JP2998143B2 - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JP2998143B2 JP3248095A JP24809591A JP2998143B2 JP 2998143 B2 JP2998143 B2 JP 2998143B2 JP 3248095 A JP3248095 A JP 3248095A JP 24809591 A JP24809591 A JP 24809591A JP 2998143 B2 JP2998143 B2 JP 2998143B2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂による二色あるい
は二層成形に用いられる金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばオーディオカセットテープのカセ
ットは、図7に示すようなカセットハーフ1を一対組み
合わせて構成されている。このカセットハーフ1は、矩
形状の主面部2の周縁から側面部3が垂直に屈曲した形
状になっている。そして、主面部2の中央部に一対のハ
ブ用軸部4が形成されているとともに、主面部2の一長
辺側にヘッド対応部5が膨出形成されており、このヘッ
ド対応部5の側面部3に前歯部6がある。このようなカ
セットハーフ1を樹脂により成形するに際しては、固定
側金型部材および可動側金型部材が型開時矢印A,Bで
示す方向にそれぞれ相対的に移動するように、キャビテ
ィが設定される。ところで、デザイン性を高めるため
に、カセットハーフ1を二色成形することが行われてい
る。例えば、図7に示すカセットハーフ1では、主面部
2におけるハブ用軸部4の周りの部分が透明窓7になっ
ており、他の部分が不透明になっている。このようにカ
セットハーフ1を二色成形する場合には、例えば特開平
2-151415号公報にも記載されているように、可動側金型
部材にその開閉方向へ移動可能にスライドコアを組み込
み、まず、このスライドコアを固定側金型部材に突き当
てて、固定側金型部材と可動側金型部材とスライドコア
との間に透明窓7を除いたカセットハーフ1の形状をし
た第1のキャビティを形成し、この第1のキャビティに
不透明な第1の樹脂を充填する。ついで、スライドコア
を固定側金型部材から離して、これら固定側金型部材と
スライドコアと第1のキャビティ内で固化した第1の樹
脂との間に透明窓7の形状をした第2のキャビティを形
成し、この第2のキャビティに透明な第2の樹脂を充填
する。そして、従来のカセットハーフ1の成形用金型に
おいては、第1のキャビティに第1の樹脂を射出する第
1のゲートをサイドゲートとし、第2のキャビティに第
2の樹脂を射出する第2のゲートをダイレクトゲートと
した構造が採られていた。すなわち、第1のゲートは、
製品の外観性も考慮して、固定側金型部材と可動側金型
部材との分割面からサブランナーを介して第1のキャビ
ティにおける前歯部6あるいは側面部3に対応する部分
へ開口したホットタイプのサイドゲートとなっている。
一方、第2のゲートは、固定側金型部材からスライドコ
アに向けて第2のキャビティへ開口したダイレクトゲー
トとなっており、スピアーを設けてある。なお、図7に
おいて、8が第1のゲートのゲート跡であり、9が第2
のゲートのゲート跡である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のカ
セットハーフ1の二色成形用金型は、第1のゲートと第
2のゲートとをそれぞれサイドゲートとスピアーを設け
たダイレクトゲートとにしているため、二色成形にのみ
使用でき、単色成形を行えない問題があった。すなわ
ち、サイドゲートは常時開放した構造になっているた
め、金型を二色成形用の成形機本体に取り付けたままの
状態では、第2のゲートから第2の樹脂をカセットハー
フ1全体の形状をしたキャビティ内に充填しようとして
も、サイドゲートからなる第1のゲートで異色の樹脂の
混入が生じ、製品の品質低下を招く。同様に、第1のゲ
ートから第1の樹脂をカセットハーフ1全体の形状をし
たキャビティ内に充填しようとしても、ダイレクトゲー
トからなる第2のゲートに設けられたスピアによる温度
制御のみでは第2のゲートの完全な密閉性を確保できな
いため、品質低下を招く。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、成形機本体に取り付けたまま、二色成形
も単色成形も、あるいは、二層成形も単層成形もでき、
しかも、良好な品質の製品が得られる金型装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、固定側金型部材と、この固定側金型部材
に対して開閉自在の可動側金型部材と、これら固定側金
型部材および可動側金型部材に対して相対的に移動可能
の副金型部材とを備え、これら金型部材間に第1のキャ
ビティを形成し、この第1のキャビティ内で固化した樹
脂および金型部材間に第2のキャビティを形成するとと
もに、射出成形機本体の第1のノズルに連通し前記第1
のキャビティへ開口する第1のゲートと、射出成形機本
体の第2のノズルに連通し前記第2のキャビティへ開口
する第2のゲートとを有する金型装置において、前記第
1のゲートと第2のゲートとは、ともに前記固定側金型
部材から直接キャビティへ開口しかつバルブにより開閉
されるダイレクトバルブゲートとしたものである。
【0006】
【作用】本発明の金型装置においては、二色成形あるい
は二層成形を行う場合、まず、金型部材間に第1のキャ
ビティを形成するとともに、固定側金型部材から直接第
1のキャビティへ開口したダイレクトゲートからなる第
1のゲートを開放した状態で、射出成形機本体の第1の
ノズルから射出された第1の樹脂を第1のゲートを介し
て第1のキャビティに充填する。ついで、固定側金型部
材および可動側金型部材に対して副金型部材を移動さ
せ、前記第1のキャビティ内で固化した第1の樹脂およ
び金型部材間に第2のキャビティを形成するとともに、
固定側金型部材から直接第2のキャビティへ開口したダ
イレクトゲートからなる第2のゲートを開放した状態
で、射出成形機本体の第2のノズルから射出された第2
の樹脂を第2のゲートを介して第2のキャビティに充填
する。一方、単色成形あるいは単層成形を行う場合に
は、金型を前記射出成形機本体に取り付けたまま、始め
から第1のキャビティと第2のキャビティとを連続した
1つのキャビティとして形成しておき、第1のゲートお
よび第2のゲートのうちの一方をバルブにより閉塞し
て、他方を開放した状態で、射出成形機本体の第1のノ
ズルおよび第2のノズルのうち開放されたゲートに対応
するノズルから射出された樹脂を前記キャビティに充填
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の金型装置の一実施例につい
て、図1から図6を参照して説明する。図6は、成形さ
れる製品であるカセットハーフ11を示している。このカ
セットハーフ11は、前記図7に示すものと同様に、主面
部12と側面部13とハブ用軸部14とヘッド対応部15と前歯
部16とを有しているとともに、主面部12の中央部に透明
窓17を有しており、この透明窓17以外の部分が不透明、
例えば、黒色になっている。そして、カセットハーフ11
の表側には、透明窓17の中央部と、この透明窓17の外側
で主面部12のヘッド対応部15側の角部とにゲート跡18,
19がある。
【0008】図1は金型全体を示しているが、同図にお
いて、21は固定側金型部材、22は可動側金型部材で、こ
れら両金型部材21,22は、互いに図示上下方向に移動し
て開閉するものである。また、可動側金型部材22には、
副金型部材であるスライドコア23が図示上下方向へ移動
可能に組み付けられている。そして、固定側金型部材21
と可動側金型部材22とスライドコア23との間に、カセッ
トハーフ11の形状をしたキャビティ24が形成されるよう
になっている。なお、多数個取りのために、キャビティ
24は複数例えば12個形成される。前記固定側金型部材21
は、受け板25,26およびスペーサブロック27を介して、
射出成形機本体の固定側プラテンへの取り付け用の固定
側取り付け板28に取り付けられるものである。そして、
前記受け板26とスペーサブロック27と固定側取り付け板
28との間には、ヒーター29を内蔵したマニホールド30が
設けられている。前記固定側取り付け板28には、射出成
形機本体の第1のノズルが接続される第1のスプルーブ
ッシュ31と、射出成形機本体の第2のノズルが接続され
る第2のスプルーブッシュ32とが埋め込み固定されてお
り、第1のスプルーブッシュ31の内部が第1のスプルー
33になっているとともに、第2のスプルーブッシュ32の
内部が第2のスプルー34になっている。なお、前記第1
のノズルは、不透明な第1の樹脂P1を射出するものであ
り、第2のノズルは、透明な第2の樹脂P2を射出するも
のである。また、前記マニホールド30内には、前記第1
のスプルー33に連通する第1のランナー35と、前記第2
のスプルー34に連通する第2のランナー36とが互いに独
立して形成されている。さらに、前記固定側金型部材21
には、各キャビティ24に対してそれぞれ、第1のゲート
ブッシュ37と第2のゲートブッシュ38とが埋め込み固定
されている。これらゲートブッシュ37,38の先端部は、
キヤビティ24へ露出しており、第1のゲートブッシュ37
の先端部に第1のゲート39が形成されているとともに、
第2のゲートブッシュ38の先端部に第2のゲート40が形
成されている。また、前記固定側金型部材21および受け
板25,26には、筒状の第1のバルブケーシング41および
第2のバルブケーシング42が埋め込み固定されており、
第1のバルブケーシング41の先端側が前記第1のゲート
ブッシュ37内に嵌合しているとともに、第2のバルブケ
ーシング42の先端側が前記第2のゲートブッシュ38内に
嵌合している。そして、前記第1のバルブケーシング41
の内部に前記マニホールド30の第1のランナー35が連通
しており、前記第2のバルブケーシング42の内部に第2
のランナー36が連通している。こうして、射出成形機本
体の第1のノズルが第1のゲート39に連通し、第2のノ
ズルが第2のゲート40に連通するようになっている。そ
して、前記第1のバルブケーシング41内には、第1のゲ
ート39を開閉するピン状の第1のバルブ43が図示上下方
向へ移動可能に支持されており、第2のバルブケーシン
グ42内には、第2のゲート40を開閉するピン状の第2の
バルブ44が図示上下方向へ移動可能に支持されている。
これらバルブ43,44は、マニホールド30を貫通して、固
定側取り付け板28に設けられた油圧または空気圧シリン
ダー装置45にそれぞれ連結されており、これらシリンダ
ー装置45により独立して駆動されるものである。こうし
て、前記第1のゲート39と第2のゲート40とは、ともに
ダイレクトバルブゲートとなっている。
【0009】前記可動側金型部材22は、受け板51,52,
53およびスペーサブロック54を介して、射出成形機本体
の可動側プラテンへの取り付け用の可動側取り付け板55
に取り付けられるものである。前記スライドコア23は、
前記可動側金型部材22および受け板51,52に図示上下方
向へ所定範囲移動可能に組み付けられており、前記受け
板53に組み込まれた油圧あるいは電磁シリンダー装置な
どの駆動装置56により駆動されるものである。そして、
固定側金型部材21および可動側金型部材22が型締され、
スライドコア23が図示上昇して固定側金型部材21に突き
当たった状態で、これら固定側金型部材21と可動側金型
部材22とスライドコア23との間に、第1の樹脂P1が充填
される第1のキャビティ24a が形成され、その後スライ
ドコア23が図示下降した状態で、固定側金型部材21とス
ライドコア23と第1のキャビティ24a 内で固化した第1
の樹脂P1との間に第2の樹脂P2が充填される第2のキャ
ビティ24b が形成されるようになっている。そして、前
記第1のゲート39は、第1のキャビティ24a へ開口し、
第2のゲート40は、第2のキャビティ24b へ開口するも
のである。なお、図6において、18が第1のゲート39の
ゲート跡、19が第2のゲート40のゲート跡である。さら
に、前記受け板53とスペーサブロック54と可動側取り付
け板55との間には、これらに対して相対的に図示上下方
向に移動可能に突き出しプレート57が支持されており、
この突き出しプレート57には、図示していないが、型開
時に成形品であるカセットハーフ11を突き出す突き出し
ピンが固定されている。
【0010】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。成形に際しては、二色成形用の射出成形機本
体の固定側プラテンに固定側取り付け板28を取り付け
て、射出成形機本体の第1のノズルおよび第2のノズル
を第1のスプルーブッシュ31および第2のスプルーブッ
シュ32にそれぞれ接続するとともに、射出成形機本体の
可動側プラテンに可動側取り付け板55を取り付けてお
く。そして、二色成形を行う場合には、まず、図2に示
すように、固定側金型部材21と可動側金型部材22とを型
締するとともに、スライドコア23を図示上昇させて、こ
れら固定側金型部材21と可動側金型部材22とスライドコ
ア23との間に第1のキャビティ24a を形成する。つい
で、当初は図示下降位置にあってゲート39,40を閉塞し
ているバルブ43,44のうち第1のバルブ43をシリンダー
装置45の駆動により図示上昇させ、第1のゲート39を開
放する。そして、射出成形機本体の第1のノズルから第
1の樹脂P1を射出する。この第1の樹脂P1は、第1のス
プルー33、マニホールド30の第1のランナー35および第
1のバルブケーシング41内を通って、第1のゲート39か
ら第1のキャビティ24a 内に流れ込み、この第1のキャ
ビティ24a 内に充填される。この充填終了後には、シリ
ンダー装置の駆動により第1のバルブ43が図示下降して
第1のゲート39を閉塞する。ついで、第1のキャビティ
24a 内で第1の樹脂P1が固化した後、図3に示すよう
に、スライドコア23を図示下降させて、固定側金型部材
21とスライドコア23と第1のキャビティ24a 内で固化し
た第1の樹脂P1との間に第2のキャビティ24b を形成す
る。そして、第2のバルブ44を図示上昇させ、第2のゲ
ート40を開放する。そして、射出成形機本体の第2のノ
ズルから第2の樹脂P2を射出する。この第2の樹脂P2
は、第2のスプルー34、マニホールド30の第2のランナ
ー36および第2のバルブケーシング42内を通って、第2
のゲート40から第2のキャビティ24b 内に流れ込み、こ
の第2のキャビティ24b 内に充填される。この充填終了
後には、第2のバルブ44が図示下降して第2のゲート40
を閉塞する。さらに、第2のキャビティ24b 内で第2の
樹脂P2が固化した後、固定側金型部材21と可動側金型部
材22とを型開するとともに、成形品であるカセットハー
フ11を離型させる。
【0011】一方、単色成形を行う場合には、同じ射出
成形機本体に金型を取り付けたまま、図4および図5に
示すように、始めから、スライドコア23を図示下降させ
て、第1のキャビティ24a と第2のキャビティ24b とを
連続した1つのキャビティ24として形成しておく。そし
て、カセットハーフ11全体を不透明にするときには、図
4に示すように、第2のゲート40を第2のバルブ44によ
り閉塞したままにしておき、第1のバルブ43を図示上昇
させて第1のゲート39を開放し、これに対応する射出成
形機本体の第1のノズルから第1の樹脂P1を射出する。
この第1の樹脂P1は、カセットハーフ11全体の形状をし
たキャビティ24全体に充填され、全体が単色で不透明な
カセットハーフ11が成形される。一方、カセットハーフ
11全体を透明にするときには、図5に示すように、第1
のゲート39を第1のバルブ43により閉塞したままにして
おき、第2のバルブ44を図示上昇させて第2のゲート40
を開放し、これに対応する射出成形機本体の第2のノズ
ルから第2の樹脂P2を射出する。この第2の樹脂P2は、
カセットハーフ11全体の形状をしたキャビティ24全体に
充填され、全体が透明なカセットハーフ11が成形され
る。
【0012】以上のように、前記実施例の構成によれ
ば、金型交換をしたり、金型のサイドゲートを入子によ
り閉塞する作業をしたりすることなく、一つの金型を同
じ二色成形用の射出成形機本体に取り付けたまま、二色
成形も単色成形も行え、複数品種のカセットハーフ11を
成形できる。したがって、複数品種の製造を能率よく、
低コストで行える。しかも、単色成形時には、使用しな
い方のゲート39,40をバルブ43,44により閉塞するの
で、ゲート39,40で異色の樹脂P1,P2の混入が生じるこ
とがなく、良好な品質の製品が得られる。
【0013】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、樹脂の色の組み合わせが黒色と透明と
であったが、もちろん他の組み合わせも可能である。ま
た、成形品がカセットハーフ11であったが、他の成形品
の場合でも、本発明を適用できる。さらに、前記実施例
では、単純な二色成形用金型を例に採って説明したが、
より複雑な二層成形用金型でも、第1のゲートおよび第
2のゲートをともにダイレクトバルブゲートとすること
により、同様の作用効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、第1のキャビティとこ
れに連続する第2のキャビティとを段階的に形成可能
で、二色成形または二層成形ができる金型装置におい
て、射出成形機本体の第1のノズルに連通し第1のキャ
ビティへ開口する第1のゲートと、射出成形機本体の第
2のノズルに連通し第2のキャビティへ開口する第2の
ゲートとは、ともに固定側金型部材から直接キャビティ
へ開口しかつバルブにより開閉されるダイレクトバルブ
ゲートとしたので、一つの金型を同じ射出成形機本体に
取り付けたまま、二色成形も単色成形も、あるいは、二
層成形も単層成形も行え、複数種の製品を成形でき、し
たがって、複数品種の製造を能率よく、低コストで行
え、しかも、単色あるいは単層成形時、使用しないゲー
トを閉塞することにより、良好な品質の製品が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金型装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】同上二色成形における第1の樹脂の充填時の部
分断面図である。
【図3】同上二色成形における第2の樹脂の充填時の部
分断面図である。
【図4】同上第1の樹脂による単色成形時の部分断面図
である。
【図5】同上第2の樹脂による単色成形時の部分断面図
である。
【図6】同上成形されたカセットハーフの斜視図であ
る。
【図7】従来のカセットハーフの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
21 固定側金型部材 22 可動側金型部材 23 スライドコア(副金型部材) 24a 第1のキャビティ 24b 第2のキャビティ 39 第1のゲート 40 第2のゲート 43 第1のバルブ 44 第2のバルブ P1 第1の樹脂(樹脂)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側金型部材と、この固定側金型部材
    に対して開閉自在の可動側金型部材と、これら固定側金
    型部材および可動側金型部材に対して相対的に移動可能
    の副金型部材とを備え、これら金型部材間に第1のキャ
    ビティを形成し、この第1のキャビティ内で固化した樹
    脂および金型部材間に第2のキャビティを形成するとと
    もに、射出成形機本体の第1のノズルに連通し前記第1
    のキャビティへ開口する第1のゲートと、射出成形機本
    体の第2のノズルに連通し前記第2のキャビティへ開口
    する第2のゲートとを有する金型装置において、前記第
    1のゲートと第2のゲートとは、ともに前記固定側金型
    部材から直接キャビティへ開口しかつバルブにより開閉
    されるダイレクトバルブゲートとしたことを特徴とする
    金型装置。
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