JP2725253B2 - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子楽器の鍵盤装置に係わり、特に演奏時に
ピアノに類似したタッチ感を発生することのできる電子
楽器の鍵盤装置に関する。 [従来の技術] 一般に、電子楽器の鍵盤装置では鍵操作によりキース
イッチを開閉するのみなので、演奏者は鍵を回動させる
のに必要な力とキースイッチを閉成させるのに必要な力
との合計力を鍵に付与すれば楽音を発生させることがで
きる。これに対してピアノの鍵盤にあっては、押鍵に基
づき打弦用のハンマを駆動しなければならないので、鍵
に加わる負荷が大きく、演奏者は上記電子楽器の鍵盤装
置に比べて鍵操作を重く感じていた。ところが、電子楽
器がピアノで発生される楽音に近似した楽音を発生でき
るようになると、電子楽器の鍵盤装置にもピアノの鍵盤
と同一のタッチ感が求められるようになってきた。 かかる要望に基づく従来の電子楽器の鍵盤装置として
は、例えば特開昭57−147691号公報に開示されているも
のが知られており、この特開昭57−147691号公報に開示
されている鍵盤装置を従来例としてまず説明する。第7
図は上記公開公報に開示されている鍵盤装置の作動原理
を示すモデル図であり、図中1は鍵を、3はハンマをそ
れぞれ示している。鍵1は支点5を中心に矢印A方向に
回動可能であり、回動時には力点7においてハンマ3に
接触して鍵1からハンマ3に力F′が伝達される。一
方、ハンマ3は支点9を中心に揺動可能であり、ハンマ
3の重量Wの重心11は支点9から見て力点7の反対側に
ある。したがって、支点5の先端13に力Fを加えると、
鍵1は矢印A方向に回動し、力Fに基づく力F′が鍵1
からハンマ3に力点7において伝達される。その結果、
ハンマ3は支点9を中心に揺動し、重心11は支点9を中
心に矢印B方向に回動する。このように押鍵時にはハン
マの重量Wに起因する力Fを必要としており、この力F
に基づき演奏者はピアノの鍵操作に近似したタッチ感を
得ることができる。 しかしながら、上記特開昭57−147691号公報に開示さ
れている鍵盤装置ではハンマ3の重心が鍵1に接近する
方向に回動するので、鍵1とハンマ3との衝突を避ける
には支点9を鍵1の回動範囲からはもとよりハンマ3の
回動範囲からも外さなければならず、鍵1とハンマ3と
の間隔が大きくなり、鍵盤装置が大型化するという欠点
があった。そこで、鍵盤装置の薄型化を目的として本願
出願人は昭和61年10月6日付の特許出願でハンマの重心
を鍵と同一方向に回動するさせることにより鍵とハンマ
との間隔を少なくできるようにし、もって薄型化の可能
な電子楽器の鍵盤装置を提供した。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、昭和61年10月6日付の特許出願で提供
した鍵盤装置はハンマの重心を鍵と同一方向に回動させ
なければならないので、鍵盤装置の設計に当たり鍵をフ
レーム上に配置するとハンマはフレームを横切って移動
できるようにしなければならない。したがって、昭和61
年10月6日付の特許出願で提供した鍵盤装置の実現に際
してはフレームにハンマの通過用空間を形成して上記要
請に対処しなければならない。ところが、ハンマは厳密
に一定の軌道上を回動するわけではなく、振動、その他
のが威力により軌道の揺らぎが生じるので、回動の際フ
レームに接触する恐れがあり、不所望の衝撃を防止する
ためガイドを設ける必要がある。また、ハンマにはその
回動を許容するための軸受部、鍵からハンマへの力の伝
達部、キースイッチ回路を開閉するアクチュエータ部、
ハンマの回動終了点における衝撃を緩和するためのスト
ッパ部、ハンマに復帰特性を付与するためのばねの受部
および組立時に上記通過用空間への挿入を案内する挿入
導部を形成する必要がある。ところが、上記ガイド、軸
受部、伝達部、アクチュエータ部、ストッパ部、ばね受
部および挿入導部をそれぞれ別個に形成し、これらをハ
ンマに順次取り付けるようにすると、部品点数が著しく
増加し、しかも多数の組立工程を必要とするので、ハン
マの製造原価が高くなり、多数の鍵で構成される鍵盤装
置の原価が上昇するという問題点があった。 それで本発明は上記問題点に鑑み、ハンマの製造原価
の低下を図ることを目的としている。 [問題点を解決するための手段] 本願第1発明は、鍵支持部材に回動自在に支持され押
鍵時に一方向に回動する鍵と、押鍵時に上記鍵から力の
伝達を受けて回動し回動時に上記鍵支持部材を横切り、
かつキースイッチを駆動する質量体と、質量体の回動範
囲を規制するストッパ体とを有する電子楽器の鍵盤装置
において、上記質量体に回動支点部と上記鍵から伝達さ
れる力を受けるアクチュエータ部と上記キースイッチの
駆動部と上記ストッパ体に当接するストッパ部と上記鍵
支持部材を横切って回動する際に該鍵支持部材と摺接可
能なガイド部とを設け、これら回動支点部とアクチュエ
ータ部と駆動部とストッパ部とガイド部とを所定形状の
金属体の外側に樹脂を被着して形成したことを特徴とし
ている。 上記本願第1発明に牽連する本願第2発明は、鍵支持
部材に回動自在に支持され押鍵時に一方向に回動する鍵
と、押鍵時に上記鍵から力の伝達を受けて該鍵に連動し
て回動し回動時にキースイッチを駆動する質量体と、該
質量体に圧接し質量体に復帰特性を付与する弾性体と、
質量体の回動範囲を規制するストッパ体とを有する電子
楽器の鍵盤装置において、上記質量体に回動支点部と上
記鍵から伝達される力を受けるアクチュエータ部と上記
キースイッチの駆動部と上記ストッパ体に当接するスト
ッパ部と上記弾性体が係止される受部とを設け、上記各
部のうち少なくとも回動支点部とアクチュエータ部と駆
動部と受部とを所定形状の金属体の外側に樹脂を被着し
て形成したことを特徴としている。 また、本願第1発明に牽連する第3発明は、鍵支持部
材に回動自在に支持され押鍵時に一方向に回動する鍵
と、押鍵時に上記鍵から力の伝達を受けて該鍵に連動し
て回動し回動時に上記鍵支持部材に形成された空間を横
切り、かつキースイッチを駆動する質量体と、質量体の
回動範囲を規制するストッパ体とを有する電子楽器の鍵
盤装置において、上記質量体に回動支点部と上記鍵から
伝達される力を受けるアクチュエータ部と上記キースイ
ッチの駆動部と上記ストッパ体に当接するストッパ部と
組立時に上記空間への挿入を案内する挿入導部とを設
け、これら回動支点部とアクチュエータ部と駆動部とス
トッパ部と挿入導部とを所定形状の金属体の外側に樹脂
を被着して形成したことを特徴としている。 [作用及び効果] 以下、本願第1発明乃至第3発明の作用と効果とを説
明する。 本願第1発明に係る電子楽器の鍵盤装置にあって質量
体は以下のようにして製造される。まず、所定形状の金
属体を準備する。そして、この金属体の外側に樹脂を被
着することにより、回動支点部と、アクチュエータ部
と、駆動部と、ストッパ部と、ガイド部とを形成する。
この樹脂による被着形成は、例えばアウトサート加工の
ような単一工程で行うことができる。したがって、個々
の部品を別個に形成し、その後、これらの部品を金属体
に組み付ける場合に比べて質量体の製造工程を著しく減
少させることができる。また、多数の部品を予め準備し
たり、その管理を行う必要がなくなる。その結果、質量
体の製造原価を低下させることができる。また、この質
量体を多数必要とする鍵盤装置の原価も大幅に低下させ
ることができる。 同様に、本願第2発明に係る電子楽器の鍵盤装置にあ
っても、その質量体は、回動支点部、アクチュエータ
部、駆動部、ストッパ部、受部を単一工程で形成するこ
とができる。また、本願第3発明に係る電子楽器の鍵盤
装置にあっても、その質量体は、回動支点部、アクチュ
エータ部、駆動部、ストッパ部、挿入導部を単一工程で
形成することができる。よって、いずれも、上記本願第
1発明と同様に質量体の製造原価の低減、ひいては鍵盤
装置の製造原価の低減を達成することができる。 [実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。 第1図は第1実施例を示す正面図であり、21はハンマ
(質量体)を示している。このハンマ21は鈎形の金属体
23の中間部に軟質の樹脂を被着させてストッパ部25を形
成し、金属体23の後端部にはストッパ部25と同質の樹脂
でアクチュエータ部27と後述するキースイッチの駆動部
29と支点部31とが一体形成されている。上記アクチュエ
ータ部27は後述する鍵に係合して鍵から押鍵による力の
伝達を受ける。これに対してキースイッチの駆動部29
は、ハンマ21が押鍵時に鍵とともに回動するとハンマ21
の下方に設けられている後述するキースイッチ回路を閉
成させ送鍵の検出に用いられる。一方、支点部31は後述
するフレーム(鍵支持部材)に設けられた支点軸に接触
して押鍵時に該支点軸上を滑動し、ハンマ21の円滑な回
動に資する。上記アクチュエータ部27とキースイッチの
駆動部29と支点部31とは上記ストッパ部25とともにアウ
トサート加工により成形される。したがって、成形時に
は金属体23を型内に載置した後に溶融した樹脂を型内に
注入すればよく、それぞれ異なる機能の複数部品を同時
に形成し、かつ金属体23の所定位置に固定することがで
きる。その結果、ハンマ21の製造原価は低下し、かかる
安価なハンマ21を多数使用する鍵盤装置の製造原価も大
幅に低下することになる。なお、ハンマ21には上記各部
とともに平板ばね33の受部35が金属体23の後端にネジ37
で固定されており、この平板ばね33が撓んで押鍵完了後
にハンマ21と鍵とに復帰特性を付与する。 第2図は本願第2実施例を示す正面図であり、第2図
中第1実施例の構成に対応する構成には同一符号を付
し、簡便のために詳細な説明は省略する。本願第2実施
例はハンマのガイド部43をストッパ部25と一体的にアウ
トサート加工したものであり、このガイド部43はハンマ
41の回動時にフレーム45との接触による抵抗の増加を防
止するものである。すなわち、ハンマ41の支点部31はハ
ンマ41後部下端に形成されているので、ハンマ41の後端
部はフレーム45の上面上方で回動する。押鍵時にこのハ
ンマ41は鍵と同一方向に回動するので、鍵とハンマ41と
の間隔を可及的に狭くし鍵盤装置の薄型化を図るにはハ
ンマ41の前端部をフレーム45の裏面に位置させることが
必要である。そこで、本実施例ではフレーム45にスリッ
ト47を形成してハンマ41の中間部をしてこのスリット47
を通過せしめている。スリット47の幅はハンマ41の幅よ
り大きいので、ハンマ41が一定の軌道上を回動する以上
フレーム45に接触することはない。しかしながら、ハン
マ41は回動時に必ずしも一定の軌道を通るわけではな
く、振動、その他の原因によりその幅方向に軌道が変化
する。かかる軌道の変化によりハンマ41がフレーム45に
接触してもフレーム45は金属体23に直接接触することが
なく、軟質の樹脂で成形されたガイド部43に接触するの
で、摩擦による抵抗値は小さく、鍵のタッチ感およびそ
の復帰特性にほとんど変化を生じさせることがない。し
たがって、第2実施例はハンマ41の製造原価の低下と共
に鍵のタッチ感と復帰特性の設定を容易にするという利
点を有する。 第3図は第3実施例を示す正面図であり、本実施例の
場合も第1実施例に対応する構成には同一符号のみ付し
て簡略のために詳細な説明は省略する。本実施例は平板
ばね33の受部53をアクチュエータ部27とキースイッチの
駆動部29と支点部31とともにアウトサート加工により一
体形成したものであり、押鍵完了後に平板ばね33により
付加される弾性力が受部53に作用し、該弾性力に起因す
るモーメントを受けてハンマ51は原位置に復帰する。本
実施例の場合、支点部31と受部53とが一体形成されてい
るので、上記弾性力とハンマ51の支点との距離を正確に
定めることができ、鍵の復帰特性を所望の特性に設定し
易い。したがって、第3実施例はハンマ51の製造原価の
低下と共に鍵の復帰特性の正確な設定を可能にするとい
う利点を有する。 第4図は第4実施例を示す正面図であり、本実施例の
場合も第1実施例の構成に対応する部分には同一符号の
み付して詳細な説明は省略する。本実施例の場合は、第
1実施例の構成に加えてハンマの挿入導部63をアウトサ
ート加工によりストッパ部25等と同時的に金属体23の先
端に形成した点に特徴がある。すでに第2実施例に関し
て説明したようにハンマ61はフレーム65の表面から裏面
にかけて延在しなければならないが、そのためにハンマ
61の組立時にはその先端をスリット67を通過させなけれ
ばならない。とろこが、スリット67の幅とハンマ61の幅
との差はそれほど大きくないので、組立時にハンマ61を
スリット67に挿入しにくい。しかしながら、本実施例で
は軟質の樹脂で成形された挿入導部63が形成されている
ので、ハンマ61をスリット67に挿入する際に挿入導部が
スリット67を画成するフレーム65上を滑動し、挿入を容
易にする。したがって、第4実施例はハンマ61の製造原
価を低下させることができるという利点に加えて鍵盤装
置の組立を容易にするという利点も有する。 第5図は第5実施例を示す正面図である。本実施例に
係わるハンマ71は上記第4実施例と同様に挿入導部73を
有しているが、第5実施例の挿入導部73はストッパ部25
およびガイド部75とともに一体形成されており、ガイド
部75は第2実施例のガイド部43と同一の機能を有してい
る。本実施例に係わるハンマ71はアクチュエータ部27と
駆動部29と支点部31と一体的に成形された受部77を有し
ており、この受部77は第3実施例の受部53と同一の機能
を有している。これらの挿入導部73とストッパ部25とガ
イド部75とアクチュエータ27と駆動部29と支点部31と受
部77とはアウトサート加工により同時的に成形されるの
で、ハンマ71の製造原価をさらに低下できると共に、上
記第2と第3の各実施例の利点を全て有している。 最後に、第5実施例に係わるハンマ71を備えた鍵盤装
置の作用を第6図乃至第7図を参照して説明する。 離鍵状態では第6図に示されているように平板ばね33
の弾性力により白鍵79とハンマ71とは原位置に復帰した
状態となっており、キースイッチの駆動部29は白鍵79に
対応するキースイッチ回路81をオフさせている。 ここで、演奏者が白鍵79を押圧すると、白鍵79は鍵支
点軸83の回りを回動する。白鍵79のカム面85はハンマ駆
動用のアクチュエータ27に接触しているので、白鍵79に
付与された押圧力はてこの原理により倍力されてカム面
85からハンマ駆動用のアクチュエータ27を介してハンマ
71に伝達される。その結果、ハンマ71はハンマ支点軸87
の回りを回動する。したがって、演奏者は押鍵により約
50グラムのハンマ71を回動させなければならず、このハ
ンマ71に所定の運動エネルギを付与するのに必要な仕事
量がタッチ感として演奏者に体感される。ハンマ71の回
動にともない平板ばね33は狭圧されて撓みが増加する
が、平板ばね33は装着時にすでに座屈変形しているの
で、平板ばね33により発生する反発力は押鍵の過程を通
してほとんど変化せず、ごく僅かな平板ばね33の反発力
が一様に演奏者に体感されるだけである。キースイッチ
回路81がスイッチ用アクチュエータ29により押圧される
と、キースイッチ回路81はオンする。やがて白鍵79が下
限に達すると、ハンマ71はダンパ89に当接してそれぞれ
の運動エネルギがダンパ89の弾性変形により吸収され
る。この後、白鍵79に付与していた力を除去すると、白
鍵79とハンマ71とは平板ばね33に蓄えられていた弾性歪
エネルギにより復帰特性が付与され、原位置に復帰する
とともに、キースイッチ回路81も再びオフになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、第1実施例に係わるハンマを示す正面図、 第2図は、第2実施例に係わるハンマを示す正面図、 第3図は、第3実施例に係わるハンマを示す正面図、 第4図は、第4実施例に係わるハンマを示す正面図、 第5図は、第5実施例に係わるハンマを示す正面図、 第6図は、第5実施例の離鍵状態を示す断面図、 第7図は、第5実施例の押鍵状態を示す断面図、 第8図は従来例の原理を示すモデル図である。 21、41、 51、61、71……ハンマ(質量体) 23……金属体、 25……ストッパ部、 27……アクチュエータ部、 29……駆動部、 31……支点部(回動支点部)、 33……弾性体(平板ばね)、 43、75……ガイド部、 45……フレーム(鍵支持部材)、 47……スリット、 53、77……受部、 79……鍵(白鍵)、 89……ストッパ体(ダンパ)。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.鍵支持部材に回動自在に支持され押鍵時に一方向に
    回動する鍵と、 押鍵時に上記鍵から力の伝達を受けて該鍵に連動して回
    動し回動時に上記鍵支持部材を横切り、かつキースイッ
    チを駆動する質量体と、 質量体の回動範囲を規制するストッパ体とを有する電子
    楽器の鍵盤装置において、 上記質量体に回動支点部と上記鍵から伝達される力を受
    けるアクチュエータ部と上記キースイッチの駆動部と上
    記ストッパ体に当接するストッパ部と上記鍵支持部材を
    横切って回動する際に該鍵支持部材と摺接可能なガイド
    部とを設け、 これら回動支点部とアクチュエータ部と駆動部とストッ
    パ部とガイド部とを所定形状の金属体の外側に樹脂を被
    着して形成したことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。 2.鍵支持部材に回動自在に支持され押鍵時に一方向に
    回動する鍵と、 押鍵時に上記鍵から力の伝達を受けて該鍵に連動して回
    動し回動時にキースイッチを駆動する質量体と、 該質量体に圧接し質量体に復帰特性を付与する弾性体
    と、 質量体の回動範囲を規制するストッパ体とを有する電子
    楽器の鍵盤装置において、 上記質量体に回動支点部と上記鍵から伝達される力を受
    けるアクチュエータ部と上記キースイッチの駆動部と上
    記ストッパ体に当接するストッパ部と上記弾性体が係止
    される受部とを設け、 上記各部のうち少なくとも回動支点部とアクチュエータ
    部と駆動部と受部とを所定形状の金属体の外側に樹脂を
    被着して形成したことを特徴とする電子楽器の鍵盤装
    置。 3.鍵支持部材に回動自在に支持され押鍵時に一方向に
    回動する鍵と、 押鍵時に上記鍵から力の伝達を受けて該鍵に連動して回
    動し回動時に上記鍵支持部材に形成された空間を横切
    り、かつキースイッチを駆動する質量体と、 質量体の回動範囲を規制するストッパ体とを有する電子
    楽器の鍵盤装置において、 上記質量体に回動支点部と上記鍵から伝達される力を受
    けるアクチュエータ部と上記キースイッチの駆動部と上
    記ストッパ体に当接するストッパ部と組立時に上記空間
    への挿入を案内する挿入導部とを設け、 これら回動支点部とアクチュエータ部と駆動部とストッ
    パ部と挿入導部とを所定形状の金属体の外側に樹脂を被
    着して形成したことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
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