JP2725202B2 - 自動車のフューエルポンプの取付構造 - Google Patents

自動車のフューエルポンプの取付構造

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JP2725202B2
JP2725202B2 JP1123849A JP12384989A JP2725202B2 JP 2725202 B2 JP2725202 B2 JP 2725202B2 JP 1123849 A JP1123849 A JP 1123849A JP 12384989 A JP12384989 A JP 12384989A JP 2725202 B2 JP2725202 B2 JP 2725202B2
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fuel pump
battery box
bracket
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fixed
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隆次 楫
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は自動車のフューエルポンプの取付構造に関す
る。
b. 従来の技術 フューエルタンクから気化器側へ燃料を圧送するフュ
ーエルポンプは、通常フレーム等の車体に直接取付けら
れる。しかし、フューエルポンプは燃料の圧送に脈動を
伴なうため、フューエルポンプを直接フロア下面に取付
けたのでは、振動がフロアから車室側に伝わって乗員に
不快感を与えることになる。この対策として、フューエ
ルポンプ取付部にゴムマウント方式を取り入れた場合、
部品点数の増加によるコスト高となる。
そこで、リヤサスペンション取付用サブフレームに燃
料ポンプ支持部を設け、この燃料ポンプ支持部に燃料ポ
ンプを取付けるようにした先行技術(実公昭63−3847号
公報)が知られている。
また、リヤシートクロスメンバとリヤサイドメンバと
でなる隅角部を跨いでポンプブラケットを設け、このポ
ンプブラケットにフューエルポンプを取付けるようにし
た先行技術(実公昭59−31456号公報)が知られてい
る。
c. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、前者の先行技術によると、リヤサスペ
ンション取付用サブフレームに燃料ポンプ支持部を熔接
により取付けるので燃料ポンプ支持部の取付け強度が不
充分となる。また、燃料ポンプ支持部を別途製造する必
要があるので、コストアップとなる。
一方、後者の先行技術によると、リヤサイドメンバに
ポンプブラケットを取付けるので取付作業が煩雑とな
る。
本発明は上記課題を解決し、簡単な構成で、フューエ
ルポンプを強固に据え付けることができる自動車のフュ
ーエルポンプの取付構造を提供することを目的とする。
d. 課題を解決するための手段 上記課題は、フレームに固定されたバッテリーボック
スと、上記バッテリーボックスに固定されたフューエル
ポンプブラケットを用いてフューエルポンプを取り付け
る自動車のフューエルポンプの取付構造において、 上記バッテリーボックスが、フューエルポンプブラケ
ットが固定されている背部とその背部の両側に続いてい
る前部および側部からなる略コ字形の枠体と、底部から
成ることと、 上記フューエルポンプブラケットが、フューエルポン
プを配置するための切欠部を有するプレートと、上記バ
ッテリーボックスに固定される背部を有することと、 上記フューエルポンプブラケットの上記背部が、上記
バッテリーボックスの上記背部の略中央部に配置されて
いることと、 上記フューエルポンプがゴムスペーサを介して上記フ
ューエルポンプブラケットの上記プレートに固定されて
いることを特徴とするフューエルポンプの取付構造によ
って解決された。
e. 作用 バッテリーボックスにフューエルポンプブラケットを
装着し、このフューエルポンプブラケットにフューエル
ポンプを取付ける。バッテリーボックスはフレームに固
定し、バッテリーを据え付ける。
f. 実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図および第2図において、1は自動車の車体2を
支持するフレームである。3は該フレーム1に装着され
たバッテリーであり、このバッテリー3にフューエルポ
ンプ4が取付けられている。
フューエルポンプ4の取付け構造を第3図ないし第5
図(a)(b)(c)により説明すると、バッテリー3
はバッテリーボックス5に収納されており、バッテリー
バックス5はバッテリーボックスステー6を介してフレ
ーム1にネジ7で固定されている。
バッテリーボックス5は第4図(a)(b)(c)の
ように、取付穴8を形成した背部9と、−側にバッテリ
ーボックスステー6を装着した前部および側部からなる
枠体10と、中央に開口穴11を形成した底部12とで構成さ
れている。バッテリーボックス5は枠体10内にバッテリ
ー3を収納してバッテリーボックスステー6をフレーム
1に当接させてねじ止めしてある。
フューエルポンプ4はバッテリーボックス5の背部9
の裏面にフューエルポンプブラケット13を熔接し、この
フューエルポンプブラケット13にゴムスペーサ14を介在
させてボルト15で固定されている。
フューエルポンプブラケット13は第5図(a)(b)
(c)のように、取付穴16を穿設した背部17と、この背
部17から後方に突出したプレート18で構成されており、
プレート18の後部に凹状の切欠部19が設けられている。
プレート18の切欠部19の両側にはボルト15を通すボルト
穴20が設けられている。
上記構成によると、バッテリーボックス5の背部9に
予めフューエルポンプブラケット13を熔接し、これにフ
ューエルポンプ4を取付けておく。そして、バッテリー
ボックス5をフレーム1に固定してフューエルポンプ4
を車体2に据え付ける。
g. 発明の効果 以上述べたように本発明による自動車のフューエルポ
ンプの取付構造によれば、フレームに装着されたバッテ
リーボックスにフューエルポンプを取付けるので、バッ
テリーの重量によりフューエルポンプの振動を抑制で
き、かつ直接フレームに振動が伝わらないので、乗員に
不快感を与えることがない。また、フューエルポンプは
予めバッテリーボックスに取付けておくことができるの
で取付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明による自動車のフューエル
ポンプの取付構造の一実施例を示し、第1図は側面図、
第2図は一部を切欠いた斜視図、第3図は第2図の部分
拡大図である。第4図(a)(b)(c)は第3図のバ
ッテリーボックスを示し、(a)は正面図、(b)は
(a)の右側面図、(c)は(a)の平面図である。第
5図(a)(b)(c)は第3図のフューエルポンプブ
ラケットを示し、(a)は正面図、(b)は(a)の右
側面図、(c)は(a)の底面図である。 1……フレーム、2……車体、 3……バッテリー、4……フューエルポンプ、 5……バッテリーボックス、 13……フューエルポンプブラケット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに固定されたバッテリーボックス
    と、上記バッテリーボックスに固定されたフューエルポ
    ンプブラケットを用いてフューエルポンプを取付ける自
    動車のフューエルポンプの取付構造において、 上記バッテリーボックス(5)が、フューエルポンプブ
    ラケット(13)が固定されている背部(9)とその背部
    (9)の両側に続いている前部および側部からなる略コ
    字形の枠体(10)と、底部(12)から成ることと、 上記フューエルポンプブラケット(13)が、フューエル
    ポンプを配置するための切欠部(19)を有するプレート
    (18)と、上記バッテリーボックス(5)に固定される
    背部(17)を有することと、 上記フューエルポンプブラケット(13)の上記背部(1
    7)が、上記バッテリーボックス(5)の上記背部
    (9)の略中央部に配置されていることと、 上記フューエルポンプがゴムスペーサ(14)を介して上
    記フューエルポンプブラケット(13)の上記プレート
    (18)に固定されていることを特徴とするフューエルポ
    ンプの取付構造。
JP1123849A 1989-05-17 1989-05-17 自動車のフューエルポンプの取付構造 Expired - Lifetime JP2725202B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59173757U (ja) * 1983-05-06 1984-11-20 セイレイ工業株式会社 バツクホ−のフユエルストレ−ナ−取付構造

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JPH02303931A (ja) 1990-12-17

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