JP2725543B2 - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲート部を開閉する可
動ロッドをシリンダ機構によって動かす射出成形用金型
において、シリンダの形を変えることにより小型の金型
で複数個取りを行うことができる射出成形用金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラスチック等の樹脂を射出成
形してプラスチックス製品を作る装置として射出成形用
金型が知られており、例えばこの種の装置として、可動
ロッドによりゲート部を開閉するゲート開閉方式を備え
た金型が、例えば特公平3−48851号公報等にて提
案されている。ここで従来の金型を説明すると、図3は
従来の射出成形用金型を示す断面図であり、金型1はニ
ードル状の可動ロッド2を有し、この可動ロッド2をシ
リンダ3のピストン部3aと連結させ、このピストン部
3aの動きによりゲート開閉を行うようになっている。
成形機ノズルから射出された樹脂は、樹脂導入口として
形成されたスプールブッシュ4内に設けられた樹脂路4
aを通りマニホールド5へと至る。そして、この樹脂は
マニホールド5内の樹脂路5aを通りノズル部6へ至
り、ノズル部6の樹脂路6aを通りゲート部7に至る。
また、スプールブッシュ4はヒータ4bにより暖められ
ており、マニホールド5はヒータ5bにより、またノズ
ル部6はヒータ6bにより各々暖めることにより、流れ
る樹脂の固化を防いでいる。
【0003】通常シリンダ3はこの確実な動作を求める
ため2段構造になっており、図中下側のピストン部3a
に可動ロッド2の上端が連結されている。可動ロッド2
は圧縮空気をシリンダ3内の空間部8a、8bに充填す
ることにより、ピストン部3a、3bは上昇し、それに
従って可動ロッド2も後退する。この時、ゲート部7は
図に示すように開口状態となり、マニホールド5内やノ
ズル部6内にある溶融樹脂はキャビティ空間9に射出、
充填されるのである。次に、射出、保圧の成形工程が終
了した時点で、圧縮空気はシリンダ3内の空間部10
a、10bに充填されることでピストン部3a、3bは
下降し、可動ロッド2も前進し、ゲート部7は可動ロッ
ド2の先端部で閉塞される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な金型において
多数個取りを図ろうとした場合、金型中心は通常スプー
ルブッシュ4の中心であるから、金型のセンタを中心と
してL1≧S1+S2+(D1+D2)/2なる位置に
製品のゲート位置が来る。但し、S1はエアー断熱部寸
法、S2はシリンダ保持壁の厚さ、D1はシリンダの
径、D2はスプールブッシュ4のバンドヒータ4bを巻
いた時の外径寸法である。しかも、前記ゲート位置は、
金型全体のバランスを考慮して金型中心に対して左右ま
たは上下方向に対称に配置するのが普通である。そこ
で、例えば1つの金型から4つの製品を取り出す4個取
りを考えた場合、図4に示すように4つのシリンダ3を
スプールブッシュ4を中心として同心状に配置するのが
普通であり、距離S1+S2が通常7mm程度と短いと
はいえ、距離L1及びL(ゲート間のピッチ寸法)は
上記距離S1、S2、D1、D2を確保する必要がある
ために製品寸法に対して大きくなり、金型全体が大きく
なってしまう。
【0005】このように、型が大きくなるということは
加工(金型加工)が面倒で費用もかかり、取り扱いも大
変で重量も増すことを意味し、場合によっては成形機も
1ランク上のものを用いねばならない。従って、このよ
うなシリンダを用いた金型においては、ゲートピッチ間
寸法がスプールブッシュの寸法やシリンダの寸法に左右
されるため大きくなるのが通常であった。これを防止す
るためには、シリンダの径を小さくするとか、スプール
ブッシュの径を小さくする方法が考えられるが、スプー
ルブッシュは型強度から決められるべきものであり、容
易に小さくすることは出来ない。また、シリンダの径に
おいても、内部樹脂圧をP1、可動ロッド部の径をd
1、シリンダの径をD1、そこにかかる駆動圧をP2と
した時、可動ロッドを駆動させるためにはD1×P2>
P1×d1なる関係がなければならない。
【0006】この時P1、P2、d1が決まればD1も
自ずと値が決まってしまい、それ以下にすることは出来
ない。上述のように図4はスプールブッシュ4と、シリ
ンダ3の位置を示したものであるが、この様な配置の金
型にマニホールド5を加えて示した例が図5である。ス
プールブッシュ4と連結して十字形のマニホールド5が
設けられており、先端部にてノズル部樹脂路6aがあ
り、そこから更に先にゲート部7が接続されることにな
る。この場合、ゲート間の最小ピッチはL≧D1+S
2となり(両側のシリンダ間に存在する側壁はS2のみ
で良いため)、また、ゲート部7とスプール中心部との
距離L1は最小ピッチであるL1=(D1+D2)/2
+S1+S2としている。従って、これ以上ゲート間ピ
ッチを縮めることは不可能であった。そこで本出願人
は、実願平3−54080号にて、1つのニードル駆動
板によって複数の可動ロッドを駆動させることで、製品
配列ピッチをシリンダ機構の径に影響を受けることな
く、小さく設定できるという構成を提案した。
【0007】この出願に開示された実施例を図6に示
す。図では8個取り金型を例にしており、スプールブッ
シュ4の左右に駆動板11a、11bを配置し、各々4
つの回動ロッド(図示せず)を駆動するようにしてお
り、それらのゲート部が7a〜7dで示される。また、
駆動板11a、11bの上にはその両端にシリンダ3が
取り付けられており、これらシリンダにより駆動板11
a、11bを動かしている。図からもわかるように、こ
の装置例によると駆動板11a、11bの範囲内では確
かにゲートピッチが短縮されるのであるが、金型の構造
上、スプールブッシュ4が金型の中心となるため、この
スプールブッシュ4の回りにバランス良くゲートを配置
するには、複数の駆動板11a、11bに分けざるを得
ず、金型のサイズは回動ロッド1つ1つにシリンダを設
けるよりは小型化できるものの、取り個数やゲート配置
次第では、それ程効果が現れないという問題点があっ
た。
【0008】また、従来構造にあっては、複数のシリン
ダを用いるために、部品点数が多くなってコスト高を招
来するのみならず、可動ロッド1本当たりのシリンダ面
積を十分に確保するためにシリンダ内を多段、例えば2
段構造としなければならなかった。本発明は、以上のよ
うな問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案され
たものであり、その目的は各可動ロッドを駆動するシリ
ンダを共通にして小型化を図った射出成型用金型を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、樹脂導入口の周囲に配置された複数の
可動ロッドを有し、これら可動ロッドを前進・後退させ
ることによって前記樹脂導入口から導入される樹脂をキ
ャビティ空間側へ供給するゲート部の開閉を行う射出成
形用金型において、前記樹脂導入口を囲んでその周辺部
に円環状のシリンダを形成し、前記シリンダのピストン
部により前記各可動ロッドを前進・後退させるように構
成したものである。
【0010】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、各可動
ロッドは、樹脂導入口を囲んでその周辺部に形成された
円環状のシリンダのピストン部の駆動により、前進或い
は後退されてゲート部を開閉する。このようにシリンダ
を共通にすることにより、金型全体を小型化することが
可能となる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る射出成型用金型の一実
施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係
る射出成型用金型の一実施例を示す断面図、図2は図1
に示す金型の平面図である。図示するようにこの金型は
製品4個取りの場合を示し、4つのノズル部6は、樹脂
導入口であるスプールブッシュ4を中心として従来金型
と同様に同心円上に且つ等ピッチで配置されている。但
し、各ノズル部6は金型中心のスプールブッシュ4の外
側に接近させた状態で配置され、後述するように全体が
小型化されている。
【0012】成形機ノズル(図示せず)から射出された
溶融樹脂を導入するスプールブッシュ4の下方には、導
入樹脂を各ノズル部6に向けて分配させるマニホールド
5が設けられており、上記スプールブッシュ4内の樹脂
路4aをマニホールド5内の各樹脂路5aへ接続してい
る。そして、このマニホールド5内の各樹脂路5aは、
上記各ノズル部6内の樹脂路6aに接続されると共にこ
の各樹脂路6aは各ノズル部6のゲート部7へ連通され
ており、キャビティ空間9側へ溶融樹脂を供給し得るよ
うに構成されている。また、スプールブッシュ4の側部
にはヒータ4bが巻装され、マニホールド5内にはヒー
タ5bが埋め込まれ、更にノズル部6にはヒータ6bが
巻装されており、各樹脂路に流れる樹脂の固化を防止す
るようになっている。
【0013】そして、各ノズル部6内には、上下方向に
移動してその先端部によって上記ゲート部7を開閉する
ためのニードル状の可動ロッド2が設けられている。こ
の各可動ロッド2は、本発明の特長とする円環状のシリ
ンダ12内に収容された円環状のピストン部13によっ
て一体的に且つ同時に昇降されることになる。具体的に
は、このシリンダ12は上記樹脂導入口であるスプール
ブッシュ4を中心としてこれを囲んでその周辺部に円環
状に形成されており、この内部には一段構造の円環状の
ピストン部13が上下方向に移動可能に収容されてい
る。このピストン部13は、このシリンダ12内を上下
に2分割し、その上方に空間部14を形成すると共にそ
の下方に空間部15を形成しており、各空間部14、1
5の上下端にはピストン部13を駆動する圧縮空気を給
排する空気通路16、17が接続されている。
【0014】そして、上記円環状のピストン部13の内
周側すなわちスプールブッシュ4寄りにはニードル保持
部18が下方に向けて突出させて形成されており、この
ロッド保持部18に各可動ロッド2の上端部を保持固定
させて可動ロッド2を上下方向に移動し得るように構成
されている。そして、シリンダ12の下部内周側には下
方向へ突出した上記ロッド保持部18の移動を許容する
ための凹部19が形成されている。このような構造のシ
リンダ12を用いることにより、スプールブッシュ4の
中心から各ゲート部7までの距離(ピッチ)は、従来に
あってはL1≧(D1+D2)/2+S1+S2であっ
たが、上記実施例によればL2≧D2/2+S1+S3
となり、その距離を小さくすることができる。但し、S
3は円環状のシリンダ12の内側端面からロッド中心ま
での距離を示す。
【0015】次に、以上のように構成された本実施例の
動作を説明する。まず、成形機ノズルから射出された溶
融樹脂は、樹脂導入口として形成されたスプールブッシ
ュ4内に設けた樹脂路4aを通りマニホールド5へと至
り、そしてこの樹脂はマニホールド5内の樹脂路5aを
通り更に、ノズル部6の樹脂路6aを経てゲート部7に
至る。そして、このゲート部7からキャビティ空間部9
に溶融樹脂を流し込むことになる。このキャビティ空間
部への溶融樹脂の供給を制御するには以下のように行
う。
【0016】まず、金型20のキャビティ空間部9に溶
融樹脂を流し込む場合には、圧縮空気をシリンダ12の
下側の空間部15に充填させ、ピストン部13を上昇さ
せることにより、可動ロッド2を後退させる。するとゲ
ート部7は開口状態となって、溶融樹脂はキャビティ空
間部9へ射出、充填されることになる。そして、射出、
保圧の成形工程が終了したならば圧縮空気をシリンダの
空間部14に充填し、可動ロッド2を保持しているピス
トン部13を前進させて、ゲート部7を可動ロッド2の
先端部で閉塞する。この場合、可動ロッド2は、ピスト
ン部13の中心ではなくその内側に片寄らせて支持され
ているが、ピストン部13を全体として見た場合は、可
動ロッド2はスプールブッシュ4を中心として対称的に
配置されているのでピストン部1に加わる荷重はバラ
ンスし、これが片寄ることがないので円滑に上下動す
る。
【0017】このように、本実施例においてはスプール
ブッシュ4を中心として環状のシリンダ12を形成して
この中に設けたピストン部13に複数の可動ロッド2の
上端部を支持させるようにしたので、スプールブッシュ
4とゲート部7との間の距離を大幅に小さくすることが
でき、金型自体を小型化することが可能となる。すなわ
ちスプールブッシュ4の中心からゲート部7までの距離
(ピッチ)L1は、従来はL1≧(D1+D2)/2+
S1+S2であったが、本実施例によるとL2=D2/
2+S1+S3で済むことになり、その差LはL=L1
−L2=D1/2+S2−S3となる。通常、D1/2
>>S3であるので、金型自体の大幅な小型化を図るこ
とが可能となる。通常使用されているシリンダ径D1
は、40〜50mmであり、S2は3〜5mm、S3は
5〜6mm程度であるので、この場合にはスプールブッ
シュの中心とゲート部7との間の距離を約20〜25m
m小さくすることが可能となる。また、円環状のシリン
ダ12のピストン部13には、複数のロッド保持部18
を設けることができ、ゲートピッチ寸法はノズル部6の
径により決定されることになる。従って、ノズル部6の
径を小さく設定することにより一層の多数個取り化を図
ることができる。
【0018】更に、従来の構造にあってはシリンダの動
作の確実性を確保するために2段構造としたが、本実施
例によれば1段構造でも単一ノズル部当たり従来以上の
駆動力を得ることができる。これは、シリンダ12を円
環状に形成することによりニードル1本当たりのシリン
ダ面積を従来構造の場合よりも広くすることができるか
らである。その為にシングルシリンダ構造となり、金型
の厚さを薄くすることができ、従って、成形機選択の自
由度を広げることができる。尚、この場合、従来構造と
同様に2段シリンダ構造とすることもできるが、その場
合には、金型の厚さは大きくなるが、製品ピッチ寸法は
シングルシリンダ構造の場合よりも小さくすることが可
能となる。尚、上記実施例にあっては円環状のシリンダ
12のピストン部13に直接複数のロッド保持部18を
設ける構造としているが、これに限定されず、例えばこ
のピストン部13によってロッド保持板(図示せず)を
作動させ、この保持板にロッドの上端部を保持させる構
造としてもよいし、また、この方式にも限定されない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の射出成形
用金型によれば次のように優れた作用効果を発揮するこ
とができる。1個の円環状のシリンダ内に収容された円
環状のピストン部により複数の可動ロッドを駆動するよ
うにしたので、金型自体の小型化及び信頼性の向上を図
ることができる。従って、金型自体の製造の容易化、取
り扱いの容易化を図ることができるのみならず、部品点
数を削減してコストダウンを図ることができる。また、
小型化を図ることができることから、従来よりも1ラン
ク下の成形機を用いることができ、この点よりも取り扱
いの容易化及びコスト削減を図ることができる。更に、
樹脂導入口を中心として各可動ロッドを対称に配置する
ことにより、ピストン部に加わる荷重はバランスし、こ
れを片寄らせることなく円滑に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形用金型の一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1に示す金型の平面図である。
【図3】従来の射出成形用金型を示す断面図である。
【図4】図3に示す金型の平面図である。
【図5】図3に示す金型においてマニホールドの状態を
説明するための説明図である。
【図6】本出願人が先の出願により開示した射出成形用
金型を示す平面図である。
【符号の説明】
2…可動ロッド、4…スプールブッシュ(樹脂導入
口)、6…ノズル部、7…ゲート部、9…キャビティ空
間、12…シリンダ、13…ピストン部、18…ロッド
保持部、20…射出成形用金型、D2…スプールブッシ
ュの径、L2…スプールブッシュの中心から各ゲート部
までの距離、S1…エアー断熱部の寸法、S3…シリン
ダの内側端面からロッド中心までの距離。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂導入口の周囲に配置された複数の可
    動ロッドを有し、これら可動ロッドを前進・後退させる
    ことによって前記樹脂導入口から導入される樹脂をキャ
    ビティ空間側へ供給するゲート部の開閉を行う射出成形
    用金型において、前記樹脂導入口を囲んでその周辺部に
    円環状のシリンダを形成し、前記シリンダ内に円環状の
    ピストン部を収容し、この円環状のピストン部に前記複
    数の可動ロッドを配設し、前記円環状のピストン部に
    り前記複数の各可動ロッドを同時に前進・後退させるよ
    うに構成したことを特徴とする射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記各可動ロッドは、前記樹脂導入口を
    中心として対称に配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の射出成形用金型。
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