JP2725051B2 - 小形掘削機 - Google Patents

小形掘削機

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JP2725051B2
JP2725051B2 JP11164289A JP11164289A JP2725051B2 JP 2725051 B2 JP2725051 B2 JP 2725051B2 JP 11164289 A JP11164289 A JP 11164289A JP 11164289 A JP11164289 A JP 11164289A JP 2725051 B2 JP2725051 B2 JP 2725051B2
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JP
Japan
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link mechanism
small excavator
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work
operating
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英和 笠
隆司 築穴
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Yutani Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、小規模作業用小形掘削機の構造に関す
る。
従来の技術 第6図は、従来技術小形掘削機の側面図である。図に
おいて、1は小形掘削機の機体、2は機体1の走行機構
部、3は運転用操作レバー、4は作業アタッチメント、
5は作業アタッチメント4の先端部に取付けたバケット
である。
次に、従来技術小形掘削機の構成および機能を第6図
について述べる。機体1のフロント部に作業アタッチメ
ント4を装着し、運転者が機体1の周辺側から操作を行
うようにしている。それで運転者が操作レバー3を操作
することにより、小形掘削機は走行作動,小規模の掘削
作業を行うことができる。
この発明の解決しようとする課題 小形掘削機は、小規模掘削作業を行うときにスコップ
代わりに使用される。そのために、小形掘削機にはカウ
ンタウエイトなどの装備がそなえられていない。したが
って掘削作業時に、前後(たて)方向の負荷が機体に作
用すると、バランスが悪くて作業を不安定なものとして
いた。
この発明は上記の不安定なバランスを解消するため
に、運転者の体重を機体のカウンタウエイトに使用でき
るスタビライザ板,腰掛けをそなえることができ、しか
もそれに付随してドーザ作業もできるような小形掘削機
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの発明の手段
は、 (1)イ.機体の後部下辺にリンク機構を設け、そのリ
ンク機構先端部に作業具取付用ブラケット部材を具備せ
しめ、かつ上記リンク機構を油圧シリンダにより昇降回
動可能に形成し、 ロ.さらに、上記ブラケット部材にスタビライザ板を装
着し、そのスタビライザ板を下降して地面に当接させた
とき機体に対してアウトリガ機能をはたらかせるととも
に、 ハ.上記スタビライザ板の上面側に運転者が直立状態に
搭乗したときその体重をカウンタウエイト代わりとする
ように構成した。
(2)イ.前記作業具取付用ブラケット部材に排土板を
装着し、前記リンク機構作動用油圧シリンダノ操作によ
り、ドーザ作業を行うように構成した。
(3)イ.前記作業具取付用ブラケット部材に腰掛け部
材を装着し、前記リンク機構作動用油圧シリンダの操作
により腰掛け部材の高さ位置を調整可能とするととも
に、 ロ.上記腰掛け部材に運転者が着座したときその体重を
機体のカウンタウエイト代わりとするように構成した。
作用 (1)イ.リンク機構先端部に装着したスタビライザ板
を下降して地面に当接させることにより、上記スタビラ
イザ板は機体に対してアウトリガのはたらきをする。
ロ.上記イ項におけるスタビライザ板の上面側に運転者
が直立状態に搭乗することにより、雲転者の体重を機体
のカウンタウエイト代わりに使用できる。
(2)イ.前記作業具取付用ブラケット部材に排土板を
装着することにより、ドーザ作業を行うことができる。
(3)イ.前記作業具取付用ブラケット部材に装着した
腰掛け部材の高さ位置を、前記油圧シリンダの操作によ
り調整できる。
ロ.上記イ項における腰掛け部材に運転者が着座するこ
とにより、運転者の体重を機体のカウンタウエイト代わ
りに使用できる。
実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
(1)第1図は、この発明にかかる請求項第1項の小形
掘削機を示す側面図である。図において、6は小形掘削
機の機体、7はリンク機構のうちの平行リンク機構7の
基端部側ブラケット、9は平行リンク、10は平行リンク
機構7の先端部に具備した作業具取付用ブラケット部
材、11はスタビライザ板、12は機体6に固定して設けた
油圧シリンダ13枢支用ブラケットである。第2図は、第
1図のAより見た後面図である。
次に、この発明にかかる請求項第1項の小形掘削機の
構成および作用機能を第1図および第2図につて述べ
る。機体6の後部下辺に平行リンク機構7を設け、その
平行リンク機構7先端部に作業具取付用ブラケット部材
10を具備せしめ、かつ上記リンク機構7を油圧シリンダ
13により昇降回動可能に形成した。そしてさらに、上記
ブラケット部材10にスタビライザ板11を装着して構成し
た。したがって、上記スタビライザ板11を油圧シリンダ
13の操作によって下降し、そのスタビライザ板11の下面
側を地面に当接させることにより、スタビライザ板11は
機体6に対してアウトリガのはたらきをする。そして、
上記スタビライザ板11の上面側に運転者が直立状態に搭
乗することにより、運転者の体重を機体6のカウンタウ
エイト代わりに使用できる。
(2)第3図は、この発明にかかる請求項第2項の小形
掘削機を示す側面図である。図において、14は排土板で
ある。第4図は、第3図のBより見た後面図である。
次に、この発明にかかる請求項第2項の小形掘削機の
構成および作用機能を第3図および第4図について述べ
る。前記作業具取付用ブラケット部材10に、排土板14を
装着して構成した。したがって、前記リンク機構7作動
用油圧シリンダ13を操作することにより、小形掘削機に
てドーザ作業を行うことができる。
(3)第5図は、この発明にかかる請求項第3項の小形
掘削機を示す側面図である。図において、15は腰掛け部
材である。
次に、この発明にかかる請求項第3項の小形掘削機の
構成および作用機能を第5図について述べる。前記作業
具取付用ブラケット部材10に、腰掛け部材15を装着して
構成した。したがって、前記リンク機構7作動用油圧シ
リンダ13を操作することにより、腰掛け部材15の高さh
を調整することができる。そして、上記腰掛け部材15に
運転者が着座したとき、運転者の体重を機体6のカウン
タウエイト代わりに使用できる。
発明の効果 小形掘削機は、小規模掘削作業を行うときにスコップ
代わりに使用される。そのために、小形掘削機にはカウ
ンタウエイトなどの装備がそなえられていない。したが
って掘削作業時に、前後(たて)方向の負荷が機体に作
用すると、バランスが悪くて不安定なものとしていた。
また上記小形掘削機はきわめてコンパクトに製造されて
いるので、ドーザ装置を特別仕様として装備することは
困難であった。
しかしこの発明にかかる小形掘削機では、機体の後部
下辺にリンク機構を設け、そのリンク機構先端部に作業
具取付用ブラケット部材を具備せしめ、かつ上記リンク
機構を油圧シリンダにより昇降回動可能に形成した。そ
して上記ブラケット部材に、アウトリガの作用を発揮で
きるスタビライザ板、排土板、または腰掛け部材などを
装着できるようにした。したがって、運転者が上記スタ
ビライザ板、腰掛け部材の上面側に搭乗することによ
り、運転者の体重をカウンタウエイト代わりとして、掘
削作業時における小形掘削機の不安定なバランスを安定
なものにすることができる。また上記リンク機構先端部
のブラケット部材に排土板を装着することにより、小形
掘削機のドーザ作業を行うことができる。
したがって、この発明にかかる小形掘削機では、掘削
作業時の安定性と、作業機能性とを向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる請求項第1項の小形掘削機を
示す側面図、第2図は第1図のAより見た後面図、第3
図はこの発明にかかる請求項第2項の小形掘削機を示す
側面図、第4図は第3図のBより見た後面図、第5図は
この発明にかかる請求項第3項の小形掘削機を示す側面
図、第6図は従来技術小形掘削機の側面図である。 1,6……機体 3……操作レバー 4……作業アタッチメント 7……リンク機構 9……平行リンク 10……ブラケット部材 11……スタビライザ板 13……油圧シリンダ 14……排土板 15……腰掛け部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体のフロント部に作業アタッチメントを
    装着し、運転者が上記機体の周辺側から操作を行うよう
    にした小形掘削機において、機体の後部下辺にリンク機
    構を設け、そのリンク機構先端部に作業具取付用ブラケ
    ット部材を具備せしめ、かつ上記リンク機構を油圧シリ
    ンダにより昇降回動可能に形成し、さらに上記作業具取
    付用ブラケット部材にスタビライザ板を装着し、そのス
    タビライザ板を下降して地面に当接させたとき機体に対
    してアウトリガ機能をはたらかせるとともに、上記スタ
    ビライザ板の上面側に運転者が直立状態に搭乗したとき
    その体重を機体のカウンタウエイト代わりとするように
    構成したことを特徴とする小形掘削機。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載の作業具取付用ブラケッ
    ト部材に排土板を装着し、該排土板をリンク機構作動用
    油圧シリンダの操作により、ドーザ作業を行うように構
    成したことを特徴とする小形掘削機。
  3. 【請求項3】請求項第1項記載の作業具取付用ブラケッ
    ト部材に腰掛け部材を装着し、該腰掛け部材をリンク機
    構作動用油圧シリンダの操作により腰掛け部材の高さ位
    置を調整可能としたことを特徴とする小形掘削機。
JP11164289A 1989-04-28 1989-04-28 小形掘削機 Expired - Lifetime JP2725051B2 (ja)

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JPH02292419A JPH02292419A (ja) 1990-12-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU223475U1 (ru) * 2023-08-11 2024-02-19 Общество с ограниченной ответственностью "Металл-Тех" Миниэкскаватор

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