JP2725458B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2725458B2
JP2725458B2 JP2414503A JP41450390A JP2725458B2 JP 2725458 B2 JP2725458 B2 JP 2725458B2 JP 2414503 A JP2414503 A JP 2414503A JP 41450390 A JP41450390 A JP 41450390A JP 2725458 B2 JP2725458 B2 JP 2725458B2
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明弘 吉田
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロール状の記録紙を
使用するファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なファクシミリ装置では、
記録紙の残量が少なくなると、記録紙の裏面の隅に赤い
線が現れたり、目盛りが現れるように、これらの赤い線
や目盛りを予め印刷した記録紙ロールが使用され、これ
らの印刷表示により、使用者に紙切れを知らせるように
してる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような紙
切れ予告の表示では、紙切れに気付き難く、不意に紙切
れを起こすことが度々生じている。そのため受信が行え
なくなり、特に不在時などの受信に不便が生じる。
【0004】この発明の目的は、紙切れの予告表示を分
かりやすく行え、不意の紙切れを未然に防止できるファ
クシミリ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この発明のファクシミ
リ装置は、ロール状に巻回された記録紙(10)の繰出
し部に接触してこの記録紙(10)を排出するローラ
(11)を設け、そのローラ(11)の回転数から記録
紙(10)の残り長さを求めて表示するものである。ロ
ーラ(11)の回転数はカウンタ(15)でカウント
し、全長設定手段(16)によって設定する記録紙(1
0)の全長の値と前記カウンタ(15)のカウント値と
から記録紙(10)の残り長さを演算する残り長さ演算
手段(17)を設ける。また、その演算結果を表示する
残り長さ表示手段(18)を設ける。さらに、記録紙
(10)が排出中であることを検出する記録紙検出セン
サ(19)を設け、主制御部(1)は、前記記録紙検出
センサ(19)が記録紙(10)を検出している間だけ
前記カウンタ(15)のカウント動作を行うように制御
する機能を含むものとする。
【0006】
【作用】この構成によると、記録紙(10)の繰出し長
さに応じた量だけカウンタ(15)によるカウント値が
増大する。残り長さ演算手段(17)は、カウンタ(1
5)によるカウント値と全長設定手段(16)によって
予め設定されている記録紙(10)の全長の値とから記
録紙(10)の残り長さを演算する。演算結果は残り長
さ表示手段(18)によって表示され、その表示から使
用者は記録紙(10)が残り少なくなったことを知るこ
とができる。また、前記カウンタ(15)は、記録紙検
出センサ(19)が記録紙(10)を検出している間だ
けカウント動作を行うように主制御部(1)によって制
御されるため、例えばローラ(11)が空回りしている
だけで記録紙(10)が繰り出されていないような場合
にはカウンタ(15)のカウントは行われない。その結
果、記録紙(10)の繰り出し量が正確にカウントされ
る。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。図1はこの実施例のファクシミリ装置の
概念構成を示すブロック図である。図1において、主制
御部1はCPUやROMなどからなり、ROMにはファ
クシミリ装置の全体を制御する制御プログラムおよびデ
ータが書き込まれている。この主制御部1の制御によ
り、モデム2および回線網制御装置(NCU)3を介し
て電話回線4との接続が図られる。操作・表示部5に
は、ダイヤル用のテンキー、送信指令等を入力する機能
キーの他に、相手先電話番号などの表示を行う液晶表示
装置などが設けられている。原稿読取部6はCCDなど
の撮像素子と紙送り装置とで構成されている。記録部7
は受信画像を印字する機能部であり、図2に示すサーマ
ルヘッド8、プラテンローラ9、およびロール状に巻回
された記録紙10を繰り出すローラ11などによって構
成されている。記録紙10はハウジング13の記録紙収
納凹部14に落とし込んだ状態で装填され、上記ローラ
11と受けローラ12とに挟まれて繰り出される。
【0008】このような基本構成のファクシミリ装置に
おいて、図1に示すようにカウンタ15と、全長設定手
段16と、残り長さ演算手段17と、残り長さ表示手段
18と、記録紙検出センサ19とが設けられている。カ
ウンタ15は、記録紙10を繰り出すローラ11の回転
数をカウントする手段である。全長設定手段16は、使
用者によって入力される記録紙10の全長データを保持
しておくための記憶手段であり、例えばバッテリバック
アップされたRAMによって構成される。全長データの
入力手段としては、操作・表示部5におけるテンキーが
共用される。残り長さ演算手段17は、カウンタ15に
よってカウントされるローラ11の回転数と全長設定手
段16における全長設定値とに基づき、記録紙10の残
り長さを演算する手段であり、全長設定値をA、ローラ
11の回転数をN、ローラ11の半径をrとすると、記
録紙10の残り長さLは次式
【0009】 L=A−2π×r×N ……(1)
【0010】によって求められる。残り長さ表示手段1
8は、残り長さ演算手段17によって演算された記録紙
10の残り長さを表示する手段であり、ここでは操作・
表示部5における前述した液晶表示装置がこの機能を担
う。また、残り長さの表示指令は、ここでは操作・表示
部5における1つの機能キーによる入力操作によって行
うようにされるが、カウンタ15によるローラ11の回
転数のカウント値が予め定めた値に達すると自動的に表
示を行うようにしてもよい。
【0011】図2に示すように、記録紙検出センサ19
は発光素子19aと受光素子19bとからなり、記録紙
カッター20よりも記録紙排出部21に近い位置に設け
られ、排出される記録紙10がこの記録紙検出センサ1
9の光路を遮るときの受光量の変化から記録紙10が排
出中であることを検出する。また、前記カウンタ15
は、記録紙検出センサ19が記録紙10を検出している
間だけカウント動作を行うように主制御部1によって制
御される。したがって、例えばローラ11が空回りして
いるだけで記録紙10が繰り出されていないような場合
にはカウンタ15のカウントは行われず、その結果、記
録紙10の繰り出し量が正確にカウントされる。
【0012】図3は上記ファクシミリ装置における印字
動作を示すフローチャートである。このフローチャート
を参照して、以下にその動作を説明する。待機状態にお
いて(S1)、受信または複写が開始されると(S
2)、ローラ11が回転して記録紙10が繰り出され
る。このローラ11の回転数はカウンタ15によってカ
ウントされ(S3)、さらにそのカウント値と全長設定
手段16に予め書き込まれている記録紙10の全長デー
タとに基づき、前記式 (1)の演算が残り長さ演算手段1
7によって行われ、記録紙10の残り長さが求められる
(S4)。残り長さを表示すべき旨の指令が操作・表示
部5の機能キーによる操作で入力された場合(S5)、
上記演算結果が残り長さ表示手段18によって表示され
る(S6)。その表示から、使用者は記録紙10が現在
どれだけの長さ残っているかを知ることができる。
【0013】なお、前記実施例では、記録紙10を繰り
出すローラ11に専用の駆動ローラを用いたが、プラテ
ンローラ9を繰り出し用の駆動ローラに兼用しても良
い。全長設定手段16は、ROM等に一定値を記憶した
ものとし、調整が必要な場合はカウンタ15で調整する
ようにしても良い。さらに、カウンタ15に全長設定手
段16を設けても良い。
【0014】
【発明の効果】この発明のファクシミリ装置は、ロール
状に巻回された記録紙の繰出し部に接触してこの記録紙
を排出するローラの回転数をカウンタでカウントし、全
長設定手段によって設定する記録紙の全長の値と前記カ
ウンタのカウント値とから記録紙の残り長さを残り長さ
演算手段によって演算し、その演算結果を残り長さ表示
手段で表示するように構成したので、その表示から使用
者は記録紙が残り少なくなったことを知ることができ
る。しかも、前記カウンタは、記録紙検出センサが記録
紙を検出している間だけカウント動作を行うように主制
御部によって制御されるため、例えばローラが空回りし
ているだけで記録紙が繰り出されていないような場合に
はカウンタのカウントは行われず、その結果、記録紙の
繰り出し量が正確にカウントされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるファクシミリ装置の
概念構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のファクシミリ装置の記録部の構成を示
す概略断面図である。
【図3】実施例のファクシミリ装置における記録時の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、7…記録部、10…記録紙、11…ロー
ラ、15…カウンタ、16…全長設定手段、17…残り
長さ演算手段、18…残り長さ表示手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻回された記録紙の繰出し部
    に接触してこの記録紙を排出するローラと、この排出さ
    れる記録紙に印字する印字装置と、前記ローラの回転数
    をカウントするカウンタと、記録紙の全長を設定する全
    長設定手段と、この手段の全長設定値と前記カウンタの
    カウント値とから記録紙の残り長さを演算する残り長さ
    演算手段と、この手段の演算結果を表示する残り長さ表
    示手段と、記録紙が排出中であることを検出する記録紙
    検出センサと、この記録紙検出センサが記録紙を検出し
    ている間だけ前記カウンタのカウント動作を行うように
    制御する機能を含む主制御部とを具備したファクシミリ
    装置。
JP2414503A 1990-12-25 1990-12-25 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2725458B2 (ja)

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JPH04223961A JPH04223961A (ja) 1992-08-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63300061A (ja) * 1987-05-29 1988-12-07 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 記録紙残量検知装置
JPH0233049A (ja) * 1988-07-22 1990-02-02 Nec Corp ファクシミリ装置

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