「38」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示 置数キー15で置数「6」〜「14」をセツト なお、置数と設定値との関係は次のとおりとし、置数
「10」をセンタとして置数が小さくなる側を「−」,置
数が大きくなる側を「+」とする。また、0.2mm/9ステ
ツプとする。 設定値 0.8 0.6 0.4 0.2 0 0.2 0.4 0.6 0.8 置数 6 7 8 9 10 11 12 13 14 置数確認キー16をON 〔先端白ヌケ量調整〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「38」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示 置数キー15で置数「6」〜「14」をセツト なお、置数と設定値との関係は次のとおりとし、置数
「10」をセンタとして置数が小さくなる側を「−」,置
数が大きくなる側を「+」とする。また、1mm/9ステツ
プとする。 設定値 3.2 2.4 1.6 0.8 0 0.8 1.6 2.4 3.2 置数 6 7 8 9 10 11 12 13 14 〔横等倍調整〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「38」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示 置数キー15で置数「6」〜「14」をセツト なお、置数と設定値との関係は次のとおりとし、置数
「10」をセンタとして置数が小さくなる側を「−」,置
数が大きくなる側を「+」とする。また、0.2mm/9ステ
ツプとする。 設定値 0.8 0.6 0.4 0.2 0 0.2 0.4 0.6 0.8 置数 6 7 8 9 10 11 12 13 14 〔カラートナーレベル調整〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「95」をセツト 置数確認キー16をON…セツト枚数「20」にセツト スタートキー14をON…サンプリング (10〜17枚) コントロールレベルの確認 赤:置数「0」 緑:置数「1」 青:置数「2」 置換確認キー16をON 〔カラートナー補給量〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「96」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示 置数キー15で置数「9」〜「16」セツト なお、カラートナー補給量と置数との関係は次のとお
りとし、置数「10」を標準とする。 補給量 7 14 21 28 35 42 49 56 置数 9 10 11 12 13 14 15 16 置数確認キー16をON 〔カラートナー濃度アツプ〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「97」をセツト 置数確認キー16をON…現在の設定値を表示 置数キー15で置数「0」(590V)又は「1」(620V)
をセツト 置数確認キー16をON 〔露光ランプ電圧〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「40」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」をセツト 置数確認キー16をON スタートキー14をON 〔露光ランプOFF〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「40」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「1」をセツト 置数確認キー16をON スタートキー14をON 〔露光ランプ電圧〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「40」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「3」をセツト 置数確認キー16をON 〔パワーパツクC ON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔パワーパツクC 写真モードON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔パワーパツクT ON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔パワーパツクT 後端切換モードON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔パワーパツクD ON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔パワーパツクD 先端切換モードON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔除電ランプON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔転写前除電ランプON〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON…出力ON クリアストツプキー17をONで出力OFF 〔サイズセンサデータ長さ〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「46」をセツト 置数確認キー16をON…出力ON 〔サイズセンサデータ幅〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「47」をセツト 置数確認キー16をON…出力ON 2.チエツクモード 〔定着ローラ温度〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「41」をセツト 置数確認キー16をON 〔ドラム温度〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「42」をセツト 置数確認キー16をON 〔バイアス電圧〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「47」をセツト 置数確認キー16をON 〔カラーカウンタ:R,G,B〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「98」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」〜「2」をセツト なお、置数とカラーカウンタとの関係は、「0」:赤
カウンタ,「1」:緑カウンタ,「2」:青カウンタと
する。 置数確認キー16をON 〔VR上昇確認〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「59」をセツト 置数確認キー16をON 3.モード変更1 〔カウンタアツプ/ダウン〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「21」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」(アツプ)又は「1」(ダウ
ン)をセツト 置数確認キー16をON 〔ADF/両面時奇数枚排出せず〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「50」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」(排出する)又は「1」(排
出せず)をセツト 置数確認キー16をON 〔両面2時ADF選択〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「51」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」(選択しない)又は「1」
(選択する)をセツト 置数確認キー16をON 〔変倍率切換〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「52」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」(200%)又は「1」(155
%)をセツト 置数確認キー16をON 〔ソータMAX有無〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「53」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」(なし)又は「1」(MAX
有)をセツト 置数確認キー16をON 〔前回転有無〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「54」をセツト 置数確認キー16をON 置数キー15で置数「0」(なし)又は「1」(有り)
をセツト 置数確認キー16をON 〔フリーラン〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON 〔光学フリーラン〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「11」をセツト 置数確認キー16をON 〔フオーミング〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「10」をセツト 置数確認キー16をON 〔全点灯モード〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「12」をセツト 置数確認キー16をON 〔ジヤム検知OFF〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「55」をセツト 置数確認キー16をON 〔小機種No.表示〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数「15」をセツト 置数確認キー16をON 〔強制リロード〕 DIPスイツチをON 置数キー15で置数をセツト 置数確認キー16をON 4.モード変更2 〔ブザー音切換え〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「2
7」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(ON)又は「1」(OFF)を
セツト 置数確認キー16をON 〔オートリセツト〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「2
0」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(1分)又は「1」(3分)
あるいは「2」(なし)をセツト 置数確認キー16をON 〔ADS調整モード〕 ADSモードにセツト クリアストツプキー17を押下げながらADSキー19押下
げ…現状設定モードを表示 D・Lキーを押下げて調整…クリアストツプキー17を
離すことにより設定 〔リミツトレス給紙有無〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「2
2」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(リミツトレス)又は「1」
(解除)をセツト 置数確認キー16をON 〔オートリセツト時予熱モード〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「5
6」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(なし)又は「1」(予熱モ
ード)をセツト 置数確認キー16をON 〔ADF/SADF優先切換〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「2
5」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(ADF)又は「1」(反転AD
F)をセツト 置数確認キー16をON 〔ADS/マニユアル優先切換〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「2
3」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(ADS)又は「1」(マニユ
アル)をセツト 置数確認キー16をON 〔第1給紙/1000枚トレイ〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「2
4」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(1000枚トレイ)又は「1」
(第1給紙)をセツト 置数確認キー16をON 〔APS/AMS/クリア優先切換〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「5
7」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(APS)又は「1」(AMS)あ
るいは「2」(クリア)をセツト 置数確認キー16をON 〔ソート/スタツク/クリア優先切換〕 置数確認キー16を押下げながら置数キー15で置数「5
8」をセツト…置数確認キー16を離した時点でモードセ
ツト 置数キー15で置数「0」(クリア)又は「1」(ソー
ト)あるいは「2」(スタツク)をセツト 置数確認キー16をON 次に、複写装置本体1の各複写機構部の動作タイミン
グ等について説明する。 先ず、給紙ユニツトの動作タイミングを第44図を参照
して説明する。 まず、スタートキー14が押下られた(ON状態なつた)
時点T0でメインモータ100の回転駆動を開始すると共
に、レジストクラツチをがON状態にしてレジストローラ
130を回転する。 そして、時点T1〜T2間で選択された給紙カセツトに応
じたパルス数の補正をして、スタートキー14の押下げ時
から所定時間経過後選択された給紙カセツトに対応する
給紙ソレノイド433をON状態にする。 その後、スタートキー14が押下げられた時点から選択
された給紙カセツトに応じた時間が経過した時点T3でレ
ジストクラツチをOFF状態にする。 そして、レジスト検知センサに用紙が達したときから
所定時間経過した時点T4で給紙ソレノイド733をOFF状態
にする。なお第1(上段)給紙と第2(下段)給紙とで
はレジスト検知までの距離が異なるため給紙ソレノイド
443のOFFタイミングも異なる。なお、時点T5で定着検知
をOFF状態にする。 次に、光学系の動作タイミングについて第45図を参照
して説明する。なお、この動作タイミングはA4ヨコ,リ
ピートコピー,ADSモード,第1給紙使用の場合である。 まず、レジストクラツチをON状態にした後所定時間経
過した時点T1で露光ランプ105を点灯する。 そして、第1給紙ソレノイド443をON状態にした時点T
2から所定時間経過後スキヤナモータ188をON状態にし、
スキヤナ181,185の移動を開始する。またADSリセツト時
はスキヤナスタートから所定時間経過後に解除する。 その後、レジストクラツチをON状態にした時からより
所定時間経過した時点T3でスキヤナモータ188を逆転さ
せてスキヤナのリターンを開始し、同時に露光ランプ10
5をOFF状態にする。なお、用紙サイズによりこのタイミ
ングは異なる。 そして、第1給紙ソレノイド443をON状態にしてから
所定時間経過した時点T4で2枚目のコピーのために露光
ランプ105をON状態にする。なお、スキヤナモータ188の
ONタイミングは1枚目と同じである。 次に、露光系及び光学系の異常検知表示について説明
する。 1.露光系の異常ステイタス: 〔ステイタス11〕 露光ランプ105が待機時に点灯又は断線した場合であ
る。 〔ステイタス12〕 露光ランプ105が10±4秒以上点灯し、ランプタイマ
ーがONした場合である。 2.光学系の異常ステイタス: 〔ステイタス21〕 メインスイツチON時のスキヤナホームポジシヨンセン
サ187が“H"にならない場合である。なお、スキヤナホ
ームポジシヨンセンサ187は遮蔽有のときに“H",遮蔽無
のときに“L"になる。 〔ステイタス22〕 メインスイツチON時のスキヤナホームポジシヨンセン
サ187が“L"にならない場合である。 〔ステイタス23〕 スキヤナスタート後所定時間経過してもレジストスタ
ート信号が得られない場合である。 〔ステイタス24〕 スキヤナスタート後所定時間経過してもスキヤナホー
ムポジシヨンセンサ187が“H"にならない場合である。 〔ステイタス25〕 エンコーダ721のA相パルスとB相パルスのいずれが
先行しているか否かを判別できない、すなわちスキヤナ
の移動方向を判別できない場合である。 〔ステイタス28〕 レンズ109を等倍・拡大位置より縮小位置へ移動する
ときに、レンズモータ222をONしてから所定時間経過し
てもレンズホームポジシヨンセンサ232が“L"→“H"に
ならない場合である。なお、レンズホームポジシヨンセ
ンサ232は、遮蔽有のとき“H",遮蔽無のとき“L"にな
る。 〔ステイタス29〕 スルーレンズ109を縮小位置より等倍・拡大位置へ移
動するときに、レンズモータ222をONしてから所定時間
経過してもレンズホームポジシヨンセンサ232が“H"→
“L"にならない場合である。 〔ステイタス2c〕 スキヤナモータ188のスピードが通常より25%以上速
すぎる場合である。 〔ステイタス2d〕 スキヤナモータ188のスピードが通常より25%以上遅
すぎる場合である。 〔ステイタス2E〕 スキヤナモータ188のエンコーダ721からA相,B相パル
スが入力されない場合である。 次に、ドラム回りのチヤージヤ及びランプの動作タイ
ミングについて第46図を参照して説明する。なお、この
動作タイミングは第1給紙でA4ヨコの場合である。 まず、スタートキー14をON状態にした時点T1で除電ラ
ンプ(QL)136及び転写前除電ランプ(PTL)267並びに
イレースランプ116を点灯する。 そして、スタートキー14をON状態にした時点T1から選
択した給紙カセツトに応じた所定時間経過した時点T2で
帯電チヤージヤ102をON状にする。 また、Pパターンモードの場合、スタートキー14をON
状態にしてから所定時間経過した時点T3でA5幅イレース
をし、更に所定時間経過後全面イレースとし、更に所定
時間経過後モードイレースとする。 その後、イレースが全面イレースとなつた時点T5で帯
電チヤージヤ102をOFF状態にし、定着検知後所定時間経
過した時点T6で転写チヤージ131,分離チヤージヤ132,除
電ランプ136,転写前除電ランプ267及びイレースランプ1
16を同時にOFFにする。 ここで、イレースランプ116によるイレースについて
説明する。 イレースランプ116は例えば第47図に示すように発光
ダイオード(LED)を主走査方向に例えば2.5mmピツチ
(一部は5mmピツチ)で列設したものである。なお、LED
の点灯制御は2.5mmピツチで処理し、したがつて5mmピツ
チの部分については2つのドライブ信号に対して同じLE
Dが点灯する。そして、例えばサイドイレースをする場
合には端部側のLEDからサイズに応じた幅分点灯する。
また、マスキングやトリミング等を行なう場合には、主
走査方向はLEDを選択的に点灯することによつて、副走
査方向はそのLEDの点灯時間を制御することによつて必
要な箇所をイレースすることができる。 なお、サイドイレースの場合のイレースランプの点灯
条件は、カセツトサイズ(転写紙サイズ)データと倍率
データとの組合せによつて変化する。等倍コピー,拡大
コピーの場合はカセツトサイズデータのみによつて行な
い、縮小コピー時にはカセツトデータと倍率データのOR
(論理和)で行なつている。 なお、カセツトデータとLED1〜18の状態との関係を第
48図に、倍率データとLED1〜18の状態との関係を第49図
にそれぞれ示している。各図中、「0」は消灯,「1」
は点灯を意味し、またLED12はLED12〜18のすべての状態
を表わすものとする。 次に、現像装置の動作タイミングについて第50図を参
照して説明する。 スタートキー14がON状態になつた時点T3から所定時間
経過した時点T1でバイアスをON状態にする。このときの
バイアスは濃度キー18のノツチに関係なく一定バイアス
(非画像部)とし、その後所定時間経過後にADSデータ
による設定バイアス(画像部)とする。また、スキヤナ
リターン時より所定時間経過後に一定バイアスに戻し、
更に定着検知OFF時より所定時間経過後にバイアスをOFF
にする。 そして、例えばトナー濃度が薄くなつた場合は、スキ
ヤナリターン時より所定時間経過した時点T2でトナー補
給ソレノイドをONにし、この状態を次のトナー濃度チエ
ツクまで続行する。 また、スタートキー14をON状態にした時点T3でカラー
現像装置118のカラートナーの種類を表示し、更にカラ
ートナーエンドの検知は前述したように振動センサによ
つて行なつているので、振動が開始した時点T4から所定
時間以上振動が継続したときにカラートナーエンドとす
る。 次に、現像バイアスの制御について説明する。現像バ
イアスの調整は、前述したように濃度キー18によつてバ
イアス出力をランプ電圧と共に調整する場合と、ADSに
よつて原稿の地肌濃度を読取つてその値に応じてバイア
ス出力を調整する場合とがある。 なお、濃度キー18による場合のノツチとバイアス電圧
との関係を第51図に、ADSモードにおけるADSデータとバ
イアス電圧との関係を第52図に示している。また、I/O
コントローラ702から出力するバイアス制御信号と出力
電圧との関係を第53図に示している。 次に、黒色現像装置119のトナー濃度制御について第5
4図を参照して説明する。 まずコピー枚数が(10n+1)になつたか否か、すな
わち前回のチエツク時から10枚のコピーが終了したか否
かを判別して、コピー枚数が(10n+1)になれば、P
センサパターン像を作成して、Pセンサパターン像の前
後をセンスしているときのPセンサ257の出力VSGと、P
センサパターン像をセンスしているときのPセンサ257
の出力VSPを得る。 そして、0.5>VSPであればそのままコピー枚数の判別
処理に戻り、0.5≦VSP≦であればトナー補給をした後コ
ピー枚数の判別処理に戻る。 また、0.9<VSPであれば、最大補給率になつているか
否かを判別して、最大補給率になつていなければ、最大
補給率に設定したトナーを補給した後コピー枚数の判別
処理に戻る。 これに対して、最大補給率になつていれば、トナーエ
ンド表示器を点滅表示した後、その状態でコピー枚数が
50枚を越えたか否かを判別して50枚以下であればそのま
まコピー可の状態を続行し、50枚を越えたときにトナー
エンド表示器を点灯してスタートキー14を赤(コピー不
可)の状態にする。 なお、カラートナーについては定量補給として、Pセ
ンサ257の出力VSPが予め定めた基準値より低くなつた
(濃くなつた)ときに定量補給を停止する。 また、黒色トナーについては、Pセンサ257の出力VSG
が予め定めた基準値以下となつたときにはトナー濃度制
御異常として、定量補給モードに移行し、カラートナー
については、他の基準値以下になつたときにトナー補給
量を1/2にする。 次に、定量温度制御について第55図を参照して説明す
る。 定着温度制御はゼロクロス制御によつて行なつてい
る。メインスイツチONの後、プレリロード(165℃)ま
ではヒータをゼロクロスパルスに関係なく全点灯し、プ
レリロードになるとゼロクロス制御に移行する。その
後、ヒータを設定温度(185℃)になるように、ゼロク
ロスの立下がりでON・OFFさせる。 このヒータの制御はスキヤナモータ等への影響を避け
るためにスキヤナが移動しているときには点灯のタイミ
ングは点灯のまま、消灯のタイミングは消灯のままとな
り、リターン時に再度ゼロクロス制御に移行する。 次に、定着制御異常ステイタスについて説明する。 〔ステイタス52〕 温度ヒユーズ断線又は定着のユニツトのセツト不良の
場合である。 〔ステイタス53〕 サーミスタ異常信号が“H"→“L"になつた場合であ
る。AC系を遮断する。 〔ステイタス54〕 パワーリレーON又は予熱解除後所定時間経過しても操
作部からのリロード信号が入ってこない場合である。 〔ステイタス55〕 サーミスタ異常で定着温度が220℃になつた場合であ
る。 次に、サブ操作パネル8の主なキー操作について説明
する。 寸法変倍 寸法変倍キー33を押して原稿の長さ(例えば100mm)
をテンキー15で入力する。その後、置数確認キー16を押
すことによつて寸法入力表示にモードが切換わるので、
そこで指定寸法(例えば64%)をテンキー15で入力す
る。それによつて指定された寸法に変倍されてコピーさ
れる。 写真原稿 写真原稿キー36を1回押すことによつて赤イレースモ
ードになつて赤色フイルタが露光光路内に入つて赤色が
消去されてコピーされる。再度写真原稿キー36を押すこ
とによつて帯電チヤージヤ102のグリツド102aに印加す
る電圧が写真原稿用に変化する。 編集 編集には大別して移動,トリミング,マスキングの三
種類がある。 移動モードの内のセンタリングについては転写紙の動
く方向に原稿を転写紙の中央にコピーする。また右寄
せ,左寄せについてはまず移動キー61を押して右寄せモ
ード又は左寄せモードを指定した後、ポイント指定キー
46を押してテンキー15及び置数確認キー16を使用して右
寄せを行なう原稿の領域の二点の座標位置(X1,Y1及びX
2,Y2)を入力することによつて、指定された領域部分が
転写紙の右側又は左側に移動してコピーされる。 また、消去については、消去キー58を押して枠消しモ
ード又はブツクセンター消しモードを選択し、消去幅を
テンキー15及び置数確認キー16を使用して入力すること
によつて、原稿の指定された幅分の枠ないしセンター部
分が消去されてコピーされる。 さらに、トリミング,マスキングについては、モード
指定キー50を押してマスキング,トリミングの各モード
のいずれかを指定し、次にポイント指定キー46を押して
テンキー15及び置数確認キー16を使用してマスキングな
いしトリミングする領域の二点の座標を入力することに
よつて、その指定された領域についてマスキングないし
トリミングされてコピーされる。 また、これ等の移動,消去,トリミング,マスキング
及び合成モード(圧縮合成等)等を複合した指定を行な
うようにすることもできる。 なお、上記実施例においては、この発明を複写装置に
実施した例について述べたが、この他例えばレーザプリ
ンタ等の印刷装置にも同様に実施することができる。 効果 以上説明してきたように、この発明によれば、2色の
画像形成が可能な画像形成装置のように複数の現像装置
を備えた画像形成装置において、一方の現像装置のトナ
ー収容部が必要なトナーの収容量を確保しながら、現像
装置全体が占める高さ方向のスペースを減少させ、画像
形成装置小型化を図ることができる。 また、現像スリーブと対向しない部位で、現像に使用
されたトナーとトナー収容部から供給される新規なトナ
ーとが混合されてから現像装置内の現像スリーブと対向
する部位に搬送されてそこのトナーと混ざるので、現像
装置内の現像スリーブと対向する部位のトナーの濃度が
一部分だけ急激に高濃度となるようなことがなくなる。 さらに、新規なトナーのみを現像装置内へ搬送するの
に比べて、使用済みのトナーと混合されたトナーは搬送
性が向上するので、撹拌スペースを小さくして現像装置
の小型化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明を実施した画像形成装置としての複写
装置の一例を示す外構図、 第2図,第3図及び第4図は同じくその操作部を示す平
面図及びそのサブ操作パネルの取付け構造を示す概略断
面図、 第5図は同じく複写装置本体の機構部を示す概略構成
図、 第6図乃至第10図は同じくその光学系ユニツトの説明に
供する正断面図,正面図,平面図,斜視説明図及び作用
説明図、 第11図及び第11A図乃至第11C図は同じくADSの説明に供
する説明図、 第12図及び第13図は同じくその原稿スケールの一例を示
す斜視図及び断面図、 第14図及び第15図は同じくそのドラム・クリーニングユ
ニツトの説明に供する正断面図及び平面図、 第16図乃至第19図は同じくその現像装置の説明に供する
黒色現像装置の正断面図,平面図,カラー現像装置の平
面図及び正断面図、 第20図及び第21図は同じくそのPセンサによるトナー濃
度検知の説明に供する説明図、 第22図乃至第24図は同じくその搬送・定着ユニツトの説
明に供する正断面図,平面図及び側断面図、 第25図,第25A図及び第26図乃至第32図は同じくその給
紙ユニツトの説明に供する正断面図,サイズ検知コード
の説明に供する説明図及び給紙機構部の正断面図,平面
図,その正断面図,要部平面図,その異なる部分の断面
図、 第33図乃至第35図は同じくその合成・両面搬送ユニツト
の説明に供する正断面図,要部正面図及び平面図、 第36図及び第37図,第38図は同じくその搬送切換部及び
合成・両面ユニツトの説明に供する正面図及び搬送切換
部の側面図及び正面図、 第39図乃至第43図は同じくこの複写装置の制御部の説明
に供する機能的ブロツク図,システムコントーラ及びI/
Oコントローラのブロツク図,ACドライブ回路のブロツク
回路図及びエデイツタ制御に係わる部分の回路図、 第44図乃至第55図は同じく複写装置本体の各部の作用説
明に供する説明図である。 1……複写装置本体、2……ADF 3……ソータ、4……合成・両面ユニツト 5……手差しトレイ、6……給紙カセツト 7……メイン操作パネル、8……サブ操作パネル 9,10……給紙カセツト 101……感光体ドラム、102……帯電チヤージヤ 105……露光ランプ、118,119……現像装置 131……転写チヤージヤ 132……分離チヤージヤ 135……クリーニングブレード 136……除電ランプ、141……搬送ベルト 142……定着装置、149……排紙ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 英雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 高島 政幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭60−229042(JP,A) 特開 昭56−40866(JP,A) 特開 昭59−188678(JP,A) 特開 昭61−56370(JP,A) 特開 昭60−146265(JP,A) 実開 昭61−36854(JP,U) 実開 昭61−94645(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の現像装置を備え、そのうちの一方の現像装置
    に供給するためのトナーを収容するトナー収容部と他方
    の現像装置に供給するためのトナーを収容するトナー収
    容部との形状を異ならせた画像形成装置において、 前記一方の現像装置は、トナー収容部を該現像装置の現
    像スリーブの中心軸方向の側端部に設けるとともに、該
    現像装置内で現像に使用されたトナーを現像スリーブと
    対向しない外側部へ搬送する第1搬送部材と、前記外側
    部からトナーを前記第1搬送部材の搬送方向と反対方向
    に搬送する第2搬送部材とを備え、前記第1搬送部材と
    第2搬送部材とが前記外側部でトナーの受け渡しを行な
    う前記現像スリーブと対向しない部位に、前記トナー収
    容部のトナーを供給するようにしたことを特徴とする画
    像形成装置。 2.前記複数の現像装置は、画像形成装置本体から現像
    装置単独で離脱可能な現像装置と、感光体と共に離脱可
    能な現像装置とからなる特許請求の範囲第1項記載の画
    像形成装置。 3.前記複数の現像装置内の現像スリーブの径が各々異
    なる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の画像形成装
    置。
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