JP2724954B2 - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JP2724954B2
JP2724954B2 JP5135946A JP13594693A JP2724954B2 JP 2724954 B2 JP2724954 B2 JP 2724954B2 JP 5135946 A JP5135946 A JP 5135946A JP 13594693 A JP13594693 A JP 13594693A JP 2724954 B2 JP2724954 B2 JP 2724954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品に貼付又は印刷さ
れたバーコードを読み取るバーコード読取装置に関す
る。
【0002】
【発明の背景】従来のバーコード読取装置は、図9に示
すように、ベルトコンベア1を移動する物品2の先端が
読取エリア3に入ったことを光線による物品検知器4に
より検出して読取動作を開始する。そして、図10に示
すように、光による走査手段(図示せず)からの複数の
走査線5により物品に表示されているバーコード6を走
査し、この走査線の反射光を受光してバーコード6にて
表わされた情報を読み取り、光線による物品検知器7が
物品2の後端を検出した時点で読取結果を外部装置に出
力していた。
【0003】ここで、バーコード読取装置の性能を表す
重要なパラメータとして単位時間当たりのバーコードの
読取個数があるが、これは物品上のバーコードを単位時
間当たり何個読み取れるかを示すものであり、単位時間
当たりの読取個数が大きいほど性能が良いことになる。
そこで、ベルトコンベア1により次々と読取エリア3に
送られて来る物品のバーコードの読取を考えると、ベル
トコンベア1のスヒードを一定とした場合に、物品間の
搬送間隔が短いほど読取エリア3に入ってくる物品の個
数は多くなる。従って、物品間の搬送間隔が短い程バー
コードの読取個数が多くなり、性能が高い装置というこ
とになる。
【0004】しかし、従来のバーコード読取装置におい
ては、読取エリア3の中に2個以上の物品が入った場合
に、どの物品のバーコードを読むべきかを判断できない
為、図11に示すように、読取エリア3の中に2個以上
の物品を入れられず、物品間の搬送間隔8を読取エリア
3の長さより短く出来ないという欠点があった。
【0005】
【発明の開示】本発明の目的は、読取エリアの中に2個
以上の物品を送り込んだ場合でも、バーコードの読取・
処理作業を間違いなく行えるバーコード読取装置を提供
することにある。上記本発明の目的は、所定の読取エリ
ア内に複数の物品を移動させる移動手段と、前記物品の
移動方向に沿って並設され、移動されてくる物品に付さ
れたバーコード情報を順次読み取って、この情報を順次
メモリに記憶する複数の読取手段と、移動する物品の前
記読取エリアにおける位置を示す位置検出信号を出力す
る物品位置検出手段と、前記複数の読取手段を制御する
制御手段を有し、前記読取手段は、メモリのうち前記制
御手段に命じられたメモリに記憶されている物品のバー
コード情報のみを出力し、その他のメモリに記憶されて
いる情報は消去するように構成され、前記制御手段は、
前記位置検出信号により新たな物品が前記読取エリアに
進入すると、進入した物品のバーコード情報の出力を、
前記複数の読取手段のうち、バーコード情報の出力を割
り当ていない読取手段に行わせると判断し、前記進入し
た物品が前記読取エリアから進出したことを示す位置検
出信号を受信すると、前記物品のバーコード情報の出力
を割り当てた読取手段に対して前記物品のバーコード情
報を記憶したメモリから情報を出力させる指示を行う共
に、前記指示を出した読取手段を次に進入してくる物品
のバーコード情報の出力用に割り当てるように構成さ
れ、更に、前記物品のバーコード情報を記憶したメモリ
の判断は、読取手段がバーコード情報を読み取ってメモ
リに記憶する毎に、その読取手段の走査線の位置と前記
位置検出信号が示す物品の位置とに基づいていずれの物
品のバーコード情報であるかを判断し、このバーコード
情報がいずれのメモリに記憶されたかを確認することに
より行われることを特徴とするバーコード読取装置によ
って達成される。 又、上記本発明の目的は、所定の読取
エリア内に複数の物品を移動させる移動手段と、前記物
品の移動方向に沿って並設され、移動されてくる物品に
付されたバーコード情報を順次読み取って、この情報を
順次メモリに記憶する複数の読取手段と、前記読取エリ
アを挟んで対向し、かつ前記各読取手段の走査線と一定
角度に配置された複数の発光器及び受光器を有し、前記
読取エリアを移動する物品により前記発光器の光が遮光
されると、前記物品により光を遮光された発光器とこの
発光器に対応する受光器とを結ぶライン上に前記物品が
存在することを示す位置検出信号を出力する物品位置検
出手段と、前記複数の読取手段を制御する制御手段を有
し、前記読取手段は、メモリのうち前記制御手段に命じ
られたメモリに記憶されている物品のバーコード情報の
みを出力し、その他のメモリに記憶されている情報は消
去するように構成され、前記制御手段は、前記位置検出
信号により新たな物品が前記読取エリアに進入すると、
進入した物品のバーコード情報の出力を、前記複数の読
取手段のうち、バーコード情報の出力を割り当ていない
読取手段に行わせると判断し、前記進入した物品が前記
読取エリアから進出したことを示す位置検出信号を受信
すると、前記物品のバーコード情報の出力を割り当てた
読取手段に対して前記物品のバーコード情報を記憶した
メモリから情報を出力させる指示を行う共に、前記指示
を出した読取手段を次に進入してくる物品のバーコード
情報の出力用に割り当てるように構成され、更に、前記
物品のバーコード情報を記憶したメモリの判断は、読取
手段がバーコード情報を読み取ってメモリに記憶する毎
に、その読取手段の走査線の位置と前記位置検出信号が
示す物品の位置とに基づいていずれの物品のバーコード
情報であるかを判断し、このバーコード情報がいずれの
メモリに記憶されたかを確認することにより行われるこ
とを特徴とするバーコード読取装置によって達成され
る。
【0006】尚、このバーコード読取装置において、物
品位置検出手段としては遮光型の検出器や光反射型の検
出器を使用できる。そして、上記物品位置検出手段は、
物品の有無を検出する物品有無検出器と、移動手段の移
動速度を検出する速度検出器と、前記物品有無検出器及
び速度検出器の出力信号によって移動手段で移動させら
れて来る物品が読取エリアのどこに位置しているかを検
出する物品位置計算器とから構成することが出来る。
【0007】読取手段は、物品のバーコードを走査する
走査手段と、この走査手段からバーコードを経由してバ
ーコードの情報を受け取る受信手段と、この受信手段か
らの信号を所定の記号に変換する為の変換手段と、この
変換手段で所定の記号に変換された変換情報を記憶し、
制御手段に指定された情報を出力するメモリ部とを具備
することが好ましい。
【0008】さらに、バーコード読取装置は、メモリ部
からの情報を外部に出力する出力手段を具備することが
好ましい。尚、前記走査手段からの走査線はX型パター
ンであることが好ましい。また、制御手段は、物品位置
検出手段の出力信号に基づいて、変換手段に変換動作の
開始を指示するように構成され、物品位置検出手段の出
力信号に基づいて、変換手段に変換動作の終了を指示す
るように構成されていることが好ましい。
【0009】また、変換手段は、制御手段の指示により
変換動作を開始するように構成され、制御手段の指示に
より変換動作を終了するように構成されていることが好
ましい。また、制御手段は、物品位置検出手段の出力信
号に基づいてメモリ部に記憶された情報の中から必要な
情報を指定し、メモリ部に指定した情報の出力を指示す
るように構成されていることが好ましい。
【0010】以上説明したように、本発明のバーコード
読取装置によれば、読取エリア内に複数個の物品の存在
を許すことができる為、物品間の搬送間隔を狭くするこ
とができ、その結果、バーコードの読取個数が多くする
ことが出来る。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。
尚、本実施例においては、本発明をより理解し易くする
為にn=2,k=0の場合で説明するが、これはnが
3,4以上の整数、kが1,2といったような場合にも
適用できることは本発明を正しく理解すれば了解できよ
う。
【0012】図1、図2は本発明の実施例の構成を説明
する為の図であり、10,11は読取部、12は物品位
置検出器、13は制御部、14は出力部、15はベルト
コンベア、16,17は物品、18,19は物品16,
17に付されたバーコード、20は読取エリアを示して
いる。本実施例の読取部10,11は、走査部21,2
2と、受光部23,24と、変換部25,26と、メモ
リ部27,28とから構成されている。
【0013】そして、走査部21,22は物品の流れの
方向に沿って並設され、走査線30a,30b,31
a,31bが、図2に示す如く、X型のパターンになる
ように照射され、バーコードラベルを走査するように構
成されている。尚、走査線30aと30b(31aと3
1b)とは、走査部21(22)から照射されるひとつ
の走査線であり、30a(31a)が反射鏡等(図示せ
ず)により反射され30b(31b)となる。受光部2
3,24は、バーコードラベルからの反射光32,33
をそれぞれ受光してバーコードラベルの情報を所定の信
号に変換するように構成されている。変換部25,26
は受光部23,24からの信号を文字や数字といった情
報信号に変換してメモリ部27,28に出力する動作を
行う。尚、変換部25,26においては、制御部13の
指示により変換動作の開始及び終了が行われるように構
成されている。メモリ部27,28に入力された情報は
メモリ部27,28のメモリa,b(図示せず)に記憶
され、制御部13からの指令によりメモリa,bに記憶
されている情報の中から目的の情報が出力されるように
構成されている。物品位置検出器12からの出力信号に
基づいて読取エリア20に送られてきた物品のバーコー
ドを読取部10,11のどちらの読取部で読み取らせる
かの判断が制御部13で行われ、この判断動作後に、制
御部13が、変換部25,26に変換動作の開始及び終
了を指示すると共に、メモリ部27,28のメモリa,
に記憶されている情報の中から必要な情報のみを選択
し、その情報を出力させるように構成されている。そし
て、メモリ部27,28から出力された情報は、出力部
14により外部に出力されるように構成されている。
【0014】物品位置検出器12は、発光器34a〜3
4kと受光器35a〜35kとがベルトコンベア15を
挟んで対向配置された遮光型の検出器であって、ベルト
コンベア15で移送されて来た物品により発光器34a
〜34kから受光器35a〜35kに向けて照射された
光線が遮光されると、受光器35a〜35kがその旨の
信号を制御部13に出力するように構成されている。ま
た、制御部13が走査線30,31によって走査された
バーコードラベルがどの物品のバーコードラベルである
かを正確に把握する為に、図2に示すように、発光器3
4aと受光器35aとを結んだ線、発光器34bと受光
器35bとを結んだ線、……、発光器34kと受光器3
5kとを結んだ線が走査線30,31に対して常に一定
の角度となるように発光器34a〜34kと受光器35
a〜35kとが配置されている。すなわち、走査線3
0,31により物品が走査される際に、かならず物品に
より発光器34a〜34kの光線が遮光され、かつ走査
線30,31により走査された物品の読取エリア20に
おける位置が解るように配置されているのである。従っ
て、制御部13は物品位置検出信号と走査線30,31
の走査線の位置とにより、走査されたバーコードラベル
がどの物品のバーコードラベルであるかを正確に把握す
ることが出来る。
【0015】次に、図3、図4、図5、図6、図7を用
いて本実施例の具体的な動作を説明する。尚、本実施例
の動作をより理解し易くする為、図より走査線30b,
31bを省略して説明する。図3に示すように、物品1
6の先端が読取エリア20に進入すると、発光器34a
からの光線が遮光されて、受光器35aがその旨の検出
信号を制御部13に出力する。
【0016】制御部13は、検出信号に基づいてバーコ
ードラベル18を読取部10で読み取らせると判断す
る。そして、発光器34bからの光が物品16によって
途中で遮光され、その旨の信号が受光器35bから制御
部13に出力されると、制御部13は変換部25に変換
動作の開始を指示する。さらに、受光器35c,35d
……からの信号を受けて、制御部13は物品16が読取
エリア20のどこを移動しているのかを確認していく。
【0017】次に、図4に示す如く、バーコードラベル
18の始端18aが走査線31a(走査線30aより右
側に位置する走査線)によって走査され始めた時点、す
なわち物品16の後端が発光器34dと受光器35dと
によって検出されてから、バーコードラベル18の終端
18bを走査線31aが走査し終わった時点、すなわち
物品16の後端が発光器34fと受光器35fとによっ
て検出されるまでの間、走査が続いて行われている。そ
して、この走査された情報は変換部26により文字や数
字の情報に変換され、メモリ部28のメモリに記憶さ
れる。この時、制御部13は、先頭の物品16が一番最
初に走査線に走査され、さらに物品16が始めに走査さ
れる走査線は図に示される如く走査線31aであること
を知っている。従って、制御部13は受光器35d,3
5fからの信号により、メモリ部28のメモリに記憶
された情報がバーコードラベル18の情報であることを
確認する。
【0018】さらに、物品16が移動すると、図5に示
す如く、バーコードラベル18の始端18aが走査線3
0aによって走査され始めた時点、すなわち物品16の
後端が発光器34eと受光器35eとによって検出され
てから、バーコードラベル18の終端18bを走査線3
0aが走査し終わった時点、すなわち物品16の後端が
発光器34gと受光器35gとによって検出されるまで
の間、走査が続いて行われている。そして、この走査さ
れた情報は変換部25により文字や数字の情報に変換さ
れ、メモリ部27のメモリに記憶される。この時、
御部13は物品16が次に走査される走査線は図に示さ
れる如く走査線30aであることを知っている。そし
て、制御部13は受光器35e,35eからの信号によ
り、メモリ部27のメモリに記憶された情報がバーコ
ードラベル18の情報であることを確認する。
【0019】また、続いて進入して来る次の物品17の
先端が読取エリア20に進入すると、発光器34aから
の光線が遮光されて、その旨の信号が受光器35aから
制御部13に出力される。これによって、制御部13は
バーコードラベル19を読取部11で読み取らせると判
断すると共に、変換部26に変換動作の開始を指示す
る。さらに、受光器35b,35c……からの信号を受
けて、制御部13は物品17が読取エリア20のどこを
移動しているのかを確認していく。
【0020】次に、図6に示す如く、バーコードラベル
19の始端19aが走査線31aによって走査され始め
た時点、すなわち物品17の後端が発光器34bと受光
器35bとによって検出されてから、バーコードラベル
19の終端19bを走査線31aが走査し終わった時
点、すなわち物品17の後端が発光器34dと受光器3
5dとによって検出されるまでの間、走査が続いて行わ
れている。そして、この走査された情報は変換部26に
より文字や数字の情報に変換され、メモリ部28のメモ
に記憶される。この時、制御部13は、位置検出信
号により次に来る物品が物品17であることを知ってい
る。更に、物品17が始めに走査される走査線は走査線
31aなので、制御部13は受光器35b,35bから
の信号により、メモリ部28のメモリに記憶された情
報がバーコードラベル19の情報であることを確認す
る。
【0021】同様に、バーコードラベル19の始端19
aが走査線30aによって走査され始めた時点、すなわ
ち物品17の後端が発光器34cと受光器35cとによ
って検出されてから、バーコードラベル19の終端19
bを走査線30aが走査し終わった時点、すなわち物品
17の後端が発光器34eと受光器35eとによって検
出されるまでの間、走査が続いて行われている。そし
て、この走査された情報は変換部25により文字や数字
の情報に変換され、メモリ部27のメモリに記憶され
る。この時、物品17が次に走査される走査線は走査線
30aなので、制御部13は受光器35c,35eから
の信号により、メモリ部27のメモリに記憶された情
報がバーコードラベル19の情報であることを確認す
る。
【0022】そして、図7に示す如く、物品16の後端
が発光器34kと受光器35kとによって検出される
と、制御部13はメモリ部27にメモリaに記憶されて
いるバーコードラベル18の情報のみを出力するように
指示し、メモリ部27はバーコードラベル18の情報を
出力し、メモリbに記憶されているバーコードラベル1
9の情報の記憶を消去する。同様に、物品17の後端が
発光器34kと受光器35kとによって検出されると、
制御部13はメモリ部28にメモリbに記憶されている
バーコードラベル19の情報のみを出力するように指示
し、メモリ部28はバーコードラベル19の情報を出力
し、メモリaに記憶されているバーコードラベル18の
情報の記憶を消去する。
【0023】続いて、出力部14は、メモリ部27,2
8からの情報をそれぞれ外部に出力する。その結果、読
取部10はバーコードラベル18のみを読み取り、読取
部11はバーコードラベル19のみを読み取る事になる
ので、二重の読み取りを防ぐことが出来るのである。
【0024】そして、新たに読取エリアに進入してくる
物品36については読取部10により上記と同様な動作
で読み取らせる。このように、読取部を複数個設け、か
つ、重複して読み取ることがないように読取部を制御す
るようにしたので、読取エリアに複数個の物品を供給し
ても支障が起きず、スムーズな処理が行えるようにな
る。
【0025】尚、上記の実施例の説明では、記載した発
光器や受光器のうち、例えば発光器34iや受光器35
iが感知した検出信号を制御に使用していない。しか
し、物品の進入位置によっては上記実施例で説明した以
外の場所で走査線とバーコードラベルが交わるので、そ
のような場合については発光器34iや受光器35i等
も使用される。図8は本発明の他の実施例を示す図であ
り、図1及び図2に示された複数組の発光器と受光器と
の代わりに、一組の発光器と受光器とにより物品の有無
を検出する物品検出器40と、ベルトコンベア15の駆
動ローラの回転速度を検出することでコンベアの移動速
度を検出する速度検出器41と、物品検出器40と速度
検出器41との信号を用いてベルトコンベア15上の物
品の位置を計算する計算器42とから構成された物品位
置検出器43を用いたものである。すなわち、ベルトコ
ンベア15により搬送されてくる物品の先端を物品検出
器40で検出し、計算器43で速度検出器41からの信
号を用いて刻々と移動する物品の位置を計算することに
より、ベルトコンベア15上の物品の位置を計算でき、
この物品の位置情報信号を制御部13に入力するように
すれば、前記実施例と同様な処理が行え、同様な効果が
奏される。
【0026】尚、上記実施例の説明では、走査線の数を
理解し易い要に2本として説明した為に読取エリア内の
物品が2個までとなったが、走査線数とそれに対応する
読取部がn個あれば、読取エリア内での物品の存在はn
個まで許される。又、物品位置検出器13は、遮光型の
ものに限らず、物品の搬送路に光線を照射し物品からの
反射光の有無で検出を行う、いわゆる反射型のものであ
っても良い。
【0027】
【効果】以上説明したように、本発明は、読取エリア内
に複数個の物品の存在を許すことができ、物品と物品と
の間隔、即ち、物品間隔を狭くすることができる。例え
ば、読取部を2個にすることによって、従来の搬送間隔
の間に更にもう一物品入れることが可能となる為、コン
ヘアシステムの処理能力が2倍となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を説明する為の図であ
る。
【図2】本発明の実施例の構成を説明する為の図であ
る。
【図3】実施例の動作を説明する為の図である。
【図4】実施例の動作を説明する為の図である。
【図5】実施例の動作を説明する為の図である。
【図6】実施例の動作を説明する為の図である。
【図7】実施例の動作を説明する為の図である。
【図8】本発明の他の実施例の構成図である。
【図9】従来のバーコード読取装置を示す図である。
【図10】従来のバーコード読取装置を示す図である。
【図11】従来のバーコード読取装置を示す図である。
【符号の説明】
10,11 読取部 12 物品位置検出器 13 制御部 14 出力部 18,19 バーコード 20 読取エリア 21,22 走査部 23,24 受光部 25,26 変換部 27,28 メモリ部

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の読取エリア内に複数の物品を移動
    させる移動手段と、 前記物品の移動方向に沿って並設され、移動されてくる
    物品に付されたバーコード情報を順次読み取って、この
    情報を順次メモリに記憶する複数の読取手段と、 移動する物品の前記読取エリアにおける位置を示す位置
    検出信号を出力する物品位置検出手段と、 前記複数の読取手段を制御する制御手段を有し、 前記読取手段は、メモリのうち前記制御手段に命じられ
    たメモリに記憶されている物品のバーコード情報のみを
    出力し、その他のメモリに記憶されている情報は消去す
    るように構成され、 前記制御手段は、前記位置検出信号により新たな物品が
    前記読取エリアに進入すると、進入した物品のバーコー
    ド情報の出力を、前記複数の読取手段のうち、バーコー
    ド情報の出力を割り当ていない読取手段に行わせると判
    断し、前記進入した物品が前記読取エリアから進出した
    ことを示す位置検出信号を受信すると、前記物品のバー
    コード情報の出力を割り当てた読取手段に対して前記物
    品のバーコード情報を記憶したメモリから情報を出力さ
    せる指示を行う共に、前記指示を出した読取手段を次に
    進入してくる物品のバーコード情報の出力用に割り当て
    るように構成され、更に、前記物品のバーコード情報を
    記憶したメモリの判断は、読取手段がバーコード情報を
    読み取ってメモリに記憶する毎に、その読取手段の走査
    線の位置と前記位置検出信号が示す物品の位置とに基づ
    いていずれの物品のバーコード情報であるかを判断し、
    このバーコード情報がいずれのメモリに記憶されたかを
    確認することにより行われることを特徴とするバーコー
    ド読取装置。
  2. 【請求項2】 所定の読取エリア内に複数の物品を移動
    させる移動手段と、 前記物品の移動方向に沿って並設され、移動されてくる
    物品に付されたバーコード情報を順次読み取って、この
    情報を順次メモリに記憶する複数の読取手段と、 前記読取エリアを挟んで対向し、かつ前記各読取手段の
    走査線と一定角度に配置された複数の発光器及び受光器
    を有し、前記読取エリアを移動する物品により前記発光
    器の光が遮光されると、前記物品により光を遮光された
    発光器とこの発光器に対応する受光器とを結ぶライン上
    に前記物品が存在することを示す位置検出信号を出力す
    る物品位置検出手段と、 前記複数の読取手段を制御する制御手段を有し、 前記読取手段は、メモリのうち前記制御手段に命じられ
    たメモリに記憶されている物品のバーコード情報のみを
    出力し、その他のメモリに記憶されている情報は消去す
    るように構成され、 前記制御手段は、前記位置検出信号により新たな物品が
    前記読取エリアに進入すると、進入した物品のバーコー
    ド情報の出力を、前記複数の読取手段のうち、バーコー
    ド情報の出力を割り当ていない読取手段に行わせると判
    断し、前記進入した物品が前記読取エリアから進出した
    ことを示す位置検出信号を受信すると、前記物品のバー
    コード情報の出力を割り当てた読取手段に対して前記物
    品のバーコード情報を記憶したメモリから情報を出力さ
    せる指示を行う共に、前記指示を出した読取手段を次に
    進入してくる物品のバーコード情報の出力用に割り当て
    るように構成され、更に、前記物品のバーコード情報を
    記憶したメモリの判断は、読取手段がバーコード情報を
    読み取ってメモリに記憶する毎に、その読取手段の走査
    線の位置と前記位置検出信号が示す物品の位置とに基づ
    いていずれの物品のバーコード情報であるかを判断し、
    このバーコード情報がいずれのメモリに記憶されたかを
    確認することにより行われることを特徴とするバーコー
    ド読取装置。
  3. 【請求項3】物品位置検出手段が光反射型の検出器を用
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2のバーコー
    ド読取装置。
  4. 【請求項4】 物品位置検出手段が、物品の有無を検出
    する物品有無検出器と、移動手段の移動速度を検出する
    速度検出器と、前記物品有無検出器及び速度検出器の出
    力信号によって移動手段で移動させられて来る物品が読
    取エリアのどこに位置しているかを検出する物品位置計
    算器とを具備することを特徴とする請求項1記載のバー
    コード読取装置。
  5. 【請求項5】 読取手段は、物品のバーコードを走査す
    る走査手段と、この走査手段からバーコードを経由して
    バーコードの情報を受け取る受信手段と、この受信手段
    からの信号を所定の記号に変換する為の変換手段と、こ
    の変換手段で所定の記号に変換された変換情報を記憶
    し、制御手段に指定された情報を出力するメモリ部とを
    具備することを特徴とする請求項1記載のバーコード読
    取装置。
  6. 【請求項6】 メモリ部からの情報を外部に出力する出
    力手段を具備することを特徴とする請求項5記載のバー
    コード読取装置。
  7. 【請求項7】 走査手段からの走査線がX型パターンで
    あることを特徴とする請求項5記載のバーコード読取装
    置。
  8. 【請求項8】 制御手段は、物品位置検出手段の出力信
    号に基づいて、変換手段に変換動作の開始を指示するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項5記載のバ
    ーコード読取装置。
  9. 【請求項9】 制御手段は、物品位置検出手段の出力信
    号に基づいて、変換手段に変換動作の終了を指示するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項5記載のバ
    ーコード読取装置。
  10. 【請求項10】 変換手段は、制御手段の指示により変
    換動作を開始するように構成されていることを特徴とす
    る請求項5記載のバーコード読取装置。
  11. 【請求項11】 変換手段は、制御手段の指示により変
    換動作を終了するように構成されていることを特徴とす
    る請求項5記載のバーコード読取装置。
  12. 【請求項12】 制御手段は、物品位置検出手段の出力
    信号に基づいてメモリ部に記憶された情報の中から必要
    な情報を指定し、メモリ部に指定した情報の出力を指示
    するように構成されていることを特徴とする請求項5記
    載のバーコード読取装置。
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