JPH0617879Y2 - 小型油圧ショベルのブーム用当てもの具 - Google Patents
小型油圧ショベルのブーム用当てもの具Info
- Publication number
- JPH0617879Y2 JPH0617879Y2 JP17132988U JP17132988U JPH0617879Y2 JP H0617879 Y2 JPH0617879 Y2 JP H0617879Y2 JP 17132988 U JP17132988 U JP 17132988U JP 17132988 U JP17132988 U JP 17132988U JP H0617879 Y2 JPH0617879 Y2 JP H0617879Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- driver
- small hydraulic
- cushioning member
- hydraulic excavator
- Prior art date
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、小型油圧ショベルのブームに設けた安全対
策用当てもの具に関する。
策用当てもの具に関する。
従来の技術 第３図は、従来技術ブーム１をそなえた小型油圧ショベ
ルの側面図である。図において、２は下部走行体、３は
上部旋回体、４は運転席、５は運転用の操作レバー群、
６は上部旋回体３のフロント部に取付けた作業アタッチ
メント、７はブームシリンダ、８はブームスィング用の
スィングシリンダ、９は運転者である。第４図は、第３
図のＡ−Ａより見た正面図である。第５図は、第３図の
Ｂより見た平面図である。
ルの側面図である。図において、２は下部走行体、３は
上部旋回体、４は運転席、５は運転用の操作レバー群、
６は上部旋回体３のフロント部に取付けた作業アタッチ
メント、７はブームシリンダ、８はブームスィング用の
スィングシリンダ、９は運転者である。第４図は、第３
図のＡ−Ａより見た正面図である。第５図は、第３図の
Ｂより見た平面図である。
小型油圧ショベルでは、下部走行体２の上方に上部旋回
体３を連設し、その上部旋回体３の上面に運転席４を配
置し、かつ上部旋回体３のフロント部に作業アタッチメ
ント６を取付けている。それで、操作レバー群５のうち
のブームレバー（特に図示はない）を操作すると、ブー
ムシリンダ７は伸縮作動し、ブーム１は昇降回動を行
う。また、スィングシリンダ８を伸縮操作することによ
り、ブーム１を左右方向にスィング揺動させることがで
きる。
体３を連設し、その上部旋回体３の上面に運転席４を配
置し、かつ上部旋回体３のフロント部に作業アタッチメ
ント６を取付けている。それで、操作レバー群５のうち
のブームレバー（特に図示はない）を操作すると、ブー
ムシリンダ７は伸縮作動し、ブーム１は昇降回動を行
う。また、スィングシリンダ８を伸縮操作することによ
り、ブーム１を左右方向にスィング揺動させることがで
きる。
この考案の解決しようとする課題 小型油圧ショベルの運転中に、ブームを第３図のように
上昇回動させたとき、あるいは上記の状態でブームを第
５図のようにスィング揺動（矢印イ，イ′の方向に揺
動）させたときに、ブーム中央部付近に背面部または側
面部が、運転者の手足の部分に衝突することがある。ブ
ームは鋼板製であるので、運転者は手足の部分などに損
傷を受けることがあった。
上昇回動させたとき、あるいは上記の状態でブームを第
５図のようにスィング揺動（矢印イ，イ′の方向に揺
動）させたときに、ブーム中央部付近に背面部または側
面部が、運転者の手足の部分に衝突することがある。ブ
ームは鋼板製であるので、運転者は手足の部分などに損
傷を受けることがあった。
この考案は上記の課題を解決し、ブームに固定して設け
る安全対策用当てもの具を提供することを目的とする。
る安全対策用当てもの具を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段は、 イ．作業アタッチメント用ブームの背面部および側面部
の部分表面にわたって緩衝部材を固定して設け、 ロ．上記ブームを上昇回動せしめたとき運転者の身体の
一部が上記緩衝部材を介して上記ブームの部分に接触可
能に構成した。
の部分表面にわたって緩衝部材を固定して設け、 ロ．上記ブームを上昇回動せしめたとき運転者の身体の
一部が上記緩衝部材を介して上記ブームの部分に接触可
能に構成した。
作用 イ．ブームの背面部および側面部の部分表面にわたって
非金属の緩衝部材を固定して設けた。そのために、ブー
ムを上昇回動させた場合、運転者の手足の一部に、上記
ブームの部分が衝突する時点には、上記緩衝部材が運転
者の手足などに当接する。
非金属の緩衝部材を固定して設けた。そのために、ブー
ムを上昇回動させた場合、運転者の手足の一部に、上記
ブームの部分が衝突する時点には、上記緩衝部材が運転
者の手足などに当接する。
ロ．上記イ項により、運転者の手足の一部にブームの部
分が直接衝突して、災害をおこすことはなくなった。
分が直接衝突して、災害をおこすことはなくなった。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第１図は、この考案にかかる当てもの具１０を取付
けたブーム１１を有する小型油圧ショベルの側面図であ
る。図において、従来技術と同一構成要素を使用するも
のに対しては同符号を付す。図において、６′は作業ア
タッチメント、１２はアームシリンダ、１３はブーム１
１のアームシリンダ取付部である。第２図は、当てもの
具１０の本体である緩衝部材ロの斜視図である。緩衝部
材ロの材料は非金属のゴム材などである。緩衝部材ロは
第２図のような一体形、あるいは分割形（図示はない）
に形成してもよい。なお第２図における窓穴部ハは、ア
ームシリンダ取付部１３用に穿設したものである。
る。第１図は、この考案にかかる当てもの具１０を取付
けたブーム１１を有する小型油圧ショベルの側面図であ
る。図において、従来技術と同一構成要素を使用するも
のに対しては同符号を付す。図において、６′は作業ア
タッチメント、１２はアームシリンダ、１３はブーム１
１のアームシリンダ取付部である。第２図は、当てもの
具１０の本体である緩衝部材ロの斜視図である。緩衝部
材ロの材料は非金属のゴム材などである。緩衝部材ロは
第２図のような一体形、あるいは分割形（図示はない）
に形成してもよい。なお第２図における窓穴部ハは、ア
ームシリンダ取付部１３用に穿設したものである。
次に、この考案にかかる当てもの具１０の構成を第１図
および第２図について述べる。作業アタッチメント６′
用ブーム１１の背面部および側面部の部分表面にわたっ
て緩衝部材ロを固定して設け、上記ブーム１１を上昇回
動せしめたとき運転者９の身体の一部が、上記緩衝部材
ロを介して、上記ブーム１１の部分に接触可能に構成し
た。なお緩衝部材ロは、止め金具などを使用せずにブー
ム１１に嵌脱自在に取付けてもよいし、また、ボルト部
材（図示なし）などを使用してブーム１１に締付け固定
してもよい。あるいは、接着剤などにより貼着固定して
もよいし、また緩衝部材ロをブーム１１に焼付け固着せ
しめてもよい。
および第２図について述べる。作業アタッチメント６′
用ブーム１１の背面部および側面部の部分表面にわたっ
て緩衝部材ロを固定して設け、上記ブーム１１を上昇回
動せしめたとき運転者９の身体の一部が、上記緩衝部材
ロを介して、上記ブーム１１の部分に接触可能に構成し
た。なお緩衝部材ロは、止め金具などを使用せずにブー
ム１１に嵌脱自在に取付けてもよいし、また、ボルト部
材（図示なし）などを使用してブーム１１に締付け固定
してもよい。あるいは、接着剤などにより貼着固定して
もよいし、また緩衝部材ロをブーム１１に焼付け固着せ
しめてもよい。
次に、この考案にかかる当てもの具１０の作用機能につ
いて述べる。ブーム１１の背面部および側面部の部分表
面にわたって非金属の緩衝部材ロを固定して設けた。そ
のために、ブーム１１を上昇回動させた場合、運転者９
の手足の一部に上記ブーム１１の部分が衝突するときに
は、上記緩衝部材ロが運転者９の手足などに当接する。
それにより、運転者９の手足の一部にブーム１１の部分
が直接衝突して、災害をおこすことはなくなった。
いて述べる。ブーム１１の背面部および側面部の部分表
面にわたって非金属の緩衝部材ロを固定して設けた。そ
のために、ブーム１１を上昇回動させた場合、運転者９
の手足の一部に上記ブーム１１の部分が衝突するときに
は、上記緩衝部材ロが運転者９の手足などに当接する。
それにより、運転者９の手足の一部にブーム１１の部分
が直接衝突して、災害をおこすことはなくなった。
考案の効果 この考案にかかる当てもの具では、ブームの背面部およ
び側面部の部分表面にわたって緩衝部材を固定して設
け、上記ブームを上昇回動せしめたとき運転者の身体の
一部が上記緩衝部材を介して上記ブームの部分に接触す
るように構成した。そのためにブームを上昇回動させた
場合、運転者の手足の一部に上記ブームの部分が衝突す
る時点には、上記緩衝部材が運転者の手足などに当接す
る。それにより、運転者の手足の一部にブームの部分が
直接衝突して、災害をおこすことはなくなった。
び側面部の部分表面にわたって緩衝部材を固定して設
け、上記ブームを上昇回動せしめたとき運転者の身体の
一部が上記緩衝部材を介して上記ブームの部分に接触す
るように構成した。そのためにブームを上昇回動させた
場合、運転者の手足の一部に上記ブームの部分が衝突す
る時点には、上記緩衝部材が運転者の手足などに当接す
る。それにより、運転者の手足の一部にブームの部分が
直接衝突して、災害をおこすことはなくなった。
したがって、この考案にかかるブーム用当てもの具をそ
なえた小型油圧ショベルでは、ブーム上昇回動時におけ
る運転者の身体に対するブームの衝突を緩衝して、災害
を防止するとともに、その場合の案全性を向上させる。
なえた小型油圧ショベルでは、ブーム上昇回動時におけ
る運転者の身体に対するブームの衝突を緩衝して、災害
を防止するとともに、その場合の案全性を向上させる。
第１図はこの考案にかかるブーム用当てもの具をそなえ
た小型油圧ショベルの側面図、第２図は当てもの具の本
体である緩衝部材の斜視図、第３図は従来技術ブームを
そなえた小型油圧ショベルの側面図、第４図は第３図の
Ａ−Ａより見た正面図、第５図は第３図のＢより見た平
面図である。 １，１１……ブーム ２……下部走行体 ３……上部旋回体 ６，６′……作業アタッチメント ７……ブームシリンダ ９……運転者 １０……当てもの具
た小型油圧ショベルの側面図、第２図は当てもの具の本
体である緩衝部材の斜視図、第３図は従来技術ブームを
そなえた小型油圧ショベルの側面図、第４図は第３図の
Ａ−Ａより見た正面図、第５図は第３図のＢより見た平
面図である。 １，１１……ブーム ２……下部走行体 ３……上部旋回体 ６，６′……作業アタッチメント ７……ブームシリンダ ９……運転者 １０……当てもの具
Claims (1)
- 【請求項１】下部走行体の上方に上部旋回体を連設し、
その上部旋回体の上面に運転席を配置し、かつ上部旋回
体のフロント部に作業アタッチメントを取付けた小型油
圧ショベルにおいて、上記作業アタッチメント用ブーム
の背面部および側面部の部分表面にわたって緩衝部材を
固定して設け、上記ブームを上昇回動せしめたとき運転
者の身体の一部が上記緩衝部材を介して上記ブームの部
分に接触可能に構成したことを特徴とする小型油圧ショ
ベルのブーム用当てもの具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17132988U JPH0617879Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 小型油圧ショベルのブーム用当てもの具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17132988U JPH0617879Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 小型油圧ショベルのブーム用当てもの具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0293357U JPH0293357U (ja) | 1990-07-25 |
| JPH0617879Y2 true JPH0617879Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31463066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17132988U Expired - Lifetime JPH0617879Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 小型油圧ショベルのブーム用当てもの具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617879Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP17132988U patent/JPH0617879Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0293357U (ja) | 1990-07-25 |
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