JP2724935B2 - 貯湯容器 - Google Patents

貯湯容器

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JP2724935B2
JP2724935B2 JP4036395A JP3639592A JP2724935B2 JP 2724935 B2 JP2724935 B2 JP 2724935B2 JP 4036395 A JP4036395 A JP 4036395A JP 3639592 A JP3639592 A JP 3639592A JP 2724935 B2 JP2724935 B2 JP 2724935B2
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浩 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭等で使用される電
気ポット等の湯沸かし可能な貯湯容器に関し、特に、加
熱した湯の一部を冷却できる貯湯容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の貯湯容器は、内容液を沸騰させ、
この沸騰した内容液を高温貯湯し、高温の内容液を供給
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、家庭等で作ら
れる飲用品には、茶等のように高温の湯を使用するもの
だけではなく、冷水を使用するもの、或いは、乳児用の
粉ミルクのように適温の湯を使用するものがある。
【0004】従来の貯湯容器は、高温の湯を使用する場
合には便利であるが、冷水の供給には使用できず、適温
の湯を使用する場合には、水を混合することが必要で不
便なだけではなく、乳児用のミルクを溶く場合に水を混
合するのでは衛生的ではないという問題点がある。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決し、沸騰し
た内容液を冷却して供給できる貯湯容器を提供すること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の貯湯容器は、上
記の課題を解決するために、内容液を加熱して沸騰させ
貯湯する湯沸かし部と、この湯沸かし部の貯湯を冷却し
て貯水する冷却部とが設けられ、湯沸かし部の貯湯と、
冷却部の貯水とを個別に吐出する吐出路を有し、この個
別に設けたそれぞれの吐出路から個別に吐出する手段
と、この個別に設けられたそれぞれの吐出路から同時に
吐出する手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の貯湯容器の上記構成では、湯沸かし部
で内容液を加熱して沸騰させることができ、冷却部で湯
沸かし部で加熱された沸騰後の湯を冷却して貯水でき、
このような貯水と、湯沸かし容器の貯湯とを個別に吐出
する手段により個別に吐出し沸騰させた貯湯とこの沸騰
後の貯湯を冷却した貯水とを用途に応じて選択して使い
分けることができるとともに、貯水および貯湯の双方を
同時に吐出する手段により貯水と貯湯とを混合すること
により、貯水および貯湯ともに一旦沸騰したことによる
衛生的な状態を保ちながら、任意の温度にすることがで
き、各種の用途に対応でき便利である。
【0008】
【実施例】本発明の貯湯容器の第1実施例を図1〜図3
に基づいて説明する。
【0009】図1〜図3において、第1実施例では、湯
沸かし部Aは、ヒーター1と、湯沸かし容器2と、沸騰
水汲み上げポンプ4と、湯吐出管16と、湯吐出口1
6′と、蓋23と、湯沸かし部水温センサー51と、湯
吐出管16に設けられた湯沸かし部水位センサー52
(図示せず)とを有する。冷却部Bは、冷却送りポンプ
3と、冷却コンプレッサー5と、冷媒輸送管6、6′、
6″と、放熱コンデンサー7と、ストレーナー8と、キ
ヤピラリー9と、エバポレーター10と、冷却送りパイ
プ11と、冷却送りパイプ11の空冷用のプレクーラー
12と、内側に冷却送りパイプ11が在り外側を冷媒が
通る2重管構造の補助クーラー13と、冷却タンク14
と、冷水吐出管15と、冷水吐出口15′と、断熱材2
1と、冷却フアン24と、冷却部水温センサー53と、
冷却部水位センサー54とを有する。
【0010】図3の55は、操作・表示部(前記センサ
ーと共に、後述する。)である。
【0011】次に、図1〜図3に基づいて第1実施例の
動作を説明する。
【0012】図1〜図3において、湯沸かし部Aにおい
ては、蓋23を開いて、湯沸かし容器2内に水を供給す
る。ヒーター1が湯沸かし容器2内の水を加熱して沸騰
させる。沸騰した水は湯沸かし容器2内に貯湯され、必
要なときに、沸騰水汲み上げポンプ4によって、湯吐出
管16を経て湯吐出口16′から吐出される。
【0013】そして、冷却部Bにおいては、冷却コンプ
レッサー5から圧縮された高温高圧の冷媒が冷媒輸送管
6に送り出される。冷媒輸送管6内の圧縮された高温高
圧の冷媒は放熱コンデンサー7で液化し、ストレーナー
8、キヤピラリー9を経てエバポレーター10で気化膨
張して冷却タンク14を冷却し、冷媒輸送管6′を経
て、内側に冷却送りパイプ11が在り外側を冷媒が通る
2重管構造の補助クーラー13を通って内側の冷却送り
パイプ11内の沸騰水を補助冷却し、冷媒輸送管6″を
経て冷却コンプレッサー5に戻る。
【0014】冷却部Bにおいては、又、冷却送りポンプ
3によって、湯沸かし容器2内の沸騰水の一部が、冷却
送りパイプ11内を通って、プレクーラー12と補助ク
ーラー13とを経て、冷却タンク14に送られるが、こ
の冷却送りパイプ11内の沸騰水は、プレクーラー12
において空冷され、補助クーラー13において補助冷却
されて40〜50°C程度になって冷却タンク14に入
る。冷却タンク14の容量は約250CCで、この中に
入った40〜50°C程度の水は5〜6分で10°C以
下に冷却される。冷却した水は冷却タンク14内に貯水
され、必要なときに、冷却送りポンプ3を動作させ、沸
騰水を冷却送りして冷却タンク14に送り込むことによ
って、冷水吐出管15を経て冷水吐出口15′から吐出
される。
【0015】このようにして、湯沸かし部Aでは加熱し
て沸騰させて貯湯している沸騰水を必要に応じて単独に
吐出させて使用に供することができるし、冷却部Bでは
湯沸かし部Aでの沸騰水を冷却して貯水している冷却水
も必要に応じて単独に吐出させて使用に供することがで
きる。しかも、それらを同時に吐出させて混合すると沸
騰後の水であるが沸騰水よりも低い温度の湯が得られ
る。この場合、沸騰水汲み上げポンプ4によって、湯吐
出管16を経て湯吐出口16′から吐出される湯の量
と、前記のようにして、冷却送りポンプ3を動作させ、
沸騰水を冷却送りして冷却タンク14に送り込むことに
よって、冷水吐出管15を経て冷水吐出口15′から吐
出される冷水の量を調整することによって、これらを混
合して所望温度の湯を得ることができる。このような冷
水の吐出方式では、冷水を吐出した量の貯湯されている
沸騰水を同時に補給することになるので、沸騰水の補給
のための特別な制御や操作が不要となる。
【0016】そして、又、冷却フアン24の風量を大き
くしてプレクーラー12の効果を増大し、冷却コンプレ
ッサー5の容量と、補助クーラー13の構造と、冷却タ
ンク14の構造等を、冷却できる湯量が増大するように
設計すると、極めて短時間の冷却が可能になることは勿
論である。
【0017】本発明の貯湯容器の第2実施例を図4、図
5に基づいて説明する。
【0018】図4、図5において、第2実施例では、湯
沸かし部Aは、ヒーター1と、湯沸かし容器2と、沸騰
水汲み上げポンプ4′と、分岐弁20と、湯吐出管16
と、湯吐出口16′と、断熱材21と、蓋23と、湯沸
かし部水温センサー51と、湯吐出管16に設けられた
湯沸かし部水位センサー52(図示せず)とを有する。
冷却部Bは、沸騰水汲み上げポンプ4′と、冷却コンプ
レッサー5と、冷媒輸送管6、6″と、放熱コンデンサ
ー7と、ストレーナー8と、キヤピラリー9(図示せ
ず)と、エバポレーター10と、冷却送りパイプ11
と、冷却タンク14と、冷水吐出管15と、冷水吐出口
15′と、冷却用間隙17と、冷水出量調節コック18
と、水量窓19と、分岐弁20と、断熱材21と、冷却
用間隙17の間隙(約0.5mm程度であるが、間隙の
大小で冷水の温度が変わる。)を調節・設定する間隙調
整片25(取り付け・取り外し可能で、洗浄できる。)
と、蓋26と、冷却部水温センサー53と、冷却タンク
14に設けられた冷却部水位センサー54(図示せず)
とを有する。
【0019】図5の55は、操作・表示部(前記センサ
ーと共に後述する。)である。
【0020】次に、図4、図5に基づいて第2実施例の
動作を説明する。
【0021】図4、図5において、湯沸かし部Aにおい
ては、蓋23を開いて、湯沸かし容器2内に水を供給す
る。ヒーター1が湯沸かし容器2内の水を加熱して沸騰
させる。沸騰した水は湯沸かし容器2内に貯湯され、必
要なときに、沸騰水汲み上げポンプ4′によって、汲み
上げられ、分岐弁20によって、分割され、一方は、湯
吐出管16を経て湯吐出口16′から吐出され、他方
は、冷却タンク14に入る。この場合、分岐弁20の開
閉で、吐出する湯の量と、冷却タンク14に入る湯の量
を調節する。
【0022】そして、冷却部Bにおいては、冷却コンプ
レッサー5から圧縮された高温高圧の冷媒が冷媒輸送管
6に送り出される。冷媒輸送管6内の圧縮された高温高
圧の冷媒は放熱コンデンサー7で液化し、ストレーナー
8、キヤピラリー9(図示せず)を経てエバポレーター
10で気化膨張して冷却タンク14を冷却し、冷媒輸送
管6″を経て冷却コンプレッサー5に戻る。
【0023】冷却部Bにおいては、又、沸騰水汲み上げ
ポンプ4′によって、湯沸かし容器2内の沸騰水の一部
が、汲み上げられ、分岐弁20によって、分割され、一
方は、湯吐出管16を経て湯吐出口16′から吐出さ
れ、他方は、冷却タンク14に入る。冷却タンク14内
の水は、冷水出量調節コック18を開くことによって、
冷却用間隙17を通って冷却されて冷水となり、冷水吐
出管15を経て冷水吐出口15′から吐出される。この
場合、冷水出量調節コック18によって吐出される冷水
の量を調整すると共に冷水の温度も調整する。即ち、冷
水出量調節コック18を通って吐出される冷水の量が多
いと温度は上がり、量が少ないと温度は下がる。又、分
岐弁20を調節することによって、湯吐出管16を経て
湯吐出口16′から吐出される湯の量と、冷水吐出管1
5を経て冷水吐出口15′から吐出される冷水の量を調
節することによって、これらを混合して所望温度の湯を
得ることができる。
【0024】冷水の温度、冷水と湯との混合比やその温
度の設定は、ポンプの送り量の操作と弁の開閉操作等に
よって行うが、これらの操作は制御回路又は手動で行
う。
【0025】次に、これらの操作を制御回路で行う図3
と図5の操作・表示部55を図6に基づいて説明する。
【0026】図6は、操作・表示部55によって操作さ
れる制御部50を示す。制御部50は、湯沸かし制御部
A′と冷却制御部B′と弁制御ソレノイド56とを有す
る。
【0027】湯沸かし制御部A′は、湯沸かし部水温セ
ンサー51(図1、図4)と、湯沸かし部水位センサー
52(図7)と、メインヒーター1と、メインヒーター
・スイッチ62と、保温ヒーター1′と、沸騰水汲み上
げポンプ4と、湯吐出スイッチ58とを有する。
【0028】冷却制御部B′は、冷却部水温センサー5
3(図1、図4)と、冷却部水位センサー54(図1)
と、冷却送りポンプ3と、冷水吐出スイッチ57と、冷
却コンプレッサー5と、冷却コンプレッサー・スイッチ
59と、冷却フアン24と、冷却フアン・スイッチ60
とを有する。
【0029】弁制御ソレノイド56は弁開閉スイッチ6
2を有する。
【0030】次に、図6に基づいて操作・表示部55と
制御部50の動作を説明する。
【0031】湯沸かし部Aは、図6に示す操作・表示部
55と制御部50と湯沸かし制御部A′とによって制御
される。制御部50は、湯沸かし部水温センサー51に
よって湯沸かし容器2内の湯の温度を検出し、操作・表
示部55の指示に基づいて、メインヒーター1のメイン
ヒーター・スイッチ62を閉じて、湯沸かし容器2内の
湯を沸騰させる。又、保温ヒーター1′の通電量を制御
して、湯沸かし容器2内の湯の温度を指示温度に維持す
る。更に、沸騰水汲み上げポンプ4の湯吐出スイッチ5
8を開閉して、湯沸かし容器2内の湯を吐出させる。
【0032】又、冷却部Bは、操作・表示部55と制御
部50と冷却制御部B′とによって制御される。制御部
50は、冷却部水温センサー53によって冷却タンク1
4内の冷水の温度を検出し、操作・表示部55の指示に
基づいて、冷却コンプレッサー5の冷却コンプレッサー
・スイッチ59を開閉して、冷却タンク14内の冷水の
温度を指示温度に維持する。又、冷却コンプレッサー5
が動作する時には、冷却フアン24の冷却フアン・スイ
ッチ61を閉じ、冷却フアン24を動作させてプレクー
ラー12を機能させる。更に、冷却送りポンプ3の冷水
吐出スイッチ57を開閉して、冷却タンク14内へ送る
湯量を調節することによって、吐出する冷水の量を調節
する。更に、又、弁制御ソレノイド56の弁開閉スイッ
チ62を開閉して、湯又は/及び冷水の量を調整する開
閉弁や分岐弁の開閉を制御する。
【0033】上記の操作・表示部55と制御部50は、
種々の操作を制御できる。例えば、適温のぬるま湯を得
るには、吐出する湯と冷水の量をその適温に対して設定
された比率に調節する。これには、操作・表示部55の
温度指示によって、先ず、冷却送りポンプ3と沸騰水汲
み上げポンプ4との通電量がセットされ、ぬるま湯スイ
ッチをONすると、セットされた通電量に対応する冷水
と湯が吐出・混合されて適温の湯になって得られる。
【0034】上記の第1、第2実施例の操作は、次の各
種の分岐弁を使用することによって、手動または制御回
路によって行われる。
【0035】第1、第2実施例に使用する2ウエイタイ
プの水用電磁弁63を図8〜図11に基づいて説明す
る。
【0036】図8において、2ウエイタイプの水用電磁
弁63は、沸騰水汲み上げポンプ4からの湯の送り先
を、2つの弁制御ソレノイド56a、56bを2つの弁
開閉スイッチ61a、61bの操作によって開閉し、冷
却タンク14または湯吐出管16に切り換える。2ウエ
イタイプの水用電磁弁63の操作は手動または制御回路
によって行われる。
【0037】図9は、2ウエイタイプの水用電磁弁63
の内部回路の弁制御ソレノイド56a、56bと弁開閉
スイッチ61a、61bとを示す。図10は2ウエイタ
イプの水用電磁弁63の断面を示す。
【0038】図11は、2ウエイタイプの水用電磁弁6
3を使用した第1、第2実施例の斜視図で、弁開閉スイ
ッチ61aを押すと、湯が冷却タンク14に入り、冷却
タンク14からの冷水が、冷水吐出口15′から出てく
る。弁開閉スイッチ61bを押すと、湯が湯吐出口1
6′から出てくる。
【0039】第1、第2実施例に使用する分岐タイプの
水用手動弁20aを図12〜図14に基づいて説明す
る。
【0040】図12は分岐タイプの水用手動弁20aの
正面から見た断面図、図13は分岐タイプの水用手動弁
20aの側面から見た断面図である。ツマミ64を右に
回しきると、弁65が右にスライドして冷却タンク14
への開口を閉じ、ツマミ64を左に回しきると、弁65
が左にスライドして湯吐出管16への開口を閉じる。
【0041】ツマミ64を中間位置に置くと、一部は冷
却タンク14へ、残りは湯吐出管16へ送られる。従っ
て、ツマミ64を右に回しきると、最高温度の湯が出て
くる。
【0042】ツマミ64を左に回しきると、最低温度の
冷水が出てくる。ツマミ64を中間位置に置くと、湯と
冷水が同時に出てくる。
【0043】図14は、分岐タイプの水用手動弁20a
を使用した第1、第2実施例の斜視図で、ツマミ64を
回して所望の温度をセットする。弁65はこのセット温
度に対応した位置にあって、湯の量と冷水の量とを調整
し、この湯と冷水が混合されて、セットした温度の湯ま
たは冷水が、湯・冷水吐出口15′(16′)から出て
くる。
【0044】第1、第2実施例に使用する分岐タイプの
水用手動弁20bを図15〜図23に基づいて説明す
る。
【0045】図15は分岐タイプの水用手動弁20bの
一部断面斜視図である。分岐タイプの水用手動弁20b
には固定弁66と可動弁67とがある。図16〜図20
は固定弁66と可動弁67の構造と位置関係とを示し、
ツマミ64を回転することによって、図17〜図20に
示すように、固定弁66の中心対称位置にある弁孔6
6′と、可動弁67の中心対称位置から外れた位置にあ
る弁孔67′の連通状態が変わり、例えば、図17では
沸騰水汲み上げポンプ4′から来た湯は冷却タンク14
にのみ行き、図18では沸騰水汲み上げポンプ4′から
来た湯は湯吐出管16にのみ行き、図19では沸騰水汲
み上げポンプ4′から来た湯は分岐タイプの水用手動弁
20bで止まり、図20では沸騰水汲み上げポンプ4′
から来た湯は冷却タンク14と湯吐出管16とに分かれ
る。
【0046】図21は、分岐タイプの水用手動弁20b
を使用した第1、第2実施例の斜視図で、分岐タイプの
水用手動弁20bは沸騰水汲み上げポンプ4′に接続さ
れている。ツマミ64を回して所望の温度をセット(温
度目盛板は図示せず)する。
【0047】可動弁67はこのセット温度に対応した位
置にあって、冷却タンク14に行く湯の量と、湯吐出管
16に行く湯の量とが調節される。
【0048】図22は、図21に示す第1、第2実施例
の外観斜視図で、冷水は冷水吐出口15′から、湯は湯
吐出口16′から出てくる。
【0049】尚、分岐タイプの水用手動弁20bは、湯
と冷水の通過方向を逆にして、冷水吐出口15′、湯吐
出口16′の近傍に設けることもできる。図23は、こ
の場合の第1、第2実施例の外観斜視図で、冷水と湯が
混合されて湯吐出口15′(16′)からぬるま湯とな
って出てくる。
【0050】第1、第2実施例に使用する各種の冷水吐
出口15′と湯吐出口16′とを図24〜図33に基づ
いて説明する。
【0051】図24と図25とは、冷水吐出口15′と
湯吐出口16′とが隣接して並んでいる。隣接している
のは、冷水と湯とを、交互の吐出させたり、同時に吐出
させたりする場合に、カップをあまり動かさなくても良
い。
【0052】図26〜図30は、冷水吐出口15′と湯
吐出口16′とを隣接させて、その上を吐出口カバーで
覆ったものである。
【0053】図31と図32とは、冷水吐出口15′と
湯吐出口16′とを隣接させ、且つ、冷水と湯とが混合
するように角度を付けて配置したものである。
【0054】図33は、図23に示すものと同様に、冷
水と湯が混合されて湯吐出口15′(16′)からぬる
ま湯となって出てくる場合の斜視図である。
【0055】
【発明の効果】本発明の貯湯容器によれば、湯沸かし部
で内容液を加熱して沸騰させることができ、冷却部で湯
沸かし部で加熱された沸騰後の湯を冷却して貯水でき、
このような貯水と、湯沸かし容器の貯湯とを個別に吐出
する手段により個別に吐出し沸騰させた貯湯とこの沸騰
後の貯湯を冷却した貯水とを用途に応じて選択して使い
分けることができるとともに、貯水および貯湯の双方を
同時に吐出する手段により貯水と貯湯とを混合すること
により、貯水および貯湯ともに一旦沸騰したことによる
衛生的な状態を保ちながら、任意の温度にすることがで
き、各種の用途に対応でき便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例の外観斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の外観斜視図である。
【図6】本発明の第1、第2実施例の制御回路図であ
る。
【図7】本発明の第1、第2実施例の断面図である。
【図8】本発明の第1、第2実施例に使用する2ウエイ
タイプの水用電磁弁の斜視図である。
【図9】図8の内部回路図である。
【図10】図8の断面図である。
【図11】図8の2ウエイタイプの水用電磁弁を使用す
る本発明の第1、第2実施例の斜視図である。
【図12】本発明の第1、第2実施例に使用する分岐弁
の断面図である。
【図13】本発明の第1、第2実施例に使用する分岐弁
の断面図である。
【図14】図12、図13の分岐弁を使用する本発明の
第1、第2実施例の斜視図である。
【図15】本発明の第1、第2実施例に使用する分岐弁
の一部断面斜視図である。
【図16】図15の固定弁と可動弁の斜視図である。
【図17】図15の固定弁と可動弁の動作図である。
【図18】図15の固定弁と可動弁の動作図である。
【図19】図15の固定弁と可動弁の動作図である。
【図20】図15の固定弁と可動弁の動作図である。
【図21】図15の分岐弁を使用する本発明の第1、第
2実施例の構成を示す斜視図である。
【図22】図15の分岐弁を使用する本発明の第1、第
2実施例の外観斜視図である。
【図23】図15の分岐弁を使用する本発明の第1、第
2実施例の外観斜視図である。
【図24】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図25】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図26】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図27】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図28】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図29】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図30】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図31】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図32】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【図33】本発明の第1、第2実施例の冷水吐出口と湯
吐出口とを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
A 湯沸かし部 B 冷却部 A′ 湯沸かし制御部 B′ 冷却制御部 1 ヒーター 2 湯沸かし容器 3 冷却送りポンプ 4 湯沸かし汲み上げポンプ 4′ 湯沸かし汲み上げポンプ 5 冷却コンプレッサー 6、6′、6″ 冷媒輸送管 7 放電コンデンサー 8 ストレーナー 10 エバポレータ 11 冷却送りパイプ 12 プレクーラー 13 補助クーラー 14 冷却タンク 15 冷水吐出管 15′ 冷水吐出口 16 湯吐出管 16′ 湯吐出口 17 冷却用間隙 18 冷水出量調節コック 19 水量窓 20 分岐弁 21 断熱材 23 蓋 24 冷却フアン 25 間隙調整片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液を加熱して沸騰させ貯湯する湯沸
    かし部と、この湯沸かし部の貯湯を冷却して貯水する
    却部とが設けられ、湯沸かし部の貯湯と、冷却部の貯水
    とを個別に吐出する吐出路を有し、この個別に設けたそ
    れぞれの吐出路から個別に吐出する手段と、この個別に
    設けられたそれぞれの吐出路から同時に吐出する手段と
    を設けたことを特徴とする貯湯容器。
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JPS63132610A (ja) * 1986-11-25 1988-06-04 畑中 幹雄 乳児用ミルクの調合装置
JP2552529B2 (ja) * 1988-06-01 1996-11-13 三洋電機株式会社 電気湯沸器

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