JPS61161528A - 液体温度制御装置 - Google Patents
液体温度制御装置Info
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- JPS61161528A JPS61161528A JP60001413A JP141385A JPS61161528A JP S61161528 A JPS61161528 A JP S61161528A JP 60001413 A JP60001413 A JP 60001413A JP 141385 A JP141385 A JP 141385A JP S61161528 A JPS61161528 A JP S61161528A
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- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1919—Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the type of controller
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- Automation & Control Theory (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■発明の背景
(1)技術分野
本発明は熱媒体となる液体の液温を制御する液体温度制
御装置に関するものである。
御装置に関するものである。
(2)先行技術およびその問題点
従来、人工心肺回路内の熱交換器に任意の温度の液体を
供給し、間接的に血液温度を制御することを目的とする
熱媒体液体制御装置の主流は水冷却または冷凍機内蔵の
冷水槽とヒータ内蔵の温水槽の二種のタンクを有し、送
水回路の接続をいずれかに切換えることにより、冷却、
もしくは加熱を行うものであるが、冷水槽に昇温能力、
温水槽の降温能力がないため、温度設定の誤りや、再冷
却時、再冷却後の加温時などで必要以上に冷水温度が低
い場合、あるいは温水温度が高い場合でも冷水温度を高
くしたり温水温度を低くしたりすることができないとい
う点が問題である。また、一槽のタンクに冷却器とヒー
タを内蔵し、昇温、降温を任意の温度で自由に行うこと
が出来るものもあるが′、冷却から加温、加温から冷却
への切換に時間がかかるという欠点を有していた。゛■
0発゛明の目的 ′本発明は上記
先行技術の問題点を解決するためになされたもので、液
体の温度を任意に設定でき、すみやかに、また繰り返し
昇温、降温を行なうことができる液体温度制御装置を提
供することを目的とする。
供給し、間接的に血液温度を制御することを目的とする
熱媒体液体制御装置の主流は水冷却または冷凍機内蔵の
冷水槽とヒータ内蔵の温水槽の二種のタンクを有し、送
水回路の接続をいずれかに切換えることにより、冷却、
もしくは加熱を行うものであるが、冷水槽に昇温能力、
温水槽の降温能力がないため、温度設定の誤りや、再冷
却時、再冷却後の加温時などで必要以上に冷水温度が低
い場合、あるいは温水温度が高い場合でも冷水温度を高
くしたり温水温度を低くしたりすることができないとい
う点が問題である。また、一槽のタンクに冷却器とヒー
タを内蔵し、昇温、降温を任意の温度で自由に行うこと
が出来るものもあるが′、冷却から加温、加温から冷却
への切換に時間がかかるという欠点を有していた。゛■
0発゛明の目的 ′本発明は上記
先行技術の問題点を解決するためになされたもので、液
体の温度を任意に設定でき、すみやかに、また繰り返し
昇温、降温を行なうことができる液体温度制御装置を提
供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の液体温度制御装置は、゛
液体を冷却する水槽を有する冷却手段と、液体を加熱す
る水槽を有する加熱手段とを備え、冷却手段の水槽およ
び加熱手段の水槽は、七のいずれか一方が他方より大き
な液体収容容積を有し、他方の液体収容容積が小さな櫂
は槽に液体を供給する第1の液体供給手段と小さな槽よ
り液体を取り出して送出する第1の液体送出手段を具備
し、小さな槽から大きな櫂に液体を供給する第2の液体
供給手段を具備し、第1の液体′送出手段から送出され
る液体の温度を所知の温度とするよう第一2の液体供給
手段の液体の供給量を制御する制御手段を有する液体温
度制御装置により達成される。
液体を冷却する水槽を有する冷却手段と、液体を加熱す
る水槽を有する加熱手段とを備え、冷却手段の水槽およ
び加熱手段の水槽は、七のいずれか一方が他方より大き
な液体収容容積を有し、他方の液体収容容積が小さな櫂
は槽に液体を供給する第1の液体供給手段と小さな槽よ
り液体を取り出して送出する第1の液体送出手段を具備
し、小さな槽から大きな櫂に液体を供給する第2の液体
供給手段を具備し、第1の液体′送出手段から送出され
る液体の温度を所知の温度とするよう第一2の液体供給
手段の液体の供給量を制御する制御手段を有する液体温
度制御装置により達成される。
また、冷却手段の水槽の液体収容容積は加熱手段の水槽
の液体収容容積より大きく、第2の液体供給手段は加熱
手段の水槽より第1の液体送出手段で送出される液体の
温度を所定の温度とするよう加熱手段より冷却手段への
液体の供給量を制御する液体温度制御装置により達成さ
れる。
の液体収容容積より大きく、第2の液体供給手段は加熱
手段の水槽より第1の液体送出手段で送出される液体の
温度を所定の温度とするよう加熱手段より冷却手段への
液体の供給量を制御する液体温度制御装置により達成さ
れる。
また更に、加熱手段の水槽の液体収容容積は冷却手段の
水槽の液体収容容積より大きく、第2の液体供給手段は
冷却手段の水槽より第1の液体送出手段で送出される液
体の温度を所定の温度とするよう冷却手段より加熱手段
への液体の供給量を制御する液体温度制御装置により達
成される。
水槽の液体収容容積より大きく、第2の液体供給手段は
冷却手段の水槽より第1の液体送出手段で送出される液
体の温度を所定の温度とするよう冷却手段より加熱手段
への液体の供給量を制御する液体温度制御装置により達
成される。
また、加熱手段は発熱源を備え、冷却手段は吸熱源を備
え、発熱源及び吸熱源の能力を制御手段で制御する液体
温度制御装置により達成される。
え、発熱源及び吸熱源の能力を制御手段で制御する液体
温度制御装置により達成される。
また、冷却手段の水槽と加熱手段の水槽の液体収容容積
の比は2〜6である液体温度制御装置により達成される
。
の比は2〜6である液体温度制御装置により達成される
。
■9発明の詳細な説明
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る一実施例の構成図であり、図中1
00は本実施例の液体温度制御装置であり、200は人
工心肺回路内に設けられた熱交換器であり、両者間は送
液パイプ133、吸液パイプ134により接続されてい
る。液体温度制御l装置lOO内において、lotは本
実施例全体の制御を司どる制御装置であり、制御装置1
01には送液温度設定部101 a、冷却水槽温度設冗
部101bがあり、それぞれ加熱手段の水槽110及び
冷却手段の水W!1120内の液温を任意に設定するこ
とができる。102は熱交換器200に所定温度の液体
を送るための送液ポンプ、110は加熱手段の水槽であ
り、内部に送液温度検出センサ(以下SNと称す)11
1及び加熱ヒータ(l Kw、 0.5Kw各1木内蔵
)112が配設さ゛れている。また120は冷却手段の
水槽であり、内部に冷水温度横用センナ(以下Scと称
す)121及び冷凍[1122よりの吸熱用蒸発コイル
122aが配設されている。また122は冷凍機であり
、150は第2のポンプP2151の停止時に冷却水槽
120より加温水槽110への冷水の逆流を防ぐ逆止弁
(又は電磁弁)VR1151は第2のポンプP2である
。
00は本実施例の液体温度制御装置であり、200は人
工心肺回路内に設けられた熱交換器であり、両者間は送
液パイプ133、吸液パイプ134により接続されてい
る。液体温度制御l装置lOO内において、lotは本
実施例全体の制御を司どる制御装置であり、制御装置1
01には送液温度設定部101 a、冷却水槽温度設冗
部101bがあり、それぞれ加熱手段の水槽110及び
冷却手段の水W!1120内の液温を任意に設定するこ
とができる。102は熱交換器200に所定温度の液体
を送るための送液ポンプ、110は加熱手段の水槽であ
り、内部に送液温度検出センサ(以下SNと称す)11
1及び加熱ヒータ(l Kw、 0.5Kw各1木内蔵
)112が配設さ゛れている。また120は冷却手段の
水槽であり、内部に冷水温度横用センナ(以下Scと称
す)121及び冷凍[1122よりの吸熱用蒸発コイル
122aが配設されている。また122は冷凍機であり
、150は第2のポンプP2151の停止時に冷却水槽
120より加温水槽110への冷水の逆流を防ぐ逆止弁
(又は電磁弁)VR1151は第2のポンプP2である
。
上記構成において加温水槽llOは内容積約25Lであ
り、加温水Il!1llOと一枚の隔壁をもって隔てら
れる冷却水槽120は内容積約8!Lであり、また冷凍
機122は称呼出力soowの密閉型小型冷ylaであ
る。
り、加温水Il!1llOと一枚の隔壁をもって隔てら
れる冷却水槽120は内容積約8!Lであり、また冷凍
機122は称呼出力soowの密閉型小型冷ylaであ
る。
第1の液体送出手段を構成する送液ポンプ102の吸込
口は加温水槽110にm続されており。
口は加温水槽110にm続されており。
送液ポンプ102より送液パイプ133を介して熱交換
器200に送られた液体は第1の液体供給手段を構成す
る吸液パイプ134より本実施例装置に変換され、この
吸液パイプ134は加温水槽110に戻されており、こ
れにより液体は再びこの加温水槽110に戻されている
。
器200に送られた液体は第1の液体供給手段を構成す
る吸液パイプ134より本実施例装置に変換され、この
吸液パイプ134は加温水槽110に戻されており、こ
れにより液体は再びこの加温水槽110に戻されている
。
そして加温水槽110と冷却水槽120間は両槽間に設
けられた第2の液体送出手段を構成する第2のポンプP
2151及びその第2のポンプP2151停と時に冷却
水槽120より加温水槽110への冷水の逆流を防ぐ逆
止弁(又は電磁弁)Vi150を介して接続されている
。
けられた第2の液体送出手段を構成する第2のポンプP
2151及びその第2のポンプP2151停と時に冷却
水槽120より加温水槽110への冷水の逆流を防ぐ逆
止弁(又は電磁弁)Vi150を介して接続されている
。
冷却水槽120は所定量(実施例ではafL)の液体を
常時収容しており、第2のポンプP2151より加温槽
110よりの液体の供給を受けると、除剰の液体は冷却
水槽から加熱水槽へのみ液体流通可能とする連結手段の
隔壁を越えて加温水槽に流入(オーバーフロー)するよ
う連結されている。
常時収容しており、第2のポンプP2151より加温槽
110よりの液体の供給を受けると、除剰の液体は冷却
水槽から加熱水槽へのみ液体流通可能とする連結手段の
隔壁を越えて加温水槽に流入(オーバーフロー)するよ
う連結されている。
制御装置lotによる温度調節制御を第2図のフローチ
ャートを参照して以下に説明する。
ャートを参照して以下に説明する。
まず、siで加温水槽110内のS、 111より送液
温度Tsを読込み、続<S2でこの送液温度Tsと制御
装置lot内の送液温度設定つまみVOR(101&)
によって与えられる目標温度Ts′とを比較し、送液温
度Tsが設定温度Ts’より1℃以上高いか否かを調べ
、1℃以上高くない場合にはS3に進み、逆止弁VR1
50を閉じ、続<34で第2のポンプP2151を停止
させる。このため液体は加温水槽110より→送液ポン
プ102→送液パイプ133→熱交換器200→送液パ
イプ134→加温水槽110といラー巡回路のみを形成
することになる。
温度Tsを読込み、続<S2でこの送液温度Tsと制御
装置lot内の送液温度設定つまみVOR(101&)
によって与えられる目標温度Ts′とを比較し、送液温
度Tsが設定温度Ts’より1℃以上高いか否かを調べ
、1℃以上高くない場合にはS3に進み、逆止弁VR1
50を閉じ、続<34で第2のポンプP2151を停止
させる。このため液体は加温水槽110より→送液ポン
プ102→送液パイプ133→熱交換器200→送液パ
イプ134→加温水槽110といラー巡回路のみを形成
することになる。
そして続<35にて、送液温度Tsが設定温度Ts’よ
り 0.2℃以上低いか否かを調べ、0.2℃以上低い
場合にはS6でヒータ112を比例帯幅0.2℃周期約
3秒の時間分割比例制御を行なわせる。S5で0.2℃
以上低くない場合にはS7に進み、ヒータl12をオフ
する。
り 0.2℃以上低いか否かを調べ、0.2℃以上低い
場合にはS6でヒータ112を比例帯幅0.2℃周期約
3秒の時間分割比例制御を行なわせる。S5で0.2℃
以上低くない場合にはS7に進み、ヒータl12をオフ
する。
以上の制御により加温水槽110内の液温Tsを設定温
度Ts”の±0.2℃以内に安定させることができる。
度Ts”の±0.2℃以内に安定させることができる。
そして36.S7共にS12に進む。
上述のS2で送液温度Tsが設定温度Ts’より1℃以
上高い場合には510に進み、逆止弁Vi150を開き
、続<Stiで第2のポンプP2151を駆動する。こ
のため液体は加温水槽110より→送液ポンプ102→
送液パイプ133→熱−交換器200→送液パイプ13
4→加温水槽110という一巡回路を形成すると共に。
上高い場合には510に進み、逆止弁Vi150を開き
、続<Stiで第2のポンプP2151を駆動する。こ
のため液体は加温水槽110より→送液ポンプ102→
送液パイプ133→熱−交換器200→送液パイプ13
4→加温水槽110という一巡回路を形成すると共に。
加温水槽110→逆止弁VR150→第2のポンプP2
151→冷却水槽120→(オーバーフロー)→加温水
槽110に戻るという温水と冷水の混合を行なう一巡回
路が形成される。このため、加温水槽110内の液温は
低下する。モして311より前述の37に進む。
151→冷却水槽120→(オーバーフロー)→加温水
槽110に戻るという温水と冷水の混合を行なう一巡回
路が形成される。このため、加温水槽110内の液温は
低下する。モして311より前述の37に進む。
S6又はS7より512に進むと、制御装置lotは冷
却水槽120内の5c121より冷却水槽温度Tcを読
込み、続く513で読込んだ冷却水槽温度Tcと制御装
m1ooの冷却水槽液温設定つまみVOc (1o t
b)にて設定された設定温度Tc′とを比較し、Tc
>Tc ′の場合にはS14で冷凍機122をオンし、
Tc>Tc ’でない場合には315に進み、冷凍機1
22をオフする。これらの制御によりヒステリシス約0
.2℃の範囲で冷凍機122をオン/オフ制御すること
になる。尚、発熱源、および給熱源の制御はオン/オフ
に限られず、インバータ等による電力制御等での能力制
御でもよい。
却水槽120内の5c121より冷却水槽温度Tcを読
込み、続く513で読込んだ冷却水槽温度Tcと制御装
m1ooの冷却水槽液温設定つまみVOc (1o t
b)にて設定された設定温度Tc′とを比較し、Tc
>Tc ′の場合にはS14で冷凍機122をオンし、
Tc>Tc ’でない場合には315に進み、冷凍機1
22をオフする。これらの制御によりヒステリシス約0
.2℃の範囲で冷凍機122をオン/オフ制御すること
になる。尚、発熱源、および給熱源の制御はオン/オフ
に限られず、インバータ等による電力制御等での能力制
御でもよい。
そして514又は315の処理終了後再び31に戻り、
温度制御を続行1する。
温度制御を続行1する。
以上のような制御システムにおいて、冷水温度をあらか
じめ予想し得る必要最低水温より、やや低めに維持して
おくことにより任意かつ迅速な送液温度の制御が実現で
きるのは明白である。即ち、加温時は従来の一槽式の場
合、内蔵する冷却コイル等の物理的大きさ等による制限
のため、通常水の全体積は109.程度となるのに対し
、本芙施例では加温の対象となる水は2文となり、同じ
容量のヒータを用いれば5倍の速度で加温することがで
きる。2fLの水のみの加温速度はtsoowのヒータ
を用いると約1O17℃/分となり、5℃から40℃ま
で加温するのに要する時間は約3分20秒である。また
、冷却時は目標送水温度よりも冷却水槽内の冷水温度が
十分低く保たれていれば、必要量だけ第2のポンプP2
151を駆動し、冷水と温水とを混合することによって
即座に目標送水温度に達することになる。
じめ予想し得る必要最低水温より、やや低めに維持して
おくことにより任意かつ迅速な送液温度の制御が実現で
きるのは明白である。即ち、加温時は従来の一槽式の場
合、内蔵する冷却コイル等の物理的大きさ等による制限
のため、通常水の全体積は109.程度となるのに対し
、本芙施例では加温の対象となる水は2文となり、同じ
容量のヒータを用いれば5倍の速度で加温することがで
きる。2fLの水のみの加温速度はtsoowのヒータ
を用いると約1O17℃/分となり、5℃から40℃ま
で加温するのに要する時間は約3分20秒である。また
、冷却時は目標送水温度よりも冷却水槽内の冷水温度が
十分低く保たれていれば、必要量だけ第2のポンプP2
151を駆動し、冷水と温水とを混合することによって
即座に目標送水温度に達することになる。
表1は加温水槽容積2!L、温水温度40℃の時の雨水
槽の混合のみで到達し得る最低到達源を表中の各冷却水
槽容積と冷水温度に対して示したものである。
槽の混合のみで到達し得る最低到達源を表中の各冷却水
槽容積と冷水温度に対して示したものである。
以上の説明より容易にわかるように、本実施例の25L
の加温水槽110.8文の冷却水槽120の場合は冷水
温度を15℃に保つならば40℃の降温からでも45秒
以内に20℃まで送水温度を下げることができる。これ
に対し、従来の一槽式の場合、冷凍機の能力を1100
Kcal/ hrとすると10fLの水を40℃から2
0℃まで降温するのに要する時間は約11分である。
の加温水槽110.8文の冷却水槽120の場合は冷水
温度を15℃に保つならば40℃の降温からでも45秒
以内に20℃まで送水温度を下げることができる。これ
に対し、従来の一槽式の場合、冷凍機の能力を1100
Kcal/ hrとすると10fLの水を40℃から2
0℃まで降温するのに要する時間は約11分である。
本実施例における実験結果の一例を第3図に示す。
表1
冷却水槽 2 4 6 8 10 12容a
IIJ 冷水温度[”CJ 第3図に示したように本実施例によれば任意かつ迅速な
送液温度制御が実現される。(なお、この実験は熱交換
器200の血液側は無負荷状態となっている。) 上記実験結果においても明らかなように、本実施例にお
いては加温水槽のみを液体が循環する時、液体の送液回
路中での圧力損失に起因する発熱や、周囲からの吸熱に
よる水温上昇が無視できない程大きくなる場合がある。
IIJ 冷水温度[”CJ 第3図に示したように本実施例によれば任意かつ迅速な
送液温度制御が実現される。(なお、この実験は熱交換
器200の血液側は無負荷状態となっている。) 上記実験結果においても明らかなように、本実施例にお
いては加温水槽のみを液体が循環する時、液体の送液回
路中での圧力損失に起因する発熱や、周囲からの吸熱に
よる水温上昇が無視できない程大きくなる場合がある。
この場合にも混合切換点Ts+l″Cの所で冷水の混入
と停止を繰り返す準安定状態となり、±1℃程度の温度
変動を生じるが、この程度の温度変動は実用上全く問題
がない。
と停止を繰り返す準安定状態となり、±1℃程度の温度
変動を生じるが、この程度の温度変動は実用上全く問題
がない。
また、TsがTs′のごく近傍であるとき、例えば(T
s ’−1)<Ts((Ts ′+1)(F)範囲内の
ときには、第2のポンプP2151をごく低速で回転さ
せたり、またVR150として流量制御弁を用い、「全
開」、「数10cc/分程度の部分開放」、「完全閉鎖
」の3段階制御を行なう等の機構を用いることにより、
上記と全く同様の制御でさらに精密な温度制御が実現す
ることは明らかである。 、 尚、前述の実施例は冷却水槽が加熱水槽より大きな液体
収容容積で、加熱水槽に送液手段を備えたものについて
説明したが、加熱水槽を冷却水槽より大きな収容容積と
し、冷却水槽に送液ポンプ102を接続し、冷却水槽の
液体をVR150、第2のポンプP2151を経て加熱
水槽に送液し、雨水槽の液体を混合させることも本発明
の範囲に含まれ、かつ十分有効である。
s ’−1)<Ts((Ts ′+1)(F)範囲内の
ときには、第2のポンプP2151をごく低速で回転さ
せたり、またVR150として流量制御弁を用い、「全
開」、「数10cc/分程度の部分開放」、「完全閉鎖
」の3段階制御を行なう等の機構を用いることにより、
上記と全く同様の制御でさらに精密な温度制御が実現す
ることは明らかである。 、 尚、前述の実施例は冷却水槽が加熱水槽より大きな液体
収容容積で、加熱水槽に送液手段を備えたものについて
説明したが、加熱水槽を冷却水槽より大きな収容容積と
し、冷却水槽に送液ポンプ102を接続し、冷却水槽の
液体をVR150、第2のポンプP2151を経て加熱
水槽に送液し、雨水槽の液体を混合させることも本発明
の範囲に含まれ、かつ十分有効である。
冷却水槽に組込まれる冷却装置については、アンモニア
、フロンガス等の冷媒を使用したコンブレッサ式冷凍サ
イクルによるものが一般的であるが、電子冷却装置も十
分使用可能である。
、フロンガス等の冷媒を使用したコンブレッサ式冷凍サ
イクルによるものが一般的であるが、電子冷却装置も十
分使用可能である。
尚、加熱手段、冷却手段の櫂を水槽と称したが1本発明
の液体は水に限定されるものでなく、公知の液状熱媒体
であれば本発明の技術範囲に含まれる。
の液体は水に限定されるものでなく、公知の液状熱媒体
であれば本発明の技術範囲に含まれる。
■9発明の具体的効果
以上説明した様に本発明によれば、液体を冷却する水槽
を有する冷却手段と、液体を加熱する水槽を有する加熱
手段とを備え、前記冷却手段の水槽および加熱手段の水
槽は、そのいずれか一方が他方より大きな液体収容容積
を有し、該他方の液体収容容積が小さな楢は核種に液体
を供給する第1の液体供給手段と鎖車さな槽より液体を
取り出して送出する第1の液体°送出手段を具備し、前
記小さな槽から前記大きな櫂に液体を供給する第2の液
体供給手段を具備し、前記第1の液体送出手段から送出
される液体の温度を所定の温度とするよう前記!@2の
液体供給手段の液体の供給量を制御することにより、迅
速に、かつ繰り返し液体温度を任意の温度に制御するこ
とができる。
を有する冷却手段と、液体を加熱する水槽を有する加熱
手段とを備え、前記冷却手段の水槽および加熱手段の水
槽は、そのいずれか一方が他方より大きな液体収容容積
を有し、該他方の液体収容容積が小さな楢は核種に液体
を供給する第1の液体供給手段と鎖車さな槽より液体を
取り出して送出する第1の液体°送出手段を具備し、前
記小さな槽から前記大きな櫂に液体を供給する第2の液
体供給手段を具備し、前記第1の液体送出手段から送出
される液体の温度を所定の温度とするよう前記!@2の
液体供給手段の液体の供給量を制御することにより、迅
速に、かつ繰り返し液体温度を任意の温度に制御するこ
とができる。
また、本発明の好適な実施例に従えば、加熱手段の水槽
の容量を冷却手段の水槽よりも大きくすることにより、
効率のよい液体温度制御が行なえる。
の容量を冷却手段の水槽よりも大きくすることにより、
効率のよい液体温度制御が行なえる。
さらに1本発明の好適な実施例に従えば、冷却手段の水
槽の容量を発熱手段の水槽の容量より大きくすることに
より、効率のよい液体温度制御が行なえる。
槽の容量を発熱手段の水槽の容量より大きくすることに
より、効率のよい液体温度制御が行なえる。
また加熱手段の水槽を発熱源を備えた液槽とし、冷却手
段の水槽を吸熱手段を備えた液槽として発熱手段及び吸
熱手段のオン/オフ等による能力制御を行なうことによ
り小型でかつ効率のよい液体温度制御装置を提供するこ
とがでSる。 ′またさらに本発明の他の好適な実施
例に従えば、大きな櫂の容積を小さな櫂の容積の2〜6
倍とすることにより、液体温度の上昇制御及び下降制御
を極めて迅速に、かつ効率よく行なう゛ことができる。
段の水槽を吸熱手段を備えた液槽として発熱手段及び吸
熱手段のオン/オフ等による能力制御を行なうことによ
り小型でかつ効率のよい液体温度制御装置を提供するこ
とがでSる。 ′またさらに本発明の他の好適な実施
例に従えば、大きな櫂の容積を小さな櫂の容積の2〜6
倍とすることにより、液体温度の上昇制御及び下降制御
を極めて迅速に、かつ効率よく行なう゛ことができる。
′
第1図は本発明に係る一実施例の構成図、第2図は本実
施例の温度制御フローチャート、第3図は本実施例にお
ける温度制御実験結果を示す図である。 □図において、100・・・液体温度制御装置、101
・・・制m装置、101a・・・送液温度設定部、10
1b・・・冷却水槽液温設定部、102・・・送液ポン
プ、110・・・加温水槽、120・・・冷却水槽1.
122・・・冷凍機、150・・・逆止弁、151・・
・ポンプ、200・・・熱交換器である。
施例の温度制御フローチャート、第3図は本実施例にお
ける温度制御実験結果を示す図である。 □図において、100・・・液体温度制御装置、101
・・・制m装置、101a・・・送液温度設定部、10
1b・・・冷却水槽液温設定部、102・・・送液ポン
プ、110・・・加温水槽、120・・・冷却水槽1.
122・・・冷凍機、150・・・逆止弁、151・・
・ポンプ、200・・・熱交換器である。
Claims (5)
- (1)液体を冷却する水槽を有する冷却手段と、液体を
加熱する水槽を有する加熱手段とを備え、前記冷却手段
の水槽および加熱手段の水槽は、そのいずれか一方が他
方より大きな液体収容容積を有し、該他方の液体収容容
積が小さな槽は該槽に液体を供給する第1の液体供給手
段と該小さな槽より液体を取り出して送出する第1の液
体送出手段を具備し、前記小さな槽から前記大きな槽に
液体を供給する第2の液体供給手段を具備し、前記第1
の液体送出手段から送出される液体の温度を所定の温度
とするよう前記第2の液体供給手段の液体の供給量を制
御する制御手段を有することを特徴とする液体温度制御
装置。 - (2)冷却手段の水槽の液体収容容積は加熱手段の水槽
の液体収容容積より大きく、第2の液体供給手段は加熱
手段の水槽より第1の液体送出手段で送出される液体の
温度を所定の温度とするよう前記加熱手段より前記冷却
手段への液体の供給量を制御することを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の液体温度制御装置。 - (3)加熱手段の水槽の液体収容容積は冷却手段の水槽
の液体収容容積より大きく、第2の液体供給手段は冷却
手段の水槽より第1の液体送出手段で送出される液体の
温度を所定の温度とするよう前記冷却手段より前記加熱
手段への液体の供給量を制御することを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の液体温度制御装置。 - (4)加熱手段は発熱源を備え、冷却手段は吸熱源を備
え、前記発熱源及び吸熱源の能力を前記制御手段で制御
することを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3
項のいずれかに記載の液体温度制御装置。 - (5)冷却手段の水槽と加熱手段の水槽の液体収容容積
の比は2〜6であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項〜第4項のいずれかに記載の液体温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60001413A JPH0614297B2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 液体温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60001413A JPH0614297B2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 液体温度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161528A true JPS61161528A (ja) | 1986-07-22 |
JPH0614297B2 JPH0614297B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=11500796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60001413A Expired - Lifetime JPH0614297B2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 液体温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614297B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6000458A (en) * | 1997-07-14 | 1999-12-14 | Smc Corporation | Isothermal-liquid circulating apparatus with modular units |
JP2011226659A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Espec Corp | 冷却装置およびこれを備えた環境試験装置 |
JP2011226658A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Espec Corp | 冷却装置およびこれを備えた環境試験装置 |
CN106839490A (zh) * | 2017-02-20 | 2017-06-13 | 中国科学院理化技术研究所 | 超流转变固定点装置 |
JP2022523444A (ja) * | 2019-03-11 | 2022-04-22 | レスシテック ゲーエムベーハー | 熱交換装置用冷却装置 |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP60001413A patent/JPH0614297B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6000458A (en) * | 1997-07-14 | 1999-12-14 | Smc Corporation | Isothermal-liquid circulating apparatus with modular units |
JP2011226659A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Espec Corp | 冷却装置およびこれを備えた環境試験装置 |
JP2011226658A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Espec Corp | 冷却装置およびこれを備えた環境試験装置 |
CN106839490A (zh) * | 2017-02-20 | 2017-06-13 | 中国科学院理化技术研究所 | 超流转变固定点装置 |
CN106839490B (zh) * | 2017-02-20 | 2018-12-28 | 中国科学院理化技术研究所 | 超流转变固定点装置 |
JP2022523444A (ja) * | 2019-03-11 | 2022-04-22 | レスシテック ゲーエムベーハー | 熱交換装置用冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614297B2 (ja) | 1994-02-23 |
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